肌再生の専門家が、ワセリンの正しい使い方を解説します

北條元治 | 形成外科医・肌の再生医療の専門家
11 May 202208:24

Summary

TLDRワセリンの使い方とその効果について、皮膚科医と一般の人それぞれの視点から語られたスクリプトの要約です。皮膚科医は、ワセリンを万能の軟膏や保湿剤として重視し、皮膚のバリア機能が低下している場合や異常のある皮膚に対しては、ワセリンをベースにした治療を推奨します。一方で、一般の人や化粧品に携わっている人々は、正常な肌をケアする際にはワセリンよりも他の化粧品を選ぶ傾向があります。また、皮膚トラブルがある場合やその兆候がある時には、ワセリン以外の化粧品は避けるべきであり、ワセリンは皮膚の保護と保湿に最適です。最後に、ワセリンは様々な薬剤の基剤としても使われ、柔軟な使用方法が紹介されています。

Takeaways

  • 🧴ワセリンは皮膚科医にとっては万能の軟膏として見なされています。
  • 🚫化粧品を使用中に異常が発生した場合、使用を中止し医師に相談することが推奨されています。
  • 💧ワセリンは皮膚のバリア機能が低下している場合や皮膚に異常がある場合の優れた保湿剤です。
  • 📉一般の人からすれば、ワセリンは使い勝手が悪いと感じられることがあります。
  • 🚫ワセリンは皮膚トラブルを起こしているときやその気配がある場合は、他の化粧品とは異なり、使用しない方がいいとされています。
  • 🧽ワセリンは皮膚の保護と保湿に役立ちますが、皮膚のバリア機能が正常な状態にあるときには、より快適さを提供するために使用されるべきです。
  • 🚨皮膚にトラブルがある場合、ワセリンと水に限定することが推奨されており、化粧品は避けるべきです。
  • 🩹皮膚の傷害や炎症に対しては、ワセリンを使用してガーゼを貼ることで保護と保湿が行われます。
  • 🍎ワセリンの良い点と悪い点は、前提条件や状況によって変わります。
  • 🧪ワセリンは医薬品の基剤としても使用され、他の薬物と混ぜて使用されることがあります。
  • 📚ワセリンの使用法と効果については、医師や皮膚科医の助言を受けることが重要です。

Q & A

  • ワセリンの正しい使い方を教えてください。

    -ワセリンは皮膚のバリア機能が低下している場合や皮膚に異常がある場合に非常に有効です。皮膚にトラブルがある場合は、現在使っている化粧品をやめて、ワセリンで保湿することが推奨されます。

  • ワセリンはどのような状況で使えますか?

    -ワセリンは正常な皮膚でも傷ついた皮膚でも使えます。例えば、擦りむいたところや熱傷患者の植皮後の保湿に使われます。

  • ワセリンを使った場合、何が起こる可能性がありますか?

    -ワセリンは何の変化も起こさずに保湿できるため、万能と呼ばれています。ただし、ベトベトする感覚が嫌われる人もいることがあります。

  • 皮膚のバリア機能が壊れていないとき、ワセリンはどのように使えば良いですか?

    -皮膚のバリア機能が正常に保っている場合、ワセリンは保湿として使えますが、化粧品として使用する必要はありません。その際は、保湿効果が必要なだけ使用しましょう。

  • ワセリンはどのような肌のトラブルに対処できますか?

    -ワセリンは接触性皮膚炎やアトピーの悪化など、皮膚の異常状態に対する保湿剤として使われます。また、皮膚のトラブルを予防するためにも有効です。

  • ワセリンと化粧品はどのように使い分ければ良いですか?

    -皮膚のバリア機能が破綻している場合は、ワセリンを使って保湿しましょう。逆に、皮膚のバリア機能が正常な場合は、化粧品を使って快適さを追求できます。

  • ワセリンはどのような肌のケアに向いていますか?

    -ワセリンは皮膚のケアにおいて万能であるとされていますが、特に皮膚のバリア機能が低下している場合や皮膚に異常がある場合に向いています。

  • ワセリンはどのようにして皮膚を保湿しますか?

    -ワセリンは皮膚の表面を潤滑し、水分の蒸发を防ぎ、皮膚を保湿する効果があります。また、刺激を与えにくいので、敏感肌にも使えます。

  • ワセリンを使った後、皮膚がベトベトする感じがする場合はどうすれば良いですか?

    -ワセリンを使った後、皮膚がベトベトする感じがする場合は、使用量を減らしてみることが良いでしょう。また、肌の状況に応じて他の保湿剤との併用も検討してみてください。

  • ワセリンはどのような肌のトラブルに対しては避けるべきですか?

    -ワセリンは皮膚のトラブルを悪化させる可能性があるため、皮膚のバリア機能が壊れたり、ニキビになったり、日焼けを起こした肌には避けるべきです。そのような状況下では、専門家のアドバイスを求めることが重要です。

  • ワセリンは化粧品のベースとして使われることがありますが、どのような場合に使われますか?

    -ワセリンは、化粧品で強い薬剤を薄くするために使われることがあります。また、皮膚科医が処方する軟膏のベースとしても使われ、皮膚のトラブルを緩和する効果があります。

  • ワセリンを使った後、枕がベトベトになるのはなぜですか?

    -ワセリンは皮膚を潤滑し、水分を保持するため、使用过量になればベトベトする感触が残ることがあります。適量を用いて肌に適応させる時間を与えることで、この問題を軽減できます。

Outlines

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🤔 ワセリンの正しい使い方と皮膚科医の視点

ワセリンの使い方とその良し悪しは、人や状況によって大きく異なります。皮膚科医は、皮膚のバリア機能が壊れたり異常のある人しか診ないため、正常な肌を持つ人々とは異なる視点を持ちます。医者から見るとワセリンは万能の軟膏や保湿剤として位置付けられており、皮膚トラブル時の一時的な解決策として非常に有効です。ただし、正常な肌を持つ人々にとっては、ワセリンは使い勝手が悪いと感じられることが多く、保湿効果を感じないという意見もあります。皮膚トラブルがある場合は、ワセリンをベースとした治療を受けることをお勧めとされ、皮膚の状態に応じた適切なアドバイスを求めることが重要です。

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🚫 ワセリンの使用について注意する場面

ワセリンは万能であるとされていますが、使用する場面には注意が必要です。例えば、手をすりむいたりやけどした場合には、ワセリンは絶対に使わないべきです。また、皮膚のバリア機能が壊れている場合や、ニキビ、日焼けなどの皮膚トラブルがある場合は、ワセリン以外の化粧品を使って保湿や保護を試みることは避けるべきです。皮膚トラブルを抱える場合や予防する場合は、ワセリンを優先的に使用することが推奨されています。また、化粧品は皮膚のバリア機能が正常に働いている時に快適さを提供するためのものであり、皮膚の問題を解決するものではないという考え方も重要です。

Mindmap

Keywords

💡ワセリン

ワセリンとは、皮膚の保湿剤として幅広く使われるもので、特に皮膚科医が推奨する万能薬として位置づけられています。皮膚のバリア機能が低下している場合や、皮膚トラブルを抱えている場合に最適な治療として用いられます。動画では、ワセリンをベースにした軟膏が皮膚の状態に応じて様々な症状に応じて使用される方法が説明されています。

💡皮膚のバリア機能

皮膚のバリア機能とは、皮膚が持つ自然な保護機能で、外界の刺激や細菌などから身体を守る役割を果たします。動画では、皮膚のバリア機能が低下していると、様々な皮膚トラブルが発生しやすくなると説明されています。

💡接触性皮膚炎

接触性皮膚炎とは、皮膚が特定の物質に接触した際に引き起こされる炎症性皮膚病のことで、化粧品の使用などによって発症することがあります。動画で言及されており、ワセリンがその症状を緩和するために用いられるとされています。

💡万能薬

万能薬とは、様々な症状や病状に対して効果を示す薬剤の俗称です。動画では、ワセリンが皮膚の状態にかかわらず使えるため、皮膚科医に愛用される万能薬として紹介されています。

💡保湿

保湿とは、皮膚を適度な湿気で包むことで、乾燥や刺激を防ぐ皮膚ケアの基本的な概念です。動画では、ワセリンが皮膚の保湿に非常に優れているとされ、皮膚の状態に応じた使用方法が説明されています。

💡化粧品

化粧品とは、美容やスキンケアを目的として使用される製品の総称です。動画では、正常な皮膚を持ち、化粧品を使用している人々にとってはワセリンが使い勝手が悪いと感じられる場合があると触れています。一方で、皮膚トラブル時には化粧品の使用を避け、ワセリンに置き換えることが勧められています。

💡アトピー

アトピーは、皮膚や呼吸器に起こるアレルギー性疾患です。動画では、アトピーが悪化した人に対してもワセリンが有効であるとされています。皮膚のバリア機能を保護しながら症状を緩和する効果があると説明されています。

💡スプレー

スプレーとは、液体を容器から空中に散布させるための容器です。動画ではキュレルというスプレーが触れられており、ワセリンと組み合わせて使用される場面があるとされていますが、皮膚の状態によっては使用しないことが勧められると指摘されています。

💡皮膚トラブル

皮膚トラブルとは、皮膚に異常が生じた状態のことで、アレルギー、乾燥、炎症などが考えられます。動画では、皮膚トラブルがある場合やその可能性がある場合にワセリンの使用が推奨されており、他の化粧品よりも優位な理由が説明されています。

💡ガーゼ

ガーゼとは、医療用途で使用される綿や合成繊維の薄い布で、傷口の保護や固定などに用いられます。動画では、皮膚の傷口を保護・保湿するためにワセリンで潤滑したガーゼが使用される方法が紹介されています。

💡ステロイド

ステロイドとは、抗炎症作用を持つ医薬品の一種で、皮膚科で皮膚炎症の治療に用いられることがあります。動画では、強いステロイド薬剤とワセリンを混ぜて使用することで、症状を緩和しながら副作用を軽減することができると説明されています。

Highlights

ワセリンは皮膚科医の視点から万能の軟膏、塗り薬、保湿剤として位置づけられており、皮膚のバリア機能が低下している場合の使用が推奨されています。

化粧品を使用中に異常が発生した場合、使用を中止し医師に相談することが重要です。

皮膚科医は、化粧品によって皮膚に異常を引き起こした人々を扱うことが多く、その際にはワセリンを使用して皮膚を保護・保湿します。

ワセリンは、皮膚の状態にかかわらず、正常な皮膚も傷ついた皮膚も使用可能です。

ワセリンは、皮膚トラブルを抱えた場合やその気配がある場合に限り、他の化粧品とは異なり、使用することが推奨されます。

正常な皮膚を持つ人々は、ワセリンよりも他の化粧品を選ぶ傾向があります。

ワセリンは、皮膚の保護と保湿に役立ちますが、使い勝手が悪いとの意見も持ち合わせています。

皮膚のバリア機能が破綻している場合、化粧品で治そうとすることは矛盾しており、その際にはワセリンの使用が推奨されます。

ワセリンは、皮膚トラブルを起こしている場合に限り、他の保湿剤や化粧品とは異なり、使用することが適切です。

皮膚のケアにおいて、ワセリンは皮膚のバリア機能が正常に保たれている場合に快適さを提供するものであり、治療目的ではありません。

ワセリンは、皮膚に傷害を加える可能性のある他の成分を含む化粧品とは異なり、安全性が高いとされています。

皮膚トラブルを抱える人々に対して、ワセリンは基本的な治療として提供され、症状が軽い場合にはワセリンのみで対応することが多いです。

ワセリンは、皮膚のトラブルを抱える人々に対して、他の治療手段と組み合わせて使用されることもあります。

ワセリンは、皮膚の状態に応じて適切な使用方法を選ぶ必要があり、皮膚の状態やトラブルを無視して単純に使用するべきではありません。

ワセリンは、皮膚の保護と保湿に役立つが、皮膚の状態やトラブルを理解し、適切な使用を心がける必要があります。

ワセリンは、皮膚科医が推奨する万能薬として位置づけられているが、一般の人々の視点からは使い勝手が悪いと感じられる場合があります。

ワセリンは、皮膚にトラブルがある場合の原点回帰として使用され、皮膚のバリア機能を保護・保湿する効果があります。

ワセリンは、皮膚の状態に応じて使い分け、皮膚のバリア機能が低下している場合に限り、他の成分を含まない安全性の高い選択肢として提供されます。

Transcripts

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ワセリン

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ワセリンの正しい使い方

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「ワセリンはいいのか悪いのか?」 みたいな話になるんですが

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これはなかなか難しいというか

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言えないでしょうという話なんですね

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リンゴはいい食べ物か悪い食べ物か とか言われても困っちゃいますよね

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医者というのは

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特に皮膚科医なんですけれども 皮膚のバリア機能が壊れた人

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それから皮膚に 異常のある人しか見ていません

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もうこれは 当たり前のことなんですけども

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正常な肌の人なんて診ませんから

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みんな肌にトラブルを抱えたり

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皮膚のバリア機能が低下した人が 来るんですね、皮膚科というのは

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そういう視点から見るワセリンという話と

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それから一般の人ですね 化粧品に携わっている人もいいです

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そういう人というのは、正常な肌を見ます

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正常な肌を持っている人から、相談を受けて

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乳液とか化粧水とか、美容液というものの 相談にのっています

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そういう人たちから見たワセリンと

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肌の異常しか見てない 医者から見たワセリンというのは

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全然違う視点、違う評価になってます

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そういう2つの見方がある ということにおいて

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これから視聴していただければ 良いと思います

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まず、医者の視点から見るワセリンというものは

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どういうふうに映っているかというと

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万能の軟膏

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万能の塗り薬

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万能の保湿剤 というふうに映っています

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よく化粧品とかに

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ご使用中に異常があったときには

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直ちに使用を中止して医師に相談して くださいって書いてありますよね

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これはどんな化粧品にも書いてあります

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これはどうして書いてあるかというと そういう事例がよく起こるから

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一般の人から見ると 1000人に1人とかというと稀なケースで

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読み飛ばすんですけど 医者の側から見ると

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そういう人たちが集まってきます

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化粧品を使ってかぶれた人とか

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歯磨きをやって口がパンパンになっちゃってた人とか

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化粧品を変えたらピリピリして

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そこからまぶたが腫れ上がっちゃったとか

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そういう人が来るんですね

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そういう時には何を言うかっていうと

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今使っている化粧品は 直ちにやめてください

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お化粧を塗って、洗顔した時に

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顔もカピカピするじゃないですか

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ワセリンにしてください

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ワセリンでいいです

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もうどんな状況の接触性皮膚炎であろうとも

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アトピーが悪化した人でいいんですけど

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基本的には「ワセリン基剤」

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ワセリンをベースにした お薬の軟膏を渡します

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特に症状が軽い人の場合には その化粧品やめてください

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そのネイルをやめてください

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その白髪染めもやめてください

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ワセリンに使ってください ってことを言います

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「なぜ?」って患者さんに聞かれるけど

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ワセリンは万能ですから

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絶対ワセリンで保湿してください ということは言います

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これが医者の視点ですねなぜかというと

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皮膚のバリア機能が破綻している

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皮膚が損傷を受けている

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皮膚が異常な状態になっている時には

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ワセリンしか手段はないんですね

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ワセリンというのは どんな状況でも使えます

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例えば擦りむいたところに ワセリンを使うということもあります

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熱傷患者で植皮を使った後

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培養皮膚を移植した時にも ワセリンで保湿します

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これがワセリンには役割なんですね

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正常の皮膚にも使えるし 傷ついたところにも使える

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何の変化も起こさない

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しかも、保湿ができるということで 「万能」です

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正常の人 化粧品どれにしようかなとか、ママ友とか

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正常な人たちがお肌について 「いいものない?」という時の視点では

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ワセリンは最悪だと思います

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なぜかというとベトベトする

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それから思ったより 保湿効果がないというのはあります

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そういうような視点からいうと

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医者に行ったら 「ワセリン最強説」言われるんだけど

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でもやっぱりワセリンだけつけても やっぱりベタベタするし

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使い勝手が悪いし

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朝起きると 枕がベトベトになってるし

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「すべての人」にとって ワセリンを使ったら間違いがない

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という意味で書いているんですね

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すごくプラスにはならないけど 悪化もさせない

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何かに迷って皮膚にトラブルが あるのであれば、原点回帰して

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ワセリンと水にしなさい という意味で書いています

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キュレルという スプレーなんですけれども

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キュレルを顔にプレーして

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ワセリンでいいと言っているのに 自分がキュレルかよ! って話なんですが

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だって、キュレル使い勝手いいもん

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ワセリンが

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ダメだからキュレルを使っているという 話ではないんですけど

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私の視点はもう医者の視点ではないです

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自分の正常な皮膚をケアするという視点で 言っているだけの話

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ただ、間違えないでくださいね

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手をすりむいちゃったり、やけどした人に キュレルは絶対私は塗らないです

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パッケージの後ろにパラベンとか香料とか いろいろなものが書いてあります

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そんなものを擦り傷に塗ったら 染みて痛くなるし、擦り傷は悪化しちゃう

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そういうところには絶対使わない

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それから肌のバリア機能が壊れているとか

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ニキビになったとか、日焼けを起こしたとか

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そういうところには 絶対使わない

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なぜかというと悪化させるから

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そういう時にはワセリンを使います

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ワセリンというのは

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何か皮膚トラブルを起こしている時 もしくはその気配がある時は

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ワセリン以外は使ってはダメです

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化粧品を使って保湿するとか 化粧品を使って保護するなんてことは

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絶対にやめてください

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大人になって転ぶということは

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あんまりないと思うんですけれども

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例えば転んで膝とか 手をすりむいたとしましょう

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そこに化粧水を飲み込みますか?保湿のために

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そこにクリームを塗りこみますか?

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塗り込まないと思います

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なぜかというと そんなことをやったらヒリヒリするし

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悪化するということは なんとなく分かるからです

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それは理解できているのに

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皮膚のバリア機能が 破綻を起こしているときに

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化粧品で治そうとする

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これ明らかに矛盾した行為ですから そういう時にはやめてください

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手を擦りむいた時に医者は

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どういう処置をするかというと

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そこを保護・保湿するために ワセリンのガーゼを貼ります

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ここは安静にしておいてくださいね と言います

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決して化粧品は塗り込まないです

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そういうような視点で ワセリンというものを捉えた方がいいです

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それから、化粧品というものも、 そういうような視点で捉えた方がいい

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化粧品というものは、肌のバリア機能が 正常に保っている時に

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もっと快適にするためのもので

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肌のバリア機能が破綻しているものを 治すものではないです

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そういう支店で、ワセリンと化粧水とか 保湿クリームを考えてみてください

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何が何でも化粧品 何が何でもワセリンということではないです

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これは最初の冒頭に言ったように

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「りんごっていいの?悪いの?」 と聞かれると困っちゃいますよね

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果物を食べたい時だったら 好きな人がいるかもしれないし

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嫌いな人もいるかもしれない

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それからお肉ってどうなのとか ハムってどうなのって

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前提条件がない状態で 良い or 悪いは判断できない

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「ワセリンってどうなの?」と聞かれると なかなか困ってしまう

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「化粧品ってどうなの?」って聞かれると なかなか困ってしまう

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今日はワセリンについて お話しさせていただきました

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もしよろしければ、高評価と チャンネル登録をお願いします

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ステロイドって薬があるんだけど

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結構、効果が強かったり弱過ぎたりする

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強い薬をやるほどでもないんだけど もう少し強い薬を使いたいときに

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ワセリンで混ぜて 薄くして渡すときの基剤にもする

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水にコーヒーを入れたらコーヒーになる

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水に砂糖と炭酸を入れたら コーラになる

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でも全部もともとは水でしょ?

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それみたいなもの

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