S&P500に投資すれば絶対に儲かると信じている人に伝えたい3つのこと【初心者向け】【株式投資編】：（アニメ動画）第180回

両学長リベラルアーツ大学

17 Jan 202210:58

Summary

TLDR今日の動画では、SP500連動ファンドについて初心者向けに解説しています。主なテーマは「必ずしも儲かるとは限らない」という点です。特に、SP500にはマイナスの年があること、国際分散投資が常に勝つわけではないこと、そして為替リスクが小さくないことについて詳しく説明しています。視聴者に誤解を避け、冷静に投資を考える重要性を伝えています。

Takeaways

📈 SP500は過去30年で年間平均9.3%のリターンを誇りますが、毎年必ずプラスになるという保証はありません。
📉 SP500の過去のデータでは、56年間で約30%の年がマイナスリターンを記録しており、10年間で3年程度はマイナスリターンを経験する可能性があります。
🌐 国際分散投資は米国株に集中するだけではなくて、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど世界中の投資が必要です。米国株が常に勝ち続けることは保証されていません。
🔄 過去のデータでは米国株と米国以外国の株式の勝敗は循環しており、米国株が常に優位であるというわけではありません。
💵 SP500連動ファンドを購入することはドルベースでの投資に該当し、為替レートの変動によって利益に大きな影響がかかります。
📊 為替レートの変動は株式の値動きとは独立しており、ドル建ての資産を保有している場合、円建てに戻す際に大きな為替リスクが伴います。
🌠 過去10年間の円対ドルの為替レートは80円から120円の間で変動しており、その変動によって投資利益に20%以上の影響を及ぼす可能性があります。
⚠️ SP500の投資にはマイナスになる年もある、国際分散投資に勝ち続けるとは限らない、そして為替リスクが伴うという3つのリスクを認識しておく必要があります。
💭 ポートフォリオのバランスを見直し、米国株に過剰に依存しないで適切な分散投資を行うことが重要です。
👵 投資の神様ウォーレン・バフェットもSP500のインデックスファンドを推奨し、過去の実績からSP500への投資は魅力的に行われていますが、常にプラスになるというわけではありません。
📚 投資は簡単ではないが、正しい考え方と手法を学ぶことで、誰もが資産形成を目指すことができます。

Q & A

SP500とはどのような投資商品ですか？
-SP500は、アメリカの代表的な株式指数の一つで、500社を構成する企業の株価を総合的に示す指数です。SP500連動ファンドは、その指数に連動した投資商品で、幅広い分野の企業をカバーしているため、リスクの分散ができます。
SP500に投資する際のリスクは何ですか？
-SP500に投資する際のリスクとして、年次リターンがマイナスの年があること、国際分散投資に勝ち続けるとは限らないこと、そして為替リスクがあります。特に為替リスクは、ドルベースの資産を保有する日本人にとって避けられないリスクです。
過去30年間のSP500のリターン率は何ですか？
-過去30年間のSP500のリターン率は、年平均で9.3%となっています。これは、投資の神様ウォーレン・バフェットも推薦するほどの高い実績です。ただし、毎年必ずプラスになるわけではなく、過去のデータから見ると、194年間に56年がマイナスのリターンを記録しています。
国際分散投資とは何ですか？
-国際分散投資とは、投資をアメリカだけでなくヨーロッパ、アフリカ、アジアなど世界中の市場に分散することで、リスクを軽減する投資戦略です。米国株が常に勝ち続けるという保証はありませんが、国際的な視野を持つことで、投資ポートフォリオのリスクを分散化することができます。
為替リスクとは何ですか？
-為替リスクとは、外国の通貨を保有する際に発生するリスクで、為替レートの変動によって投資の評価額が変動する可能性があります。SP500連動ファンドを購入する際は、ドルベースで資産を積み立てるため、円とドルの間での為替レートの変動によって、利益や損失が大きく影響を受けます。
SP500のファンドを購入する際に、為替レートの変動によってどのような影響を受けますか？
-SP500のファンドを購入する際、ドルベースで資産を積み立てるため、円とドルの間での為替レートの変動によって、ファンドの評価額が変動します。例えば、1ドルが100円で購入し、為替レートが1ドル80円になった場合、SP500の値動きにかかわらず、為替レートの変動だけでも20%の損失を被ることになります。
SP500に投資する際には、どのようなポイントを意識する必要がありますか？
-SP500に投資する際には、マイナスになる年もあることを認識し、国際分散投資に勝ち続けるとは限らないこと、そして為替リスクが伴うことを理解する必要があります。また、ポートフォリオのバランスを適切に見直し、リスク許容度に応じた投資を行うことが重要です。
過去10年間の円とドルの為替レートの範囲は何ですか？
-過去10年間の円とドルの為替レートは、80円から120円の間で変動しています。これは、為替リスクが小さくないことを示すとともに、投資の評価額に大きな影響を与える可能性があることを示しています。
SP500のファンドを保有している場合、為替レートが変動した際の対処法は何ですか？
-SP500のファンドを保有している場合、為替レートが変動した際は、ポートフォリオのバランスを見直し、リスクを分散化することが重要です。また、投資の目的やリスク許容度を踏まえて、適切な投資戦略を立てることが必要です。具体的には、他の通貨や市場に分散投資することで、為替リスクを軽減することができます。
SP500に投資する際には、どのような投資目的を持つべきですか？
-SP500に投資する際には、長期的な投資目的を持つべきです。短期的な利益追求ではなく、将来の資産形成やリスクの分散化を目的とした投資を行うことが重要です。また、投資を行う際には、自分のリスク許容度を把握し、それに応じた投資を行うことが大切です。
SP500のファンドを購入する際には、どのような誤解があるとされていますか？
-SP500のファンドを購入する際には、ドルベースで資産を積み立てるため、円で購入していても、為替レートの変動によって利益や損失が大きくなるという誤解があるとされています。また、SP500に投資すれば必ず増えると単純に考えたり、国際分散投資に勝ち続けると確信を持つことも誤解の一形態です。
SP500のファンドを投資する際に、ポートフォリオのバランスをどのように見直すべきですか？
-SP500のファンドを投資する際には、ポートフォリオのバランスを常に見直し、リスクを分散化することが重要です。米国株に集中的に投資している場合、国際分散投資を検討し、他の市場や通貨に投資することで、リスクを軽減することができます。また、投資の目的やリスク許容度に応じて、ポートフォリオの構成を調整することが求められます。