【成田悠輔】非効率でコスパが悪いからこそ本屋は良い|#木曜日は本曜日

東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~
14 Dec 202219:11

Summary

TLDRこのスクリプトは、本好きの主人公が自身の読書体験と本屋さんでの発見を語る独白です。彼は、自分自身が淡泊で、読む気を誘わない本が好きであることを述べ、同時に本屋さんへの情熱と飽き性についても触れています。彼が選んだ本は、職業放浪者の経験を抽象化し、哲学的な角度から自己啓発と人生の意義を探求する作品です。また、本の形を超えた作品や、行為を促す触媒としての本にも言及しており、最終的には本を通じて自我が表現されるという視点を提供しています。

Takeaways

  • 📚 本の選択と人生の選択: 読書の好みや選択は、自分の性格や人生の選択に影響を与えることがあると感じている。
  • 🌳 電子書籍と紙の本: 両方の媒介を利用しており、気分や状況に応じて選択している。
  • 🥴 飽き性と多様性: 紙の本を長時間触れていると飽きる感覚があり、電子書籍を交互に利用することでその飽き性を満たしている。
  • 🍺 変化と効率: 酒を飲む時の多様性と本を読む時の多様性は、同じく変化を求める心の反映である。
  • 🏃‍♂️ 自己啓発とコスパ: 自己啓発の本よりも、実用的で具体的な知識を提供する本が好ましいと述べている。
  • 📖 哲学的な自伝: 紹介された本は、自伝と哲学が混ざったニッチな内容であり、自分の人生を抽象化して表現している。
  • 🌐 知識の獲得と経験: 10代の時に読んだ本が、その後の人生に大きな影響を与えた経験がある。
  • 🏠 本屋の変遷: 古本屋から現代の書店まで、時代に合わせた本屋の変遷と共存を見证している。
  • 🤔 人間関係と社会: 本がテーマにしているのは、人間関係や社会との繋がりであり、それを深く掘り下げている。
  • 🎭 パフォーマンス芸術の本: 一部の本は、読むための媒介ではなく、行為や行動を起こすための触媒として存在する。
  • 🌿 樹海と本屋: 本屋の探索は、樹海を彷徨するような不確実性と発見の喜びを感じさせる。

Q & A

  • 脚本中提到的‘胃もたれ系’是什么意思?

    -‘胃もたれ系’是指那些内容深奥、难以理解,可能让人感到不适或困惑的书籍。在脚本中,作者表示自己喜欢这类书籍。

  • 成田祐介在脚本中介绍了哪本书,它如何改变了他的人生?

    -成田祐介介绍了一本名为《トリオリズム》的书,这本书通过其独特的自传体哲学形式,改变了他对人生和关系的看法。

  • 脚本中提到的‘樹海’比喻是指什么?

    -‘樹海’在这里比喻的是书店,尤其是那些看似普通但内部充满未知和探索空间的书店。它暗示了书店像樹海一样充满了神秘和探索的可能性。

  • 成田祐介如何看待电子书和纸质书?

    -成田祐介认为电子书和纸质书都有其独特的魅力。他提到,纸质书的触感和阅读体验是电子书无法替代的,而电子书则提供了便利性和多样性。他会根据心情和场合选择阅读的形式。

  • 脚本中提到的‘自己啓発’是什么意思?

    -‘自己啓発’指的是自我启发或自我提升的书籍。成田祐介认为,尽管他介绍的书籍并不是典型的自我启发类书籍,但它们通过独特的内容和视角,能够引发读者对自身和生活的深刻思考。

  • 成田祐介在脚本中提到了哪些关于书店的感受?

    -成田祐介提到,他喜欢书店中的探索和发现过程,他认为书店像樹海一样充满了未知和可能性。他也提到了对书店的个人情感,以及书店作为一个文化空间的重要性。

  • 脚本中提到的‘最短速度で行く’是什么意思?

    -‘最短速度で行く’是指以最直接、最高效的方式去做事。成田祐介用这个表达来形容他不喜欢在书店中浪费时间,而是希望快速找到自己想要的书籍。

  • 脚本中提到的‘職業放浪者’是指什么?

    -‘職業放浪者’是指那些在不同职业和生活方式之间自由转换的人。在脚本中,成田祐介提到了一位作者,他在不同的行业和地方生活,体验了多样的人生。

  • 脚本中提到的‘抽象度の高い鉄がく’是什么意思?

    -‘抽象度の高い鉄がく’是指那些高度抽象且难以理解的概念或理论。在脚本中,成田祐介用这个表达来形容书中的一些哲学观点,它们既不是数学,也不是传统意义上的哲学。

  • 成田祐介在脚本中提到的‘ルーティン’是什么意思?

    -‘ルーティン’是指日常的、固定的习惯或行为模式。成田祐介提到,他不喜欢去书店成为一种例行公事,而是希望每次去书店都能有新的发现和体验。

  • 脚本中提到的‘文化の墓場’是什么意思?

    -‘文化の墓場’是指那些曾经繁荣但现在被遗忘的文化现象或场所。成田祐介用这个比喻来形容一些书店,它们像是一个保存着过去文化和记忆的地方,同时也暗示了书店在现代社会中可能面临的困境。

Outlines

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📚 本の出会いと人生の変革

この段落では、成田優介さんが人生を変えた本について紹介しています。彼は、自分自身が淡泊で読む気を誘わない本を書く人ではないという自覚を持っています。しかし、本との出会いは時に人生の方向性を変える重要な要素になるとも述べています。また、本屋さんに行く習慣についても触れており、電子書籍と実体本の両方を使う傾向に分かります。成田さんは、本を読んで得られる自己啓発は大きいとは思いませんが、本との出会いは確かに人生を変える力があると感じていることが伝わってきます。

05:02

🌿 自伝哲学と人生の遍歴

この段落では、自伝哲学に関する本の紹介が行われています。その本は、著者が職業放浪者として様々な業界と生活を経験し、その後文学世界に復帰して芥川賞を受賞した奇特な経歴を持つ人物の生の断片を抽象化し、謎めかした哲学に変えていると説明されています。また、本には理解しづらい部分が多く、その意図や意味を追うことが難しいと感じているようです。それでも、古の哲学書のように何百台だと何千年の進化を経て、原点に戻った本としての魅力があるとも述べています。

10:02

🎨 行為を促す本と自我の表現

この段落では、行為を促す本に関する話題が中心となっています。例えば、清扫を指示するような内容が書かれた本や、自分の取り扱い説明書のような本など、読むための本ではなく、行動を起こすための触媒としての本について述べています。また、本の内容のスケールや抽象度、実現可能性がバラバラであることから、行為と行動を通じて自己の内面と向き合うことができると感じているようです。作品を通じて作家の自我が表現され、読者がその自我を解読することで作品を真正に理解できるという考え方も見え隠れしています。

15:04

🌲 本屋さんへの訪問と樹海の隠れ家

最後の段落では、本屋への訪問と樹海を彷徨うとの比較がされています。成田さんは、本屋に行く際のルーティン化してしまっていることを自覚しており、新しい経験を求めていることがわかります。また、本屋さんは一見普通の見た目を見せながら、中には様々な種類の本が収められている奇妙な空間に例えています。樹海を彷徨うのと同様に、本屋さんも人間に立ち寄らない場所にあって、文化が静かに埋葬されているかのような寂れ包含的な空間であるとも感じているようです。

Mindmap

Keywords

💡コストパフォーマンス

コストパフォーマンスとは、製品やサービスのコストを考慮しながら、そのパフォーマンスを最大限に引き出すことを指します。この動画では、語者自身がコストパフォーマンスを重視していることが示されています。特に、読書に関する話題で、効率的な方法で本を楽しむことを好むことが言及されています。

💡自伝哲学

自伝哲学とは、個人の経験や人生観を基に構築された哲学的な思想や理論を指します。この動画では、自伝哲学のような本が紹介されており、その本は著者の自伝に基づいて哲学的な内容を展開していることが説明されています。

💡本屋

本屋とは、書籍を販売する店舗のことを指します。この動画では、本屋に対する語者の愛着や、本屋での本の選び方について語られています。また、本屋での発見や経験についても触れられており、本屋が文化や知識の集積地であることを示唆しています。

💡電子書籍

電子書籍とは、電子デバイス上で閲覧 가능な書籍のデジタル版を指します。動画中、語者は電子書籍と紙媒体の本との選び方について話しており、両方のメリットとデメリットを比較しています。

💡樹海

樹海とは、密集した樹木で覆われた広大な森地帯のことを指します。この動画では、樹海を比喩として使われており、本屋の探索が樹海を彷徨うに似ているとも述べられています。また、樹海が暗い面や、文化的墓場というイメージも示唆されています。

💡読書

読書とは、文字や内容を媒体として取り込み、知識や楽しさを得る行為を指します。動画中、読書は個人の成長や学びの重要な手段として強調されており、語者は自身の読書の習慣や好みについて詳しく語っています。

💡自己啓発

自己啓発とは、自己の能力やスキルを向上させるために行われる活動や学習のことを指します。動画では、語者が自己啓発の本があまりないと述べており、紹介する本が自己啓発的な要素を含んでいることが示されています。

💡パフォーマンスアート

パフォーマンスアートとは、視覚芸術や演劇、ダンスなどが融合した、時間や空間を介して表現される芸術の形式を指します。動画では、ある本がパフォーマンスアートのようなものであることが言及されており、本の形式や表現方法について興味深い視点を提供しています。

💡古本屋

古本屋とは、古書や古文書を販売する専門店のことを指します。動画では、古本屋での発見や魅力について語られており、古本屋が文化や歴史の価値を保持している場所であることが強調されています。

💡人間関係

人間関係とは、個々人が互いに接することで形成される相互作用や結びつきを指します。動画中では、本が人間関係の深い意味や難しさについて掘り下げ、読者が自己の人間関係を再考できるように導いていることが示されています。

💡抽象

抽象とは、具体的な形象や事実から離れた理論的な概念やイメージを指します。動画中、語者が抽象的な概念を用いて、本の内容や思想を表現していることが触れられています。また、抽象性がどのように読者の思考を促すかについても議論されています。

Highlights

コスパを意識しない阅读に対する好み

胃もたれ系の本の好み

自己啓発の本不多しい現状

成田優介の人生を変えた本の紹介

電子書籍と紙の本の両方の利用

阅读方式の心情に合わせた切り替え

飽き性と阅读との関係

職業放浪者の経験と文学の復帰

自伝哲学書の抽象化と意味の変容

古本屋の羅曼と現代のAmazonの両方の経験

図書館の静かさと快適な空間

トリオリズム:自伝的な哲学書の紹介

人間関係とお金、性的欲求のテーマ

本の表紙から想像できない深い内容

グレープフルーツス:行為を促す不思議な本

本屋さんでの発見と新しい経験

本屋さんの魅力:過去と現在の共存

樹海と本屋さんの闇い面

Transcripts

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コスパはよくしたいんだろうばいいと

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思うからじゃないですか

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僕結構胃もたれ系が好きなんですよね

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自分は確かに自分が結構淡泊なのでこんな

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こと書く人あんまりいないんですよ

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俺ほど読む気を誘わないそうですよね

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フォントの出会いは時にその人の生き方に

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影響し人生を変えるきっかけになるもの

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今回は私

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成田優介の人生を変えた本を

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ご紹介しますこれほどすごい

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自己啓発もあんまりないんじゃない

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木曜日は

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金曜日

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そもそも最近本屋さん自体に行かれます

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例えば結構電子書籍で本を読む派ですか

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両方ですかね

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気分に合わせて

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[笑い]

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飽きるじゃないですか

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ずっと紙に触れてると飽きるし

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ずっとピカピカ浸る

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板を見てると飽きるのでなるほど

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飽き性なんですかなんで

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完全に酒飲む時になんかみんな

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ビール飲んだと思ったらレモンサワー飲ん

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で日本

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酒飲んだと思ったらハイボール飲んだり

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するじゃないですかそれと同じ感じじゃ

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ないですかねだから自分の中で本屋さんっ

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ていうのになんかすごいこだわりとか愛着

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があるっていう感じではないんですよ

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むしろなんか

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飽きるから1つのモードとして

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あってほしいという感じでだから自分の中

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でなんかあんまり

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便利なモードに

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賭けするみたいな感覚がないんですよ

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なるほどあまり法律とかどうでも良くて

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いろんなパターンを混ぜ合わせたいって

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感じなのでなんかあんまり最短速度で行く

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みたいなこと考えないタイプなんですよ

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へーあなんか意外です結構

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効率主義者なのかなと思ってましたいや

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全くですねそうなんだまあというのと

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法律がいいものとかコスパがいいものが

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苦手なんでしょうね

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まあホスパはよくしたいならばいいっ

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てことあるじゃないですかね

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いやほんとそうだ

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1つ目こちらですこの

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本はまあこれ

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全部ニッチですけど

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多分特にニッチで

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意味の変容っていう本ですよね

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自伝哲学って感じですかね

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なんか自伝小説はあるじゃないですかはい

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でそれの

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素人哲学版みたいな感じなんですよ

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素人さんっていう

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普通のカテゴリーで言うとサッカーそう

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ですね

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文学者なんですよただすごい変な遍歴の

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ある人で

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若い頃に

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当時の同人誌とかあってちっちゃく文学

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デビューしてだけどそこの文学の世界が

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ちょっと消えて

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確かなんかあのレンズを作ってる工場

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みたいなので

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働いてみたり

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山の中にあるお寺に修行に入ったりとかし

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ててなんか10年ぐらいずつ全然違う業界

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全然違う場所で生活してみるっていう

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職業放浪者みたいなやった人らしいんです

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よでおじいちゃんなってから文学の世界に

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復帰して

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芥川賞とか取って最後職業文学者になった

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みたいな人なんですよねでこの本はその人

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がその

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遍歴の中で

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感じまだ断片みたいなのを

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妙に

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抽象的な感じに書き換えて

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謎の哲学にしたみたいな本なんですよ

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だからいろんなところで出会ったよく

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わからない

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対話とかエピソードみたいなのが散りばめ

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られてるんですけどこのからねよくわかん

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ない

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図とかが入ってて

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本当は内部

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外部教会とかなんかその間の関係とは

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みたいな

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わけのわからない

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すごい抽象度の高い

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鉄がくなのか

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数学なのかそれともそのどちらでもない

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哲学もどきなのかみたいなのが混じって

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るっていうそういう感じでその

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自分の人生を

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抽象化するみたいなでだからなんか意味が

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あるのかないのかちょっとよくわかんない

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んですよしかも体型だってないんですよで

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もそれが重要だなと思ってまあ哲学とかっ

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て多分元々は人が生きる中で

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感じた断片から始まってるわけじゃない

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ですかだから古の哲学書とか読むとそんな

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しっかりした構成とかなくてどっちかって

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いうと日記に近いような雑記帳に近いよう

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なところから

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立ち上がってるわけじゃないですかだから

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それがこう何百台だと何千年をかけて

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だんだんだんだん大それたものになってで

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も原点に戻るとこんな感じなのかもなって

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思う本ですねこれちなみにいつ読まれたん

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ですかこれ多分10代の半ばぐらいの時に

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だから当時は

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本屋は愚か古本屋もあったんですよ

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街中にでどんな駅にもなんかよく謎の

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古本屋みたいなのがあってでなんかやたら

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あの100円とかで文庫売ってたりとかか

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と思ったら妙にマニアックな本を

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混じってるみたいな感じでカバーしてる

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範囲としては超巨大拠点と同じぐらいで

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それが駅前のワンルームみたいな凝縮し

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てるみたいな

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古本屋がたくさんあったじゃないですか

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億ぐらいがそれを同時代で

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使えた最後の世代でそういうその

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謎の古本屋とかなんとなくの本屋みたいな

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のがまだこう駅前の本屋さんみたいなのが

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生きてた時代でありつつ

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同時に10代中学生ぐらいの時には

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Amazonとかで揃ってきててで多分

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その両方を

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経験してる世代って結構少ないんだと思う

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んですよ確かに

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学校とかあんま行ってなかったんで時間は

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あったんですよ

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例えば金はないじゃないですかそうすると

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時間コスパが一番いいものっていうと

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本とかで

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学校行ったりしても

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図書館に行ったりしててで

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昼間の図書館静かであんなに寝心地とか

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ないんですよ

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結構どうしよっかの老化とかで見たりして

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ましたね図書館の廊下で図書館は多分

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昼間人が少ないじゃないですかで空調は

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すごく管理されてるからすごい快適な空間

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なんですよねでしかもあれ多分本が音を

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吸収してるんだと思うんですよだから

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すごい静寂の空間が

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都心のど真ん中とかに誕生して

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るっていうすごい稀な空間だと思うんです

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よねパソコンに生息してたっていう感じ

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ですね

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これ

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トリオリズムっていう本でまあもう

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ちょっと扉とかからこんな感じですからね

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これほど読む気を誘わないそうですよね

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でもこれも

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実はある種の自伝哲学なんですよねつまり

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その

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自分がしてきたなんかセックスとか

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謎のパパ活みたいなのとかいろんな遍歴が

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あるわけなんですよパパ活っていうと

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語弊があるな

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グローバルラグジュアリーパパ活みたいな

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ただそれを素材として使いながら

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描かれているのは

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自分と他人の関係ってことだと思うんです

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よねなるほどちょっと面白いなと思うのは

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自分について書くっていうことは

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色々やられると思うんですよで人について

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書くっていうのもやられると思うんですよ

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ね一人称と3人称ですねでもなんかこの本

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はその自分という鏡を通じて

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他人がどう映るかとか

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他人という鏡を通じて自分がどう見えるか

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とかっていうその一人称と3人称の

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間を行ったり来たりするそれによって

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結局その

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自分にとって大事な人との関係っていうの

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は何なのかとか人との関係をどう作る

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べきなのかみたいな一番人間が社会の中で

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生きていく上で

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難しい問題

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結構真っ向から取り組んでるなって思って

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結構

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表紙からはもう想像つかない今内容いや

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すごいですけどでさらには

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お金の問題だ結局その人と自分との関係を

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考える場合に

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精神的なこととか

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心の言葉ばっかり人は

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語ってお茶を濁しがちだと思うんですよ

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ここに書かれてるのはそのお金とか

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あるいはなんだそのセックスとかそういう

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その結構人間の原始的な

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欲望とか快感そういうものを

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むしろなんかそこに本質があるかのような

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感じで

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正面からタックルしてるという感じなん

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ですよね

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第7章Loveはお金で買えるのか

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結論

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makeloveの快感と財力の快感は

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とても似ていますそんなこと書く人

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あんまりいないんですよ

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確かにあんまりないですよただからそう

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いうちょっとあの普通の

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感覚を一旦ボンと超えてみることによって

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お金とかなんか愛とか性とか人間関係

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みたいな

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誰しもが普通に

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庶民生活の中で悩んでることを見直す

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みたいな

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そういうすごい実用的な見方もできるん

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じゃないですか確かにそう言われてみたら

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すごいなんか人生に役立ちそうな気がして

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きますね

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だからこれほどすごい

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自己啓発もあんまりないんじゃない

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いやだからまあこの本も含めてなんか

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すごいお金持ちとか

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すごい美貌の持ち主の人とか

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すごい

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究極経験極端な経験をした人とかちょっと

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その一旦

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物事を測るものさしをこうリセットし

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ちゃったんじゃないですかそのリセット

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することによって

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普通の人間が囚われているものっていうの

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が何なのかがわか

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るっていうことなのかなとなるほどまあ

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一度

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読んで

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ほとんどの人は

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胃もたれするんじゃないかなと思います

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少し

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難易度さんは胃もたれしなかったですか

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結構胃もたれ系が好きなんですよね

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自分は確かに自分が結構淡白なのでどっ

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ちかっていうと胃もたれ系の人の方が

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動物を見てるようで楽しいんですよ

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違う動物を見てるとかですかねあなるほど

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面白いなんかやたら熱い語る人とかやたら

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積極臭い人とか結構好きなんですよねでも

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それって結構タイガーの火事じゃないけど

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見てる分には楽しいですけど

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関わった関わりたくないですね

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そうですよね

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これ

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グレープフルーツスってはい

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本なんですかね

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そのもはや本なのか本でないのか

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怪しいですねパフォーマンスアートとして

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の本みたいな感じじゃないかな

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[音楽]

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自分の取り扱い説明書みたいな感じじゃ

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ないですかこのようこさんの

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普通にこんな感じで

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掃除をしなさい

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太陽を見つめなさいそれが四角くなるまで

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とかこれ指示がひたすら書かれてるんです

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よでだから要は

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読むための

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読む行為ではなくて何か行為をしたり行動

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を起こしたりするための

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触媒としての

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言葉

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触媒としての本という感じなんですよね

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でしかも面白いのは

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指示の内容が

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スケールも

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抽象度も

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実現可能性もバラバラなんですよさっきの

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呼吸をしなさいとかっていうのはまあ

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なんか

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すぐに見えるわけじゃないですかでもこれ

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書いてあるのは

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想像しなさい

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線の対応がいっぺんに空にあるところ1

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時間輝かせなさいそれから少しずつ太陽

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たちを空へ溶け込ませなさい

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ツナサンドイッチを一つ食べなさいこれ

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実行するだけでだからもう1時間かかるん

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ですよ

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で最低いやで重要なのはなんか何かをし

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なさいとかっていうのって

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普通なんかこれぐらいの

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具体性でこれぐらいの難易度でこれぐらい

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の時間がかかって

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スケールでみたいなのっていうのが

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だいたい決まっちゃってると思うんですよ

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だけどそのスケールとかの自由度を

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ぶわっといろんな方向に伸び縮みさせたら

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どうなるかっていう思考実験だと思うん

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ですよなるほどねそうするとなんかでき

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ないこととできることの間は何なのかとか

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その自分が本当にやってる行為とか行動と

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ただの想像っていうのの間には何があるの

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かとかあるいは意識できるものと意識でき

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ないものの

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教会はどこにあるのかとかそういうことに

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たどり着かざるを得ないじゃないですかな

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のでその言葉を媒介にして行為が起こる

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行動が起こるでもそれが結果として

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言葉とか人間の頭の中にあるもっと抽象度

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の高いそのコンセプトってのをもう一度

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作り変えることを

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要求してくるみたいななるほどでわかり

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やすく言うとこれがきっかけで

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ジョンレノンはイマジンという曲を作った

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みたいですよえーまあ結局

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本でもどんな作品もコンテンツでもその人

play13:09

の自我がにじみ出ちゃうものじゃないです

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かだからそこに滲み出てる

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自我が一体何者なのかっていうのを

play13:17

解読するしか

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作品を本当に解読する方法はないんじゃ

play13:20

ないかなっていう気がするんですよ

play13:22

だからそういうこと

play13:25

自然と考えちゃうってことですね

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[音楽]

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改めてこれ出されて読みたいっていう人が

play13:31

いるのかなあって

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今回私が足を運んだのは

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東京都目黒区祐天寺にある

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王様書房さん小さいながら

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様々なジャンルの本が置いてある

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面白い本屋さんですあ

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成田さんここここ今回の企画

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置いてくれてますこれ写真にいいですね

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なんか

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紙白石さんのしかもこのねフランクルの夜

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と霧のところから

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スーッと

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儚く消えていく感じ

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結構みんなキャラが出ますよねいやそうな

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んですよこうやって選べって言われると

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ついついニッチなものを選んでねどうだ

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お前ら知らないだろうって言って自己満足

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したいっていう気分が出てきちゃいますよ

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やっぱそうなんですね

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本屋さん来る時ってどういうとこから見て

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いくとかなんかあるんですかいや全然な

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いっすねただルーティーンしたくないから

play14:30

本屋さんと来るんじゃないですかねだって

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ルーティンで済ますんならもっと効率的な

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方法あるっちゃあるじゃないですか

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なるほど

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本屋さんに来るってことはあんまり固まっ

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てない

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目的もないそういうものを欲しい時なん

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じゃないですかねこの辺雑誌とかはどう

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ですかね

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雑種はやっぱり

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紙で

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物として見る楽しさがあるなっていつも

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思いますね

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なんかこんなに

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デザインされてるもの本なんてないじゃ

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ないですかなんか何百ページとかに渡って

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この

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色から

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フォントから

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写真から何から全部やるわけじゃないです

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かこの

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総合性オブジェ性はすごいななるほど

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ファッション誌とか

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料理

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ブラシとかの総合力の高さはすごいっすよ

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ねだからサッカー自然とこう手に取られ

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てるのファッションした多いですねだって

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色合いから違いますから

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本って作品性で言うともう個人の作家性が

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結構高いじゃないですかそういうものより

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内蔵さん的には雑誌とかの総合的なあーそ

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うっすねていうかやっぱり個人の

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限界は色々あるなって思いますよねだから

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例えば自分一人で

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すごい文庫本を作るとかはできるじゃない

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ですか可能性としてはだけど

play15:55

自分一人でなんかこういうの

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必殺作れって言われたらさすがに無理じゃ

play16:00

ないですか

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逆に言うと別物ってことかもしれないです

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ねだこっち側はどっちかっていうなんか

play16:04

あの

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個人事業主とか個人クリエイターみたいな

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感じでこっちはどっちかっていうと

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会社とか

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工場とかそういう感じかもしれないそれが

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同じ空間に共存してるっていうのは本屋

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さんのちょっと面白いところかもしれない

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ですね

play16:19

全然違うものを

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同じ本屋とか本っていうくくりにしちゃ

play16:23

うっていうこの本屋さん時々なんかすごい

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古いすごいニッチな本とかが

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スッと

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差し込まれてる不思議な本屋さんですね

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確かに

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本屋さんで色出ますよね

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うんいやでもいやこう面白いなと思います

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そう外からパッと見ると一見そう見えない

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じゃないですか普通が街の本屋さんっぽい

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見た目をしながらいざ見てみると

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すすっと

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忍ばせて伸ばせてあるっていう

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大島さん

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マジですかいや時々共演するのであの大島

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ゆかりさんのYouTubeチャンネルが

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好きで

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大島さんが毎晩家に帰って

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晩酌をするのをYouTube中継するっ

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ていう

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狂ったチャンネルで

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とかって言いながら

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ビール飲んでるっていう高さだって

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ちょっと今日フラット本屋さん来てみまし

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たけどどうでした

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久々に

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新しい本屋さんをフラット回った気がし

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ますなんか行くにしても結構同じところ

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行っちゃうじゃないですかそうすると

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なんか回り方の癖とかできちゃって

play17:30

ルーティン化していきますよねそうじゃ

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ないのは大事だなって思いますね今日は

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ちょっと

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新しい

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経験をちょっとできたかなっていう感じ

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ですか

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疲れてますができました

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[笑い]

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迂回という

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樹海って

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羅針盤が効かないじゃないですか

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効率悪いんですよ

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地図がないんで

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本屋も似てるなと思って

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別にGoogleマップで散歩するのって

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オンライン書店で買うのに近いなとでも

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本屋に行ってそこを彷徨うのは樹海を

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彷徨うのに近いなしかも樹海ってだから人

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が立ち寄らないじゃないですか

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本屋も人口密度低くなっていいなって

play18:19

[笑い]

play18:20

で最後に

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樹海ってあの人が

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亡くなるところでもあるじゃないですかま

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あ自分もなくなるまで

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本と関わるんだろうなと思うのでなんか

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ちょっとその

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暗いしみたいなものが

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ちらついてる感じもするな

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うんでしかもなんか

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文化の

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良くもしくも墓場っていう感じもするん

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ですよなんか静かで

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動かなくて

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髪の上に印刷されているっていうねなんか

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動かなくてなんか埋葬された文化がそこに

play18:55

あるって感じもするんですよね

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そんなこんなを考えていくと

play18:59

樹海という感じかなと

play19:00

[音楽]

play19:01

木曜日は

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本曜日

play19:03

以上成田祐介でした

play19:05

[音楽]

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