【ホリエモン】農家が教えたくない現実とは…農業へ新規参入するべき理由と業界の問題点【堀江貴文】
Summary
TLDRこのスクリプトは、農業従事者の減少や農家所得の実態、新規参入の困難さなど、日本の農業を取り巻く現状についての議論です。参加者は農業経験者や学生で、データや個人的経験に基づき、農業の将来について建設的な論点を提示しています。議論の核心は、農業の継続性をどう高めるかであり、新規参入の促進、中山間地域農業の位置づけ、農地利用の最適化などについての示唆に富んでいます。
Takeaways
- 😊 農業従事者は減少しているが、機械化等により労働生産性は大幅に向上している
- 🤔 農家全体の平均収入は約400万円だが、8割が500万円以下で、上位1割が全体の収入の大半を稼いでいる
- 😮 農業は自由度が高く、クリエイティブな仕事。やる気があれば様々なことができる魅力的な産業
- 📉 後継者不在等により、今後10年程で農家の激減が予想される
- 🤨 農地は利用権があれば誰でも利用できるが、新規参入しづらいとする風潮がある
- 😕 集約化が進展しているが、大規模法人による買収ではなく提携するケースが多い
- 📈 1億円以上売上の大規模農家法人は増加傾向で、今後更に拡大すると予想される
- 🤔 政策的に稲作から収益性の高い作物への転換が後押しされた結果、酪農などの比重が増した
- 😐 中山間地域等で農業の存在意義は単なるビジネス以上に大きいが、その価値が軽視されがち
- 🤨 農家・農地の所有と経営が分離されにくい個人事業体が大半を占めることが構造改革を遅らせている
Q & A
農業従事者数の減少傾向についてどのように考えれば良いでしょうか。
-機械化等によって労働生産性が大幅に向上しているため、従事者数の減少は自然な流れだと考えられます。むしろ減少のスピードがゆるやかなことが注目されます。
農家1戸あたりの年収400万円についてどう判断すべきでしょうか。
-全農家の平均なので参考意味は薄く、中央値を見る必要があります。収入分布の立体差が大きいため、平均値だけで判断することは難しいです。
農業の収益性を左右する主な要因は何でしょうか。
-農業部門や地域等によって条件が大きく異なりますが、酪農や施設野菜等の収益性の高い部門への集約化が進んでいることが主な要因です。
農家の8割が年商500万円以下というデータについて教えてください。
-農家には年商の立体差が大きく、上位1割の農家が全体の8割の売上を占めているのが実態です。収益面で多数派の農家が厳しい環境にあることがうかがえます。
担い手への農地集約化が進まない理由は何でしょうか。
-農地の個人所有と経営が密接に結びついているため、事業譲渡が困難になっていることが大きな要因と考えられます。
農業就業者の高齢化問題への対応策を教えてください。
-後期高齢者の退出による農地荒廃が避けられない中、事業継承の円滑化や担い手への農地集約を推進する必要があります。人口減少を前提とした対策が求められます。
なぜ農業従事者が大きな構造変化を起こせないのでしょうか。
-個人経営が主流であることから事業主体の入れ替わりが起きにくく、時代の変化への適応が遅れていることが主因と考えられます。
辺地部の農業維持にはどのような意義があるのでしょうか。
-中山間地域等の営農条件は厳しいものの、国土保全等の多面的機能が評価できるため、地域の実情に応じた施策が必要です。
農業への新規参入余地についてどのように考えますか。
-農地取得には制限があるものの、農家の高齢化等に伴う農地放出もあり、参入余地は十分にあると考えます。設備投資に個人で対応する必要もありません。
農業で成功する秘訣とは何でしょうか。
-自由度が高くクリエイティブな仕事であるため、やる気さえあればいろいろな可能性が開ける産業でもあります。一般の人にも農業への理解を深めてもらいたいです。
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