楽天の中間決算について解説します
Summary
TLDR本動画では、楽天グループの2024年6月期決算を解説し、楽天モバイルの継続的な赤字問題に焦点を当てています。楽天モバイルの準利益は180億円で、売上高は過去最高を記録しましたが、準利益300億円以上の赤字が続きます。加入者数は700万契約を超えており、増加傾向にある反面、金融やEC事業が好調ですが、モバイル事業が足を引っ張っています。また、オーストラリアのマコリグループへの基局設備の売却や、今後の金利負担や契約数の増加が利益率向上にどのように影響するかについても触れています。
Takeaways
- 📅 2024年6月期決算を解説。楽天モバイルの赤字が続き、準利益は180億円で大幅に縮小。
- 📈 売上高は過去最高を更新。金融やECが好調だが、楽天モバイルが足を引っ張る。
- 📱 楽天モバイルの加入者数は700万契約を超え、爆走している。
- 💸 プレマーケティングキャッシュフローが導入され、広告宣伝活動は必要だが、それなしではキャッシュフローは黒字。
- 🏢 オーストラリアのマコリグループに楽天モバイルの設備を売却し、リースバックで資金調達。
- 📈 設備投資の原始を考慮に入れるとEBITDAはまだ赤字だが、近い将来黒字になる見込み。
- 💵 外貨建ての設備投資の金利は10%以上と予想され、為替変動リスクも懸念される。
- 📉 楽天モバイルが黒字になっても、高い金利負担が続く可能性がある。
- 📊 法人営業の強化と設備投資の抑えが、赤字幅の減少に寄与。
- 📈 契約数の増加は利益率の改善に寄与するが、単に契約数では測りきれない部分がある。
Q & A
2024年6月の楽天の決算状況はどうでしたか?
-2024年6月の楽天の決算では、楽天モバイルの赤字が続き、準利益は180億円ほど縮小されたものの、300億円以上の赤字が続いており、売上高は過去最高を記録しました。
楽天モバイルの加入者数はどのくらいですか?
-楽天モバイルの加入者数は700万件契約を超えており、爆走的な増加を続けています。
楽天が行っている設備投資の状況はどうなっていますか?
-設備投資はすでに終わっているわけではありませんが、既に終わっていると考えられる部分については、EBITDAは赤字ではなくなっています。
プレマーケティングキャッシュフローとは何を指していますか?
-プレマーケティングキャッシュフローとは、広告宣伝活動を全く行わない場合の楽天モバイルのキャッシュフローを指しており、その状況下ではキャッシュフローは黒字になるという指標です。
楽天モバイルの基局設備を売却する計画はどのような内容ですか?
-楽天はオーストラリアのマコリグループに楽天モバイルの基局設備を2000億から3000億円の規模で売却し、セルス&リースバックという形でマコリグループの資産になる予定です。
売却後の楽天モバイルの設備投資に対する金利設定はどのくらいですか?
-売却後の金利設定はまだ発表されていませんが、10%を超える可能性があると予想されています。
為替変動リスクとはどのようなリスクですか?
-為替変動リスクとは、外貨建ての資産や負債に対して外国為替レートの変動が生じた場合に発生するリスクを指し、楽天モバイルが米国ドル建ての車両を購入する場合などに影響をうける可能性があります。
楽天モバイルが黒字になれた場合でも、金利負担が重い理由は何ですか?
-楽天モバイルが黒字になれたとしても、長期間の高金利の負担があるため、実質的には黒字にならない可能性があります。特に10年間の契約などがあると、長期間金利負担に苦しむことになるでしょう。
楽天モバイルの契約数の増加が利益率に与える影響はどのようなものがありますか?
-契約数の増加自体は利益率の改善に寄与しますが、他のキャリアに比べてARPU(平均単価)が低いため、単に契約数だけでは利益率の改善を測りきれない部分があります。
プラチナバンドの基局投資はどのような状況ですか?
-プラチナバンドの基局投資はあまり行われておらず、KDDIに頼る形でローミングサービスを提供していると予想されます。
楽天株を購入した背景は何ですか?
-楽天モバイルをやめても株価が上がるとの見解に基づいて購入したとされています。また、藤田すむさんが楽天株を500円台で購入したとされていますが、現在は1000円を超える高値となっています。
Outlines
📈 ラクテンの2024年6月期決算解説
本段落では、楽天モバイルの財務状況と今後の展望について解説されています。楽天モバイルは依然として赤字を記録していますが、営業利益は180円と大幅に縮小されています。売上高は過去最高を更新していますが、金融やEC事業が好調な一方で、モバイル事業が他の事業の成長を引きずっています。加入者数は700万人を超えており、増加傾向にあります。また、プレマーケティングキャッシュフローという指標が導入され、広告宣伝活動を行わない場合のキャッシュフローが黒字になることが示されていますが、マーケティング活動は事業成長に不可欠であるため、実際のキャッシュフローは赤字が続いています。オーストラリアのマコリグループによる楽天モバイルの基局設備の売却が決定し、将来の資金調達や金利負担に影響を与える可能性があると指摘されています。
📱 ラクテン株の投資判断と事業戦略
第二段落では、楽天株の投資価値と事業戦略について議論されています。楽天モバイルの事業が黒字になる可能性があるにもかかわらず、金利負担が重く、実質的な黒字化には至らない可能性があると分析されています。また、法人営業やプラチナバンド事業の現状について触れられており、KDDIへの依存が指摘されています。作者は楽天株を購入しており、株価が上がったことを報告しています。最後に、作者が運営するメールマガジンやインターステラテクノロジーズの人材募集情報が紹介されています。
Mindmap
Keywords
💡楽天モバイル
💡決算
💡準利益
💡売上高
💡EC
💡プレマーケティングキャッシュフロー
💡設備投資
💡EBITDA
💡セールス&リースバック
💡外貨建て
Highlights
楽天モバイルの赤字が続き、非常に大変な状況が続いています。
2024年6月期決算では、営業利益が180円でかなり縮小している。
準利益300億円以上の赤字が続いており、売上高は過去最高を更新している。
金融や物販ECが好調だが、楽天モバイルが足を引っ張っている。
加入者数は700万件契約を超え、爆走している。
楽天モバイルの広告宣伝活動はまだ必要だが、コスト削減が進んでいる。
プレマーケティングキャッシュフローを達成すると、キャッシュフローは黒字になる。
設備投資は終わっていると見なせるが、EBITDAはまだ赤字。
決算発表で注目のポイントは、オーストラリアのマコリグループへの設備売却。
売却額は2000億から3000億円規模で、セールス&リースバックという形を取る。
楽天モバイルは毎月分割でリース料を支払うモデルになる。
外貨建ての設備投資の原始に、金利設定が10%以上と言われている。
為替変動リスクと高い金利負担が、資金調達に影響を与える可能性がある。
銀行の融資で金利が12%以上にならないと、利益率が上がらない。
楽天モバイルが黒字になっても、金利負担が重く実質的には黒字にならない。
法人営業を強化し、契約数を増やしているが、APRUが他のキャリアに比べて低い。
プラチナバンドは基局投資をあまりしていないが、KDDIに頼る必要がある。
楽天株を800円台で買ったが、現在1000円超えており儲かっている。
楽天モバイルをやめても株価が上がるとの個人的な見解。
藤田すむさんが楽天株を500円台で買ったとされる。
月額880円のメールマガジンで、堀江のブログでは言えない話を配信している。
インターステラテクノロジーズでは、エンジニアなどの人材を募集中。
Transcripts
ハローYouTubeえ今日はですね大分
空港からお送りしておりますえベで色々
やってまいりましたフェスだけはでき
なかったですけれどもということで今日は
大好評楽天シリーズということで2024
年6月期決算でてちょっとしばらく経ち
ましたけれどもあのこの決算について
ちょっと解説したいなという風に思います
え今田ですね楽天モバイルの赤字が続きえ
非常に大変な今続いておりますけれどもえ
まだまだ準利益あの営業利益ですね
180円ぐらいでですねえかなり縮小して
きたとはいええ準利益300億円以上の
赤字が続いております売上高は過去最高
クラスらしいんですけれどもえ金融とか
物販えECですねこちらの方がえ非常に
好調な反面ですねえそれ以外あのま要は
楽天モバイルがやはり足を引っ張っような
状況ただしえ加入者数は爆走しておりまし
てもう700万件契約を超えておるという
ような状況でございますえ三谷さんえ自ら
がですねえ法人営業を頑張ってゴリゴリお
進めておりますしえ設備投資を若干抑え
てる分ですねえ非常にあのま赤字幅は減っ
ていってるとで今回の決算資料からですね
えプレマーケティングキャッシュフローと
いうですね概念ががえ出てきておりまして
えラテモバイルまこれまでebitDAえ
だったりキャッシュフローまこういった
ところをですねえ色々解説ま決算でですね
解説していたんですけれどもえ今回ですね
プレマーケティングキャッシュローでクジ
達成というですね要はラテモバイルの広告
宣伝活動まだ必要な状況なわけですけれど
もこれを全くやらなくすればですねえもう
キャッシュローは黒字してるんだっていう
風なことをですねえ言ってましたけれども
マーケティングしないわけにもいかない
でしょうからあのこんななんか下履かせた
下履かせた数字を出してどうするんだと
思いますけれども何としてでも黒字してい
るっていうそういったあの多分ねあのこと
をやりたかったんだろうなとまebitD
はえちなみにですねあの減価償却とかそう
いったところのコストを抑えた部分ですね
えこれがEITDAなわけですけれども
もうすでに設備投資は終わってる終わっ
てるというか終わってはいないんです
けれどもすでに終わってる設備投資に関し
てはですねえ考慮しないとまだEITDA
は赤字なんですけれどももうすぐ黒字
するっていうようなグラフが出ておりまし
たえそしてですね今回多分決算発表で1番
のポイントって何かって言うと
えオーストラリアのマコリえグループに
ですねえま投資ファンドなわけですけれど
もこちらの方にえ楽天モバイルの基局等の
ですね設備を2000億から3000億円
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大家さんみたいなもんで大家さんから楽天
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まおそらく大手通信キャリアで初めてじゃ
ないでしょうかえこういったことをやって
ですねえま年率10%以上と言われてるえ
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金利設定はえ発表されておりませんがま
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の融資で例えば12%でやればですねえ
非常にあのなんて言うのかな
え利益率上がって来ると思うんですけれど
もえ要は楽天モバイル黒地した後もですね
この高い金利ですねえまこれしかも10年
契約とかになってると思うんでえ長い間
ですねこの金利負担に楽天は苦しんでいく
ことになるんじゃないかなという風に思い
ますつまりえ楽天モバイルがですね黒字
その事業単体として黒字したとしても金利
負担が重くて実質的には黒字になんないん
じゃねえかなとえそういう風に考えており
ますえでまたですねえ無理やりその法人
営業とかをしてる部分があってですね2枚
目のシとかこういった形での
えまそういった形でのえ契約数のまある
ある意味その下駄を吐かせた契約数という
ことでえそういったところでもですね非常
にあのま負担あのアープが上がらないえと
いうことでま他のキャリアに比べると
やっぱりアープが1000円以上低いので
これを上げていかない限りですね利益率の
改善ま要はえ赤字の払拭と利益率の改善と
いったところを契約数だけでは測りきれ
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まプラチナバンドもですねそんなに基局
投資あまりしてないみたいなのでえこれ
完全にkddiに頼ってローミングこれ
やめられないと思うんですよねまそういっ
たところもあるんじゃないかなと思います
ただしですね私ですねえニュースpiix
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買いましたえしかもですね800円台で買
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楽天モバイルをやめてもまうまくいったと
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よねなので買いました藤田すむさんは天才
です本当に500円台600円ぐらいで
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ですねということで今日は楽天について
解説しましたいってらっしゃい工字の音
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バンクどれでもつがるホのwi-fi対
韓国アルバニアどこでもつがるの
wi-fiホエのwi-fiでいっ
てらっしゃい堀江のブログでは言えない話
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