【漫画の上達法】騙されたと思ってやってみてください。一発で上手くなります。【山田玲司/切り抜き】

山田玲司の原作が10倍おもしろくなる解説【山田玲司 切り抜き】
16 Mar 202308:49

Summary

TLDRThe video discusses two highly effective methods to break through creative blocks, especially in the context of manga creation. The first method highlighted is the practice of comic book adaptations of movies, a technique the speaker found beneficial in their youth. By transforming movie scenes into manga, including layout and narrative flow, creators can significantly improve their manga skills. The speaker shares examples from their students who undertook the challenge of adapting movies like 'Iron Man,' 'Amelie,' and 'American Beauty' into manga, showcasing the diverse approaches and insights gained from this exercise. The process not only hones manga creation skills but also deepens the understanding of storytelling, composition, and character development.

Takeaways

  • 😀 Takeaway 1
  • 😊 Takeaway 2
  • 🤔 Takeaway 3
  • 😮 Takeaway 4
  • 😲 Takeaway 5
  • 🙂 Takeaway 6
  • 😃 Takeaway 7
  • 🤗 Takeaway 8
  • 😎 Takeaway 9
  • 👍 Takeaway 10

Q & A

  • What methods does the speaker recommend for improving one's manga drawing skills when feeling stuck?

    -The speaker recommends film comicization - turning films into manga - as one effective method. He had his students comicize films like Iron Man, American Beauty, and Amelie to practice this.

  • What does the speaker believe is most important for creating an interesting manga?

    -More than art skills, the speaker believes having fresh, unique ideas and perspectives that connect with readers is most important for creating an compelling manga.

  • How can comicizing films help improve manga skills?

    -It forces you to carefully analyze how the film shows situations and conveys information visually. This trains skills like layouts, pacing, and communicating ideas clearly that are essential for manga.

Outlines

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😊 Learning from movie adaptations

The first paragraph discusses how adapting movies into manga can help manga artists improve their skills. It shares the speaker's personal experience adapting Back to the Future into manga when he was younger. He mainly focused on copying the composition at first but realized the value of converting the flow and pacing of scenes as well. He sees it as an effective way to enhance one's manga ability.

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👀 Appreciating different adaptation approaches

The second paragraph shows 3 students' attempts at adapting American Beauty into manga. It points out how they each grasp and emphasize different aspects of the same movie based on their style and interpretation. Understanding what to highlight or downplay is an important learning experience from the exercise.

Mindmap

Keywords

💡漫画

💡映画

💡コミカライズ

💡方法

💡技術

💡アイデア

💡表現

💡見る

💡セリフ

💡勉強

Highlights

映画を漫画に起こしてみる「コミカライズ」は漫画力を高める良い方法だと思う

コミカライズをすることで映画を深く理解し、構図、演出、セリフなどを学ぶことができる

職人としての漫画の技術は読みやすさ、分かりやすさなどが大切だが、面白さを出すには斬新な角度が必要

生徒のコミカライズ作品はそれぞれ違う部分をつかんでいる。一人一人映画のどこを大切にしたかが現れている

Transcripts

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煮詰まったりとか追い込まれたりとかした

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時にねどうやってそっから逃げ出すかその

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上手くなるいくつかの方法の中で

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厳選した2つっていうかすげー効果あるん

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だと思うんですよね一発でねで

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[音楽]

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漫画書いてたりとか

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漫画家やっててもそうなんだけど

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煮詰まったりとか追い込まれたりとかした

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時にねどうやってそっから逃げ出すか

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もしくはね

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漫画ってさやっぱり上手くなる方法って

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あるんだよねいくつかねその上手くなる

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いくつかの方法の中で

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厳選した2つっていうか

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漫画を良くするための

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突破口の2つに関してちょっと今日は

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話そうかなと思ってますでねまずね1個目

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はね映画のコミカライズです映画を見て

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映画を漫画にしてみるっていうこれ僕の

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若い頃に事あるとかそういうのやってたん

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でで主に僕がやってたのは構図を抜いてた

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んですよだけどせっかくだから構図だけ

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じゃなくって流れをね映画のこのシーンの

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流れを漫画に落としてみるって言うのやっ

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てみようっていうことをやってみたわけ

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ですよバックトゥザフューチャーで

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とりあえずやってみようつって長い映画だ

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長い映画つうか3分口座になっててね全部

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書こうと思ったら大変なんで途中からね

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好きなとこだけでもいいからみたいな感じ

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になってたわけですけどでもあの頑張って

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最後までやる人もいるしさでな大体みんな

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がどのシーンが好きなのかもちょっと

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わかっでこれはやっぱり効果あるなぁと

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思って今回2期でちょっとやってみようと

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思ったんだけど1期の結果も踏まえてどう

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いうふうにやろうかと思ったかっていうと

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まず

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選択肢を用意しようと思ったんねだから3

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つの作品の中選んでくれって言ってでそん

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で俺は

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漫画にしやすい映画で勉強になりそうな

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カット割りとか流れとかっていうので何が

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いいかなと思ってすっごいベタにまずは

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マーベルで行こうと思ってアイアンマンに

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したんですよで1個アイアンマンいや

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ちょっともうヒーロー語に傾くからそれ

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だけじゃやだなと思う人のためにねドラマ

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部門で2つ用意したんですよねそれが

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アメリとアメリカンビューティーこの3本

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を自分で選んでいいからコミカライズして

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みようっていう風にして23ヶ月かけて

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課題出したわけですよねそれの締め切りが

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あって今回何人か出してもらったんだけど

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やっぱりこれすげー効果あるんだと思うん

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ですよね一発でねでこれ3本ぐらいの映画

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をコミカライズするだけで

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格段に漫画力上がっちゃうよねっていうさ

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俺は

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漫画

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技術じゃないと思ってるねもともとね

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デッサンでもないし何ならね公正でもない

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かもしれないんだよねもっと

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根源的なアイディアの問題だと思うんで

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アイディアとか人間力とかそっちまで行か

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ないと語れないなところあって評価でき

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ないところもあるわけ

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漫画における

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職人的な部分に関してはできて当たり前な

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んだよねできて当たり前ってどういう風に

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できるかっていうと読みやすいってことが

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分かりやすいとか分かりやすくイメージを

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伝えるという力っていうのかなこれが職人

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的にできないとダメなんだよね鼻から相手

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にされない意味がわかんない漫画を書い

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たらダメなんだわでそれができた上で

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面白いか面白くないかっていう話になって

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くるわけそれは

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斬新な角度で何かを見てたりとかみんなが

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思ってたけど実は誰も書いてなかった漫画

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だったりとかねそれはいろんな要素で出

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てくんでキャラクターとか物語とかセリフ

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とか設定とかそういったものに出てくるん

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だよ鬼滅の刃でね妹を背負ってっていうの

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を半分鬼になった妹を箱の中に入れて戦う

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お兄ちゃんの話じゃないと誰も考えて

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なかったわけあの大正時代という設定も

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そこでハマってるとかそんな風にして色々

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斬新な何かっていうのがヒットの決定的な

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何かになるわけですそれが時代にフィット

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してみんなの共感を得てっていうねだから

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まず第一に職人的にマンガ力っていうか

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まず一旦上げなきゃいけなくってどうした

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もんだろうなと思ってたわけですよそれの

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一番手っ取り早いのはコミカライズだと

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思ったんですよねだから1回漫画にしたら

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どうつってでちょっとね今回ね何人かの

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作品紹介していいって言うから生徒さんの

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作品ちょっと紹介させてもらいますけど

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まずねアメリカンビューティーにね大町

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さんのやつ見てもらうと思うんですけど

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これね

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非常にねフラットってかねあのラフな絵で

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書かれててで

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駒いっぱいに絵を描かないんですよこの人

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全体にそのふわっと書いてるんだけどでも

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この人もともと持っている

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素質が結構高いのがわかるんですよね結構

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見てるとで後半にどこのシーンで何が

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ポイントなのかっていうのが分かって

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くるっていう

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感じになってるんですけどまあなんといっ

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てもね後半ちょっと紹介したいんですけど

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アメリカンビューティーのここは最高だっ

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てのよくわかってるっていう展開ですね

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やっぱり何と言っても娘の友達が踊ってる

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のを見ている主人公のおっさんレスターの

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シーンだけどここがこの映画のキモだなっ

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ていうのを完全につかんでそれをまあ表現

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しているっていうこれ多分大町さんはここ

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で機器としてここがこの絵が最高だよなっ

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て言ってしっかりと演出としてつかんで

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やってるっていう感じだでこれって横長の

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スクリーンで

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書かれている画面なのでそれをどういう風

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に漫画の中に落としていくかっていうの

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やっぱ考えなきゃいけないわけですよね

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それを試行錯誤していくっていうのでまず

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これ1個ねもう一人きゅうちゃんっていう

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ねリャンサンファミリーの人が漫画と格闘

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したんですけどこの人は独自の絵柄をね今

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作ろうと思って必死になってるんですよで

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ちょっと見てもらったら分かると思うん

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ですけどこのこの感じ

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同じマン映画をまあやってるんだけどこの

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人は

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徹底的にセリフを完全に起こそうとして

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映画をなぞって帰ってるわけなんですよ

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もう1人ね梶谷に目をなさっていう人が

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書いたやつこれも人もアメリカン

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ビューティーなんだけどとにかくベタの

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入れ方がうまいんだけど

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冒頭シーンでこの映画の

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鬼門になるシーンから

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スタートしてる

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[音楽]

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それぞれの人が一つの映画で何をつかんで

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何を自分の漫画の中に落とし込めたのかな

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完全に違うんだよね一人一人だけどこの

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映画で強調されてる部分とか説明しなきゃ

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いけない部分とか

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淡々としてる部分とかっていうのをどう

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いう風に処理したらいいのかっていうのを

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ね考えなきゃいけないでねこの方はすごく

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ベタの入れ方が上手いんだけど見事にやっ

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てもらってますよねそれで逆にね良い

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ところも悪いところも一つの映画を起こし

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てるからすごいわかりやすいのそれで

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ちょっとまとめるとね何がコミカライズ

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やってるといいのかっていう話でますね

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映画をちゃんと見ることなんですよ映画を

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見るっていう時にお客さんで見てますから

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ね基本的にねだからつまんなかったら見

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なくていいやと思ってるわけですよで

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引き込まれたら引き込まれただけで見てで

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なんならまあ億劫みたいにね登場人物に

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思い切り感情移入して

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楽しみたいっていうさそれがまあ映画を見

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るっていう行為ですよねでもその映画を

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コミカライズするって言うと全然違うん

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ですよどういう風に見せてんのかっていう

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風に見るわけですよねそうするとここで

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キャラクターが何を考えてどういう位置に

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いて何を見ててカメラは何を映しててって

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いう音楽がどんな風に流れててセリフは

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どういうタイミングで言ってるのかって

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いうのをしっかりと見ないとコミカライズ

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できないんですよつまり映画をちゃんと見

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るって事が体験できるで映画ってある種の

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現実を切り取った2時間みたいなそういっ

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た時間芸術ですよねそれって

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普段日常でいろんなことをちゃんと見てる

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人間は

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漫画を書きやすいはずなんですよ

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漫画を見てるとねその人が何を見てるか

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わかるんですよこんなとこまで見てんだと

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かねもしくはこれに気づいてんだとかこれ

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全く出てこねえなみたいな

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顕著なのは少女漫画が内面描写にずっと

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行き過ぎる行き過ぎるというかそういう

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ジャンルなんです内面に行くんですよだ

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からモノローグで自分の世界なんですよだ

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から教室なんかにいるんだけど教室で

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ほとんど出てこない者たちがい

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るっていうか描かれないものがい

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るっていうか男たちが書く漫画っていうの

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はその逆で世界をしっかりと

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緻密に書いてって自分を客観的に見ながら

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でもでっていうパターンも結構あるんです

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よとかそうですよねそこにモノログが入る

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みたいなバランスが違うんですその

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バランスはどういう風に変わっていく

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かっていうと何を見てるかっていうことな

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んですよねそれがわかるというだけでも

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大きいわけですそれをどう見せるかって

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いうことをやるからこれもまたすげー勉強

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になるわけですよねあとセリフかなセリフ

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と演出ですよね

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セリフを見てそのセリフを書き写すわけだ

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からそのセリフのどこがすごいのかって

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いうのがわかると思うんですよねいちいち

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ねちょっとした雑談シーンとかたくさん出

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てくるんだけど今回生徒さんがすごい

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頑張ってそれをちゃんと起こしてる人が

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いっぱいいたんだけどこれ絶対

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めちゃめちゃ勉強になると思うんですよで

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なんといってもその体験をやると動画ある

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かっていうと

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[音楽]