医薬部外品と化粧品の違いを解説します。

北條元治 | 形成外科医・肌の再生医療の専門家
26 Feb 202305:32

Summary

TLDR北条元春氏は、肌の再生医療について20年間活動し、多くの相談を受けています。彼は、医薬部外品と化粧品の違いについて解説し、医薬部外品と化粧品のほとんどは効果がなく、効果があるかどうかは個人の使用感によると述べています。医薬部外品は、国の基準に基づいて審査を受け、効果効能を記載することが認められた商品であり、安全性が高いとされていますが、医薬品とは異なると説明しました。また、医薬部外品と化粧品の差は、軽自動車と普通乗用車の差に例えて説明し、医薬部外品は厳しい審査を受ける一方で、化粧品はそうではないと述べています。最後に、薬用化粧品や薬用入浴剤などの医薬部外品は、より厳しい審査を受けるが、安全性は高く、効果効能が認められると結論づける。

Takeaways

  • 📚 再生医療の経験から、様々な相談を受けていると述べています。
  • 🎥 今回のテーマは医薬部外品と化粧品の違いについてです。
  • 🤔 多くの人々が医薬部外品と化粧品の効果について質問しているとのことです。
  • 🚫 結論として、医薬部外品と化粧品のほとんどは差がないと述べています。
  • 📝 医薬部外品は効果効能が書け、特定の基準に基づいて審査を受けた商品です。
  • 🧴 化粧品は、同じ効果を主張しても審査を経ていない場合があります。
  • 💡 使用感が良ければ、医薬部外品でなくても効果があると認められる可能性があると述べています。
  • 🌟 医薬部外品は安全性が高いとされていますが、それが必ずしも全ての人に適しているというわけではないと指摘。
  • 👍 名の通った化粧品は、医薬部外品でなくても使用感が良い場合は気にしなくても良いとのことです。
  • 🚗 医薬部外品と医薬品の違いを軽自動車と普通乗用車の比喩で説明しています。
  • 🍽️ ミシュランの例を用いて、審査を通過した商品でも必ずしも全てが良いわけではないと述べています。

Q & A

  • 医薬部外品と化粧品の違いは何ですか?

    -医薬部外品は、効果・効能が国の特定基準に基づいて審査を受け、認められた商品です。一方、化粧品はそのような審査を経ていないものですが、効果がある場合もあります。

  • 医薬部外品は必ずしも効果がある商品ですか?

    -いいえ、医薬部外品であっても効果がない商品もあります。また、医薬部外品でなくても効果がある商品も存在します。

  • 医薬部外品の安全性は高くなりますか?

    -はい、国の審査を経ているため、医薬部外品の方が安全性が非常に高くなります。

  • 化粧品と医薬部外品の選び方は何ですか?

    -医薬部外品や化粧品を選ぶ際は、自分の肌に合った商品を選ぶことが大切です。コンプライアンスが整った化粧品であれば、医薬部外品と比較しても問題ないと考えられます。

  • 医薬部外品と医薬品の違いは何ですか?

    -医薬品は、より厳しい基準で審査され、効果や副作用について詳しく報告される必要があります。医薬部外品は、医薬品よりも緩やかな基準で審査されます。

  • 医薬部外品と化粧品の効果をどのように判断すればよいですか?

    -効果は、個人によって異なります。使用感が良いかどうかを基準に、自分に合った商品を選ぶことが重要です。

  • 医薬部外品の商品にはどのような種類がありますか?

    -シミ、イブ、不快感、乾燥予防、小じわ改善などの効果を持つ商品があります。

  • 薬用化粧品とは何ですか?

    -薬用化粧品は、医薬部外品の中でも特に厳しい基準で審査され、効果・効能を主張できる商品です。

  • 医薬部外品の商品はどのように審査を受けますか?

    -医薬部外品の商品は、国の特定基準に基づいて効果や安全性について審査を受けます。

  • 医薬部外品の商品を選ぶ際には、何を気にすべきですか?

    -医薬部外品を選ぶ際には、自分の肌に合った商品を選ぶことが大切です。また、コンプライアンスが整った商品を選ぶことも重要です。

  • 医薬部外品の商品と化粧品の間にはどのような誤解があるのですか?

    -医薬部外品だからといって必ずしも良い商品であるという誤解があるかもしれません。また、化粧品だからといって悪い商品であるという考え方も誤解です。

  • 医薬部外品の商品と医薬品の違いを例えて説明してください。

    -医薬部外品と医薬品の違いは、軽自動車と普通乗用車のようなものです。フォーミュラーカーやF1カーのように、厳しい基準で審査された商品はより効果的です。

Outlines

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🧴 医薬部外品と化粧品の違いについて

北条元春が20年間の経験を活かし、再生医療に関する様々な相談に答えています。今日は、医薬部外品と化粧品の違いについて解説します。多くの人から医薬部外品と書いてある商品について質問を受けていますが、結論から言えば医薬部外品と化粧品の違いはほとんどありません。医薬部外品は効果・効能が書け、厳しい国の審査を経て認められた商品です。一方で、医薬部外品でなくても、効果がある商品もあります。重要なのは、国の基準に従って審査を受けた医薬部外品の方が安全性が高いとされていますが、医薬部外品であっても必ずしも全ての人に効果があるわけではないという点です。

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🛡️ 医薬部外品と薬用化粧品の審査について

医薬部外品と薬用化粧品は、厳しい国の審査を通じて認められた商品です。効果・効能を主張することができ、安全性は高くなっていますが、それでも全ての人に合わない場合もあると述べています。ミシュランの星を例に、医薬部外品であっても必ずしも全てが良いというわけではないと説明しています。また、薬用化粧品は、普通の乗用車よりも少し上位のイメージを持ち、より厳しい審査を受けていますが、医薬品とは異なるカテゴリーであると説明しています。

Mindmap

Keywords

💡医薬部外品

医薬部外品とは、効果や効能が国の基準に基づいて審査を受け、認められた化粧品のことです。ビデオでは、医薬部外品と化粧品の違いについて説明し、医薬部外品は安全性が高いとされていますが、効果は必ずしも保証されないと述べています。

💡化粧品

化粧品は、医薬部外品とは別カテゴリーで、効果や効能についての厳しい審査を受けていないものです。ビデオでは、化粧品と医薬部外品はほとんど差がないとされており、使用感が良ければ選ぶべきだとアドバイスされています。

💡効果効能

効果効能とは、製品が主張する機能や効果のことです。医薬部外品は効果効能が明示されており、国の基準に則って審査を受けています。ビデオでは、医薬部外品と化粧品の効果効能について比較して説明しています。

💡審査

審査とは、医薬部外品が主張する効果や効能が国の基準に合致しているかどうかを確認するプロセスです。ビデオでは、医薬部外品は厳しい審査を受け、認められたものとされており、その点で安全性が高いとされています。

💡安全性

安全性とは、製品が人体に安全に使用できるかどうかを指します。ビデオでは、医薬部外品は国の基準に基づいて審査を受けているため、安全性が高いとされていますが、それでも個人差があると述べています。

💡使用感

使用感とは、個人が製品を使用した際の感覚や満足度です。ビデオでは、医薬部外品でも化粧品でも、使用感が良ければ選んでも良いとアドバイスされており、効果だけでなく個人の好みも重要だと述べています。

💡シミ

シミとは、肌に現れる色素沈着の現象です。ビデオでは、医薬部外品がシミの予防や改善に効果があるとされる商品について触れていますが、医薬部外品であっても効果は保証されないと説明しています。

💡イブ

イブとは、皮膚の炎症性疾患のひとつで、痒みや赤みを伴う現象です。ビデオでは、医薬部外品がイブの不快感を軽減する効果があるとされる商品について説明しています。

💡乾燥

乾燥とは、皮膚が水分を失い、かわらないようになる状態です。ビデオでは、医薬部外品が乾燥を防ぐ効果があるとされる商品について触れていますが、その効果は個人差があると述べています。

💡小じわ

小じわとは、皮膚に現れる細いしわのことで、老化や乾燥による皮肤的現象です。ビデオでは、医薬部外品が小じわに効くとされる商品について触れていますが、その効果は個人差があると説明しています。

💡薬用化粧品

薬用化粧品とは、医薬部外品の中でも特に厳しい基準をクリアし、効果効能を主張できる商品のことで、ビデオでは薬用化粧品と普通の化粧品の違いについて触れています。薬用化粧品はより厳しい審査を受けているため、安全性が高く、効果が期待できるとされています。

Highlights

肌の再生医療について20年間以上の経験を持つ北条元春が、視聴者からの様々な相談に答えています。

今日のテーマは医薬部外品と化粧品の違いについてです。

医薬部外品と化粧品はほとんど差がなく、効果は製品によって異なります。

医薬部外品は効果効能が書け、厳しい審査を経て認められた商品です。

医薬部外品であっても、効果がない商品もあります。

化粧品であっても、効果を認められる商品があります。

効果は個人の使用感によって異なるため、医薬部外品や化粧品に固定概念を持たないでほしい。

医薬部外品は国の基準に基づいて審査を受けていますが、医薬品ではない場合はそのカテゴリーに分類されます。

医薬部外品は安全性が高いとされていますが、個人差によるため、必ずしも全てが良いとは限りません。

有名な化粧品ブランドのコンプライアンスが整った商品は、医薬部外品かどうかを気にせずに使用しても問題ないでしょう。

医薬部外品と医薬品の違いは、軽自動車と普通乗用車のようなものです。

医薬部外品化粧品と医薬品の差は、軽自動車と普通乗用車の差と同じくらいです。

医薬部外品は国の基準に従って認められた商品であり、効果や安全性が高いとされていますが、個人の好みや合わない場合もある。

薬用化粧品は医薬部外品の中でも厳しい審査を受け、効果効能が認められる商品です。

薬用化粧品は普通の乗用車よりも大型で、効果が期待できるとされています。

医薬部外品や薬用化粧品は安全性が高く、効果が期待できますが、個人差によるため、必ずしも全てが良いとは限りません。

ミシュランスターのレストランでも、自分に合わない料理があるように、医薬部外品でも合わない場合があると述べています。

Transcripts

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はい皆さんこんにちは肌の再生医療の

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北条元春です

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肌の再生医療ももうかれこれ20年間やっ

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てきておりますその

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経験からまあいろんな相談を受けるんです

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けれどもこのチャンネルを作っております

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今日も最後までご視聴の方をよろしくお

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願いします今日のテーマは

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医薬部外品と化粧品の違いについてという

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ことで結構質問来てるんですよねまあ医薬

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部外品の話をお願いしますとかですね

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訳文外品はどうですかとか私も医薬部外品

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と書いてあるものを買いがちですキュレル

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もそうですとか

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ナイアシンアミドが有効成分として配合さ

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れた医薬部外品とかですね

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医学部外品での化粧品でも効果がないもの

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もあれば全く

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医薬部外品でないものでも効果を認める

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ものがあるのはどうしてですかみたいなま

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あそんな質問を多くいただいております

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結論から言うとですね

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医薬部外品と化粧品ほとんど

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差はないです

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医薬部外品であっても化粧品であっても

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効果はないという風に言い切ってしまい

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ますですのでまあ医薬部外品と書いてあっ

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たとしても化粧品であったとしてもあまり

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気にすることはないかなと思いますただ何

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が違うのかというと医薬部外品というのは

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効果効能が書けるんですね

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医学部外品っていうのは平たく言うと審査

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に合格してシミとかイブ不快感とか

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乾燥を防ぐとかですね小じわに効くとか

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そういうようなものを歌っていいよという

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審査を経てできた化粧品が

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医薬部外品ですそういう審査を経ていない

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ものが

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医薬品のカテゴリーということになります

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効果っていうものは何かということの定義

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なんですがまあ使用感がいい自分に

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合っているというものを効果というものを

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定義するのであれば

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医薬部外品で効果がないものもあって

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医薬品で自分にとって使用感が良い効果が

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あると認められるものっていうのは出てき

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て当然ですあとはですね

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医薬部外品にすごく

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とか

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信憑性を置いてコマーシャルしている

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ところがあるんですけどもそれはもう幻想

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ですので医薬部外品だからいいもの化粧品

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だから悪いものみたいなことは考えない方

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がいいと思います何が違うかというと国の

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特定の基準にのっとって型に乗っ取って

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審査を経たものが医薬部外品それを経て

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ないものが医薬品ということになります

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まあちょっと変な例なんですけども

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ミシュランというかタイヤメーカーの

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株式会社で審査を経て星をもらったものが

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三つ星2つ星一つ星ビブグルマンみたいに

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なってますでも保証をもらってないところ

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でもおいしいところは十分あります逆に

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ミシュランの保湿器をもらってもあんまり

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美味しくない自分に合わない物っていうの

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はあると思いますそんなようなそのぐらい

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の差しかないという風に考えていただけ

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たらいいと思います

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医薬部外品というのは国の

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審査を受けて国の基準にのっとって

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認められたものが医薬部外品になるまあ

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高校のが書けるということになります

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どっちが上かどっちが下かということは

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あまりない風に考えたほうがいいただし国

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の審査を経ている分

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医薬部外品の方が安全度は非常に高いと

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思いますまあそのぐらいの違いですかね

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ただ大手の化粧品とかでまあ名の通った

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ところでコンプライアンスが整ったところ

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の化粧品であれば使用感が良ければ

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医薬部外品化粧品あんまり気にしなくても

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いいんじゃないかなというのが私の結論に

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なりますもちろんその医薬部外品化粧品と

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まぁ10杯必要からにしてもいいとは言っ

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たんですけど

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薬品と

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薬害非化粧品では全く違いますすごく

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誤解を恐れずに行ってしまうと医薬部外品

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と医薬品の差っていうのは

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軽自動車と普通乗用車の違いぐらいで

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薬品と

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医薬部外品化粧品の差っていうのは

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軽自動車と普通乗用車とポメラ河村にその

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ぐらいの違いという風に考えていただけれ

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ばいいと思いますですので軽自動車だから

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ダメ普通乗用車だからいいとこんなことは

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ないですねただフォーミュラーカーぐらい

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にF1カーぐらいになるともう明らかに

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違ってくるというそのぐらいの差で実感値

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として考えていただければいいと思います

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皆さん

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いかがでしたでしょうか

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医薬部外品だからいいものみたいなそう

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いうような現象にとらわれない方がいいと

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思います以上肌の再生医療の豊穣でした

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[音楽]

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これもよく見るなと思って

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薬用化粧品ありますね

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薬用入浴剤エモニカとかね

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薬用化粧品まあ化粧品

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厄除け商品であってもカテゴリーは化粧品

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ですのでこれも効果効能が訴えるとただし

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イメージとしては薬用化粧品がまあまあ

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普通の乗用車2000cc以上3ナンバー

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みたいな普通の化粧品が5ナンバーみたい

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そんな感じですかねはいはいどうしても

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我々としても

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いいとか

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訳とかっていう文字が入ってくると効果が

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結構見込めるんじゃないかっていう風に

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薬品ではないのでねただその

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医薬部外品薬用化粧品

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薬用とつくものを効果効能が歌えるものは

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厳格な国の審査がありますのでまああの

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審査を通ってもらえないものはそういう

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ものが名乗れない安全性に関しては普通の

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化粧品よりもレベルが上だっていうことは

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確かですただし今言ったようにミシュラン

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の保湿器じゃなくても美味しいところある

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しミシュランが保湿しててもええみたいな

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ところもあるのでそれが絶対の基準では

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ないですかね

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医薬部外品化粧品肌再生安全性効果審査比較医療美容消費者
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