自分はダメなやつ、を直す方法 #早稲田メンタルクリニック #精神科医 #益田裕介
Summary
TLDRこのビデオスクリプトでは、自己否定的な考え方と向き合う方法について語られています。重要なポイントは、自分は「ダメなやつ」ではなく、自己を受け入れる必要があるという考え方です。成功者になることばかりに目がいらず、多様性を受け入れることの重要性を説きます。また、白黒志向ではなく、複雑な現実を多角的に捉え、自分自身を妥協しながら受け入れるべきだと指摘しています。このアプローチは、ストレスを軽減し、自己肯定感を高めるのに役立つと結びつけています。
Takeaways
- 😀 自分を受け入れるということは「自分が素晴らしい」と「自分がダメ」という二つの極端ではなく、自分自身を認めるという点に重点を置くこと。
- 🤔 成功者になることと自分を受け入れることは別の問題であり、成功者だけが自分を受け入れられるわけではない。
- 👥 大部分の人々は、成功者でなくても自分自身をある程度受け入れていると示唆されている。
- 🚫 自分を評価する際に、外見や他人からの評価などの外部要因に依存しすぎないようにすることの重要性。
- 💭 人が自分自身を評価する基準は多様で、単純化された「良いか悪いか」の判断ではなく、多様性を受け入れることが大切。
- 🔍 人間は現実を完全に理解することはできないとされており、無意識を含む認知力では現実を捉えきれない。
- 🌐 現実を単純化しすぎるとストレスが増し、視野が狭くなり、複雑な問題を考えることが困難になる。
- 🔄 黒白思考はストレスの原因になり、多様性を受け入れる能力が低下する悪循環を生み出すことに警告されている。
- 🌈 精神的な健康を保つためには、多様性を受け入れる力を持つことと、自分自身を妥協しながら受け入れる必要があると示されている。
- 👍 精神科の患者は社会の変化に敏感で、適応が困難な場合があるが、多様性を受け入れることで改善の可能性があると示唆されている。
Q & A
「自分はダメなやつ」という考え方と反対の考えは何ですか?
-「自分はダメなやつ」の反対は「自分はすごいやつではない」という考え方です。これは「成功者」になるという具体的な目標ではなく、自分自身を受容することです。
自分を受け入れるということの重要性とは?
-自分を受け入れることは、精神的な健康を保つ上で非常に重要です。自分を否定することは、不安、鬱病などの心理的な問題につながる可能性があります。
成功者になることで自分を受け入れることができるのでしょうか?
-成功者になることが必ずしも自分を受け入れることができるわけではありません。成功者でもない人も多く、彼らは自分自身を受容しています。
人が自分自身を受容する基準とは何ですか?
-人が自分自身を受容する基準は、他人に対して迷惑をかけていないことや、努力をしていることなどがあります。外見や結果だけでなく、自己の価値観に基づいて判断されます。
白黒志向の考え方にはどのような問題があると言っていますか?
-白黒志向の考え方では、現実の複雑さを理解できないことが問題です。これにより、ストレスが増し、視野が狭くなり、多様性に対する理解が不足する傾向があります。
精神的な問題を抱える人々はなぜ白黒志向に陥りがちなのですか?
-彼らは多様性や複雑さを理解することが難しいため、白黒志向に陥りがちです。これは、彼らがストレスや鬱病などの精神的な問題に直面する原因の一つです。
現代社会において、なぜ白黒志向の考え方はうまくいかないと言っていますか?
-現代社会では、複雑な状況やデータを扱う必要があります。白黒志向では、これらの複雑さを理解できないため、適切な判断を下すことが困難になります。
自己受容を促進するために、どのような考え方が必要ですか?
-自己受容を促進するためには、複雑な状況を理解し、多様性を受け入れることができる柔軟な考え方が必要です。
このビデオスクリプトの主なテーマは何ですか?
-ビデオスクリプトの主なテーマは、自己受容と、白黒志向の考え方に対する批判です。スクリプトでは、自己受容を促進する方法と、白黒志向の考え方の問題点を探求しています。
スクリプトで言及されている「多様性」とは何を指していますか?
-「多様性」とは、異なる意見、文化、価値観、経験などを含め、現実の複雑さを理解するために受け入れることを指しています。
スクリプトで提唱されている自己受容の方法とはどのようなものですか?
-スクリプトでは、自己受容のために複雑な状況を理解し、多様性を受け入れることを重要視しています。また、自己を妥協せずに受け入れる方法についても言及しています。
Outlines
🤔 自分を受け入れる方法
この段落では、自分自身を否定的な視点から見なすのではなく、受け入れる方法について話されています。重要なポイントは、自分は素晴らしい人間でもないという自覚を持って、成功者になることを目指すのではなく、自分自身を受け入れることを目標にすることです。成功者と失敗者という二分法ではなく、自分自身を認めることの重要性が強調されています。また、多くの人が自分自身を否定的に見ている理由として、社会的な基準や外見、他人からの評価などに影響されることが指摘されています。
🔍 白黒思考からの脱却
第2段落では、人々が白黒的思考に陥ることと、それが鬱病などの精神疾患につながることについて議論されています。白黒思考は単純化された考え方であり、現実の複雑さを理解することが困難であると指摘されています。この考え方から抜け出すために、多様性とバリエーションを理解し、複雑な状況を複雑なまま受け入れる能力を持つことが重要だと述べています。また、精神医学に興味がない人や差別が存在する理由として、白黒的思考が原因であることが示唆されています。
🌟 自分を妥協せず受け入れる
最後の段落では、自分自身を妥協せずに受け入れる方法について話されています。複雑な状況を単純化せず、多様性を受け入れることの重要性が強調されています。また、現代社会では単純な白黒思考ではうまくいかないことが示され、複雑なデータを理解し、多様な選択肢を考慮しながら判断する能力が求められていると述べています。この能力を身につけることで、自分自身をより良い形で受け入れることができると結び付けています。
Mindmap
Keywords
💡自分を受け入れる
💡成功者
💡鬱
💡努力
💡白黒思考
💡多様性
💡ストレス
💡偏見
💡統計
💡マルチタスク
Highlights
自分はダメなやつという固定観念を捨てる必要がある。
自分はすごいやつではないという認識が重要。
成功者になることが全てではなく、自分を受け入れる点に重点を置く。
多くの人が自分をダメだと思い込んでいるが、これは誤った自己評価。
鬱病になる人たちは自分のことをダメだと考えがち。
成功者とされていなくても、自分を受け入れることができる。
人が自分の役に立っているかどうかで自分を受け入れることができる。
努力をしているかどうかは、結果で決まるという誤解がある。
外見が良くないと自分を受け入れられないという考え方には問題がある。
他人のことを好きになれない人が自分のことも嫌いになる傾向がある。
接触障害の人々は自分のことを受け入れることが難しい。
白黒志向はストレスの原因になり、鬱病につながる。
多様性を受け入れる能力が欠如すると、精神的健康に影響を与える。
現代社会では、単純な白黒思考ではうまくいかない。
統計的思考や複雑なデータの理解が求められる現代社会。
精神科の患者さんは変化への適応が困難で、炭鉱のカナリアのようになる。
自己を妥協して受け入れる方法を学ぶことが重要。
複雑な状況を理解し、多様性を受け入れる習慣を身につけることが大切。
この動画では自分を好きになる方法を紹介し、自己受け入れの大切さを語る。
Transcripts
重要なポイントはですね自分はダメなやつ
の反対はですね
自分はすごいやつではないっていうこと
ですね
[音楽]
はいおはようございます笹谷メンタル
クリニックの院長を増すという介です
本日は自分はダメなやつを解決する方法と
いうテーマでお話ししようと思います
えっとですねまあ自分はダメな奴っていう
風物をまあ
認知を変えていった結果どうなるかって
いうとですねまあ自分を受け入れるという
ことに変わるのかなと思います
ここで
重要なことポイントはですね自分はダメな
やつの反対はですね
自分はすごいやつではないっていうこと
ですねだからあの
すごいやつとかっていうキリがないので
どちらかというとまあ
成功者になればいいという話じゃないん
ですよねだから自分を受け入れることが
目指す目標であって成功者を目指すことで
はもちろんないんですだって
成功者だけがね
あの自分を受け入れてるって事であれば
世の中の多くの人は自分のことダメだと
思ってですねあの鬱になっちゃってこと
ですからまあ
鬱になってないですから世の中の9割の人
はねだから人生で嘘を経験するのっていう
のは1割しかないんですよまあ1割もいる
とも言えますけど1割しかいないわけでっ
てことは多くの人は自分のことをですね
なんとなく受け入れてますそれは
成功者じゃなくてもっということですね
世間が言うでどのラインに例えばですね
じゃあ自分を受けられるのかってことを
考えていくとですねまあ人の役に立ってる
から受け
自分をね受け入れ
られるのかとかですね
そもそも犯罪を犯してないとかねあの人に
迷惑かけてないんだったら受け入れていい
んじゃないかとか
努力をしていること
自分は何かに対して頑張っているんであれ
ば受け入れられるけれども何も頑張ってい
ないんだったら
受け入れられないだから結果じゃなくて
家庭だよってことですよねこっちは
結果ですよね
結果じゃなくて家庭がちゃんとあるんだっ
たらいいとか言うかもしれないけども
そもそもねその
あなたこんな苦しんでるってことは頑張っ
てるってことですよねとねあのいやいや
それは頑張ってることになりませんなぜ
なら結果が出てないかとか言っていや
じゃああの
努力してるかどうかは結果で決まるんです
かって
考えたりね
そういうことですねあとは運とか風雲の
問題とかもありますからね
あとは外見の問題ですね
例えばその
綺麗とか愛されてるとか
そういう外側の方で
自分を受け入れられるか受け入れないかと
決めちゃう人もいるんですけども
それってじゃあ綺麗じゃなくなったらあの
受け入れられないってことですかとか他の
人はどうなんですかとかそういうことに
なりますねでそういうことを聞いてると
ですねいや他の人もダメだって私は誰も
受け入れられないんですだから自分のこと
も嫌いだし他人のことも嫌いですだけど
他人のことを好きになれない自分が一番
嫌いなんですとかいう人もいますね
うんだからまあなんかこういうこと言う人
っていうのは結構接触障害の人とかに
多かったりしますけれどまああのどうやっ
たら自分のことを受け入れ
られるのかってことですね
じゃあ受け入れるにはどこのラインなのか
どのラインだったら自分を受け入れていい
のかってことになりますただそれがなんか
ね話していると混乱したりとかですね
話していっても議論が深まらなかったり
うまくいかなかったりしますねでじゃあ
あのそれはどういうことなのかってことを
もうちょっと深掘りして考えてみるとです
ね
結局その
白黒志向で判断しちゃう人っていうのが
多いのかなと思いますなので今回白黒志向
の話をしますけども
現実っていうのはですねいいか悪いかで
判断できるものではありませんそもそも
現実っていうのはですねいくら
理解しようと思っても理解困難なもんなん
ですね
客観的に理解していくってことはできない
です人間の認知値じゃですね
把握しきれないですね人間の
認知力では把握しきれないです人間の認知
よりも無意識を含めたもの人間の脳全体で
あってもですねまだまだ全然石灰の音って
把握できませんから
人間の意識だけではとてもではないんです
けど現実っていうの把握できないですね
多分その人類がですねどれぐらい
生存してどれぐらいですね科学を発展させ
てもですね
現実っていうものを本当の意味で理解する
ことは多分無理だと思いますねまあできた
としてもそれは
AIとかがね勝手に理解してるだけであっ
て人間の
認知でとしては理解できないと思います
けどこれは置いといて
理解困難なんですよそもそも現実っていう
のはいろんなものがあるかいろんな要素が
あるからだけどその人の頭の中では白と黒
で判断しようとしてるんですねだからどう
してもズレが起きちゃう
でズレが起きるにも関わるですね現実を
理解しようとするんではなくて白黒で判断
したりしようとするしできないから
ストレスになっちゃうで
白黒で考えようとするかはですねその
バリエーションが少ないんですねだから
多様性が生まれてこないんですよいいか
悪いかでしか判断しないからちょっといい
とかですねちょっと悪いとかこういう
パターンもあるんだとか好きでも嫌いでも
ないとかですね色んなパターンってある
はずなのにそれがあの
やけに
単純化されちゃってるって事になりますね
そうすると鬱っぽくなっちゃうし
鬱になればなるほどですねよりですね視野
が狭くなって
複雑なことを考えることができなくなり
ますからやはり
白黒思考が
強化されちゃうという
悪循環が生まれちゃうということですね
でなので多様性の理解が不十分だったりし
ますでは鬱の人もそうだし発達障害の人も
そうだし
摂食障害の人とかも結構ありますけれども
まあとにかく白黒で判断してる限りはです
ね自分のことをまあ受け入れたりすること
は難しいし逆にですね自分は優れてるん
だって言って変なね
万能感しちゃうってこともありますね
だからあの世の中っていうのはもっと多様
性があってですねバリエーションで理解し
なきゃいけないんだけどもなかなか人間
っていうのはそういうことは
難しいようですねだからあの
精神医学に関心がない人も多かったりとか
差別が多いのはなぜかというと
自分たちだけじゃなくてですね相手側も
ですね白黒志向で考えてるし
なんていうのかねあんまり多様性ってこと
を理解してないんですよね
だから
多くの人はですね
差別とか偏見を持ってしまうしそれは僕も
そうだし
皆さんもそうだし
皆様以外の人たちもそうですそしてより
ですね白黒で判断しやすい我々精神科の
患者さんたちはですね
鬱になりやすいということなのかなと思い
ますね
自責的ですしねこれが多発的だとねあの
まあ
うまくね逆に
社会に適応してたりもしますけれど
でじゃあなんでこんなですね人間っていう
のは頭が悪いのか人間っていうのは現実を
理解しないのか
白黒で考えがちなのかってことを考えて
みるとですねまああの
複雑に考えたらですねすぐに判断できない
からですねだから人間っていうのはまあ
こういう現代で生きてる状況っていうか
特殊なわけであってもっと長い時間はです
ねあのやっぱサバイバル生活してたわけ
ですよ
動物の育えたら問われるとかですね
自然がの脅威に対してですねパッと判断し
てパッと動かなきゃいけないんですねだ
から
ライオンが出たって言ったらすぐに行け
なきゃいけないだからそういう時にですね
ヒロじゃない黒じゃないって考え方して
たらあのー
追いつかないんですよこれはギリギリ黒か
もしれないから逃げないでおこうとかね
これは
で黒だから
黒に限りなく近いから逃げた方がいいかな
とかそういうこと考えちゃダメで白か黒か
よし逃げようとかよし大丈夫だみたいなね
形で考えなきゃいけないということですね
であとですねやはりあの複雑に考えてたら
ですね
過酷な自然の中では生きていけないですね
僕ねあのYouTubeでこうサバイバル
動画見るの好きなんですよ
すごい雪の雪山の中でテント張って
生活
生活をしてみるみたいなやつとかなんか
そういうの見るの面白いから好きなんです
けどああいうねあのことが好きな人たちが
単純に考えているわけじゃないけどもああ
いう状況の中で
複雑に考えたりしてたらですねやっぱり
生きていけないですよねだからあの白黒で
考えるとか神様がそういうからもう考えの
やめようとかですね
目先のこと集中するためのダメになったダ
メって考えようとかそういう風に考える分
にはまあいいのかなと思いますただ
現代はですね
白黒で判断したらやっぱりうまくいかない
んですよねあのだから平均的にはどうなの
かとか偏差はこうなのかとかね統計的には
どうなのかとか複雑なデータを複雑なまま
使っていかなきゃいけないので
白黒志向では
うまくいかないですねだから複雑なものを
複雑なまま判断していくってことが求め
られるってことは多様性の状況
複数の選択肢がある状況をうまくですね
マルチタスク的にですね考えていかなきゃ
いけないのでやっぱり苦しいですねだから
人間の本能に背くような形でですねあの
思考を使っていかなきゃいけないので
やっぱりあの鬱になっちゃう人はなる
だろうなと思いますだからあの
精神科の患者さんは炭鉱のカナリアという
かですねあの世の中の変化に対して一番
最初に出すアップしてしまう人たちだっ
たりするんですけれども
ここの変化をですねうまく
取り入れられないとですねやっぱり
うまくいかないんだろうなと思いますね
はいということなのでまああの
誰か悪いとかではなくてですねやはり白黒
志向であるってことに気づいたらですね
白黒じゃないものを多様性というものを
ですね理解していく多様なものをですね
多様なまま判断していくという習慣をです
ね
身につけていくそういうテクニックを
インストールしていくのにインストールし
ていくってことを考えてもらえばいいん
じゃないかなと思いますはい
ということで今回は自分を好きになる方法
ということでですね
自分をどうやったら受け入れたらいいのか
受け入れるためにはですね複雑なものを
考える複雑な状況を受け入れて
好きか嫌いかじゃなくてですねほどほど
好きだなとかほどほど嫌だなっていうもの
を入れながらですね
自分を妥協して受け入れていくってことが
重要だということをお話ししましたはいで
は
以上でこの動画を終わりますもしこの動画
を見て良いと思ってくれた方えーグッド
ボタンとチャンネル登録とこちらの方
よろしくお願いしますではまた
[音楽]
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