ことばの普遍性12 1
Summary
TLDRこのスクリプトでは、言語学の観点から文節の構造と意味を分析しています。特に、動詞と動詞句の役割に焦点を当て、時制、意味役割、およびセマンティックフローについて解説しています。文節の内部構造を範疇記号で表現し、言語間の共通性と違いを探求しています。さらに、英語における時制の表現や動詞の意味役割を例に、言語学の基礎概念を解説し、言語の理解を深めるために重要なポイントを提示しています。
Takeaways
- 📚 この授業では、文節の内部構造と特に述語動詞の役割について学びました。
- 🔍 文節は「主部」と「述部」の組み合わせで構成され、述部は述語動詞を中心として形成されています。
- 🌐 統合機能と統合版を明確に区別することが重要で、それぞれ異なる言語構造を表します。
- 📝 範疇記号を使って日本語の文を表現することで、より明確な構造を理解することができます。
- 🕒 時制は「初味」と「評価時」の関係によって過去時制、現在時制、未来時制に分類されます。
- 🔑 述語動詞は文節の意味の中核を形成し、文節を理解するためには述語動詞の意味を理解することが必要です。
- 📈 動詞の意味は多様で、それぞれ異なる存在意義を持っており、文節の意味を正確に理解するためにはその構造に注目することが重要です。
- 🏗️ 出来事を表す動詞は、出来事に参加する人や物、状態、概念などを表現する必要があります。
- 🔄 動詞句の意味役割は、「セマンティックフロー」と「ストラクチャ」によって理解され、これは自然言語の理解の基礎となっています。
- 📌 意味役割には「エージェント」や「原因」、「経験者」、「所有者」などがあり、それぞれが特定の動作や状態を表します。
- 📚 意味役割の理解は、言語学の授業で教えられる重要な事項の一つであり、自然言語の理解に不可欠です。
Q & A
「雪の主部」とは何を指すのでしょうか?
-「雪の主部」とは、文の構造における主要な部分を指し、特にここでは「述語」と「目的語」を含む部分を指しています。
文節の「術部」とは何を表しているのですか?
-「術部」とは文の構造における動詞や動詞句を含む部分を指しており、文の出来事を表す役割を果たしています。
「統合機能」と「統合版中」の違いは何ですか?
-「統合機能」と「統合版中」は、文の構造において異なる役割を果たします。統合機能は文の要素を組み合わせる機能を指し、統合版中はその組み合わせ方や形態を指しています。
「xバー理論」とはどのような理論ですか?
-「xバー理論」は文の構造を分析する理論であり、文の各要素がどのように機能し相互作用するかを説明しています。
「初味」と「評価時」という用語はどのような意味を持ちますか?
-「初味」とは文が述べる出来事の発生時を指し、「評価時」はその出来事を述べる時点を指します。これらは時制を判断する重要な要素です。
日本語や英語における「tp」の主要部にはどのようなものがありますか?
-日本語や英語において「tp」の主要部には、現在時制を表す「PRES」(ピオes)と過去時制を表す「PAST」(pa st)の2種類があります。
英語で未来時制を表す場合、どうすれば良いのでしょうか?
-英語で未来時制を表す場合は、動詞の形態変化だけでなく、「will」や「going to」などの助動詞を用いて表現します。
述語動詞の意味はどのように理解するべきですか?
-述語動詞の意味は、文の出来事を表す核となる要素であり、その文の主要部の意味を伝える役割を果たします。
「セマンティックフロー」とは何を表しているのですか?
-「セマンティックフロー」とは、文の意味の流れを表す概念で、動詞句の各要素が持つ意味役割を示します。
「アウディ面」と「ストラクチャ」はどのように関係していますか?
-「アウディ面」とは文の意味の側面を指し、「ストラクチャ」はその意味を支える文の構造を指しています。これらは密接に関連しており、文の理解に不可欠です。
「エージェント」と「経験者」という意味役割の違いは何ですか?
-「エージェント」は動作の主体であり、意思を持って行動するものを指します。一方、「経験者」は経験や感情を有する主体を指し、感覚的な役割を果たします。
「目的語」と「原因」という意味役割はどのように理解するべきですか?
-「目的語」は動作の結果として影響を受ける対象を指し、「原因」は出来事を引き起こす要因を指します。これらは文の出来事の理解に重要な役割を果たします。
「場所」と「移動」に関連する意味役割にはどのようなものがありますか?
-「場所」と「移動」に関連する意味役割には、「場所」は出来事が起こる場所を、「移動」は動作の到達点や起点を表す役割があります。
Outlines
📚 雪の構造と文節の解説
この段落では、授業の復習として雪の内部構造であるdpについて触れ、文節の主部と術部を説明しています。特に、文節の主部であるdpをdpで置き換えることで、より明確な構造を示そうとしています。また、文節の時制についても解説しており、初味と評価時との関係から過去時制、現在時制、未来時制が導かれると説明しています。さらに、日本語と英語における時制を表す自生地についても触れ、言語によって異なる点に注意を喚起しています。
🗣 動詞と文節の役割
第二段落では、動詞と文節の役割に焦点を当てています。文節の主要部である述語動詞の意味を理解することの重要性を強調しており、述語動詞が多様で異なるニュアンスを持つことを指摘しています。また、動詞が出来事を表すために他に必要な要素として、動作に参加する人や物、状態などを同時に表現する必要があると説明しています。さらに、英語の動詞を例に、これらの要素がどのように結びついているかを分析しています。
🔍 動詞の意味役割と構造
第三段落では、動詞の意味役割とその構造について詳しく説明しています。セマンティックフローと呼ばれる意味の流れと、各動詞が果たす役割について解説しています。アウディ面とストラクチャの概念を紹介し、動詞が表す出来事に参加する要素をどのように捉えるかを説明しています。さらに、英語における意味役割の例として、エージェントや原因、経験者などの役割を挙げ、それぞれの役割が文節の意味にどのように寄与するかを具体的に説明しています。
🌐 意味役割の多様性
最後の段落では、意味役割の多様性について触れています。ティームやターゲット、場所、感覚、移動の到達点や起点など、様々な意味役割を挙げ、それぞれの役割が文節の意味形成にどのように関与するかを解説しています。また、意味役割の分類方法についても議論しており、理論間の相違に注意を促しています。このセクションでは、言語学の授業で教えられるような基本的な意味役割の理解を提供し、さらに詳細な分析への道筋を示しています。
Mindmap
Keywords
💡文節
💡dp(Deep Structure)
💡統合機能
💡時制
💡述部
💡述語動詞
💡セマンティックフロー
💡アウディ面
💡意味役割
💡出来事
Highlights
授業では、雪の主部であるdpの内部構造を分析し、その中核となる述語動詞の役割について解説しました。
文節は主部と術部が結合して形成され、特に主部dpが統一された機能を担うことが強調されました。
統合機能と統合版中を区別することが重要で、これは言語構造の理解に不可欠です。
日本語と英語の構造を比較し、範疇記号で置き換えて理論にのっとった構造を明確にしました。
時制の概念について、初味と評価時との関係から過去時制、現在時制、未来時制を解説しました。
日本語と英語の時制を表す自生地は限られており、現在時制と過去時制に特化していることが指摘されました。
英語の未来時制を表す際には、助動詞willなどを使用することが提案されました。
文節の意味を理解するためには、述語動詞の意味をまず理解することが必要です。
述語動詞は出来事を表し、その参加者や状態を表現する重要な役割を果たすことが強調されました。
動詞の意味の詳細ではなく、構造と呼ばれるものに注目することが文節の理解に役立つと示唆されました。
動詞句の構造を理解するために、英語の動詞を用いて単純な文を作成し、その要素を分析しました。
セマンティックフローとストラクチャの概念を用いて、動詞の意味役割を分類し、理解を深めることが提案されました。
動作主や原因、経験者などの意味役割を具体的に説明し、それらが文節構造にどのように関与するかを解説しました。
英語における意味役割の表現方法を用いて、様々な動詞の役割を例示しました。
動詞の高アウディ面とストラクチャを理解することの重要性が言語学の授業で強調されていることが示されました。
意味役割の説明を河川と呼ばれるものと、それ以外を比較し、その違いを明確にしました。
特定の意味役割が文節構造にどのように影響するかを、具体的な動詞の例を通じて解説しました。
セマンティックフローの理解が自然言語の文節の理解の重要な基礎となることが言語学の授業で強調されました。
Transcripts
前回の授業では雪の主部となる dp の内部構造を見ました
今日は雪の術部に目を受けてその中の中核となる
どうしくそしてその同宿の中核となる
同氏について詳しく解説したいと思います
復習ですが文節は明大を表すことができます
構造的には主部と術部
が結合されて形成されたものです
へそしてその主部は dp です
もう一つ復習ですが
統合機能と統合版中はしっかり区別すべき
が稲用語です
そして分構造の骨格がこの図のようなものであるというのをすでに見てもらっています
このスは首位 of 戦闘言語の分の骨格を示そうとしたものなのですが
日本語と英語が混ざって出てきていますし
統合記号と東ご飯中も混ざってしまっています
このような表示ではこの構造が x バー理論にのっとったものであるのかどうかの
判断をすることができません
そこで日本語で書かれている部分を
範疇記号で置き換えてみることにしましょう
まずチューブは bp であるということはもう分かっているので
首部という日本語 dp で置き換えます
そして残りの部分も範疇記号で置き換えてみました
摂津の中核部は実は当ご飯中が t である自生地が主要部となって作られる区なん
です
ですのでこれが主要部山と言語の雪の中核部の骨格ぷであるということになります
そしてこちらが4 of 祭言語の雪の骨格となります
このように表示すると
この構造全体が x バー理論にのっとっているっていう事がよくわかりますよね
ここで時世について補足説明しておきたいと思います
ある分が髪はされたとき
ある分が生まれた瞬間
その分の今現在を
その分の初味と呼びます
そしてその分がその時について述べているときその分が注目しているときその部分に
おいて酒店が浮かれているときのことを
その分の評価人と呼びます
そして広い意味で自制を定義すると
てそれは分の初味と評価子との時間的前後関係を表したものだということになります
初味が評価樹よりも後であれば過去時制
髪は耳が評価時と同時または評価者に含まれていれば現在二世
髪は耳が評価時より前であれば未来時制の文節となりこの広い意味での3種類の治世は
おそらくすべての言語に共通する表現手段です
女しかし先ほど見てもらった頭で t 10と表示されていたのはもっと狭い意味で
使われているものでそれはその弁護で tp の主要部となれる自生地は何なのか
という話なんです
そして日本語にも英語にも tpp の主要部になれる自生地は2種類しかなくて
現在時制を表す付プランセンター
省略してピオ es と過去時制を表すパースティ
省略して pa st この2種類ずつ
だけなんだ
エイ
もちろん言語によっては未来時制を表す自生地があってそれが tpp の主要部に
なれるものをあります
フランス語などロマンス言語などはそうです皆さんの専攻言語
皆さんが勉強している第二外国語が未来自生地を持っているのかどうか確認しておいて
ください
この所は英語において tpp の主要部になれるのは
+&パストの2種類だけなのだということを明示したものです
では英語で広い意味での未来時制を表したければどうすれば良いのでしょうか
これは自生地ではなく t ではないとご飯中を持つ
例えばホー助動詞ウウォウなどのだしてを借りて予言されることになります
これ the し of 祭言語である日本語の雪の骨格になります
ねさていよいよ今日の本題雪の中で動詞と動詞句が占める役割についてですが
同宿は雪 tpp の主要部である t が要求しゅるほぐであるわけです
つまりその発音が省略されることはあっても構造的には必ず存在する区であるという
ことです
そして t は磁性だけを伝える機能範疇ですから
その雪の意味の中核は同宿会さらに言えばその同宿の主要部である述語動詞の意味に
由来することになります
というわけで文節の意味を理解するためにはまず述語動詞の意味を理解することが必要
なのですが
両社はないよう子ですからその数はたくさん
何千何万とありますそして全ての同氏は基本的に異なった意味を持っています
2回意味を持つものがあってもその意味やニュアンスが完全に一致していないから
つまりそれぞれに異なった存在意義があるから複数の同士が存在しているわけです
文節の意味を正確に理解するためにはそのために
文節の構造を正確に把握するためには同市の意味の詳細のすべてに注目するのではなく
その意味の方
つまりこう構造と呼ばれるものに注目することがとても役に立ちます
そこで今日はこの同士の高構造についてしっかりと説明したいと思います
同氏は出来事を表します
これが同市の本質であるということができます
同市の中には状態を表すものもありますがその数は限られていますし
特殊だということができますので今日は出来事を表す動詞に注目することにしたいと
思います
出来事を表すためにはその出来事に参加する
その他のものもう同時に表現する必要があります
つまりでき後藤というのは進行状態
なんにも存在しないところでは起こりえないし
出来事の認識には
それに参加する人やモノや事故や概念などが必ず何か入っているはずだということです
ワークシートでいくつかの英語の動詞を見てもらって
これらをジョジョ語動詞として明大を表す単純な雪を作るとしたら他に何種類のものを
同時に表現する必要がありますかという問いに答えてもらいました
みなさんはどう答えましたか
これが私の認識の一つの表現なのですが皆さんの思い浮かべたイメージはこれと一致し
ているでしょうか
ある年と同時に表現される必要があるよう仄ある同市と結合される必要があるよう息の
ことをその同士の高アウディ面と呼びます
そして b と c をまとめて表現すると同氏はそれが表す出来事に参加するものを
その校あるディメントとして取るということになります
同市の幸の意味タイプを大まかに分類したものをその高の意味役割
セマンティックフローと呼びます
へそしてある同氏がそれにとってどのような意味役割を果たす区と結合する必要がある
かを表したものをその同士の高校ぞアウディ面とストラクチャ
と呼びます
これが高校増の表示の例です
このように表示するようにずっと簡潔で分かりやすいですよね
高校所の理解が自然言語の文節の理解の重要な基礎となるので言語学の授業では
ほとんど必ず教えられる重要事項となっています
エコの中で河川がつけられているのが外交
と呼ばれるもの
ついていないのがない子と呼ばれるものです
この2つに分けて意味役割の説明をしていきたいとおもいます
動作出来事を表す動詞に関しては外構エクス隊の r ディメントはその動作出来事が
起こる
源原因を表す高のことで
多くはその動作できることが起こる前にすでに存在していたものを表します
状態動詞に関してはその外交とはその状態にあるものそれを中心にその状態を見ている
もののことです
外交は各同士が最大一つ持つことができるものです
へつまり一つあるかないかどちらかです
そしてこう構造を書くときには河川をつけて示します
女そして外交以外の高はない子
延長の argument と呼ばれます
ねつぎに外交となりうる公が持つ意味役割について説明していきました
この授業では意味役割は表すのに英語を使い会と思います
会まずエージェント動作主ですがこれは通常意思を持って動作を行うしたいのことです
次に構図原因ですがこれは
出来事を引き起こす原因となるもののことです
こちらはエージェントと違って無生物や受賞にも使用することができます
例えばでキャップチェストラップこの部分のでキャップは述語動詞チェイスの
agent の意味役割を果たしています
え猫は猫なりになんらかの意思を持って
ネズミを追いかけたわけです
えところが b の溝 n ブログでスタンスへこの分の道具園
これはブロックに対して
高山の意味役割を果たしていると表現します
意識がないものなのでエージェントであるということはできないわけです
次にエクスペリエンスは経験者ですが
これは経験や感情認識
近く感覚を持つしたいのことです
例えば私はその出来事を覚えているという文の中の私というのは覚えという述語動詞
のエクスペリアン者の意味役割を果たしています
次にプロセッサー所有者ですがヘこれは何かを処理をするもののことです
え次にないこうとなる高の意味役割を見ていきましょう
まずティームですがこれは日本語では影響車
とか一影響物と訳しておきましたが非常に幅広い概念を含んだものなのでその定義も
多様になっています
まず動作出来事に影響される方の影響されてその1位
状態が具体的抽象的に変わるもの
その出来事によって存在するようになるもの
もしくはもともと存在していたもの
へこのような
いろんな意味を表す可能性をもったこうです
実はこの政務という単語を辞書で引きますと
一番上に主題いって書いてあることが多いのですが
航行上の話をしているときに政務を主題と訳してしまうと
a もう何のことかまったくわからなくなってしまいます
なのでその役を避けてもう英語でティムと言いたいというそういうことなんです
次にしてみよう明日ですがこれは
感覚を表している同市のその感覚の出撃になるようなそういうもののことで近くされる
もの
こういう表現で定義しておきたいと思います
次に号ですがこれは具体的もしくは抽象的な移動の到達点
弱点つまり何か
移動表しているようなそういう同氏のその移動が向かっている先
というなそういう意味です
次にそうですがこれは具体的もしくは抽象的な移動の起点となる場所を表すもののこと
です
先ほどの豪雨どえこの奏し
まあまあやばツイートなった1セットになっている
概念です
次に魚系しょんですがこれはある動作出来事が起こる場所
あるものが存在している場所を表すもののことです
一つお断りなのですがこの意味役割をどの程度詳細に分類すべきかについて本当に
いろんな理論が存在します
ですのでこの授業で紹介している意味役割や
航行上の記述というのはまぁ最初のステップになる一つの提案だととらえておいて
ください
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