理解主義と小学校学習指導要領2(共感理解型社会科と小学校学習指導要領)
Summary
TLDRこのビデオスクリプトでは、日本の教育における中小学校的先生たちの教育方針の相違点について議論しています。小学校では、態度形成を重視した全人教育が推奨され、児童の生活や問題解決能力の育成が目指されています。一方、中学校では科学的な社会認識を形成することが重点で、態度形成は科学的分析から遠ざけられています。この対立は文化の違いや教育者のバックグラウンドに起因すると指摘され、教育の断絶感や小中間の接続の欠如が日本の教育現場で問題視されています。
Takeaways
- 🏫 小学校の先生は、社会科教育において道徳教育との分離を重視し、科学的な社会認識を目指している傾向があります。
- 👩🏫 中学校・高校の先生は、社会科教育において科学的な社会認識を重視する一方で、態度形成にも関与すべきだとの意見も多く、道徳教育との分離を否定しています。
- 🌟 小学校から中学校への移行において、教育のスタイルや考え方の大きな変化があるため、子どもたちがパニックに陥ることがあると指摘しています。
- 📚 小学校では、学級経営や態度形成が教育の重要な部分として重視されており、社会科教育は全人教育の一环として位置付けられています。
- 🧐 中学校・高校では、社会科教育においては科学的な思考や認識を重視する一方、態度形成については学問的思考から離れているとされています。
- 🤔 小学校と中学校・高校の教育者間で、態度形成と科学的な社会認識の重視度に大きな違いがあることが示唆されています。
- 🏢 小学校の教育は、社会科教育を通じて問題解決や態度形成に力を入れており、これは全人教育の目標と密接に関連しています。
- 🔍 高校の先生は学問的な影響を受け、社会科教育においては科学的な社会認識の形成を重視する傾向があります。
- 📈 昭和30年代以降の社会科教育では、系統主義的な教育方法が主流になり、計画性や全国一貫の教育内容の整序が目指されました。
- 🛑 小学校の先生は、社会科教育においては態度形成を直接的教育内容とせず、子供たちに自然に学ぶ機会を提供する教育スタイルを好む傾向があります。
- 🔄 小学校と中学校・高校の教育者間の教育思想の違いは、教育の現場で継続的に問題視されており、小中一贯の教育の重要性が強調されています。
Q & A
日本の教育において、小学校と中学校における社会科教育の違いは何ですか?
-日本の小学校では社会科教育が全人教育を目指しており、態度形成が重視されていますが、中学校では科学的な社会認識を重視する傾向があります。これは教員のバックグラウンドや教育哲学の違いによるものです。
小学校の先生たちはなぜ、態度形成に重点を置いていますか?
-小学校の先生たちは、学級経営や生活指導を通じて態度形成を重視しており、子供たちに社会科を通じて道徳的価値観を教えることを目指しています。
中学校の社会科教育はなぜ科学的な認識を重視するようになったのですか?
-中学校の社会科教育は、科学的な社会認識を重視することで、生徒たちに客観的かつ分析的な視点を育て、社会を変える力のある人材を育成することを目的としています。
日本の教育において、小学校と中学校の教育スタイルの違いはどのように生徒に影響を与えるのでしょうか?
-小学校と中学校の教育スタイルの違いは、生徒が学級から学校生活に慣れるプロセスに影響を与える可能性があります。小学校での体験型学習から中学校での科学的な思考への移行がスムーズに行われると、生徒の混乱を減らすことができます。
日本の教育における「全人教育」とはどのような教育でしょうか?
-「全人教育」とは、学問的な知識だけでなく、道徳的、精神的、身体的な発展も目指す教育です。日本の小学校では、このような教育理念が教育の中心に位置しており、様々な教科を通じて生徒の全面的発展を促進しています。
日本の小学校教育における「学級経営」とは何を意味しますか?
-「学級経営」とは、小学校教育において、教師が学級全体を組織的に運営し、生徒たちの集団生活を管理することを指します。これは態度形成や規律の教えに寄与しています。
日本の教育において、科学的な社会認識とはどのようなものですか?
-科学的な社会認識とは、社会現象を客観的に分析し、理論的に捉える能力です。これは社会科教育を通じて、生徒に批判的思考や論理的思考を教えることを目的としています。
日本の教育における「態度形成」とはどのようなプロセスですか?
-「態度形成」とは、生徒が社会科教育を通じて、道徳的価値観や社会規範を学び、適切な行動パターンを身につけるプロセスです。これは人格形成の重要な一面であり、小学校教育において特に重視されています。
日本の教育における「社会科の諸子」とはどのような組織ですか?
-「社会科の諸子」とは、日本の社会科教育を支援する民間研究団体です。彼らは昭和30年代以降の社会科教育に大きな影響を与え、問題解決学習を推進してきました。
日本の教育における「シチズンシップ教育」とはどのような教育ですか?
-「シチズンシップ教育」とは、生徒が市民として社会に貢献する能力を育む教育です。これは高校教育において、科学的な社会認識と態度形成の両方を重視しながら行われます。
日本の教育において、小学校と中学校の教育の繋がりがどのように問題になっているのですか?
-日本の教育では、小学校と中学校の教育の繋がりが問題になっています。これは、教育スタイルや教育哲学の違いによるもので、生徒が小学校から中学校に移行する際に混乱を経験することがあります。
Outlines
📚 教育における道徳と科学認識の対立
第1段落では、教育における道徳教育と科学的な社会認識の対立が説明されています。中学校・高校の社会科教師の中には、道徳教育と科学的な社会認識を原則的に区別すべきだと考えている人が多く存在すると述べています。しかし、小学校の先生たちは、社会科を通じて態度形成を重視し、全人教育を目指しているとされています。これは文化の違いによるものと推測されており、小学校では学級経営や態度形成が教育の重要な部分とされています。
📚 昭和20年代と30年代における教育の変化
第2段落では、昭和20年代と30年代に教育における考え方の変化が語られています。昭和20年代には問題解決学習が重点を置かれていた一方で、昭和30年代には系統主義が教育の主流となりました。この変化はアメリカの影響によるとされ、社会科教育においても昭和30年以降は社会科学の強化が行われました。また、小学校では社会科の諸子趣旨を貫く会が強い影響力を持っており、旧帝大などの大学でも伝統的な考え方が教育に与える影響が強調されています。
📚 小学校と中高における教育の対立
第3段落では、小学校と中高における教育の対立が議論されています。中高では科学的なマインドが重視されており、態度形成は排除されるべきだと考えている先生が多く見受けられます。これに対して、小学校では態度形成を重視し、体験型の学習を通じて教育を行っているとされています。また、教育者間の学問的背景の違いもその対立に寄与していると分析されています。
📚 教育思想の違いとその影響
第4段落では、教育思想の違いとそれが教育に与える影響が解説されています。小学校ではジョン・デューの影響下で体験型学習が重視されており、一方で中高ではカントやポパーの科学的な社会認識の形成が求められています。この思想の違いは教育者間の対立を生み出し、教育の現場でさまざまな問題が生じていると指摘されています。また、教育の現場での実際的な問題として、小学校から中学校への移行における教育の断絶があげられています。
Mindmap
Keywords
💡社会科
💡態度形成
💡全人教育
💡科学的认识
💡学級経営
💡ドリル学習
💡自由な発想
💡実証主義
💡系統主義
💡プラグマティズム
Highlights
伝統的に道徳教育と社会科教育は原則的に区別されるべきとの意見が重視される。
科学的な社会認識と態度形成の重要性が議論されている。
小学校の先生は社会科教育を全人教育の一环として捉え、態度形成を重視している。
中学校・高校の先生は科学的な社会認識を重視し、態度形成との関係を慎重に扱う傾向がある。
小学校教師は学級経営や態度形成を教育の手段として重視している。
社会科教育は全人教育を目指しており、道徳的態度と教育の分離は難しいとされている。
学力の低い地域の学校では、ドリル学習や集中力を高める方法が好まれる。
体育や生活指導などが態度形成の手段として利用されている。
社会科教育は昭和20年代と30年代で性格が変わり、アメリカの影響を受けた。
社会科の諸子は昭和30年以降の社会科教育に混乱と賛否両論を引き起こした。
昭和30年代の教育論は系統主義的で、計画性を重視し始めた。
高校の先生は学問的な思考を重視し、態度形成との距離をとることを好む。
戦前の教育は態度形成に重点を置いていたが、戦後には学問と教育の分離が求められた。
実証主義が教育に影響を与え、科学的な社会認識形成を重視する動きがあった。
高校教育ではシチズンシップ教育や主権者教育の概念が態度形成に寄与している。
教育の断絶感が小学生から中学生への移行で問題となっている。
小中一贯の教育の動きが近年見られる、教育の繋がりや接続が問題となっている。
Transcripts
[音楽]
まあそもそもこういったまあその
背景として一般論として次のような対立
構造が
伝統的にあります
例えば例えば中学校高校のね社会系教科の
教師というのは
社会科地歴化公民課も含むんですけどこれ
は道徳教育じゃありませんよと
両者は原則区別されるべきじゃないかと
重視されるべきは科学的な社会認識である
と
態度形成に極力関わるべきじゃありませ
んっていうまあこういう意見を持つ人が今
も昔も非常に多いなあというところですが
小学校の先生ってあんまりこういう意見は
多くないんですねむしろ
社会科は昔から全人教育を目指しています
よと社会科に限らず教育全般が基本的には
全人教育を目指しているとで
当然そうなってくると
強化
社会科とか理科とかと道徳がつまり大変な
態度っていうのを分離するのはおかしいし
無理でしょできるわけないじゃないですか
と
認識至上主義はおかしいわっていうまあ
そういう意見を
基本的には持つ方が多いわけですね
じゃあ小学校の先生と中学校の先生とでは
態度と認識についての考え方が違うんです
ねまあそういうことになりますで
それはおそらくある一つはやっぱり文化の
違いってのがあるのかなと思うんですね
特に小学校の教員っていうのは全教科を
教えるんですねそして
実際に想像していただくと分かると思うん
ですけども小学校1年生ぐらいの子供って
いうのは教科を教えるよりまず先にまず
座らせるとか
決まったことをやってもらうとかいう
ところから始めないと
授業にならないのでどうしても学級経営
っていうのが先行されていきますもっと
言うなら学級経営の延長線上に強化指導が
あるんですねそうすると学級経営の手段と
して態度形成ってやっぱり重視されてき
ます態度をまずしっかりと教えないと授業
にもならないからじゃあ態度を育成し
なきゃいけないと
教科を通してでも態度を作っていこうって
いうことでま自然とですね今日ま強化と
その
道徳的なものっていうのが分離されない未
分離になっていくわけですで
態度形成の手段として例えば体育とか道徳
とか統括とか生活指導そして基礎教会とし
ての算数や国語といったものがねとてもね
重視されるようになるんです
[音楽]
全体的に特に学力の低いとされるような
地域とかの学校はですねドリル学習とか百
ます計算など
集中力を高める方法が好まれるんです国語
とか算数の時間に私もやってました
あれはなんかできるよ算数できるようにな
るっていうこともあるけどどちらかという
と集中力をね高めようっていうことで黙っ
て本を読ませるとかね
例えば朝6なんてするのも
独身本を読むその
習慣をつけることもあるんだけれども
どちらかというと
朝黙って静かな時間を過ごそうとそういう
趣旨なんかもあってやっぱりこういった
ものもですねあの
道徳形成ね道徳というかタイド形成の一環
として
教科が使われている実態というふうに見て
いいんじゃないかと思いますまた体育も
どちらかというと整列するとか
ルールをきちっと守ないとそれこそ怪我を
してしまうということで実は
決まりを守らせるという意味ではとてもね
あのよく使われているんですねタイクって
いうのもねこのあたりが重視されるんです
けど逆にここからやっぱり社会とか理科
っていう教科は
外れてしまうんですね
でまた
授業のスタイルとしても自由な発想やある
程度重視するような構成主義型って言わ
れる授業ですね色々アイデアを出したりと
か
意見を言い合うみたいなこういった事業
っていうのは特に学力の低いところでは
敬遠される傾向があるんですワイワイ
ワイワイするからそれは私たちのやりたい
ことじゃありませんっていうのあるわけ
ですねまあとなると
学校の先生の特に低学年から中学年ぐらい
は社会を教える云々よりもまず子供の生活
生き方っていうのが重視されるようになる
んです
生き方さらに
歴史的なその経緯もありまして小学校の
社会科ってのは長年全人教育
的な問題解決学習っていうまそういった
ものがすごく支持されていたんですねで
なぜかっていうと小学校の社会科に大きく
影響を与えていたのが社会科の趣旨を貫く
会というその組織っていうんですかね
民間の研究団体があるんですけど今もある
んですけどここの影響力がとても大きかっ
たんですでこの社会科の諸子ってなんだ
正直になりました
これは実はね社会科っていうのは昭和20
年代までにやられている社会科と昭和30
年以降にやられている社会科で
実はだいぶ性格が違うんですそうなんです
かアメリカがやってきて社会化をやれって
無理やり実は言って社会化って始まるん
ですけれども
ソーシャルスタディーズ強化が来るんです
がですこの時アメリカのものをかなりその
ままやろうとしたんですけど
システムもそうだし考え方もそうだったん
ですでこれがまあかなりその急だったん
ですよねマッカーサーがやれっていうから
やったって感じなのでそうなると
賛否両論ですしやっぱり混乱も結構あった
のでこれについて
昭和30年以降ですねこれもあのその
ちょっと見直しが行われていくんですが
その前の昭和20年代の学習や考え方の方
がいいという人たちが結構その小学校中心
に多くそういう人たちが集まって社会科の
趣旨を貫く会という回をね作ったんですで
昭和30年より前の指導要領の特色を問題
解決学習中心問題解決学習というのがキー
ワードだっていうふうに言ってるんですで
昭和30年よりあとの学習指導力は系統
主義これは英語のシステマティック
学問の系統性とかまあそうじゃなくても
何か別の目的のために段階的に準備をして
ゆっくりゆっくり教えていこうと
算数がわかりやすいと思うんですよ筆算
やったり
まず足し算やって引き算やって筆算やって
掛け算九九やって割り算やってって順番が
あるじゃないですかだんだん難しくなって
いくああいう系統主義って言うんですね
ああ言った系統性を社会観を持っていこう
と難しいものがあるんだからまず簡単な
ものからこうシステマティックに作って
いこうというまこの考え方それと同時に
ある程度計画性を重視して
全国どこでも基本的な同じような
不問
式じゃないですけどそういう並びを作って
いこうっていうような
考え方の教育論が主力になっていくのが
昭和30年代だったんですがこの
これは大人の論理であって子供のもの本当
の自然の考え方っていうのを無視して
るっていう風に考えていた人たちはそれ
より前の昭和20年代の指導要領がいいと
いうことでそちらを支持したんですけど
その頃の指導要領っていうのが同時に態度
形成を
重視するというか
少なくとも距離を
取らないあくまで子供っていうのは学び
ながら
自分の態度っていうのを育ての
育んでいくんだから
話を分けちゃいけないんだっていうことを
ですねやっぱ主張しててこれがまあその
大きくこの団体の影響は
主張がかなり大きな影響は与えてたって
いうのもあると思います
そうなんですねあと大学としても
旧帝大例えば東京
東京教育大学ですね今の筑波大学とか
名古屋大学なんかは今もですねこの
社会科の諸州を貫く会の考え方っていうの
を基本的な社会科の考え方ですよやっぱり
教えてます
そうなんです
まあそうでない大学もあるんですけれども
基本的には伝統的な考え方なんですでまあ
現場の特に真面目な先生に大きく影響を
与えてるんですねで一方高校とかの場合は
実は社会科云々よりも学問自体の影響を
大きく受けるんです
学問自体
出身が
東京出身は神奈川県です大学大学東京女子
東京女子大学ですだとすると体育の免許が
出てたんじゃないかと思うんですそうです
ね撮ってる人は撮ってましたね撮っててで
体育の先生になるということなるって事に
なりますよねその時におそらく
教育の先生より圧倒的に体育をやってる
体育というか
実際に競技をやってる先生に教えてもらう
時間とか長くないかと長くなかったです
すごいもう全部そうでした
それは例えば僕らの業界もそうで
歴史学をガッツリやった人に高校の先生は
免許を与えてるんですねあー
チリもちょっとぐらい取ってるかもしれ
ませんがほとんど歴史だけやったま逆に
地理なら地位を含むのは多くの時間取った
ね
下手するとコーミングもやってません
みたいな方がですねまあ要は先生をやり
ますで圧倒的多くの時間はやっぱり歴史学
をやっててでついでにちょっと教育を受け
てるぐらいのレベルでまあ
基本的には高校の先生っていうのになって
おりますのでそうなってくると考え方が小
学校の先生とはだいぶ違うものになってき
ますで
修繕直後からやっぱりこの考え方が小学校
やちょっと中高で実は最初から分かれてい
まして小学校と比べると昼夜学や高校って
いうのは全人的な教育としての問題解決
学習よりは科学的な思考や認識というのを
重視するような傾向がまあ最初からあった
んです
問題解決がしてないわけじゃないんです
けれども
それよりはもうちょっと学問的なものを
意識しようぜっていう動きがあって最初
から実は別々の人間が作ってたんですね
今でもそうなんですけど指導力っていうの
は全員
実は同じもの
頭から終わりまで作るわけじゃなくって小
学校の
社会科の部局中学校の社会科の部局みたい
に分かれてるんですよそうなんですか
今でも裏を見ていくと誰が書いたとかいう
のは乗ってるんですあこれはの持ってる
はずなんですけど
乗ってますかこれちょっとごめんなさいね
あのごめんなさい指導要領の
解説なんかには
解説者って載ってて小中高で基本的には
バラバラです
手のもあるんですねこれは指導要領その
ものなんですがこれについての解説が教科
別に出てましてその強化別の
指導要領の解説の後ろのところに書いた人
の名前が載ってますが小中高で比べて
いただけるとわかると思うんですけど
もちろん
県民されてる方もいますけれども基本
バラバラなんですよそうなんですねでこれ
は昔からでその時にやっぱり小中高で担当
する人の考え方が違ってたっていうのが
ありまして小
学校と比べると中高は最初からちょっと
科学的なマインドっていうのを移住し
ましょうよっていう動きがまあ基本的には
あったというのが1つとま中古の先生は
先ほどの話じゃないですけど学問思考強い
ので基本的には教育学者へのシンパシー
よりは
内容学者っていうのが歴史学者とか地理学
者とかまあおそらく体育の先生であれば
競技をしてる
先生自体ですよね
そっちの先生との距離の方が近いんですよ
要は自分は本当はプロのタイプの何かに
なりたかったけど
慣れないんで今度は教育という目に行き
ますよっていう人が多いし
実際プロの競技をやってた人たちも
転校すること多くって
歴史逆に
歴史学者になる人も結構いるんですよ歴史
学をやってて教員をやって歴史学者になる
んですかもう結構有名な人もいっぱい出
てるんですよ
必ず教育マインドじゃないんですよもう
ほぼ歴史学マインドでこういう方々はいつ
もよりも学問の作法っていうのを重視し
ますので
学問って基本的には
態度っていうことについては
距離を取るんですねよくあの
当時特にその修繕直後は実証主義っていう
のは重視されるんです実証主義っていうの
はデータきちっと見ていって証拠を
ちゃんと見ていきましょうとでそこにね
なるべく
自分の試験とか入れないようにしてその
資料自体を重視していきましょう資料金に
言ってるか
丁寧に見ましょうって考え方なんですね
まあよく熱い心で冷静な分析っていう風に
言ったりするんですけどもそういう姿勢で
基本的には望むべきですよっていうことで
科学的にね社会認識形成っていうのが重視
され逆に態度っていうものが
排除しましょうっていうのは学問がそうだ
からまあ当然
教育でもそうあるべきでしょっていう立場
にやっぱり高校の先生たちっていうのは
なってましたしあとまあ戦前の教育の
例えば歴史教育自体が
すごく態度形成だったんですねこれも
ちょっとどっかで時間がね取れたらまた
解説していきたいと思うんですけれども
まあ結構有名な話なんで知ってる方も多い
と思うんですけどこれの反省っていうのも
あります
反省
全然は実は歴史学にとか地理学地理学で
例外的に入ってきたようなかもしれない
ですけど歴史学なんかは
教育に介入せずに学問と教育の原理別です
よっていう建前でずっとやってきたんです
全然はだから戦前学問結構レベル高いこと
やってたんですが教育にあんまり反映され
なかったこともありそうなんですかまた
態度形成についても
学問はそんなのは関係ない分離しなきゃ
いけないと思ってても教育は別の原理だっ
てことを認めてきちゃったっていう歴史も
あって
戦後に歴史学者が
結構介入するようになるんですね教育そう
いうそういうことを見て見ぬふりをした
から
戦争につながったんじゃないかっていう
ことで反省してしっかり歴史学者が教育に
意見を言おうっていう動きもあって高校の
先生は結構そっちの影響を受けるんですね
ちょっとシンプルにイメージするとこう
いう感じになるかと思うんですけれども
それぞれだから哲学者で影響を与えてる人
のイメージがちょっと違っててですね左側
が高校の教員ということになるかと思い
ます科学的な社会認識形成重視の系統主義
指示っていうのは要は学問的な思考って
いうのを重視しようってことで一応カント
ですかね左がね
このおじさんたち誰ですか
初めて見る知らない人も多いですけど
真ん中マルクスかな
次はですねカールポパどれどれですか
右側の小学校の先生に影響を与えたのは
ジョンデューですね教育学者なんです
けれども
実際的な経験を重視していって全人的な
問題解決学習ねを支持していくという形で
小学校の先生に影響を与えるだから
それぞれに思想背景が別で水と油のような
関係なところがちょっとあるんです特に
関東自体を
留意は非常にねに関するような哲学を基本
的に考えていましたので
対立することになっていきますまあただね
どの先生も中高の先生のがそのなんていう
の態度形成に批判してたかったらそういう
人ばかりではなかったんですもちろん中古
の先生の中にも態度形成をやろうとする人
もいましたがまあただそれはちょっと小
学校と色が違ってまして何かっていうと
ここにもちょっと書きましたけど
文部省のやってるような価値を価値を
教えようとするちょっと後で説明するより
もような文部省の教えたいとする価値を
教えるわけじゃなくてだからといって子供
に任せすぎる教育問題を子供に任せて子供
が
自然に探求していったりするんだ問題解決
するのを任せるんだみたいな小学校であり
がちな教育これもまあおかしいとまあなぜ
ならどちらにしてもそれは生活適用になっ
てしまうつまり社会というものに適用する
ような
働きで活用を教えてしまったりないしは
子供に任せても結局社会のその
なってるはい社会が持つ力ってありますよ
ね教育力っていうのがそれからもろに影響
しちゃうからそれだと子供は結局社会に
適応できる人間にしかならなくて社会を
変えていくとか
批判的に見るっていう視線っていうのが
あんまり
養えないじゃないですかと新しい発想
みたいなそうそうで科学的な社会認識に
徹してしまうとまあちょっとよく言うなら
分析できるけど行動取れないよっていう
ような感じになっちゃうと
頭ね価値になるじゃないとであるならあの
社会を変えていけるような人間を作るため
の態度形成があっていいんじゃないか価値
判断を積極的に敵にしていこうとか
意思決定を積極的にしていこうとか場合に
よっては行動まで取れる人間になって
いこうというそういう人を育てようという
動きも実は高校中高で
少なからずあったのはあったのでこの人
たちはまた別警部ではありましてこれが
まあちょっと最近で言われているところの
シチズンシップ教育とか主権者教育って
いうものも基盤になっていきますこれは
ちょっと本当に別の時にまたねあの
テーマにねしていきたいと思っています
そういうちょっと例外はありますけど
基本は
態度にはあんまり介入しないとする中高の
教員といやちゃんと態度形成教育をし
ながら
学級というのが平和に動くように態度形成
をしていこうとする小学校の教師っていう
のがいたという形になってますじゃあ何か
質問ありますか
質問ですかちょっとじゃあこの小学校の小
学校で
実際経験をしたことを中学校高校で応用し
てるって事につながってくってことですよ
ねまあそうですね
当初指導要領は今の指導よりもそうです
けれども基本的には小学校である程度
体験させていき
少しずつ科学に科学の思考に近づけると
いう発想がまあおそらく
理科も社会もあるんだと思いますで
ちょっと
先ほどの画面なんですけれども
本当はね考え方としては対立的なんです
けど
住み分けていくんですよねうまいこと
先ほどおっしゃっているように
劉備さんは
科学的なものの見方っていうのは否定し
てるわけじゃないんですが
カントとかがいやポパーさんが言うように
客観的にものを見れるっていう立場に対し
てはやや否定的でありましてその政治
正しいなんていうのはわからないんだと
その時に一番自分が使える分かり方一番
こうみんなが幸せになったり一番有効な
結果になるようなものの考え方で見方が
正義でしょっていうか少なくとも正しい見
方と考えるしかないじゃないですかって
いうプラグマティズムって言うんですけど
そういう考え方で留意さん右側の留意さん
持ってるので基本的に
留意さんの考え方とその左にあるカントと
かポパーとかマルクスもそうですけど
本当は水と油の関係なんですがうまいこと
住み分けていくんですね小学校の先生はだ
から
体験型学習を重視していき中高で
少しずつ科学的な思考にしていきましょう
ということで
影響を与えた人たちも変わるし
住み分けていきますただこの結果小学校
から中学校に入った時みんなパニックを
起こすんですよ
そんなイメージしてましたなんだ急になん
か色々違うぞってなってしまうというこの
断絶の問題ってのが動きちゃってでしかも
小学校の先生っていうのはだから中古の
ことそこまで知らない人多いんですしまた
中古の先生も小学校に関心がないんですね
免許をそもそも別なのでだからもう
繋がりの接続が常にまあ日本では問題に
なっているっていうのが現実ありますそれ
だからこそ小中一貫の教育をしようなんて
動きが最近はあったりするんですね
じゃあ私が
スムーズに小学校から中学校に行ものは
先生の教え方がうまかったというかまぁご
本人の努力っていうのもあると思います
けどみんなやっぱり
急になんかこう
急に難しくなってきたぞっていうか
いろいろ姿勢が違うよねっていう感覚を
持つ子も多いんじゃないかというのは実は
こういう思想的な違いがあるからで知ら
ないうちに住み分けていった結果であると
いうことです
ありがとうございます
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