【第一港運（2）】創業119年 第一港運の歩み

Summary

第一港運の歴史とその変遷を語るインタビュー。創業は1905年、初めは若松港で石炭荷役を行い、戦後に「第一港運」を設立。エネルギー源が石炭から石油に変わる中、事業は多様化し、今でも石炭を取り扱う。社長は大学卒業後に入社し、競技ゴルフをしながら営業職に従事。競技ゴルフで成績を残し、30歳で引退。その後、45歳で社長に就任。会社の歴史や社長の成長過程を通じて、第一港運の今に至るまでの道のりが描かれる。

Takeaways

• 😀 1905年に創業された第一港運は、当初は石炭の積み出し港として始まった。
• 😀 若松港での事業は、曽祖父が地域の若者を束ねて始めた石炭荷役の仕事から発展した。
• 😀 初期の事業は港湾運送業というよりも、組織や団体として運営されていた。
• 😀 高度経済成長期に、行政指導で港運の組織が統合され、若松港運が設立された。
• 😀 第二次世界大戦後、独禁法により若松港運は解体され、その後「第一港運」として再スタートした。
• 😀 第一港運は設立から約75年経過し、その間に事業内容が変化、石炭から石油へとエネルギー源が変わった。
• 😀 石炭は依然として世界的にエネルギー源として重要であり、第一港運も引き続き石炭やコークスを取り扱っている。
• 😀 昔は九州・筑豊産の石炭を外に出すことがメインだったが、現在は製造業向けに石炭を輸入することが増えている。
• 😀 社長の小川氏は大学卒業後に第一港運に入社し、競技ゴルフを続けながら業務に従事した。
• 😀 競技ゴルフを引退後、小川氏は45歳で社長に就任し、約13年の経営歴を持つ。

Q & A

第一港運の創業はいつですか？

第一港運は1905年に創業しました。創業から100年以上の歴史を持つ企業です。

第一港運はどのような事業からスタートしましたか？

初めは石炭の積み出し港として、若松港で石炭荷役の仕事を行っていました。

第一港運の設立当初の組織形態はどのようなものでしたか？

設立当初は会社というよりも、岡部組という団体形式で活動していました。

若松港運はいつ設立され、どのような背景がありましたか？

若松港運は戦前に設立され、当時は私の曾祖父ではなく祖父の時代です。戦後、行政指導により解体され、1949年に第一港運が設立されました。

第一港運が設立されてから、どのような事業の変化がありましたか？

初めは石炭輸送がメインでしたが、石炭の衰退に伴い、石油など他の貨物の取り扱いも行うようになりました。

第一港運の主な取扱商品は現在どのようなものですか？

現在でも石炭やコークスが主な取扱商品であり、これらは国内で採掘されないため、輸入されています。

第一港運が取り扱う石炭はどのように供給されているのでしょうか？

現在の石炭は全て輸入品であり、国内の炭鉱はすでに閉山されています。

社長が就任するまでの経緯について教えてください。

社長は大学卒業後、第一港運に入社し、競技ゴルフを続けながらも営業の仕事を中心に経験を積んでいました。

社長がゴルフの競技を続けていた時期について教えてください。

社長は大学時代からゴルフを競技として行い、アマチュアとして日本代表に選ばれるほどの実績を持っていました。

社長が45歳で社長に就任した経緯について説明してください。

社長は30歳で競技ゴルフを引退後、十数年の役員経験を経て、45歳で社長に就任しました。