新型コロナウイルス感染症対策の文理融合研究－ウィズコロナ社会の展望 #5 パネルディスカッション【京都大学 - RIETI 共催シンポジウム】

Summary

このトークでは、新しいデータ共有の技術とその社会的なインパクトが議論されました。クリス先生はブロックチェーン技術を用いたデータ管理とNFTのビジネスモデルを紹介し、吉原先生は医療データを基に、法律や倫理を考慮したデータの収集と共有の重要性について語りました。松田先生は、個人情報保護と研究のバランスを確保しながらデータ共有の課題に取り組む必要性を強調しました。

Takeaways

• 😀 スクリプトは、新しいデータ共有の方法や技術的な側面、社会制度的な側面に関する議論を中心としています。
• 🎓 講演者は、株式会社レシカの代表取締役クリスと京都大学名誉教授の吉原裕之先生を紹介しています。
• 💡 レシカは、ブロックチェーン技術を利用してデータ管理、NFT、Web3要素技術、ビジネスモデルを実装しています。
• 🔒 ブロックチェーンは、個人データを安全に管理し、流出を防ぐことができると示されています。
• 🌐 利用された技術は、個人情報とデータを紐付けずに暗号化し、研究データの再利用を促進しています。
• 🏥 吉原先生は、医療情報を実名で集めることができる新しい法律の認定事業者として活動しています。
• 📈 データの二次利用に関する問題点と課題が議論されており、データの共有と保護のバランスが重要視されています。
• 📊 データサービスの変換やデータの標準化が、データの共有と利用を容易にするための取り組みがなされています。
• 🔗 データの共有と利用の進化は、経済の生産性向上に重要な役割を果たすと強調されています。
• 🤝 個人情報保護とデータの共有の間でバランスを保つことが、研究者や技術者の大きな課題であることが示されています。
• 🚀 ブロックチェーン技術の利用は、データ共有の新たな可能性を示唆しており、データの共有システムの未来について議論されています。

Q & A

レシカ株式会社の代表取締役クリスマスはどのような人物ですか？

クリスマスはレシカ株式会社の代表取締役であり、京都大学と共同プロジェクトを行っている人物です。

レシカ株式会社の技術はどのような分野で使われていますか？

レシカの技術はブロックチェーンを使用したデータ管理、NFT、Web3要素技術、ビジネスモデルの実装に使われています。

レシカ株式会社が提供するサービスの一つである「お酒のダオ」とは何ですか？

「お酒のダオ」は、愛好家がNFTを購入し、メンバーシップで新しいお酒を一緒に作るプロジェクトです。

データ管理において、レシカはどのように個人情報の流出を防いでいますか？

レシカはブロックチェーン技術を利用し、個人データの暗号化とIDの自己発行により、個人情報の流出を防いでいます。

京都大学名誉教授の吉原裕之先生はどのような研究を行っていますか？

吉原裕之先生は、医療情報を実名で集めることができる認定事業者として、青年カルテのプロジェクトを推進しています。

吉原先生が関与するプロジェクトでデータはどのように収集されていますか？

プロジェクトでは、医療機関から毎日XMLデータが集められ、データベースに取り込まれています。

データの二次利用にはどのような課題がありますか？

データの二次利用における課題は、データの構造化されていない問題や、データ提供の協力を得るためのインセンティブの不足などがあります。

個人情報保護法と次世代医療基盤法はどのようにデータ管理に影響を与えていますか？

個人情報保護法と次世代医療基盤法は、データの収集、保管、利用において厳格な規制を設けており、データ管理の方法に影響を与えています。

データの共有とプライバシー保護のバランスはどのように保たれていますか？

データ共有とプライバシー保護のバランスは、匿名化処理、データ暗号化、倫理委員会の審査などによって保たれています。

ブロックチェーン技術はデータ管理における個人情報保護にどのような利点がありますか？

ブロックチェーン技術は分散型のデータ管理を可能にし、データの改ざんや漏洩を防止する利点を持ちます。