【ダヴィンチ①】万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチ！絵画全13作品を徹底解剖【偉人伝】
Summary
TLDR视频剧本深入探讨了莱昂纳多·达·芬奇，这位从15世纪意大利文艺复兴时期至今一直被誉为绝对天才的多面艺术家。剧本提到达·芬奇不仅在绘画上技艺超群，还在解剖学、航空力学、天文学、建筑学和军事等领域有着深入研究和贡献。尽管他以完美主义者著称，导致其传世作品仅有13幅，但每一幅都展现了他超前的艺术理念和对细节的极致追求。视频还提到了达·芬奇的个人生活，包括他的出生背景和在不同城市的艺术生涯，以及他晚年作为军事顾问和建筑家等多重身份的转变。
Takeaways
- 😲 预想以上了不起的人: 莱昂纳多·达·芬奇被称为天才，不仅仅因为他的绘画技艺，而是他在多个领域的杰出成就。
- 🎨 除了画画: 达·芬奇不仅仅是一个画家，他在解剖学、航空力学、天文学、建筑学和军事等方面都有卓越的贡献。
- 📜 自学成才: 尽管达·芬奇没有接受过正规教育，他通过自学成为了多领域的专家，这点尤为令人钦佩。
- 🌟 时代背景: 达·芬奇生活在15世纪的意大利文艺复兴时期，这一时期强调古代文化的复兴和科学的进步。
- 🏰 启蒙运动的象征: 达·芬奇被称为“文艺复兴万能天才”，他不仅影响了艺术界，还对科学和技术的发展起到了推动作用。
- 🖌️ 完美主义者: 达·芬奇极端追求完美，导致他的作品数量相对较少，但每一件都极为精致。
- 📝 大量笔记: 他留下了大量笔记，内容涵盖各种学科，这些笔记在后世被发现，揭示了他许多未公开的发明和发现。
- 🌍 名字的由来: “达·芬奇”意为“来自芬奇村”，他的正式名称应该是莱昂纳多。
- 👑 达·芬奇的资助者: 他受到了包括米兰公在内的多位贵族的支持，这使得他的艺术和科学研究得以持续进行。
- 🖼️ 作品数量: 尽管达·芬奇只留下了13幅公认的画作，但每一幅都展示了他的创新和技艺，如《蒙娜丽莎》和《最后的晚餐》。
Q & A
莱昂纳多·达·芬奇为何被誉为'万能的天才'？
-莱昂纳多·达·芬奇不仅在绘画上有卓越的才能，还在解剖学、航空力学、天文学、建筑学以及军事等多个领域都有深入的研究和贡献，因此被誉为'万能的天才'。
为什么说达·芬奇的成就超越了他的时代？
-达·芬奇的成就超越了他的时代，因为他在科学和艺术领域的探索和发现，很多都超越了当时的知识和技术，甚至有些理念和发明在后世才被广泛认可和应用。
达·芬奇的《蒙娜丽莎》为什么如此著名？
-《蒙娜丽莎》之所以著名，不仅因为其精湛的绘画技艺和神秘的微笑，还因为达·芬奇在这幅画中运用了空气远近法等创新技术，展现了他对细节和现实主义的极致追求。
达·芬奇的《最后的晚餐》描绘了什么场景？
-《最后的晚餐》描绘了耶稣与十二门徒共进最后一餐的场景，是基督教文化中非常重要的一幕，这幅画以其精细的人物刻画和深刻的情感表达而闻名。
达·芬奇的创作数量为什么相对较少？
-达·芬奇的创作数量较少，主要是因为他是一个完美主义者，对自己的作品要求极高，很多作品他都不满意而放弃，只留下了少量他认为达到标准的杰作。
达·芬奇在哪个时期被认为是绝对天才的？
-达·芬奇从生前到死后，长达500年的时间里，一直被认为是绝对天才，这种评价在古今东西方都是一致的。
达·芬奇的《受胎告知》描绘了什么宗教故事？
-《受胎告知》描绘了天使加百列向圣母玛利亚宣告她将怀孕生子的宗教故事，这是基督教中关于耶稣诞生的重要场景。
达·芬奇是如何自学成才的？
-达·芬奇没有接受过正规教育，他的知识和技能主要是通过自学获得的。他通过观察、实验和不断的实践，积累了大量的知识和技能。
达·芬奇与米开朗基罗和拉斐尔并称为什么？
-达·芬奇、米开朗基罗和拉斐尔并称为文艺复兴时期的'三大巨匠'，他们在艺术上的成就对后世产生了深远的影响。
达·芬奇的《蒙娜丽莎》和《最后的晚餐》在艺术史上的地位是什么？
-《蒙娜丽莎》和《最后的晚餐》都是艺术史上的杰作，它们不仅展示了达·芬奇卓越的绘画技艺，也体现了他在人物表情、情感刻画以及空间构图上的创新和探索。
达·芬奇的作品中，为什么只有13件油画作品流传下来？
-达·芬奇的油画作品之所以只有13件流传下来，主要是因为他是一个完美主义者，对自己的作品要求极高，很多作品在创作过程中被他放弃或毁掉，只有少数作品达到了他的标准。
达·芬奇的《受胎告知》在艺术表现上有哪些创新之处？
-《受胎告知》在艺术表现上的创新之处包括使用了当时新颖的油画材料，以及在天使的翅膀上放弃了传统的彩虹色，改用更符合现实的鸟类羽毛的描绘方式。
达·芬奇在创作《蒙娜丽莎》时，对女性表情的刻画有哪些特点？
-在创作《蒙娜丽莎》时，达·芬奇对女性表情的刻画非常细腻，他通过长时间的观察和实践，使得蒙娜丽莎的微笑显得既神秘又自然，展现了他对女性情感和心理的深刻理解。
达·芬奇在艺术创作中如何体现他的科学精神？
-达·芬奇在艺术创作中体现他的科学精神主要通过精确的细节描绘和对现实世界的深入观察。例如，在《受胎告知》中，他对天使翅膀的描绘摒弃了神话色彩，转而采用更符合生物学的鸟类羽毛，以及在风景描绘中运用空气远近法，增强了画面的立体感和真实感。
达·芬奇的《最后的晚餐》在艺术表现上有哪些特点？
-《最后的晚餐》在艺术表现上的特点包括对人物表情和姿态的精细刻画，以及使用空气远近法增强画面的深度感。此外，达·芬奇在这幅画中还巧妙地运用了光线和色彩，使得整个场景显得生动而富有戏剧性。
达·芬奇的创作生涯中，有哪些因素影响了他的作品数量？
-达·芬奇的创作生涯中，影响他作品数量的因素主要有他的完美主义倾向，对作品的严格要求导致很多作品未能完成；此外，他的多领域兴趣和广泛研究也分散了他的创作精力，使得他无法专注于绘画创作。
达·芬奇的《受胎告知》中，天使加百列的翅膀为什么采用了鸟类羽毛的设计？
-在《受胎告知》中，达·芬奇采用了鸟类羽毛的设计来描绘天使加百列的翅膀，这是他尝试将科学精神融入艺术创作的表现。他认为，尽管天使是非物质的存在，但在视觉上，使用鸟类的羽毛比传统的彩虹色更能体现飞翔的自然状态。
达·芬奇的《蒙娜丽莎》中，蒙娜丽莎的微笑为何如此著名？
-蒙娜丽莎的微笑之所以著名，是因为达·芬奇在这幅画中巧妙地运用了光影和色彩，使得蒙娜丽莎的微笑显得既神秘又自然，给人以无限的遐想空间。这种微笑的刻画技巧，体现了达·芬奇对人物情感和心理的深刻理解和精湛技艺。
Outlines
😲 达芬奇：超越时代的天才
中田敦彦介绍了莱昂纳多·达·芬奇，一个无论生前还是死后都被誉为绝对天才的伟人。达芬奇不仅在艺术上有所成就，还在解剖学、航空力学、天文学、建筑学和军事等领域展现了他的多才多艺。他的作品如《蒙娜丽莎》广为人知，但他的天才远不止于此。达芬奇的成就跨越了五个世纪，至今仍被全世界认可。
📚 达芬奇的自学之路与艺术生涯
达芬奇没有接受过正规教育，但他通过自学成为了一个多才多艺的天才。他在14岁时加入了著名艺术家韦罗基奥的工作室，很快就展现出了他的艺术天赋。达芬奇的早期作品《基督的洗礼》显示了他的才华，甚至让韦罗基奥决定不再绘画。达芬奇的成就并非来自贵族教育，而是他自己的不懈努力和探索。
🎨 达芬奇与文艺复兴时期的艺术创新
达芬奇在文艺复兴时期成为了一个标志性的人物，他不仅在艺术上有所创新，还在科学和哲学上有所贡献。他加入了洛伦佐·德·美第奇的柏拉图学院，与众多杰出人物交流思想。达芬奇的作品，如《维纳斯的诞生》，体现了文艺复兴时期对古希腊文化的复兴和对自然的真实描绘。
🤔 达芬奇的完美主义与创作挑战
达芬奇以其完美主义而闻名，这使他在创作过程中面临了巨大的挑战。他追求完美的科学精神导致他的作品数量有限，因为他不愿意发布任何未达到他高标准的作品。这种态度虽然使他在艺术界的地位受到影响，但也成就了他作品的独特性和深远影响。
🌏 达芬奇的晚年与多样的职业生涯
达芬奇的晚年并不专注于绘画，而是涉足了国家顾问、军事顾问、建筑师和戏剧导演等多个领域。尽管他的绘画作品数量有限，但他在其他领域的贡献同样显著。达芬奇的晚年在法国度过，受到了法国国王的赏识，并在法国去世。
🎨 达芬奇绘画作品的珍稀与价值
达芬奇的绘画作品极为稀少，仅有13幅作品流传下来。这些作品不仅展现了他的艺术才华，还反映了他的成长和奋斗历程。尽管数量有限，但每一幅作品都是艺术史上的瑰宝。《Pen BOOKS》一书详细介绍了达芬奇的这些作品，让读者能够深入了解这位伟大艺术家的创作世界。
📖 达芬奇的学术追求与创作实践
达芬奇对学术的追求体现在他的创作实践中。他不仅购买了大量的书籍来丰富自己的知识，还将科学和现实主义融入到他的艺术作品中。例如，在《受胎告知》中，他采用了新的油画技术，并注重细节的描绘，如天使的羽毛和背景的风景。这些创新不仅展现了达芬奇的艺术才华，也反映了他对科学的尊重和追求。
Mindmap
Keywords
💡レオナルド・ダ・ヴィンチ
💡ルネッサンス
💡完璧主義者
💡モナリザ
💡受胎告知
💡空気遠近法
💡プラトンアカデミー
💡チェーザレ・ボルジア
💡科学マインド
💡油絵
Highlights
莱昂纳多·达·芬奇被公认为历史上的绝对天才，无论是生前还是死后。
达·芬奇不仅绘画技艺高超，还在解剖学、航空力学、天文学、建筑学和军事等领域有深入研究。
达·芬奇的成就不仅限于艺术领域，他的多才多艺使他成为文艺复兴时期的代表人物。
达·芬奇的天才地位在东西方历史上都得到了认可，持续了约500年。
达·芬奇的成就包括在科学和艺术上的创新，例如在解剖学上的贡献。
达·芬奇的创新方法包括使用油彩进行绘画，这在当时是一项新技术。
达·芬奇的《受胎告知》被认为是他的实际出道作品，展示了他在绘画上的新颖之处。
达·芬奇在《受胎告知》中使用了空气透视法，增加了画面的立体感和深度。
达·芬奇在描绘天使时，摒弃了传统的彩虹色翅膀，转而采用更科学的鸟类羽毛设计。
达·芬奇的创作过程体现了他的完美主义，他不断追求作品的完美。
达·芬奇的《蒙娜丽莎》是他完美主义追求的顶峰之作，展现了他对女性描绘的深入理解。
达·芬奇的作品数量有限，只有13幅，这反映了他作为完美主义者的创作态度。
达·芬奇的创作生涯中，他的作品受到了贵族和教会的赞助。
达·芬奇在米兰时期，技术得到了显著提升，并创作了多幅重要作品。
达·芬奇晚年在法国受到国王的青睐，获得了住所，并在那里去世。
达·芬奇的创新方法和理论贡献对后世产生了深远影响，尤其是在艺术和科学领域。
达·芬奇的个人生活和教育背景，以及他如何通过自学成为万能天才的故事，激励了无数人。
达·芬奇的《最后的晚餐》是他最著名的作品之一，展示了他在构图和透视技巧上的精湛技艺。
Transcripts
00:00予想以上にすごい人です ただ絵が上手い人ではない
00:05生きてる時から
00:06死んでそれからもずーっと
00:08間違いない天才と言われているのが このレオナルド・ダ・ヴィンチなんですよ
00:1313点しかないわけですから 全部 知ってるよ
00:17レオナルドについてだったら もうお任せくださいと いう風に言えるように今日なります！
00:23どうも！ 中田敦彦です！ さあ今日も早速参りましょう
00:25エクストリーム偉人伝！ レオナルド・ダ・ヴィンチ編
00:31万能の天才！
00:32ありがとうございます
00:33さあ やって参りました レオナルド・ダ・ヴィンチ
00:35その名を知らない人はいない 偉人でございますよね
00:38ダ・ビンチ映画にもなりましたよね 『ダ・ヴィンチコード』とか言ってね
00:42レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば
00:43『モナ・リザ』ね それは知ってますよ
00:47でも どういう人？ 何がすごかったの？
00:48モナリザ？ えっ うん
00:51ルーブル......美術 か......ん
00:53「いつか見たいですね」 で終わってると思うんですよ
00:56でもね めっちゃくちゃ 面白い人なんで すよ この人
00:59本当にね あの色んな偉人がいますよ 歴史上ね
01:03偉人が居ます！でもね
01:05存命中から死後 ずーーっとね
01:09その評価が変わらない
01:10ずっと高い評価っていう人って 珍しいんですって
01:13生前は高い評価だったけれども
01:16死んだ後では あいつ本当は酷い奴でさー
01:19っていう暴君というね 風に歴史に名を残す人もいるし
01:22逆に 生前は認められなかったけども 死後 ようやく見つけられる天才とかね
01:28あの人 本当はすごかったとかね
01:30そういう人も 居るわけじゃないですか
01:32そんな 中で 古今東西
01:35生きてる時から 死んでそれからもずーっと
01:38長らく
01:40500年くらいですね
01:41変わらず 全人類 から
01:44間違いない天才！ と言われてるのがこのレオナルド・ダ・ヴィンチなんですよ
01:49誰もが認める
01:51絶対的 天才！
01:53なんでそうなの？
01:54そこをね 紐解いて行きたいなと思います
01:57予想以上にすごい人です
01:59ただ絵がうまい人 ではない！
02:01時代はいつごろか？
02:0315世紀のイタリア ルネッサンス 時代と
02:06まっ なんかよく聞いたことありますよね ルネサンス 時代
02:08世界史の授業でも 何度もやりました ね
02:11結構 ある時期の教科書でいうと あの文芸復興ってね
02:14訳されたりしてるんですけれども
02:17文芸復興という言い方は 今はしないらしいです
02:20なんでかと言うと けっこう意訳で
02:21この時期のルネッサンスって文芸復興っだったよね っていうことで
02:25日本の歴史の教科書では 結構 そういう風に 書かれてたんだけど
02:28それ以外の
02:29文芸以外も 色々復興していたから いまはね こう言われてる
02:33『再生』とか『復活』っていう意味で 言われてるんですって
02:36じゃあ 何から再生して 何を復活したのか
02:39ここですよね
02:41ルネッサンスですよね
02:43それは何でかって言うと キリスト教文化一色 に一度なるわけですよ
02:47ヨーロッパ って
02:48ローマ帝国で 国境化されて キリスト教 一色になる その 広がりは すごかった
02:54イギリスの歴史でも
02:55もう ローマから キリスト教が広がったら もうあっという間に
02:59民族の垣根を越えてる もう全部キリスト教になってしまうんですね
03:02そういう時代があって
03:04ギリシャ神話の時も話しましたよね
03:07ギリシャ神話は かつては ものすごい親しま れていたんだ けど
03:11キリスト教が バァーッと 拡まって以降 一気にね
03:13異教として
03:15異端の教えとして その物語は忘れられてた
03:18復活したのがいつ頃か というと 実は ルネッサンスだったという話しをしましたね
03:21ギリシャ神話って面白い話しあったんだ
03:25つまりキリスト教の文化以外にも 色んな文化があるよねってこと
03:29何でそういう風に 目が行くようになったかって言うと
03:32ひとつには
03:33大航海時代！
03:35始まってるってことなんですよ
03:37大航海時代が始まったり
03:39科学が進歩した！
03:41科学が進歩することによって 世界の成り立ちっていうのが
03:45神話の中の世界だけじゃないってことを 人間が知り始めたわけじゃないですか
03:49つまり キリスト教で行われている その カルチャー
03:52キリスト教で言われている ストーリーは
03:54あくまでも物語なのかもしれない
03:57地球は丸いかもしれないし
04:00太陽の周りを動いているのかもしれない
04:03そういう風に考えると キリスト教も一個のカルチャー
04:06他のカルチャーも
04:08また
04:09スポットライトを浴びだすという そういうお話なわけですよ
04:12キリスト教一教から化学が
04:15ぶぁーっと 芽吹いて来て
04:17色んな文化に目が向いてきた そんな時代
04:20人間らしい生き方って
04:22キリスト教のお話しだけじゃないですよね
04:24そうなってきた中で
04:26その ルネッサンスの象徴といえるのが
04:30万能の天才 というですね
04:31私先ほど叫びましたけども
04:33異名を持つ
04:35レオナルド・ダ・ヴィンチなんですね
04:37ダ・ヴィンチはなんで 万能の天才と言われているかって言うと
04:41絵が上手いだけじゃなかったんですよ 有名ですけども
04:45解剖学 航空力学 天文学 建築学 軍事
04:50軍事までやってるんですよ！
04:51プロとしてやってたりするんですよ
04:54全部に精通していた
04:56なんとですね そのことが分かったのは
05:00実はですね
05:01ものすごい活躍はしてたんですけど
05:04その当時も 死後も
05:06あっ！ やっぱり本当にすごかったんだ と思ったのが
05:09こういうですね メモを大量に残してるんですよ
05:11メモ魔なんですよ
05:12レオナルド・ダ・ヴィンチって
05:14メモをめっちゃ取るんですけど そのメモの中にですね 実は後世
05:19まだ 後世になってようやく新発見って言われるような発見がメモの中に入ってるんですよ
05:25新発見を色んなジャンルでしてたんですよ
05:28でも 発表していなかったの
05:31すごいよね
05:34万能でなければ 芸術じゃない！
05:36この全てはですね
05:38芸術を表現するために 学んだとも言われているんですね
05:42つまり その 解剖学で人間の筋肉は こうなんて
05:45骨はこう動くから こんな形の
05:47絵の構図はあり得ないとか
05:50そういうことをしっかりやれた
05:53日本で言うと あの 手塚治虫先生とかね
05:56医者でありながら 漫画家になったことで
05:59かなりね こう
06:01新しい表現をすることになりますけど
06:03それも遥か前にですね それのもう親玉みたいな状態ですよね
06:07いろんな知識があると
06:10この万能の天才 ルネッサンスの象徴ですけれども
06:12それ以外に言われているのが 三大巨匠と言われてる
06:15ミケランジェロ とかラファエロ
06:16これも聴いたことありますよね
06:18ミケランジェロとかラファエロって 天才もいるんですが
06:21そのミケランジェロよりも20こぐらい上
06:24だから結構 年上なんですよ
06:26この三大巨匠の中では 一番先輩
06:29にして一番有名！
06:31これがレオナルド・ダ・ヴィンチなんですね
06:33じゃあ それぐらいね 天才 天才！
06:35ルネッサンス時代かぁ
06:37さぞ貴族のご子息だったんでしょうね と
06:40すごい教育を受けたんでしょうねと
06:42そうじゃないんですよ！ このダ・ヴィンチがすごいのは この全てを
06:47独学で学んだということです
06:50なんとこのダ・ヴィンチはですね
06:52まともな教育を受けてないんですって
06:57すごいでしょ？ これは何故か
06:58実はね
07:001450年 生まれに関わるんですよ
07:03ヴィン チ村っていうね フィレンツェの郊外 イタリア フィレンツェという大きい都市がありまして
07:07その郊外にフレン あっ ダ・ヴィンチ村
07:09あっ ヴィンチ村ってのがあるんですね
07:11あれ？ ヴィンチ？ ヴィンチ そうなんですよ！
07:14これ実はですね レオナルド・ダ・ヴィンチの ダ・ヴィンチってね
07:16名字じゃないんです！
07:18ヴィンチ生まれのってことなんです
07:21だから 僕らが ダ・ヴィンチ ダ・ヴィンチ って言うでしょ？
07:24あれは村の名前なんですよ
07:26ダヴィンチ村生まれの ダ・ヴィンチ村生まれの アイツ？ってなっちゃってんだけど
07:30だから いまその正式なね 学問の世界では
07:35レオナルドって呼ぼう っていう風になっているらしい
07:38レオナルド レオナルドって 呼んだ方が通ですよ
07:41みなさん この動画を観た後にですね
07:43ダ・ヴィンチの話しをしようよってなった時に
07:45あっ ちょっと待って待って！ それは村の名前だから レオナルドで行かない？
07:47ってこういうね ことを言うと
07:49非常に嫌われます
07:51良い感じになると思いますね
07:53空気が良い感じになると思います でもマウントは取れますからね はい！
07:57レオナルドがっていうことなんですね
07:59だから この授業もこれから
08:00レオナルドで私 なるべく行きたいと思いますね
08:02癖でダ・ヴィンチって なっちゃんですけどね
08:03雑誌で『ダ・ヴィンチ』とかってのも ありますからね
08:05それぐらい ダ・ヴィンチ！ って言ったらね
08:07やっぱり彼のイメージですよ
08:08レオナルドって言われるとね んん？て なり ますもんね
08:11でも レオナルドなんですね
08:12このヴィンチ村で生まれたんですが 実はですね
08:15まあ そのお父さん の浮気相手との 子供だったわけですね
08:21なので まともに育ててもらえてなかったんです
08:23私生児 非嫡出子（ヒチャクシュツシ） としてですね
08:27両親の愛を知らず 両親に育てられず 祖父母にひっそりと育てられた子供だった
08:34だから まともにですね 学校とかも 行かせて貰えていなかったんですって
08:39非常に不遇なんですよ そんな中
08:4314歳 若いですよ 14歳にしてですね
08:46絵が上手いんじゃないか？ ということで フィレンツェのヴェロッキオというその当時一流の
08:53画家であり彫刻家でもあった ヴェロッキオさんのところの工房に行くんですね
08:58ここから伝説の始まりなんですよ
09:01ヴェロッキオ工房へ行きまして 上手いわけですよ
09:04「上手いなぁ」ってね
09:05ある時ね そのヴェロッキオ 師匠
09:08師匠と共作で絵を描くってね ことがあるんですね
09:10これは『キリストの洗礼』って言うね
09:13でっまあ 絵がありまして それをね 左下の方
09:17「これをお前が担当しろよ」 「ねっ レオナルド」と
09:19「はい！ わかりました 師匠」 ということでですね
09:21で一緒に描くぞ！て パァーッと描いて 「俺はこっち描く お前そっち描けっ」て言ってね
09:25まあ よくあるじゃないですか 漫画家さんでもアシスタントが背景を描くとかね
09:29えぇ まっ主要な人物 その時はキリストは 師匠が描きますけれども
09:34サイドのね サイドのキャストは 描きますよ こっちがっていうね
09:37そういうまあ 漫画家さんいるわけですよね
09:40そういう感じでアシスタントが描くわけです
09:41そしたらですね アシスタントが上手いんですよ
09:44あれ？
09:46ちょっと待て！ ちょっと待てよ
09:48ヤッテラレッカァァァ!!! っつってですね
09:50あの ヴェロッキオがそれ以降
09:53私は絵を描かないって
09:54筆を折ったという伝説を生んでるんですよ
09:58すごいですよね この若さにして
10:01あぁ コイツは本物になるかもしれない そういうことで
10:05二十歳で親方 マスター資格を貰いましてですね
10:09もう 独立しなさい！ ということなんです ね
10:11そっからヴェロッキオの工房でも 働いてはいたんですが
10:14なかなかね ええ そこだけでは ちょっと
10:17まあ とどまらない人材ということで
10:18そこで 目を付けられるんですね
10:21ロレンツォ・デ・ メディチ の プラトンアカデミー というのが あるんですよね
10:25あれ？ ってね
10:27プラトンってギリシャですよね
10:29そうなんですよ！哲学の授業でやりました
10:31ソクラテスという もうホントに
10:33もう 無知の知を説いてね
10:36ギリシャでもう ものすごいこう
10:38まあ 元祖と呼ばれるような哲学者 そのソクラテスはすごかったんだぞ！ということで
10:43プラトンというね 若い弟子が学校を開いて
10:46それが『アカデメイア』 というとこ ろなんですね
10:48その プラトンの『アカデメイヤ』というものがあって
10:51その ソクラテスの教えを教えて そこから あのアリストテレスが
10:55生徒として入って来て そのアリストテレスが後に
10:59あの アレクサンドロス大王の 家庭教師になるというね
11:02ものすごい壮大なお話しがあるんですけども
11:04それはギリシャ文化なわけですよ そのギリシャ文化を模した名前の学校ができる
11:09えっ？ どういうこと？ 学校というか
11:10因みにね私塾みたいなもんですよね
11:14まあ 松下村塾とかね
11:16今だったらオンラインサロン みたいなもんかもしれないですね
11:17プラトンアカデミーというのが できてたらしいんですよ
11:20これを作ったのが ロレンツォ・デ・ メディチ
11:22これは ただ者じゃないですよ
11:23メディチ家というのは その当時で 言うならフィレンツェを もう
11:28とてつもなく支配していた 大貴族なんですよ
11:31後に国の王にもなるくらいのですね メディチ家という
11:34そのメディチのですね もっとも良い時期
11:38最盛期の君主 党首がロレンツォ・デ・ メディチ
11:42その名を異名は『豪華王』ですよ
11:45ゴージャスキング ロレンツォ・デ・ メディチがですね
11:48いやぁ 素晴らしいじゃないか！と
11:50プラトンってのはすごいな と
11:52そのお爺さんもね すごい人で ロレンツォ・デ・ メディチのお爺さんが
11:55まつ かなり学に明るい人で ギリシャのことをやろうと
11:58プラトンアカデミーやろう みたいな
12:00そこからですね 孫の ロレンツォ・デ・ メディチがものすごい優秀でですね
12:03後に豪華王と呼ばれるんですけど
12:04これ素晴らしいじゃないか！ということで ロレンツォ・デ・ メディチが力を入れてたんですね
12:08プラトンアカデミーにね
12:10そこに優秀な人たちをいっぱい集めてたんですよ
12:12頭の良い人たちとか
12:13才能のある人たちとか
12:14いっぱい集まってくるわけですね
12:16その中 例えば ミケランジェロも そこに来ていたんですよ
12:19後にですね もう三大巨匠となる そのミケランジェロがですね
12:23彫刻したものを見て 「なんだ君は！彼はすごい」と
12:25「うちに呼べ」と プラトンアカデミーに呼んだりとか
12:29ここでやってることっていうのは ギリシャ文化のね そのソクラテスとかの哲学
12:33もう もう一度光を当 てて考えてみよう と
12:35プラトンの化学とかを考えてみよう ということをやって行くという
12:40正にルネッサンスの中心地ですよね
12:42それをやり始めてたわけですね
12:44あの『ヴィーナス誕生』ってね
12:46ボッティチェリという画家が描いた 『 ヴィーナス 誕生』てのは正に この
12:49プラトンアカデミーで醸成された文化の中で 生み出された絵画だったんですよ
12:55ヴィーナスっていうのは ギリシャ神話の中の女神ですから ね
12:58つまり それ以前のキリスト教の
13:02キリスト教のための絵画っていうものからは 外れてるんですよ
13:06あり得ないモチーフなんですよ
13:08ヴィーナスを描くっていうのは
13:09正にルネッサンス！ そういうことだったんですね
13:13キリスト教の絵を描くっていう風に なってったのは なぜかって言うと
13:16大航海時代と言えば
13:19カトリックを布教師に行こう という時代でもありましたよね
13:22カトリックを布教師に行く その手前からですね
13:25カトリックは布教のために 文字が読めない人にも
13:29そのキリスト教のストーリーを伝えようとしていた
13:32そんな中
13:33文字が読めないのに どうやって伝える？
13:35聖書を読めばストーリーは わかるけれども
13:37文字が読めないんだったら 伝わらないじゃないか ということで
13:40絵をモチーフにしだしたんですね 絵を用いだした
13:43本当はダメなんですよ
13:45なんでかって言うと
13:46キリスト教とユダヤ教と 元を元に同じにする一神教で
13:50あのね！ 石板で偶像崇拝禁止！ってね 掲げられてるわけですよ
13:56だから いの一番にですね そういう神聖なものを絵とかに描いたり
14:00銅像にしたりして拝んではいけないと
14:03これ 元々は あの多神教時代のね エジプトとかあちらの方の 中東とかの方で
14:08多神教が流行ってましたから それを違うよって言ってね
14:12銅像をたくさん並べて
14:13エジプトとかすごいでしょ？ 銅像とか色々あるでしょ
14:15なんかそんなクフ王とか なんとかなんとか神みたいなね トト神みたいなね
14:18あーいうの止めよう！
14:20神っていうのは見えるもんじゃないよ
14:22どこか
14:23一つだけあるものだ
14:25ありがたいもんだ
14:26んん 見たり描いたり拝んだり それ良くないよ それは
14:30違うものになっちゃうから っていうことをやってたのに
14:32だけど
14:34布教のためには ということで
14:36緩やかに
14:37それで まあ 絵を描き始めたことで
14:40本当にそれで良いの？ キリスト教からブレてない？ってなった後にね
14:44宗教改革とか生んで行くんですけれども
14:47絵をキリスト教で布教していた そんな中で
14:50ボッティチェッリ ヴィーナス誕生とかを描き始めた
14:53だからすごい斬新なんですよね
14:55かなりこう攻めてるっていうか 尖ってるわけですよ
14:58えっ! そんな絵あり？とか
15:00だからまあ 映画とか 漫画とかでも
15:02いまの文化で言ったら過激だよねっていうのって その時代 その時代あるじゃないですか
15:07そういうのを創ってる集団なわけですよね
15:10俺たちは イケてるんだぜ！ っていうことですよね
15:13そこに入ったんですが
15:16なかなかね そこでは稼げないんですよ
15:19なんでか 実は
15:20レオナルド・ダ・ヴィンチは 独学によって成し遂げられた
15:24万能の天才という個性の他に もうひとつ
15:27すごい個性がありまして それが 完璧主義者なんですよ！
15:31むちゃくちゃ完璧主義！
15:33だからメモを ぐぁぁぁぁぁぁ!! 書いてですね 勉強して
15:36で自分の中で こんな骨格あり得ないとか こんなのはあり得ない
15:41正しいことを知りたいんだ！
15:42科学のマインドのある人ですから かなり近代的な人なので
15:47化学に基づかないこととか 怪しいことを絵に描くのはイヤだ......し
15:53自分の技術とか それをしっかり表現するまでは中途半端な状況で出したくない
15:59っていう かなり我が儘でもあるわけですよ
16:02この当時ね 絵描きってなんでこんなに お金持ちに取り入れられたかっていうと
16:07お金持ってるわけじゃないですかっ
16:10教会や貴族が その権威を
16:14やっぱり こうピーアールしたいがために すごい美しい絵を描かせる
16:19要するに その オーダーを受けるってことですよね
16:22スポンサーから
16:24なのにも関わらず
16:25私は中途半端なものは出したくない！ これは面倒くさいタレントなんですよ
16:29ちょっ 監督！みたいなね
16:31この状態のシーンだと この繋がり悪いっすよ みたいな
16:35あの この役者 こんなこと言わないんで ちょっと 台詞変えて貰っていいっすか
16:39みたいな そういう感じ？
16:40ちょっとダメだ！ ちょっとクランプアップできない みたいなね
16:44ちょっと 雨が降らないとこのシーン ちょっと 全然納得いかないから
16:47ちょっと 待ってください！ みたいな感じなんですよ
16:49だから 待ってくださいなんですよね 全然描くの遅いんですよ
16:53自分が納得するまで 本当に上手いんだけども
16:56全然描いてこないなと
16:58もうオーダーしてから1年 2年 描いてこないぞ アイツってなってですね
17:02なかなかね この
17:04プラトンアカデミーの時はですね そんなにね こうフィーチャーされなかったらしいんですね
17:09才能はあるのにアイツ 金持ちの いい様に絵をパパッと仕上げれねえよなぁ
17:14そういう風になってたらしいですね そんな中
17:17転機が訪れるんですね そのロレンツォ・デ・ メディチの紹介で
17:21素晴らしい最良の画家であることは 間違い ありません ということで
17:24推薦状を貰ってですね ミラノに行く フィレンツェからね
17:27まあ 心機 一転
17:29もうちょっと稼げるようになりたいな と思いながらですね ミラノに行く
17:33イル モーロというあだ名のですね ミラノの まあ いまトップですね
17:37王様のところに行くんですね
17:39えぇ ミラノ公がパトロンについてから
17:42一気に花開きます
17:44そのミラノ公にですね 見出されるわけですよ 技術もかなり上がって来てるんですね
17:50短い人生の中ですけども もう最初から上手いんですけども
17:54更に上手くなっていくんですよ
17:55ぐあぁぁぁぁぁぁ!!となって
17:57この良い時期にミラノに行くんですよ ここから ここまではですね
18:00正直ほとんど食えてなかったらしいです
18:02だからその イケてるアカデミーのね サークルにはね
18:05サロンにはね 出入りしてるんですけども
18:07なん かこうね ちょっとフィーチャーされなかった ね
18:10ところが 場所を移して 機は熟した！
18:13それで バーン!! と大 ヒットし て
18:15ものすごい高額稼ぐ 超有名人にここから成っていきます
18:19はい そこからですね ただね この時期ってのはその
18:22ヨーロッパが争いに争っている時期です あのイギリスのね あの
18:27イギリス紙でも ちょっとやりましたけども
18:29フランスだ イタリアだ イギリスだ で もう色々揉めてましたよね あーいう時期ですから
18:33そのね ミラノ公もフランスに攻められて
18:37パトロンがですね 失脚したことで色々転々とし
18:40その後ですね フィレンツェに戻って チェーザレ・ボルジア
18:43これもですね すごい奴です
18:45チェーザレ・ボルジアね 漫画にもなってます 『チェーザレ』という漫画になっていますよね
18:48ものすごい大貴族についてですね 今度は軍事技師になるってね
18:53絵を描いてない みたいなね
18:55絵をあんまり描かないんですよ
18:57実は 絵を描く以上に この晩年はですね
19:00もうその 国家顧問とか 相談役とか
19:03軍事顧問とか 建築とか お芝居の監督とか いろいろやります
19:08色んなことをやります
19:09絵はあんまり描いてないです その上で
19:13また 転々としてですね チェーザレの元を離れて
19:16晩年はフランスの王様に気に入られて お屋敷を与えられて
19:20そこでですね
19:21惜しまれながらフランスにて死去すると いうことらしいんですね
19:26さっ いま言いました 絵をあんまり描いていないですね
19:29これどれくらい描いてないか なんと！
19:32たった13点しか描いてないんです
19:37語弊があります
19:3813点しか残ってないんです
19:41実はですね
19:42完璧主義者すぎてですね 結構捨ててるって話しらしいんですよ
19:45こんなのは ダメだっつって 結構捨てちゃう人
19:48商売っ気がないでしょ？
19:52ピカソと全然違うんです 逆ピカソ
19:54ピカソってのはすごいですよ！
19:56今までの芸術家の中で もっとも絵を描いてる画家ですからね
20:01もう描く時期に流行作家のように 描いて描いて描きまくって
20:05ものすごい数を
20:07ものすごい資産をね アートとね ビジネスを
20:12もう直結させて 何もかもをお金に変えていった大天才がピカソですが
20:17真逆です
20:18こんなのダメだ こんなのダメだ って ボロボロにしたり 未完の状態のものがあったり
20:24本当に遅筆
20:25だから 遅いから全然残ってない
20:29正確には
20:31これも ダ・ヴィンチじゃないか って論争があるものとか
20:34ふわふわしてるものが 数点あります
20:365 6点あります なので15点だって言う人がいれば
20:3917点だという人もいます
20:41ですが 今回 資料にさせていただきました この『Pen BOOKS』
20:44はい ダ・ヴィンチ この『Pen BOOKS』僕好きなんですよね
20:47非常にビジュアルが多くて見やすいです 美しい お洒落！
20:51これも読みやすい この『Pen BOOKS』ね
20:53よると
20:5413点！
20:56今回 その13点
20:58しかないわけですから これね
21:01ダ・ヴィンチの部屋を 全部知ることができるんですよ みなさん
21:04私ダ・ヴィンチの絵なら全部知ってるよ
21:06あっ ごめんなさい レオナルドでしたね
21:08戻ってしまうというね ダヴィンチ村なんですよぉ
21:11っていうね 視聴者のコメントが大変なんですけど
21:1413点しかないわけですから全部知ってるよ
21:17その成り立ちとか歴史知ってるよ
21:20レオナルドについてだったら もうお任せくださいと
21:23いう風に言えるように 今日なります！
21:26有名な絵 モナリザしか知らないんだぁ
21:29あっ 『最後の晩餐』は知ってるんだぁ いやいや 私 全部知ってるよ こうなるわけですよ
21:34今日の動画お任せください！
21:36これ見て下さい たった13点なんですが
21:38その成長の歴史と苦闘の歴史
21:42もう観ることができるんですよ もう面白いですよ
21:46是非みていただきたい！
21:48さあ まずはですね1点目『受胎告知』
21:50これがですね あのキリスト教で私が何度も 何度も言った
21:55ガブリエルが出てくるシーンなんですよ
21:59もうね あの ユダヤ教 キリスト教
22:02イスラム教を 一本通して
22:05全編に出てくるのが このガブリエルなんですよね
22:08これね あの動画を観ていただきたいなぁ と思うんですけども
22:12マリアがいるわけですね マリアのもとにですね
22:15処女なんですよ
22:16まだね その男性とそういうことをね したことはないんですけれども
22:20天使がいきなり現れてですね こういうポーズですね
22:23「あなた 妊娠しますよ」というね
22:25いうわけで「えぇぇっ!!」ってね
22:27「わ 私何もしてませんけども」 って言ったら
22:31「いやいやいや 生まれます」ってね
22:33「な なんですかっ！」
22:35「神の子だからです」
22:36「あぁ そうなんですか！」って これが『受胎告知』というシーンでね
22:40それはドラマックなシーンなんですけれども
22:43ここをですね描いた絵が実質的な デビュー作と
22:47言われてるわけですね
22:48まあ つまりですね 絵画作品っていう風に限ったのは
22:52メモは大量にあるんですよ
22:55だから ダ・ヴィンチの落書きみたいなものって たくさん みなさん見てると思います
22:58それこそ あの 航空力学の下のなった
23:01ヘリコプターの下になるものを考えてたよ みたいなメモとか
23:05自画像のようなメモとか
23:08あの医学会でね
23:09よく あの このあの丸いところに裸の人が なんかこんなんなってるやつね
23:13あの人体解剖図みたいなね
23:16えぇ そういうやつ あれ全部メモなんですよ
23:20油絵で描かれた 絵画作品
23:23ね そう言われるものが 13点
23:25なんせ『受胎告知』は 新しかったところがたくさんあるんですって
23:29美しいだけじゃないんですよ
23:31まず 油絵の具で描くこと自体が 新しかったんですって
23:35その当時 オランダで開発された
23:38油絵具という新しい その素材を
23:42いち早く導入して その中で作られたっていうことも
23:45えぇ 美術市場新しい絵らしいんですね
23:48あっそうなんだと
23:50なんか油絵がいつから作られたとかって 考えなかったですよね？
23:53うん 作られたらしいんですね
23:55非常に細かいです 完璧主義者ですから
23:59マリアがいるんですよ 「えぇ？」なんて言ってね
24:02「そうなの？」なんて言ってるマリアがですね んん 立ってるタイル
24:06タイルに注目するとですね
24:08タイルを タイルって焼きものですから 焼く時にですね まあ
24:11ピシッとやってるんですけど 細かくですね 空気穴が
24:13ツツツツツッと空いてるらしんですよ
24:15そういうタイル そういうタイプのタイル
24:17そこまで 全部細かく描いてる
24:20細かーいんですよ 美しーん ですよ すーごく綺麗 上ー手い！
24:24更にですね
24:26すごく新しかったのが ルネッサンスらしいんですよ
24:30ガーブリエルという 天使を描いていますよね
24:32要するにキリスト教の絵なわけですよ
24:34だからまあ 昔ながらの
24:36まあ 親しま れてる モチーフでは あるんですが
24:39新しかったところが1点ありまして
24:42その当時ね 天使の絵を描く時って
24:44天使さまはすごすぎるものだからっていうことで
24:48翼を虹色に描いてたんですって
24:50レインボーですよ 赤 黄 青みたいなね 緑とか
24:54ふぁーって もうギラギラなんですよ
24:56だけど 嫌いなんですよ
24:59そういう非科学的なことはね
25:01天使自体がまあ ちょっと非科学的なんじゃないか というツッコミは あれですけど
25:05部分的にですね 科学的なマインドを 取り入れようとしてきたんですよ
25:09つまり ここからもキリスト教モチーフ たくさん出てきます ほぼそうです
25:13ですがそこに 何とか科学のマインドとか
25:16リアリティを持ち込もうとした人でもあるんですよ
25:19そこを高く解くと面白いですね
25:21どうしたかっていうと 飛ぶんだよね
25:25ガブリエルって飛ぶんでしょ？ 天使だから
25:28虹色の羽を僕は見たことがないんだと
25:30でも鳥の羽なら見たことある
25:32鳥は飛べるよね
25:34あの羽で良いだろう っていうことで 虹色じゃない鳥の羽を描いたのが
25:39新しい発明だったんですって
25:41いま虹色の羽のイメージ ないでしょ？
25:44鳥の羽でしょ？ ああいうシンプルな
25:47あれにしたのが ダ・ヴィンチなんですよ！
25:50いぃぃや！レオナルドなんですよ
25:52もう怖いですね 習慣っていうのは怖いですけども
25:56レオナルドがそうしたんだと
25:58だから斬新だったらしいですね
26:00しかもですね 空気遠近法っということで
26:03これ ちょっともう難しいんです 遠近法ってね 遠くのものが小さくなって
26:07近くのものはね 大きく見えるという だけではなくてですね
26:11空気遠近法ということで 遠くにある モノって
26:16遠くの景色って こうぼんやりしたり モヤがかかったりっていうね
26:20ようなことがよく あるじゃないですか
26:22こういうのをね 東洋の湿度の高い場所では
26:26水墨画とかでは 自然と描いてたんですって
26:28普通に絵を描いてたら まあ風景遠くの方はボケてるから
26:32まあ ボヤかして描く そういうことで
26:34絵の中でもまあ かなり遠近感 立体感が出ると
26:37いうことが 自然と水墨画とかで なされてたらしいんですけども
26:40ヨーロッパは結構 乾燥してるところが多いので 普通にくっきり見えてたの
26:44くっきり見えるとですね くっきり描いちゃうわけですよ
26:47くっきり描いちゃうと絵の中ではですね
26:49あっ なんだか こう平面な感じするなと なってたらしいんですね
26:53ところが ここをですね 上手く発明してですね
26:56遠くを少しぼやかして描く
26:58ということに力を入れた人でもある
27:00それの何が新しいの？ 違うんっすよ 実はですね
27:03実はですね キリスト教の文化一色の時代というのは
27:07その神々しいものを描くことに 集中すれば良いのであって
27:11風景なんていうものに 力を入れて描く必要はないっていう
27:15文化だったんですよ
27:17自然とか風景を しっかり描こうとしたこと自体が
27:21新しいんですって
27:22あぁ 面白いですよね
27:24なんでそんなに風景に力入れてんの
27:26ガブリエルとそのマリアに 力入れれば良いじゃん!! いや違う
27:31私は
27:33見たことのないモノは描けない
27:35見たことのあるモノを真剣に描きたい と
27:39だから鳥の羽を描くし
27:40タイルを描くし
27:42風景をぼやかして描いた と
27:44ここにですね 科学マインドが入っていると いうことなんですね
27:49化学の時代の大芸術家というものの闘いが
27:52もうこの1点目から表れていると 面白いですよ
27:56ガブリエルね すごい良い構図ですからね はい
27:59ところがね この『Pen BOOKS』でも 指摘されてるんですけど
28:01その時のマリアのね 表情が 若干硬いなとか
28:05柔らかさがまだ足りない と言われてるんですよ
28:09なぜかというと その後 爆発的に
28:12女性を描くことが上手くなっていくからなんですよね
28:18ここですよ
28:19最高傑作 モナリザに到達するまでの
28:22その激動の歴史 その最初のマリアは まだ少し硬い感じだったと言われています
28:31狂気的なまでに完璧主義者なんですよ まぁだだなぁぁぁとか言いながら
28:36ぼかして ぼかして10年間柔らかくしてって指で
28:40それが モナリザなんですよ
28:42この『最後の晩餐』辺りからは ものすごい裕福になるんですけども
28:46そのお金の大半を何に使ってたかっていうと
28:48本を買うことに使ってたんですって
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