三菱UFJ・三井住友FG「買い」 2期連続最高益へ、金利上昇が追い風(窪田 真之):8月27日【楽天証券 トウシル】
Summary
TLDR本動画では、三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループの株価上昇理由を分析。金利上昇が銀行業の利益にプラスに働くと同時に、低金利下でも高い業績を維持するビジネスモデルを有しているという見解を示す。2024年46月期の業績が好調で、今後も金利上昇により利益が改善する見込みがあると評価。安定した配当利回りと低いPR、PBRから、長期的な投資としての魅力を強調している。
Takeaways
- 📈 金利上昇が追い風となり、三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループは、長期的に高配当株として魅力的。
- 💼 両社は低金利でも高水準の利益を上げられるビジネスモデルを確立しており、今後も高収益が期待される。
- 🧮 三菱UFJと三井住友の株価は過去3年間で大きく上昇しており、今後も割安で業績好調のため、買い判断を継続。
- 🌍 銀行株は金利低下で低迷していたが、現在の金利上昇により、株価が回復している。
- 🚀 2025年3月期に両社ともに準利益で最高益を更新する見通しがあり、特に三井住友は前年同期比49.7%の増益を達成。
- 🔍 業績の好調さに加え、PBRやPRの指標も割安であり、三菱UFJと三井住友の株価は引き続き魅力的と評価。
- 🔄 国内外の金利上昇が、両社の収益改善に寄与しており、今後も業績は安定していると予測。
- 💰 両社は株主への利益還元に積極的で、継続的な増配や自社株買いを行っている点が評価されている。
- 📊 三菱UFJと三井住友は、低金利時でも海外ビジネスや多角的な事業展開により安定的な収益を確保している。
- 📚 久保田氏はファンダメンタルズ分析の新刊を紹介し、個別銘柄の投資に役立てることを推奨。
Q & A
三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループの株価上昇の主な理由は何ですか?
-金利の上昇が銀行業に追い風となり、特にこれらの2社のビジネスモデルが低金利でも高い業績を上げ続けていることが主な理由です。
なぜこれらの銀行株は過去数年間で株価が低迷していたのですか?
-金利が低下していたため、銀行業が利益を上げられないというイメージがあり、そのため株価が売られてきたことが理由です。
金利が低下すると銀行業が利益を出せなくなるというイメージは正しいですか?
-これは半分正しくて半分間違っています。金利が低下しても、これらの2社はビジネスモデルの強さで安定した利益を上げています。
三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループはどのようにして低金利の中でも高い業績を上げていますか?
-海外でのビジネス拡大やユニバーサルバンク経営を通じて、多角化されたビジネスを通じて安定した利益を上げています。
これらの2社の株価は現在も割安だと考えられる理由は何ですか?
-PBRやPR配当利回りなどの指標から見て、これらの株価はまだ割安だと判断されています。
銀行株の評価指標としてPBRとPR配当利回りとは何を意味していますか?
-PBRは株価純資産比で、企業の株価とその純資産の比率を示し、PR配当利回りは配当利回りの逆数であり、株主への配当がどれだけ魅力的かを示します。
三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループの2025年3月期の業績予想はどうですか?
-両者とも2期連続で準利益で最高域を更新する見通しを出しています。金利上昇が銀行の理財を改善する恩恵も受けています。
銀行業の利益と金利の関係性について説明してください。
-銀行業の利益は貸付け金利と預金金利の差、すなわちリザ屋差に依存しています。金利が低下すると、その差が小さくなり、銀行業の利益は低迷する可能性があります。しかし、メガ銀行は長短金利スプレッドリスクを取りずに利益を上げています。
銀行株を評価する際に重要な要素は何ですか?
-業績の持続性、金利の動向、銀行のビジネスモデル、PBR、PR配当利回りなどの株価指標が重要です。
株主への利益還元に積極的であるということはどのような意味ですか?
-これは銀行が自社の株を買い戻ししたり、配当を増やしたりして、株主への還元を積極的に行っていることを意味します。
最近の金利上昇の流れは銀行株価にどのような影響を与えていますか?
-金利上昇は銀行株価に好影響を与えており、銀行の理財が改善されることで利益が期待されています。
このスクリプトで言及された「ファンダメンタルズ分析」とはどのような分析手法ですか?
-ファンダメンタルズ分析とは、企業の財務状況や業績、市場環境などの基本的な要因を分析し、株価の適正性を評価する手法です。
スクリプトで紹介された新刊書籍はどのような内容を扱っていますか?
-スクリプトで紹介された新刊書籍はファンダメンタルズ分析のトレーニング本で、個別銘柄の投資に役立つ情報を提供しています。
Outlines
📈 三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループの株価上昇要因
この段落では、三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループの株価上昇について説明されています。金利の上昇が銀行業に追い風となり、特にこれらの2つの金融グループは低金利の中でも高い業績を維持していると述べています。過去3年間の株価上昇率が高く、現在も株価が割安であると判断されています。ただし、三井住友フィナンシャルグループについては楽天証券との資本関係があるため、コメントは控えられています。
🏦 銀行株の過去と現在、金利の影響
銀行株価の過去の低迷と現在の上昇について触れられています。リーマンショック以降、銀行株は低迷を続けていたが、最近は金利の上昇により株価が上昇しています。銀行業は金利低下のイメージがあるものの、実際には金利が低下してもこれらの2社は高い業績を維持しています。銀行業のビジネスモデルが評価され、金利の変動による影響について誤解があると指摘しています。
💰 銀行業のビジネスモデルと金利変動の誤解
銀行業のビジネスモデルと金利変動の誤解について説明されています。銀行は信用スプレッドと長短金利スプレッドによって利益を出しており、金利が低下してもこれらのメガ銀行は大きな影響を受けないと述べています。中小銀行は金利低下により影響を受ける一方で、メガ銀行は海外でのビジネス拡大や多角化により安定した利益を実現しています。また、株主への利益還元にも積極的であることが評価されています。
Mindmap
Keywords
💡三菱UFJフィナンシャルグループ
💡三井住友フィナンシャルグループ
💡金利上昇
💡業績
💡PBR(Price to Book Ratio)
💡PR(Price to Earnings Ratio)
💡配当利回り
💡銀行業
💡信用スプレッド
💡株主への利益配分
Highlights
三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループの株価は金利上昇により追い風を受ける。
両グループは低い金利でも高い水準の利益を維持しているビジネスモデルを築いている。
長期的な配当リマインと株式投資の見込みがあると判断している。
過去3年以上の株価上昇率が極めて大きいことが明らか。
株価は業績好調で割安であると述べている。
三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループの株価はまだ日経平均に比べて大きく遅れている。
金利が低下していたため銀行業は利益が出せなくなるという誤解があったが、実際にはこの2社は低い金利の中でも高い業績を維持している。
2025年3月期に両者とも2期連続で準利益で最高域を更新する見通しを出している。
銀行の理財が改善し、株価が割り出すと予想されている。
PBRやPR配当利回りなどの株価指標から見ると、株価は割安であると判断している。
安定した公収益を実現するビジネスモデルができている。
金利上昇により国内の利益が改善する期待がある。
株主への利益還元に積極的で、増配や自社株買入れが評価されている。
2024年46月期の決算概要では、三菱UFJと三井住友フィナンシャルグループとも業績が好調であることが示されている。
特殊要因を除けば、実質的な増益が見られていると分析されている。
銀行業の利益低下は金利低下による誤解であり、この2社は金利が低下しても高い利益を上げている。
銀行のリザ屋は信用スプレッドと長短金利スプレッドによって構成されるが、金利が低下してもメガ銀行は大きな影響を受けないと述べている。
株主還元の良い株として評価されており、一株あたり配当金が継続的に増加している。
株価が大きく上昇したにもかかわらず、この2社の株価はさらに上昇する見込みがあると判断している。
新刊の紹介でファンダメンタルズ分析のトレーニング本が8月に出版される旨を告知している。
Transcripts
今日は三菱UFJフィナンシャルグループ
三井住友フィナンシャルグループの海水症
を継続する理由について説明いたします
両者とも金利上昇が追い風になることに
加えて低金利でも高水準の利益を上げて
いくビジネスモデルができていると私が
判断していることにより長期的に配当リマ
株として投資していくのにえ的確だという
風に判断しています
8月27日日本株投資戦略レポートをお
届けします楽天証券久保田です今日は三菱
UFJフィナンシャルグループ三井住友
フィナンシャルグループの解判断を継続
する理由についてご説明しますまずご覧
いただきたいのはえ三菱UFJ
フィナンシャルグループと三井住友
フィナンシャルグループの過去3年以上の
株価上昇率なんですけれども極めて大きく
上昇してることがえわかりますでえもう
こんなに上がったんだからえそろそろ買え
ないんじゃないかなという風にえ思う方も
いらっしゃるようですけれども私は現時点
でえ両者の株価はえ割安かつ業績問好調で
あるということから開判断を続けています
え1番最初2019年頃からえ強い回数症
を続けていますけれどもまその頃に比べる
とえ割安度はやや低下したと言ってもえ
なお割安な工業石株という判断はえ変わり
ませんなお一言え注意申し上げますとえ
みほフィナンシャルグループにつきまして
はえ楽天証券とえ資本関係がありますので
私は投資判断を述べることはできませんの
でみずほフィナンシャルグループについて
はコメントいたしませんえでまず日経平均
と三菱UFJ三井スミットフィナンシャル
グループの2007年以降のえ株価推移を
見ていただきたいんですが2008年に
リーマンショックがあって日経平均大きく
下落してえ銀行株も下がったんですけど
それ以降日経平均はえ大きくえ上昇してき
ましたが一方ですね銀行株についてはえ
低迷が続いてきたでえここ3年極めて
大きく上昇したとは言っても長期で見ると
まだ日経平均に比べてえ大きく出遅れて
いるというえ現状は変わりませんなんで
こんなに長いこと株が低迷したかと言うと
え金利が低下していたからで日本及び世界
の金利がずっと2020年まで下がってい
た金利が下がるとえ銀行業は利益が出せ
なくなるというイメージがあるためにこの
2社だけではなく世界的に銀行株がえ低迷
したということですで足元あのアメリカ
及び日本の金利が上がりましたんでえそれ
を交換して銀行株の株価が大きく上がった
ということですただ後で説明しますけども
金利が低下したらえ銀行の利益が出なく
なるというのはえマーケットの誤解で特に
この2社については低金利の中でも高い
業績を上げていく力がビジネスモデルが
あるという風にえ私は判断していますでは
えまずえこの2社を買判断する理由を4点
えお話いたしますまず業績校長が続いてる
ということでえ2025年3月期に両者
とも2期連続で準利益で最高域を更新する
見通しを出していますえ金利上昇が追い風
となって銀行の理財が改善する恩恵も受け
ていますとで株価が割り出すということ
ですねえ株価近年大きく上昇しましたけど
なおPBRやPR配当利回りなどで見て
割安なえ株だと判断していますで3番目
安定公収益ですね低金利でもえ公収益を
上げるビジネスモデルが出来上がってると
いう風に私は判断していますで今後そうは
言ってもこの低金利で国内商業銀行業務の
え収益はえ低迷してきましたので今後金利
上昇によって国内の利益が改善してくる
期待もありますで4番目として株主への
利益還元に積極的ということで継続的に
増配自社株替えをしてきたことが評価でき
ますそれではまず8月の初めに出されまし
た2024年46月期の決算概要をえ
振り返りますこれはえ2025年3月期の
第1市販期の業績なんですけもえ第1市販
期非常にえ好調ですでえ準利益を見て
いただくと三菱UFJはま5558円で
0.4前年同期費退避で現役となってます
けどもこれは特殊要因が影響しています
特殊要員と言ってるのはえ前年同期にです
ね持ち文法適用会社モルガンサレの持ち
文法適用期間変更の影響でえ全年同期にえ
約795円の一時的会計上の利益が計上さ
れていたとでそれがえ今期はげ落ちると
いうことでえ見かけ上現役となってるん
ですけどもそういった一時的利益の影響を
除けばま実質的には増益だったとまあと
もう1つですねえあた銀行の決算機変更を
今期やってますんで今期は逆に一時的利益
約218億円がえ含まれてるということ
ですけどこの2つの要因を差し引きすると
三菱UFJのえ分析によると実質的には
この46月期は全連動費で551円のえ
増益という風にえ分析されますでえ通期で
ですねえ最高益を更新を予想してるんです
けどもその通期に対してえまだあの1/4
しか過ぎてないんですけれども進捗率は
37ということでえ好調な決算だったと
いうことが分かりますで三井住友
フィナンシャルグループの方は見ての通り
好調で準利益は前年同期費49.7増益で
46はきで過去最高で通期予想に対して
進捗率35%だからえ好調ということです
でちょっとこの準利益の増減役率を見てる
と色々特殊要因が入るので実体がちょっと
りにくいということで銀行の本業の利益に
近いのがえ業務純益という形でえ出てい
ますこの業務純益で見ますと三菱UFJは
22の増益三井住友フィナンシャル
グループは31の増益ということでまこの
準利益の増減役率よりもこの業務準益のえ
増益率に実態が現れてるという風にえ考え
られますということでえま結論から言うと
46月期もえ業績は好調だということです
でえ株価指標8月27日時点ですけれども
予想配当利回りがえ三菱UFJは3.3え
三井住友が3.4ということで配当利回り
株として魅力的だという風に考えてますで
PRもえ低いしあとPBRは未だに1倍を
割れてるということでえ割安株としてえ
評価でき
ますで最初にお話しましたけどもこれまで
銀行株が高収益でも株価が低迷してきたと
いうのはえ日米及び世界的に金利が低下し
てきたからということですえ2020年
まで金利が低下して金利が低下すると銀行
業はえ利益がえ出せなくなるという
イメージがあるために株価が売られてきた
でもここから金利が上がってることによっ
て株価がまた上がってきてるということ
ですじゃあ金利が低下すると銀行業が利益
が出せなくなるというイメージは正しいの
でしょうかということでこの2社の連結準
利益を見ているんですけれどもえ2社とも
金利が低下してる時でもえ高い利益を上げ
ていると安定的に利益を上げてるという
ことです三菱UFJで言うと概ね
7000億からえ1兆円後へのえ利益を
安定的に金利が低下していても出している
ということですねでコロナショックの時に
え一時的に利益が少し減ったということ
ですけども赤字に転落したわけではない
世界的に景気が悪くなった時も含めて
極めて安定的にえ公収益を上げていく
ビジネスモデルがえこの2社はできてると
いう風に判断していますでその理由です
けれども金利が低下すると確かに国内の業
銀行の利益は低迷するんですけどもこの2
社については海外でビジネスを拡大する
ことによってえ海外の利益を拡大してきた
ことそれとユニバーサルバンク経営といっ
て国内商業銀行業務だけではなく信託業務
証券業務投資銀行業務など多化によってえ
安定的に利益を出してきてるということが
え評価できますで足元は国内外で金利が
上昇してきた恩恵を受けてえさらにえま2
期連続で最高益を更新する見通しになって
いるということですで金利が低下すると
銀行業がえ利益がえ出なくなるという
イメージは半分正しくて半分間違えてると
いうことです銀行のリザ屋なんですけれど
もえ貸付け金利と預金金利の差がリザ屋に
なるわけなんですですけれどもそれは信用
スプレッドと長短金利スプレッドによって
え構成されてるということですね信用スプ
レッドドっていうのはま銀行は信用力が
高いのでえ低い金利で預金を調達できる
一方個人とか中小企業などに高い金利で
貸し付けができるということでそれが信用
スプレッドとしてえ銀行の理財になるで
もう1つ銀行1年預金などで集めたものを
えま長いま住宅ローンなどで運用すれば
長短金利スプレッドが得られるんです
けれどもえここが長期金利が0になると0
になってしまうということなんですね
ただし最近のメガ銀行はこの長短金利
スプレッドで稼ぐというビジネスモデルを
取っていませんま短期で集めたお金を長期
で固定運用すると金利上昇リスクを負うと
いうことで金利
のですね交換などをやってそういった長短
金利のスプレッドリスクは取ってないと
いうことですから元々ここ長期金利が
下がってもあんまりあのメガ銀行について
は大きな影響を受けないという風になって
います一方でえ中小銀行でまあまり
貸し付けが少なくて集めた預金で国債を
買って理財を得てきたというようなえ
ビジネスモデルのところについては長期
金利が低下するとえに大きな影響があると
いうことですえ最後にこの2社株主への
利益配分に積極的ということが評価でき
ますま継続的に自社株買えをやってきてる
ことに加えて継続的に増配してきてると
いうことで数字を見ていただきたいんです
けどこの両者の一株あたり配当金ですが
コロナショックがあった時にはあの横ばに
してますけどそれ以外は継続的にえ増加さ
せてきてるということでえ株主還元の良い
株としてえ評価ができますま以上の理由
からこの両者については株価大きく上がっ
たんですけれここからえさらに解判断を
継続していくという風にえ考えていますえ
最後にえ私の新刊の紹介です2021年に
えカブトレをえ出版しましたこの黄色い本
ですねえこれはチャートテクニカル分析の
えトレーニングボですけど8月に
ファンダメンタルズ分析のトレーニング本
としてこの水色のえカトレをえ出しました
個別銘柄の投資をこれから積極的にやって
いきたいと考える方はえ是非え参考にして
いただけたらという風に思います以上です
ご清聴ありがとうございましたなお今日の
レポート内容を評価していただければ是非
チャンネル登録お願いいたしますいね
ボタンもお願いいたしますありがとう
ございまし
たOG
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