【解雇】米テック成長には必要な痛み?新たな産業を作る経済効果も?グーグルからレイオフされたエンジニア&夏野剛|アベプラ

ABEMA Prime #アベプラ【公式】
22 Feb 202416:31

Summary

TLDR今回の動画では、テック企業の大量解雇に焦点が当てられています。業績が好調な中でも、人員削減や効率化のために数多くの従業員がレイオフされています。アメリカの企業では解雇が比較的容易で、優秀な人材を獲得するための手段とも捉えられているのに対し、日本では法的な規制が厳しく、中小企業を除くと解雇に慎重になりがちです。解雇は企業の成長を妨げる面もある一方で、独自の文化を持ちつつ、日本の雇用制度を柔軟に見直す余地があるのではないかと議論されています。

Takeaways

  • 😬 テック企業による大規模な解雇は業績が好調な状況でも進行し、解雇の容易さが企業のサイズ調整の手段として利用されている。
  • 🤯 解雇の通知は突然で、ある日を境に同僚全員が一斉に解雇され、その日から社内システムへのアクセスが遮断される。
  • 🤑 解雇された従業員には退職金が支給されるが、金額は勤続年数などによって大きく異なる。
  • 🤔 アメリカ企業ではレイオフは普通のことと認識されており、経営者目線では適切なタイミングで解雇を実施するのが合理的と考えられている。
  • 🇺🇸 アメリカでは解雇が容易なのに対し、日本では雇用が厳しく守られており、大企業での解雇は非常に困難である。
  • 💼 日本の労働法は高度経済成長期に制定されたものが今も残っており、規制は大企業に対して厳しく適用される。
  • 🌍 ヨーロッパ諸国では解雇に金銭的な条件が付随し、企業に解雇に対する一定のコストを課す仕組みがある。
  • 🏭 日本では年次序列型の賃金体系が一般的で、経験年数に基づく給与上昇があり、突然の解雇で将来の収入が不安定になるデメリットがある。
  • 💲 アメリカでは業績に応じたインセンティブ型の給与体系が主流で、成果に応じた報酬がより重視される。
  • ⚖️ 日本の厳しい解雇規制は新規事業の展開や新たな人材の獲得を阻害し、賃金上昇を抑制する要因になっている面もある。

Q & A

  • どのようなIT企業が大量解雇を発表しましたか?

    -Amazonは従業員を2万7000人以上、Googleは1万3000人以上を解雇しました。Facebookとメタも2万人以上を解雇し、Twitterも大量解雇を行いました。

  • 酒井さんはどのように解雇を告げられましたか?

    -当日の朝、ビジネスチャットで通知されて、ズームミーティングに参加するように指示されました。そこで人事から300人の社員全員の前で淡々と解雇が告げられました。

  • 酒井さんは解雇にどのように対応しましたか?

    -酒井さんは会社の事情を考え人員整理は仕方がないと納得しました。また、優秀だったため、半年間勤務すれば2000万円の退職金をもらえるというオファーを受けました。

  • 解雇の4つの要件とは何ですか?

    -解雇の4つの要件は、1. 客観的合理的理由、2. 社会通念上相当性、3. 解雇回避努力義務、4. 手続きの妥当性です。

  • 日本とアメリカの解雇のルールの違いは何ですか?

    -日本は解雇が非常に厳しく制限されており、アメリカは解雇がかなり緩いという違いがあります。日本は高度経済成長期に作られたルールを引き継いでいます。

  • ヨーロッパ型の解雇ルールとは何ですか?

    -ヨーロッパ型では解雇することはできますが、その際には一定の金銭を支払うことが義務付けられています。解雇と金銭的な補償を組み合わせた制度です。

  • 日本の給与体系の問題点は何ですか?

    -日本の給与体系は年序列型で、年数によって給与が上がる仕組みです。そのため、現在の業績や責任に応じた評価がされにくく、解雇しづらい制度となっていることが問題視されています。

  • 解雇規制が日本企業の成長を阻害していると考えられますか?

    -酒井さんは解雇規制が日本企業の成長をある程度止めてしまっている面があり、不安要素となっていると述べています。日本の文化を大切にしつつ、適切な緩和ができれば日本経済も成長するのではないかと考えられます。

  • アメリカの給与体系はどのようなものですか?

    -アメリカの給与体系は、業績や貢献に応じて給与が決まるインセンティブ型です。優秀な人材に高額の給与を支払うことができるため、解雇された人の分の給与で新たに優秀な人材を雇うことができます。

  • 中小企業ではどうでしょうか?

    -この厳しい解雇規制は大企業のみに当てはまります。中小企業にはそのような余裕がないため、通常、解雇は行われています。

Outlines

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🔪 テック企業の大量解雇

アマゾン、Googleをはじめとする大手テック企業が経営再編や効率化を目的として大規模な人員削減を行っており、Twitterのイーロン・マスクも解雇を行った。現場の社員はチームごと突然解雇され、人事から3時間後にシステムアクセスを遮断される事態となった。酒井さんはIT企業にて半年勤めた後、ラッキーにも人事から特別な扱いを受けたと述べている。企業は採算性の低下したサービスや部門の縮小を図るという。

05:02

👨‍⚖️ 解雇の4要件と日米欧の違い

日本の解雇要件は昭和時代の高度経済成長期に定められたルールが今も残っており、厳格である。正社員を解雇するには4つの要件があり、規制は極めて厳しい。一方、アメリカは最も緩やかで、ヨーロッパは中間的なスタンスをとっている。ヨーロッパ主要国では解雇時の金銭的補償を規定している。日本は高度経済成長期の長期雇用を前提としたルールのため、柔軟性に欠ける面がある。

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📈 賃金体系と解雇規制の関係

日本の年功序列型賃金体系は、解雇規制の厳しさと関連している。長期勤続を前提とした給料のため、新規事業のための人材登用が難しくなり、賃金の伸び悩みを招いている。中小企業は余裕がないため規制が緩く、大企業にのみ厳しいルールが適用されている。給与を担当や実力に合わせて支払うジョブ型賃金制度への移行が求められているが、大企業の正社員にのみ厳格な規制があることで、柔軟性に欠ける面がある。

15:04

🚀 日本経済の成長への影響

解雇規制の緩和は、日本企業の成長を阻害している可能性がある。アメリカでは優秀な人材に高額報酬を支払い、働き手のモチベーションを高める仕組みがある。日本でもこうした人材の適正評価と報酬による企業の成長を目指すべきだが、あくまで日本の文化を大切にしつつ、賃金体系と規制のバランスを取ることが重要だと酒井さんは指摘する。

Mindmap

Keywords

💡レイオフ

レイオフとは、企業が従業員の解雇や雇止めを行うことを指す。このスクリプトでは、アメリカの大手テック企業が経済状況の変化に伴い、大規模な人員削減を実施したことが取り上げられている。レイオフによる従業員の解雇や雇止めは、企業の業績や戦略の変更によって避けられないこともあり、アメリカの企業文化の一部となっている。

💡シリコンバレー

シリコンバレーとは、アメリカ・カリフォルニア州の地名で、世界有数のハイテク産業集積地として知られている。IT産業の中心地であり、多くのテック企業が本社や事業所を置く。このスクリプトでは、シリコンバレーのIT企業からレイオフされた日本人エンジニアの経験が紹介されている。

💡雇用と解雇の違い

このスクリプトでは、アメリカと日本における雇用と解雇の違いが議論されている。アメリカでは企業が比較的自由に従業員を解雇できるのに対し、日本では法的に解雇が制限されており、非正規雇用と正規雇用の間に大きな格差がある。アメリカの雇用システムは優秀な人材を高給与で雇用し、不要な人材は解雇することができる。一方、日本の企業は長期的な雇用を前提としているため、解雇が難しく、年功序列による処遇が一般的だが、成長を阻害する要因にもなっている。

💡エンジニア

エンジニアは、主にIT分野で技術的な仕事に従事する専門家を指す。このスクリプトでは、シリコンバレーのIT企業で働いていた日本人エンジニアの解雇経験が取り上げられている。エンジニアは技術力が重視され、優秀な人材は高給与で雇用されるが、業績不振時には解雇の対象となりやすい。また、技術の進歩が急速であるため、スキルを常に磨き続ける必要がある。

💡整理解雇

整理解雇とは、企業が経営上の理由から従業員の一部を解雇することを指す。日本の労働法では、整理解雇には4つの要件が設けられており、企業側にかなり厳しい制限がある。この4つの要件とは、1. 解雇回避努力義務、2. 合理的な解雇理由、3. 解雇対象者の選定の公平性、4. 手続きの履行である。整理解雇は高度経済成長期の考え方が残っており、日本企業の成長を阻害しているという議論もある。

💡ジョブ型

ジョブ型とは、従業員の役割や業務内容に応じて賃金が決められる給与体系のことである。これまでの日本の賃金体系は年功序列型が主流だったが、近年、個人の能力や実績に応じた評価が求められるようになってきた。ジョブ型は、年齢や勤続年数ではなく、職務内容や責任に基づいて給与を決定するため、公平性が高く、若い世代から支持されている。

💡ヨーロッパ型

ヨーロッパ型とは、アメリカと日本の雇用制度の中間的な形態を指す。主要なヨーロッパ諸国では、企業は従業員を解雇することができるが、一定の金銭的補償を行う義務がある。この制度は、企業の柔軟性と従業員の生活保障のバランスを図ろうとするものである。イタリアやフランスなどが代表例であり、企業の裁量権を認めつつ、解雇による影響を緩和する仕組みを持っている。

💡AIの進化

AIの進化は、将来の雇用や経済に大きな影響を与えると考えられている。技術の進歩により、AIが人間の仕事を代替していく可能性がある。このスクリプトでは、AIの進化により600兆円の経済効果が生まれるが、一方で多くの人材が不要になる可能性が示唆されている。AIの発展は、人材のスキルや就業分野を大きく変化させ、新しい産業の創出につながると予測されている。

💡経済効果

経済効果とは、ある事象や政策が経済全体に及ぼす影響のことを指す。このスクリプトでは、AIの進化による経済効果が600兆円と試算されている。AIの発展により生まれる新しい産業や価値は、巨大な経済的インパクトをもたらすと期待されている。一方で、人件費の削減など既存の産業にも影響が及び、経済全体に変化がもたらされる。経済効果の予測は不確実性を伴うが、AIの進化が経済に与える影響は極めて大きいと見られている。

💡年功序列型

年功序列型とは、従業員の年齢や勤続年数に応じて賃金が上がっていく給与体系のことである。これまでの日本の企業文化では、年功序列型の賃金体系が主流だった。しかし、近年、個人の能力や実績に基づく評価が求められるようになり、ジョブ型賃金への移行が進んでいる。年功序列型は、企業への長期的な帰属意識を高める一方で、成果主義に反する面もあり、変革が必要とされている。

Highlights

IT企業の大量解雇、Amazonは2万7000人以上、Googleは1万3000人以上を解雇

解雇の理由は「業績が好調な状況でもレイオフをしている」ため、企業のサイズ調整のため

解雇のタイミングは「経営者目線では今解雇するのが良いタイミング」と考えられている

シリコンバレーの企業では、Zoomで一斉に解雇の通知がなされる

アメリカでは会社都合での解雇が比較的容易であり、日本企業よりも解雇のハードルが低い

アメリカの企業は「新しいサービスを始めたいときは人を雇い、サービスが利益にならなければ解雇する」傾向がある

アメリカでは「優秀な人が解雇されれば、他の企業がスカウトするチャンス」と捉えられる傾向がある

日本の整理解雇の4要素は昭和の高度経済成長期に作られたルールで、現代的に見直す必要がある

日本の給与体系は「年序列型」で長く働けば給料が上がる傾向があり、業績に応じた評価ではない

ヨーロッパ型は「解雇はできるが、金銭的な補償を義務付ける」システムを導入している

大企業だけに整理解雇の規制が厳しく適用され、中小企業ではあまり厳しくない

解雇規制が厳しいため、新規事業のための人材確保が難しく、給料の上昇も抑えられている

アメリカのエンジニアは「業績に応じて高給与を得られる」傾向がある

日本の文化を大切にしながらも、解雇規制の緩和を行えば日本経済も成長できると考えられている

日本の給与体系をジョブ型の「責任と業績に応じた評価」に移行していく必要がある

Transcripts

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アメリカのITO手Amazonが今月

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までに映像部門など430人のレイオフ

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一時開口

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発表さらにGoogleもエンジニアなど

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およそ1000人の解雇を発表しまし

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た2022年から23年にかけて世界中に

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吹き荒れたガーファを含むIT系巨大企業

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の大量解雇

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Amazonはこれまで2万7000人

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以上Googleは1万3000人以上を

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解雇していてgoogleの日本法人は

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従業員たちが労働組み合いを結成し日本で

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も注目されまし

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たそういう絆とか信頼関係とかそういう

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ものはないん

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だFacebookやInstagram

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を展開するメタも2万人以上を解雇し

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イーロンマスク氏が買収したX9

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Twitterも従業員の大量解雇で話題

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となりまし

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た実際現場の社員たちはどのような状況

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だったの

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かマジ

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か解雇

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かサンフロは丸ごとそのチームごとこう

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解雇みたいなような状況だったんですけど

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も突然の雇に頭を抱えたのはit企業が

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集まるアメリカシリコンバレーの会社で

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エンジニアをしていた酒井

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さん去年4月多くの同僚たちと共に古当日

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の朝にビジネスチャットで通知されたと

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言い

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ます酒井さんは会社の事情を考え人員整理

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は仕方がないと納得した上でヘマスクさん

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がですねTwitterの社員さんを半分

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以上カットしちゃったのかなあのイロン

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がえ解雇したんだったらうちもしょうが

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ないよねみたいな感じで大きな会社がです

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ねこぞってえどんどんどんどん解雇するん

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です

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よこの大量解雇の流れは今年も続くの

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でしょう

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か一方で法で守られそう簡単に社員の解雇

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ができないのが

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日本人材が流動的なアメリカなどと比べ

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高級だけとって働かないおじさんなどを

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指摘する声

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も雇用と解雇はどうあるべきかそして

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アメリカと日本の解雇の違いと

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はアメリカでレイオフを経験した酒純さと

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共に考え

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ますではゲストをご紹介いたしますえ去年

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ですねシリコンバレーのIT企業から

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レイオフされその経験を発信されています

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酒井じさんです酒井さんどうぞよろしくお

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願いいたしますよろしくお願いします

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よろしくお願いしますござますよろお願い

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しますそしてもう方え企業労働法がご専門

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のえ暮し太郎弁護士です暮しさんどうぞ

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よろしくお願いいたしますよろしくお願い

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しますお願いしますあの私もネクタイして

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ない弁護士ですよろしくお願いします

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ありがとうございますうまく受けて

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いただいてねさすがですねありがとう

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ございますさあえまずはですね昨年から

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続いてるんですけどもテック企業の

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レイオフですね今年も続いていますでご覧

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のような数字になっていましてまかつてに

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比べるとあの規模はですね少しま小さめに

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なってきてるんですがま去年との大きな

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あるいは昨年との大きな違いはえ業績が

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好調な状況でもですねレイオフをしている

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ということなんですでその理由がですねえ

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微調整とかですね再構築とか効率化という

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ワードで語られるんですけどもま結果的に

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はですね業績がいいのにえつまりですねえ

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この先の企業のために躊躇なくある種です

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ねま日本では最後の手段と言われるま雇用

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に手をつつけるということですねま言って

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みれば自由にまサイズを変えるとま

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ダブついたままにしないということですね

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これをどう考えるかということなんですが

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え酒井さんまずどう受け止めます

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かそうですねまおっしゃるようにま最高築

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っていう言葉がいいと思うんですけどもま

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やっぱりこう利益を上げてる企業ってま

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新しいサービスを始めたいっていうことで

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いろんなサービスとかいろんな部署をこう

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立ち上げて人を採用するっていうはどこで

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もあると思うんですよねでその時にま始め

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たサービスがあんまりこう利益にならない

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とかまやってみたけども他の競合他者に

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ちょっとこう勝てなそうだよねみたいな

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感じの時にやっぱりこう会社の経営者目線

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ではこれやめたいっていうとこあると思う

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んですよまただうんまそれをこう解雇する

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タイミングってのはやっぱりこう難しくて

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解雇しちゃうともちろんその企業ってま

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解雇があるのでイメージ悪くなって優秀な

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人が入ってこないっていうデメリットも

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あるんですけどもまやっぱこうそのどっち

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を取るかですよねまコストカットをするか

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企業のイメージが取るかっていう時に

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やっぱこうTwitterのイーロン

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マスクさんがこう解雇したっていうのは

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もうまさにこうタイミング的にはいい

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タイミングなので経営者目線では今解雇

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するっていうののはすごくえいい

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タイミングなんじゃないのかなと私は思い

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ますま酒井さんまさにですねご経験を去年

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さということでま非常にあの突然のこと

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だったということでまずどのようにして

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告げられたのかそこからお聞かせいただけ

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ますかいやもういきなり当日そのZoom

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に集まってくれみたいな感じで今日は仕事

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しなくていいからもう午後の2時のこの

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ミーティングだけはもう絶対参加してくれ

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みたいなのこう通知されるんですよねで

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それでZOOMで参加したらま同じ

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フロアーのも例えば300人ぐらいのま

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社員さんが全員そのZoomに入ってで

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それで人事の方がま淡々とまこのチームは

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解散しますうん

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ま要は今日からもう皆さんあと3時間後に

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はま内システムにアクセスできませんと

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いうようなことをこう告げられる感じです

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ねあ一斉に伝えられる感じなんですか1対

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1でなくて1対1と言いますか自分とま

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相手というより

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うんそうですねもういきなりこう全員の前

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で言われますまずその当日にま解雇される

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方はもちろんその時点でもうアクセスでき

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なくて後々こうEメールでまパッケージ

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なんかをいただけるっていう話になります

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ねでそのパッケージてま退職金なんです

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けどもそれも勤務年数とかによって人

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それぞれ異なるのでま人によってはまあ

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5600万の人がいればまあ数千万

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もらえる人もいるっていう感じですかね

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うんあそうですかま私のケースははい

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ちょっとこう特別な扱いをいただいてその

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ZOOMでこう解雇の通知があった後に

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ちょっと私には個別の話があるってこう

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人事から話がきたんですよねでま1対1で

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はい話させていただいてその時にま会社に

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半年いてくれたらうん2000万

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のは会としてはそのチームがいきなり

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なくなったにそのシステムの情報どうする

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んだとか引き継ぎとか色々あると思うので

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まそういったオファーは一応私はいただけ

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たので私はラッキーな方でう会社側はどう

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どう思ってるのかどういうことなのかって

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どう解釈されてます

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かうんま会社の判断としてはまやっぱり

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こう儲からないサービスっていうわけでは

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ないんですけどそういったところをこう

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削減するのはもう必要だなうんと思います

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やっぱこうアメリカ社会で仕事してても

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それはやえなくて急成長させるにはもう

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それはもうしょうがないかなっていうのは

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私の認識ですあのはまるところがないって

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ことですかねその会社においては酒井さん

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ほどの人材をうまくはめる場所がないって

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ことなんですかねうんまそもそもそのやっ

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てる内容が専門職なので他のチームには

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そのチームの専門職の人がいるんですよね

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なんであえて違う専門職の人が優秀だとし

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てもそっち持ってくるんじゃなうん他から

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あの高いお金を出してお給料出して雇った

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方が手取り早いていうのはあるとはい他の

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企業から見ればチャンスなんですチャンス

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優秀な人生が出てくるんでそこ取りにく

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なるほどだからなんか仕事がもうないのに

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囲い込んで会社から出さない日本の企業の

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方が優しいってことは実はないんですある

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意味殺しみたいなところもある殺しになっ

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ちゃみんなで沈んでいくっていうしかも

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そういうエンジニアのスキルとかて前線に

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いないと能力落ちてく確かにねいい仕事し

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てないとってことですよねなんか危険です

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よ本当に酒井さんその意味ではまその

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レイオフのご経験の後ですね新しい仕事を

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始めてみたいなことも含めてですね今

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どんな風に受け止めてるのかいかがですか

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あ今確かに当時はショックでしたけど今は

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良かったと思い良かったいそうなるんだ

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はいま優秀だからていうねあの大前提は

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あるんですけどいや本当貫かれてるなと

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思うのがあの去年出したマキ勢のAIが

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進むとどういう変化が起きるかのリポート

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のはいは600兆円の経済効果だったん

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ですよそれは大量に人がいらなくなるけど

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いらなくなった分これだけ効果が生まれて

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その人材はこういう産業にばらまかれて

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いくから底上げされるレイオフっていうの

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はその決してマイナスじゃなくて次の産業

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を作る経済効果だみたいなことをやっぱり

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言ってるっていうのがやっぱり全然思考が

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ね日本と違うそうなるとその浮いた分の

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その600兆円はその一点集の富になっ

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ちゃうわけじゃないそんなそんなことも

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ない

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あのバレが生まれたかっていうストーリー

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はこれ80年代に徹底的に日本のメーカー

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にアメリカの製造業をやられちゃってで

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アメリカの製造業はレイオフだとか倒産だ

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とかもどうしようもなくなっちゃってで

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そこから優秀な人材がシリコンバレに来た

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からだから進行まで生まれてるわけでだ

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からトップ20企業っていうのがアメリ

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カって全部変わってるんですけど日本は

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変わってない理雇の話なんですけどもな

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企業側がですねえまある種簡単にやめさせ

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られないっていう話はよく聞くと思うん

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ですけどこれにはま4つの要件があります

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よというここの話いただきましょうか

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いかがでしょうかそうですね整理解雇の4

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要件ま4要素とかも言ったりしますけれど

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もこれが厳しいってなぜかって言いますと

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ねこれは昭和の高度経済成長期に作られた

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ルールなんですよあの今の法律っていうの

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は労働契約法って法律であるんですが

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それって元々判例っていうのが元になって

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います裁判例の積み重ねですね裁判ので

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その裁判っていうのは実昭和の30年40

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年50年とかまいわゆる高度経済成長期

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って言われるようなですね日本も人口伸び

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てます経済伸びてますだから基本的に就寝

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雇用で会社から追い出されるってのは

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よっぽど例外的な場合ですとこういう時に

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できた考え方が今も法律で残っているん

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ですねまなので厳しいんですよアメリカが

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1番解雇緩いんですよねで一方で日本はま

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1番厳しい累計で真ん中にヨーロッパがあ

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るっていうよういイメジでしてまさっき

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日本もは言ったようにそのえっと心雇用が

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前提になっていますからまそれだけよほど

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例外的に相当能力が低いだとかよほどもう

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倒産寸前であるとかそういう状況が必要

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だっていうことに一応今のルールでもなっ

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てるんですよアメリカと日本はある意味

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こう両極端だという話の中でえヨーロッパ

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型というのが存在するようですがこれどう

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いう風に考えたらいいのかお聞かせて

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いただけますかはいえっとヨーロッパ型に

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関してまこに書てあるようにですねま解雇

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するだけじゃなくてその際に金銭をある

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程度支ある例えばイタリアだとかドイツだ

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とかフランスで行われているんですけども

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ヨーロッパ主要国ですねえつまり単に解雇

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しますよなのか日本の場合は解雇させませ

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ん0か100かなんですけどまヨーロッパ

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の方になりますと解雇はしていいけどお金

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はそれなりに払いなさいよっていうのがま

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主な考え方になりますイタリアが一番最近

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で2016年にこの解雇の金銭解決制度

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っていうのを導入していますうんはいいう

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ことですね堀さんどうぞ倉さんありがとう

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ございます堀ですよろしくお願いします

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伺ってみたいのはなんかやっぱり書外国と

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違って日本の給与体系ってどうしても年

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序列型でね何年間働いたかいつ働いた

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かっていうま僕も完全にその年序列型だっ

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たんですけどだからこそなんか急にやっぱ

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インセンティブ型でこう頑張ってるから

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方針もらうじゃなくて頑張らなくても年時

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がいればあの給料上がっていくとこにいる

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と突然例えばま解雇されたりとかすると場

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がなくなっちゃう技術がないから多分多分

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ねそういう給料の仕組みみたいなのを変え

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ていかなきゃいけないんじゃないかなと

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ヨーロッパとかはどうだったのかなと思っ

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てアメリカはねカガやっぱりこう自由競争

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なのかなと思いますけどいかがですかうん

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あの雇用法制って全部連動してましてま

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会古の話とそれから賃金の話とえそれから

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そもそも国がどうやってその労働政策を

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打っていくかとか全て関係してきてると

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思ってるんですねで例えば今もジョブ型

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っていう風に言われてるようにその年序列

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っていう賃金体系で今まで日本はやってき

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たんですけれどもまそれに対してこう不満

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を持つような若手の方とかどうして私あの

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部長のおじさんのIT介護しての料低いん

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だろうとかって思う人ってのは結構出て

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くるわけですよで一方でジブ型っていうの

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は何をやってるかによって評価されるよう

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な考え方ですよねえでま結局賃金って何が

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納得感あるかっていうのが1番大事だと

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思うんですけれどもま少なくともこう年

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うんの考え方っていうのがだんだんとこう

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合理性を失ってきてると言いますかま

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やっぱりその30年やったから給料高いん

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じゃなくて今どんな価値を持ってるか今

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どんな責任を追ってるかだから高いって

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いうのが今多くの若い人が納得することな

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んじゃないかなと思うんですね生理解雇の

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4要素まこれは昭和の時代に作られた

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ルールですから正社員を解雇する際には先

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に正を切れってい考え方がありますこの中

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ではいありがとうございますこの図で言う

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と解雇回避努力義務っていう項目が右で

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ありますけど

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はいこれめちゃくちゃ正規と正の差別を

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招いてると今現代的に私も思いますはい

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これはあの昭和の時は正社員っていうのが

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これメンバーシップ型雇用って言われてい

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てまつまり会社のメンバーなわけです非

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正記の人ちメンバー外なんですねだから

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メンバーの人たちのための雇用っていう風

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に考えられていましたメンバー外には

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冷たいんですよただ今ってそういう世の中

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ですっけって話ですおっしゃいですねです

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からよく言われる雇用の調整弁のような

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預り方になってることをどう考かそれって

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だいぶ差がありませんかってことですね

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さあ野さんこの辺りも含ていかがでしょう

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かそうですねこの話に2つポイントがあっ

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て1つはですねこのものすごく厳しい海国

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規制は大企業だけなんですうん中小企業

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そんな余裕がないので中小企業の現場に

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おいてはもうそんなあの解雇なんて通常

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行われてますだっ会社が持たないからうん

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で大企業に務めてる人っていうのはま統計

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的にはもう全労働者の20%

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わそになっちゃってるこですか実はこの大

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企業だけの話を捉えてでも大企業には

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ものすごく厳しくなってるんで本当にあの

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厳しい話であるっていうのが1つですよね

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それからもう1つの観点はうんこれで解雇

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規制があるから給料上がんないんですよ

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ああそりゃそうでしょだってそりゃそう

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でしょだって解雇できないんだったら新規

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事業始めるために新しい人やっとったら

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それやめさせられないんだからずっと増え

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てくからそれは急1人当たりの給料は上げ

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られないですよねこれをどう考えるかって

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いうのはすごく重要なポイントだなるほど

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ありがとうございます酒井さんこの辺り

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含めてどう考えていらっしゃいますかはい

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あ今おっしゃる通りやっぱりこうアメリカ

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の場合はその解雇した方の分の給料をこう

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優秀な方にこう持ってくっていうところを

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すると思いますなんでGoogleの新卒

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の社員も今2500万とかまあとはま

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エンジニアで5年10年すれば大たい

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日本円で言ったら今5000万ぐらい

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もらえるんですけどもまそれぐらいのこう

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お金でまやっぱりこうお金に比例して働

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くっていうのがアメリカの人の特徴だと

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思うんでそのやり方がいいとそこはでも

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言ってみれば正当な評価ってその時点での

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ねてことが常に求められていてそうですよ

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ねそういう機会があれば自分が一体どう

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いう価値のあるそうれるいうね今のその

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解雇規制っていうのがやっぱこう日本企業

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の成長をこうちょっとこう止めて

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るっていうところがちょっと私もなんうん

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なんかちょっと不安要素であるのかなと

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思いますのでもちろんその全てがアメリカ

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のやり方がいいというわけではなくてま

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日本の文化を大切しながらまうまい形で

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その辺りの緩和ができていけばもうとあの

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日本経済も成長するのかなっていうのが

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個人的にえ私が思うところですか

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ねアマプライム進行の平石直之ですご視聴

play16:20

ありがとうございますこれおきに

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チャンネル登録よろしくお願いし

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ます

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