マンション価格はいつから下がり始めるか？～過去の暴落相場から考える～

不動産を分かり易く『ファクトストック』

15 Jun 202317:41

Summary

TLDRこの動画は、地域によって異なる中古マンション市場の動向を分析しています。需給バランスや在庫の増減をグラフで示し、リーマンショックや東日本大震災時の市場変化を振り返り、新型コロナウイルスの影響も考察しています。さらに、2020年以降の市場の変化を追跡し、価格の上昇や在庫の減少、金利の変動が不動産市場に与える影響について考察しています。

Takeaways

🏡 中古マンションの市況は地域によって変化が大きく異なる。
📉 自分の住んでいる地域の市況が最も関心を引く。
📊 在庫の増減と制約単価の関係が市況の変化を説明する指標となる。
🔍 過去の暴落相場にはリーマンショックや東日本大震災が含まれる。
📉 コロナ初期の緊急事態宣言時にも中古マンション相場は一時的に崩れた。
📈 需給が引き締まると相場が上昇する傾向がある。
🔄 市況の変化はバブルチャートで可視化できる。
🏢 都市の中枢機能が集まるエリアは経済危機の影響を受けやすい。
🌊 東日本大震災時は液状化や津波の心配があった地域が特に影響を受けた。
💼 現在の市況は地域によって異なり、一律の評価が難しい。

Q & A

最近の中古マンション市場の動向はどのようになっていますか？
-最近の中古マンション市場は地域によって大きく異なり、一部の地域では価格が下がり始めています。市場は需要と供給のバランスによって変動し、在庫の増減が相場の変化を左右しています。
過去に起きた不動産市場の暴落相場はどのような状況でしたか？
-過去にリーマンショックや東日本大震災が起きた際、不動産市場は暴落相場を経験しました。特にリーマンショック時には、都心部や機能が集約された地域が影響を受けやすくなりました。
コロナ禍の初期に中古マンション市場はどのように反応しましたか？
-コロナ禍の初期、緊急事態宣言が出た際、市場は2ヶ月間価格が下がり、在庫が減少しました。その後、需給が引き締まり、市場は回復しました。
バブルチャートとはどのようなグラフで、どのような情報を提供しますか？
-バブルチャートはX軸に制約単価の前年同月比、Y軸に在庫件数を示すグラフで、市場の動向を可視化します。バブルの大きさは取引の多さを表し、青色で表されます。
リーマンショック時の不動産市場の動向はどのようにでしたか？
-リーマンショック時には、特に都心部や機能が集約された地域で市場が大きく影響を受け、価格が下がり、売買数が減少しました。
東日本大震災の影響で不動産市場はどのように変化しましたか？
-東日本大震災の影響で、特に液状化や津波被害を受けた地域を中心に市場が低迷し、価格が下がり、在庫が増加しました。
現在の首都圏の中古マンション市場はどのような状況ですか？
-現在の首都圏の市場は地域によって異なり、一部の地域では価格が高騰しています。しかし、全体的に見ると、市場は需要と供給のバランスが崩れたり、在庫が減少したりする地域があります。
金利の変動は中古マンション市場にどのような影響を与えますか？
-金利が上がると、長期金利も上昇する可能性があり、不動産投資のコストが増大するため、市場の需要が低下する可能性があります。
2023年5月の首都圏の中古マンション市場はどのような特徴がありますか？
-2023年5月の市場は価格が高止まりしているエリアもあり、一方で価格が下がる地域も出始めています。全体的に市場はばらけており、青と白のバブルが混在しています。
都心部と郊外部の中古マンション市場の動向はどのように異なりますか？
-都心部は経済不況の影響を受けやすい地域であり、金利の変動により市場が下がる可能性があります。一方、郊外部は前年比で価格が上がる地域もあり、市場は地域によって異なります。