Learning Planet 2010-03 / vol.3-1 キャリア教育を考える
Summary
TLDR東海大学の芦田広奈教授がゲストで登場し、キャディ教育をテーマに語りました。芦田教授は、教育の観点から、専門学校の経験を活かし、現在のキャリア教育の重要性とその背景について解説。2006年の教育基本法の改正以降、学校教育体系に職業教育を組み込む必要性が高まっているとされています。特に、中央教育審議会の特別部会では、学校教育に職業教育をどのように取り入れ、重要視すべきかが議論されています。また、高等教育においては、キャリア教育と呼ばれる新たな教育形態が提案されており、専門学校や短大の一部がそれに寄与してきたとされています。
Takeaways
- 🎓 東海大学の芦田広奈さんがゲストとして登場し、キャディ教育に関する議論に参加しました。
- 📚 芦田さんは、教育法改正により、学校教育体系に職業教育を組み込む必要性が強調されました。
- 🏫 学校教育体系は、小・中・高・大学に加えて、職業教育を含める必要があるとされています。
- 📈 芦田さんは、専門学校での経験を活かし、現在のキャリア教育に貢献しています。
- 📊 教育の特別部会は、平成21年から始まっており、頻繁に議論が行われています。
- 💡 教育の特別部会の目的は、学校教育体系に職業教育をどのように取り入れ、どのようなことが重要になるかを検討することです。
- 🏛️ 高等教育においては、新しい職業教育に特化した学校種を作る方向で議論が進められています。
- 📝 学校教育法の第一条には、小学校、中学校、大学が挙げられており、専門学校は含まれていません。
- 🔍 職業実践教育は、狭い意味での職業教育と、キャリア教育という2つのカテゴリーに分けられるとされています。
- 🧑🎓 高等教育において行うべき職業実践教育は、キャリア教育とされ、特定の職業に従事するための専門的知識・技術を教える教育とは区別されます。
- 🌟 芦田さんは、文部科学省の委員としても活動しており、教育政策に貢献しています。
Q & A
芦田広奈さんはどのような経歴を持っていますか?
-芦田広奈さんは東海大学の教授で、専門学校の職業教育を経験し、厚生労働省や文部科学省などの政府委員にも務めてきました。
キャリア教育が注目される背景は何ですか?
-2006年に教育基本法が改正され、学校教育体系に职业教育を組み入れることが求められたことが背景です。
中央教育審議会の特別部会でどのような議論が行われていますか?
-特別部会では、学校教育体系に职业教育をどのように組み込むか、また、重要な問題やカリキュラム開発の能力の向上について議論されています。
文部科学省の新しいビルで行われている審議会は誰でも参加可能ですか?
-事前にメールで申し込んでいれば、誰でも参加可能です。
経過報告書の目的は何ですか?
-経過報告書の目的は、学校教育体系に职业教育をどのように取り入れていくか、そしてそれが重要になる理由を明確にすることです。
専門学校はなぜ学校教育体系に入っていないのですか?
-学校設置法の第一条において、小学校、中学校、大学が挙げられており、専門学校は明示的に名乗り出されていないためです。
キャリア教育と職業教育の違いは何ですか?
-キャリア教育は、より幅広い視野で職業を選択するための教育であり、一方で職業教育は特定の職業に従事するための専門的な知識技術の教授に重点を置いています。
高等教育の中で行われるべき職業実践教育とは何ですか?
-高等教育の中で行われるべき職業実践教育は、キャリア教育とされ、特定の職業に限定されない幅広い教育です。
専門学校や短大の一部で行われてきた教育は何を目指していますか?
-専門学校や短大の一部で行われてきた教育は、特定の職業に必要な専門的な知識技術を教授し、職業の入り口に近い教育を目指しています。
新しい学校種として提案されている職業教育に特化した学校とは何ですか?
-新しい学校種として提案されているのは、高等教育の中で行われるべきキャリア教育を担う学校で、専門学校や短大の一部とは異なります。
芦田広奈さんはTwitter上でどのような議論に関与していますか?
-芦田広奈さんはTwitter上で教育に関する議論に積極的に関与しており、その議論の一環として番組への出演が決定しました。
Outlines
😀 特別ゲスト紹介とキャディ教育のテーマ
この段落では、東海大学の芦田広奈教授が紹介され、キャディ教育をテーマに話すことが決定されています。芦田教授は、教育法の改正に貢献し、政府の委員会で活動していると語られています。また、Twitterでの議論の結果として、今回の番組への出演が決まっていることが明らかになります。
📚 教育制度におけるキャリア教育の位置づけ
第二段落では、キャリア教育の定義と、それが教育制度内での位置づけについて詳しく説明されています。教育報の改正により、学校教育体系に职业教育を組み込む必要性が生じ、それが現在も議論されているとされています。特に、高等教育においては、専門的な知識を教える職業教育と、キャリア教育という新たな概念が区別され、その重要性が強調されています。
Mindmap
Keywords
💡キャディ教育
💡キャリア教育
💡専門学校
💡教育報
💡中央教育審議会
💡経過報告書
💡職業実践教育
💡学校教育体系
💡高等教育
💡文部科学省
Highlights
芦田広奈さんをゲストとして招待し、キャディ教育について語る
芦田さんが東海大学で強弁を担当し、教育のファカルティデベロップメントに貢献している
芦田さんはTwitter上で論客としても活躍し、番組への出演を決定
芦田さんは政府の委員会にも参加しており、豊富な経験を持ち合わせている
キャリア教育が最近の話題になり、教育報の改正に伴い注目を集めている
教育体系に職業教育を組み込む必要性が法律で定められており、議論が活発化している
中央教育審議会の特別部会でキャリア教育と職業教育の議論が行われている
特別部会は2006年から始まっており、頻繁に開催されており、議論が進んでいる
誰もが参加できるように、事前にメールで申し込めば議論に参加できる
経過報告書が昨年7月に発表され、学校教育体系に職業教育を組み込む方法が説明されている
専門学校や短大の一部が職業教育を行っており、新しい学校種の創設が提案されている
学校設置法の第一条に小学校、中学校、大学が挙げられ、専門学校は含まれていない
職業教育とキャリア教育が異なる概念であり、経過報告書でその違いが説明されている
職業教育は特定の職業に従事するための専門的な知識技術を教える教育
キャリア教育は職業教育とは異なり、高等教育の中で行われるべき職業実践教育
専門学校や短大の一部が行っていた職業教育を高等教育で正面から受け止める必要がある
新しい学校種の創設が議論されており、専門学校の一条効果に代わる新しい教育の在り方が求められている
Transcripts
それでは特集コーナーですえまずはゲスト
の方をご紹介しましょう東海大学教授の
芦田広奈さんですよろしくお願いいたし
ますよろしくお願いしますえ今日はですね
キャディ教育をテーマにお話を伺っていく
んですけれどもま現在あの東海大学で強弁
を取られFDえファカルティデベロップ
メントって分かり
ますましえや大学の先生方もね教授法を
磨いたりキャリキラム開発の能力を高め
ないといけないということでえそれがご
うんということなんですけれどもえ
Twitter上の論客としてもえ活躍を
されててですねえ実は今日あのご出演
いただいたのもえ数日前にTwitter
上でえ議論になりましてでこの方に是非
あのこの番組にご出演いただきたいなと
思ってえお願いしたわけですね今日は
ありがとうございますありごいますえこれ
あの先生いろんなところであの例えば厚生
労働省とかあの文部科学省の政府の委員
なんかもお務めてらっしゃいますけれども
どんなお立でこうわってらっしゃるはい
えっと2年ぐらい前までえ専門学校のの
職業教育やってましてでそれえそういった
ノハを含めてあのいろんな経験してきまし
たのでそれを生かして今の仕事させて
いただいてるっていうなるほどこれあの
背景としてね今まあ今回キャリア教育って
いうテーマでえ特集なんですけれどもこれ
があの最近こう話題に登ってきた背景って
のはどんなところだったんでしょう
あの2006年に教育報が改正されまして
でま教はい間改正されてこなかったんです
けどもあのその中に職業教育をやんなくて
はいけないということが入ってきましてま
教本法は基本的にその学校教育体系を利し
てる法律ですのでその学校教育体系の中に
つまり小学校中学校高校大学という体系の
中にですね職業教育を入れなきゃいけない
ということが起こってきましてまその9の
中でキャリア教育に対して非常にこう注目
を浴びてる状況だていうに思いますけど
なるほどでそもそもそののキャリア教育
っていうのがあのま中央教育審議会これ
あの日本のね教育政策の根幹を司るま審議
会があるわけですけれどもそこの特別部会
の中でえ活動されててちょっとその1枚目
のスライドからご説明いただきましょうか
えキャリア教育職業教育特別部会っていう
のがこうあるわけですねはいそうですね
あのこの部会は中央教育審議会の特別部会
としてあの始まりましてあのそのスライド
に出ておりますのにえ平成21年の1月
から第1回の会議が行われましてはいでま
今月までずっと続いておりましてま今週も
26日に22回目が開催されると非常に
頻度が高く今活発に議論されてるところ
ですなるほどえこれ25日に実は収録をし
ていますのであの
えこれ膨張可能なんですかこのえあの自由
にあの膨張できますえメールで申し込めば
ですねほとんどあのほとんどの方はいが
参加できるようになってますこれ面白い
ですね文部科学省のあの霞ヶ関の新しい
ビルにですねおそこの審議会やってるわけ
ですがえ事前にメールで申し込めば誰でも
膨張可能だこれあのご関心にある方是非え
捉えしてみたいかんかなと思いますけれど
もえ去年の7月30日に経過報告書という
レポートが出ているその中身にちょっと
触れていただけますかはいはいあのこれは
あのスライドの1のところを見ていただく
と分かりますように目的はですねはいええ
え学校体の中に職業供を入れるということ
が目的なわけですね従ってその文科省の
この特別部会の使命はその学校教育の体系
の中にどうやってカリキュラムとしてそれ
を入れ込んでいくかとどういうことが重要
になってくるかという問題と最後のその
出口の高等教育のところに新しいその職業
教育に特化した学校種を作ると新しい種類
の学校を作っちゃうそうですねあの大学
大戦が高等教育のいの柱ですけどもその4
つ目の柱としてえ職業教育刈野教育を
きちんと取り込むそれをに特化した新しい
学校書を作るとま直接なきかは専門学校の
一条効果みたいな言い方がありましたけど
も一条効果ってこ今日珍しく日本語書き
ますけど1
条高かこれ1条っていうのが学校設置法の
第1条に学校とはが始まりましてはい学校
で小学校中学校学校大学は一条なんです
そうですねその中のそこがメインの学校集
になりますねこれなかなかじゃない言葉
ですねそこに専門学校つまり先週学校って
いうのは一条項には入っておりませんでし
たので厳密な意味では学校とは言えなかっ
たわけですねそういうことなんですね
つまりその職業教育を主に担ってきた先週
学校はえっと学校教育の中には入らないと
いうことだったわけですねでこれを
やっぱりその入れましょうかっていう議論
があるわけですけもま入れましょうかと
いうこととあとは大学の一部をですね職業
教育をやる学校としてづけるっていうこと
の検討も含めてあのこの部会でやって
るってことななるほど了解しましたでま
あの2枚目のスライドにあの移りたいと
思うんですけれどもやっぱ概念が難しいん
だなこれえ職業実践教育が2種類あるわけ
ですねそうですねあのこの経過報告書の中
で非常に重要な概念がこのに関わってまし
てはいそのまま職業教育と非常に一般的な
言い方をしますと職業教育って言い方に
なりますけどもお従ってそれを区別する
ためにあのその経画報告書の中では職業
実践教育って言い方をしてますけどもそこ
に2種類あって1つはま職業教育っていう
ものともう1つはキャリア教育でキャリア
教育が職業教育と分けられてるっていう
ところがすごく重要ななるほど点になり
ますねはいであの高等教育というこの
新しい学校主のの中でつまり高等教育
レベルでえ行うべき職業実践教育は
キャリア教育だとつまりえ区別された職業
教育ではないというところがポイントに
なりますうんこれさっきあの控室でえ高等
学校っていうのは高等教育なのかどう
かってジャイルズさんから質問が出たん
ですけれどもこれあの中学校高等学校は
中東教育なんですそうですね前期と後期の
中東教育ですですからあの高等教育って
いうとえ大学とかとか専門学校先学校はま
高等教育とうんそうですねえ私たち英語
ってで言うとあれシリケーションですよね
3番目の教育3番目のプライマリーが1つ
目セカンダリーが2つ目ターシリっていう
のがま3つ目っていうことですねはいこう
いう言い方を英語ではしますうんうんでえ
キャリアキクとは何かということになり
ますけれどもえもう一応その職業教育と
キャリア教育のこう違いについてえ
スライドご用意いただいてますのでそう
ですね3枚目ではいはいあのこの経過報告
書の中ではですねえ職業教育っていうの
狭い意味のこの区別された意味の職業教育
ってのはそこにありますように特定の職業
に従事することを念頭においた単なる専門
的な知識技術の教授に収支する教育とうん
いうことになりますこれは主にま直接的に
はですねえ専門学校だとか短大の一部で
行われてきたええああるいは先週学校の
高等家庭だととかで行われてきたあ非常に
こう職業の入り口のところに近接した職業
教育を指してるという風に思っていただい
て結構ですこれ具体的に言うと例えばその
調理師さんとかあの利用師さんとかま資格
教育と言われてるものの大きな部分はここ
に入ってくるってことですねそうですね
あとその専門学校でその語学系の専門学校
とかう観光旅行系の専門学校とかあIT系
の専門学校あですねそうですねあの主には
そのいわゆる文科省以外の資格厚労省国交
省絡みのはい資格教育を先週学校で担って
きましたからあるいは短大の一部で担って
きましたからそういった部分をえはいこう
高等教育で正面から受け止める時にはそこ
と相対的に区別された商業教育の新しい
概念が必要だということでえキャリア教育
っていう新しい定義で持って新しい言葉を
作ってきてると
E
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