マトリックス法によるテクニカル分析（2025/4/11）まだ下があるのか、底固めのやり直し

Summary

この動画では、楽天ウォレットの松田さんが、ビットコイン相場のテクニカル分析を行い、4月11日現在の価格動向を解説しています。マトリックス法を用いた分析をもとに、ダブルトップやダブルボトム、移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなどの代表的な指標を使って、現在の相場の強弱を評価。短期的には方向感が出ていないものの、重要なサポートラインを割ると更に下落の可能性があることを示唆しています。投資家にとって重要な価格ポイントと今後の展開を解説しています。

Takeaways

• 😀 ビットコインは現在、¥70,000で底を形成している可能性があり、今後の動きに注目が必要です。
• 😀 ダブルトップパターンが形成され、その後、ダブルボトムの形成も試みられましたが、現在はその否定的な展開が見られます。
• 😀 200日移動平均線が強いレジスタンスとして機能しており、両線とも下向きで、現時点では非常に弱気な市場環境です。
• 😀 一目均衡表では、転換線が基準線の下にあり、雲の下に位置しており、売りサインが出ています。
• 😀 ボリンジャーバンドはエクスパンションを開始したものの、下方向の強い動きは見られません。
• 😀 MACDはデッドクロスを示し、現在は下向きですが、両線が近づいてきており、今後のゴールデンクロスの可能性もあります。
• 😀 RSIは現在40前後で、過剰売りゾーンに近いものの、ダイバージェンスの兆しが見られ、反発の可能性もあります。
• 😀 前回指摘したダブルトップの完成後、安値を更新して¥70,000まで下げたが、今後の底型形成に注目。
• 😀 ビットコイン市場は現在、1200万円～1205万円付近の重要なネックラインで方向感が定まっていない。
• 😀 今後の市場動向を予測するためには、1200万円前後のネックラインを突破するかどうかが重要なポイントとなる。

Q & A

ビットコイン相場の現状について、松田氏はどのように分析していますか？

松田氏は、ビットコイン相場が重要な転換点にあると述べており、現在はダブルトップとダブルボトムの形成が混在していると説明しています。価格が重要なサポートライン（70万円）で反発するか、さらに下落するのか判断が難しい状況だとしています。

ダブルトップとダブルボトムのパターン分析で松田氏はどのような見解を示していますか？

松田氏は、ダブルトップの形成を期待していたが、実際にはダブルボトムが現れたものの、その後ネックラインを割ったため、このパターンが無効になったと述べています。結果として、今後の価格動向は非常に不確実であるとしています。

移動平均線に関する松田氏の評価はどうですか？

松田氏は、200日移動平均線が上昇を抑えているとし、デッドクロスが発生したことに注目しています。これは、短期的な下降トレンドを示唆しており、移動平均線は相場に対して弱気のサインを出していると評価しています。

一目均衡表の分析において、松田氏はどのようなサインを指摘していますか？

松田氏は、一目均衡表で三役逆転の売りサインが点灯していることを指摘しています。具体的には、基準線と転換線の位置関係、地行線が下抜けていることが、相場に対して弱気のサインを示していると述べています。

RSI（相対力指数）の動向について松田氏はどのように解説していますか？

松田氏は、RSIが40程度であり、過去には30台で反発したことから、現在は売られ過ぎのゾーンに近いと考えています。しかし、全体的にRSIが下落傾向にあり、ダイバージェンスの兆しが見られるとしています。

MACDの評価について松田氏はどう述べていますか？

松田氏は、MACDがデッドクロスしており、両線が下向きであることを指摘しています。しかし、線間の距離が縮まりつつあり、少し上昇すればゴールデンクロスの可能性があるため、どちらに転ぶかは不確定だと述べています。

ボリンジャーバンドの分析結果について松田氏はどのように評価していますか？

松田氏は、ボリンジャーバンドが一見弱そうに見えるものの、エクスパンションが始まったことに注目しています。バンドウォークが中途半端に終わったことから、価格の弱気な動きが続いているわけではないと評価しています。

ビットコイン相場における最も重要なサポートラインはどこですか？

松田氏は、現在のビットコイン相場の最も重要なサポートラインを70万円とし、ここを割るとさらなる下落の可能性があるとしています。このラインがサポートとして機能するかどうかが、今後の相場の方向性を決めると述べています。

松田氏が言う「総合標点2.2」という評価の意味は何ですか？

「総合標点2.2」とは、松田氏がビットコイン相場を6つの代表的なテクニカル指標で評価し、その平均点を出した結果です。指標ごとの弱気なサインやダイバージェンスが多く、全体的に相場の強さが低いと判断されていることを示しています。

4月24日に予定されているビットコイン関連の講演内容は何ですか？

4月24日に予定されている講演では、トランプ政権のビットコインへの影響について解説する予定です。具体的には、トランプ政策がビットコイン相場に与える影響や、暗号資産政策に関する展望について説明するとしています。