簿記が得意になる思考法を教えます!

CPAラーニング
1 Nov 202206:29

Summary

TLDRこのビデオでは、簿記の特徴である「左右の分け方」に焦点を当てています。簿記は、会社の取引を細かく仕分けし、記録していくプロセスです。重要なのは、仕訳、勘定試算表(BS)、貸借対照表、そして損益計算書を通じて、全ての場面で「左右」を意識することです。それぞれの場面で左右が意味する内容は異なり、仕訳では取引の二面性、試算表では資産と費用、負債と純資産収益の関係、貸借対照表では資金の調達源泉と運用形態、損益計算書では費用と収益の差額を表します。理解を深めることで、簿記をより効果的に活用できるでしょう。

Takeaways

  • 📚 簿記の特徴は、「左右に分ける」という考え方です。これは簿記を理解し、得意にするために重要です。
  • 💡 簿記は、会社の取引を細かく仕分けし、記録していくプロセスを意味しています。
  • 📈 仕訳は、取引の二面性(現金が増えたという事実と、売上という収益が発生したという側面)を意識して左右に分ける必要があります。
  • 📊 勘定試算表は、増減を表すために左右に分かれています。左側は増加、右側は減少を意味しています。
  • 🧾 貸借対照表は、中心線境目にして左が資産、右が負債と純資産に分かれています。これは資金の調達源泉と運用形態を表します。
  • 📊 損益計算書は、左が費用、右が収益と分かれています。これはかかった金額と獲得した金額の差額を計算することで利益を求めます。
  • 🔍 簿記の各場面で左右に分けることの意味は異なります。それぞれの場面での意味を理解することが重要です。
  • 📝 簿記は1年間の流れを表すため、1年間を通じて行われる取引を記録し、最後に勘定残高を試算表に移してチェックします。
  • 🎓 学習者が簿記のイメージをつかむためには、仕訳、勘定試算表、貸借対照表、および損益計算書のイメージを理解することが役立ちます。
  • 📖 簿記を理解するためには、左右に分けることの重要性だけでなく、その意味を理解し、適用することが求められます。
  • 🔗 登川がCPIラーニングで簿記32級の講義を行っていることを知り、さらに学習リソースにアクセスできるようになります。

Q & A

  • 簿記の最も特徴的な部分は何だと思いますか?

    -簿記の最も特徴的な部分は、左右に分ける考え方です。日常生活では左右に分ける場面がほとんどないですが、簿記ではよく出てくるため、これを意識することが重要です。

  • 簿記の流れを簡潔に説明してください。

    -簿記は、会社の取引を仕分けし、それを適切な勘定科目に転記していくプロセスです。1年間を通じてこれを行い、年終わりに勘定残高を試算表に移してミスがないかチェックし、その後貸借対照表と損益計算書を作成します。

  • 仕訳帳の左右に分ける意味は何ですか?

    -仕訳帳の左右は、取引の二面性を表します。たとえば、物を売った場合、左側は現金の増加を意味し、右側は売上の発生を意味します。

  • 貸借対照表の左右に分ける意味は何ですか?

    -貸借対照表の左側は資産を、右側は負債と純資産を表します。左側は資金の運用形態を、右側は資金の調達源泉を意味しています。

  • 損益計算書の左右に分ける意味は何ですか?

    -損益計算書の左側は費用を、右側は収益を意味します。つまり、左側がかかった金額で、右側が獲得した金額です。損益はこれらの金額の差額で計算されます。

  • 感情試算表の左右に分ける意味は何ですか?

    -感情試算表の左右は、増加と減少を意味します。左側が増加(収入)を、右側が減少(支出)を表します。

  • 簿記を学ぶ際に、なぜ左右に分ける考え方が重要なのですか?

    -簿記を学ぶ際には、取引の二面性や資産・負債の関係、また費用と収益のバランスを理解する必要があります。左右に分ける考え方が、これらの要素を整理し、簿記の全体像を把握する上で不可欠です。

  • 簿記において、勘定科目とは何ですか?

    -勘定科目は、企業の財務状況を整理し、会計上の取引を記録するために用いるカテゴリーです。それぞれの取引は、適切な勘定科目に記録され、会社の財務状況を正確に反映することができます。

  • 試算表とは何ですか?また、なぜ重要なのですか?

    -試算表は、全ての勘定科目の残高を集計し、左右のバランスを確認するための会計書類です。重要性は、会計上の誤りを発見し、修正する機会を提供し、会社の財務状況を正確に把握できるようにする点にあります。

  • この講義を聴いた後に、簿記の理解が深まったと感じた場合、何をすべきですか?

    -この講義を聴いた後に簿記の理解が深まったと感じたら、チャンネル登録をして、さらに学ぶ機会を確保し、CPIラーニングで提供されている簿記32級の講義にも参加することをお勧めします。

  • 簿記の学習で、最も初心者におすすめするアドバイスは何ですか?

    -簿記の学習で初心者におすすめのアドバイスは、基本的な概念をしっかりと把握することです。特に、左右に分ける考え方や、取引の二面性を理解することが、簿記を効果的に学ぶ上で非常に重要です。

  • このビデオで説明された簿記の考え方を使って、実際のビジネス状況を分析するにはどうすればよいですか?

    -実際のビジネス状況を分析するには、まず全ての取引を簿記の観点から見直し、適切な勘定科目に記録します。次に、試算表や貸借対照表、損益計算書を利用して、資産・負債のバランスや、費用対収益の関係を分析します。これにより、ビジネスの財務状況を客観的に把握し、改善点を見つけることができます。

Outlines

00:00

📚 簿記の特徴と左右の意味

登川さんが、簿記の基本的な考え方を解説しています。簿記は、会社の取引を仕分けし、記録していくプロセスです。特に、簿記において特徴的なのは「左右に分ける」考え方で、日常生活では考えることが少ない対称的な考え方です。ホワイトボードを使って、仕訳帳、試算表、貸借対照表、損益計算書のイメージを説明し、簿記の流れを理解する手助けをしてくれます。重要なポイントとして、簿記においては「左右」が持つ意味が場面によって異なることを注意するようにアドバイスしています。

05:02

📊 試算表と損益計算書の左右の意味

登川さんは、試算表と損益計算書における「左右」の意味を詳しく説明しています。試算表では、勘定科目の残高を左右に分けて記録し、左側が資産と費用、右側が負債と純資産、収益を意味するという対称的な関係があります。一方、貸借対照表では、左側が資産を意味し、右側が負債と純資産を意味するので、資金の調達源泉とその運用形態を表しています。損益計算書は、左側が費用、右側が収益とされ、利益を計算する際に用いられます。これらの説明を通じて、簿記の記入ルールを理解することができ、簿記を効果的に活用できるようになります。

Mindmap

Keywords

💡簿記

簿記とは、企業の取引を記録し、財務状況を把握するプロセスを指します。このビデオでは、簿記の基本的な考え方と、それがビジネス活動を管理する上での重要性が説明されています。簿記は、企業の収支を正確に把握するために欠かせない技能です。

💡左右に分ける

簿記において、取引を左右に分ける考え方は、収支を整理し、財務諸表を作成する際に不可欠です。ビデオでは、左右に分ける考え方が簿記の核心であり、収益や費用、資産や負債を整理する際に重要な役割を果たしていると説明しています。

💡勘定科目

勘定科目は、企業の財務活動を細分化し、整理するために使用されるカテゴリーです。ビデオでは、勘定科目がどのようにして簿記の流れに組み込まれ、財務報告の正確性に貢献するかが説明されています。

💡仕訳

仕訳とは、企業の取引を記録するプロセスであり、簿記の基本的な構成要素です。ビデオでは、仕訳がどのようにして収益や費用を記録し、財務状況を反映するかが解説されています。

💡試算表

試算表は、企業のすべての勘定科目の残高を集計し、バランスを取るために使用される財務文書です。ビデオでは、試算表が資産と費用、そして負債と純資産収益のバランスを示す方法が説明されています。

💡貸借対照表

貸借対照表は、企業の資産と負債、純資産を表示する財務諸表です。ビデオでは、貸借対照表が資金の調達源泉とその運用形態をどのように表現するかが説明されています。

💡損益計算書

損益計算書は、企業の収益と費用を比較し、利益を計算する財務文書です。ビデオでは、損益計算書がかかった金額と獲得した金額の差額をどのように計算するかが解説されています。

💡資産

資産とは、企業が所有し、経済的利益をもたらすものを指します。ビデオでは、試算表や貸借対照表において資産がどのように位置づけられ、企業の財務状況を表すのかが説明されています。

💡費用

費用とは、企業の経営活動によって発生し、収益を生成するために必要な支出を指します。ビデオでは、試算表における費用の位置づけや、損益計算書で費用がどのように収益と比較されるのかが説明されています。

💡収益

収益とは、企業の経営活動によって生成される利益を指します。ビデオでは、収益がどのようにして損益計算書に記録され、企業の経済的な成果を示すのかが解説されています。

💡純資産

純資産とは、企業の資産から負債を差し引いた残りの価値を指し、所有主に帰属する企業の価値です。ビデオでは、貸借対照表における純資産の意味や、それが企業の財務健全性を示す指標としての役割が説明されています。

Highlights

皆さんに語気を得意にするための思考法を紹介します

簿記の特徴として「左右に分ける」という考え方を意識することが重要だと述べています

簿記は、会社の取引を仕分けし、記録していくプロセスだと説明しています

1年間を通じて、勘定残高を試算表に移し、ミスがないかチェックするプロセスが説明されています

仕訳、勘定試算表、貸借対照表、損益計算書の関係が紹介されています

簿記のイメージを理解するために、T字型のイメージを用いて説明しています

試算表は、勘定科目の残高を左右に分けて集計する表として紹介されています

貸借対照表と損益計算書は、資金の調達源泉と運用形態、かかった金額と獲得した金額の関係を表すと説明しています

簿記の学習で、左右の意味合いを理解することが大切だと強調しています

仕訳における左右は取引の二面性を意識し、増減を分左右に分ける必要があると説明しています

感情は、増加と減少を分左右に分けて記録していくという考え方が紹介されています

試算表の左右は、資産と費用、負債と純資産収益の合計額を表すと説明しています

貸借対照表の左右は、資金の調達源泉と運用形態を意味するというポイントが強調されています

損益計算書は、費用と収益の差額から利益を計算するという考え方が説明されています

簿記を理解するために、左右に分けることとその意味合いを理解することが重要だと結論づけています

CPIラーニングで簿記32級の講義を行っていることが告知されています

チャンネル登録やCPIラーニングへのアクセスを呼びかけています

Transcripts

play00:00

はいみなさんこんにちは

play00:01

シンデレラーニングの登川と申します今回

play00:04

は皆さんに語気を得意にするための思考法

play00:08

これをお伝えしていこうと思いますぜひ

play00:11

最後までご覧くださいところで皆さん

play00:14

簿記の一番の特徴的な部分って何だと思い

play00:17

ますか

play00:19

簿記って勉強してみるとかなり特殊なこと

play00:21

をですねいろいろやっていきますので全部

play00:24

特徴的だなみたいな風に思われるかもしれ

play00:27

ませんただその中でも私個人的に一番特徴

play00:31

的だなと思うのが左右に分けるこの部分か

play00:35

なと思っていますなぜかというと日常生活

play00:39

では左右に分けて考える場面だって

play00:42

ほとんどないんですねで一方で

play00:45

簿記では左右に分けて考えるっていう場面

play00:47

play00:48

めちゃくちゃよく出てきますということは

play00:51

簿記を得意にするためにはその左右に

play00:53

分けるこの点を意識する必要があるという

play00:56

ことなんですねで今日はその点について

play00:59

このホワイトボードを使いながら皆さんに

play01:02

お伝えをしていきますまずこちらを見て

play01:05

いただくと仕訳

play01:08

勘定試算表bspl

play01:10

貸借対照表と損益計算書これを書かせて

play01:13

いただきましたでまずこの1行が何かって

play01:16

いうと僕の全体像を意味しています

play01:20

簿記っていうのは会社が行った取引を

play01:23

仕分けしていくそしてそれを感情に転記し

play01:26

ていく基本的には1年間これをずっとやっ

play01:29

ていくわけですねで1年間終わったらこの

play01:33

勘定残高を試算表に移してミスがないか

play01:36

どうかをチェックしていくでチェックが

play01:38

できたらじゃあ貸借対照表と損益計算書を

play01:41

作っていこうとこれが1年間の流れですの

play01:44

play01:45

簿記はこういう流れで進んでいくよとこれ

play01:48

を意味してると思ってくださいでこの時に

play01:50

すぐしたい簡単な図を作ってみました仕訳

play01:54

のイメージはこんなイメージ感情はこう

play01:56

いうT感情試算表っていうのは真ん中に

play01:59

勘定科目が並んで左右に金額を書いていく

play02:02

BSはこういうイメージPLはこういう

play02:05

イメージ1回勉強していただくとこの

play02:08

イメージについた簡単につかめるかなと

play02:10

思いますでこの時に今日のテーマ

play02:14

簿記の特徴は左右に分けるこの部分にある

play02:16

よとで具体的には何かっていうと仕訳見て

play02:20

いただくと左右に分かれています感情も

play02:24

左右に分かれている試算表についても金額

play02:27

を左右に書いていく

play02:29

貸借対照表も中心線境目にして左右に

play02:32

分かれている

play02:33

損益計算書を左右に分かれているという

play02:36

ことで全てに共通しているのが左右に分け

play02:39

て考えていくというところこれがですね1

play02:43

個分かったかなと思いますだとすると

play02:46

簿記をしっかり理解するためには左右に

play02:48

分けて考えることが大事なんだなという

play02:50

ことがなんとなくつかめると思うんですが

play02:52

ここで一つ注意点がありますそれは確かに

play02:56

全ての場面で左右に分けていくんですが

play03:00

粗熱の場面において左右の意味合いが

play03:02

ちょっと

play03:03

異なるこの点が1個ポイントなんですねで

play03:07

具体的にはどういうことかというと仕訳に

play03:10

おける左右これ何を意味してるかそれは

play03:12

取引も2年生です例えば物を売りまし

play03:16

たって言った場合

play03:18

物を売って現金入ってきた場合には現金が

play03:21

増えたっていう一面とその結果儲かった

play03:24

売上っていう収益が発生したっていう側面

play03:26

この二面性に注目して左右に分けていこう

play03:30

これが仕分けなんですねですので仕分けに

play03:33

おける左右は取引も二面性を意識する必要

play03:36

があります一方でこの感情感情の場合は

play03:39

どうかというと二面性ではなくて増減です

play03:42

例えば現金勘定の場合には左画像が右が

play03:47

現象という風になるわけですが感情って

play03:49

いうのは左右を増加と減少に分けて記録し

play03:53

ていこうというものになりますので感情の

play03:55

左右が増加と減少を意味しております

play03:59

で3つ目試算表試算表の左右は何を意味

play04:03

するか試算表っていうのは全ての勘定科目

play04:06

を集めてきて左右にその残高を書いていく

play04:09

そういう表でしたでその結果として左側に

play04:13

乗っかってくるのは資産と費用ですで一方

play04:16

で右側に乗っかってくるのは

play04:19

負債

play04:19

純資産収益この要素たちですねですので

play04:23

試算表の左右っていうのは資産と費用の

play04:26

合計額右側っていうのは負債と純資産と

play04:29

収益の合計額このようになりますで最後に

play04:33

psplいきましょうまずBS

play04:36

貸借対照表においては中心線境目にして左

play04:39

が資産右が負債と純資産このように分かれ

play04:43

ていますじゃあこの意味合いは何ですかと

play04:46

いうと中心線の右側っていうのは資金の

play04:49

調達源泉どういう風にお金を集めてきまし

play04:53

たかを意味しています一方で左側というの

play04:56

はそれをどういう風に運用しているのか

play04:59

運用形態を意味しています

play05:02

貸借対照表の左右は資金の調達源泉と運用

play05:05

形態こういう意味合いを持っています一方

play05:08

で損益計算書はどうでしょうと言うと左が

play05:11

費用右が収益ですこれはざっくり言うと

play05:14

左側がかかった金額右側が獲得した金額

play05:19

つまり損益計算書はかかった金額と獲得し

play05:22

た金額の差額で利益を計算していくそれを

play05:25

意味しているんですねこういった形で

play05:28

簿記っていうのは全ての場面で左右に分け

play05:32

て考えていくという話が出てきますので

play05:34

そこをまず意識することが非常に大切一方

play05:38

で左右に分けるんだなだけで終わらせて

play05:41

しまうと1個1個でちょっとその左右の

play05:44

意味合いが異なってくるんで

play05:46

理解が若干不足してしまう何をやってるか

play05:49

よくわからなくなってしまうそういう風に

play05:52

なってしまいますですので今回の動画を

play05:54

聞いていただいてその左右に分けている

play05:57

なっていうこととそれぞれの場面における

play06:00

左右の意味合いこれを分かっていただけれ

play06:02

ば今日の講義はOKですもしこの動画が役

play06:06

に立ったなと感じてくれた場合にはぜひ

play06:08

チャンネル登録をお願いいたします

play06:10

また私はCPIラーニングで

play06:13

簿記32級の講義をやっておりますので

play06:15

ぜひそちらについてもアクセスをして

play06:17

いただければなと思いますじゃあそうし

play06:19

ましたまた次の動画でお会いしましょう

play06:21

バイバイ

Rate This

5.0 / 5 (0 votes)

Do you need a summary in English?