【前編】次期ノーベル賞候補×成田悠輔 「寝不足だと嫌な奴になる?」「ほとんどの日本人の脳は低パフォーマンス状態?」数々の睡眠の落とし穴に成田絶句!世界的権威柳沢正史教授が語る快眠術とは?

夜明け前のPLAYERS公式
27 Nov 202334:49

Summary

TLDRこのトランスクリプトは、眠りの重要性とその科学的アプローチに関する対談を提供しています。ゲストである柳沢正先生は、血管の伸縮を司る物質の発見から、睡眠をつかさどる物質の発見まで、そしてその科学と事業化に取り組む超大物研究者の経歴を紹介しています。対談では、睡眠の定義、機能、そして睡眠と記憶や認知活動との関係について深く掘り下げられています。さらに、睡眠の質や量、規則性についての個人的な体得や、睡眠不足のリスクについても触れられています。

Takeaways

  • 🌙 睡眠は脳の休息やメンテナンスに似た状態であり、脳は睡眠中にも活動を続けています。
  • 🧠 睡眠中でも脳の代謝率や神経細胞の発火頻度はほとんど下がらないため、脳は完全に休息していないことがわかります。
  • 💤 睡眠の定義は、脳波の変化を利用して覚醒、ノンレム睡眠、レム睡眠の3つの状態に分けられます。
  • 🐟 睡眠は哺乳類だけでなく、魚や昆虫など、脳を有する生き物几乎都に存在する現象です。
  • 🔍 睡眠の科学的研究は、神経科学の中でも最も未解明の領域の1つであり、意識の研究と同様に難しく、主観的な世界を捉える必要があります。
  • 🧬 睡眠は記憶の整理や固着に役立つことが知られており、認知活動や技能記憶の向上に影響を与えます。
  • 💡 睡眠の質や量は個人差があり、自分が必要とする睡眠時間を正確に知ることは難しいですが、試行錯誤を通じて見つけることができます。
  • 🚫 睡眠は貯金のように不可能で、睡眠不足による負債は溜めることができ、それを返却する必要があります。
  • 📉 慢性的な睡眠不足、すなわち睡眠負債は、脳のパフォーマンスや認知機能、情緒制御に悪影響を及ぼします。
  • 🌡️ 睡眠不足は、肥満や認知症、癌のリスクなどの健康問題につながり、社会に大きな経済的被害をもたらすことが研究表明されています。
  • 🛌 睡眠は健康に不可欠な要素であり、食や運動と併せて「健康の三要素」として重要性が高いとされています。

Q & A

  • 柳沢正先生はどのような研究を行っているか?

    -柳沢正先生は血管の伸縮を司る物質を発見し、その成果が廃血圧症の薬に使われることがある。また、脳内で睡眠をつかさどる物質を発見し、その成果が不眠症の薬として使われることもある。さらに、様々な睡眠に関する科学と事業化に取り組んでいる。

  • 睡眠とは具体的などのような状態ですか?

    -睡眠は脳の休息のようなものではなく、脳が休んでいない状態で、コンピューターのオフラインメンテナンスのようであると比喻されている。睡眠中も脳は20時間働き続けており、外界からの刺激や運動力を一時的に切り離している状態である。

  • 睡眠の科学的な定義は何ですか?

    -睡眠の科学的な定義は、脳波の変化を通じて定義される。人間では脳波の微小な電位変化波を測定し、覚醒、ノンレム睡眠、レム睡眠などの状態に分けることができる。

  • 睡眠の重要性は何故に重要ですか?

    -睡眠は記憶の整理や固着、技能記憶の改善、認知活動の向上など、脳の重要な機能に影響を与える。また、睡眠の不足は脳のパフォーマンスの低下や、メンタルヘルスのリスク、メタボリック症候群、認知症、癌のリスク、感染症のリスクの増加につながる。

  • 睡眠の質や量を改善するためにどのような方法がありますか?

    -睡眠の質や量を改善するためには、睡眠の時間帯の規則化、睡眠時間の延長実験、睡眠負債の解消などを行うことが効果的である。また、毎晩確保するべき睡眠時間は個人差があるため、自分に合った睡眠時間を見つけることが重要。

  • ショートスリーパーとは何ですか?

    -ショートスリーパーとは、短時間の睡眠で済む人を指す。ただし、本当にショートスリーパーである人は非常に稀であり、多くの場合は寝不足を経験している人が多い。

  • 睡眠負債とは何を指すか?

    -睡眠負債とは、長期的な睡眠不足の状態を指す。睡眠負債が溜まると、脳のパフォーマンスが低下し、メンタルヘルスのリスク、メタボリック症候群、認知症、癌のリスク、感染症のリスクなどが上がる。

  • 睡眠時間はどのようにして見つけ出すか?

    -睡眠時間は、自分が眠くなる時間帯を見つけることで見つけ出す。例えば、週末などの自由な時に、誰にも邪魔されない4日間を利用して、できるだけ長く寝てみることで、自分にとって必要な睡眠時間を見つけることができる。

  • 睡眠の質を良くするためにはどのような対策があるか?

    -睡眠の質を良くするためには、規則的な生活習慣、ストレスの解消、適切な運動、カフェインの摂取量の制限、睡眠環境の改善(快適な寝具、適切な温度・湿度、静かな環境)などがある。

  • 睡眠と認知機能の関係は何ですか?

    -睡眠は認知機能に深く関わっている。睡眠中に脳は情報処理や記憶の整理・強化を行い、次日の認知的活動に備える。睡眠不足や睡眠の質の低下は、記憶力や学習能力、問題解決能力、創造性などに悪影響を与える。

  • 睡眠と免疫力の関係は何ですか?

    -睡眠は免疫機能の維持にも重要な役割を果たす。睡眠不足は免疫細胞の機能低下や感染症のリスク増加につながる。一方で、適切な睡眠は免疫系統の正常な機能をサポートし、感染症のリスクを低減する効果がある。

Outlines

00:00

🌙 睡眠の科学とその不思議

本段落では、睡眠の科学とその不思議について述べられています。柳沢正先生という超大物研究者がゲストとして出演し、血管の伸縮を司る物質の発見から脳内で睡眠をつかさどる物質の発見まで、そしてその科学と事業化に取り組む活動について語っています。また、睡眠という状態がどのように定義され、どのように脳は休んでいるかという疑問から、睡眠の科学的な定義とそのメカニズムを探求しています。

05:00

🐟 睡眠の哲学と動物界の眠り

この段落では、睡眠の哲学的な側面と、動物界における睡眠についての議論が行われています。睡眠が脳を持たない生物にも必要であることが示され、睡眠の領域が広がっていることについても触れられています。さらに、睡眠中には外界からの刺激に対して非常に鈍くなるという特徴と、その理由がまだ解明されていないことについても言及されています。

10:02

💡 睡眠と認知活動の関係

ここでは、睡眠と認知活動との深い関係について述べられています。睡眠中に認知活動や知的活動と深く結びついており、睡眠の後に問題が解決されるという経験があることが明らかにされています。また、睡眠は言語化できない記憶や技能記憶の改善にも役立つことが示されています。しかし、なぜ睡眠がこれらの活動に本質的な役割を果たすのかという問いについてはまだ解明されていないと述べられています。

15:03

🛌 睡眠の重要性と個人差

この段落では、睡眠の重要性と個人差について説明されています。睡眠の3つの側面である量、規則性、質について議論され、それぞれの重要性に焦点が当てられています。大人の平均的な睡眠時間は7時間前後であることが挙げられ、しかし個人差は大きいことが述べられています。自分にとって必要な睡眠時間を知る方法についても説明されており、週末に長時間寝てみたり、睡眠時間を徐々に見つける方法が提案されています。

20:04

💤 睡眠の貯金と健康への影響

睡眠が貯金のようなものではなく、睡眠不足が体や心に及ぼす影響について述べられています。睡眠負債とその影響についても触れられ、睡眠不足の状態がネガティブに働くことが強調されています。睡眠時間の短さは認知症や成人病、癌のリスクにも影響を与えることが指摘されています。睡眠の重要性を認識し、毎晩確保することが推奨されています。

25:08

🕒 睡眠時間の社会的な影響

最後に、睡眠時間の社会的な影響について話し、睡眠時間の不足が社会問題として注目されるようになった背景と、その影響について述べられています。睡眠時間の不足が労働生産性や経済に影響を与えることが示され、睡眠時間の問題が健康問題だけでなく社会的な問題としても認識されるようになってきていることが述べられています。また、日本人の睡眠時間とその改善の方法についても触れられています。

Mindmap

Keywords

💡睡眠

睡眠とは、脳や身体を休息させるためにとらえられる生理現象で、人間や動物が日々の活動や情報処理の疲れを回復するために不可欠です。この動画では、睡眠の重要性やそのメカニズム、そして睡眠不足による影響について説明されています。

💡睡眠不足

睡眠不足は、必要な睡眠時間を確保できていない状態であり、長期的な睡眠不足は認知機能や健康に悪影響を及ぼすことが知られています。動画では、睡眠不足によるパフォーマンスの低下や健康リスクについて詳細に説明されています。

💡睡眠の質

睡眠の質とは、睡眠の深さや睡眠の周期性、睡眠の継続性などを指すもので、良い睡眠の質は身体と精神の健康を維持するために重要です。動画では、睡眠の質が低下すると、記憶や学習能力、問題解決能力が低下するなどの影響が説明されています。

💡睡眠の量

睡眠の量は、1日あたりの必要な睡眠時間を指します。一般的に大人は7時間程度が目安とされていますが、個人差があり、短い方や長い方がいることを説明されています。動画では、自分に合った睡眠の量を見つける方法や、その重要性についても触れられています。

💡睡眠の規則性

睡眠の規則性とは、毎日同じ時間に寝ることや起きることの定期性を指します。規則正しい生活習慣は、生物時計の安定につながり、睡眠の質を向上させることができます。動画では、規則性のある生活が睡眠の質に与える影響について説明されています。

💡睡眠科学研究者

睡眠科学研究者は、睡眠のメカニズムやその影響を研究する専門家です。動画では、柳沢正先生という睡眠マスターが登場し、彼の研究に基づく睡眠に関する知識を提供しています。

💡REM睡眠

REM睡眠とは、rapid eye movement sleepの略で、睡眠の1つのタイプです。この期間中、脳は活発な活動を示し、夢を見ることが多いです。動画では、REM睡眠中の脳の代謝率や神経細胞の発火頻度が高いことが説明されています。

💡非REM睡眠

非REM睡眠とは、REM睡眠以外の睡眠の段階を指し、深い睡眠として知られています。この期間中、脳は休息し、身体の回復や記憶の整理・固着が行われます。動画では、非REM睡眠の役割やその重要性が説明されています。

💡睡眠の科学

睡眠の科学とは、睡眠のメカニズム、その生理機能、そして睡眠と健康や認知機能の関係を研究する学問です。動画では、睡眠の科学に基づく知識を用いて、睡眠の重要性や改善方法について説明されています。

💡睡眠負債

睡眠負債とは、長期的な睡眠不足を指す用語で、睡眠を補充することができないため、身体や脳のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことが知られています。動画では、睡眠負債が引き起こす健康リスクやパフォーマンスの低下について説明されています。

💡睡眠の改善方法

睡眠の改善方法とは、睡眠不足や睡眠の質の低下を解消するための手段や技術を指します。動画では、規則正しい生活習慣や睡眠時間の確保、睡眠環境の改善など、睡眠の改善に役立つ方法が紹介されています。

Highlights

地球各地の仮眠賞と不眠証の皆さんに向けた番組の開始

柳沢正先生の登場とその貢献の紹介

血管の伸縮を司る物質の発見とその薬としての利用

脳内で睡眠をつかさどる物質の発見と不眠症の薬としての利用

睡眠に関する科学と事業化への取り組み

眠りについて哲学的な観点からの議論の開始

睡眠の状態の定義とその機能についての探求

睡眠中の脳の活動とコンピューターのオフラインメンテナンスとの比較

睡眠を定義するため脳波の変化のテクニックの説明

哺乳動物における睡眠の普遍性

睡眠に関する行動学的な定義とその4つのクライテリア

無脊椎動物も睡眠するという研究結果

睡眠の重要性が科学的に証明されてきたこと

睡眠と記憶の整理、固着との関係

睡眠の科学的な研究が進んでいるが未解明の点も多い

睡眠を科学的に定義することの難しさ

睡眠の質、規則性、量についての議論

睡眠時間の個人差と必要な睡眠時間の探し方

睡眠の社会的な価値と経済的な影響

睡眠負債の概念とその影響

睡眠不足の心理学的影響とリタ的な行為の低下

睡眠と健康状態の関係性

睡眠の重要性についての社会的な認識の不足

Transcripts

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地球各地の仮眠賞そして不眠証の皆さん

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こんばんはえ昨日は寝不足でゾンビ状態え

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今日は寝すぎで頭が痛た成田ですえこの

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番組はあ眠れない夜明け前のような

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テンションでえ眠れない視聴者の皆さんを

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ますます眠れなくする雑談をお届けする

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ゆふ番組ですで今日はえ眠れない夜明け前

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というテーマにえ最も日本でふさわしいと

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思われる超大物研究者の方にお越し

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いただきました最近では21世紀の

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ノーベル賞と言われるブレイクスルー賞を

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取られたことでもニュースになっていたり

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するのでお聞きになったことがある方も

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いらっしゃるかもしれませんえ眠り

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マスターの柳沢正先生です柳沢先生

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よろしくお願いしますよろしくお願いし

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ます柳先生はかつて血管のこう伸縮を司る

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物質を発見されて今日ではそれが廃血圧症

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の薬になっていたりするまかと思ったら

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今度は脳内で睡眠をつかさどる物質を発見

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されて今日ではそれが不眠症の薬としてえ

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世の中に出回っていたりえそれを飛び越え

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て様々な睡眠に関する科学とその事業化に

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取り組んでいらっしゃる方です今ちょっと

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あの勝手にアドリブ紹介させていただいた

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んですがフェイクニュースは混じって

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なかったでしょうかあ大丈夫です正確でし

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たありがとうございますよろしくお願いし

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[音楽]

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ますいやこの番組はあの11回目にして

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初めて研究者科学者の方にゲストでお越し

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いただくということで今日は1研究者に

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戻って緊張しながら睡眠の科学についてお

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伺っていきたいなと思っているところです

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私も大学同士ということで楽しみにして

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ますありがとうございます

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で最初にちょっと伺いたかったのが科学と

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いうよりもむしろ哲学の領に入るのかも

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しれないんですが眠りっていうのは一体何

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なんだろうかっていうことがどしとながら

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すごい気になるんですよねつまり眠ってい

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るって状態はこうどういう風に定義される

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ものなんだろうかっていうありから伺って

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徐々になんか眠りに関する素朴な疑問の方

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に移っていきたいなと思うんですが眠

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るっていうのは一体何事なんでしょうか

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はいありがとうございます実はその睡眠

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っていう状態が具体的にどういう状態で

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どういう機能を持ってるかってのは実は

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睡眠額のセントラルクエッションの1つで

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まだきちんとは解けてないんですねであの

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ま分かってることを言うとま睡眠ってこう

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なんかいろんなとこに脳の休息みたいな

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書き方してありますけどあれはあまり正確

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でなくてですねすごく深いノンレム睡眠中

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でもあの脳の例えば大脳皮質のえ燃費です

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ねあの代謝率燃費とかその神経細胞の平均

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発火頻度とかそういったものはほとんど

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下がらないですねでレム睡眠中はむしろ

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覚醒よりも高くなるとされてるのでま脳は

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基本的に睡眠中も休んではいないま20

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時間働き続けてるといった方が正確ですで

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コンピューターに例えて言うと睡眠っと

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いうのはこういわばオフラインの

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メンテナンスのような要するに外界から

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まあ一家性に切り離されてえま地格入力

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ですよね外界からの近く入力も切り離され

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運動質力も一旦切り離されて何か

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メンテナンス作業をやってるというのが

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睡眠の状態っていうのを例えるの1番正確

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かなと思いますで睡眠をじゃあどうやって

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定義するかっていうことなんですけど

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きちんとした定義は脳波といってこの人間

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の場合ですと投票に色々電極を貼り付けて

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脳由来の微小な電位の変化波が出るんです

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けどもまこのテクニック自体はもう100

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年前からあるんですがそれの脳波の変化で

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ま覚醒ノンレム睡眠レム睡眠とこう定義

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できるということですねはいうんじゃ

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やっぱ人間の場合はそのその脳の状態脳波

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の状態が眠りとそうでないものの切り替え

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をするために1番いい方法だっっていう

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そうですね哺乳動物ではみんなそうですね

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はい哺乳動物うんえ脳がない生き物につい

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ても睡眠とか眠りを考えることってのは

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できるんですはいあのまずですねえっと

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2000年前後ですかね今からまあ20数

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年前前後に

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あの哺乳動物よりこう椎動物っていくと実

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は魚類まで実は眠るんだっていう報告が

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あってあついで無責つ動物ね例えば昆虫と

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か船中とかイやタコとかはいはいどいった

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ものも眠るっていう報告があついでなされ

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たんですねでこれらの動物はノー波は簡単

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には取れないのであのどうやって睡眠を

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定義したかと言うとその頃まその睡眠学者

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の間で睡眠という現象の行動学的な定義

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っていうのが

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まあ大体コンセンサスになってきたんです

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けど4つあってですねクライテリアが1つ

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はまず睡眠覚醒というこの状態の切り替え

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が素早くて加虐的であると加虐的って言っ

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てるのは十分に強い刺激を外から与えれば

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叩き起こすとことができるわけですねそれ

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起きないようだとこれは睡眠とは言わない

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そからま切り替えが

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素早いじゃパチッとこうスイッチを入れて

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オンオフを作れるように行ったり来たり

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できるってことですよね寝始めた瞬間起き

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た瞬間っっていうのをきちんと定義できる

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とはいそれから2番目がま当たり前です

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けどあんまり動かなくなることさっき言っ

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たその運動のアウトプットが切り離される

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それから3番目はさっきこれも言いました

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けど外界刺激に対して鈍くなる十分に強い

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刺激を与えれば起きるんだけど弱い刺激だ

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と無視するま反応しなくなるそして4番目

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これが大事なんですけど寝せるま邪魔して

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のような形ですよね邪魔して寝せるいて

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その後眠らせるとたくさん長く深く眠る

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つまりこうフィードバックがの制御が

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かかっているとはいこれ4つ目がすごく

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大事でこの4つを満たせば睡眠飛び

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ましょうということになったんですねで

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そのそれによると今言ったように脊椎動物

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も無赤水動物も全部眠るとであのご存知の

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ように例えば昆虫船中といえども小さい

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ながら脳と呼べるものを持ってるんですね

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でま結構彼らも複雑な行動をするという

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ことでその時点ではこう脳を持つ動物は

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全部眠るんだろうということになったん

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ですよところがですねえっと6年ぐらい前

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でしょうかねカルテックの大学院生たちが

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すごい論文を出してこれがですねクラゲも

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眠るよっていう論文なんですねああはんは

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あの彼らが使ってたのは逆さクラゲという

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傘が逆さになってる種なんですけどでなん

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でこれが衝撃的かと言うとですねクラゲは

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神経系は持っててま神経細胞の

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ネットワークがあってこう傘動かして運動

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したりするわけです

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けど地格系ももちろん持ってるんですが脳

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と呼べるものすなわち中枢神経系と呼べる

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ものは持ってないんですねなのでうんうん

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今ではこの睡眠のなんていうか領域って

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いうのはより広がって脳がなくてもまある

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程度複雑な神経を持ってる動物は全部眠

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るっていうのが睡眠学の領域での

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コンセンサスになりつつあるという感じ

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でしょうかねだからうんでななんて言うの

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かな逆に言うと睡眠中は外界刺激に対して

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非常に鈍くなるのであのま動物にから見れ

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ば明らかにリスキーな行動ですよね危険

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から身を避けることも不利だし非常に

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リスキーな行動であるにもかわらずまそう

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やってを持つ動物全てが眠ると眠らない種

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は今まで調べた限り見つかってないですの

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であのそこがもうすでに不思議なんですよ

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ねリスクを犯してまで何か非常に重要な

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ことをやってるはずなんだけどうんその

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意識を失ってまでなんかメテをしなきゃ

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いけないその理由が実は最先端でもよく

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分かってないですうんでなぜ眠るのかって

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いうことには答えが出てないっていうこと

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です答えが出てないですねその色々中に

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こう記憶が整理されるとか固着するとか

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いろんなことは知られてるんですけどなん

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でそれをやるために意識失わなきゃなん

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ないのよっていうそういう単純な疑問に

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答えることがまだできてないですねうんえ

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逆にうんその睡眠のいい効果を睡眠以外の

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方法で手に入れてる動物とにいるんですか

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ねつまり眠らずに眠ってるのと同じような

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いないですよねうん眠らない動物がいない

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はいいないと眠らない動物はやっぱ

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見つかってないんです見つかってないです

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ね少なくとも何度何度も言うようにその

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神経系があってま動物らしい動物ですよね

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地系もあって運動系もあって動くような

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きちんとした動物と呼べるようなものは

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全て眠るということですねでも実際なんか

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例えば人間の睡眠考える時でも人間のその

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思考とかあるいは創造性みたいなものと

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睡眠が関わってるんじゃないかってま多く

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の人が素朴に思ってると思うんですよその

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よくずっと煮詰まって考え詰めてた問題が

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パッと寝るとなぜかひょんと解けてしまう

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みたいな話はよくあるじゃないですかだ

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からなんかあの高度のその認知活動とか

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知的活動みたいなものと睡眠がすごく深く

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結びついてる可能性はあるわけですよねえ

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それはねほぼ証明されています証明され

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てるあだまさにおっしゃった通りですよ

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一生懸命考えてずっと練習しても起きてる

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うちは気がつかないんだけど一晩寝て次の

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朝になるとパッと気がつくっていううん

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そういう論文もあってですねその手の研究

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は結構なされていて今おっしゃったことは

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ほぼ証明されてますよねそれからあの記憶

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って言ってもこう言語化できないようなま

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記憶って2種類あって言語化できる記憶ま

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いわゆる知識とかイベント記憶ですね誰と

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あったとか車どこに止めたとかそういう

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なんていうか言語化できる記憶ともう1つ

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は言語化でできない手続き記憶とか技能

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記憶とかって言うんですけどま例えば

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スポーツの技能とか楽器を演奏する技能と

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かそういったま要するにテクニック的な

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ものですね体の動きの

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記憶これも実は睡眠によってパッと良くな

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るってことが知られててこれもあの経験の

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ある方多いと思うんですけど色々スポーツ

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の難しい技を練習したり楽器の難しい

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パッセージ練習してなかなかうまくいか

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ないけど一晩寝たら次の日はパッとできる

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ようなってたみたいなだからそういう意味

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のこの技能記憶的なものも睡眠によって

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良くなるってことがこれもかなりきちんと

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証明されてますねはいうんで技能記憶とか

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その認知活動とか考えるみたいなことに

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その睡眠がちゃんと影響を与えて

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るっていうことは分かって

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るってことですよね分かっはいでもただ

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あれですかえっとなぜそのそういう活動に

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とって睡眠が本質的な役割りを果たしいる

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のかっていうはいなぜの問についてはよく

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分かってないとそうです脳の中で具体的に

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何が起こってどういうメカニズムでそう

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いう記憶が整理されるなり固着するなり

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インサイトが生まれるなりそういう

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メカニズムですねそこの詳細がまだ非常に

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曖昧もことしてると思いますはいでもその

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そもそも睡眠の定義をすること自体も

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難しくしかもなぜそれが存在しなければ

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ならないのかもよくわからないのに進展を

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作る結構大変ですねそうですねだからこそ

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ま睡眠学っていうのは神経科学まこのもう

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今ね脳の正規とか言われて久しいですけど

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神経科学の中でも最も見解な領域の1つだ

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と思いますねはいそれはやっぱあれですよ

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ねその例意識の研究みたいなものが難しい

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のと裏表てっていうことになるわけそう

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ですねはい意識の研究は余計難しくてま

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意識の定義にもよるんですけどやっぱり

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意識と言うとこうどうしても主観的な世界

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っていう部分が入り込んでくるでこれ余計

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難しいですね主観的な世界を研究しようと

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思うとこれ対象は人間しか対象とできない

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今のとこできないのではいあのいわゆる

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レポートしてもらわないといけないという

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ことですよね動物では実験できない同じ

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ように夢なんかもそうですねあの今の

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ところまだ人間でしか研究できない領域な

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んでその辺りは余計難しいですねうんえ夢

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について人間以外の動物にその夢の内容ら

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かの形でこう語ってもらうってのはでき

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ないんですかまだえっとですね実は人間で

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はそれはできつつあるんですよはいだいぶ

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前に兄弟の上谷さんっていう方がですね

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機能的MRIっていう脳のイメージング

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機能的なイメージング技術リアルタイムで

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できる技術がありますけどそれで夢を見る

play13:50

レム睡眠の時のこ特に高等洋の四角屋の

play13:54

ですねこう四角を処理する頭の後ろの方の

play13:59

そのfmriのこのボクセルパターンを

play14:02

ですねデコードしてあの機械学習でその何

play14:08

を見てるかどんなイメージを夢の中で見

play14:11

てるかを当てられるっていうロムを出して

play14:14

てですねあ夢の資格イメージをこう

play14:17

デコードするってこですよねそれも考えて

play14:20

みるととっても不思議な話なんですけど

play14:21

いやそれそこまでは言ってるんですねだ

play14:24

から少なく人間についてはそういうこと

play14:27

までできるようになってて原理的には動物

play14:29

でもこれからできるようになると思います

play14:31

ね今そういうニューラルデコーディングっ

play14:33

てものすごく流行ってる運野でご存知です

play14:36

ねまさにその

play14:38

あのなんていうの情報科学と農科学の接点

play14:41

の部分ですけどもその辺りはあのできつつ

play14:46

あるけどやっぱり夢と言とどうしても主観

play14:49

的な体験ですよね意識的体験の世界ななの

play14:52

でそそれをど夢と捉えるか捉えることが

play14:55

どこまでできるかっていう話になると思い

play14:57

ますねはい

play15:00

でもそう考えていけばいくほど特にその

play15:03

主観的な側面とかその眠りの中身に関する

play15:06

側面はその科学であると同時に哲学的な

play15:10

側面が避けられないような気がするんです

play15:12

がその意識について意識の科学と哲学が

play15:16

こう並行して進んでるように睡眠について

play15:18

も睡眠の哲学者みたいな人達てもいるん

play15:21

ですかそうですねあのまそういう意識より

play15:25

の部分をやってる方々ってのはどうしても

play15:28

そういういう哲学的な部分が混じってき

play15:31

ますけどまあ今のいわゆる睡眠学となると

play15:35

まあ完全な科学でやれる部分をやって

play15:39

るっていう感じでしょうかねはいなるでも

play15:43

このなんか睡眠とは

play15:45

何か議論のその最後の論点として気になる

play15:49

のはじゃあその睡眠というものを取り除く

play15:54

ことはできるんだろうかっていうその

play15:56

アンチエイジング

play16:00

すごい進展してるじゃないですかその

play16:02

アンチスリーピングみたいな技術っていう

play16:05

のは既に存在してたり今後出てくる可能性

play16:07

っていうのはあると思われますまもちろん

play16:10

今まだ存在しないしあの例えば例えばあの

play16:14

マウス私たちがよく使うモデル動物です

play16:17

けど発ネズミにおいて睡眠料が極端に

play16:20

少ない状態というのを作り出すことはでき

play16:23

てますねそのある種の神経科学的な操作を

play16:26

することによってま睡眠量が1/54

play16:32

1/5ぐらいまで減るようなま人間で言う

play16:35

といわゆるあの総病のような状態なんです

play16:38

けど総業の患者さんの総状態の時って本当

play16:42

に睡眠が短くなることが知られてるんです

play16:44

が眠らないんですよね彼らそれと似たよう

play16:48

なあの状態を作り出すことができるところ

play16:50

までは行ってますけど完全に眠らないいっ

play16:52

ていうのはできないしさっきから言ってる

play16:55

ようにこの全ての動物がですねこの進化の

play16:57

家庭で眠らないって出てきてないのではい

play17:01

やっぱ眠らない動物を作るというなし動物

play17:05

から睡眠を消消し去るっていうのはかなり

play17:07

私はまあ不可能に近いのかなって感じて

play17:12

ますねうんなるほど

play17:14

ちょっと不思議と言えば不思議なのかなと

play17:17

も思うんですというのはその歴史を通じて

play17:21

例えば寿命は伸びていったりとかはいあと

play17:25

人の平均的な体とかもま日本人がが

play17:31

その人間の生活とか肉体にする色々な性質

play17:36

が徐々に時間を通じて変わ

play17:38

るっていうことはよく起きるわけですよね

play17:40

そうですねただその中でだんだんこう睡眠

play17:43

が必要なくなっているみたいな話は聞いた

play17:45

ことがないないですはいという意味でその

play17:49

人間にとって必要な睡眠料っていうのは

play17:52

そのちょっとやそっとの例えば社会的な

play17:55

変化とか食生活の変化みたいなももでは

play17:59

変えられないよなもっと強固なものだって

play18:02

いうことにそうですねおそらくかなり強固

play18:05

なものなんじゃないでしょうか今今も

play18:06

おっしゃる通りで歴史的に睡眠料が極端に

play18:10

人類の間でかなり古いとこから入れても

play18:13

変わってるという証拠はなさそうですので

play18:16

まもちろん現代社会はねその特にこの照明

play18:21

が発明されて以来ですよね夜いつまでも

play18:24

明るくしてられるということであの実際

play18:28

その証明がない時代から比べるとおそらく

play18:31

1時間ぐらいは世界平均で睡眠料減ってる

play18:35

と思うんですけどそれはまあ正直言って

play18:38

寝不足になってるという言い方が正しい

play18:40

ですね人間の根本的な必要睡眠量が減った

play18:44

わけじゃなくて生活スタイルがまより

play18:47

睡眠不足になってるという言い方の方が

play18:50

おそらく正しいと思いますねはいなるほど

play18:54

そこで多分これ見てらっしゃる方の多くは

play18:58

ごくごく素朴

play19:00

に眠りに関してどうすればいいんだろう何

play19:05

をすべきで何をすべきじゃないんだろうっ

play19:07

てことは気になってらっしゃること多いん

play19:08

じゃないかと思うんですが普通のその個人

play19:11

とかこう家庭が眠りについてすべきことす

play19:15

べきでないことみたいなのをリストアップ

play19:17

するとどの辺りが重要になられると思われ

play19:19

ますあありがとうございます

play19:22

あのまずですね睡眠

play19:25

って3つの側面があると思うんですね誰で

play19:28

もなんて言うのかなあの分かる意味では

play19:31

分かるというかタックルできる意味で

play19:33

要するに簡単なんですけど量と規則性と質

play19:36

っていうこの3つですねはいそれであの今

play19:41

申し上げたように量はですねこれやっぱり

play19:45

確保しないと基本的にはいけないという風

play19:48

に思った方がいいと思いますね

play19:50

あのまずその個人個人で必要十分な睡眠料

play19:54

って個人差があるんですよで大人だと

play19:58

レーション平均でまあ7時間前後と言われ

play20:01

ていてしかし短い人は6時間ぐらいで済む

play20:04

人から8時間ぐらい必要な人までいるん

play20:07

ですがま大体文法を見るとそのぐらいです

play20:10

よねその6時間以下で本当に住む人は

play20:13

ものすごく稀ですいわゆるあの俗に言う

play20:16

ショートスリーパーって言います

play20:19

けどトルーショートスリーパー本当の

play20:22

ショートスリーパー私の肌感覚だとまあ

play20:26

数百人に1人かそれ以下ぐらいのかなり稀

play20:29

な存在で実はショートスリパーってまとも

play20:33

なきちんとした論文出てない疫学的な論文

play20:35

出てないんですよね何人に1人いるとか

play20:38

ですねそういう論文あそれよく分かって

play20:41

ないんですか分かってないっていうのが

play20:43

本当のとこで要するにそういう方々を

play20:45

きちんと集めることすらできないという

play20:48

あのま本当のトルーショートスリーパー

play20:50

病気じゃないんで医者できないしはいそう

play20:54

いう方を見つけることすら難しいという

play20:55

こともあってですねあのきちんとショート

play20:58

スリーパーって言ってる人の多くは多分

play21:00

自称ショートスリーパーショート

play21:02

スリーパー自慢系の方が多い気がするので

play21:04

そうですて以上の本当のショート

play21:06

スリーパー集めるってものすごい難しそう

play21:08

ですよねそうなんですよ実は自称ショート

play21:10

スリーパーの方々って本当に実は寝不足な

play21:13

んですねで寝不足になった時の自覚症状だ

play21:17

からちょっと睡眠足りないと明らかにもう

play21:19

昼間眠いとかテンション下がっちゃうとか

play21:21

そういう自覚がある方はちゃんと寝ようと

play21:24

するんですけどそういう自覚がない方が俺

play21:26

はショートスリーパーだっていうてる場合

play21:28

が多くてそういう方々も実はもうちょっと

play21:31

たくさん寝るとパフォーマンス上がるし

play21:33

テンションも上がるし体のためにもいいし

play21:36

ということが分かっててですね自称

play21:38

ショートスリーパーは要は寝不足な方々で

play21:43

あのまほとんど99.何%寝不足という

play21:46

ことですねで話戻すとそのはいえっと必要

play21:50

十分な睡眠料は個人差があってま実はその

play21:54

自分にとって必要な睡眠料を決めるのも

play21:57

結構大変大変というか面倒くさいんですよ

play22:00

ね必要な量知りたい人はどうすればいいん

play22:03

ですか単純に眠くならないだけ眠るって

play22:06

ことが大事ってことになるんですようん

play22:08

そうですね基本的にはあの2つやり方が

play22:10

あって1つは下から少ない方から行くやり

play22:13

方でま例えば日本人ってま世界一睡眠不足

play22:16

って言われてますけどま日本の働き世代

play22:19

少なくも働き世代の方ってまほとんどが

play22:22

寝不足なん

play22:23

で私が進めてるのは例えば終日ですね月

play22:27

から金まであまずね土日も同じあの休みの

play22:32

日も同じ時刻に起きて同じ時刻ぐらいに

play22:35

眠るということをまずエスタブリッシュし

play22:38

ておいてでその中であの5日間ぐらいで4

play22:42

日間か5日間でいいんで普段より30分

play22:46

ぐらい毎日毎晩長く寝てみるとそれで自分

play22:50

自動するわけですね今までのと比べて昼間

play22:53

の調子がどうか眠気がどうか体の調子が

play22:57

どうかでほとんどの人が30分長く毎日寝

play23:00

てみると良くなるって思うと思います

play23:04

で明らかに良くなるのであればさらに30

play23:07

分伸ばしてみるとだからこれ時間も暇も

play23:09

かかるんですけどそうやって週末も同じ

play23:13

時刻に起きるという条件の元でえ自分に

play23:17

とって眠くもないテンションも高い十分な

play23:20

睡眠だと思えるところを見つけていくと

play23:23

いうのが1つのやり方ですねまもう1つの

play23:25

やり方は上から行くってやり方があでこれ

play23:28

はですね

play23:29

えっとま4日間ですね4

play23:32

日間4番連続して誰にも邪魔されないで

play23:37

家族にも邪魔されないでいくらでも眠る晩

play23:40

眠れる日というのを用意していただくと

play23:43

それができるとですねえっとま自分で睡眠

play23:47

日誌なりつつけるなりしてですねとにかく

play23:50

眠れるだけ眠ってみる朝起きないもう夜も

play23:55

早めに寝て朝ももう本当にこれ以上眠れ

play23:58

ないですって自分で起きちゃうまで眠り

play24:01

続けるということをやるとあのさっき言っ

play24:05

たに日本人の働き世代ほとんど寝不足なん

play24:08

で初日はですねま下手をすると10時間

play24:11

以上とか若い人だと12時間とか寝ますで

play24:15

ところが2日目2番目になるとこれ連続4

play24:18

日ですよ2番目になるとそれそこまで眠れ

play24:21

なくなるんですねで3番目はもっと短く

play24:24

なりますで4番目ぐらいまで来るとそれ

play24:27

以上を続けても大体一定になっていくん

play24:29

ですねでその値その4番連続して眠れる

play24:35

だけ寝た4番目の睡眠時間っていうのは

play24:38

ほぼその人にとってま十分な睡眠量と言え

play24:42

とでこれができるとですね決めることが

play24:44

できて多くの方々にとって驚くほど長い

play24:48

ですうん自分はこんな

play24:51

に眠れたのか眠れるものだったのかって

play24:55

思うぐらい長いと思いますねまほとんどの

play24:57

方それそのやり方でやると8時間ぐらい

play25:00

なるかな8時間超える方もいるかもしれ

play25:02

ないです

play25:04

ねそういう睡眠合宿サービスとか提供し

play25:07

たら結構やりたい人いそうですよねあそう

play25:11

ですねそれビジネスになるかもしれない

play25:12

ですねあのじゃあそうやってこう合宿期間

play25:16

みたいの儲けてどこに落ち着くかを見るか

play25:19

だんだんと増やしていってもうどんどん体

play25:23

が良くなってる感じがしないところがどこ

play25:24

ら辺かを見るかどっちかはいどっちかでや

play25:27

しかなくてま下からやるとやっぱり加減の

play25:30

値になるしまちょっと幅が生じると思い

play25:33

ますけど大体それで検討がつくと思います

play25:35

ねでさっき言ったことと付随するんです

play25:38

けど要するにね睡眠って貯金はできないん

play25:41

ですよ値目っていう言葉よくありますけど

play25:44

あれはあくまでも負債を返してる状態なん

play25:48

ですよねお金にたればあの貯金はできない

play25:51

要するにその人にとって睡眠が本当に重し

play25:54

ていたらもう8時間なり8時間半なり以上

play25:57

はもう眠れ眠ることができない起きちゃう

play26:00

んですねだから睡眠っていうのは貯金は

play26:03

できないということもありますじゃ睡眠

play26:06

負債は溜まるけど睡眠貯金を作るのは難し

play26:09

いってことなんですえ難しいというかま不

play26:11

可能ですねうん負債を負債を一時的に抱え

play26:16

てそれを返すことはできるということです

play26:18

ねそのなんか負債側と貯金側でそんなに

play26:22

違いが生まれる対症性はそどっ

play26:25

からじてかり的な問題だと思いますけど

play26:29

そうですねなんでなんでしょうね

play26:33

あのそう言われてみるとそのメカニズム

play26:37

哲学というかえ理屈はよく分かってない

play26:41

ですね事実としてはそういうことですね

play26:43

重則してる人はそれ以上眠ることができ

play26:46

ないということは知られてるとまいずれに

play26:49

しても量に関してはそんな感じですね

play26:50

とにかく自分にとって必要な睡眠料を

play26:53

できれば知ってそれを毎晩確保するまあ

play26:56

なんて言うのかなお金に例えるともう住宅

play26:59

ローンとかのようにですね家賃のように

play27:02

もう1日これだけは自分は睡眠のために

play27:06

必要という時間をもうセットアサイドして

play27:09

おくってのが理想的な生活スタイルですよ

play27:11

ね私はまあ一応睡眠学者なんで荒野の白

play27:15

ばまにならないようにそれを実践していて

play27:17

一応私はですね0時から7時は自分の睡眠

play27:21

コアタイムとして他のことはできるだけま

play27:24

守れない番も多いですけどないように努力

play27:28

してますね私の場合7時間ぐらい必要なの

play27:32

でえちなみに番組ホームページではノー

play27:36

カット版の配信もしていますえ番組が大赤

play27:41

で大変です是非皆さんカパをよろしくお

play27:43

願いし

play27:46

ますでその睡眠料がやっぱ判断力とか思考

play27:50

力みたいなものからそれから肥満とか心の

play27:55

状態とか全部に関わってくるいうですあの

play27:58

先ほど睡眠負債って言葉はもう出てきまし

play28:01

たけど慢性的なま睡眠不足の状態を俗に

play28:03

睡眠負債って言いますけどあの睡眠負債が

play28:06

あるともうあらゆることがネガティブに

play28:08

働くということがもうこれかなり強い

play28:11

エビデンスがあってもう次の日から睡眠

play28:14

負債が生じ始めるともう即座にですね脳の

play28:17

パフォーマンスが低下することが知られて

play28:19

いて例えばあのいろんな実験やられてるん

play28:23

ですけど1日4時間しか寝ない状態をです

play28:26

ねわずか5日6日ぐらい繰り返すあの

play28:30

続けるだけでもう完徹ぐらいの状態までノ

play28:34

のパフォーマンス下がっちゃいますね1日

play28:37

6時間でも10日か11日だったかな

play28:41

続けると関鉄並みのパフォーマンスに

play28:43

下がってしまうでね日本人だとそのぐらい

play28:46

でずっと生きてる人5万といると思うん

play28:49

ですけど彼らはほあじゃあそのちょっと

play28:51

足りないっていうのが累積して溜まって

play28:54

くると実はすごいやばい状態に落ちて可あ

play28:57

てしかもそういうことをきちんと自覚でき

play29:00

ない人とか慣れちゃうんですよね慣れて

play29:02

しまうでその同じ論文の中で主観的な眠け

play29:05

ってのはそこまで客観的なパフォーマンス

play29:08

の低下ほどは蓄積していかないという

play29:11

データもあって怖いんですよだから自覚

play29:14

できない場合があってそういう方々って

play29:17

いうのはやはり睡眠負債を抱えていて自分

play29:20

の本来のパフォーマンスを発揮できずに

play29:22

ずっといるという

play29:25

まあなんていうのかな状態残念なQOLで

play29:30

過ごしていると言わざる得ない方が日本人

play29:32

はすごく多いんじゃないかなと思いますね

play29:35

でまでその残念な状態に自覚症状が

play29:38

あんまりない可能性が高いのが怖いですね

play29:42

あの睡眠負債で自画できない方が本当に

play29:45

多いと思いますでそういうわけで

play29:48

パフォーマンスも下がるそれからあの

play29:52

なんて言うのかな人間としてのねこう嫌な

play29:55

やつになるんですよ睡眠不足になるとこれ

play29:58

もそういう心理学的な論文たくさん出てい

play30:02

てあの睡眠不足になるとですねいわゆる

play30:05

あのリタ的な行為他人を利するような行為

play30:09

ができなくなるっていう論文があり

play30:13

ますで実際そういう睡眠が足りてないと

play30:17

そういうリタ的な行為に関与するとされる

play30:20

脳の領域の活動が下がってしまうとかです

play30:23

ね実際アメリカのあの大規模な調査であの

play30:27

アメリカ夏時間があるじゃないですかはい

play30:29

夏時間に切り替わる日ってのは全員が1

play30:32

時間まあ1日だけ睡眠負債抱えるわけです

play30:37

よねちょちょうど数日前にきましたうん

play30:41

あのそれは冬時間になる時だから長くなる

play30:43

方なんでいいんですけどあそうです逆です

play30:45

ね10時間から夏時間になる時っていうの

play30:47

は1時間睡眠がほとんどの下減るんです

play30:50

けど

play30:51

もその日はですね例えば単純の話そのあの

play30:55

チャリティですねドネー

play30:57

はいの額がその日だけガタリになるんです

play31:01

よあそうなそういう調査もあってすごい

play31:05

24時間が23時間になった分の減り方

play31:08

じゃないですよもう半分ぐらいもうすごく

play31:10

減っちゃうっていう

play31:12

ええだからそういう要するにま寝不足だと

play31:15

やなやつになるんですね簡単に言うとで

play31:19

感情のコントロールもしにしにくくなって

play31:21

例えばまよく言われるアンガー

play31:23

コントロール怒りのコントロールみたいな

play31:25

こともしにくくなるんでそんなパワハラと

play31:28

かそういうのも多分起きやすくなるろな

play31:31

ことがない

play31:32

とでそれに加えてそのより慢性的にそう

play31:36

いう睡眠が悪い状態や足りてない状態が

play31:40

続いていくともうあらゆるまいわゆる顧問

play31:43

な疾患ですねあのま成人病と言われるよう

play31:46

な具体的にはまずメンタルの不調まうつ病

play31:51

代表とするメンタルの不調のリスクが

play31:54

上がるしメタボリック症候群ですねメタボ

play31:58

ま具体的には肥満高血圧公使決勝糖尿病

play32:02

尿酸結晶えっとセトラですけどもメタボの

play32:07

何よも肥満ですよね肥満になりやすくなる

play32:10

play32:11

えっと認知症ですね高齢者においては認知

play32:14

症のリスクも上がるし最近では癌のリスク

play32:17

も上がるしとかコビッドの時によく言われ

play32:20

ましたけど感染症免疫がダメになって感染

play32:22

症のリスクも上がるんですよねだからもう

play32:25

いわゆるその顧なのそのま疾患リスクって

play32:29

いうのが自民負債抱えてると上が

play32:32

るっていうことがもうこれ非常に強い

play32:34

エビデンスがありますなのでまろなことが

play32:37

ないということですねそれほどあらゆる

play32:39

ものに明らかに悪い影響を与えるものて

play32:41

あんまりないですよねないと思いますね

play32:44

あの食運動睡眠ってよく言うじゃないです

play32:47

かあの健康の水要素でこれもねあの日本の

play32:52

えっと計算省のデータだったと思うんです

play32:54

けどこれ経済的なデータでその企業から見

play33:00

てですね従業員1人当たりのいわゆる損失

play33:03

リスクみたいなものを算出すると食運動

play33:06

睡眠のうちの職に問題がある運動に問題が

play33:11

あるそれに比べてですね睡眠に問題がある

play33:13

場合のリスクのこのサイズが10倍ぐらい

play33:16

大きいっていうデータあるんですよね

play33:19

へえ今言ったような理由で睡眠ってのは

play33:22

本当にはい重大ですうんいやでもしかも

play33:28

なんか例すごいジャンクフードばっかり

play33:30

食べるみたいのは明らかにやばいことだと

play33:32

みんなに認識されてると思うんですがあの

play33:35

睡眠が30分とか1時間減るっていうのが

play33:37

そんなにまずいことだって認識してる人

play33:39

あんまりいないような気がするんですよね

play33:41

はいそこが問題ですねまだまだはいあの

play33:45

そういうところを発信し続けなきゃいけ

play33:46

ないと私も思ってますはいということで柳

play33:49

先生からずっと話し続けてらっしゃると

play33:51

いうそうですねもうあの最近だからテレビ

play33:55

に出るの断らなくなったんですけどそう

play33:57

発信をしたいからというモチベーションも

play33:58

あります

play33:59

ね電車の中で眠るっていうのもあのよく船

play34:03

を漕ぐって言いますけどあれ全然もう眠れ

play34:06

てると思わない方がいいですねでももはや

play34:09

電車の中で眠っている寝族は日本文化

play34:13

みたいになっちゃってますよ日本文化です

play34:15

ね朝方か夜型かっていうのも重要なん

play34:21

でしょうかあの理想的には夜型の人は少し

play34:24

きの方が調子がいいし

play34:27

の人はきの方が調がいいんですねただね

play34:30

残念ながら人間社会はですね朝方の人に

play34:34

有利なようにできていて自分ずっとそれに

play34:37

悩まされてき

play34:39

[音楽]

play34:47

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