ＮＨＫスペシャル「患者が“命を終えたい”と言ったとき」2020年12月26日
Summary
TLDRこのビデオ脚本は、ALS（筋肉萎縮症）などの難病とその患者たちが直面する終末期医療のジレンマに焦点を当てています。医師や患者、そしてその家族の葛藤、希望、そして決断が描かれています。ALS患者の自らの命を終えたいという強い願いと、医療従事者がその願いに応えるための苦闘が、社会の価値観や法律の枠組みと葛藤する姿勢を映し出しています。脚本は、患者の尊厳を尊重し、その選択を尊重する医療のあり方について深く考えさせます。
Takeaways
- 📰 ALSという難病について、医師と患者の葛藤が描かれている。
- 🏥 京都市で起こったALS患者の自殺依頼事件が、医療現場に衝撃を与えた。
- 👩⚕️ 医師たちは、患者の望みに寄りすぎる危険性について自問している。
- 🛑 終末期医療において、患者の望みを叶えるかどうかというジレンマがある。
- 🤔 神経難病にかかる患者が延命治療を望まない場合、医師はどのように向き合うべきか。
- 💊 薬物を用いた安楽死の可能性やその倫理的な問題が議論されている。
- 👨👩👧👦 患者の家族や介護者にも大きな影響と葛藤が生じる。
- 🔍 社会が認める範囲内で、患者が望む最期を迎えられる方法を模索している。
- 🌐 新型コロナウイルスに関する情報も交えて、医療現場の複雑さが示されている。
- 🕊️ 医師が患者の最期を尊重し、その尊厳を守るよう努力している。
- 📝 スクリプトは、医療倫理、患者の自己決定権、そして安楽死に関する深刻な議論を提供している。
Q & A
ALSはどのような病気ですか？
-ALS、または肌肉萎缩侧索硬化症は、進行的な神経細胞の死によって筋肉が徐々に動かなくなってしまう難病です。
京都市で起きた事件とは何ですか？
-京都市で起こった事件は、医師がALS患者の依頼を受けて、薬物を投与し殺害したとみられる事件です。
終末期医療のジレンマとは何ですか？
-終末期医療のジレンマとは、患者の望みを叶えたり、その苦しみを軽減するために、医療従事者が倫理的・法的な限界に直面する状況を指します。
新城拓哉さんはどのような医師ですか？
-新城拓哉さんは、ALSなどの神経難病患者の終末期医療に携わる医師で、緩和ケアや終末期医療に注力しています。
林ゆりさんはどのような経歴を持っていますか？
-林ゆりさんはアメリカに留学し、東京の設計会社で働いていた経歴があり、後にALSを発症し、全身の筋肉が動かなくなりました。
長谷川太一さんはどのような願いを新城拓哉さんに伝えましたか？
-長谷川太一さんは、病気の進行が激しくなる前に、鎮静を行ってほしいという願いを新城拓哉さんに伝えました。
人生とはどのような医療行為ですか？
-人生、または安楽死とは、患者の苦痛を取り除くために、医師が薬物を投与して眠らせ、自然死を迎える医療行為です。
荻野美恵子さんはどのような医師ですか？
-荻野美恵子さんは、神経難病の患者に対して訪問診療を行い、患者の選択を尊重し、その意思決定をサポートする医師です。
井関徹さんはなぜ人工呼吸器をつけたくないと考えましたか？
-井関徹さんは、家族への負担や自己の尊厳を守るため、人工呼吸器をつけたくないと考えました。
ALS患者が延命治療を希望しない場合、医師はどう対応するべきですか？
-ALS患者が延命治療を希望しない場合、医師は患者の意思を尊重し、適切な緩和ケアや相談を行い、患者が望むような最期を迎えることができるようサポートするべきです。
日本における安楽死の法律状況はどうですか？
-日本においては、安楽死が法律で認められておらず、医師が直接患者の死亡を助長することは禁止されています。
Outlines
🏥 ALS患者と医師の葛藤
第1段落では、ALSという難病とその患者たちが直面する問題が描かれています。ALSは筋肉が徐々に動かなくなり、患者は人工呼吸器や介護に頼る生活を余儀なくされます。京都市で起こったALS患者の依頼殺人事件が報道され、医療現場に衝撃が走りました。主治医が知らないところで行われた事件で、医師たちは患者の望みに応えるための限界について考えるようになりました。ALS患者の林ゆりさんや新城拓哉医師の言葉が紹介され、彼らが抱える苦悩と葛藤が語られています。
😢 患者の苦しみと医師の苦悩
第2段落では、新城医師が行う終末期医療と緩和ケアの様子が描かれています。患者の訴えに寄りすぎてしまう危険性や、医師が抱えるジレンマについて触れられています。新城医師は、患者一人ひとりの状況に応じた医療を提供したいという思いを持っており、SNSを通じて京都の女性からメッセージを受けています。患者の苦しみや死への恐怖が、医師の心に深く刻まれていることが伝わってきます。
🚑 人生の選択とその重さ
第3段落では、長谷川太一さんの人生に関する葛藤が焦点に当てられています。長谷川さんは、がんの進行に伴い、人生を希望する時期について悩んでおり、新城医師とその家族と話し合っていました。日本緩和医療学会が定める要件を満たさない可能性があることや、苦痛と家族への影響について考えながら、長谷川さんの選択が紹介されています。
😢 家族との時間と人生の決断
第4段落では、長谷川さんの家族との穏やかな時間を大切にし、娘の記憶に残したいという想いが描かれています。家族と過ごす時間を大事にし、人生を希望するかどうかについても深く考えています。新城医師が人生の準備を訪れる様子や、長谷川さんが家族に苦しむ姿を見せたくないという強い意志が語られています。
😢 ALS患者の生活と選択
第5段落では、林ゆりさんの生活と選択が焦点です。ALSで食事ができなくなるほどの進行を経て、人工呼吸器が必要になることを受け入れがたいと感じています。主治医に延命の中止を求めるが、応じられないことから、見ず知らずの医師に自らの殺害を依頼する決断をしました。林さんの主治医のコメントや、医師が抱える葛藤が紹介されています。
😢 家族への影響と人生の選択
第6段落では、井関さんの人生に関する葛藤が描かれています。家族を考慮し、延命を望まない理由について話しており、家族からの理解を得るために悩んでいます。井関さんは、家族からの負担をかけたくないという思いから、人生を希望するかどうかについて悩んでおり、家族との関係性や、人生の選択について深く考えています。
😢 人生の選択と家族の理解
第7段落では、荻野美恵子医師が井関さんの選択を尊重し、家族の理解を得るまでの葛藤が描かれています。井関さんが人生を希望しない理由や、家族がその選択を納得するまでの過程が紹介されています。荻野医師は、井関さんの意思を尊重しつつ、家族との対話を促しています。
😢 結婚式と人生の選択
第8段落では、井関さんが息子ケンタさんの結婚式に出席し、家族との時間を大切にしています。呼吸機能が低下していたため、荻野医師が付き添うことになり、結婚式での井関さんの様子や、家族との温かい時間が描かれています。結婚式後の井関さんの容体が急変し、人工呼吸器をつけるかどうかの決断が迫られる状況が紹介されています。
😢 人工呼吸器と人生の選択
第9段落では、井関さんが人工呼吸器をつけることに同意するまでの葛藤が描かれています。荻野医師が井関さんの意思を再度確認し、家族のことを大切に配慮していたことを伝え、井関さんが最終的に人工呼吸器をつけることを選んだ経緯が紹介されています。
😢 医師の葛藤と患者の最期
第10段落では、医師たちが患者の最期に向き合い続ける姿が描かれています。新庄拓哉医師が終末期の患者に寄り添う姿や、長谷川太一さんの家族との交流が紹介されています。医師が患者の最期に応えるために努力し、家族と交流を持つことで、患者の評価を得ているのと同じだと感じています。
Mindmap
Keywords
💡ALS
💡延命治療
💡緩和ケア
💡自殺援助
💡医師のジレンマ
💡人工呼吸器
💡終末期医療
💡患者の自己決定権
💡介護
💡命の尊厳
Highlights
1人の医師がALS患者の嘱託殺人事件のニュースを見ていた。
50代の女性ALS患者が延命治療の中止を望んでいたが、見知らぬ医師に殺害を依頼した。
ALS患者に対する医師の対応のジレンマが浮き彫りになった。
医師たちは、延命を望まない患者にどのような言葉をかけるべきか苦悩している。
終末期医療の現場で患者の望みに応えることで一線を越える危険性がある。
ALSなどの神経難病患者に対する医師の対応は依然として課題が多い。
ALS患者の林ゆりさんはSNSで知り合った医師に自らの殺害を依頼した。
終末期のがん患者への鎮静療法についての医師の対応。
長谷川太一さんが鎮静療法を希望したが、医療のガイドラインに当てはまらなかった。
ALS患者の井関徹さんは人工呼吸器の使用を拒否していたが、最終的に医師の説得で使用を決めた。
医師の荻野美恵子さんは患者の本心を見極めるために対話を重視している。
ALS患者の人工呼吸器使用についての選択は患者と家族にとって重い決断。
井関徹さんは家族のために人工呼吸器の使用を決断した。
医師たちは終末期患者の希望に応えるために葛藤し続けている。
医療現場で患者が命を終えたいと言ったとき、何ができるのかが問われている。
Transcripts
00:027月
00:041人の医師があるニュースを食い入るように見ていました
00:11全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病 als の患者で京都市のあやしい遺産の依頼
00:18を受け
00:19近くに学園大学イースを患い
00:24延命の中心を望んでいた50代の女性が見ず知らずの石に自信を殺害をいられる
00:33はいいいえ
00:362人の3市が薬物を投与する
00:39殺害したとみられる事件です
00:42tai
00:45投票登録票を感じますね
00:48なんかそうかこう身につまされてわかるので
00:52[音楽]
00:54主治医が知らないところで起きた今回の事件
00:59医療の現場には動揺が広がりました
01:05その自分の人生に絶望している人それが足を望むほど強い方に対して私たちはどこまで
01:12何ができるんだ
01:14[音楽]
01:18命を終えたいと訴える患者に医師たちはどう向き合っているのか
01:24私たちは取材を始めました
01:30塗っん
01:35終末期医療の現場では患者の望みを叶えようとすると一線を越えてしまうのではという
01:43ジレンマが生じていました
01:47患者さんの訴え
01:49寄りすぎてしまうっていうんですかね
01:52そういう危険性は自分にも生じ生まれてきますよね
01:56[音楽]
02:00als などの神経難病に携わる医師は延命を望まない患者にかける言葉を探し続けて
02:08いました
02:12これ以上今後と言っていただきますん
02:15こういう税額をポイン
02:18俺今回姫サマナー
02:202 chome
02:21[音楽]
02:24本当にこの方はどう思ってるんだろうか
02:27まあ1回もう一回悩みながら
02:29にしていく
02:31だからずっと続くんですよ最後の時ハ車です
02:37today
02:42命をめぐって葛藤する現場の記録です
02:48r
02:49[音楽]
02:58tan
02:59[音楽]
03:01社会に衝撃を与えた a レース患者の嘱託殺人事件
03:11亡くなった京都の女性からメッセージを受け取っていた医師がいます
03:17新庄拓哉さんです
03:26じゃあコンプレックスね
03:32頭で看護師や介護スタッフとともに終末期のがん患者の緩和ケアや
03:38一人を行っています
03:44ん
03:56一人ひとりの患者に寄り添う医療がしたいと8年前に加入しました
04:03twitter いっ
04:07京都の女性からのメッセージは週末軽量に関する情報を発信する
04:13新城さんの sns に寄せられていました
04:20私たち神経難病の患者も
04:24壊れていくからだとこころ
04:27来るべき死の苦しみの恐怖と
04:30日々戦っています
04:38a レースを患っていた林ゆりさん
04:42病気のつらさや周囲に理解してもらえない孤独を訴えていました
04:52その後水を望んだ林さんは
04:55sns で知り合った別の医師に自らの殺害を依頼したとみられています
05:05ここはてに返信があるんですけど
05:09こんなにも陰唇を返さなかったので
05:14新城さんは返信はしなかったもののその苦しみや死への恐怖を痛いほど感じたといい
05:22ます
05:26患者さんの訴えに
05:28寄りすぎてしまうっていうんですかね
05:32そういう危険性は自分にも生じ生まれてきますよね患者さんの方に売りすぎちゃって
05:38自分が市として
05:40客観的な判断を下せなくなるっていう
05:45そういうそれは高まりますよね自分の中でも
05:54林さんは新城さんが行なっている
05:58ある医療行為について尋ねていました
06:02人生です
06:09ブログゆたり
06:11かなりかいい
06:13人生薬を投与し眠らせることで苦痛を取り除く
06:18人生
06:21他に方法がない場合に終末期のがん患者などに行われます
06:294着惜敗
06:30うって言ってちゃくっテツ君よ
06:35ふーんがん末期の70代のこの男性はモルヒネなどあらゆる手段をとっても苦痛が続い
06:44たためこの日人生が行われました
06:53入っちゃったね
06:55車痛い言えないに
06:59me
07:01人生は式が迫り苦痛の度合いが著しい場合などには継続して行うこともあり
07:09結果として眠ったまま最期を迎えることもあります
07:16goo
07:18さんはこの鎮静に関心を示し
07:22新城さんにメッセージを送っていたのがいい
07:25[音楽]
07:33は私たちは京都の事件の前から新城さんの取材を行っていました
07:43人生によって命の終わりを自ら決めたいという患者が増えていると聞いたからです
07:53ます
07:59長谷川太一さんもその一人です
08:055年前に直腸がんが見つかり
08:08その後
08:09肺や骨にも転移しましたん
08:14で参列して
08:15いや朝晩はくるよね
08:20長谷川さんが新城さんに繰り返し訴えてきたことがあります
08:27ないですけど
08:29に生活し幼虫ねっ
08:32やや和らぎつつ
08:34まんっ
08:37fue
08:40にあるん
08:41心配でしたいっ
08:482が激しくなる前に早めに鎮静を行ってほしいというのです
08:58メディア関係の会社で働いていた長谷川さん
09:0440代後半になって初めて子どもに恵まれました
09:13まだ小学1年生
09:17その娘のためにも鎮静を受けたいと長谷川さんは言います
09:31あやつするスマートっ
09:36今日と思うんです
09:40ぽちゃん
09:41有しますぐん
09:444でていて言う
09:46のうんせるもん
09:49東京港区
09:53ペット中正解ところではない
09:54して a
09:56僕ん家で後者の
09:59異性
10:04映画
10:10それは3年
10:13ん
10:16苦痛があって路上もないからっているどのベースでは
10:20ん
10:21エアーサモン所得という彼から聞いたのはいる新姿を見せたくないからあらかじめ熱
10:28おきたいとか
10:29始め
10:33日本緩和医療学会は人生を行う際の要件を設けています
10:40その中の大難い苦痛があるという要件に
10:44長谷川さんは当てはまらない可能性がありました
10:51タイが退屈です
10:52赤い靴でちゃうでしょ
10:55でもん
10:57ようではなると上げていくこそなっちゃう
11:01のそういう強敵な鎮静ですようん
11:04skype 紀信展ちょっと
11:06視力を発揮つかないんだけどこれ
11:10馬に乗っていた
11:13ん
11:16どこまで長谷川さんの希望により添えるのか
11:25家族に
11:27苦しむ姿を見せたくないどの苦痛なんだって言われても分類しようがない
11:35それでも
11:36受けたい動機としてはすごく
11:39わかるし
11:41新生の適用とが適用でないとか言う言葉で
11:45医学の言葉で彼の
11:47生きる
11:50姿勢とか生きる上で大切にすることを氾濫した外観って思ったんですよ
12:03長谷川山岳の日久しぶりに家族と外出しました
12:14欲しそうな編
12:16少しあみあっじゃいたよねそうね
12:203日で帰っ
12:21ほんとなでエロを中に白 a
12:27家族の穏やかな時間を娘の記憶に残したい
12:34申請を希望することは夫婦で話し合って決めたといいます
12:39see
12:44責められるじゃないと思います
12:47いいえいい
12:53まだ7歳なん
12:55思って鎮静に
12:57いい衝撃であるように混じって
13:01受ければなぁとは思うんですけど
13:07しっかりべき際に
13:09あれば日
13:10お願いしますねー
13:16主幹事
13:19綺麗ですいい
13:26ん
13:30公営いった4日後
13:38ます
13:40五大老
13:46長谷なーさんは体の痛みを訴え
13:49呼吸本ランも出始めていました
13:57してもう人生をしてほしいと新城さんに伝えました
14:06ん
14:07うん
14:20ん
14:23数字前
14:27娘さんしたおりますん
14:29それも2個時って
14:35ありましたね
14:36その2点にますがでも
14:39また考え変わったらねチームせば
14:42辛いねぇ
14:46ん
14:49教室でキャッツっ
14:52おっ p い
14:55の栄冠も持っ
14:57境地に2と大変身
14:59指示のかプレイエル
15:13いう患者さんって言う別に僕の周りだけで集まってるんじゃなくて
15:17全国でパイルド音声も同時
15:22こうしている今も全国で出てきててみんなとばなってると思うんですよどうしたらいい
15:27のか
15:28[音楽]
15:32翌日
15:35[音楽]
15:43新城さんは人生の準備をして訪問しました
15:48ん
15:49me
15:54実際に行うべきかどうかまだ決められずにいました
15:59[音楽]
16:08いい長谷川さんの意識は薄れかけていました
16:17よかったでお父さん秘訣ルパやふやねぇ
16:23満載しておりマッサージをしたいっ
16:26よかったね音じゃーん
16:28[音楽]
16:31苦しむ様子がないのを見て
16:34新城さんは語りかけました
16:43大丈夫か
16:46味見ですか
16:54純後方わけで大丈夫ですかねぇ
16:59name わかるねー
17:01剥がすことができないけどちょっとわかってるね
17:05はからね
17:06確かな人生なしでも望み通りに最期を迎えられる
17:17ぎりぎりの判断でした
17:332するか
17:38ええええええ
17:45引き始めたのはよくはせがーさんと一緒に歌っていた曲でした
17:50[音楽]
18:01ni
18:03[音楽]
18:12ています
18:16とにかく娘だ道し
18:20避けん
18:21娘を見てー
18:25新米ないなって呟いてたので
18:28が良かったんだと思う
18:33加速なんでい
18:35娘も含めたの
18:38時
18:40喜劇リマでんそばにいてくれてやる自動ですかね
18:51んジョブ言える分
18:53姫
18:55ええええ
18:57んでっ
19:04すごい頑張ってきた目で
19:07ほんと版もう
19:09痛みを感じずに
19:13心配かけ早いでい
19:15こちらはこちらに堅実
19:19行くしかないかなと思うんですけど
19:30次の日の朝
19:33苦しむ姿を家族に見せることなく
19:37長谷川さんは息を引き取りました
19:54命を終えたい
19:57その思いが引き起こした京都の事件
20:01林ゆりさんはアメリカに留学しその後東京の設計会社で働いていました
20:10ん
20:129年前に als を発症
20:16全身の筋肉が徐々に動かなくなり
20:20食べることができなくなりました
20:24[音楽]
20:26胃ろうで栄養を摂りながら24時間の介護を受けていた林さん
20:33やがて人工呼吸器も必要になると言われていました
20:40[音楽]
20:45目で意思表示することもできなくなるのではと不安を訴えるようになります
20:53[音楽]
20:56自分では何一つ
20:59自分のこともできず
21:04惨めど
21:07こんな姿で行きたくないよ
21:12[音楽]
21:16林さんは主治医に繰り返し
21:19延命の中止を求めていました
21:26神経難病の場合一度つけたいローや人工呼吸器の中止は行われていないのが実情です
21:39主治医が応じることはありませんでした
21:46励ますことしかできないんですよね
21:49本当にそんな簡単に死ぬとか言わんといてとか
21:55を頑張って生きようよとか
22:01そして去年11月
22:04見ず知らずの2人の医師に35委ねることになります
22:13林さんの主治医は取材に対しこう答えています
22:20何があれば彼女が生き続けることができたのか
22:26私は考えていかないといけない
22:33[音楽]
22:38患者が命を終えたいと言ったとき
22:41どんな言葉をかければいいのか
22:47研修会を開き全国の医療関係者と共に考え続けている
22:53医師がいます
22:55荻野美恵子さんです
23:02まったく迷いがない人っていうのはあんまり見たことがないです
23:06自分の人生に絶望している人それが足を望むほど強い方に対してその私たちはどこまで
23:14なにができるんだっていうところが突きつけられるのかなーっと思うんですけど
23:20[音楽]
23:212
23:23大学病院に勤務するを見のさんは神経難病の患者
23:28およそ40人の訪問診療も行なっています
23:40この姫高めたのは4年前にエール s と診断された男性です
23:45[音楽]
23:51面白い方ですかと
23:55うん
23:57遺跡徹さん58歳です
24:04病状が進行し3年前から呼吸を補うキムが必要になりました
24:13ていません
24:17妻の由美子さんが昼夜を問わず
24:20たんの吸引などあらゆる会場を行っています
24:28てい
24:30気管を切開して人工呼吸器をつけるかどうか
24:34選択する時期を迎えていました
24:40ん
24:42人工呼吸器を着けなければやがて呼吸不全に陥ります
24:49一方をつければ命をつなぐことができますがこれを出すなどの意思表示が難しくなり
24:56ます
25:00最新の調査では a レースを患う人のおよそ4人に3人が人工呼吸器を着けずにい
25:09なくなっています
25:10[音楽]
25:13井関さんは一貫してつける意思はないと伝えていました
25:21食堂ようだけどいいいう思いかをします
25:26[音楽]
25:39船状態でいい
25:45するとねん
25:48あれば0
25:51ん
25:54ノートと好評を受けてん
25:57自分で死ぬこともこれだけなん
26:02いう2
26:05ご説明無いとの世界が流れません
26:09おっけー通例てを正確に
26:1320位 ad
26:19荻野さんはどちらの選択も促すことなく対話を続けていました
26:31呼吸器をつけて生きてるって言う巣立ったっていうかイメージがすごく悲惨なことの
26:35ようにあの捉えてらっしゃるんじゃないかな
26:38でもそういう時に無理強いしてあのグイグイいってもあの
26:42それは無理なので
26:479月上旬
26:50帰りましょうんですね
26:54と申し上げます
26:55を訪ねている方が楽ですか離れて暮らす長男の健太さんが訪れ家族全員が集まりました
27:06元太さんは10月に結婚式を控えていました
27:16まことにを擦りいますが通って乾杯のご発声を
27:19賜りたくお願い申し上げます
27:22ふーん
27:23ん
27:28他の人の家のお父さんってデー
27:32やっぱり人前て頭でしゃべらないじゃないですか
27:36でうちの家の中のお父さんもめちゃくちゃ喋るんで
27:40うさぎちゃん w プッって思ってて
27:44昔から今もやってのほんまにもう
27:48奥さん大好き子供大好きっていうのは
27:51猛アピール凄かったからお父さんも歌詞からそうな真実は一つねっねっ
27:59どんな状態になってようが
28:02今まで通りの
28:04お父さんで
28:06も偉そうにやっぱしゃべっててほしいし思われることも言っててほしいっていうのは
28:11ずーっと
28:13と今ん一しかっ
28:19大学卒業も大手流通グループに就職した
28:23井関さん
28:2729歳で結婚し2人の子供を育てました
28:36als を発症したのは53歳の時
28:42単身赴任をしていましたが早期退職し自宅での療養を選びました
28:54家族を思いながらなぜ延命を望まないのか
28:59私たちは問いかけました
29:08ぜんざいが壊れるんだねー
29:151本分
29:18だるいですね
29:20もう1 kc
29:225弾速乾人選手
29:30いやかな
29:36濡れがなくなっ
29:38多分ねっ
29:40現寺から犬
29:41じゃあデータの上
29:46goo
29:49井関さんからこの先負担をかけたくないと聞いたとき
29:54家族はその理由は納得できないと伝えました
29:59を
30:014生き続けて欲しいとまでは言えませんでした
30:06大
30:08いろんなことを考えましたもしたとえば家族全員で泣いてたのもが
30:14するのかなーとかでもそうした場合に
30:19それがこうにん
30:23ソルコで辛い思いをしてずっと生きるって言っていたとしたら
30:29生きていくことになるとしたら
30:32ちょっと何かそれは氏がうかなーと思って
30:36一番つらいの主次男から何が何でもとは言えない
30:40もう
30:46[音楽]
30:49荻野さんは井関さんの選択を
30:52言葉通りに受け取ることが出来ずにいました
31:01特に家族思いの方だしお子さんたちをすごく愛していらっしゃるし
31:06子どもたちとの人生をまだ一緒に歩みたいって多分持ってる部分はあるんじゃないか
31:11なって思ってるんだけど本人はとにかくそこを見ないように見ないようにこうしてる
31:18ようなとこが
31:19あって
31:21やっぱり何か会話の
31:24端々にあの
31:27本当の意味でもう過去ができているそれでいいんだって思ってるとは思えないっていう
31:33感覚がう
31:35あってそれが風に落ちないってやつなんだけど
31:42患者の本心を見極めようとする帯のさん
31:51担当していた患者をめぐって
31:54つらい経験をしていました
32:0116年前
32:0340代の als の男性に知らせてほしいと頼まれた母親が
32:09人工呼吸器を止める事件が起きたのです
32:14[音楽]
32:17男性は別の病院で人工呼吸器をつけていましたが
32:22やがてそのことを後悔していると
32:26母親に訴えるようになりました
32:31福井昏玉してももう限界だよ旨味だ後6船刺します
32:35[音楽]
32:37には後悔の連続ですしどうにもならないものなんです
32:43荻野さんは母親に相談されましたが
32:47人工呼吸器を外すことは難しいと伝えるしかありませんでした
32:52[音楽]
32:55例えばコーカーさんにさせてしまったっていう後悔ですよね
33:01その
33:02自分の子供を手にかけるなんて
33:05私の子供さんにいるからもう考えられないですよ
33:10hang 以来ないっていうか
33:12そのそうすることがこの子の幸せなんだって信じなきゃできないですよね
33:21自分に
33:22説明を吐く数それから
33:25もう人があのこれでいいんだって思えるまでは
33:29[音楽]
33:31最後まで付き合って
33:33[音楽]
33:36意思決定がちゃんと
33:39納得が出来るものになっていくように強度意思決定をしていくって言う
33:44そういうことをがやっぱの私たちに求められている役割だと思いますけど
33:58dj ん
34:02荻野さんは井関さんに対してある提案を持ちかけていました
34:07ん
34:08こんなに大きな海ではない品
34:12受け付けているだからと同じ新万円かかって素材ございます
34:18そのブドウを考えていますよね
34:25うんっ
34:2825年8位
34:32というものがエネルギー2
34:35いそうでい
34:37済みなんじゃー
34:40[音楽]
34:424,000円
34:44なって言って行くのはうん
34:48[音楽]
34:50いけないんでねんね
34:53版来的な容認丁目店
34:57栗分
34:59は人
35:00ん
35:01日帰ってねそれで毎日嫌な思いするくらいだったら来てことかな
35:07ねん
35:11同じ問いかけを何度もしてきましたが答えは一緒でした
35:22その後の対話を重ねます
35:26一時的に入院した際には家族がいないところで話す場も持ちました
35:35本当に今自分の人生のこれで終わっていいっていうふうに本当に納得されてるんだ
35:40のかって言う
35:43何を周囲に負担をかけなきゃいけないっていうふうに思っていらっしゃるのか
35:48介護の問題も兄も奥さんにだけ開放して守らなきゃいけないっていうこともないんじゃ
35:54ないかって言う
35:56その別のやり方もあるんじゃないか具体的に示して言ったっていう
36:00んですかねぇ
36:04少し考えてみるみたいなのにバンスの発言
36:08あったと思います
36:21それから一ヶ月後
36:26妊娠に来ればいい
36:27[音楽]
36:29井関さんが選択を変えることのないまま
36:33長男ケンタさんの結婚式の日を迎えました
36:41呼吸機能が低下していたため荻野さんは付き添うことにしました
36:48それであげましょうか大丈夫ですこれベジエレフ
36:53本当にまずい状況になったときの対処が心配なんですよね
36:58救急に行っちゃうと恐らくすぐ相関なってしまったりするから
37:02やっぱり駅さんの意志は守れないのかなって気はしますけど
37:15もし容体が急変して救急搬送されれば
37:19人工呼吸器を着けないと言う井関さんの意思を守れなくなると懸念していました
37:36[拍手]
37:42ani
37:44[拍手]
37:53温かく楽しい家庭を作ってみてくださいそれでは新郎のきちんとルールより1000円
37:59でございますか
38:00乾杯のあいさつを述べさせていただきます
38:04パッとかん
38:05キュッ
38:08きゅん
38:11ん
38:13もちろんはん
38:15お願いいたします
38:18うん
38:21[拍手]
38:21[音楽]
38:24me
38:27wh
38:28ああああああ
38:30can
38:32置かれました
38:35で少し呼びます披露宴の合間にも控室で痰の吸引など
38:41井関さんのケアが続けられました
38:44[音楽]
38:54お供と
38:57父は今日も好きねぇ
39:00えっ
39:08参加するのはん
39:10以下なってを一緒なんですけど
39:13どうしても
39:15僕の大きさの一番きれいな姿がん
39:19どうしても見て欲しかったん
39:23お父さんはずっと面白く明るく
39:27家族の中心でした6の目標の父親たのはこれから先も
39:33あなただけですこれから目標に近づいていく姿を
39:37おかあさんといっしょにん
39:39土日秒でもランプーンとで5歳ん
39:43r
39:47[音楽]
40:03結婚式の10日後
40:08井関さんの容体が x 編緊急入院しました
40:16意識はあって血圧も保たれているんだけれども
40:20時々もう酸素濃度がワーク下がっちゃうという授業を繰り返して
40:26[拍手]
40:29呼吸がしにくい状態になっていました
40:37人工呼吸器をつけるかどうか
40:40決断が迫られる状況です
40:45結構追い詰められてるでしょ謎口を出ず
40:49ダメになってもおかしくないん
40:51ほら境地的にはをこの間も確認してみたいに呼吸器つけて頑張っていくって勇気は今は
40:57ない
40:59この修羅場の中でもない
41:06翌日
41:08荻野さんはあらためて井関さんの意思を確認しました
41:18呼吸器をつけて生きることは
41:21考えられないですか
41:31介護が大変になるからという
41:34ご家族への気遣いですか
41:43苦労をかけるというお気持ちはわかりますが
41:47苦労することが
41:49すなわち
41:50不幸になることではないのでは
41:58辛い時に愚痴をこぼして相談する
42:02そのように人生を歩んでいこうという気持ちにはなれませんか
42:13荻野さんは最後に
42:16妻由美子さんから聞いた言葉を伝えました
42:20いっ
42:23主人が人工呼吸器をつけると決めたら
42:26その遺志に従います
42:33えっと
42:36泣き顔になられて
42:39しばらく感極まったっていう感じになられましたね
42:44それで私たちも黙ってあの気持ちが落ち着くまで少し
42:49お待ちして
42:51で
42:52いろいろ今いろんなことを考えなったんですねってますの
42:56ん
42:57表情からですねー
42:59でそれを文字盤で聴かせてもらいますかっていうことでもちろん初めて
43:07人工呼吸器をつけることに同意します
43:13井関さんはそう伝えました
43:282週間後
43:33なぜ気持ちが変わったのかと問いかけた荻野さんに
43:38井関さんは目の動きで伝えました
43:47先生がきっかけです
43:52家族のことを大切に配慮していただき
43:56気持ちを強く押されました
44:05呼吸器をつけて生きるって言う選択肢もそうじゃない選択肢もどちらもあなたが決めて
44:11いいんですよという話を最初からずっとしているわけですよね
44:16まあそういうふうにあのしてもらったことがきっかけだということを正
44:24おっしゃって
44:25徐々にご本人の心の中にはそういうのは普通スト
44:29芽生えてたんだと思うんですよねそういうことを考えても良いんだとか
44:35こういう風に言ってはいいんだって言う
44:38ふうな状況に感じ方が変わってきた
44:42もうかなというふうに思うんですけども
44:49[音楽]
44:56me
44:59京都で起きた事件が社会に突きつけた
45:02重いといっ
45:05医師たちは葛藤せながら向き合い続けています
45:15終末期の患者に寄り添う新庄拓哉さんです
45:21me
45:23me
45:24[音楽]
45:25もしありがとうございました
45:29弾で亡くなった長谷川太一さんの家族を訪ねました
45:35[音楽]
45:41最後の時間が患者とその家族にとって納得行くものだったのか
45:47必ず見届けることにしています
45:50[音楽]
45:53使わなくて大丈夫だよねって声かけてさせるたじゃないか
45:57ねそうだよねはい
46:01そうなんであってもあの一言でドーンとなんかこう私の中でもちょっと救われてゆく
46:10よかったね音さんってやっぱり思いますよね
46:14はいそういう一言を大きい
46:21亡くなった人に自分の診療を聞けない以上
46:25残された家族と交流を持つってことは診療してた患者さんの評価をもらっているのと僕
46:32は一緒だと思うんです
46:35医者がギリギリの状態でも答えるような努力をしないと
46:41本当はそれぞれの患者さん
46:44最後の希望に応えるないんじゃないかなっていつも思ってますね
47:01藤木さんすいません
47:04遅くなりました
47:06荻野美恵子さんは遺跡徹さんとの対話を続けています
47:14犬してからにしましょうん
47:181年2年の事ってことではなく
47:21長期間頑張ることになってきますよね
47:25だからその短距離走じゃなくって愛そうになっていくって感じですよ
47:31なんかペースはやっぱりいろいろ考えないともと無くなっちゃう
47:36[音楽]
47:44呼吸器をつけるっていうのは一つの通過点であって
47:47事前続いていくわけですよね
47:51だからまあまだいろんなことが起こってきます
47:56ただまぁ日本の法律なり観衆の中で出来ることと出来ないことってのはとしたってある
48:00と思う
48:02まあ社会が許すの中でできるだけご本人が
48:06おいきたいというのに
48:07[音楽]
48:10叶えてあげられたらいいなと思います
48:14毎巻内海悩みながら
48:16ていくってことを思います
48:18[音楽]
48:23患者が命を終えたいと言ったとき
48:26何ができるのか
48:28[音楽]
48:31そこにあったのは
48:32人生をどう生きるのか
48:35共に探し続ける
48:38大和でした
48:40[音楽]
48:55新型コロナウイルスはいつどこで発生したのか
48:59nhk は世界の科学者とともに膨大な情報を徹底分で5 add 平面ケースシッポ
49:05が pp ノベルか
49:07ねえ d 4
49:09謎に包まれたウイルスの起源を柳井市ケースだし
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