アルミ箔で作れる! 電池じゃないのに電気を貯める装置

nimspr
14 May 201904:24

Summary

TLDRこのビデオでは、不思議な「充電できる筒」の作り方を紹介しています。アルミ箔と食品用ラップを組み合わせて、電気を一瞬貯めることができる装置を作りました。ラップの厚さの違いが貯められる電気の量に影響を与えることを発見し、その原理はコンデンサに似ていると解明しています。この実験は、電気の静電気的な性質と、物質の厚さによる電気容量の違いをわかりやすく示しています。

Takeaways

  • 🔋 突然ですが変な筒を作りました。充電できる筒なんです。
  • 🔌 アルミ箔と食品用のラップでできた装置で、電気を貯めることができます。
  • 🕹 電池よりも素早く電気を出し入れできる部品が存在します。
  • 🔧 アルミ箔2枚とラップを使って、簡単な充電装置を作成できます。
  • ⚡ 電線をそれぞれのアルミに付け、電池とつないで充電します。
  • 💡 30秒ほどで充電が完了し、LEDを点灯させて電気がたまったことを確認します。
  • 🔍 ラップの厚さによって、貯められる電気の量が変わります。薄いラップの方が多くの電気を貯められます。
  • 💡 この仕組みは、プラスとマイナスの電気が引き付け合う静電気の力によるものです。
  • 🛠 実は、この装置は電気製品に入っているコンデンサという部品の原理を利用しています。
  • 🔋 電池ではなく、コンデンサの仕組みで電気を貯めることができるのです。

Q & A

  • どのような筒が作られましたか?

    -充電できる筒が作られました。これはアルミ箔と食品用のラップを使って作られています。

  • この筒の作り方には何が必要なのでしょうか?

    -薄いアルミ2枚とラップが必要です。アルミの間にラップを挟み込み、それぞれのアルミに電線を付けて電池につなぎます。

  • 筒が充電に必要な時間はどのくらいですか?

    -30秒ほどで充電が完了します。

  • LEDを使って筒の充電状態を確認する方法は?

    -充電が完了したらLEDにつなぎ、LEDが点灯することで充電状態を確認できます。

  • 筒が電気を貯める仕組みは何ですか?

    -アルミ板間に挟んだラップが電気を貯めることができますが、これは一瞬だけです。

  • Material大実験とは何ですか?

    -アルミとラップを長いまま全部使って装置を作り、厚さの違う2つのラップを使って電気を貯められる量を比較する実験です。

  • ラップの厚さはどのようにして筒の電気貯められる量に影響を与えますか?

    -ラップが薄いほどプラスとマイナスの距離が短くなり、静電気の力が強くなり、より多くの電気が集まります。

  • 筒の電気貯められる量を比較する際に、何が最も重要ですか?

    -LEDの点灯時間の長さが最も重要で、電気を長く貯めることができるかどうかを判断します。

  • この筒の作り方とコンデンサの原理には何が共通していますか?

    -コンデンサと同じように、プラスとマイナスの電気を挟んだラップが電気を貯めることができます。

  • この筒の作り方で得られた電気はどのようにして利用できますか?

    -得られた電気はLEDなどの電気製品につなげて利用することができます。

  • この筒の作り方で得られる電気は持続的ですか?

    -得られる電気は一瞬だけですが、ラップの厚さを変えることで蓄電時間を延ばすことが可能です。

Outlines

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🔋 手作りの充電式筒

この段落では、作者がアルミ箔と食品用ラップを使って作った手作りの充電式筒について紹介しています。筒にLEDを接続して、一瞬だけ明かりがつく様子を説明しています。この筒は、電気を貯める能力を持ち、実際には素早く電気を出し入れできる部品であるコンデンサの原理を応用しています。

🔌 電気を貯める新しい方法

作者は電気を貯める新しい方法を提案しています。アルミ箔とラップを組み合わせることで、電気を一瞬だけ貯めることができます。この方法は、電気を正と負の極に分け、静電気の力を利用して電気を集めるコンデンサの仕組みに基づいています。

🧪 Material大実験

この段落では、作者がアルミとラップを使って異なる厚さのラップを試し、どの方がより多くの電気を貯めることができるかを比較する実験を行っています。実験では、厚いラップと薄いラップの2つの筒を作成し、それぞれ30秒充電後にLEDを点灯させて比較しています。結果は、薄いラップの方がより長くLEDを点灯することができました。

📏 ラップの厚さと電気貯め量の関係

ラップの厚さと電気貯め量の関係について、作者は詳細に説明しています。プラスとマイナスのアルミ板の間に挟まれたラップが薄くなると、正と負の極の距離が短くなり、静電気の力が強くなり、より多くの電気が集まることが理解できます。この現象はコンデンサの原理と関連しており、作者はこの仕組みを使って電気をより効率的に貯める方法を探求しています。

Mindmap

Keywords

💡

「筒」は、このビデオの中心となる道具の一つであり、実際には電気を貯めることができる特殊な構造を持つものである。ビデオでは、アルミ箔と食品用のラップを使って作られた筒が紹介され、それが電気を貯めることやLEDを点灯させる様子が示されている。

💡充電

「充電」は、このビデオの主題の一つで、電気を貯めることと密接に関連している。ビデオでは、筒に電池を接続して充電し、その後LEDを点灯させる様子が説明されている。これは、筒が電気を一時的に貯めることができることを示す重要な概念である。

💡LED

「LED」とは、ビデオ内で使用された電気を点灯させるためのデバイスであり、筒が貯めた電気を実際に利用することができることを示す指標となる役割を果たしている。ビデオでは、LEDが筒から得た電気によって一時的に点灯する様子が見られる。

💡アルミ箔

「アルミ箔」は、筒の構造に使用された素材の一つで、電気の導体となる。ビデオでは、アルミ箔を筒の外側に使用し、電気を貯めることのできる構造を作り上げるために使われている。

💡食品用ラップ

「食品用ラップ」は、筒の構造に挟み込まれた素材で、アルミ箔の間に位置し、電気を貯める役割を果たしている。ビデオでは、ラップの厚さの違いが電気を貯める能力に影響を与えることを示している。

💡電気を貯める

「電気を貯める」は、ビデオの核心的な概念で、筒が行う動作やその能力を指す。ビデオでは、アルミ箔とラップを使って作られた筒が電気を一時的に貯め、それをLEDに供給する様子が説明されている。

💡静電気

「静電気」は、ビデオ内で説明された電気の性質の一つで、プラスとマイナスの電気が引き合う力を指す。ビデオでは、アルミ板間に挟まれたラップの厚さに応じて、静電気の力が変わり、貯まる電気の量に影響を与えると説明されている。

💡コンデンサ

「コンデンサ」は、ビデオ内で触れられた電気製品に使用される部品で、電気を貯める能力を持つ。ビデオでは、筒がコンデンサのように機能し、電気を一時的に貯めることができると比較して説明されている。

💡Material大実験

「Material大実験」は、ビデオ内で行われた実験の名称で、アルミとラップを使って異なる厚さの筒を作成し、それぞれの電気を貯める能力を比較する目的で行われた。ビデオでは、その実験結果が紹介されており、薄いラップの筒の方が長時間LEDを点灯させることができることが明らかになっている。

💡プラスとマイナス

「プラスとマイナス」は、ビデオ内で電気の極性を指す用語で、アルミ板間に挟まれたラップの厚さに応じて電気が貯まる様子を説明する際に用いられている。ビデオでは、プラスとマイナスの電気が引き合うことで、アルミ板間に電気が貯まると説明されている。

Highlights

突然ですが変な筒を作りました。充電できる筒なんです。

電池につないで充電します。完了したら LED をつないでチェック。

ほら、しばらく明かりがつきました。

実はこの充電装置、アルミ箔と食品用のラップでできているんです。

電気を貯める、というのは電池の役目と思ってる人多いですよね。

実は電池より素早く電気を出し入れできる部品があるんです。

薄いアルミ2枚とラップです。2枚のアルミの間にラップを挟み込みます。

30秒ほどで充電は完了。

つきました。単に2枚のアルミの間にラップを挟んだだけなのに、なぜか電気を貯めることができるんです。

Material 大実験!アルミとラップを、長いまま全部使って装置をつくってみます。

厚さの違う2つのラップを用意しました。

アルミ箔を一気に引き伸ばします。

2回目のアルミとラップを2回ずつ、合計4層重ねました。

2本ともコンパクトに丸まりました。2つの巻物にどのくらい電気がたまるか見てみます。

厚いラップは一瞬だけつきました。

薄いラップの方が長くついている。

同じ長さで巻いたのに薄いラップの方がたくさん電気がたまるとは、どういうことでしょうか。

2枚のアルミ板に電池をつなぐと、片方はプラス、片方はマイナスの電気がたまります。

プラスとマイナスの距離が短くなると、静電気の力が強くなり、たくさんの電気が集まるようになります。

これ、電気製品に入っているコンデンサという部品の原理なんです。

Transcripts

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突然ですが変な筒を作りました。充電できる筒なんです。

play00:12

電池につないで充電します。完了したら LED をつないでチェック。

play00:24

ほら、しばらく明かりがつきました。

play00:28

実はこの充電装置、アルミ箔と食品用のラップでできているんです。 どうやって作るんでしょうか。

play00:36

電気を貯める、というのは電池の役目と思ってる人多いですよね。

play00:42

実は電池より素早く電気を出し入れできる部品があるんです。

play00:48

作ってみましょう。

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薄いアルミ2枚とラップです。

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2枚のアルミの間にラップを挟み込みます。

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それぞれのアルミに電線を付けたら、電池とつないでみます。つまり充電です。

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30秒ほどで充電は完了。

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今度は LED につないで、ためた電気でつけてみます。

play01:15

つきました。

play01:19

単に2枚のアルミの間にラップを挟んだだけなのに、なぜか電気を貯めることができるんです。 ただし一瞬だけ。

play01:28

うーん、もっと長時間つけたい。

play01:31

そこで、 Material 大実験!

play01:35

アルミとラップを、長いまま全部使って装置をつくってみます。

play01:40

ただし、ラップについては厚さの違う2つのものを用意しました。

play01:46

では2組に分かれてスタート。

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まずはアルミ箔を一気に引き伸ばします。

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続いては ラップ。

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片方は厚め、片方は薄めのものを重ねます。

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今度は2回目のアルミです。

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全長20m。アルミとラップを2回ずつ、合計4層 重ねました。

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このままでは持ち出せないので筒状に丸めていきます。

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2本ともコンパクトに丸まりました。2つの巻物にどのくらい電気がたまるか見てみます。

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まずは厚い方。30秒間充電をして、判定は LED の点灯で確認します。

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一瞬だけつきました。

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次に薄い方。同じように30秒間充電します。

play02:49

LED に繋ぐと、

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あ、先ほどより長くつきました?

play02:56

比較してみます。

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やはり薄いラップの方が長くついています。

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同じ長さで巻いたのに薄いラップの方がたくさん電気がたまるとは、どういうことでしょうか。

play03:09

この巻物が電気を貯められるのはこういう仕組みです。

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2枚のアルミ板に電池をつなぐと、片方はプラス、片方はマイナスの電気がたまります。

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ここで電池を切り離し LED をつなぐと、電気が流れ 明かりがつく、という単純な仕組みです。

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では、なぜ間に挟んだラップの厚さで、たまる電気の量が変わるんでしょうか?

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電気はプラスとマイナスが引き付け合う力を持っています。

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静電気です。下敷きをこすると髪の毛が付く、あの力です。

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先ほどのアルミ板に挟んだラップが薄くなると、プラスとマイナスの距離が短くなります。

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すると、2つの間で引き付け合う静電気の力が強くなり、たくさんの電気が集まるようになります。

play03:59

このため電池を外した時、アルミ板にはより多くの電気がたまっているというわけです。

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実はこれ、電気製品に入っているコンデンサという部品の原理なんです。

play04:13

電池じゃないのに電気を貯める、こんな部品があったんですね

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