萩尾望都先生インタビュー #1

公益社団法人日本漫画家協会

7 Apr 202315:58

Summary

TLDR漫画家協会チャンネルのインタビュー番組で、萩尾望都先生が登場。先生の代表作や創作秘話、体力づくりの方法、電子時代の表現のあり方などについて語っている。特に双子の題材に先生が魅力を感じていることや、アナログとデジタルを併用しながら表現方法を模索していることが伺える。

Takeaways

😊 萩尾さんは漫画家協会で他の漫画家と交流できることが楽しいと感じている
😮 『頬の一族』の続きを書こうと思っているが、まとまっていない
🤔 『阪神』は子供の頃に読んだ医学書からヒントを得た
📚 最近はボクシング漫画『はじめの一歩』を楽しんで読んでいる
👥 萩尾さんは双子の設定が好きで、作品によく使っている
📝 『王妃マルゴ』を書く前に時代考証をWikipediaなどで調べた
💪 右手だけで筋トレをして体力づくりをしている
🎨 アナログとデジタルを併用しているが、デジタルの線が細すぎるのが課題
😆 スクリーントーンはアナログのままで、デジタル化は面倒だと思っている
🌐 Web漫画は表現の場が広がり、新人にもいいことだと考えている

Q & A

萩尾元先生が現在続きを書いている代表作は何ですか？
-萩尾元先生は現在、「頬の一族」の続きを書いています。
萩尾先生が漫画家協会に入った理由は何ですか？
-漫画家をつなぎ合わせてくれるようなグループだと思って入ったためです。
萩尾先生はどのようなコンテンツを最近楽しんでいますか？
-Kindleで漫画を読むことを覚え、特に「はじめの一歩」を楽しんでいます。
漫画「阪神」を思いついたきっかけは何ですか？
-萩尾先生は双子というモチーフが好きで、昔読んだ医学の本に影響を受けて、双子がくっついて生まれたらどうなるかを考えたことがきっかけです。
「大野一族」の年表はどのようにして作られましたか？
-1回目のエピソードを1872年とし、過去に戻って現代に来る段階で長い年表を作り、書く予定のエピソードのタイトルを入れました。
「王妃マルゴ」を執筆する前にどのような準備をしましたか？
-人物を書くための歴史、文化、言語、風景、小物や家屋の下調べをしました。
萩尾先生は体力づくりや体のメンテナンスをどのようにしていますか？
-簡単なストレッチをしており、体力を保つためによく寝ることを心掛けています。
現在の漫画業界やWebの状況について、萩尾先生はどのように思っていますか？
-Webが漫画を発表する道を作り、漫画業界に入りやすくなったことを良いことだと思っています。
萩尾先生は画材としてアナログとデジタルのどちらを使用していますか？
-アナログとデジタルの両方を使っており、iPadとクリップスタジオでデジタル作業を、原稿用紙とスクリーントーンとサインペンでアナログ作業をしています。
漫画を描く際にスクリーントーンはアナログで行っていますか？
-はい、現在もスクリーントーンはアナログで行っていますが、デジタルでの作業にも挑戦中です。