ブッダの生涯 1 (佐々木閑「仏教哲学の世界観」第2シリーズ)
Summary
TLDR花園大学の佐々木静か教授が、遠隔教育プロジェクトの一環として、YouTubeで仏教の歴史とその教義に関するビデオシリーズを作成しています。第1シリーズでは、物語の定義とブッポウソウの詳細な説明に焦点を当て、24回のエピソードで終了しました。第2シリーズでは、文の障害と仏陀の生涯について掘り下げます。このシリーズは、視聴者がいつでもアクセスできるように独立しており、仏陀の教えとその影響を理解するための重要な鍵として、仏教徒たちの思いが込められた仏殿についても触れます。教授は、仏教の深い理解を促進するこの教育的取り組みを通じて、学生とのやり取りを重視しています。
Takeaways
- 😀 お釈迦様は仏教の創始者で、仏教徒にとって興味深い人生を送られた
- 😊 お釈迦様の生涯を描いた数多くの「仏伝」があり、それぞれ違うバージョンが存在する
- 🤔 仏伝は歴史的事実より、その時代の仏教観を表したものが多い
- 🧐 仏伝を読むことで、仏教の変遷を知ることができる貴重な資料だ
- 😮 2500年前のインドでは文字による記録がほぼなかったため、お釈迦様の生涯の記録は少ない
- 📝 手塚治虫さんの漫画「ブッダ」も一種の仏伝で、お釈迦様の生涯をベースにしている
- 😀 仏伝は自分の仏教観や世界観を知る鏡となる
- 🔍 仏伝をどう読み解くかによって、仏教へのまなざしが広がる
- 💡 仏伝は科学者ファラデーの「ろうそくの科学」に例えられる
- 😊 ろうそくから話が広がるように、お釈迦様の生涯から仏教そのものを知ることができる
Q & A
お釈迦様の生涯についての情報はどのような状況だったのでしょうか?
-お釈迦様の時代には文字を記録する文化がほとんどなかったため、お釈迦様の生涯について詳細な情報が残されているわけではありません。後の時代の人々が振り返ってお釈迦様の生涯を推測し、物語として作り上げていったという状況です。
なぜお釈迦様の生涯に関する物語がたくさんあるのでしょうか?
-お釈迦様は仏教の開祖として尊敬されている人物です。後の時代の仏教徒たちがお釈迦様への思いから様々な物語を作り出し、それが蓄積されていったためです。
仏伝を読む意義とは何でしょうか?
-仏伝は単なるお釈迦様の生涯の物語ではなく、その時代の仏教徒の思想や世界観が表れている文献です。だからこそ仏伝を読むことは、仏教そのものの変遷を知る上で意義があるのです。
なぜろうそくが仏教の例えにされたのでしょうか?
-みんなが知っているろうそくから話を始め、科学の世界全体へ話を広げていったように、有名なお釈迦様の物語から入り、仏教全体へ理解を深められるからです。
第2シリーズで取り上げる内容とは何ですか?
-第2シリーズでは、お釈迦様の生涯について詳しく取り上げます。お釈迦様がどこで生まれ、どのようにして仏陀となられ、その後どのような活動をされたかなどがテーマとなります。
なぜ前のシリーズの内容が分からなくても大丈夫な構成にするのですか?
-途中から見始める人もいることを考慮し、各シリーズをある程度独立した内容にして、どこから始めても概ね理解できるようにする目的があるためです。
同じ内容を説明することがある理由は何ですか?
-初めて内容を知る人のために、前のシリーズで説明した事柄を繰り返し説明する必要があるためです。すでに知っている人にはご容赦いただきたいとのことです。
なぜ仏伝はレジェンドとして見るべきではないのですか?
-仏伝は単なる伝説ではなく、その背後に作者の思想や仏教観が表現されている文献だからです。だからこそ仏教そのものを知る上で大切な材料になるわけです。
自分の世界観を知るきっかけになるとはどういうことですか?
-自分がどのような仏伝に引き付けられるかというのは、その人自身の仏教観を表しています。好みの仏伝から自分の世界観が見えてくる、という意味 it です。
次回の内容はどのようなことを予定していますか?
-次回からはお釈迦様の生涯について実際に話していく予定です。ゆっくりと打瀬糸の話の中身に入っていきたいと考えています。
Outlines
🎥 第1シリーズの振り返りと第2シリーズの紹介
佐々木静かは花園大学のプロジェクトとして動画シリーズを制作し、遠隔地の学生とのやり取りを通じて教育を進めています。第1シリーズは「ブッポウソウの定義」に焦点を当て、24回の動画で構成されました。第2シリーズでは「文等の障害」を取り上げ、第1シリーズを見ていなくても理解できるように独立した内容で進める計画です。ただし、同じテーマが再度説明される可能性があり、それに対する理解を求めています。第2シリーズは仏陀の生涯を中心に展開し、仏教徒にとって重要なテーマを掘り下げます。
📚 お釈迦様の元気と仏教の伝承
お釈迦様の生涯を正確に知ることは難しく、様々な「仏殿」(仏陀の伝記)が存在します。2500年前のインドでは文書記録が少なく、お釈迦様の生涯は口承によって伝えられました。これにより、仏殿は多様でフィクション化された要素を含むことがあります。仏殿は仏教徒の思いや時代背景を反映しており、仏教を理解するための重要な鍵とされています。
🌟 仏殿の多様性とその教訓
仏殿の選択は個人の仏教観を反映し、自己理解の手段となることがあります。例えば、マイケル・ファラデーの「ろうそくの科学」は、シンプルなトピックから科学の広がりを探究する方法を示していますが、これは仏殿の研究にも当てはまります。お釈迦様の元気(伝記)を通じて仏教の深い教えや歴史を理解し、それがどのように多様な解釈や教訓を提供するかを探ることが重要です。
Mindmap
Keywords
💡仏陀
💡仏伝
💡変容
💡脚色
💡フィクション化
💡情報
💡文化
💡思想
💡世界観
💡鍵
Highlights
お釈迦様の一生や仏教の成り立ちについて説明している
仏典は仏教を知る上で重要な鍵となる資料である
仏典を読むことで、その時代の仏教徒の考え方が分かる
無数の仏典があり、それぞれ違うストーリーを持っている
仏典は後世の人が振り返って捏造したお釈迦様の物語である
お釈迦様の生きた時代には文字による記録がほとんどなかった
手塚治虫のブッダも一種の仏典である
仏典をリアルなお釈迦様の生涯だと考えるべきではない
仏典は作者の気持ちや世界観が表されたフィクション的な面がある
自分が引かれる仏典はその人の仏教観を表している
ろうそくの科学は仏典の比喩例としてあげられる
ろうそくからいろいろな方向の科学の話題が広がるように、お釈迦様の生涯から仏教そのものを理解できる
仏典を深く理解することで仏教全体へ理解が広がっていく
第2シリーズでは具体的な仏典の内容を扱う
仏典の面白さと重要性を理解してほしい
Transcripts
皆さんごきげんよう
花園大学の佐々木静かです
エットっ
大学の沿革事業として
このような動画を作成し youtube でいっ
後悔をしてそれを学生さんに見てもらって
それに対する質問とかあるいはそのまとめとかそういったもの私の方へメールで送って
いただいて
そしてまあやり取りをする中で事業を構成していくとそういうやり方で今遠隔地にを
行っております
えっと4月から始めまして約五ヶ月半でへ
第1シリーズを終えました
内容はの物調の定義である
ブッポウソウの
まあ
中身についての具体的でそして細かい説明を行いました
これはこれで一つの
まとまったテーマでありますからこれ24回やりましたがこれで一応終了いたしました
それで次に第2シリーズとしまして次のテーマは文等の障害を取り上げます
レアの
えっと第1シリーズを見ていないとこのぶんだの障害が分からないという風な構成で
作りますと大変これあの
窮屈な形になりますねまず第1シリーズから全部見て下さいそうしないと次にいけませ
んよというような形ではながら
これ皆さんとっつきにくい途中から見るというような方もおられるかも知れませんから
そういう方のために
シリーズもとに全部これあの
独立させてどのシリーズから見てもわかるような形で構成をしたいと思っております
まあそんなに上手にできるかどうかは分かりませんけれども
まあやれる限りはそういう形でやりたいと思っています
その代わりですねあのひとつご了解願いたいことは
ん
あの
前のシリーズで言った事をもう一度言うことがあるかもしれない
つまりあの説明を省略することができないわけなので
同じことでも初めての方の為にもう一度説明することがあるかも知れませんのでそれ
だけはご了解お願いたいと思います
さてそれでこの第2シリーズですけれども仏陀の生涯
a その分だというのはこの場合にお釈迦さまのことを意味しますから
お釈迦様の元気ということですねこれを取り上げてお話をしたいと思っております
もう言うまでもなく嘘のブッダ
ですねお釈迦様ですねは仏教の創始者でありますからこの方がどのような一生送られた
のかということは仏教徒の人たちとってはもっとも興味のある
テーマの一つですう
我々のその仏教を作りになったお釈迦様はどこで生まれどんな風に育ってなぜ
ブッダになられたのかとそして分団になった後に
どのような活動なさってどうなくなったのかというような
興味はつきないわけなんですね声で当然ながら長い仏教の歴史の中ではもう
ものすごい数の
仏前ブッダの元気が作られております
日本じゃありませんからねもう良いあの
まとまったものでも何十本細い
その小さな断片的な記録まで合わせるとも数え切れない数限りない
お釈迦様の元気というものはがあの情報がですね
伝わってきているわけです
一番最近の
仏殿は何かというとこれあの
手塚治虫さんのブッダですねあの漫画のねあれもちろんかなり捜索が入っていて
a
もともとの元気にそのものに沿っているわけではないのですが大筋はもちろん言うまで
もなくお釈迦様の一生をベースに書かれているものですから
あれを言ってみれば一種の仏殿仏陀の生涯を語る一つのストーリーだということになり
ますねそういうものまでです
埋めますと本当にどれほどお釈迦さまの人生に関する情報がたくさんあるかということ
はもう数え切れないですね
ねえそこでですね今日はまあイントロですから実際にまだ入りませんけれども
その仏前というものの意味についてちょっとお話をしたいと思っております
8です猫はなんですねもしもお釈迦様の一生というものが精密に判明しているならば
つまりお釈迦様がどこで何年に生まれ何をなさったということがもうまるでその当時の
日記が残っているかのように全て綺麗にわかっているのならば
お釈迦様
元気に対してはただ1本のきちんとしたストーリーが
伝わっているはずですもちろんそれが様々に磯の強調されたりあるいは脚色されたりし
て変わっていくにしてもお釈迦様の一生の多すぎというものはこれはもう確定してる
はずなんですねところが実際はそうではないんですね大釈迦様時代のインド
2500年前ですおよそ2500年前のインドでは
情報を文字で記録するという文化がほぼない状態でありました
まあいってみれば一般の人たちはすべて
言葉だけで口で言って耳で聞いてそれで情報伝達をしてたわけですから
お釈迦様の一生がきちんとどこかで文書で残っているなんてことは全くたいわけです
ましてお釈迦様が仏教を作りになった時にはまだ周りの人たちは皆お釈迦様が仏教を
つくって知らずにいたわけですから
あの言ってみれば後になって振り返ってみた
お釈迦様というのは偉い人だったんだなあということになりますからそこから始めて
お釈迦様の一生を語ると
シャカ様ってどんな人生を送られたんだろうというそういう呪文がそこで初めて起こっ
てくるわけですから
仏殿というものは決してお釈迦様のその時代にそのお釈迦様生存の時代にその時に作ら
れていった日記のようなものじゃなくって後から後の人たちが
振り返ってお釈迦様の一生を
まあ言ってみれば捜索していった
そういうものなんですね
でそれが数え切れないほどあるということは
あの
たくさんある仏殿は皆違うんです
に行けるのもあるけれども同じものはないんですね
でしかもですねこれがまたあの問題になるところですけれども
普通の人じゃなくてこれ
大宗教家なんですねその a
仏教というとてつもなく影響の強い
多くの人々にその救いを与えた仏教の創設者
がブッダですからそのブッダお釈迦様の元気をつくる人たちの思いというのはこれ大変
暑いんですね
で暑いとどうなるかというとその
便器がどんどんあの
何球かな変容したり膨らんだりあるいは実際にないような話がそこに加わったりして
a まあフィクション化していくわけです
こうやって無数のしかも様々にフィクション化され
ディフォルメされたそういった物語がたくさん仏教に伝わっていうそれを全部まとめて
これを仏殿というわけなんですねブッダの元気です
でということはですねこの仏殿というのは力シティ四条
という面もありますレジして時もちろんれ二種の情報はありますけれども
それよりももっと重要なのはその時代その仏殿を作ったその仏教徒たちの思いが
そこに込められた
ストーリーなんだ
だからそれはその作者の気持ちや想いや世界観が表されているものなんですね
ですから仏殿を種のレジし市場として
まあいってみればお釈迦様のあのリレー気象としてみてはいけないのでその仏殿はその
仏殿が作られた時の仏教はのあり方を表す大事な
ないというかな仏教そのものを知るための資料に使えるわけなんです
やるでございますかですからここに書きましたように
仏殿とは仏教を知るための鍵なんですね
ただのお釈迦様の一生を知りたいとそんな話じゃないんですぐ前をきちっと見ていく
ことによって仏教そのものがどのように変容していったか
そしてその時代その時代の各時代ごとにその仏教徒たちが自分たちの仏教という宗教
どう見ていたかということを知るための
非常に貴重でそして面白い情報 j になるということなんです
ねその仏殿を選んだ我々いろんな種類の仏殿を選んだ我々はこれは素晴らしいこの仏殿
こそ素晴らしいという風に
まぁ色々と
あの好みが思考が分かれますそのどの仏殿に自分が引かれるかというところがまた
その人自身の仏教観を表しているわけですから
むしろ無魔のなんとか仏前を読んでいる我々が打つ前によって自分自身をそこに表す
ことになるわけなんですね美味しないんですよ
ですからここにまあ書きましたり自分の世界観を知るためのかなみにもなるということ
なんですね
レート今日はまだあの具体的な話いませんけれども入りませんが私はあの子の仏殿と
いうものを仏教の中でどう位置付けるかということを時々考えるんですけれども
ものすごく音何球かこう勘案
響くのはマイケルファラー d ですねファラデーという良いリスの19世紀の科学者
ですがこの人が書いたもあのうえええ
化学
解説書科学啓蒙書の
矜持と最高ちぇっ作と言われているこの
ろうそくの科学ですねこれと非常にないか新人生感じるんですねろうそくの科学って
いうのは
ファラデーさんがですね
まあ若い小さな子供たちから一般の人たちすべての科学に興味を持ってもらいたい人
たちあるいは科学が好きな人たちのためにわかりやすい講義を行ったんですね毎週1回
ずつそのなんとか
公開で皆の前で実験を
して見せながら科学てこんな面白いんですよということを説明するそういうその催しを
後で本にしたものなんですが
テーマはろうそくなんですよ
ねあの日あってますから
いろんなバージョンのろうそくの科学の本出てますからもうぜひ遊んでいただきたいと
思いますけども
ロウソクっていう誰でも知っているようなトリマーロス ki あの日明るいやつ
でしょそれぐらい
歯科みんなを持ってないそのろうそく1本持ってきてそこはその説明から始めてもう
あのう
化け学から電磁気学からあるいは生物学に至る
もう森羅万象の科学リノへの一つ一つはその道筋をね色んな方面にわたって皆に時
示していくわけです最初のきっかけはろうそく1本なん
ですけれどもそのろうそくのここの部分はこういう意思陰でこんな風になってるんです
ここのところはこんな風な素晴らしいその自然のバランスでこういうことが起こって
いるんですっていうふうににょそこから話が干上がって
そして最終的に科学世界全体を説明
するようなところまで行くというこれはもう名著の中の名著ですけれどもそのろうそく
の科学で扱われているろうそくというのが私は仏教の世界でのこの物でんだと思って
いるんですね
みんな知ってますよお釈迦様の元気でしょ王子さまで生まれて出家して悟って保田じぇ
になって分台になってみんなを救ってなくなったんでしょもうソルそれだけですけれど
も
それをねどのような方向からどう見ていくかということによって実は
物調世界の秘書場所へ
話がどんどん広がっていくんですねレアの今回の第2子だできるだけそういう視点で
仏殿というものの面白さとそう
そしてその重要さですねそういうものをみなさんに今
理解して知っていただけたら何よりだと思っております
今回はまぁこれで終わりますけれども次回から実際に打つ前の中身に入っ
ゆっくりと話をしていこうと思いますじゃあこれでゴールしますが気に
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