【最終稿】#217 議論のグランドルール
Summary
TLDRこの動画では、会議の場を活性化させるためのグランドルールについて議論されています。専門家たちは、活発な議論を促進するルールとして、ポジションパワーを控える、建設的な意見交換を心がける、全体最適を考慮する、時間を厳守するなどを提案しています。さらに、フィンランドの小学生が立てた「他者の発言を遮らない」「分からないことをすぐ質問する」といったルールの重要性も強調されています。適切なグランドルールを設定することで、会議の質を高め、生産的な議論を実現できると説かれています。
Takeaways
- 👥 会議やディスカッションでは、参加者の心理的安全性を確保するためのグランドルール(ルール)を事前に設定することが重要である。
- 📋 グランドルールの例としては、ポジションパワーを使わない、積極的に発言する、建設的な議論をする、全体最適を考える、時間を守るなどがある。
- 🇫🇮 フィンランドの小学5年生が作った「議論のルール」は、他人の発言を遮らない、怒ったり泣いたりしない、分からないことはすぐに質問するなど、簡潔で重要なポイントを押さえている。
- 🗽 日産自動車の会議グランドルールでは、予定外の議論を持ち出さない、携帯電話をマナーモードにするなどのルールが設定されている。
- 🔑 グランドルールを設定することで、会議の活性化と生産性の向上が期待できる。
- 💡 グランドルールは、企業の価値観や理念を反映させることもできる。
- ⚖️ 必ずしもグランドルールが必要というわけではなく、社風や規範が機能している会社では不要な場合もある。
- 🎯 グランドルールの目的は、会議の質を高め、経営における会議の重要性を最大化することにある。
- 🌐 アバージェンスマネジメント研究所では、組織マネジメントのノウハウを発信しており、企業向けの研修メニューも提供している。
- 🌟 オンラインサロン「crh」では、メンバーとの交流、勉強会、オフ会などの活動を通じて、日本をちょっとマシにすることを目指している。
Q & A
グランドルールを設定する目的は何ですか?
-グランドルールを設定することで、会議での議論が円滑に進み、活発な議論ができるようになります。参加者全員が心理的に安全な環境で発言できるようになり、建設的な議論が可能になります。
アバージェンスマネジメント研究所ではどのようなグランドルールを推奨していますか?
-主に9つの項目を推奨しています。1)議論に集中するためパソコンを閉じる 2)ポジションパワーは使わない 3)自分の意見を積極的に発言する 4)他人の意見を尊重する 5)否定する際は代案を示す 6)全体最適で考える 7)できる・できないではなく、どうありたいかを考える 8)怒ったり泣いたりしない 9)時間を守る
日産自動車ではどのようなグランドルールを設定していたのでしょうか?
-日産自動車では、予定外の議論を持ち出さない、ポジションパワーを使わない、積極的に聞く・話す・書く・行動する、建設的な表現を活用する、携帯電話をマナーモードにする、発言の匿名性を担保する、などのグランドルールを設定していました。
フィンランドの小学5年生が決めた議論のルールとは何ですか?
-フィンランドの小学5年生が決めた議論のルールは、他人の発言を遮らない、話す時はダラダラ喋らない、話す時に怒ったり泣いたりしない、分からないことがあればすぐに質問する、話を聞く時は相手の目を見る、議論が終わったら内容の話はしない、間違いと決めつけない、などです。
グランドルールはどのような会社で必要とされますか?
-会議が不活性な状態の会社や、社風や規範が十分に機能していない会社では、グランドルールを設定することで会議の活性化が期待できます。一方で、会議が十分に活発に行われている会社では、必ずしもグランドルールが必要とは限りません。
グランドルールと企業の価値観との関係はどのようなものですか?
-企業の価値観やバリューに含まれている内容を、グランドルールとして取り入れることができます。例えば、「全体最適で考える」「建設的な議論をする」などは、企業の価値観に関連する内容です。グランドルールを設定することで、企業の価値観を行動に落とし込むことができます。
グランドルールを設定する際に気を付けるべきことは何ですか?
-その会社や状況に合わせて、適切なグランドルールを設定する必要があります。様々な例を参考にしつつ、自社なりのグランドルールを作っていくことが重要です。また、単に設定するだけでなく、実際に運用され、行動に反映されるようにすることが大切です。
なぜフィンランドの小学5年生が決めた議論のルールが重要とされていますか?
-フィンランドの小学5年生が決めた議論のルールは、大人になってしまうと忘れがちな、議論を円滑に進めるための基本的な事項を簡潔にまとめています。子供ながらに大切なことをしっかりと捉えていることから、大人が改めて学ぶべき点が多くあります。
会議の質を高めるためにはグランドルールの設定が重要ですか?
-はい、グランドルールの設定は会議の質を高める上で重要な役割を果たします。適切なルールを設けることで、参加者全員が安心して発言でき、建設的な議論が行われるようになります。会議は経営上重要な場なので、その質を高めることは企業にとっても大きなメリットがあります。
アバージェンスマネジメント研究所ではグランドルールに関する情報をどのように発信していますか?
-アバージェンスマネジメント研究所では、YouTubeでグランドルールに関連する内容を発信しているほか、企業向けの研修や実際のプロジェクトでグランドルールを提案しています。また、オンラインサロンでは交流の機会を設け、社会課題解決のプロジェクトにも取り組んでいます。
Outlines
👥 会議のグランドルールの重要性
この段落では、アバージェンスマネジメント研究所の葛西氏と大西氏が、会議における議論のルールの重要性について話し合っています。葛西氏は、日産自動車やフィンランドの小学生が定めた会議のグランドルールを例に挙げ、議論が活発に行われない場合にこのようなルールを設ける意義を説明しています。具体的には、ポジションパワーを使わない、発言を遮らない、建設的な表現を使うなどのルールが挙げられています。また、葛西氏自身が採用しているグランドルールとして、議論への集中、他者の意見の尊重、全体最適を考えるなどの9つの項目を紹介しています。
⚖️ 会議のグランドルールの展開と重要性
この段落では、先ほど紹介された会議のグランドルールについて、さらなる議論が行われています。大西氏は、このようなグランドルールがあると会議がスムーズに進行しそうだと感じたことを述べています。一方で、葛西氏は必ずしもグランドルールが絶対的に必要というわけではなく、会社の社風や規範によっては活発な議論ができる場合もあると指摘しています。しかし、そこまでいっていない会社ではグランドルールを設定することで大きな変化が起こる可能性があると主張しています。また、グランドルールと企業の価値観の関連性についても触れられ、グランドルールが企業文化の浸透に役立つ可能性があると述べられています。最後に、フィンランドの小学生が定めたルールへの賞賛の言葉が述べられています。
Mindmap
Keywords
💡グランドルール
💡ファシリテーション
💡心理的安全性
💡全体最適
💡仮説を持つ
💡建設的な議論
💡発言の尊重
💡多様性
💡時間管理
💡組織変革
Highlights
会議のグランドルールを設定することで、円滑な議論を進めることができる。
日産自動車では、会議のグランドルールを設定し、全社に発信している。
フィンランドの小学5年生が作った議論のルールが、大人でもできていないことが多い。
アバージェンスでは、お客様との会議時に以下の9つのグランドルールを用いている。
1) 議論に集中するためパソコンを閉じる。
2) ポジションパワーは使わない。
3) 自分の意見を積極的に発言する。
4) 他人の意見を尊重する。
5) 否定には代案を提示する。
6) 部分最適ではなく全体最適を目指す。
7) できる・できないではなく、どうありたいかを考える。
8) 怒ったり泣いたりしない。
9) 時間を守る。
常に仮説を持って話を聞く。
ファシリテーターから指名されたら発言する。
Transcripts
こんにちはアバージェンスマネジメント
研究所の葛西ですアバージェンス
マネジメント研究所の大西です本日も組織
変革のプロフェッショナル集団
アバージェンスからコンソル歴19年
アバージェンス副社長の葛井さんそして
ユニクロ本Foo現アバージェンスCEO
の大さんにお越しいただいております本日
もよろしくお願いいたしますよろしくお
願いしますお願いいたします何かしらの
会議で特にあのみんなを集めて議論をする
時にま議論があまりこう活発に行われない
とかまそういう時にこういうルールを
入れるといいんじゃないかなっていう話を
させていただければと思いますま特にあの
議論をファシリテーションをする立場の
方々にちょっと役に立つんじゃないかなと
いう風に思っておりますうんちょうど先日
会議隊に対しての葛西さんの意見を動画で
出していたいた会あったと思うんですけど
あそうそうでしたねはい以前の動画でです
ね多分会議体の設計のなんかポイント
みたいな話で少し話をさせていただいたと
思うんですけども大きくあの組み立て
るっていう話と場を作るっていう話と
引き出すまとめるっていう話をさせて
いただきました今回はすません場を作るの
中でもグランドルールを示すっていうお話
にちょっとフォーカスを当ててですねお話
をさせていただければと思います我々
アバージェンスがマネジメントにおいて
最も重要視する独自理論6ギャップについ
て分かりやすくまとめたホワイトペーパー
を公式ラインで配布しています
マネジメントする立場の方もプレイヤーの
方も結果を出すために必ず理解して
いただきたい内容になっておりますさらに
オンラインサロンで公開されたコンテンツ
の一部無料配信の他様々な限定案内も実施
しています概要欄より今すぐ手に入れて
ください
[音楽]
結構あのあまり普段から接する機会がない
とか議論をする機会がない人たちを集めて
議論をする時にこういうルールを示すと
わりかし円滑に議論が進むんじゃないか
なっていう話でちょっと資料をあの提示さ
せていただくとま日産さんでも会議の
グランドルールっていうのをま随分前に
ですね設定をしていらっしゃって例えば
予定外の議論を持ち出さないとかですね
ポジションパワーを使わないとか積極的に
聞く話す書く行動するとか時間減とかです
ねであとはいかにななするかなどの建設的
な表現を活用するとかですね携帯電話
マナーモードにとか安全シェルターって
発言のなんか匿名性みたいなものを担保
するみたいなことをまグランドルールで
設定をし車内でも活発な議論ができる原則
という形で全社にま発信をされて
いらっしゃったということですねもう1つ
ですねフィンランド小学校5年生がまめた
議論のルールっていうのがあってでこれ
めちゃくちゃは重要だけど結構できてない
ことが多いよなっていうのがあって他人の
発言を遮ら
ない話す時はダラダラと喋らないとかです
ね話す時に怒ったり泣いたりしないとか
ですね分からないことがあったらすぐに
質問をする話を聞く時は話してる人の目を
見るとか他のことをしないとか最後まで
きちんと話を聞くとあと議論が台無しに
なるようなことを言わないとかですねどの
件であっても間違いと決めつけないとあと
議論が終わったら議論の内容の話はしな
いっていうような小学校こ5年生が当時
まとめてこれ1冊の本になってるんです
けどもフィンランドメソッド入門の中の
位置項目としてこの議論のルールっていう
のが書かれて言てですねこれもま1つの
議論のルールの示し方かなっていう風に
思ってます我々もですね当然そのお客さん
とですねこう会議をする時に特に議論を
する時にはこういうグランドルールを先に
示してでこういう形でやりましょうねって
いう話をさせていただいてますま私がよく
使うのこの9個の項目になってまして議論
に集中するためパソコン閉じ
るっていうことですね結構これ開いたまま
内職しながらやられる方もいらっしゃるの
でまそういうのを防ぐっていうことですね
あとポジションがやっぱり上の人とそう
じゃない方っていう方が混在で議論する
ことが多いのでまそうすると上の方の発言
が全てせになってしまう可能性があるので
まポジションパワーは使わないようにし
ましょうねとかですねあと自分の意見を
積極的に発言をするっていうことでまその
会社の特性にもよりますけどもあんまり
こう積極的に誰も発言をしないようなこと
があるとですね結構時間がもったいないの
でまそういうことを意図してでしかも正解
はないよっうんことを最初にお伝えをする
とあと他人の意見をま調尊重するっていう
話で5つ目は他人の意見の否定はあっても
いいんですけど大対案とセットで建設的な
議論をしましょうねっていうことですね
それから6番目が限定されたこ範囲では
なくて全体最適で飛行しましょうっていう
ことで当然その自分の部署だけの考えを
すればそっちの方がいいってのはま分かる
んですけどもでも全体で見たらそうじゃ
ないよねってことは結構あるので部分最適
でなくてとりあえず集まってるメンバーは
全体のことを考え行してきましょうねっっ
ていうことですねで7つ目はできるでき
ないではなくてどうありたいかっていう
ことを考えましょうっていうことですねで
8つ目はこれあのフィンランドのあのあれ
から持ってきたんですけど怒ったり泣い
たりしないってこと一応入れております
はいであと時間原種ですねでこれはま私が
よく使うグランドルールでまうちの
メンバーもま似たようなものを書いてまし
てですねま特に今なかったもので言うと常
に仮説を持って読みましょうっていうので
ま一方的に他者の話を聞くのではなくこう
いう話なのかなこういうこと言わんとして
のかなことうんを持ちながら聞きましょう
ねっていうことですねあとは逆にあのよく
発言をするメンバーだけで構成をされてる
時にはですねこのファシリテーターから
指名されたら発言をしてくださいねって
ことをあえて入れてる時もありますという
ことでございますその時々に応じてどう
いうグランドルールがいいのかってことも
含めてですねこういうルールを最初に決め
ておくといいんじゃないかなていうことで
ご紹介をさせていただいたということで
ございますうんこのグランドルールの話は
こうアバージェンスマネジメント研究所の
YouTubeとかちょくちょくなんか
それに近いような話はされてるので聞たり
ることあとうはい外とグラルーある会って
あまり見たことがないそうですねはい私も
お客さんのところに行って本当にうちの
会議のグランドルールはこれですっていう
風に示されているところ規定されてる
ところはあんまりないかもしれないですね
ですので我々がこういうグランドルールで
すっていう話すと結構新鮮な感じで
受け止めていただけますですねうんなんか
こう想像しながら今あの伺したんですけど
先にこれ決まってるとすごいなんか
めちゃくちゃやりやすそうだなっていう
イメージは湧いたと言いますか発言する方
もなんかこう安心してできそうな感じは
そうですねまこのグランドルールは最近の
言葉で言うと心理的な安全性をいかに担保
するのかっていうことも多分1つかなと
いう風に思いますですねまあ日産さでは
そういうブランドルールが制定されて
たっていうのは僕は知りませんでしたけど
ま結構な会社に関わってますけど会社で
会議のグランドルールが設定されている
会社と出会ったことはまだありませんえ
いやでもそのグランドルールてあった方が
多分その会議が活性化するはその通りだ
なっていう風に思いますし特に会議体が不
活性な状態の会社さんなんかでは是非検討
されたらいいんじゃないかなっていう風に
思いますねでじゃあグランドルールって
絶対必要なのかって言うとま必ずしもそう
でもないところもあって十分に活性化され
た会議が行われているような会社も当然
あるわけでまそういうところは別にそれが
多分その会社の社風とか規範みたいなもの
が十分に機能していてしっかりした議論が
できるっていう会社さんも多分あるんじゃ
ないかと思うんですよねただそこまでじゃ
ないって思ってらっしゃるような会社さん
はこういったグランドルールを成定して
やられてみたらなんか格段に変わ
るっていうことが起きるんじゃないかって
いう風に思いますねま葛西さん冒頭でも
ちょっとだけると思うです回避が
めちゃくちゃ重要だって話を以前にも動画
でされたと思うんですけど会社のこう大事
にしてるものがあってでその骨格をなす
会議があってまその中でこのグランド
ルールをこう持ってくるっていうこと自体
がなんかそれの浸透する役割とうんするの
かなとか思ったりあそうですね結構この
全体最適で考えるとか個人の意見への調を
尊重するとか建設的な議論をしましょうと
かってわかし企業のあのvaluに含まれ
ててもいいような内容だと思うのである
意味そのvaluのものをグランドルール
としてどう取り入れるのかっていう考え方
でもいいのかなてちょっと今聞いてて思い
ましたうんうんうんそれすごくいいと思い
ますよねうんなかなかこうバリ存在してい
ても存在しているだけでなかなかそう実際
の次の行動に落とし込まれてないことが
ままあるのでそういう会議のルール
グランドルールなんかに入るだけで行動に
反映される確率が高くなるかもしれない
ですね定的に行われるものですしやっぱ何
のかの言っても会議って経営にとっては
重要な場であり時間なのでそれの質とか
高めるっていうのは多分傾向率も高まるん
じゃないかと思いますけどねぜひまこれ
色々ま日産であったりとヒラドの小学5年
生だったり葛西さのだったりそれそれ以外
のものもあったり色こう例を出して
いただいたグランドルールこう自なりのも
を作ねしていくみたいとですフィンランド
の小学5年生にはもう本当尊敬だねすごい
です
ねとってもごで大事なことでだけど我々が
なかなかその大人になっちゃうとそれが
大事なことだっていう風にこう切り取れ
なくなってる部分ってあると思うんですよ
ねそれをもう見事にピックアップしている
んで子供たちの言うことも大事だなって
改めて思いましたありがとうございます
アバージェンスマネージメント研究所では
実際のプロジェクトパークで培ってきた
組織マネージメントのノハがエッセンスを
発信しております企業様向けの研修
メニューなどもご用意しております詳しく
は概要欄をご覧くださいそれでは本日も
ありがとうございましたありがとうござい
ましありがとうございましたオンライン
サロンcrhでは我々メンバーとの
カジュアルな交流や毎月実施されるミニ
イベント勉強会オフ会社会課題解決
プロジェクトの立ち上げ支援などもやって
います日本をちょっとマシにしたい方是非
ご入会ください詳しくは概要欄を
どうぞ
til
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