【感動する話】無能呼ばわりされている俺が飲み仲間のおじさんに「娘とお見合いしてくれ」大手会社の社長令嬢とお見合いすることに。美人令嬢は…【いい話・朗読・泣ける話】
Summary
TLDR居酒屋で出会った内田亮太と中川美春の物語。内田は中川さんの頼みで美春さんとデートし、共通の趣味である漫画について語り合ううちに二人の絆が深まる。最終的には結婚し、内田は再び漫画を描き始め、特別賞を受賞。夢と仕事、そして家族の幸せを追求する彼らの姿が描かれる。
Takeaways
- 📚 内田さんは書店で雑用をしていたが、中川さんの頼みで美春さんとデートすることになりました。
- 👨🦳 中川さんは居酒屋の常連客であり、内田さんに対する信頼と親しさを示しています。
- 👩💼 美春さんは仕事に打ち込むキャリアウーマンで、男性との付き合いはほとんどありませんでした。
- 💡 内田さんは漫画好きで、漫画に関する知識や情熱を通じて美春さんとの会話が盛り上がりました。
- 🎨 内田さんは昔漫画家を目指していたが、挫折してしまいましたが、美春さんとの出会いが彼に新しい可能性をもたらします。
- 💕 2人は趣味の共通点を見つけ、次第に心が近づいていきます。
- 🏪 内田さんは書店の売上の回復に貢献し、書籍の宣伝担当になりました。
- 🏆 再び漫画を書き始めた内田さんはコンクールで特別賞を受賞し、才能を認められました。
- 👫 内田さんと美春さんの関係は深まり、結婚前提での交際を始めました。
- 👶 美春さんは妊娠し、内田さんの苗字を名乗るようになりました。
- 👨👩👧👦 中川さんは内田さんと美春さんの幸せを祝福し、彼らの未来を期待しています。
Q & A
内田亮太さんはなぜ漫画家をやめることになったのですか？
-内田さんは漫画家の夢を諦めてフリーターではなく、フルタイムで働く道を選んだ理由は、コンクールの受賞以来10年間で連載や雑誌掲載のチャンスがなく、生活にも不安を感じたからです。
内田さんは田山書店でどんな仕事をしていたのですか？
-内田さんは田山書店で最初は書店員として働いていたのですが、後にはバックヤードで雑用に回されてしまい、やりがいを感じられなくなりました。
中川さんはなぜ自分の娘と内田さんを紹介したいと考えたのですか？
-中川さんは内田さんと3年間交際しており、彼の人格と行動を理解しており、娘が男性と付き合って人生を前向きに歩きたいと思っているからです。
内田さんと美春さんのデートはどのように始まったのですか？
-中川さんが内田さんに娘の美春さんとデートを希望するよう頼み、内田さんは最初は驚きながらも了承し、駅前のモニュメントで美春さんと出会い、デートを始めました。
美春さんは最初に内田さんにどういう印象を持っていたのですか？
-美春さんは最初は内田さんに対して険しい表情をされ、睨みつけるような態度を持っていましたが、後には勘違いを解消し、内田さんについて良い印象を持つようになりました。
内田さんは美春さんとのデートで何を感じたのですか？
-内田さんは美春さんとのデートで、漫画について語り合うことができ、共通の趣味を持つ人間と過ごす時間を感じ、とても楽しかったです。
美春さんは父親の中川さんの頼みに対してどう対応したのですか？
-美春さんは最初は内田さんに対して勘違いを持っていましたが、後には父親の頼みを理解し、内田さんとのデートに応じ、共通の趣味を見つけました。
内田さんは美春さんとの交際を通じて何を感じたのですか？
-内田さんは美春さんとの交際を通じて、自分の漫画家としての夢を再び持ち上げることができ、また仕事においても新しい価値を見出すことができました。
内田さんは田山書店での仕事にどのように変化を感じたのですか？
-内田さんは田山書店での仕事が雑用から書籍の宣伝担当に変わり、自分のアイデアが評価され、やりがいを感じることができました。
美春さんは内田さんの漫画に対する感想は何ですか？
-美春さんは内田さんの漫画を読んで感動し、彼の才能に敬意を持ち、彼との交際を通じて彼をさらに理解し、支えるようになりました。
内田さんと美春さんの結婚生活はどのような未来を見据えていますか？
-内田さんと美春さんは結婚生活で夢と仕事、そして家族の幸せを実現するために懸命に生きていくことを約束し、お互いの支え合いを通じて幸せを築いていくことを目指しています。
Outlines
🙏 頼みと出会い
内田亮太は、3年間の居酒屋「満腹屋」の常連客である中川さんに、娘と付き合ってほしいと頼まれる。中川さんの娘は離婚以来男性に近づかず、内田が彼女に前を向かせるきっかけになりたいという願望がある。内田は漫画家を目指していたが、挫折し、書店で働くことを選んだ。中川さんは内田の人格を信頼し、娘の未来に関わる大事な頼みを持ちかける。
🍶 焼酎と頼み
満腹屋で中川さんは内田に、娘の美春さんとデートをしてほしいと頼む。中川さんは美春さんが離婚後男性と接点がなく、仕事に集中していることを心配しており、内田が彼女に新しい人生のスタートを切るきっかけを提供できると信じている。内田はその提案に驚きを隠せず、中川さんの真剣な頼みに応じる。
👠 初デートと誤解
初デートの日、美春さんは冷たい態度で内田を睨みつけるが、デートの極意に関する資料を渡し、父親からの頼みであることが明らかになる。内田は美春さんの勘違いを解き、二人は漫画に関する趣味を持つことを共有し、お互いの印象が変わる。
📚 漫画と共感
内田と美春さんは漫画を通じて共通点を見つけ、趣味を語り合うことで距離を縮めていく。美春さんは仕事に集中していたが、内田との出会いで新しい世界を開く。二人は週に1度会い、漫画について語り合うようになる。
💼 仕事と夢
内田は美春さんから、彼女が父親の会社で企画業務をしていることを知る。内田は自分の漫画家としての夢を打ち破られ、美春さんの成功に自分を比べて気落ちする。しかし、美春さんの励ましを受け、再び漫画を書き始めることを決意する。
📈 売り上げアップと提案
内田は書店の売上を回復させるため、自らアイデアを提案し、漫画形式のあらすを棚に掲示することで客単価を上げ、売上の回復につながった。この提案は成功し、内田は書籍の宣伝担当に昇格する。美春さんもその成功に喜び、二人の関係はさらに深まる。
🎨 漫画と告白
内田は美春さんに、自分の漫画コンクールで受賞した作品を渡す。美春さんはその作品を読んで感動し、内田の才能に気づく。内田は美春さんへの気持ちを率直に伝え、二人は恋愛関係を確立する。
🍣 家族と未来
内田と美春さんの交際が進み、中川さんもその関係に喜ぶ。内田は美春さんのおかげで夢を再び追い、漫画コンクールで特別賞を受賞。美春さんは内田の苗字を名乗るようになり、二人は結婚を前提に生活を送る。
👶 新しい命と夢
美春さんは妊娠し、内田は家族の幸せを実现するために努力を続ける。内田は再び漫画を書き始め、コンクールで受賞することで夢に一歩近づく。二人はこれからの人生に向けて希望と愛を持って前を向く。
Mindmap
Keywords
💡内田亮太
💡中川さん
💡美春さん
💡田山書店
💡漫画家
💡居酒屋
💡漫画
💡結婚
💡コンクール
💡幸せ
Highlights
内田君は、中川さんからの頼みで娘とデートすることになる。
内田君は、漫画家を目指していた過去と、その夢を諦めた経緯を抱えている。
中川さんの娘、美春さんは、5年前の離婚以来男性と付き合うことなく、仕事に打ち込む生活を送る。
内田君と美春さんの出会いが、お互いの人生に大きな影響を与えることを予想していなかった。
内田君は、フリーターではなくフルタイムで働く道を選んだ経過。
内田君が書店での仕事から、漫画好きのお客様との交流を楽しむ場面。
内田君が書店のバックヤードで雑用に回され、やりがいを感じなくなる。
満腹屋居酒屋での常連客たちの交流ルールが、仕事の話をしないこと。
内田君と美春さんが、漫画に関する共通の趣味を通じてお互いを理解し始めた。
美春さんが、内田君が漫画を描いていたことを知り、その才能に感銘を受けた。
内田君が、自分の漫画を美春さんに渡し、彼女に大きな影響を与える。
内田君の提案で、書店の売上が回復し、彼自身の役割が変わる。
美春さんが、内田君との出会いを通じて人生に新しい可能性を発見する。
内田君が、美春さんへの愛情を直接表現し、未来に向けた希望を語る。
中川さんが、内田君と美春さんの結婚前提での付き合いを認める。
内田君が、再び漫画を書き始め、コンクールで特別賞を受賞する。
美春さんが、内田君の苗字を名乗るようになり、家族が新たな命を迎える。
Transcripts
00:01内田君一生のお願いだうちの娘と付き合っ
00:05てやってくれない
00:07か3年前から通う居酒屋で何度も顔を
00:11合わせている常連客の中川さんが両手を
00:16合わせて拝み倒してきたよく話を聞いて
00:20みると中川さんには1人娘がおりその娘
00:25さんは5年前の離婚以来男っ気のない生活
00:30をしているというおせかであることは承知
00:33しているが俺という人間をうことで娘さん
00:37に前を向いて人生を歩くきっかけにして
00:41ほしいというわかりました俺はしばらく
00:45考え込んだ後了承したその時の俺は人助け
00:51になればぐらいの軽い気持ちだったまさか
00:54娘さんとの出会いが自分の人生に大きな
00:58影響を与えることになるとはほども予想し
01:02ていなかったので
01:05ある俺の名前は内田亮太今年で30歳に
01:10なる俺は1年前人生を左右する大きな決断
01:15を下したそれまで追い続けていた漫画家の
01:19夢を諦めフリーターではなくフルタイムで
01:23働く道を選んだの
01:25だ昔から漫画好きだった俺が初めて点を手
01:30に取ったのは小学生の頃それから毎日漫画
01:34を書き続けた努力が実り二十歳の誕生日
01:37から1ヶ月ほど経った時週刊漫画の編集部
01:42から漫画コンクールの賞を受賞したと連絡
01:46を
01:47受ける受賞作が読み切り作品として雑誌に
01:52掲載された時が俺の漫画人生のピークだっ
01:57たそれからの10年間コンクールの予選は
02:01突破するものの連載や雑誌掲載などの
02:05チャンスが巡ってくることもなくただただ
02:08月日が流れていくこのまま無意に生きてい
02:12ても両親を心配させるだけだと思った俺は
02:16エビにテナントを構える田山書店に就職を
02:20決めたのだ29歳のフリーターが契約社員
02:25の立場とはいえ9時から5時まで働いて
02:291人暮らしができる程度に稼げる仕事に
02:32つけたのは本当に幸運だったと
02:36思う漫画家の夢が破れたことを他人に教え
02:40たくなかった俺は面接の際にも漫画家志望
02:44だったことは伝えなかった元々人と話すの
02:48が嫌いではない俺は書店員の仕事に対して
02:52も抵抗感を抱くことはなくスムーズに働け
02:56ていたと思う特に漫画をを置いている場所
03:00や在庫について訪ねてきたお客さんと漫画
03:05談義で盛り上がる時間が楽しかっ
03:08たしかしあまりにもお客さんと漫画トーク
03:12に花を咲かせすぎたのが店長やベテラン
03:16店員たちの不況を買ってしまったらしく
03:19勤め始めて半年ほど経ってから店長に
03:23呼び出され
03:24て内田君今日からバックヤードで雑用ねお
03:29客さんと仲良くするのはいいけど喋りすぎ
03:32て他の仕事がおろかになってるからさと
03:36いう理由で単色に回されてしまっ
03:41たバックヤードでの雑用はうちの店に
03:45おける窓際のポジションでやりがいを
03:49見い出せない店員たちがやめてしまう
03:51ケースも少なくないと俺は同僚から噂を
03:55聞いてい
03:56たまさか自分がそんな仕事にやられるとは
04:01名がこの店をやめて同じぐらい給料を
04:04もらえる職場で働けるのかと問われると首
04:08を縦に振ることはできないこうして俺は
04:12上司の指示のもダンボールの処理や在庫
04:16整理などの雑用に終われるみとなっ
04:19たそんな俺が極端なネガティブ思考に陥ら
04:24ずに住んだのばフリーター時代から通って
04:27いる行きつけの居酒屋食べ
04:30particular満腹屋のおかげ
04:33だろう一般住宅の一階を改装したような
04:37雰囲気の店構は初めてでも入りやすく俺が
04:41フラッと立ち寄った時もワックスをかけた
04:45ように光輝くハゲ頭の対象や常連客が歓迎
04:50ムードで迎えてくれた食べ
04:52particularというだけあって
04:54料理が充実していてなんと食材さえあれば
04:58メニューにない料理もは作ってくれる
05:01もちろん酒もおいしく俺のような
05:04フリーターでも満腹になれるぐらいには
05:07良心的な値段とくれば常連になるなという
05:10方が無理な話
05:12だろうただしこの店の常連客には1つだけ
05:17ルールがあっ
05:19たそれは仕事の話をしたら店にいる全員に
05:25奢りというものである大将によるとこの店
05:30でぐらいは仕事を忘れて食事や趣味の話に
05:34没頭して欲しいからこんなルールを設けた
05:37そう
05:38だ実際このルールを破ってしまった常連客
05:42も俺は見たことは
05:44ないそれでもルールのおかげで仕事の話を
05:49せずに住むからという理由でこの店に来る
05:52常連客も多いと思う俺が最も仲良くさせて
05:56もらっている中川さんもそのの1人
06:00だ中川さんはもじゃもじゃの白髪と口ひげ
06:05が目立つ60歳くらいの紳士で仕事帰りな
06:09のかいつもスーツ姿でこの店にやってくる
06:14もちろん仕事の話は聞いたことがないし
06:17中川さんも俺の仕事については何も知ら
06:20ない焼酎のおゆりをちびちびと飲みながら
06:24俺のような若い人間の話を聞くのが何より
06:28も楽しいと中川さんは語っていた中川さん
06:33は非常に聞き上手で俺の漫画トークも遮る
06:37ことなく笑顔で聞いて
06:39くれる俺もまた中川さんから趣味の時代劇
06:43の話を聞くのが楽しみだっ
06:46た神山書店で雑用しかさせてもらえなく
06:50なってからも満腹屋で過ごす時間のおかげ
06:54でこんな仕事やめてやると自暴時期になら
06:58ずに住んでいたのだ
07:01夏のピークが過ぎて少しずつ秋色の風が
07:05吹き始めるようになったある夜のこと俺が
07:09満腹屋に到着した午後7時の時点で中川
07:13さんは随分と顔を赤くしていた大将に聞く
07:17ともうすでに3倍も焼酎のお湯割りを殻に
07:21している
07:22らしい中川さん今日は随分ペースが早い
07:26ですねハイボールを注文しなら中川さんの
07:31隣に腰を下ろし俺は明るい口調で尋ねた
07:35すると中川さんはグラスに残っていた焼酎
07:39を一気に開けて内田君一生のお願いを聞い
07:43てくれないかロレが回らないながらも真剣
07:48さを感じる怖色で俺に頭を下げた中川さん
07:52は俺がこの店に来たばかりの頃から仲良く
07:55してもらって
07:57いる一生のお出いなんて言葉をこんな年上
08:01の男性から聞くことになるとは思わなかっ
08:03たが俺は中川さんの話に耳を傾けることに
08:08し
08:09た内容によりますけどどんなお願いですか
08:14俺がこういうやいなや中川さんは大将が気
08:18を聞かせて注いでくれた焼酎に口をつけて
08:21語り始め
08:23た中川さんには俺とほぼ同い年の娘さんが
08:27いるというその娘さんは5年前に離婚して
08:31以来全く男性と付き合うことなくひたすら
08:35仕事に打ち込んでいるらしい中川さんの奥
08:39さんつまり娘さんの母親は10年前に
08:44亡くなっていてその悲しみを結婚で
08:47乗り越えたと思った矢先娘さんは離婚した
08:51と
08:51いう別に仕事熱心な生き方を否定しようっ
08:56ていうわけじゃないんだ離婚した当時は
08:59相当落ち込んでいたが仕事のおかげで
09:02立ち直ることができたん
09:03だろう中川さんはこう語ると大きくため息
09:07をついたそして俺を再び見つめるともう3
09:12年もこうしてこの店で飲んでいる中だ君の
09:16人隣は十分に理解しているどうかうちの娘
09:20と付き合ってやってくれないか
09:24え予想外の提案は俺を驚かせ絶句させた
09:29中川さんは俺の反応を見て苦笑すると
09:33いきなりこんなこと言われたら驚くよなお
09:36せかだと分かってるけど俺は娘に前を向い
09:40てほしいんだ浮気して夜逃げ同然に
09:42逃げ出した元旦那なんて忘れてしまえって
09:45な内田君とうちの娘ならきっと違うと思う
09:50デート1回だけでもいいから付き合って
09:53やってくれない
09:55かカウンター席の狭いスペースに手をつい
09:58て深深と頭を
10:01下げる赤の他人の話だったら娘さんの好き
10:05にさせてあげたらと思ったかもしれ
10:08ないしかしこの3年間の付き合いで中川
10:13さんが決して1人よがりに自分の考えを
10:16押し付けるタイプの人ではないことを俺は
10:19知ってい
10:21たそんな中川さんだからこそ本当に娘さん
10:25のことを考えた上で橋をしんで俺にに頼ん
10:29でいるのだろう俺はしばらく考え込んだ後
10:34わかりました俺でよかったら力になります
10:38よと胸を叩いて中川さんの頼みを聞くこと
10:43にし
10:45た1週間後の休日駅前のモニュメントの前
10:49で待っているとスーツ姿の中川さんが女性
10:54と共にこちらへやってくるのが見えた女性
10:57は的小柄な中川さんよりも背が高く膝丈の
11:02ワンピースを見事に着こなしているキリっ
11:06とした目元と長く伸ばした黒髪が印象的だ
11:10ただ女性は険しい表情で俺のことをじっと
11:14見つめているいやこれは見つめるという
11:18より睨みつけるという表現の方が正しいか
11:21もしれ
11:22ない人によって印象は変わるだろうが俺は
11:26女性に対してとある漫画のキャラクターと
11:30よく似た美人だという印象を抱いた俺の前
11:34にやってきた中川さんは女性を手で示すと
11:39うちの娘の美春だこっちは内田太太君じゃ
11:43俺は仕事があるからあとは若い2人で
11:47楽しめよと言って去ろうとするいやさすが
11:52に言も話したことがない女性といきなり
11:562人きりにされるのは
11:58厳しいもう少しだけここにいてもらえない
12:01か頼もうとしたところ中川さんは俺の耳元
12:05でこっそりと美春は君についていくつか
12:08勘違いしているところがあるかもしれない
12:11けどうまく誤解を解いて
12:13くれとよく意味のわからないことを言って
12:18駆け足で去っていく中川さんどういうこと
12:22ですか俺がこう尋ねた時中川さんの姿は
12:26すでに駅校内へと消えていた
12:31呆然とする俺の背中に美春さんのリとした
12:34声が
12:36届くいつまで女性を待たせるつもりですか
12:40そんなことではデートを成功させるなんて
12:43夢のまた夢ですよそのとめるような口調に
12:47俺は思わず目を丸くする美春さんは大きく
12:51ため息をつくと勘違いしないでくださいね
12:55今日あなたとデートをするのは父に壊れた
12:58からですそろそろリードしてもらえません
13:01か女性をいつまでも足させておくのは
13:04あまり関心しませんほらあそこの店とか席
13:09が空いているみたいです
13:12よ全く事情を理解できていない俺の視線を
13:16長く伸びた指で駅前の喫茶店に誘導した
13:21状況を理解したいのは山々だが彼女の言う
13:25ことも一理ある俺は小さく頭を下げると
13:29すみませんではあそこの店でコーヒーでも
13:33彼女と共に喫茶店に向かうのだっ
13:38た席について早々注文を終えた美春さんは
13:43ホチキスで止められた書類の束を俺に
13:46突き出してきたそこに記載されていたのは
13:50デートの極意というタイトルと仕事が
13:54できる人が作ったのが一目でわかる理論
13:57生前とした文字の羅列だった
14:00あのこれはと俺が質問すると美春さんは
14:05眉間にしを寄せ
14:06てあなたが父に頼んだんでしょう今度
14:11初めて女性とデートすることになったけど
14:13どうしたら女性が喜ぶのかわからない
14:16デートの極意を教えてほしいって寝耳に水
14:20としか言いようがないことを口にしたこれ
14:24が先ほど中川さんが言っていた勘違いとか
14:28誤解とかなだろうか俺が何も言えずにいる
14:31とみさんは口をとらせて仕事で世話になっ
14:36たあなたの力になりたいけど若い女性との
14:39デートの極意なんて自分には分からない
14:42から助けてほしいと父が私に頭を下げたん
14:45です普段私に頼ったりしない父がですよ
14:50よほどあなたに恩があるのだと思ったので
14:53私はこうしてあなたのためにわざわざ資料
14:56まで用意してきたんですそれなのにどうし
15:00てあなたがびっくりしてるんです
15:02かキリっとした目でこちらをじっと見つめ
15:06てくる先ほどまでは睨みつける感じだった
15:09が今度はそこに疑問の色が混じっていた
15:14そろそろ彼女の勘違いを正してやるべき
15:17だろうそう思った俺はいまいをたす
15:22とちょっと行き違いがあるみたいです
15:26ね中川さんから美春さんとデートをして
15:30欲しいと頼まれれたことを説明したすると
15:34美春さんは顔を真っ赤にしてごごめん
15:38なさい父が勝手なことを不快な思いをさせ
15:42たのなら本当に申し訳ありませ
15:46んテーブルに額を打ちつけんばかりの勢い
15:50で何度も頭を下げるその様子に慌てた俺は
15:54首を振ると俺の方もすぐに説明できなくて
15:59申し訳ないです実はそのちょっと緊張し
16:03ちゃってご存知ないかもですけど
16:06トライアングルワールドって漫画の
16:08ヒロインによく似た美人だったから少し
16:11びっくりしてしまったんです内心思ってい
16:15たことを話しただがすぐに漫画の話をして
16:19しまったことを後悔
16:21する職場でもこうしてお客さんに漫画の話
16:25を始めたのがきっかけで感触に追いやられ
16:29のにまた同じ失敗をしてしまっ
16:32たどう弁解しようかと悩んでいるとみさん
16:36は口元を手で押さえて嘘でしょ今日の
16:41メイク実はリッピーを意識したんです私
16:44あの漫画大好きで内田さんも漫画読まれる
16:48んです
16:49か俺がイメージしたヒロインの名前をあげ
16:52てこちらを驚かせるのだっ
16:55たトライアングルワールドは週間連載の
16:59漫画雑誌に掲載されていた作品で致命度は
17:03とても
17:04低いそんな作品を知ってる彼女に自分と
17:08同じ匂いを感じ取った俺はええたくさん
17:12読んでますよ美春さんはどんなジャンルが
17:15お好みですか久しぶりにワクワクした
17:18気持ちで漫画トークを開始するのだっ
17:23た俺と美春さんは喫茶店で1時間ほど漫画
17:27について話した
17:29話が盛り上がりすぎて店員の視線にいまれ
17:33ない気持ちになって近くのレストランに
17:36場所を移し
17:37た2時間かけて食事をした後公園に移動し
17:42てからさらに3
17:44時間
17:46楽しい同じ趣味を持つ人間と過ごす時間が
17:50これほどあっという間に過ぎるものだと
17:52いうことを俺は久しぶりに体感していたみ
17:57さんは初めての体験だだったらしくすみ
18:00ませんすっかり話し込んでしまって私漫画
18:04好きだってことをあまり他人に話してこ
18:07なかったのであっという間に時間が過ぎて
18:10いまし
18:11た西が差している時間になってしまった
18:14ことが信じられないといった様子で
18:17キョロキョロと周囲を見回している漫画に
18:21ついて話している時もどちらかというと
18:24控えめな口調だったので最初に会った時の
18:27態度はに演技だったのだろう美春さんは
18:32改めて俺の方を見ると父のたみに巻き込ん
18:36でしまって本当に申し訳ありませんでした
18:40私のことを気にかけてくれているのは
18:42分かるんですけどちょっと強引なところが
18:45あって再び謝ってきた俺は笑顔を浮かべて
18:50首を振るとたびななんてそんな俺は本当に
18:55漫画の話ができて楽しかったですむしろ川
18:59さんには感謝したいくらいですよ今日1日
19:02が有意義だったことを伝えるすると美春
19:06さんは目を見開いて私もとても楽しかった
19:11です漫画を読む以外ずっと仕事ばかりの
19:14人生を送ってきたの
19:17でと嬉しいことを言ってくれるこの
19:21チャンスを逃したらもう美春さんには会え
19:24なくなってしまうかもしれないそれだけは
19:27避けたいと思った俺はあのもしよかったら
19:32連絡先を交換しませんか今日みたいにまた
19:36お話できたらいいな
19:38なんて彼女を嫌な気分にさせないよう
19:42なるべく控えめな態度で提案する断られる
19:46かと思ったが美春さんはハンドバッグに手
19:49を入れながらおお願いしますとスマホを
19:53取り出して了承してくれたのだった
19:59その後俺たちは週に1度顔を合わせ漫画に
20:03ついて語り合うのが習慣となった人によっ
20:07て好きな漫画のジャンルは様々だが俺と
20:10美春さんは好みの範囲がかぶっていたので
20:14作品に関する考察で大いに盛り上がっ
20:18た2ヶ月ほどそんな形で過ごしていると
20:22時折りプライベートな話題も話すように
20:24なるが俺は自分が漫画家を目指していた
20:28ことは口にしなかった破れてしまった夢に
20:31ついて語ることを俺の中に残っている未練
20:35がまだ許してくれないようだ美春さんは
20:39父親つまり中川さんが経営する会社で企画
20:43業務を担当しているらしい中川さんが会社
20:47を経営していることも初耳だったしその
20:50会社がキャラクター関連グッズの製造を
20:53手掛けている事実も俺にとってはねに水
20:57だった本当に仕事に関しては話してなかっ
21:01たのねじゃあ耳に入れない方が良かった
21:05かしら出会って2ヶ月で俺たちは敬語を
21:09ちることなく話すのが当たり前になってい
21:13た今日は美春さんがよく来るというカフェ
21:17のテラス席で心地よい秋風を浴びながらお
21:21しりに講じているあくまであの居酒屋での
21:25話だからそれにしても企画業務なんてな
21:29どんなグッズを作ったの俺よりもたった2
21:32つ年上なだけのみさんは漫画の知見を
21:36生かしてキャラクターグッズの企画をいく
21:38つも通してきたらしい彼女の輝かしい業績
21:42を聞くうちに俺は自分の現状と勝手に比較
21:46して気分が落ち込んで
21:49しまう俺の変化を目ざとく察知した美春
21:52さんはあらちょっとネガティブになっ
21:55ちゃったもしよかったら話して見て
21:59吐き出すだけで結構楽になるわ
22:02よキリっとした目を細めて乳な笑を
22:06浮かべる真顔だとクールな印象だがこうし
22:10て笑うと地母のように温かな印象で俺の
22:15硬直しかけた心をじんわりと溶かしていく
22:19いつの間にか俺は会社の中で窓際部署に
22:23いることを美春さんに話してしまっていた
22:28全て話してから言わない方が良かったかも
22:31と俺が後悔していると美春さんは俺の花を
22:36指でちょんとつついて少年よその翼は何の
22:41ためについている羽ばたこうとしないもの
22:44は一生地べたをはいずり回るだけだぞ漫画
22:48のワンシーンからセリフを引用した俺は
22:53つかれた花咲を撫でると黄昏れの天使たち
22:57かありがとを励ましてくれてもうちょっと
23:00頑張ってみるよ彼女の意図を組みとって霊
23:04を述べた咲のセルフは天使の世界に
23:08迷い込んでしまった主人公と天主の世界で
23:11案内人を務めるヒロインが初めて言葉を
23:15かわすシーンだ鼻先をつくのも漫画の再現
23:19であるただ再現なのは分かっていても手を
23:23ついだこともない女性にいきなり鼻を触ら
23:27れたことにドキドキするなというのが無理
23:30な話だそれは美春も同じだったようで俺
23:34から目を背けて顔を若しつつ私内田君とお
23:39話ししてて元気をもらってるから少しでも
23:43力になれたなら嬉しいうまくいかなかっ
23:46たら私が元気をあげるだから少しだけ
23:50頑張ってみてぎこちな笑みを浮かべて俺の
23:54背中を押してくれた
23:58後日美春の励ましを受けた俺は早速行動に
24:03移すことにし
24:04た俺が務める田山書店では月に1度
24:09スタッフ全員を集めた会議が行われる業務
24:13連絡の後特定の議題について議論すると
24:17いうのがいつもの流れだただし議論と言っ
24:21ても普段は店員やベテラン店員が話し合っ
24:25ているのを俺を初めとした契約社員や
24:28バイト店員は眺めているだけである今日の
24:32議題は神山書店が入っているエビルから
24:37500m圏内に書店が新しくできたせいで
24:41落ち込んでしまった売上をどう取り戻すか
24:44だ店長とベテランスタッフが意見を
24:47出し合うも一向に状況を打破できる気配が
24:51ない停滞したムードが漂う中会議室の橋の
24:56席に腰かけていた俺はをあげると店長ご
25:01提案したいことがあるのです
25:04が声が震えるのを必死に抑えながら言った
25:08雑用しかさせてもらえない俺が声を上げた
25:11ことに会議室中がざわめくのを感じるだが
25:15店長はそれを気にすることなく議論が活発
25:19になるのはいいことだ牛田君聞かせて
25:21くれるかいと俺に意見を
25:25求める俺は手に持っていた英4の用紙を
25:29掲げるとこれは私が手書きしたものですが
25:34こういった形で売りたい書籍のあらすを棚
25:37に掲示しておくと普段手に取ることがない
25:40作品も読んでみようと思うのではない
25:42でしょうか顔なことに新規店舗ができて
25:46からも当店の来客数はそこまで変わって
25:49おりませんそれならばこのような方法で客
25:53単価を上げることが売上の回復につながる
25:56と思います
25:58一気にここまで話してゆっくりと息をつい
26:01た店長は俺が持っていたA4の紙を手に
26:05取るとこれ内田君が書いたのあの
26:09ミステリー作家の最新作でしょこれ関心し
26:13たように
26:14頷き会議室中に見えるように掲げて
26:19くれるA4用紙には漫画形式でミステリ
26:24小説のあらすが解説されていた店長たちが
26:28をかわしている最中必死にボールペンを
26:31走らせてかき上げたすの完成度は決して
26:34高くないがそれでもキャラクターの
26:36かき分けやストーリーの整理はちゃんと
26:39できているので重要なポイントはしっかり
26:42と伝わったようだ自分が書き上げたものだ
26:45と俺が答えると店長はベテラン店員たちに
26:49もA4用紙を見せつつこれは面白い試みだ
26:54このあすを棚に張っておけばわざわざ本を
26:57手に取らなくても話の内容が分かるそこで
27:00興味を持ってもらえれば購入する人が
27:03増えるかもしれないと納得したように頷い
27:06たそして俺に笑顔を見せるとこういうのは
27:10色々権利関係があるだろうがその辺は俺が
27:14対応するから任せてほしい特別手当ても
27:17出すからこの形であらすを書いてもらえ
27:20ないかとA4用紙を俺に返しながら言った
27:25ここまでスムーズに意見が通ると思た俺が
27:29ははい書かせていただきますと返事をする
27:33と店長は他の店員たちによしそれぞれの
27:38書籍の担当者はあらすを書いてもらいたい
27:41作品について話し合ってくれ決まったら
27:44内田君に伝えることと声をかける店長の
27:48一斉で停滞していた会議室の雰囲気はかき
27:52溢れるものに変化したのだっ
27:56た俺が提案した方法を実行に移したところ
28:01山書店の売上は回復するどころか3ヶ月後
28:05には以前を上回る売上を記録した俺が勤務
28:10するエビル店以外の店舗でも同じ方法を
28:14導入する決定がなされたと店長が誇らしげ
28:17な表情で教えてくれたさらに嬉しいことに
28:21今回の貢献を評価された俺は雑用がりから
28:25書籍の宣伝担当にとなったのだこれらの
28:30ニュースを伝えると美春さんは自分のこと
28:34のように喜んでくれたすごいわね内田君
28:38漫画の話をする時も話がまとまっていて
28:41分かりやすかったし店長さんが評価するの
28:45も納得だわ公園のベンチで隣に腰かける俺
28:49に穏やかな笑顔を向ける美春さん夕暮れに
28:53はまだ早いこの時間帯だと普段なら親子
28:57連れがいたりするだが今日に限っては俺
29:00たち以外誰もいないそんなことを俺が気に
29:04しているとみさんはキリっとした目尻を
29:07釣り上げてこちらを見つめたでもちょっと
29:12残念だったのは漫画を書いていたことを私
29:16に教えてくれなかったことねえどうして
29:19秘密にしていた
29:21の告かしげて訪ねる春さんの可憐な仕草に
29:25俺は目をそらしてしまいそうになるだが
29:29ここで彼女と向き合わないのは失礼だと
29:31思い直すともう諦めた夢だって自分で
29:36認めるのが嫌だったのかもしれない人に
29:39話しちゃったら本当にもう漫画が目指すの
29:42をやめたんだって意識しちゃうから今まで
29:46直視してこなかった自分の気持ちを正直に
29:49トロする俺の思わぬ告白に三春さんは
29:53うれるとごめんなさい嫌な気持ちにさせる
29:57つもりははなかったの少し気になっただけ
30:00でと謝ってくれるこのまま暗い雰囲気に
30:04なってしまうのが嫌だった俺はいつか
30:07渡そうと思ってここ最近のデートで常に
30:11持ち歩いていた霊のものをリュックから
30:13取り出し
30:15た気にしないで俺まだ未練たらたらみたい
30:20でさ書いてるんだよ
30:22漫画俺が彼女に渡したのは3ページの漫画
30:27原稿だ
30:28登場人物は美春さんによく似た猫耳が生え
30:33た女性と俺と顔の特徴が似ている鳥を
30:38モチーフにした
30:39男性男性が自分の翼から羽をすまい
30:44抜き取った後誓の言葉ととに女性に愛を
30:48囁いて
30:50いるこれ俺が唯一漫画コンクールでシを
30:54もらって週刊誌に掲載してもらった作を
30:59マージュしてるん
31:00だいくら漫画好きの彼女でもこの作品は
31:04知らないだろうそう思って説明していると
31:08美春は大粒の涙で頬に筋をいくつも作って
31:12い
31:13たスカイブルーナイト
31:16でしょ私が漫画好きになったきっかけの
31:20作品よたった30ページでここまで心が
31:25温かくなる漫画は人生でめだった母が
31:30亡くなって精神的に不安定だった時何気
31:34なく手に取った週刊誌に乗ってたの読み
31:37終わった後は本当に救われた気持ちになっ
31:41たその作者があなただった
31:45なんておえを漏らしながらこちらに
31:49倒れ込んでくる美春さんを抱きとめるとみ
31:53さんは俺の背中に腕を回すそのまま体を
31:56押し付けてくるの方を俺は慣れない手つき
32:00で優しく抱くと俺もびっくりだよ雑誌に
32:05掲載された時は全然人気がなくて俺には
32:09才能がないのかなって思ったからでも美春
32:13さんみたいに思ってくれた人がいるなら俺
32:16が漫画を描いていた意味が少しはあったん
32:19だなありがとう俺の作品を読んでくれて声
32:24の震えと目頭の暑さを我慢できないまみ
32:29さんに感謝の言葉を伝えただが俺が言い
32:33たいのはこれだけではない目元を拭い彼女
32:37を真正面から見つめた俺は俺は美春さんと
32:41いる時ずっと幸せだった今までもらった分
32:46いやそれ以上の幸せを君と共有したい美春
32:51さんを世界一の幸せ者にするからこれから
32:54もずっと一緒にいて
32:56ほしいどの漫画からも引用することなく
33:00自分の言葉で彼女への気持ちを伝えた美春
33:04さんは俺をギュっと抱き返しと幸せだった
33:08のは私も
33:10同じこれからもよろしくね内田
33:13君違うね私も内田になるかもだから亮太君
33:19で
33:20いい照れているのかかれた声で答える
33:25嬉しくなった俺は大きく頷くと
33:28もちろんと言いながら再び彼女を
33:32抱きしめるのだっ
33:34た後日俺と美春さんは揃って中川さんの元
33:39を尋ね俺たちの交際がどうなっているのか
33:43報告した結婚前提の付き合いを始めたと
33:47聞いた中川さんはそそうかいやまさかここ
33:52までうまくいくとは俺もびっっくりだよ腰
33:55を抜かさんばかりに驚いただったそれでも
33:59すぐに気を取り直してだったら一うちの
34:02会社で働くか淵田君なら大歓迎だぞ俺に
34:07就職を進めてくれるだが俺は首を横に振る
34:11とありがたいご提案ですがお気持ちだけ
34:15いただきます美春さんのおかげで今の職場
34:18にやりがいを見つけることができたので
34:21あと漫画もまた書き始めたんですけど夢も
34:24仕事も自分の力で立させ
34:28です自ら歩むと決めた道があることを
34:32伝える中川さんは高校やそのものといった
34:37笑味を浮かべるとなるほど君に美春を任せ
34:41て正解だったみたいだな寿司の出前を取っ
34:44てあるんだもうすぐ来るから一緒に
34:48食べよういつも居酒屋で見るのと同じ姿で
34:52俺と美春さんをもてなしてくれ
34:55たその後俺は満腹屋に美春さんを連れて
35:00行くようになった中川さんと3人で酒を
35:04組みかえも増え美春の表情を見ていれば
35:09内田君とうまくいっているのが一目で
35:11わかるよと中川さんは嬉しそうに語り飲み
35:16すぎた時には美春さんが連れて帰ることが
35:20常連の間でも名物になった父親と関わる
35:24機会が増え関係も親密になってさんも嬉し
35:28そうだっ
35:30たそれから1年経って美春は俺の苗字を
35:35名乗るようになった彼女のお腹には新しい
35:39命が宿っていて3球に向けて少しずつ仕事
35:44の量を抑えていくという我が家にとって
35:47もう1つの朗報は再び漫画を書き始めた俺
35:51がとあるコンクールで特別賞を受賞した
35:54ことだ美春に言われて大人向けの月刊誌が
35:59主催しているコンクールに送ったところ
36:02迫力に溢れた筆と心温まるストーリーが
36:06素晴らしいと評価してもらえたの
36:09だ漫画デビューは夢のまた夢だがそれでも
36:14着実に一歩前に進んだことは変わらない
36:18これからも夢と仕事そして家族の幸せを
36:22実現すべく懸命に生きていきたいと強く心
36:27にう俺だっ
36:34た感動猫の作品を最後までご視聴いただき
36:39ありがとうございました今日の居酒屋さん
36:42を舞台としたお話はいかがでしたでしょう
36:45か書店で雑用しか任されていない主人公の
36:49内田さんは居酒屋の常連仲間の中川さん
36:52から娘の美春さんと付き合ってほしいと
36:56とんでもない依頼を受けデートをすること
36:58になりました高々な印象のみさんとは話し
37:03ていくうちに漫画の話で盛り上がり気が
37:06つけば2人だけが別世界にいるような感覚
37:09になるほど気が合うことを実感した
37:122人趣味を通じて共通点を見い出していく
37:162人は本当にお似合いのカップルでしたね
37:20父親として娘を心配し幸せになってもらい
37:24たいと思う中川さんの優しいが溢れる作品
37:28にほっこりした方もいらしたのではない
37:31でしょうか今回のお話をお楽しみいただけ
37:34た方はグッドボタンチャンネル登録
37:37コメントもいただけたら嬉しく思いますで
37:40はまた感動猫のチャンネルでお会いし
37:43ましょう
浏览更多相关视频
【感動する話】飲み友達のおじさん「俺の娘をもらってくれよ」と言われお見合いをすることに→現れたのは取引先の社長令嬢「あなたのお金目当てでしょ？」最悪のお見合いになるとおもったが…【泣ける話】朗読
無職クソ日記 居酒屋にて
結婚初心者が先輩に学ぶ回 with スゴスギワタリ
フィリピンパブにオードリー春日が！トム・ブラウンみちおのさらに上をいく春日流の楽しみ方とは!? #孤独のフィリピンパブ『 #チャンスの時間 #252』#ABEMA で無料配信中 #千鳥 #ノブ #大悟
【スカッとする話】母の誕生日に予約した高級寿司屋に行くと、私家族になりすました義家族が「美味しかった！プレゼントもありがとうw」父「...帰るぞ」母「うん」→最強夫婦を敵に回した結果w【修羅場】
ベラ・コチェフスカさん「約束の十字架」
5.0 / 5 (0 votes)
