深刻な脆弱性Sinkcloseの対処方法!全Ryzen CPUはBIOSアップデートをやるべし (SMM Lock Bypass)

PCまなぶ
18 Aug 202405:33

Summary

TLDRこのビデオでは、AMDのRyzen CPUに影響する深刻なセキュリティ脆弱性「SMMロックバイパー」について説明しています。2006年以降のほとんどのAMDプロセッサーが影響を受けるという問題ですが、Ryzen 3000シリーズも含め、修正が提供されることになりました。この脆弱性はシステムに深く感染させる可能性があり、既にシステムが乗っ取られている場合にのみ危険です。個人ユーザーはあまり心配する必要がなく、BIOSのアップデートが提供されたら速やかに適用することが推奨されています。

Takeaways

  • 🔒 Ryzen CPUのほぼ全てのモデルがセキュリティ脆弱性「SMMロックバイパー」に影響を受ける。
  • 🗓️ 2006年以降に発売されたAMDプロセッサーが対象で、Ryzen 3000シリーズも含まれる。
  • 🔄 脆弱性はCPU自体が破壊されるわけではなく、攻撃が実行されるのは非常に困難。
  • 🛡️ BIOSのアップデートが提供されたら速やかに適用することが推奨されている。
  • 🚫 すでにシステムが乗っ取られている場合は、この脆弱性による追加の被害はない。
  • 💻 SMMを使用して不正なコードが実行され、システムに深く感染させる可能性がある。
  • 🔎 システム情報の確認が必要で、マザーボードのモデルやBIOSのバージョンを特定する。
  • 🔍 AMDサイトで対応するBIOSバージョンを確認し、必要に応じてアップデートを行う。
  • 🆕 新しいBIOSバージョンが提供されていない場合は、提供されるまで待つ必要がある。
  • 🛠️ BIOSのアップデートは自己責任で行い、購入元に相談することも検討する。
  • 🛡️ BIOSのアップデートは面倒かもしれないが、システムのメンテナンスとして非常に重要である。

Q & A

  • シンククローズ脆弱性とは何ですか?

    -シンククローズ脆弱性は、2006年以降に発売されたほぼ全てのAMDプロセッサーに影響を及ぼす深刻なセキュリティ脆弱性です。

  • Ryzen 3000シリーズはこの脆弱性にどのような対応がありますか?

    -当初は対応しないと発表されていたRyzen 3000シリーズでも、8月20日以降に対応が決定しました。

  • シンククローズ脆弱性はどのようにしてシステムに影響を与えるのですか?

    -SMMを利用して不正なコードを実行可能にし、システムに深く感染させることが可能です。

  • この脆弱性はどのようにして修正するべきですか?

    -BIOSのアップデートを提供されたら速やかに適用することが推奨されています。

  • BIOSアップデートの重要性は何ですか?

    -BIOSアップデートは、システムのセキュリティを強化し、深刻な脆弱性から保護するために非常に重要です。

  • SMMロックバイパーとは何を意味していますか?

    -SMMロックバイパーは、SMMを利用した攻撃を防ぐためのセキュリティ対策の一つであり、シンククローズ脆弱性と関連しています。

  • 個人のPCに対してこの脆弱性はどの程度の脅威ですか?

    -個人のPCでは、すでにシステムが乗っ取られている場合を除き、この脆弱性による脅威は比較的小さいとされています。

  • サーバーなどの重要なシステムに対してこの脆弱性はどのように影響を与える可能性がありますか?

    -サーバーなどの重要なシステムでは、この脆弱性が大きな脅威となり、マルウェアの感染やシステムの乗っ取りが容易になる可能性があります。

  • BIOSのアップデートはどこで確認できますか?

    -AMDの公式ウェブサイトや、使用しているマザーボードの製造会社のウェブサイトで確認できます。

  • 自分のマザーボードの情報をどうやって確認できますか?

    -システム情報の検索や、マザーボードのモデル名を調べることで確認できます。

  • BIOSアップデートのバージョン要件は何ですか?

    -特定のCPUモデルに応じて、必要なBIOSのバージョンが異なります。例えば、7950xでは1.2.0.1以上が必要とされています。

Outlines

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💻 AMD Ryzen CPUのセキュリティ脆弱性シンククローズ

この段落では、2006年以降に発売されたほぼ全てのAMDプロセッサーに影響を及ぼすセキュリティ脆弱性シンククローズについて説明しています。当初は Ryzen 3000シリーズデスクトップCPUが対象外だと発表されていたが、後に対象に入ることが決定しました。この脆弱性は、システムに深く感染させる可能性があるSMMを悪用するもので、既にシステムが乗っ取られている場合にのみ危険性があります。個人向けのシステムではあまり被害は限定的ですが、サーバーなどの重要なシステムでは大きな脅威となる可能性があります。この脆弱性に対する対策として、BIOSのアップデートが推奨されています。

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🛠️ BIOSアップデートの重要性と方法

最後の段落では、BIOSのアップデートが愛するPCのメンテナンスとして非常に重要な役割を果たしていると強調しています。アップデートは面倒くさいと思われるかもしれませんが、スキルアップの1つとして積極的に取り組むべきだと促しています。アップデートの方法としては、AMDの公式ウェブサイトを参照し、使用しているマザーボードのモデルを理解することが重要です。システム情報の確認や、アップデートに必要なBIOSバージョンの特定、ダウンロード方法についても説明しています。

Mindmap

Keywords

💡ryzenCPU

ryzenCPUはAMD社が開発したプロセッサーのシリーズです。このビデオでは、ryzenCPUに影響を及ぼすセキュリティ脆弱性シンククローズについて説明しています。ryzen3000シリーズについても、当初は影響しないとされていたが、後にも影響されることが明らかになりました。

💡SMMロックバイパー

SMMロックバイパーは、システム管理モードにおけるセキュリティ脆弱性です。ビデオでは、この脆弱性によって不正なコードが実行され、システムに深く感染させる可能性があることが強調されています。

💡シンククローズ

シンククローズは、2006年以降に発売されたほぼ全てのAMDプロセッサーに影響を及ぼすセキュリティの脆弱性です。ビデオでは、この脆弱性によってシステムが乗っ取られるリスクがあることが示されており、BIOSのアップデートが推奨されています。

💡BIOSアップデート

BIOSアップデートとは、コンピュータの基本入力出力システムを最新の状態に保つためのソフトウェアの更新です。ビデオでは、シンククローズ脆弱性に対処するためにBIOSをアップデートすることが重要であると説明されています。

💡システム情報

システム情報とは、コンピュータのハードウェアやソフトウェアの詳細情報を指します。ビデオでは、システム情報を確認することで使用しているマザーボードやCPUの情報を把握し、適切なBIOSアップデートを行うことが示されています。

💡マザーボード

マザーボードは、コンピュータの中心となる基板で、CPUやRAM、ストレージなどを接続する役割を果たします。ビデオでは、マザーボードのモデルを理解することが必要ですが、BIOSアップデートに必要な情報の一つです。

💡セキュリティ

セキュリティとは、コンピュータシステムやネットワークに対する不正アクセスや攻撃から保護する技術や手続きのことを指します。ビデオの主題は、ryzenCPUにおけるセキュリティ脆弱性に対する対策です。

💡ウイルス対策ソフト

ウイルス対策ソフトは、コンピュータシステムをウイルスやマルウェアから保護するためのソフトウェアです。ビデオでは、SMMロックバイパーによってシステムに感染させる可能性があるため、ウイルス対策ソフトでは検出や除去が困難であることが説明されています。

💡サーバー

サーバーとは、ネットワーク上でデータを管理し、他のコンピュータからアクセスされるためのサービスを提供するコンピュータです。ビデオでは、サーバーのような重要なシステムにおいてシンククローズ脆弱性は大きな脅威であると強調されています。

💡BTO

BTOとは「Build To Order」の略で、注文に応じて製品を組み立てるビジネスモデルを指します。ビデオでは、BTO製品については購入元との相談が必要であると示唆されています。

Highlights

ほぼ全てのRyzen CPUに深刻な脆弱性シンククローズが影響を与える。

シククローズ問題は2006年以降に発売されたほぼ全てのAMDプロセッサーに影響。

Ryzen 3000シリーズもこの脆弱性に対応することが決定。

脆弱性を利用した攻撃は非常に難しいため、過度に心配する必要はない。

BIOSが提供されたら速やかに適用することが推奨される。

この脆弱性はシステムが既に乗っ取られていないと発生しない。

重要なシステムにとっては大きな脅威となる可能性がある。

SMMによって不正なコードが実行可能となり、システムに深く感染させることができる。

マルウェアはウイルス対策ソフトやOSの再インストールでは検出や除去が困難。

脆弱性が存在する場合、システムを買い換えるしかない。

脆弱性を確認するには、AMDのサイトと自分のマザーボード情報を確認する必要がある。

BIOSバージョンを確認して、必要なバージョンにアップデートすることが重要。

BTOの場合、購入元にも相談することが推奨される。

BIOSのアップデートは重要なメンテナンス作業である。

新しいBIOSが提供されたら、速やかに適用することを推奨。

Transcripts

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[音楽]

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今回はえほぼ全てのryzenCPUが

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対象である深刻な脆弱性シンククローズに

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ついてお伝えしますSMMロックバイパー

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スっていうのを書いてあっても同じ意味に

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なります今回ですねこのシククローズ問題

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っていうのは2006年以降に発売した

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ほぼ全てのですねAMDプロセッサーに

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影響を及ぼす深刻なセキュリティの脆弱性

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になりますで当初ですねえryzen

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3000シリーズデスクトップのもですね

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え対応しないよと言ってたんですが

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ryzen3000シーズも対応すること

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が決まりましたこちらは8月20日以降の

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対応ですね今回の脆弱性っていうのは

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IntelCPUのようにCPUが破壊さ

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れるといったわけではなくてえあと脆弱性

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を利用した攻撃も極めて難しいものになり

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ますので必要以上に恐れる必要がありませ

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んですのでま何をすればいいかと言います

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とBIOSが提供されたら速やかに適用

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するというぐらいで十分ですこの脆弱性

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っていうのはすでにですね何中にシステム

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が乗っ取られてないとできない脆弱性なん

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ですねですのですでに乗られてたらえダメ

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なんですがえサーバーなどのですね重要な

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システムの場合にはちょっとこれは大きな

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脅威になりますねいろんな人が乗っ取ろう

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と真剣に頑張ってるんですが個人までは

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ですねそこまで行くことは少ないですねえ

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このSMMっていうものによって不正な

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コードを実行可能にしてえシステムに深く

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感染させることができるということで

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ブート部分にマルウェア悪にのなる

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ソフトウェアを植えつけるものです

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ウイルス対策ソフトやOSの3

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インストールでは検出薬除去が困難な状態

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にする要はあの1度完全してしまったです

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ね買い換えるしかないよっていうえそこが

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ちょっと深刻だっていうとこなんですがま

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その前にはですねパソコン乗られとかない

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といけないっていうことであまりですねえ

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心配する必要ないですねえそれでは順番に

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説明していき

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ますで対応するにはですねAMDのこの

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サイトを見るのが1番であと自分のマザー

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ボードが何使ってるかっていうのを理解し

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ておく必要がありますわかんない方はです

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ねえここでシステム情報って検索して入力

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するといいですね

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システム

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情報はいそしてここを見るとですねえ一体

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どんなマザーボード使ってるかっての

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分かりますのでこんな風にして調べて

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ください固めの後ろにS01などがあると

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BTOっていうものになりますのでまた

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対応方法が変わってきますで今回の見方

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説明しますとまずこちらクリックしますね

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そうするとあまりにも膨大なデータが書い

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てあるのでやになってくるんですがここで

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例えば7000シリーズ私のCPUは

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795ですのでえ7000で検索すると

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すぐに見つかりますはいこちらはですねえ

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サーバー用ですのでもうちょっと下見る

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必要がありますで今回はえクライアント

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パソコンのデスクトップですのでえここが

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該当しますねで私の場合ですと

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1.2.0.1以上適用すれば今回の脆弱

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性弱点はなくなるよといったことになり

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ますでもう1つ使っている5950xも

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同じくですね1.2.0.CP使えばいい

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よっていったところになりますえ今度私

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ですねこちらとこちらですね先ほど調べ

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ましたがそれプラスダウンロードで検索

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すると出てきますねでこちらダウンロード

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で検索しますと私これ7950xですね

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するとここに書いてありますえ必要なのが

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Aということで1.2.0Aまでしか適用

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しておりませんのでえ若干足ないですね

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1.2.0.1以上が必要なのに足りませ

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んまだBIOSが提供されていないという

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ことでもう1つ5950xのマザボも見て

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みましょうCB以上じゃないといけないの

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にCAということでこちらも1つの番号

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足りないですね新しいバージョンが出まし

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たら速やかに対応するでいいですねそして

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この書いたのはですねえどういう脆弱性

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かっていうことで脆弱性番号っていうので

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まとめれて検索するとですね何か分かり

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ますそ今回の場合にはえ

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1.2.0.1が必要だったんですが

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先ほど確認したらまだですねえ1.2.0

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しかありませんのでえ新しのデルまですね

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ま待つ必要がありますねでこちらの方も

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確認してみたこCAでしたのでえまだ提供

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されていないですねですので新しいの提供

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がですねもうすぐさえるかと思いますので

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さえたらもう1回ですねえ動画出したいと

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思いますということですねえどこに

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BIOSが提供されてるかってのを確認し

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てもしすでに提供されていたらですねえ

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適用していただければと思いますま適用は

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え自己責任にはなりますが責任を問え

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るって方はまやった方がいいですねで

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BTOの場合には自分だけで判断し内で

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購入元にも相談してください今日の内容は

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以上ですBIOSのアップデートはめんど

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くさいと思われるかもしれませんがえ自分

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がですね愛する機会をメンテナンスするっ

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ていうことはとてもとても重要なことです

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ので是非スキルアップの1つとして行って

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みてはいかがでしょうかそれでは

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またOG

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AMDセキュリティ脆弱性シンククローズBIOSアップデートCPUryzenセキュリティアップシステム情報アップデートガイドPCメンテナンス
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