【新NISA時代に学ぶべきお金のコト】『きみのお金は誰のため』著者&元ゴールドマン・サックス証券金利トレーダーが岸田首相に提言/物価上昇でも賃金が上がらない理由とは【MONEY SKILL SET】
Summary
TLDRこのビデオのスクリプトは、社会的金融教育家の田内まぶさんが、お金の意味や価値、投資の仕組みなどについて解説しています。田内さんはゴールドマン・サックスで16年間働いた経験から、お金だけで問題が解決するわけではないこと、働く人こそが経済を支えていることを説明しています。また、単に投資をするだけでなく、社会にどう役立つかを考える事の大切さも訴えています。
Takeaways
- 😀 お金に価値があると考えるのは間違いで、価値があるのは働く人である
- 😊 お金は誰かに働いてもらえるチケットに過ぎない
- 🧐 物価上昇の理由は海外が欲しがるものを日本が作れていないことにある
- 😮 株価上昇は企業に資金を提供しているわけではなく、投機的な動きにすぎない
- 😯 エネルギーコストの上昇で海外にお金が流出している
- 😟 年金問題は「みんなでお金を貯める」ことでは解決できない
- 🤔 AIが仕事を奪うのではなく、新しいものを生み出す原動力になりうる
- 😀 社会の一員としての自覚が必要である
- 👍 若者こそが日本の未来を切り開く存在である
- 😊 教育を通じて日本全体のリテラシーを高めることが重要である
Q & A
お金には本当に価値がないのでしょうか?
-お金自体には価値がないが、誰かが受け取ることで働くインセンティブが生まれる。だからこそ税金の仕組みなどが必要になる。
ほとんどの投資とは何が違うのでしょうか?
-ほとんどの投資は既存の株や資産の売買であって、新しい価値を生み出していない。企業に資金が行かず、実体経済とのつながりが薄いことが多い。
物価上昇の原因は何でしょうか?
-物価上昇の根本的な原因は、働く人のコストや技術が上がっていないこと。需要に応じたサービスや製品を安定的に供給できていないことが大きい。
円安はなぜ問題なのでしょうか?
-円安になることで、エネルギーや資源の輸入コストが上がり、国内のコストインフレにつながる。また、働く人の購買力が低下することで内需が冷え込み、経済が縮小することもある。
デフレ脱却には何が必要でしょうか?
-デフレから脱却するには、国内での付加価値生産と内需拡大が欠かせない。そのためには技術革新と投資による生産性向上、働き手の確保・育成が必要不可欠である。
高齢化社会を乗り切るには?
-高齢化で労働人口が減る中、生産年齢人口の確保と生産性の向上が必要。働き手を増やす施策とAI等の技術革新で補完することが重要。
国富の海外流出をどう防ぐべきか?
-エネルギーや食料などの重要分野では、可能な限り自給率を高めることが必要。国内での研究開発と設備投資を促し、付加価値生産で輸入超過を解消することが理想的。
デジタル化は就業にどんな影響与えるか?
-一時的には仕事が奪われるが、長期的には新しい仕事が生まれる。物価下落と賃金上昇にもつながる可能性が高い。
若年層への金融教育とは?
-株式投資ではなく起業支援こそが本筋。アイデアを実現し価値を生む人材を促す教育が必要。資産形成はその後とするべき。
社会保障をどう持続するか?
-健全な社会保障を維持するには、働き手を確保し付加価値生産で税収を増やすことが最良策。消費だけでなく生産の担い手を増やす必要がある。
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