小学生でもわかるSQLのテーブル結合【SQL講座③】

だれでもエンジニア / 山浦清透

4 Mar 202111:49

Summary

TLDRこのビデオは、SQLのテーブル結合の種類と使い方について、小学生でもわかるように解説しています。インナージョインとアウタージョインの違い、集計時の注意点などを丁寧に説明していて、初心者向けの良い入門動画です。コメントでフィードバックいただけると嬉しいそうです。

Takeaways

😃 inner joinはテーブルの共通部分のデータを取得
😆 outer joinは全データを残しつつ、条件に合うデータも取得
🤔 joinをすると思わぬところで集計ミスが発生することがある
🧐 テーブル名やカラム名が競合する場合はテーブル名を前につける
😯 outer joinのほうが余計なデータも含めた全データが取れる
😀 inner joinのほうがふつうによく使う
🤨 joinの種類にinner joinとouter joinがある
🎉 SQLではjoinが必須中の必須
⛑ 複数テーブルの情報を一発で取得できる
💡 共通の軸となるデータを基にテーブルを結合する

Q & A

スクリプトで紹介されているテーブルは何ですか?
-スクリプトで紹介されているテーブルは2つあります。1つ目はマーシャンずで火星人の情報が入っているテーブル、2つ目はhistoryずで惑星への渡航履歴が入っているテーブルです。
テーブルを結合する方法として紹介されているのは何ですか?
-スクリプトでは、テーブルを結合する方法としてJOINを使用することが紹介されています。共通のデータをキーとして2つのテーブルをつなげることができます。
INNER JOINとOUTER JOINの違いは何ですか?
-INNER JOINはテーブルの共通部分のデータを取得します。OUTER JOINはテーブルの全データと結合条件に合うデータを取得します。データがない場合も残します。
なぜJOINを使うと集計の際に数値のバグが起きるのですか?
-JOINでテーブルを結合すると、結合条件にマッチしないレコードは結果から外れてしまうため、レコード数が変わってしまい集計ミスが起きる場合があるからです。
集計ミスを防ぐにはどうすればよいですか?
-集計ミスを防ぐためにはLEFT OUTER JOINを使うことで、結合条件にマッチしないレコードも結果に含めることができます。全データが残るようにすることが大切です。
テーブル名が被る場合の対策は何ですか?
-テーブル名が被る場合は、カラム名の前にテーブル名を prefix として付けることで、それぞれのテーブルのカラムであることを明示できます。エラーを防げます。
火星人のデータを取り出すSQLはどう書けばいいですか?
-火星人の名前と渡航先のデータを取り出すためには、SELECT m.name, h.planet FROM テーブル名のようにそれぞれのテーブルを指定する必要があります。
渡航歴のない火星人のデータも表示するにはどうすればいいですか?
-渡航歴のない火星人のデータを表示するには、OUTER JOINを使う必要があります。LEFT OUTER JOINを使うことで、渡航歴がない場合も火星人のデータは表示されます。
結合するテーブルの条件はどこで指定するのでしょうか?
-結合するテーブルの条件はINNER JOINやOUTER JOINの後にONで指定します。共通のカラムを指定することでテーブルを関連付けます。
JOINで注意が必要なポイントは何でしょうか?
-JOINでは結合条件にマッチしないレコードが結果から消えてしまうことに注意が必要です。集計の際など数値のバグが起きる可能性があるため、OUTER JOINを使う等の対策が必要です。

Outlines

00:00

😊テーブル結合(ジョイン)の基本と種類についての概要

テーブル結合の必要性とメリットについて説明しています。内部結合と外部結合の違いについて、ベン図を使ってわかりやすく解説しています。

05:03

😐条件にマッチしないレコードが消えることに注意

通常の結合ではマッチしないレコードが消えてしまうことを説明しています。これが数値のバグにつながることがあるので注意が必要です。これを回避するにはアウタージョインを使います。

10:05

😃左外部結合で条件に合わなくてもデータを残せる

左外部結合を使うことで、基本テーブルの全データを残したまま結合できることを説明しています。実際に使い分ける際のポイントも解説しています。

Mindmap

Keywords

💡SQL

この動画ではSQLというデータベースを操作するための言語を使用しています。SQLを使うことで、データベースのテーブルから簡単にデータを抽出したり、複数のテーブルを結合したりすることができます。動画の例ではマーシャンズとヒストリーという2つのテーブルからデータを抽出しています。

💡テーブル結合

テーブル結合とは、SQLで複数のテーブルからデータをまとめて1つの結果として取得する方法です。動画ではインナージョインとアウタージョインの2種類の結合方法が紹介されています。テーブル結合はSQLを使う際に頻出する非常に重要な技術です。

💡インナージョイン

インナージョインはテーブルの共通する部分のデータだけを結合して取得する結合方法です。動画の例ではマーシャンズテーブルとヒストリーテーブルのIDをキーとしてインナージョインしています。

💡アウタージョイン

アウタージョインは、テーブルの共通部分に加えて、結合条件を満たさない行も含めた全データを取得できる結合方法です。集計時に条件外のデータが消えてしまうことを防ぐことができます。

💡集計ミス

テーブル結合でインナージョインを使用すると、結合条件を満たさない行が結果から消えてしまうことがあります。これによって集計結果に誤りが生じることを集計ミスと呼びます。アウタージョインを使うことでこの問題は回避できます。

💡惑星

この動画の例話は未来の惑星間交通が発達した設定です。マーシャンズテーブルが火星人で、ヒストリーテーブルが惑星の渡航履歴となっています。惑星間の行き来データをSQLで集計しているイメージです。

💡火星人

動画の例話では未来の火星が舞台となっており、火星人ボスからSQLによるデータ抽出を依頼される設定になっています。データの中身も火星人の名前や惑星の渡航履歴となっているなど、火星を意識した話になっています。

💡宇宙

この動画の例話が宇宙を舞台にしたSF的な設定となっているのは、SQLの機能を実務的な話から切り離し、より抽象的 yet 身近な話として提示することで、視聴者の理解の助けとなるからだと考えられます。

💡抽出

この動画を通して、SQLではデータを簡単に抽出できること、その一方でテーブル結合時の注意点もあることという2つの側面を扱っています。前者はSQLのメリット、後者はデメリットといえるでしょう。

💡解説

この動画の目的は、小学生にもわかりやすい解説をすることです。キーワードの選択と平易な文章での解説は、その点を意識して行われていると考えられます。

Highlights

SQLのテーブル結合について小学生でも分かるように解説する

テーブルが2つある場合、Excelにデータを落として結合するのは大変な作業

SQLではテーブル結合を一発で解決できる - それがテーブル結合(ジョイン)機能

ジョインはSQLにおいて必須中の必須で、データベースのテーブルが分かれていても一発でデータを取得できる

ジョインを正しく使えないと、集計の際に数値にバグが発生することがある

いなージョインでは条件に合致しないレコードは結果から消えてしまう

条件に合致しないレコードを残すには左外部結合(LEFT OUTER JOIN)を使う

イメージとして、インナージョインはテーブルの重なり合った部分のデータを取得、左外部結合は左側テーブルの全データと条件に合致したデータを取得

実際にはインナージョインのほうが頻繁に使われる

使い分けとして、条件に合致したデータだけ欲しい時はインナージョイン、条件に合わないデータも欲しい時は左外部結合を使う

複数テーブルのカラム名がかぶるとエラーになるため、テーブル名を前につけるのがオススメ

火星人のボスは渡航歴のないデータが消えたことに気づき、そのデータも出せと指示

ジョインを使うと基準テーブルから条件に合致しないレコードが消えてしまう

左外部結合を使うと条件に合致しないレコードも残すことができる