OCI DevOpsで実現するコンテナアプリケーション開発のCI/CD

Japan Oracle Developers

3 Jun 202447:15

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、市川ゆこさんがOracle Cloud Infrastructure DevOps（ocidevops）を活用したコンテナアプリケーション開発におけるCI/CDの概要を紹介します。CI/CDの基本理念から、コンテナ開発におけるCI/CDの重要性、メリット、導入における課題、そしてGitOpsの概念まで説明し、ocidevopsサービスの概要とその特徴を紹介しています。さらに、実際のデモを通じて、CI/CDプロセス全体を自動化する手順を解説し、開発効率の向上とビジネス価値の向上につながるCI/CDの重要性を強調しています。

Takeaways

😀 CICDは継続的インテグレーションと継続的デリバリーの自動化されたパイプラインであり、開発効率と品質向上に寄与します。
📚 主講者は市川ゆこさんで、日本ラクルのプリンシパルソリューションアーキテクトとして活動し、SNSアカウント「サイバーブランチ28」で活動しています。
🛠️ 書籍『ドッカーコンテナ開発環境構築の基本』などの執筆経験があり、CI/CDとGitOpsの知識を発信しています。
🔧 CICDは開発者がコードを変更した際に自動的にビルド、テスト、デプロイが行われるプロセスを自動化するものです。
🚀 CI/CDの導入により、リリースサイクルの短縮、品質の担保、開発者の開発効率向上、エンドユーザーへの迅速なサービス提供が可能になります。
🔑 オラクルクラウドインフラストラクチャが提供するマネージドCICDサービスであるOCI DevOpsは、CIOPSを軸にソフトウェア開発の各フェーズを自動化します。
💾 OCI DevOpsでは、コード管理、ビルドパイプライン、成果物管理、デプロイメントパイプラインからなるエンドツーエンドの開発運用プロセスを実現します。
🔄 コンテナアプリケーション開発におけるCICDは、ポータビリティとスピード、アジリティ性を持ち合わせた高品質なアプリケーション開発を実現します。
🌐 OCI DevOpsは多様な環境に対応し、OKE（Oracle Kubernetes Engine）、Functions、Computeなど様々なデプロイ先と連携します。
🆓 OCI DevOpsサービスは無料で提供されており、使用した分だけ課金される形で利用することができます。

Q & A

発表者がどのような職業に就いていると述べていますか？
-発表者は日本ラクルでプリンシパルソリューションアーキテクトとして活動しています。
発表者はSNSでどのようなアカウントを持っていますか？
-発表者はサイバーブランチというアカウントで活動しており、過去のイベントやカンファレンスの資料をスピーカーデックに上げています。
発表者が関与しているコミュニティ活動とは何ですか？
-発表者は現在、会社のオラクルクラウドハングアウトカフェのメンバーとして活動しています。
発表者が過去に出版した書籍は何ですか？
-発表者は約2年前に「ドッカーコンテナ開発環境構築の基本」という書籍を出版しています。
CI/CDとはどのようなプロセスを自動化するものと説明されていますか？
-CI/CDはソースコードの更新をトリガーに、ビルド、テスト、アプリケーションがデプロイされるまでの工程を自動化されたパイプラインです。
CI/CDの導入による主な利点は何ですか？
-CI/CDの導入により、リリースサイクルの短縮、品質の向上、開発効率の向上、エンドユーザーへの迅速なサービス提供などが実現できます。
コンテナアプリケーション開発におけるCI/CDの特徴は何ですか？
-コンテナアプリケーション開発におけるCI/CDでは、アプリケーションのビルド、テスト、コンテナイメージのビルド、レジストリーへの格納が自動化されます。
GitOpsとはどのような運用方法ですか？
-GitOpsは、コードとコンフィグのリポジトリーを分けることで相互の影響を回避し、クラスター外の権限管理を簡素化し、再現性と履歴管理を柔軟に行うことができます。
Oracle Cloud Infrastructure DevOps (OCI DevOps) はどのようなサービスですか？
-OCI DevOpsはOracle Cloud Infrastructureが提供するCI/CDのマネージドサービスで、ソフトウェアのビルド、テスト、デプロイを自動化し、開発ライフサイクルの各フェーズをサポートします。
デモで行われたCI/CDパイプラインの例では、どのようなアプリケーションを自動デプロイしましたか？
-デモでは、単純なHTMLコンテンツを変更し、それを自動的にCI/CDパイプラインを通じてOKE(Oracle Kubernetes Engine)クラスタにデプロイする様子を紹介しました。
デモで使用されたアーキテクチャには何が含まれていますか？
-デモで使用されたアーキテクチャには、コード管理、ビルドパイプライン、成果物管理、デプロイメントパイプラインが含まれています。
OCI DevOpsにおけるCI/CDパイプラインの料金体系はどうなっていますか？
-OCI DevOpsサービス自体は無料で利用できますが、バックエンドで使用されるオブジェクトストレージや仮想マシンの利用量に対しては料金が発生します。