【落合陽一】哲学者、千葉雅也「ネット以前は一般人にいかなる発言権もなかった」「偶然性と戯れるマインドが難しくなった」Twitterとネットが奪ったのは偶発性と道?「どう生きる“べき”か考える事でない」
Summary
TLDR2008年からTwitterを始めたユーザーが、最初は牧歌的だったネットが次第に厳しさを増し、偶然性を受け入れにくくなっていることを指摘する。一般人の発言力が増える一方、過去のネット利用者は消え、発言に気をつかう必要性が高まったと述べる。通販の利便性向上と食材のブラックボックス化も指摘し、偶然性がなくなりすぎで生成変化が難しくなっていると批判する。
Takeaways
- 😊 インターネットの登場で世界がどう変わったかを知らない人が増え、発言権が一般化した
- 🧐 小説家の中神が「電話の登場で小説がダメになった」と主張している
- 😮 食材の配送が便利になり、自然の恵みを受ける機会が失われつつある
- 🤔 偶発性を受け入れることが難しくなり、リスクをとることが許されなくなった
- 😐 インターネット以前の世界との隔たりが大きく、理解が難しくなっている
- 🙁 SNS時代になって世間話そのものがネット上に上がってきた
- 😫 パラノイア的な世界観が広がっており、そこからの脱却が必要
- 🤗 偶発性こそ人生の謎で魅力でもあり、それを受け入れることが大切
- 😊 人は毎日「どう生きるべきか」を考えるより、ただ生きた方が幸せ
- 🙂 人生に確たる答えはなく、ちょっとしたちゃらんぽらんがあってもいい
Q & A
2008年にTwitterを始めた人物は、当初のインターネットの雰囲気をどのように感じていたか?
-最初は牧歌的だったと感じていた。
Twitterの使用において、時間が経つにつれてどのような変化を感じたか?
-時間が経つにつれて、どんどん気を使わなければならない感じになり、炎上しやすくなった。
インターネットが一般化する前は、どのような人がインターネットを利用していたか?
-物好きのインテリが主に利用していた。
インターネットの一般化によって、どのような変化が起きたか?
-以前は発言権のなかった一般の人たちも、インターネットを通じて発言できるようになった。
中神研二の講演で述べられている、電話の発明が小説に与えた影響とは?
-電話ができたことで、小説が死んだと述べている。
コロナウイルスの状況が人々の行動にどのような影響を与えたか?
-外出自粛により、散歩する人が減少し、生活が制限された。
インターネット以前と以後の世界の違いは何か?
-インターネット以前は選別された人にしか発言権がなかったが、インターネット以後は一般の人も発言できるようになった。
日本のインターネット文化において、ドラッグの扱いはどうか?
-日本はドラッグに厳しいため、インターネットの文化の中でもその話題はほとんど見られない。
現代社会における安全性と偶発性のバランスについての考察は?
-震災やコロナウイルスのような偶発的な事象が人々をトラウマにさせ、安全を求める傾向が強くなったが、偶発性と戯れるマインドが難しくなっている。
Amazonの利用が日常生活にどのような変化をもたらしたか?
-ほとんどの物がAmazonで簡単に手に入るようになり、地元の名産品などが特別なものとして認識されにくくなった。
Outlines

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