【ゆっくり解説】マツダ・スバルの最強エンジン復活!熱効率50%超え!マツダとスバルはどう凄いのか?【リーンバーンエンジン 】
Summary
TLDRこの動画は、ガソリンエンジンの燃焼効率とその向上に向けた技術革新について解説しています。ガソリンエンジンは、燃焼エネルギーの30%しか利用できておらず、残りは無駄になってしまっていると説明しました。しかし、1990年代にリーンバーンエンジンが登場し、燃費の向上を目指して技術が進化しました。リーンバーンエンジンは、燃料を極限まで減らして燃焼することで燃費を改善し、マツダやスバルなどの企業が技術を改良してきました。さらに、スーパーリーンバーンエンジンの開発で熱効率が50%を超え、環境問題にも貢献する技術として注目されています。日本の自動車メーカー、研究機関、大学が協力し、持続可能なエンジン技術を目指す姿勢が高く評価されています。
Takeaways
- 🚗 従来のガソリンエンジンは燃焼効率が30%で、残りの70%は無駄になってしまいます。
- 🔥 リーンバーンエンジンは燃費を向上させるために、燃料を極端に少なくし、空気の比率を増やします。
- 💡 マツダは圧縮点火方式を採用し、リーンバーンエンジンの技術を世界で初めて量産車に搭載しました。
- 🌟 スーパーリーンバーンエンジンは、燃費をさらに改善し、熱効率が50%を超える可能性があります。
- ♻️ リーンバーンエンジンは冷却損失とポンプ損失を減らし、燃焼効率を向上させています。
- 🚀 ガソリンエンジンの改良は、環境への影響を減らすと同時に、経済的な燃費を実現する鍵です。
- 🌐 スーパーリーンバーンエンジンの技術は、日本国内外の自動車メーカーが共通して活用できる基盤技術です。
- ⏱️ リーンバーンエンジンの技術は、1990年代にトヨタ、日産、三菱自動車がGDI技術で市場に投入しました。
- 📉 環境規制の強化とCO2排出規制の厳しさに応えるために、リーンバーン技術が再び注目を集めています。
- 🔬 研究チームは、エンジン内部の空気流れ「タンブル」を徹底的に研究し、燃焼プロセスを解明しました。
- 🎓 日本の大学、企業、政府が連携し、リーンバーンエンジンの研究を進め、技術力を向上させています。
Q & A
ガソリンエンジンの一般的な燃焼効率は何パーセントですか?
-ガソリンエンジンの一般的な燃焼効率は30%です。
リーンバーンエンジンが燃費向上に貢献する理由は何ですか?
-リーンバーンエンジンはガソリンの量を極限まで減らして薄い混合比を作ることで、燃費が向上します。
ガソリンエンジンで発生する4つの構造的損失は何ですか?
-4つの構造的損失は、冷却損失、摩擦抵抗、ポンプ損失、および排気損失です。
マツダがリーンバーンエンジンで採用している点火方法は何ですか?
-マツダはディーゼルエンジンのように圧縮によって着火させる方法を採用しており、スパークプラグで点火させるのではなく、シリンダー内の圧縮した空気に燃料を吹きかける方法を用いています。
スーパーリーンバーンエンジンの最大の利点は何ですか?
-スーパーリーンバーンエンジンの最大の利点は、通常の理論的な燃焼比率に比べて半分の燃料で燃焼することができ、燃費が向上し、環境への負荷も少なくなります。
リーンバーンエンジンの技術的な課題は何でしたか?
-リーンバーンエンジンの技術的な課題は、窒素酸化物の排出量の増加でした。燃費が良くても高温高圧で燃焼してしまうと、窒素酸化物の排出を抑えることが難しくなるためです。
スーパーリーンバーンエンジンで達成された熱効率はどの程度ですか?
-スーパーリーンバーンエンジンで達成された熱効率は50%です。
ガソリンエンジンの燃焼効率を向上させるためにはなぜ、エンジンの改良が重要ですか?
-ガソリンエンジンの燃焼効率を向上させることで、燃料を無駄なく燃焼させ、燃費を向上させることができるため、エンジンの改良が重要です。
ガソリンエンジンの燃焼効率を低下させる要因として挙げられた「ポンプ損失」とは何ですか?
-ポンプ損失とは、スロットルバルブによって吸い込まれる空気の量を調節する際に発生する抵抗による損失を指します。スロットルバルブの開度が小さく、空気の出し入れに抵抗があると、エネルギーが損失してしまいます。
リーンバーンエンジン技術が進化し、燃費向上に貢献する背景にはどのような要因がありますか?
-環境問題の深刻化と、CO2排出規制の強化背景下、燃費の良いエンジン技術の需要が高まっているためです。また、日本の自動車メーカーと大学の共同研究、さらに内閣府が取りまとめるプロジェクトによる技術革新が、リーンバーンエンジン技術の進化に貢献しています。
スーパーリーンバーンエンジンが実現した燃焼効率の向上は、どのような技術革新によって可能となりましたか?
-スーパーリーンバーンエンジンは、年少温度を下げることと素早い燃焼を可能にすることで、窒素酸化物の発生を抑えつつ燃焼効率を向上させました。また、燃料を極限まで薄めた混合比を使用することで、窒素酸化物の排出量を抑えることができました。
ガソリンエンジンの燃焼効率を向上させるためには、どのような技術的課題をクリアする必要がありますか?
-ガソリンエンジンの燃焼効率を向上させるためには、冷却損失、摩擦抵抗、ポンプ損失、排気損失を減らす技術的課題をクリアする必要があります。また、窒素酸化物の排出量を抑えつつ、安定した燃焼を実現する技術も必要です。
Outlines
😀 ガソリンエンジンの燃焼効率とリーンバーンエンジンの進化
ガソリンエンジンは燃焼エネルギーの30%しか利用できておらず、残りは無駄になる問題があります。1990年代にリーンバーンエンジンが登場し、燃焼効率が40%を超えると発表されました。最近の共同研究により、さらに燃焼効率を向上させる技術が開発され、50%を超える燃焼効率を実現しました。燃費の向上は、燃料を無駄にしないことと、環境への負荷を軽減することが可能です。
🤔 リーンバーンエンジンの原理と課題
リーンバーンエンジンは、燃料を極端に少なくすることで燃費を向上させる技術です。しかし、燃料が少なくなれば燃焼が遅くなり、発動しにくくなる問題があります。この問題を解決するために、マツダは圧縮点火方式を採用し、燃料を効率的に燃焼する技術を開発しました。一方で、リーンバーンエンジンはポンプ損失と冷却損失を減らすことで燃焼効率を向上させていますが、窒素酸化物の排出量が増加するという問題がありました。
🚀 スーパーリーンバーンエンジンの開発と意義
スーパーリーンバーンエンジンは、内閣府が推進するプロジェクトの一環で開発された技術です。通常の理論的な燃焼比率よりも燃料を半分に抑え、空気を倍増することで、燃焼効率を約50%に引き上げ、窒素酸化物の排出量も減らすことができました。この技術は、日本の自動車メーカーや研究機関、大学などが協力して開発され、日本の技術力を世界に示す重要な成果です。
🌏 環境問題と次世代エンジンの展望
環境問題を背景に、CO2排出規制が強化され、リーンバーン技術が再び注目を集めています。スーパーリーンバーンエンジンの技術は、2025年頃には市場に出回る見込みですが、これは世界のエンジン歴史に残る偉業になると期待されています。また、次世代燃料如水素を用いたエンジンの開発も進められており、これにより燃焼速度が速くなり、高い熱効率を得られる可能性があります。日本の技術力は、カーボンニュートラルに向けてヨーロッパや他の国に負けない競争力を維持し続けることが期待されています。
Mindmap
Keywords
💡燃費
💡内燃機関
💡リーンバーンエンジン
💡スーパーリーンバーンエンジン
💡冷却損失
💡摩擦抵抗
💡ポンプ損失
💡排気損失
💡窒素酸化物
💡直噴エンジン
💡次世代燃料
Highlights
ガソリンエンジンは、燃焼エネルギーの30%しか使えておらず、残りの70%は無駄になる
1990年代にリーンバーンエンジンが登場し、熱効率が40%を超える記録が設けられた
近年の共同研究により、スーパーリーンバーンエンジンが開発され、熱効率は50%を超える可能性がある
車を買う際の重要な要素は燃費で、1リットルの燃料でどれだけ遠くまで行くことができるか
エンジンの燃焼効率を上げるためには、燃料と空気を無駄なく燃焼させることが肝心
エンジンの損失源は冷却損失、摩擦抵抗、ポンプ損失、排気損失の4つ
リーンバーンエンジンは希薄燃焼を実現し、燃費を向上させる
マツダが圧縮点火方式を採用し、リーンバーンエンジンの安定した燃焼を実現
スバルはレヴォーグのエンジンでリーンバーンを実現し、独自の技術を開発
リーンバーンエンジンはポンプ損失と冷却損失を減らし、熱効率を向上させる
1996年に三菱が世界初の直噴エンジンGDIを発売
環境規制の強化と排気ガス規制により、旧来のリーンバーン技術は市場から姿を消した
スーパーリーンバーンエンジンは理論的な燃焼比率の半分の燃料で燃焼が可能に
研究チームは年少温度を下げ、窒素酸化物の発生を抑えつつ素早い燃焼を実現
日本のリーンバーン研究は世界から注目され、欧州や中国が後追いのように研究例が発表された
スーパーリーンバーンエンジンは、従来のリーンバーンエンジンの欠点である窒素酸化物の排出量も減らす
内閣府が取りまとめるプロジェクトにより、熱効率50%のエンジン技術が開発された
次世代燃料如水素を使用するエンジンは、リーンバーン技術に適しており、高い熱効率が期待できる
日本の技術力が世界に認められ、カーボンニュートラルに向けた取り組みが期待されている
Transcripts
あっぱれ日本いきなりだがガソリン
エンジンは大抵
燃焼エネルギーをどのくらい使えてるか
知ってるかうーん80%くらい残念実は
30しか使えていないんだええたったの
30%エネルギーの70%近くは動力に
反映されず無駄になってしまっているのさ
それはエネルギー問題が加速する今の時代
でもったいなさすぎるねああそうだろうだ
が1990年代にそんな効率の悪い
ガソリンエンジンの常識を覆すことになっ
たのさふむふむというと日本初の技術
リーンバーンエンジンによって
熱効率が脅威の40%を超えたのさすごい
一気に10%も効率が上がってるねさらに
は近年日本の自動車メーカーと大学による
共同研究の結果それをさらに上回る
エンジンが開発されたのさええたった10
年しか経ってないのにそれがスーパー
リーンバーンエンジンさ手前にスーパーが
付け加えられたねぇ最新のものだと
熱効率が50%を超えるそうなんだぜど
どういうこと
詳しく教えてそれじゃあ
ゆっくり解説していこう
ゆっくりしていってねそもそも車を買う
ときの条件は多くあると思うがほとんどが
気にする条件としては
燃費が上げられるよなそうだね1リットル
の燃料に対して何キロ進めるかは車を買う
上でとっても重要な要素だね近年よく言わ
れてきた低燃費っていうのは少ない燃料で
より長い距離を走ることができるって意味
だぜそうだね
燃料が少なく済む分
財布に優しいしガソリン資源も多く使わ
ないから
環境にも優しいんだよね
低燃費を実現させるには様々な方法がある
けどその一つがエンジンの改良なんだぜ
うんうんエンジンっていうのは言い換える
と内燃機関のことで一般的なもので言うと
シリンダー内で
燃料を燃焼さしてその燃焼による熱膨張の
力を動力にして車を動かしているんだよね
そうさつまりはその燃焼の効率をどれだけ
上げれるか
燃料と吸気した空気を無駄なく燃焼させ
られるかが
燃費向上につながるんだでも一般的な
エンジンは30%しかガソリンの
エネルギーを使えていないんでしょああ
そうなんだぜ残りの70%はどうなって
いるのまあ簡単に言うと捨てられているな
なんでそうなっちゃうんだろうそれには4
つの構造的わけがあるんだぜふむふむまず
一つ目が冷却損失によるものだエンジンに
ある燃焼室やシリンダーの壁にはエンジン
を冷やす冷却水が流れていて発生した熱が
そこに吸収されて熱が逃げてしまうんだ
ほほう冷却することはエンジンを守る異常
仕方がないけど必要以上に冷却されて熱が
逃げてしまうんだねああそういうことだ
もう一つが
摩擦抵抗さクランクシャフトやピストンに
はを使って潤滑させているけど
稼働時にはどうしても摩擦が生じて
エネルギーを損失してしまうんだね
詳しいじゃないか3つ目がポンプ損失と
いうものでスロットルバルブに空気を
取り込む弁が少ししか空いてない場合に
生まれてしまう損失のことを言うんだ
スロットルバルブってガソリンエンジンに
吸い込まれる空気の量を調節している
バルブだよねその通りさ簡単に言うと吸引
機みたいなもので
吸い口が大きければ簡単に空気を出し入れ
できるけど
口が小さかったり
閉塞していると空気の出し入れに抵抗が
できてしまうのと同じことだな
絞り弁って言ったりもするねああエンジン
に置き換えて話すとピストンが下がって
空気を吸い込む時にスロットルバルブの口
が少ししか開いていないとピストンが
下がりにくくなってエネルギーを損失して
しまうってことさなるほどそして最後の4
つ目はあー最後は
排気損失だ
排気ガスとして排出されている熱や
圧力がエネルギーを損失させてるって事ね
そういうことなんだぜエンジンの燃焼の
発熱量を100%として考えてこの4つの
損失を合わせると
熱がどんどん損失していき
純粋に動力として使えるエネルギーが
30%になってしまうんだぜなるほどね
まあ理屈を理解したとしてももったいなさ
すぎるよねまあそうだなじゃあ今解説して
くれたガソリンエンジンに比べて
リーンバーンエンジンは低燃費だって言っ
てたけど
具体的にはどのような違いがあるの名前に
もある通り最大の特徴はリーンバーンなん
だぜだからそれが何って聞いてるのに
つまりは希薄燃焼のことさというと
エンジンが吸い込む空気量は変えずそこに
混合するガソリンの量を極限まで減らして
薄い混合機を作るんだなるほどそれを
素早く燃焼させることで少ないガソリンで
済むから
燃費が向上するのねまあ単純に言うとそう
だな少ないガソリンで今と変わらない
汎用性能が実現できればかなり燃費が向上
しそうだけどガソリンよりも空気が多く
なると
燃焼しづらくなって
技術的な不安があるね全くその通りで
ガソリンを燃焼させるための最適な
比率は空気帯燃料で14.7:1って言わ
れてるんだ
理論上はこの割合で
燃料と酸素が加速することなく燃焼され
るってことねああそしてこのリーンバーン
エンジンの割合は30以上対1なんだぜ
ええ
燃料の割合が普通より2倍以上も薄い
じゃんそうなんだぜそうなると燃え広がる
スピードが遅くなってしまうんだそうだね
炎が燃焼室全体に燃え広がらないし
炎が消えるノッキングも起きてしまうね
ああつまりはシリンダー内で本来とは
異なるタイミングで燃焼してしまうんだ
なるほどピストンが想定していない動きを
してしまうからエンジンに大きな負担が
かかってしまうんだねまあそもそも温度が
低いと着火しないんだけどな
いやいやエンジンがかからなかったら
燃費どころの問題じゃないよ
燃料を少なくしてかつ燃焼の問題も解決
する技術が必要になるって事なんだぜ聞い
ただけだと不可能にも思えるけど
リーンバーンエンジンはどうやってそれを
可能にしたのまず問題の一つどれだけ
素早く燃料を燃え広げるかだが今までの
ガソリンエンジンはスパークプラグで着火
して
混合機を燃焼させるのが普通だよなまあ
大抵のエンジンがそうだねでもリーン
バーンさせる場合はこの方法だと温度が
低くてうまく点火できないよねああマツダ
の場合はディーゼルエンジンみたいに
圧縮によって着火させる方法を採用して
いるんだスパークプラグで点火させるん
じゃなくてシリンダー内の圧縮した空気に
燃料を吹きかける方法だね空気を圧縮する
と
温度が高くなって
燃料が燃えやすくなる性質を利用してるな
でもそれは燃えやすい軽油だからできる
ことでしょあだから実際には
圧縮した空気に火種の意味でプラグを設置
して
燃焼室内に燃え広がるようにしてるんだ
この技術は量産車では世界初なんだぜ
すごいさすがマツダの技術力だねスバルは
レヴォーグのエンジンでリーンバーンを
実現させたんだスバルも負けていないねぇ
火をコントロールすることを基本理念に
天下の時スパークプラグの近くだけ少し
濃いガソリンを噴射するんだほほうその
発想があったか
燃料と空気を混合させて
混合機を圧縮し点火するタイミングで2度
目の噴射をするんだふむふむチャッカを
助けるためにあえて来い混合機をプラグの
近くに作ってあげて
急速な燃焼の補助をしているんだねああ
そういうことなんだぜガソリンの使用量が
減ったのは分かったけどどういった内訳で
エンジンの熱効率が30%から40%に
上がったのエンジンはいろんな損失が出て
しまうって話をしたと思うが
リーンバーンエンジンはその中のポンプ
損失と冷却損失の2つを減らすことを可能
にしてるんだぜおー一気に2つも解決して
いるんだまずは使う空気の量が増えること
でスロットルが大きく開くから
抵抗が減りポンプ損失が減るんだふむふむ
さらに使う燃料が少ないから
燃焼スピードが遅くなって燃焼温度が
下がるんだぜなるほどそうすると冷却水に
奪われる熱を減らすことができるんだね
そういうことさそれで冷却損失も減らす
ことができるんだなその2つの損失を
減らすことで
従来のガソリンエンジンに比べて10%
近く熱効率を上昇させているんだねああ実
はこのリーンバーンエンジンの技術は
1990年代にトヨタや日産三菱自動車の
GDIで実用化されて市場に出回っていた
んだぜへーそんな昔から存在していたんだ
ね
1996年に発売された三菱のGDI
エンジンは世界初の直噴エンジンだったの
さシリンダー内高圧にした燃料を噴射する
技術だよねそうさただ当時のリーンバーン
の技術は完成されたものとは言えたもので
はなくオイルがオダクしたりすすが発生し
たりと
燃費向上の代償が大きかったのさその
ころって
排気ガス規制も厳しくなってきた頃だよね
ああ
参加窒素の排出量が新規定に適合できなく
て10年程度で市場からなくなってしまっ
たんだ何事も大きな壁にぶつかるけど当時
の技術では乗り越えられなかったかでも
ガソリンを直噴射する技術は現代のリーン
バーンエンジンのベースになっているよね
そうだぜマツダスバルの技術も元は三菱の
考えた技術だから日本の技術の結晶とも
言えるな日本史の教科書に載せるべきだね
そして最近では
環境問題を背景にCO2の規制が強化され
たりして再びリーンバーン技術が注目を
集めてついには大きな進展があったのさ
方法それは一体自動車
エンジニアリング会社
研究機関80もの大学が連携して
熱効率を50%まで向上させたスーパーリ
インバーンユニットの開発さスーパーこれ
は内閣府が取りまとめ次世代エンジンの
基礎技術を築き上げるためのプロジェクト
で内閣府管轄のSIPに設けられた革新的
な燃焼技術の成果なんだぜなんだかもう
壮大すぎてついていけないよこの技術の
最大の利点は通常の理論的な燃焼比率に
比べて半分の燃料で燃焼することを可能に
していることなんだぜそりゃあ凄い
ガソリンの量が半分で済めばそれは全国の
主婦に朗報ですよ
研究チームは年少温度を下げて
窒素酸化物の発生を抑えつつ
素早い燃焼可能にしたんだなるほどねそれ
でこのスーパーリーンバーンエンジンは
燃料が半分で空気が2倍になるとっても
薄い混合機の混合に成功したんだねああ
そのおかげで今まで不可能と言われてきた
エネルギー損失が低い低音燃焼と
約50%の熱効率を可能にさせたのさ
しかも
従来のリーンバーンエンジンの欠点だった
窒素酸化物も減らせているのも革新的だね
その通りだぜ
リーンバーンエンジン最大の課題とされて
いたのは
窒素酸化物の排出量だったんだぜ
燃費が良くても高温高圧になってしまうと
酸素と窒素が多くなってしまって
窒素酸化物の排出を抑えることができ
なかったんだもんねああそれのせいで三菱
GDIエンジンは規制をクリアできなかっ
たんだがこの研究のおかげで
燃料を極限まで薄めた混合機を使うことで
窒素酸化物の排出量が抑えられることが
分かったんだぜここまでの成果を出せたの
は
研究者たちの丁寧なデータ解析やプロセス
解明のおかげなんだろうねまさにその通り
でエンジンのシリンダー内部で
縦に渦を巻くような空気の流れをタンブル
と言うんだがこのの強さと方向を徹底的に
検証するためにそれ用のソフトウェアを
開発したほどだぜそりゃすごい熱量だその
おかげで
燃料を薄くしても燃えやすくなる条件を
発見したんだぜ何でもやってみる価値は
あるもんだねこの検証は世界でも初だった
んだぜ前例のないことに挑む姿勢は好きだ
なあそれ以外にも
薄い混合機を燃焼させるための点火プラグ
も詳しく研究して通常の点火プラグとは
先端の形状が違うもので試作を繰り返した
んだ点火プラグは流す電流の強さと
タイミングがとっても重要になるからね
ああこの研究の結果
燃焼を始めるプロセスを解明させたんだ
これも世界初らしいぜ
政府も関わって始めたプロジェクトだから
これくらいの成果は出してもらわなきゃね
そうだな日本での山岳連携でのリーン
バーン研究は世界からも注目を集めたんだ
ぜ当然って言ったら当然だよね2018年
にアイコマンドで国際燃焼シンポジウムて
のが開催されたんだ年商に関する討論会の
ことだねそこでは欧州や中国が日本の
後追いのように
研究例が発表されたが実際に試験に
エンジンを使って市販を前提とした詳細な
検証をした研究例は日本だけだったんだぜ
実用化を前提とした上で大量のデータを
積み上げていった日本のテクノロジーに
対する考え方は世界を相手にしても負けず
劣らずの
異形と言えるよそうだなこのスーパー
リーンバーンは自動車用内燃機関技術研究
組合に参画しているトヨタマツダホンダ
などの厩舎の自動車メーカーと
産業技術総合研究所が共通して使える基盤
技術なんだぜ日本の技術の底上げになる
研究だったんだねああだけどこの技術を
利用したエンジンが市場に出回るまでには
5年以上かかるって言われてるんだふむ
ふむ熱効率が50%を超えるガソリン
エンジンがそんなの元に届くのは早くても
2025年頃になるねああだが世界の常識
を覆すこの技術が日本が先陣切って進めて
いるのは嬉しいことだなそうだねこれは
世界のエンジンの歴史に残る偉業だと思う
よ今回はガソリンエンジンを主とした話
だったがもしこれが次世代燃料で可能に
なれば可能性はまだまだ無限大だぜ確かに
地球温暖化に関わる音質効果ガスも排出
することなく
燃料も少なくて済む
理想のエンジンの実現も近いね次世代燃料
で言うと水素なんかがあるな今特に注目を
集めてる燃料だね水素は燃焼速度が早い
から空気と燃料の比率が大きく違うリーン
バーンに向いてるんだぜ
燃焼速度が速いってことは
転嫁されると一瞬で燃焼室内の水素が
燃え広がるから高い熱効率を得られるね
あー中深領域では熱効率が50%と想定さ
れていてすでにスーパーリーンバーンとと
同じなのさまさに未来のエンジンだね次
世代燃料の登場でさらに優れたエンジンが
できる可能性も増えたってことだな世界は
EVシフトに向かっていってるけど
まだまだインフラ整備も整ってないから
内燃機関の開発に力を入れた日本の判断は
正しかったと言えるねああ日本の様々な
メーカーや大学
政府も関わってまさにジャパニーズ
アベンジャーズだぜそりゃ誰もかないっこ
ないかまとめるとエンジン技術は日々
めまぐるしく進化しているけど
従来のガソリンエンジンの熱効率は30%
しかないって話だったなそうだねエンジン
の構造上
熱損失や摩擦抵抗のせいでエネルギーを
失ってしまうからだねその損失を減らす
ことに成功し
熱効率40%を実現したのが
リーンバーンエンジンだぜ三菱が世界で
初めて開発したエンジンでマツダやスバル
が改良を重ねてガソリンの量を減らしても
安定して
追加できるようになったんだよねそして
さらに内閣府と国内自動車メーカー
研究機関大学が協力して完成したのが
スーパーリーンバーンエンジンさ
熱効率が50%にまで到達して世界からも
注目を集めることになったねこの技術は
参画した企業が共通して使える技術だから
日本の技術はまだまだ上がっていくぜ
カーボンニュートラルに向けて
ヨーロッパや他の国に負けることなく日本
の技術を見せつけていってほしいね今回の
動画はここまでだぜこの動画が良かったと
思ったら高評価チャンネル登録もお願いし
たいぜ動画の感想やコメントも待ってるわ
それじゃあ次の動画でもお会いしましょう
ご視聴ありがとうございました
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