麻薬中毒が作った！？『コカコーラの黒歴史』全て話します。

岡田斗司夫

3 Oct 201942:10

Summary

TLDRこの動画脚本では、コカコーラの暗い歴史が探求され、かつての薬としての成分や、南北戦争後のアメリカ社会との関連が語られます。ジョン・ス・ペンバートン博士が発明した当初のコカコーラには、ポピュラーな薬として売られ、その後のブランドイメージと異なる真実が明らかに。コカインを含む成分から、現代のコカコーラに至るまでの変遷と、その過程で起きた様々な事件や噂を解説。興味深い歴史に触れ、コカコーラのイメージを新たな角度から捉え直す機会を提供します。

Takeaways

🥤 コカコーラは、当初は薬として販売され、食欲不振や頭痛、神経痛などを治す万能薬として宣伝されました。
🍾 コカコーラの創始者ジョン・ペンバートン博士は、南北戦争で受けた傷の痛みを和らげるためにモルヒネに依存しており、コカコーラ開発にはその経験が反映されています。
🌱 コカコーラの名前は、成分に含まれるコカの葉とカフェインを含むコーラ飲みから来ていますが、現在はコカインは含まれていません。
📜 コカコーラのレシピは、非常に秘密にされているとされていますが、実際には創始者によって多くの人に販売され、現代ではブランドイメージを守るための伝説となっています。
💉 初期のコカコーラには麻薬性成分が含まれており、それが禁酒法時代の人気を博したものの、後にコカインはレシピから除去されました。
🏭 19世紀のアメリカでは、多くのインチキ薬が市場に流出しており、コカコーラもその一つでした。
📰 当時の新聞広告は、多くの怪しい薬品広告で埋め尽くされており、コカコーラもその一つとして宣伝されていました。
👥 コカコーラの人気は、南北戦争後のアメリカの拝金主義文化と、新しい薬品に対する人々の関心から支持されました。
🚫 アメリカの禁酒法が始まった際、コカコーラはアルコールの代わりの飲み物として人気が高まり、しかしコカイン含有については問題視されました。
🔮 コカコーラ社の黒歴史には、黒人奴隷に関連する話も含まれており、当時の偏見と社会的問題との関連が示唆されています。
🛍️ コカコーラの販売戦略は、ブランドイメージを白人に向けたものでしたが、実際には誰にも販売されていましたが、その違いは社会的に問題視されました。

Q & A

コカコーラの初期の成分に何が含まれていましたか？
-コカコーラの初期の成分には、コカインを含むコカの葉とカフェインを含むコーラの木の実が含まれていました。
南北戦争後のアメリカ南部で何が主流の産業でしたか？
-南北戦争後のアメリカ南部では、新聞と医薬品が主流の産業となりました。特に、インチキ薬の広告が新聞に多く載り、アメリカの大産業の一つとなりました。
コカコーラの創業者ジョン・スタイザム・ペンバートン博士はなぜ薬としてコカコーラを売り始めたのか？
-ジョン・スタイザム・ペンバートン博士は、南北戦争で受けた傷の痛みを和らげるためにモルヒネに依存していたため、より良い代替としてコカコーラを開発しました。彼はコカコーラを万能薬として売り始め、食欲不振や神経痛などを治すと広告しました。
コカコーラの初期の販売場所はどこで、なぜその場所が選ばれたのか？
-コカコーラの初期の販売場所は薬局でした。なぜかというと、当時のアメリカでは薬品が薬局で販売され、また、炭酸水が健康に良いとされていたため、薬局で炭酸水を提供するブースが存在していたためです。
コカコーラの名称には何が由来していますか？
-コカコーラの名称は、使用されていたコカの葉（Coca）とコーラの木の実（Kola）の2つの成分の名前を組み合わせたもので、特にブランドイメージを意識して選ばれたものではありません。
コカコーラに含まれるコカインはいつから抜かれたのか？
-コカインは1903年からコカコーラのレシピから抜かれ始め、1906年に完全に排除されました。これは、コカインの危険性に対する認識が高まり、法律の制圧が強まっていく中で行われた措置です。
コカコーラのレシピは誰が知っていますか？
-伝説によれば、コカコーラのレシピは極めて限定された人数にしか知られておらず、その中でも社長と副社長は絶対に同時に飛行機に乗らないという趣旨の噂があります。ただし、実際にはレシピの一部は公開されており、秘密にされているのは特定のフレーバーの組み合わせです。
コカコーラの販売戦略にはどのような問題がありましたか？
-コカコーラの販売戦略の問題としては、初期には白人のみをターゲットに黒人からの販売を禁止するなど、人種差別的なアプローチが取られていたことが挙げられます。また、ボトリングの普及により、コカコーラがどこでも手に入るようになり、ブランドイメージの管理が難しくなったことも問題視されました。
コカコーラのボトルのデザインにはどのような意図が込められていますか？
-コカコーラのボトルのデザインは、1916年にほぼ現在の形になりました。このデザインは、自動洗浄機にかけるための瓶の太さを維持し、中身を減らしてコストを削減するという実用的な理由から開発されました。また、その特徴的な形は「メイウエスト」として知られています。
コカコーラ博物館には何が展示されていますか？
-コカコーラ博物館には、コカコーラの歴史や広告ポスター、ボトルのコレクションなどが展示されています。また、博物館の中心には、コカコーラのレシピが保管されているとされる巨大な金庫も展示されています。