賃金物価スパイラル!!だから金、銀は上がる~「前編」基本マクロで説明「インフレ対策」!!

クマさんのマクロ経済と投資に関するメジャーではないストーリー
20 Apr 202409:56

Summary

TLDRチャンネル登録といいねが励みになっております。コモデティ市場の時代が来ると前々から伝えており、金銀だけでなくコモディティ全般が上昇すると見ています。また、金利や物価上昇率の側面から1970年代の経済状況と比較し、分析しています。重要な観点として、金利の変動と株式市場の関係、そしてアンドレコストラニーの理論を紹介。アメリカの基準金利が5.5%で固定されており、FOMCの12人のメンバーが決定しますが、経済学者が多い中、プライドの高い人々が政治に重くならないと主張しています。2021年に金利を早めの引き上げが批判され、インフレが高騰しました。アメリカの給与所得のある労働者数は4月で約1億800万人と発表され、製造業の労働人口は中国のWTO加盟前には多かったが、その後激減。アメリカアリシェアリング政策が進み、製造業従事者が増加している可能性があります。経済活動参加率も高く、雇用状況は良好で、金利の引き下げが厳しい状況が続く可能性が示唆されています。

Takeaways

  • 📈 コモデティ市場の時代が来ると述べ、金銀だけでなく全般のコモディティが上昇すると予想しています。
  • 📊 1970年代の経済状況と比較して、金利や物価上昇率の観点から分析しています。
  • 📉 株式市場は金利の上昇に伴って下落することが多いです。
  • 🤔 アンドレコストラニーの卵理論によれば、金利が10%に達すると株式を売るべきだとされていますが、現在の状況では10%まで上昇するという期待は現実的ではありません。
  • 🏛 アメリカの基準金利は5.5%で固定されており、政治家の影響を受けずFOMC委員会の投票によって決定されます。
  • 👥 FOMCの12人のうち、11人は経済学者で、プライドが高く、政治的にも影響を受けないという姿勢を持っています。
  • 🚫 2021年に金利を早めすぎると判断され、その後のCPIの高騰で批判されました。
  • 📉 インフレが起きているにもかかわらず、金利の引き上げを見過ごした陰謀論的なストーリーが浮上しています。
  • 📊 FOMCは物価関連経済指数を根拠に慎重に決定を進めているとアピールしています。
  • 🔼 アメリカの給与所得のある労働者数は増加しており、経済的に盛り上がる可能性があります。
  • ⏳ 製造業の労働人口は増加傾向にあり、アメリカアリシェアリング政策の結果として生産基地が国内に戻ってくる傾向があります。
  • 📈 雇用者数は増加しており、特に2024年4月は30万人以上も増加していますが、今後も金利の引き下げが厳しい状況が予想されます。

Q & A

  • コモデティ市場の上昇はどのような要因によって影響されていますか?

    -コモデティ市場の上昇は、金と銀だけでなく、コモディティ全般にわたって見られるで、経済状況の変化や金利、物価上昇率の変動によって影響されています。

  • 1970年代の経済状況とはどのような関係がありますか?

    -1970年代の経済状況は、金利や物価上昇率などの側面から見直され、現在の状況と比較されることによって、経済のトレンドや予測が可能になる場合があります。

  • アンドレコストラニーの卵理論とは何ですか?

    -アンドレコストラニーの卵理論は、金利が上昇した後、株式市場の下落が伴って起きるという観測に基づく理論です。また、金利が高い時期には株を売るべきで、金利が下がって流動性が戻ってきたら株式を買うべきだと述べています。

  • アメリカの基準金利はなぜ現在5.5%で固定されていますか?

    -アメリカの基準金利は、FOMC委員会の12人の投票によって決定されます。現在5.5%で固定されているのは、経済学者である委員会メンバーの慎重な決断に基づいています。

  • FOMCの経済学者メンバーはなぜ金利を下げることが難しいと考えられますか?

    -FOMCの経済学者メンバーは、プライドが高く、政治的にも影響を受けず、経済指標に基づいて慎重に決断を下すことが求められているため、金利を下げることが難しいと考えられます。

  • アメリカの給与所得のある労働者数は4月にどのように変化しましたか?

    -2024年4月に発表されたデータによると、アメリカの給与所得のある労働者数は約1億800万人となり、前月比で30万3人増加しました。

  • アメリカの製造業従事者の数はなぜ増加しているのですか?

    -アメリカの製造業従事者の数は、アメリカアリシェアリング政策の結果、海外にあった生産基地が国内に戻され、国内の労働力を求められるようになり、増加していると考えられます。

  • 中国がWTOに加盟する前にアメリカの製造業はどのような状況でしたか?

    -中国がWTOに加盟する前に、アメリカの製造業は国内で多くの工場を持っており、多くの労働力を抱えていました。しかし、中国がWTOに加盟後、人件費の安さから工場が中国に移転し始め、アメリカの製造業は衰退しました。

  • アメリカの経済活動参加率はどのようになっていますか?

    -アメリカの経済活動参加率は、生産可能人口のうち、経済活動に参加している人の割合を示す指標です。具体的な数字はスクリプトに記載されていませんが、この指標は経済の活発さや雇用状況を反映しています。

  • アメリカの雇用状況が示すものは何ですか?

    -アメリカの雇用状況は、賃金労働者の絶対的な数の増加や、国民の財布に存在するお金の増加を示しており、経済的な盛り上がりや消費の発生可能性を指標としています。

  • アメリカの製造業従事者が増加する可能性がある状況としてどのようなものが考えられますか?

    -米中間の貿易紛争が激化し、互いの葛藤が深刻化する状況が起きると、アメリカの製造業従事者の数はさらに増加する可能性があります。また、アメリカアリシェアリング政策の結果、国内の生産拠点が強化されることも予想されます。

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