その改善、生産性アップに繋がっていますか？

三浦聡彦のカイゼンチャンネル Kaizen by Toshihiko Miura

14 Dec 201912:23

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、生産性向上の戦略について解説しています。生産性を定義し、生産高と投入時間の比として捉え方、人時生産性や付加価値型生産性の重要性を説明しています。さらに、生産管理板の活用や1時間ごとの目標設定、実績の追跡、問題点の特定と解決に焦点を当て、生産性を上げるための具体的なアプローチを紹介しています。効果的な時間管理がリードタイムの短縮や在庫削減につながり、最終的に利益を上げるためにも欠かせないツールであることが強調されています。

Takeaways

📈 生産性向上には、生産高を上げるか、投入資源（例：時間、人員）を減らすかのどちらかが必要です。
🕒 人時生産性は、作業人数と作業時間の積を生産量で割ったもので、生産性の評価に有効です。
🔢 生産性向上のためには、生産高や付加価値を分子に、時間を分母として考えることが重要です。
⏲️ 時間管理が生産性向上に不可欠で、1時間ごとの目標設定と実績の確認が推奨されます。
📊 生産管理板の活用で、1時間ごとの計画と実績を可視化し、生産性の問題点を特定し改善につなげます。
🛠️ 現場の改善は生産性向上に寄与するが、管理の改善もまた重要です。
🚫 朝の立ち上がりの遅れや準備不足は生産性の低下につながるため、迅速な開始を促すことが大切です。
👥 人件費の増加による生産性の評価は誤解を招く可能性があるため、残業や人数に依存しない評価が求められます。
📉 目標達成率の低下は生産性向上の妨げで、目標を達成するための具体的な対策が必要なことを示します。
📝 問題点の特定と迅速な対策が、生産性向上に向けた改善活動の鍵を握っています。
🏢 時間管理の徹底がリードタイムの短縮や在庫の減少につながり、最終的には利益の向上に寄与します。

Q & A

生産性を上げるために重要な要素は何ですか？
-生産性を上げるためには、生産高を上げるか、投入する時間を減らすかのどちらかが必要です。また、時間管理の改善も重要な要素です。
人時生産性とは何を意味していますか？
-人時生産性とは、何人で何時間働いたかを掛け合わせた数字を生産した物を割ったものです。これは労働効率を評価する指標の一つです。
残業を含む場合、生産性はどう評価されますか？
-残業を含む場合、生産性は人で割った時間で評価されます。例えば、4人で10時間働いた場合と5人で8時間働いた場合、どちらも40時間を働いたとして同じ生産性を持ちます。
生産高を評価する際、変動費用を考慮に入れることはなぜ重要ですか？
-変動費用を考慮に入れることで、実際の利益をより正確に評価できます。これは付加価値を計算する際に重要です。
現場の改善が進んだ場合、どのような効果が期待できますか？
-現場の改善が進んだ場合、生産性が上がることで利益が増大し、リードタイムが短縮されることが期待できます。
生産管理板とは何ですか？
-生産管理板とは、1時間ごとに生産目標と実績を記録し、生産効率を監視するためのツールです。
朝の立ち上がりが遅い場合、なぜ生産性が低いと判断されますか？
-朝の立ち上がりが遅い場合、実際の作業にかかる時間が少なくなり、生産性が低下するためです。
問題が発生した際に、現場の人たちはどのように対応すべきですか？
-問題が発生した場合は、まずは問題を特定し、自分で解決できる場合はすぐに対応し、他部署の協力が必要な場合は管理職に報告して対応を求めます。
生産性を上げるために、時間管理をどのように活用すれば良いですか？
-時間管理を活用することで、1時間ごとの目標を設定し、その目標達成状況を監視することで生産性を向上させることができます。
リードタイムの短縮に役立つ管理手法とは何ですか？
-時間管理を徹底することです。定期的に生産目標と実績を確認し、問題点を特定して迅速に対応することでリードタイムを短縮できます。
改善が進んだ現場の特徴は何ですか？
-改善が進んだ現場では、朝礼が終わったらすぐに作業が始まり、生産性が高く、生産管理板を活用して効率的に管理されていることが特徴です。