ラウドロックの歴史【ジャンル解説：ラウドロック編】

CORE TUBE 【メタル・ヘヴィミュージック紹介&解説チャンネル】

8 Jan 202121:48

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、日本の「ラウドロック」音楽ジャンルの歴史と特徴について深く掘り下げています。ラウドロックは日本独自のジャンルで、メタルやロックの影響を受けた重厚なサウンドと、時には激しいギターリフや叫び声が特徴です。THE MAD CAPSULE MARKETSをはじめとするバンドがこのスタイルを確立し、その後、Visual-Keiラウドロックやメタルコア、デスコアなど多様なサブジャンルが登場しました。また、フェスティバルの開催やメディアでの露出が増え、ラウドロックシーンはますます広がっていく一方です。

Takeaways

🎸 ロックミュージックのジャンルである「ラウドロック」は日本でのみ使用され、重厚で激しい音楽の広い概念を指す。
🔊 ラウドロックの特徴として、叫び声の多用、メタル風の重厚なギターリフ、柔軟な曲風が挙げられる。
👤 THE MAD CAPSULE MARKETSはラウドロックの音を確立し、そのスタイルはSlipknotよりも早く確立された。
🌐 国内外で認められたバンドとして、THE MAD CAPSULE MARKETSはジャンルを超えたオリジナルな電子音を持ち合わせている。
🎵 2000年代初頭には、ラウドロックの定着と共に、ビジュアル系ロックが主流を占めた。
🎶 ビジュアル系ロックバンドの代表であるthe GazettEは、アメリカの音楽スタイルに近づいたと感じられる曲を出している。
🤘 Pay money To my Painはラウドロックの基礎を築き、多くのバンドから尊敬を受けている。
🎵 2000年代後半には、メタルコアやデスコアの要素を取り入れた新しいビジュアル系ロックバンドが登場した。
🎤 MAXIMUM THE HORMONEはアニメ「デスノート」で使用された曲で人気を得、世界中で認識されるようになった。
📀 2009年はラウドロックの黎明期とされ、多くのバンドが注目を集めた。
🎉 近年では、音楽フェスティバルが増加し、日本のバンドが主催するフェスも増えている。
🌐 地下シーンと地上シーンの融合が進み、メロディックハードコアやラウドロックのバンドが共演する機会が増えた。
🔮 将来の音楽シーンは、若手バンドにとって希望に満ちており、まだ未知の可能性がある。

Q & A

ラウドロックというジャンルの特徴は何ですか？
-ラウドロックは日本でのみ使用される音楽ジャンルで、重厚で激しい音楽を指すより大きな概念です。非常に幅広いジャンルで、メタルやロックからの影響を受けた重いサウンドを持ち、メロディックハードコアもカテゴリーに入ります。
ラウドロックの音楽の特徴は何ですか？
-ラウドロックの音楽の特徴として、①叫び声が頻繁に使用されること、②メタル起源の重厚なギターリフ、③非常に柔軟な音楽スタイル（激しい曲と穏やかなバラードが共存）があります。
THE MAD CAPSULE MARKETSはどのようにラウドロックの基礎を築きましたか？
-THE MAD CAPSULE MARKETSは「ラウドロック」という言葉が使われる前にも、ラウドロックのサウンドを確立していました。彼らの音楽はエレクトロニックサウンドとハードコアスタイルを組み合わせ、独自のスタイルを確立しています。
HIGH and MIGHTY COLORはラウドロックにどのように分類されるのですか？
-HIGH and MIGHTY COLORはラウドロックに分類されることがありますが、彼らの音楽はラウドロックの特徴である激しさと重厚さを備えています。
ビジュアル系ラウドロックとは何ですか？
-ビジュアル系ラウドロックは、日本のラウドロックの重要な一面で、視覚的な表現と音楽の両方で独自のスタイルを持つバンドのジャンルです。
Pay money To my Painはなぜラウドロックの先駆者と見なされますか？
-Pay money To my Painは音楽スタイルが新しい且つジャンルの枠にとらわれず、ラウドロックの音楽定義に適合していたため、後のバンドから尊敬され、先駆者とされています。
MAXIMUM THE HORMONEの「Zetsubou Billy」はどのようにして人気を獲得しましたか？
-「Zetsubou Billy」はアニメ「デスノート」で使用され、その曲の人気は爆発的に上昇しました。YouTubeのリアクションビデオにも使われるなど、世界中で認識されています。
冷凍雨（coldrain）はどのようにして海外で人気が高まりましたか？
-冷凍雨は活動の初期から海外展開に力を入れており、彼らの音楽が海外のファンにも受け入れられるようになったことで人気を獲得しました。
ゲキロック（GEKI-ROCK）メディアはラウドロックの普及にどのように貢献しましたか？
-ゲキロックメディアは国内外のバンドを枠なしに紹介することで、日本のヘビーミュージックファンに音楽に対する世界的な愛を育んでくれました。また、ゲキロックフェスティバルの開催もラウドロックの普及に寄与しています。
ラウドロックシーンの今後についてどう思いますか？
-ラウドロックシーンはこれまで以上に拡大し、新しいバンドがメディアで紹介される機会が増え、アニメにも使われるようになりました。しかし、まだまだシーンを拡大する余地があり、地下バンドにも注目しサポートするべきだと思っています。