2024リエゾン教育プログラム「医療経営管理学科模擬講義③救急医学総論」

東北福祉大学入学センター
4 Jul 202427:19

Summary

TLDRこのスクリプトは、救急救命士の歴史と役割に焦点を当てた講義です。救急救命士は、厚生労働大臣の免許を受け、救急現場での緊急処置を行える国家資格を持つ医療者です。日本の救急業務の歴史や、救急隊員の教育と救急救命処置の進化について説明し、救急の連鎖の重要性を強調します。また、救急隊員になるための2つの方法と、高齢化社会において救急サービスの必要性と役割の拡大についても触れています。

Takeaways

  • 🚑 救急救命士は厚生労働大臣の免許を有し、救急救命処置を行う医療者であり、現在約6万2人が登録されています。
  • 🔍 救急救命士の6割から7割が消防組織に所属しており、救急現場での診療補助が主な任務です。
  • 📚 日本の救急業務の歴史は1933年、神奈川県の警察部で始まり、その後全国に広がっていきました。
  • 🏥 救急救命士の誕生は1991年、救急救命手法が制定されたことで、医療資格を持つ救急隊員が急車に乗るようになりました。
  • 🏫 大学や専門学校での教育を受けることで、救急救命士の資格を取得し、消防職員として働くことができます。
  • 👨‍🏫 消防職員は一般職の地方公務員で、市町村の職員として消防職に就くことができます。
  • 💉 救急隊員は応急処置と救急救命処置を行っており、特定の条件下で特定行為を実施することが認められています。
  • 🚨 救急救命士は現場の状況を観察し、意思の具体的な指示に基づいて処置を行います。
  • 📈 救急業務の種類は交通事故から急病への要請へと変化しており、自宅で起こる事故や病気に対する救急要請が増えています。
  • 📊 救急隊員の数は増加していますが、救急件数が年々増加しているため、救急車が現場に到着するまでの時間が延びています。
  • 🌐 救命の連鎖は一般市民、救急隊員、病院の職員が協力して形成され、救急隊員はその中で重要な役割を果たしています。

Q & A

  • 救急救命士の定義は何ですか?

    -救急救命士とは、厚生労働大臣の免許を受け、救急救命士の名称を用いて、意思の指示に従い救急救命処置を行う医療者を指します。これは救急名信法の第2条で定義づけられています。

  • 現在の救急救命士の登録者数はどれくらいですか?

    -現在、令和元年度の登録者数は約6万2人で、その6割から7割が消防組織に所属しています。

  • 日本における救急業務の歴史はどのくらいありますか?

    -日本における救急業務の歴史は、1933年に神奈川県の警察部で救急車が配備されたことが始まりとされています。

  • 救急隊員はどのような人物ですか?

    -救急隊員はまず消防職員であり、救急救命士の有資格者や消防学校で救急選科教育を受けた者で構成されています。

  • 救急隊員が行う処置にはどのようなものがありますか?

    -救急隊員が行う処置には応急処置と救急救命処置の2つがあり、応急処置は消防学校で学んだ知識に基づくもので、救急救命処置は救急救命士の資格を持つ者が行うものです。

  • 救急隊員になるためにはどのようなステップが必要ですか?

    -救急隊員になるためには、まず消防職員になる必要があり、その後救急業務を5年または2000時間経験した後に研修を受け、救急救命士の国家試験に合格することが必要です。

  • 救急救命士の国家試験に合格するためにはどのような資格が必要ですか?

    -救急救命士の国家試験に合格するためには、専門学校や大学で受験資格を取得するか、消防職員として救急業務を経験し、研修を受けた後に受験資格を得る必要があります。

  • 救急救命士の将来のキャリアについてどう思いますか?

    -救急救命士は高齢者人口の増加に伴いますます重要な役割を担う職種であり、市民からの期待も高まっています。資格を生かして、医療現場での活躍が期待されています。

  • 救急救命士になるためにはどのような教育が必要ですか?

    -救急救命士になるためには、専門学校や大学で救急救命に関する教育を受ける必要があり、その後国家試験に合格し、消防職員の採用試験にも合格することが必要です。

  • 救急救命士の活動において、市民の役割は何ですか?

    -救急救命士の活動では、市民の早期認識やAEDの使用など、救命の連鎖の最初のステップを担うことが重要で、市民の協力が救命に欠かせません。

  • 救急隊員が行う特定行為にはどのようなものがありますか?

    -救急隊員が行う特定行為には、心臓停止時の心臓マッサージやアドレナリンの投与、呼吸困難時の気道確保などが含まれます。これらは特定の条件を満たした場合にのみ行うことができます。

  • 救急隊員が救急救命処置を行う際には、どのような点を重視しますか?

    -救急隊員が救急救命処置を行う際には、現場の状況を観察し、意思の具体的な指示を得るコミュニケーション能力を重視します。また、救急救命手法の規定に従い、適切な処置を施すことが求められます。

  • 救急救命士の誕生に至るまでの歴史の中で、重要な法律は何ですか?

    -救急救命士の誕生に至るまでの歴史で重要な法律は、1991年制定された救急隊員法で、医療資格を持つ救急隊員が救急車に乗るようになったことが大きな変化をもたらしました。

  • 救急隊員の教育において、何が最も重要ですか?

    -救急隊員の教育において、応急処置や救急救命処置の技術は重要ですが、それ以上に現場での適切な判断やコミュニケーション能力が求められます。

  • 救急隊員が行う処置の範囲はどのように変化しましたか?

    -救急隊員が行う処置の範囲は、1991年の救急隊員法制定以来、徐々に拡大され、特定行為の条件の下で多くの救急救命処置が行えるようになりました。

  • 救急救命士のキャリアにどのような資格が必要ですか?

    -救急救命士のキャリアには、まず救急救命士の国家資格が必要です。さらには、消防職員としての資格や救急隊員としての経験も重要な要素となります。

Outlines

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🚑 救急救命士の誕生と歴史

第1段落では、講師が自己紹介を行い、救急救命士の定義と歴史について話しています。救急救命士は、厚生労働大臣の免許を受け、救急救命処置を行う医療者であり、現在約6万2,000人が登録されています。救急車の歴史は1933年、神奈川県の警察部が最初に救急車を導入したとされ、その後1934年と1936年に愛知県と東京市警察庁消防が続いて導入しました。1933年は満州事変終了後で、日本は日中戦争や第二次世界大戦に向かっていました。1948年には消防組織法が試行され、自治体消防が整備されました。

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🚨 救急業務の発展と救急救命士の役割

第2段落では、救急業務の発展について語られています。1963年には交通事故や工場での労働災害が増加し、救急搬送が重要視されるようになりました。救急医療機関の整備が進み、症状の重さを考慮して搬送先を決定するようになりました。近年では、救急搬送の基準が明確になり、病院が24時間受け入れられる病状を示すようになっています。救急業務は交通事故による負傷者だけでなく、自宅で起こる急病人の搬送も増加しています。1991年には救急救命手法が制定され、救急隊員が医療行為を行うことができるようになりました。

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🛑 救急救命士の業務と資格

第3段落では、救急救命士の業務と資格について説明されています。救急隊員は消防職員として働くことが必要で、救急救命士の資格を持つ者もいます。彼らは応急処置や救急救命処置を行い、特定の条件下では特定行為を行えます。救急救命士は、心肺停止時の処置や重傷者に対する処置を行うことができます。彼らは現場の状況を観察し、意思の指示に基づいて処置を実施します。

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🏫 救急救命士のキャリアパス

第4段落では、救急救命士になるための方法について話されています。専門学校や大学で資格を取得する方法と、消防職員として5年または2000時間の経験を積み、その後研修を受ける方法の2つがあります。救急休名士の国家試験に合格し、消防職員の採用試験にも合格する必要があります。

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🔗 救命の連鎖と救急隊員の役割

第5段落では、救命の連鎖と救急隊員の役割について語られています。救命の連鎖は4つの要素から成り立ち、救急隊員はその最後の要素です。救急隊員は市民の協力なしには機能しないため、市民教育も重要です。また、救急隊員は救急車が到着するまでの時間を短縮し、病院との連絡役割も担っています。

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📈 救急サービスの現状と課題

第6段落では、救急サービスの現状と課題について説明されています。救急件数は増加傾向で、高齢者の急病が主な原因です。救急車が現場に到着するまでの時間は全国平均で8.7分であり、病院収容までのおおよその時間は40分程度です。救急隊員の数と救急車は十分に運用されていますが、需要は減少していないため、救急サービスの改善が求められています。

Mindmap

Keywords

💡救急救命士

救急救命士とは、厚生労働大臣の免許を受けて、救急救命処置を行なう医療者の国家資格を持つ者を指します。この資格を持つ者が、救急車で現場に急患者を救うために活躍しています。ビデオでは、救急救命士の誕生や役割、さらにはその歴史について説明されています。

💡消防組織

消防組織は、救急救命士が所属する組織の一つで、主に火災などの災害に対処するとともに、救急救命業務も行っています。ビデオでは、消防組織に所属する救急救命士の割合や、その由来について触れられています。

💡救急車

救急車とは、救急救命士が急患者を病院へ搬送するための車両であり、1933年に神奈川県の警察部が最初に配備したとされています。ビデオでは、日本における救急車の歴史や発展について語られています。

💡救急救命手法

救急救命手法とは、救急救命士が患者の状況に応じて行う処置のことで、1991年に制定されました。ビデオでは、救急救命手法によって救急救命士が行うことができる処置がどのように拡大してきたかについて説明されています。

💡自治体消防

自治体消防とは、市町村が運営する消防組織で、1948年に現在の消防組織法が試行され、独立して消防本部が設置されました。ビデオでは、自治体消防の由来や、現在の消防組織の役割について述べられています。

💡救急医療

救急医療は、急患者を迅速かつ適切に治療することを目的とした医療の分野で、救急救命士が中心となる医療活動です。ビデオでは、救急医療の歴史や、救急救命士が行う業務について触れられています。

💡救急救命センター

救急救命センターとは、重篤な状態の患者に対して高度な医療を提供する医療機関で、救急隊員が患者を適切なセンターに搬送する際の基準となる場所です。ビデオでは、救急救命センターの役割や、その整備について説明されています。

💡消防職員

消防職員とは、市町村の一般職の地方公務員で、消防組織に所属しています。ビデオでは、消防職員として働くことが救急救命士になるための前提条件であることが強調されています。

💡救命の連鎖

救命の連鎖とは、人を救うために必要な4つのステップ(予防、早期認識、一時救命措置、二次救命処置)のことを指し、ビデオではこの連鎖が救急救命士の活動にどのように関連しているかが説明されています。

💡救急隊員

救急隊員とは、消防職員の中でも救急救命士の資格を持つ者で、救急車で現場に派遣され、患者の救急処置を行っています。ビデオでは、救急隊員の役割や、その業務内容について語られています。

💡国家試験

国家試験とは、救急救命士の資格を取得するために必要な試験で、専門学校や大学を経由するか、消防職員として経験を積んで受験することができます。ビデオでは、資格取得のプロセスやその重要性について述べられています。

Highlights

講演者は、救急救命士の定義とその国家資格について説明しました。

救急救命士の現在の登録者数は約6万2人で、その6割から7割が消防組織に所属しています。

日本における救急業務の歴史は、1933年に神奈川県の警察部で始まりました。

1930年代の日本の歴史を振り返り、満州事変や日中戦争、第2次世界大戦の背景を紹介しました。

1948年に消防組織法が試行され、自治体消防が補足されました。

救急業務は、交通事故や労働災害の増加に伴い、1963年に消防の業務として認められました。

救急搬送の増加に伴い、救急救命士の受け入れ先の医療機関の明確化が求められました。

救急隊員は、消防職員であることが必要で、救急救命士の資格を持っている場合があります。

救急隊員が行う処置は、応急処置と救急救命処置に分かれています。

救急救命士が行う特定行為には、一定の条件を満たす必要があります。

1991年には、救急救命手法が制定され、医療資格を持つ救急隊員が救急車に乗るようになりました。

救急救命士の活躍が、救急隊員の処置の拡大に寄与していると語りました。

救急隊員になるためには、消防職員として働く必要があります。

救急救命士の資格を得る方法は、専門学校や大学での教育、または消防職員としての経験を通じてです。

救急隊員が行う特定行為の条件は、心肺停止状態や重大な外伤など特定の状況に限定されています。

救急救命士は、現場の状況を意思に伝え、具体的な指示を得る必要があります。

救急業務の現状として、救急件数が増加し、救急車が現場に到着するまでの時間が延びています。

救急隊員の役割は、市民と医療機関をつなぐ重要な役割を果たしています。

講演は、救急医学総論のレポート課題に関する説明を締めくくりとして終了しました。

Transcripts

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皆さんこんにちは東北福祉

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内閣健康科学部医療経営管理学科救命士

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家庭の福田と申します皆さんどうぞ

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よろしくお願いします本日は救急医学総論

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救急業務の歴史と救急救命士の誕生現在に

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至るまでの模擬講義を行いたいと思います

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まず皆さんが目指す救急救命士とはという

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ことからお話をさせていただきたいと思い

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ます救急名士とは厚生労働大臣の免許を

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受けて救急救命士の名称を用いて意思の

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指示のもに救急救命処置を行うことを行と

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するものを言いますこれは救急名信法の第

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2条で定義づけられている国家資格を持つ

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医療者とことを指し

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ます現在令和元年度登録者数は約6万2人

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その6割から7割が消防組織に所属してい

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ますその理由は救急99士は救急現場また

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は救急社内のみで診療の補助としての救急

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救命処置が行えると限定されているから

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ですそれではは少し日本における救急業務

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の歴史についてお話をさせていただきたい

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と思います急業務の歴史は

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1933年に神奈川県の警察部え横浜市中

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区山下消防所これがここに救急車が配備さ

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れたのが1番古い救急車の始まりだと言わ

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れていますその後190034年に愛知県

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その2年後の1936年に東京市警察庁

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消防にそれぞれ救急者が配備されたと言わ

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れていますこの頃の日本の歴史を少しえ

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考えてみたいと思うんですが1933年は

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昭和8年日本がどんなことが起きていたの

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かというと満州事変が終わる頃この後と

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いうのはその後日中選手や第2次世界大戦

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とえっと戦果に巻き込まれていく前の少し

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前のお話になりますですのでこの後少し

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時間が空いて1948年これは昭和昭和で

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言うと23年なので第2次世界大戦後現在

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の消防組組織法が試行され自治体消防が

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補足されていきますえこれ以前というのは

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ここにある通り警察部の中の一部だったん

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ですがここで初めて称号が警察から分に

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独立して現在のような消防本部という体制

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にえ生まれ変わっています自治体消防と

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いうのは市町村の責任のもとえ運営させ

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運営している組織であってえっと警察から

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独立して現在は市町村長の責任のと消防本

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が運営されてい

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ます最初のえっとこれは甲府当時の消防

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組織法第1条の則というところを見てみる

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と最初は消防はその施設及び人員を活用し

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て国民の生命身体及び財産を火災から保護

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するとともに追加祭または地震等の災害に

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よる被害を経験することをもってその任務

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とするとありますここに救急の文字は記さ

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れていないことが分かるかと思います

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要するに称号の任務に救急業務は規定され

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ていなかったの

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ですはいその後え日本は戦後の高度経経済

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成長を遂げますその時期は昭和29年から

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大体昭和48年頃と言われています

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その頃の日本は国際的な大きな面とを行っ

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ています1964年に東京

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オリンピック1970年に大阪万博が行わ

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れていますこれらがどんな関係があるのか

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というと東海道新幹線の開通であったり

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東明高速道路といった大きな交通網が発展

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しています

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その他に今では当たり前ですが当時は三種

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の人理と言われたテレビ洗濯機冷蔵庫など

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の加点製品の

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普及などがありまし

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たこれらが救急とどういう風に結びついて

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いるのかというと交通網が発展したことに

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より自動車が一般的に普及してきますそう

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すると交通事故やあとはこいう製品などを

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作ることで工場での労働災害等が増加して

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いきましたそれによって負傷者の救急搬送

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というのがどんどん増大していったという

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こと

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ですそれによって救急業務がここでやっと

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1963年昭和38年に構成化され消防の

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業務として認められてきます

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ただ今度は救急要請が多くなって救急搬送

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が増加すると今度は救急者を受ける

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受け入れる側の医療機関を明確さ明確化

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する必要が求められてきました要するに

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救急者が要請されてもどこに運ぶのかが

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分からないでは救急者が立ち応してしまう

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それでできたのが救急国事病院整備です私

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の病院は救急者を受ける受け入れますと

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いうような意思表示をする制度が

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出来上がりますただその後はえ症状の重

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照度に合わせて搬送先を決定できるように

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検証を受け入れる初期入院しての整うニズ

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救命救急センターを初めとする三次救急

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医療機関といった階層別の体性が整備され

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ていきますまた近年ではいわゆる

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たらい回しというが問題となりましたが

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これらが増加してきたことから消病者を

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もっと具体的に搬送受け入れの実施が

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できるような基準が設けられていますこれ

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は私の病院では新金梗塞の患者さんを24

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時間受け入れられます脳卒中の患者を24

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時間受け入れれますというような具体的な

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準を明確に示すようになりましたこのよう

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に時代や需要に応じて医療機関がの体制や

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基準も順次変化しているような状況

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ですまたえ救急業務の話に少し話が戻り

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ますが当初の救急業務は怪我による負傷者

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の搬送が主だと言われていましたただ今の

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救急自己種別は急病人での要請が約65%

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と最も多くなっています

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これは当初は交通事故による視聴者が

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多かったんですが技術革新や安全交通安全

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教育の普及などで交通事故による重賞者

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支障者が減った代わりに自宅で起こる給料

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人に対する救急要請が増えてきたことなど

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で給料人な搬送が増えてきましたこれに

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よって昭和61年今から約35年ぐらい前

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にようやく9病が救急搬送の対象となって

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いったごく最近のこと

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ですただそれでも日本の法律では当時救急

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隊員は医療行為を行うことができません

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でしたつまりほぼ何もせずにただ病院へ

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運ぶことしかできなかったというのが当時

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の救急の現状でし

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たここに大きな

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改革が起こりますそれが

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1991年平成3年に999目手法が制定

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されたことですこれによって医療資格を

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持つ救急隊員というのが救急車に乗るよう

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になったということで大きな変化が訪れ

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ますちょっとここで救急単位救急者に乗っ

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てる人とはどういうなのかというのをお

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話ししたいと思います救急隊員はまず消防

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職員であることが絶対ですその他に消防

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職員かつ救急救命士の有資格者または消防

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職員のうち消防学校で消防職員救急選科

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教育を受けたもの救急家として約250

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時間程度の教育を受けた救急隊もいます

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つまり救急隊員になるためには消防職員に

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なる必要があるということですえ消防職員

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というのはどういう職員なのかというのを

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ここで補足させていただきたいと思います

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消防職員とは一般職の地方公務員です

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いわゆる市町村の職員になりますまた市

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町村の職員の中で消防職という採用枠が

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あるのですですがその公務員試験に合格

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することで採用され消防職員になることが

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できますなのでえ救急会員として働くため

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にはまずこの消防職員にならなければいけ

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ないということがあり

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ますでは今お話しした救急隊員が救急者の

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中で行う処置について少しお話をさせて

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いただきたいと思い

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ます救急隊員が行う処置には応急処置と

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救急救命処置の大きく分けて2つあります

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まず応急処置ですが救急単位の行う処置

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ですこれは救急救命詞ではなくて消防学校

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で救急の救急隊員としての教育を受けた

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救急隊員が行う処置ですそしてもう1つが

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救急救命所ですこれは救急救命士の国家

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資格を持った救急隊員が行う処置のことを

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言い

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ますちなみに今当たり前のように救急活動

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の中で行われているこの血圧測定や聴診器

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での呼吸音の聴取なども応急処置に含んで

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いますこれは救急救命手法が制定された時

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に同時に救急隊員の行う応急処置等の基準

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も一部改正され行えるようになった応急

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処置です

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また救急救命士が行う救急救命処置の中に

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は一定の条件化でのに行える特定行為と

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いう行為が含まれてい

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ますそれではもう少し救急救命処置につい

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て詳しく見ていきたいと思います救急救命

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士が行う処置のうちまず救急

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化の終了者が行われる応急処置というのは

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は全て救急救命処置の中に含まれますそれ

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に加えて精神科領域の処置小児科領域の

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処置産神化領域の処置え下に来てエピペン

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の投与血糖機測定血糖測定金を用いた血糖

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測定これがプラスこの太地になっている

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自動体外式助産動機による除等乳酸林歴を

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用いた脈ロ確保のための有益直道閉鎖式

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アウェイラリンゲアルマスクまたは機関

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ライチュブによる機動確保アドレナリンの

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与不動投与液の与などと言われるのが特定

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行為と言われる処置ですこれら全てを含め

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て救急救命処置と呼び

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ますえ先ほど一定の条件化で行えると言っ

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た特定行為の条件について少しお話をささ

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せていただきたいと思いますまつ条件と

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いうのはどういう商業者にでも行えると

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いうのではなくてある特定の条件を満たす

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商業者に行えます1つ目は心配機能停止

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状態の商業者に対する特定行為ということ

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で心臓が止まっているまたは呼吸が止まっ

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ているまその両方が止まっている商描写に

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対してのに行える特定行為ですこれは

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え乗客の確保をして利益を行うことそれ

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からアドレナリンという強心剤を使うこと

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あとは口の中にチューブを入れて軌道確保

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をするこの3つ

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が心配機能停止状態の商業者に対してのみ

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行える特定行為になりますそれからもう1

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つ心配機能停止前の重種と商業者に対する

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特定行というのがありますこれは言葉の

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通り心配機能停止前ですので心臓や呼吸は

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動いていますまた意識がある場合もあり

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ますこれらの重土障描写に対しても特定

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行為を実施するケースがありますこれは1

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つは例えば大量な出血をしていて血圧が

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下がっている人に対して病院到着前に有益

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乗客の確保をして天敵を落としながら病院

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に向かうという処置それからもう1つが低

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検討発作による意識障害を起こしている方

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に対して武道等領液を投与することで意識

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の回復が認められるこのようなケスのみえ

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心配停止前でも行える特定為というのが

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ありますこれはこの条件をきちんと満たし

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た場合のみ行います

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それから特定行為の条件としてもう1つ

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とても大事な要件がありますそれは意思の

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具体的指示のもに行うということですこれ

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は1番最初にお話しした999名詞の定義

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の中でも記載があった通り

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え999名詞は現場に到着したら商業者の

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発症の状況や観察の結果などの商業者の

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身体的状

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あとは人口呼吸を行って換気ができている

play16:03

のかあは発生場所の環境や到着までの時間

play16:08

などを完結明瞭にまとめて意思に現場から

play16:14

無線や携帯電話を使用して直接意思に伝え

play16:18

て実施の指示をもらう必要があり

play16:22

ますつまり救急救命士の独断が判断で行う

play16:26

ことは絶対にできないということですです

play16:30

ですのでしっかり観察をして状況を伝える

play16:34

というコミュニケーションのスキルも必要

play16:37

となってき

play16:39

ます救急救命指法は

play16:42

1991年に制定されましたこの当時と

play16:47

いうのは999名詞や特定声を行えると

play16:51

言っても今はなまりに行えるADによる助

play16:55

細道も意思の具体的な指示が必でしたそれ

play17:00

が包括的指示かということでえ直接指示を

play17:05

もらわなくても行えるようになったのが

play17:08

2003年のことその翌年の2004年に

play17:12

は期間相関2006年にアドレナリンの

play17:16

投与2009年に上原化でのエピペン指導

play17:21

そして2014年に心配停止の心配停止前

play17:26

の条約の確保有益統測定と武道等投与これ

play17:31

などの処置が十次拡大されていきました

play17:35

ここに至るまでにえ23年ですかかかって

play17:40

えっとここまで拡大をしてきていますえ

play17:44

救命救急急名詞が誕生するまでの救急は

play17:48

反相が主なるまおたる業務だったことを

play17:52

考えると救急救命士のそれまでの観察や

play17:56

処置が認められてきた結果の拡大であると

play18:01

思いますえこれまでのえ先代の救急救命詞

play18:07

たちの活躍が評価されてきた証拠でもある

play18:11

と言えます今後はこれから私たちがこれを

play18:15

引き継いてさらにいろんな処置ができる

play18:18

ようになるかどうかは救命士たちの活躍が

play18:23

え期待されるところだと思い

play18:26

ますそれでは救急名詞になるためにはえ

play18:31

どのような方法があるのかというのを少し

play18:34

お話をさせていただきたいと思います

play18:38

大きく分けて2つの方法があります1つ目

play18:42

は専門学校や大学で受験資格を取り救急

play18:46

救命士の国家試験を受験するという方法

play18:49

ですこの東北福祉大学でもこれが該当し

play18:54

ますもう1つが消防職員になた後救急業務

play19:00

を5年または2000時間経験した後に約

play19:04

6ヶ月間の研修を受け国家試験え救急休市

play19:08

の国家試験の受験資格を得て受験すると

play19:11

いう方法大きく分けてこの2つの方法が

play19:15

あり

play19:17

ます救急救命士として資格を生かして仕事

play19:21

をするためにはまず救急休名士の国家試験

play19:26

に降格する必要があります

play19:29

それと同時に消防職員の採用試験にも合格

play19:33

する必要があり

play19:35

ます大学ま東北福祉大学もそうですが大学

play19:39

や専門学校で取得できるのはあくまでも

play19:43

救急救命市国家試験の受験施策

play19:47

です医師や看護師も同様ですがその後国家

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試験に合格する必要がありますそれともう

play19:56

1つえ

play19:59

を取ったからと言ってそのまま採用でえ

play20:01

就職するわけではないので公務員採用試験

play20:05

に向けた準備もする必要があり

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ますここでえ少し疑問に感じるかと思うん

play20:12

ですが消防所員になった後に救急救命士に

play20:16

なるとどう違うのと疑問を感じるかと思い

play20:20

ます大学ではこの2つを勉強しなで準備を

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しなければいけないんであるならば先に

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消防職員になってその後に救急休名詞に

play20:31

なってもいいんじゃないかと考えるかと

play20:33

思い

play20:34

ます実は消防職員になったとして

play20:39

もの皆さんが救急救命士になりたいと希望

play20:43

してもなれるかどうかは分かりませんえ

play20:47

実際のところま10人採用されて救命士に

play20:51

なれるのは1人程度希望したからと言って

play20:55

え救命になれるわけではない

play20:59

ただ大学や専門学校でえ学ぶということは

play21:03

自分のなりたいという意思と努力で救急

play21:07

救命士の資格を取得を目指すことが可能だ

play21:10

ということが大きな違いですやはりどうし

play21:13

てもえ資格を持って働きたいというので

play21:16

あるならばり大学や専門学校でこの受験

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資格を得て国家試験に自力で合格すると

play21:24

いうの方が近道かと思い

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ます最後にえ救命の連鎖というお話を少し

play21:32

させていただきたいと思いますこの救命の

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連鎖を見たことがある方もいらっしゃるか

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と思いますかえ人の命を救うためには4つ

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の輪救命の連鎖と言いますがこの輪が

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きちんと繋がって初めて命が救えるという

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図になり

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ます見ていくとまず1つ目の神定士の

play22:01

予防そもそも神定士が起こるような

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シチュエーションを回避しましょうという

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ことです2つ目は早期認識と

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通行早く倒れたことに気がついて救急者を

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除くということを早くしましょうという

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こと3つ目は一時救命措置と心配所成功と

play22:23

AEDということですこれは救急体が行う

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のではなくてこのそばにいる人たちが行う

play22:29

処置ですそれによってえ到着した救急救急

play22:35

隊や病院での二次救命処置と心拍再開後の

play22:39

集中治療によって社会復帰に結びつくと

play22:44

いうのがこのは救命の連鎖です見ての通り

play22:48

救急隊というのは最後の輪でしか登場し

play22:52

ませんこの3つの輪はそばにいる一般の

play22:57

市民市民の協力なしにはこの救命の連鎖は

play23:01

つながらないということですそしてこの

play23:05

市民と医療機関をつなぐ大きな役割が救急

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体救急救命詞にあるということを覚えて

play23:12

おいて

play23:13

くださいこの救急隊が到着するまでの応急

play23:18

手当ての大切さを真味に伝えることも救急

play23:21

救命詞の大切な1つの仕事だということを

play23:25

覚えておいてください

play23:29

少し消防期間による救急搬送の現状をお

play23:33

話ししたいと思います2019年4月1日

play23:37

現在全国には762の消防本部があり

play23:43

5215体の救急隊が運用されています

play23:47

それでも救急件数は毎年最多を更新して

play23:51

増加してい

play23:53

ます救急出場の自己別は先ほもお話しした

play23:59

通り急病が最多で約

play24:02

65%大体が家や職場などで起こっている

play24:08

ということが言えるかと思いますそして

play24:12

年齢は高齢者の反相が約

play24:16

62と最も多く2番目が成人で約

play24:21

31合わせると9割以上は大人ですまた

play24:26

商業程度は継承入院の必要入院は必要なく

play24:30

て自宅に帰れる人が現在は約半数いると

play24:34

言われていますただ毎年救急件数が増加し

play24:39

ているということもあり救急車が現場に

play24:42

到着するまでの所要時間

play24:45

は全国平均で8.7分と毎年延長傾向に

play24:51

あり

play24:51

ますえ先ほど長期の認識と早い119番

play24:58

と言いましたが早く通報したとしても救急

play25:02

要請が多くて近くの救急隊がで計っていれ

play25:07

ば当然現場に到着するまでの時間は

play25:10

どんどん伸びていってしまうというのが

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現状ですそしてえ救急件数が増えて現場

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到着時間も延長しているので救急車がつい

play25:21

ても病院収容まで時間は全国平均で約40

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分ほどかかってしまうこのような今の日本

play25:30

の救急の状況にありますこれを見た見ても

play25:34

分かる通りまだまだ救急の需要は減少する

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ことはないと思いますこれからもえ救急の

play25:43

需要というのは高齢者人口が増えていく

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ことで増大していくのは目に見えていると

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思いますそれでもその中で救える命を1つ

play25:53

でも多く救うためには救急救命心に求め

play25:57

られる役割は大きくて市民からの期待も

play26:00

とても高いものだと思いますえこれらの

play26:04

指命感を

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え一緒に全頭できるようなえ皆さんに是非

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救命主家庭をえ入学して救急救命集の資格

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を取得して消防書でえ働く若い力をえが

play26:22

増えることを私たちは希望しております皆

play26:25

様がえ救歯庭に入学して

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来て一緒に学べることを楽しみにお待ちし

play26:31

たいと思います以上で講義を終了します

play26:35

ありがとうございまし

play26:38

たそれでは救急医学総論のレポート課題に

play26:43

ついてご説明します今回のリゾ教育

play26:47

プログラムで学習した内容を踏まえて次の

play26:50

2点について合計1200時程度で論じ

play26:54

なさい1つ目あなたの考える急名詞の

play26:59

キャリアについ

play27:00

て資格取得後どのような資格を生かして

play27:04

活躍していきたいかについてですねえ論じ

play27:07

てくださいえ2つ目その将来に向けて入学

play27:11

前に準備できることは何かこのえ2点に

play27:15

ついて論じていただければと思います

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