【落合陽一】“何者でもない”のに『きみとは何かを問われる』現代への違和感!でも「過激的に自分を取り戻そうとする」のは危険?『アイデンティティは必要か』AI時代、日本人が「思想がない故に強い」理由とは?
Summary
TLDRこのスクリプトは、現代社会において自我が求められる一方で、アイデンティティの確立が困難な状況を探求しています。大学生活や就職活動を通じて「君と僕は何者なのか」というテーマが提起され、個々の特徴や価値観の形成に関する疑問が投げかけられます。また、テクノロジーの進歩によって労働が変わり、人類とAIの関係が新たになれる中で、日本独特の文化や思想との調和が重要視されています。このスクリプトは、現代の日本社会の複雑さとその中で自らの位置を発見する課題を、深い視点から捉えています。
Takeaways
- 🌟 自己探求が终生の課題であること:大学生活や就職活動において、個性や特徴がまだ不明確であるにもかかわらず、自己の特性を問われる状況が頻繁にあります。
- 📚 現代社会への違和感:小説などで自分の生き方に対する違和感を表現し、現代社会に対峙する反近代的な感情を持ち、その背後には技術や文明に対する不満が見えます。
- 🧘♂️ 座禅と自我の探求:若い頃の座禅経験から、自己の存在意義を深く考え、それを生活や創作活动中に反映させています。
- 🌐 国際化と国家意識:明治時代の人々の国家意識と比較して、現代の国際化が進み、グローバル人材という観点から自己の認識が変わっています。
- 🚀 テクノロジーと労働の変革:テクノロジーの進歩によって労働が大きく変わり、その中で日本の優位性や思想的な力が必要とされています。
- 🤖 人類とAIの共存:デジタル化やAIの発展によって、人類とAIが同じように評価される状況が来るので、共存の方法を考える必要があります。
- 🎨 文化的なアイデンティティ:日本の文化的な側面や宗教的な考え方、伝統的な要素を如何に活用し、産業や国際的な競争力につなげるか考える必要があります。
- 🌿 自然との共生:自然との対話と共生の重要性を再確認し、テクノロジーの発展に並行して、自然环境への影響を考慮する必要があります。
- 🔄 過去と現在のバランス:日本の歴史や文化的な伝統を尊重しつつ、現代の技術や社会の変化に対応する柔軟性と創造性が必要です。
- 💭 思想的な準備:未来の変化に対して、思想的な準備とアイデンティティの構築が重要であり、過剰な保守主義やロマン主義の危険性を認識しています。
Q & A
今日の話題のテーマは何ですか?
-今日の話題のテーマは「君と僕は何者なのか」というタイトルから、自己のアイデンティティの探索と日本における近代化とその影響の議論です。
大学生活や就職時に何の特徴を持っていることが重要ですか?
-大学生活や就職時に重要なのは、まだ形成されていない個性や特徴を持つことです。自分自身を探し、形成することが大切です。
座禅について話されたのはどのような文脈で起こりましたか?
-座禅についての話は、現代社会に対する違和感や反近代主義的な感情を表現する文脈で起こりました。座禅を通じて自己の内面を深く掘り下げ、社会との対立を表現しています。
テクノロジーが労働を変えることにどのような影響がありますか?
-テクノロジーが労働を変えることで、その影響を受けるかどうか、どの国が強いかを本気で考えることが重要です。技術的な力が変わる時代において、思想的な力がアドバンテージとなる可能性があります。
明治時代の日本人はどのように国際社会に対応していましたか?
-明治時代の日本人は、国家の輪郭が明確であったため、大きな国際人として活躍していました。しかし、同時に無条件に「日本がいい」と主張するようなデモクラシーも見られました。
バブル崩壊から学べることは何ですか?
-バブル崩壊から学べることは、経済大国になることによって、無職透明な国際人になる可能性があるということです。しかし、現実はそう単純ではないため、日本のアイデンティティを再考する必要があります。
日本がデジタル化とテクノロジーの進展に直面した时应如何应对?
-日本はデジタル化とテクノロジーの進展に直面した时、技術的な変化に対して強い思想的力を持つことが重要です。また、日本の文化的な側面や宗教的な考え方を取り戻し、それらを活かした産業を考える必要があります。
日本の無視創性とは何ですか?
-日本の無視創性とは、機械主義に対して、その場その場で起きた現象を正しいものとして受け入れることです。これは、日本の思想的特徴の一つであり、近代社会の中で形成されたものです。
柳宗元や鈴木大拙の思想はどのように現代社会に影響を与えていますか?
-柳宗元や鈴木大拙の思想は、東洋的なものをアメリカなどにも広めることで、国際的な影響を与えました。彼らの思想は、現代社会においても、自己のアイデンティティを探索する上で重要な役割を果たしています。
日本の近代化が中国にどのような影響を与えましたか?
-日本の近代化は中国に多大な影響を与えました。中国は日本のように迅速な近代化を進めるのではなく、中华思想に基づく自己の価値観を守りながら、西洋文明の波に対処する方法を模索しました。
Outlines
🤔 自我探求と社会的アイデンティティの構築
この段落では、話者は若者としての自己探求と社会的アイデンティティの構築について議論しています。大学生活や就職活動において、個性や特徴がまだ不明確であるにもかかわらず、自己を定義するというプロセスが重要であると述べています。彼は、自分自身を探し、現代社会への違和感を表現した小説を書くことについても触れています。また、テクノロジーの進歩によって労働が変わり、その中で日本がどのように位置づけられるかについても考察しています。
🌟 日本の無視創造性と近代化の影響
話者は日本独特の無視創造性と、それが近代化とどのように関連しているかについて説明しています。日本の思想文化において、一つの大きな軸が存在しなかったこと、そして多様性と柔軟性がどのように日本社会の発展に寄与したかについても触れています。また、明治時代の日本と現代の日本の比較を通じて、日本のアイデンティティ構築の過程とその変化を探求しています。
📚 思想の復興と日本のアイデンティティ
この段落では、話者は日本の思想的な復興とアイデンティティの再構築について議論しています。彼は、日本の歴史的な思想的な伝統を如何に取り戻し、それを現代の社会の変化に適応させるかについて述べています。特に、日本の「赤」と「青」のアイデンティティの対比を通じて、日本のアイデンティティの変化とその未来について考察しています。
🌐 グローバル化と日本文化的アイデンティティ
最後の段落では、グローバル化の影響下における日本文化的アイデンティティについて話者が論じています。日本が経済大国となり、グローバル人材という言葉が使われるようになった背景と、それが日本の文化的アイデンティティに与えた影響についても触れています。また、日本の文化的な強みを如何に世界に訴えかけるか、そしてその中で日本のアイデンティティをどう築くかについても議論されています。
Mindmap
Keywords
💡自己探求
💡反近代主義
💡テクノロジー
💡アイデンティティ
💡国際社会
💡文化
💡ロボット
💡無視創性
💡思想
💡日本
💡グローバル人材
Highlights
テーマ「君と僕は何者なのか」についての探求が始まる
自己探求の重要性が強調されている
大学生活や就職時に自己の特徴がまだ不明確であることに触れる
小説で自己の生き方の違和感を表現している
若い頃の座禅経験とその影響について語る
反近代主義的な考え方とその由来
テクノロジーによる労働の変化に対する日本の態度
思想的な力が弱いという日本の現状
明治時代の日本人と現代日本人の比較
国際社会での日本の位置づけとその問題点
バブル崩壊後の日本の経済状況とその影響
デジタル化とテクノロジーの進歩に対する日本の対応
日本独特の文化やアイデンティティの保全と創造
日本の歴史的な変容とその影響
日本とアジア、アメリカ、ヨーロッパとの関係
日本のアイデンティティとロマン主義
日本の思想的な方向性とその将来
日本の文化的な強みとテクノロジーとの共存
Transcripts
なんか今日のあれなの話って一応テーマが
君と僕は何者なのかってタイトルこれ出
てんの出てるんですかうん今僕たて自分
探しを一生懸命させられるわけですよ大学
生でも就職する時に何の特徴もまだ作れて
ないにもかわらず君の特徴は何ですか君と
は何ですか君は何なんですかて君とは何
かって問われ続けてる格賞とか取る小説も
大体自分の生き方の違和感を書いているで
僕自身も若い頃に実は座禅をかなり深く
組んでたことがあってその時に自分がなん
で座禅を組みたいだろうていなるとすごく
単純に言うと現代社会に対するやっぱ違和
感でありそれをもうちょっと大きな概念で
言えばやっぱ反近代主義的なものなんです
よねテクノロジーによって労働は多く
変わりますその時に我々の方が強いかあと
初外国の方が強いかをちょっと本気で考え
ないとなと思っていてですねそん中で僕の
出した1個の結論は思想がないことによっ
て思想的に強いという奇妙な状態になって
いるのはアドバンテージであるちょっと
今日は僕が落さんに挑戦上を叩きつけよう
と思ってきたんだけど僕って存在何なの
かって考えたらはい
[音楽]
はい明治時代と対象時代って何だろうって
言った時にこういうことを言ってる人がい
て明治人の中にはある種の国家というもの
が明確に輪郭としてあって例えば大外
なんていうのもあのあのヨーロッパの方に
行ってえ王家論って言うんだけれども
黄色い災い論って言って要するにアジア人
たちがい日本人が対当してきたことをえま
イエローであるということでえ差別的な
言動があった時にそこの学会で立ち上がっ
てね一生懸命反論したとかそういった意味
で明治人のような国家という輪郭が
はっきりあった人たちの方が大きな国際人
になれていると一方でその大商人の方って
いうのは非常に対象デモクラシーにある
ように国際化っていうのがあったように
見えるんだけれども実はそれはある意味に
おいてこう無条件にこう日本がですですね
国際社会で五大国第一次世界大戦後に一等
国の一角を占めるようになってまある程度
調子に乗って自分イコール世界っていう
ものになっててしまったんだと国際人とか
グローバル人材とかっていう言葉を言っ
てる時の方がむしろ正確な国際社会に
対する感度嗅覚を失ったが故に第一次世界
大戦後の日本っというのはあまりいい方向
に進まなかったってこういうことを言っ
てる人がいるんですねなるほど僕はなんか
そういうことって今その言えるんじゃない
かと思っていてまバブル崩壊は30年前
ぐらいだけどその残りがにいる中で
やっぱり僕たちはあの経済大国になった
ことによってある種の無職透明な国際人に
なれると真顔で思ってたわけですねはい
ところが今その米中対立なんていうそう
いった抽象的な言葉じゃなくても人って
いうのは嫌というほど国というのに帰属さ
せられたりあるいは民族ということで差別
されたりするっていうことを国社会の戦争
があかさに示しているはいだからそういっ
た時にその今言った明治との比較っていう
のは僕は日本人がもう1回今考えなきゃ
いけないことじゃないかなって思ってます
けどあおっしゃる通りででそうなってくる
とじゃあアジアの中での日本は何なん
だろうとかアメリカ対日本対ヨーロッパ対
ってて考えてた時にもう1回ここで何こう
失ったものを取り戻さないといけないの
かって考えるとじゃあ例えば人がデジタル
化されますとテクノロジーによって労働は
大きく変わりますその時に我々の国の考え
方っていうのはうんえっと諸外国とどう
違って我々の方が強いかあと諸外国の方が
強いかをちょっと本気で考えないとなと
思っていてですねそん中で僕の出した1個
の結論は我々の思想的な力っていうかなん
か思想がないことによって思想的に強いと
いう奇妙な状態になっているのは明らかに
技術が早く変わる時代において
アドバンテージであると僕は思っています
となる人間とロボットが同時に働きますと
か人間とAIが同じように評価されて
しまいますうん
うなるそれはの国多分うまくやってけない
がしていてバックグラウンド的にでそこを
押し出していって国のいわゆるなんか諸
外国から見て1番尖ってる性質を生かして
えっと産業を考えてかないといけないので
そうすると長く変わらないのといわれば
さっきおっしゃったような文化的側面だっ
たりとか権利の考え方だったりとかあとは
進行や宗教の考え方だったりするところて
のはあの術うんきたとろでさほど一にやり
変わるわけはないのでそうやってやって
くると我々自発的に鉄板アトムも
ドラえもんもガンダムもゴジラも作って
しまう思想的に考えてしまう国民なので
そうした時テクノロジーが入ってきた時に
じゃそういった共存関係を作るのは書外国
よりもま作りやすいだろうなって思うと
それを保持するためなものを自前にする
ためには何が必要かいつも考えてますね
最近それっていのはある種の無視創性と
いうか通無さていうのが逆に今みたいな
スピードの早い時代にはあのそこを
ちゃんとね意識化して突き詰めていけば1
つ日本の強みになるってそういう話なます
なんかここ一心教系だと結構きついだろう
なってちょっと思うことがあってうだから
そういうのだと僕がやってる日本思想だと
教科書的な本で言うとマヤマが日本の思想
っていうのを書いていてその中で最初に
言うのが日本にはそういったスタンダード
な例えばキリスト教っていう1本軸があっ
てそれに対してアチを唱えたりとかって
いうのでこう1つの巨大なが1本あるのに
対して日本というのは無視創生がだって
いうそこを批判するために書いたんですよ
ねなぜならそれはあの機械主義って言うん
ですけど要するにその場その場で起きた
現象っていうのをその時の正しいものとし
て受け入れてしまうだから赤が正しいと
いうトレンドが来たら赤が正しい青が
正しいとなると赤が正しかったかどう
かってのは考えないでえそっちが青が
正しくなるっていうねなんでそれを僕は
最近なんかそこは逆に言うと
だと今まで近代社会の中で言われてきた
けれもテクノロジーが早く変わりすぎてる
場合人類の方をそこに簡単に行させるのは
一般的には難しいのでだけど我々の国は
それはやっちゃいそうだなと思ってあだ
からそれで言うと僕の勉強につがるんだ
けれども例えばその明治の近代化がなさ
れる一方で中国がそれに遅れ続けたのって
いうのはま簡単に言っちゃえば中華思想な
んだけれもんやっぱりある種の自分たちが
中心になって物事を見ることがに慣れて
しまっている国なのでえそういう意味で
言うとユズ無さがないことになるわけです
よねま逆に日本はあるとしかしながら
例えばじゃあなんで夏目漱石みたいなのが
歴に残る作品になったかて言うとその赤色
が青色に変わった時にまそれに俊敏に対応
するというよりはなぜ我々は赤色を捨てて
青を選ぼうとしてるのかっていうやっぱり
そこにこうある種のこうこう日本が爆発
まで紡いできた生のリズムとか呼吸がある
んですよねそれをあの見なされたけど
受け入れなきゃいけない受け入れなきゃ
いけないんだけども自分が見出されてるん
だとかそういう感覚があるからこそ彼は
近代日本というのを1番よく描写できた今
言った融通無芸であらざる得ないんだ
けれどもだけどそれによって何か乱され
てるんじゃないかなっていうここここに
本当の近代日本があったんだそれでそれを
描けたのが小説家で言えばあナ宗だったん
だてこういう考え方があって僕はだから
そこら辺はあの落合さんとちょっと立場が
違うかもしれないなるほど確かにいやそこ
で僕は思うのは赤から青に変わった時に
やっぱり必要だったのは最初の赤だったん
じゃないかって感じなんですよねうんああ
つまりあの要はま赤いのが古来からある
いわゆるジャパンだとしてで青が神聖明治
ジャパン輸入西洋と警語して頑張ってやっ
てきたあのジャパンだとすると青くしよう
と思って頑張ったんだけどうんえっと実は
青い方が自らなんか解しつつあるのでうん
うんそうです実は赤い方に戻るっていうか
赤い方になれるのはだってねあの近代個人
の成立過程において我々のあの中心的事故
とは何なのかなんていうのを今里山
コミュニティで感じてるかだ多分感じて
ないんじゃないかって思ったりするわけで
ございましてそれは大切だと言ってみんな
学校で習いなんか生きてる近代的価値観で
実はなんだろう大人になってうんと徐々に
徐々にあの取れてってあの自然に戻ってて
しまうような気がしていて地域
コミュニティだったりとかあとまねあの街
をそのままやっていく運営していくって
ことにおいては政治見ててもまそうですよ
ねだって西洋的個人とか主権的な考え方
みたいなものがあの今起こっている政治的
な変化とかを見てていてもそこにそこその
人格性があるようにも見えないし批判する
人たはSNうん見てもそこになんだろうな
えっとかこたるえっと個人主義が成立し
てるとも思えないのでそうやって考えると
元の状態に戻りつつあることはあの実は
あの今の技術的な変化に対してあのなんか
気持ち悪いようだけど強いっていう状態だ
なって思ってるというかうんちょっと今日
は僕は落合さんに挑戦上を叩きつけようと
思ってきたんだけどて言うと冗談なんだ
けど要するに今みたいな話でその青なんだ
けれども青によって結果日本という国土が
劣化したんだとその時に赤が必要だって
その考え方はね僕の中でえ最近その
イスラムの件で戦争があったからやっぱり
そのいろんなものを読み直してた時にその
結局イスラム権も日本とほぼ同じ時期に
西洋文明の波に現れてるんですよでその
ごちゃつきの究極がヨーロッパ型にして
くっていうのを選んだちょっとサウジとか
エジプトとそうではないイランとかそう
いうので言うと色々あるんだけどはい基本
的にはやっぱりここ100年150年の
近代化どう受け入れてそれに対する反動と
しての例えばイスラム主義があったりそれ
からイスラム主義とは全く違う世俗的な
ナショナリズムを選んだりとかしてるんだ
けどもそういうので言うと僕はその赤って
いうのを取り戻そうとする時に慎重である
べきだと星派であるにも関わらず思ってい
てやっぱりそれがねある種の理念的という
かロマン主義的なものになる創造的な回復
になると1番悪く言えばああいった原理
主義的な形要するにえもはやあの晴天に
書いてないであろうような暴力までやって
しまうようなものに行く可能性があるし
そこまで日本はならないとしてもですねえ
ここからが挑戦上っというか質問っていう
か僕の考えなんだけど柳宗吉とか鈴木大説
っていうのはやっぱ大正時代の人なんです
よねそしてアメリカにおいてある種の東洋
的なものとかをこう出すことによってこう
受け幅広い指示をアメリカで成功したとか
があるわけです座禅も含めてはいはいで僕
自身も若い頃に実は座禅をかなり深く組ん
でたことがあってその時に自分がなんで
座禅を組みたいんだろうって考えると
すごく単純に言うと現代社会に対する
やっぱ違和感でありそれをもうちょっと
大きな概念で言えばやっぱ反近代主義的な
ものなんですよねでこれが座禅でいくのか
あ最も過激になればイスラム過激屋になる
のか色々だと思うあるいは近代の彫刻座談
会っていう小林動が出るようなふなんのか
分からないけれどもだから僕はそのある指
での例えば東洋的なものでもいいしその青
に対して赤って言った時にどういう形で
その赤を取り戻すかという方法においては
かなり慎重にやらないと何かそのさっき
言ったあの里山コミュニティみたいな形
っていうのを僕はまあんまり三角ぐらいな
感じであってはいそれによって我々は足腰
が要するに僕にとっての赤っていうのは
落ち着いた足腰を紡ぐってことなんですね
でもうちょっとだけだけ喋らせてもらうと
これドイツのロマン主義っていうのがあっ
てこれがやっぱ1920年代ぐらいに想像
的にドイツっていうのを回復しようとする
んですよはいその時に出てきた1人に
例えばカールシュミットっていうま法学者
がいてヒトラーの参謀みたいな感知的参謀
みたいにやったりするんですけどそういう
人たちが取り戻そうとした過去っていうの
は彼にとってはあの中世のねあの古き良き
あのドイツとかヨーロッパだったりするん
ですけどそれに対してカールシュミット
うんって人は警告ある種の警告はしながら
本当の意味での保守主義っていうのはあま
ある意味のカトリック保守主義なんであっ
て要するに古典なら古典っていうのを
ものすごく精密に解釈するこの地道さこれ
が過去を取り戻す正しいあり方であって
創造的な回復っていうのは危ないんだって
いうことをおそらく彼の思想から読み取る
ことができるはずで僕はその辺に自分が
過ごしてきた20代30代のこのこの雑の
中を生きていることに対する違和感とか
新宿のあの人混みの中で普通にしてられる
人たちが僕にはよくわからんという感覚と
かそれから本当に20代の頃なんてもう
勉強も行き詰まってたしもうアイタウンし
てえなんか地方でえなんかこうあのなんう
の有農業でもやりながら生きてきたいなと
かずっと思ってたしだそういったような
おそらく若者のある種のナブな感覚の中に
ある赤への取り戻し方っていうのは少し
大人になってきた今まくか言葉としてふけ
していく必要性があるのかなってそういう
感じなんですよああそれすごくよくわかり
ます僕あのなんかロマンとして書い昔に
怪奇するというよりはまあ大体僕はロマン
は悪さしかしないっていうのがいつもの
パターンでなんだっけあのなんか隣の池は
常に青く見えるし昔のことは常に良く
見えるし大人は懐かしさに勝てないので
うんであの甘く見えるんですけれどもま
柳田が昔なんだっけ家を持つということっ
てあのエでうんあの自然もまた慎重して
いるのであるっていうことを言っていてま
自然もまた確かに変わってはいるし
テクノロジーが出てくれば見え方も変わる
しあと環境やえっと対話する相手自体も
自然は普遍ではなく動き続けるものなので
そうやって捉えていくとじゃあ今の時代
だったらどうなんだろうってのはそうそう
だから今言ったのはすごい大事で要するに
しなやかに時代に対応しようとしてるん
ですよねでその柳田って柳田用のことだと
思うけども彼って本当にいやっぱり面白い
んだなと思っていてなんか今日のあれなの
話って一応テーマが君と僕は何者なの
かってタイトルこれ出てんの出てるんです
かうんそれ最初に見た時に思ったことなん
で少し説明させてもらうとあの哲学者の
あの野谷一さんていう東北大学の先生やっ
た人が物語の哲学っていういい本柳田国を
哲学した本書いていてそこに書いてあるの
は今日のここに書いてある君と僕は何者な
のか的なので言うと君とはが僕は何者なの
かっていうのはもう非常に分かりやすい
テーマで今僕たちて自分探しを一生懸命さ
せられるわけですよ大学生でも就職する時
に何の特徴もまだ作れてないにもかわらず
君の特徴は何ですか君とは何ですか君は何
なんですかて君とは何かって問われ続け
てるはいそれからなんか小説悪賞とか取る
小説も大体自分の生き方の違和感を書いて
いるはいだけどこれって何かって言うとも
も遡るとこれ僕その物語の哲学の僕なりの
読みですけども結局ルソまで戻るんですよ
僕って存在何なのかって考えたらうん
例えば桃太郎っていうのにはある種の定型
があるわけですねだけどその定型は落合
さんに向かって桃太郎の話を昔昔て始める
時と子供を寝かしつける時にむし昔てやる
時とそれからお酒の席で昔昔って話をする
時で基本的な方は決まってるんだけど融通
無なんですねはいここに語りっていうのが
持っている面白さっていうのがあるんです
よつまりある一定の方はあるんだけどその
うん中でユ無限に変化できるっこを柳田ク
が発見してることがその想的な近代そして
今日のタイトルにあるような僕とは何です
かとかそれこそ就職活動で言われてるよう
なお前は何なんだお前は何なんだって言わ
れた時にほとんど何もないからスカスカで
こうやってやってるお財布みたいな状態の
自分探しそれから自分の違和感だけを書く
ことがあなんかこう小説になってしまって
いるこれとは違う場の空気とかそれによっ
てこう変化していくっていうここに何か
その近代を乗り越えるヒントがあるんだっ
ていう風に書いてあると僕はその本を読ん
でこれ非常に面白いと思ったなぜならば
うんアイデンティティを確立しないといけ
ないかどうかって言と別に確立しなくて
いいと思うんですねでアイデンティティを
確立しないといけなくなったのはいつから
だろうかなでアイデンティティの最も強烈
なやつはあのAIと人類はどう違うんだろ
うっていうタプやつであって
アイデンティティがなくてもあの毎日
楽しく生きていけるかっていう問題になっ
てきてるというか硬いアイデンティティ
みたいなものはまある種U無に
してくというかそういうことで対応できる
のかなて一方でただそれと同じ時代にこう
いったなん最もプリミティブな形での差別
とか民族とかの問題とかそれから戦争
みたいなものが起きてむしろ人はその妖怪
に耐えられないがゆに過激的に自分とは何
かっていうのを取り戻そうとしすぎるん
じゃないかっていうね耐えられない我々の
国はそこに思想的に耐えられないのかなっ
ていう結構疑問があってもうこれ
ぐっちゃぐちゃだことチャイナに留学して
帰ってきたスーパースター空海
[音楽]
が
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