簿記が得意になる思考法を教えます!
Summary
TLDRこのビデオでは、簿記の特徴である「左右の分け方」に焦点を当てています。簿記は、会社の取引を細かく仕分けし、記録していくプロセスです。重要なのは、仕訳、勘定試算表(BS)、貸借対照表、そして損益計算書を通じて、全ての場面で「左右」を意識することです。それぞれの場面で左右が意味する内容は異なり、仕訳では取引の二面性、試算表では資産と費用、負債と純資産収益の関係、貸借対照表では資金の調達源泉と運用形態、損益計算書では費用と収益の差額を表します。理解を深めることで、簿記をより効果的に活用できるでしょう。
Takeaways
- 📚 簿記の特徴は、「左右に分ける」という考え方です。これは簿記を理解し、得意にするために重要です。
- 💡 簿記は、会社の取引を細かく仕分けし、記録していくプロセスを意味しています。
- 📈 仕訳は、取引の二面性(現金が増えたという事実と、売上という収益が発生したという側面)を意識して左右に分ける必要があります。
- 📊 勘定試算表は、増減を表すために左右に分かれています。左側は増加、右側は減少を意味しています。
- 🧾 貸借対照表は、中心線境目にして左が資産、右が負債と純資産に分かれています。これは資金の調達源泉と運用形態を表します。
- 📊 損益計算書は、左が費用、右が収益と分かれています。これはかかった金額と獲得した金額の差額を計算することで利益を求めます。
- 🔍 簿記の各場面で左右に分けることの意味は異なります。それぞれの場面での意味を理解することが重要です。
- 📝 簿記は1年間の流れを表すため、1年間を通じて行われる取引を記録し、最後に勘定残高を試算表に移してチェックします。
- 🎓 学習者が簿記のイメージをつかむためには、仕訳、勘定試算表、貸借対照表、および損益計算書のイメージを理解することが役立ちます。
- 📖 簿記を理解するためには、左右に分けることの重要性だけでなく、その意味を理解し、適用することが求められます。
- 🔗 登川がCPIラーニングで簿記32級の講義を行っていることを知り、さらに学習リソースにアクセスできるようになります。
Q & A
簿記の最も特徴的な部分は何だと思いますか?
-簿記の最も特徴的な部分は、左右に分ける考え方です。日常生活では左右に分ける場面がほとんどないですが、簿記ではよく出てくるため、これを意識することが重要です。
簿記の流れを簡潔に説明してください。
-簿記は、会社の取引を仕分けし、それを適切な勘定科目に転記していくプロセスです。1年間を通じてこれを行い、年終わりに勘定残高を試算表に移してミスがないかチェックし、その後貸借対照表と損益計算書を作成します。
仕訳帳の左右に分ける意味は何ですか?
-仕訳帳の左右は、取引の二面性を表します。たとえば、物を売った場合、左側は現金の増加を意味し、右側は売上の発生を意味します。
貸借対照表の左右に分ける意味は何ですか?
-貸借対照表の左側は資産を、右側は負債と純資産を表します。左側は資金の運用形態を、右側は資金の調達源泉を意味しています。
損益計算書の左右に分ける意味は何ですか?
-損益計算書の左側は費用を、右側は収益を意味します。つまり、左側がかかった金額で、右側が獲得した金額です。損益はこれらの金額の差額で計算されます。
感情試算表の左右に分ける意味は何ですか?
-感情試算表の左右は、増加と減少を意味します。左側が増加(収入)を、右側が減少(支出)を表します。
簿記を学ぶ際に、なぜ左右に分ける考え方が重要なのですか?
-簿記を学ぶ際には、取引の二面性や資産・負債の関係、また費用と収益のバランスを理解する必要があります。左右に分ける考え方が、これらの要素を整理し、簿記の全体像を把握する上で不可欠です。
簿記において、勘定科目とは何ですか?
-勘定科目は、企業の財務状況を整理し、会計上の取引を記録するために用いるカテゴリーです。それぞれの取引は、適切な勘定科目に記録され、会社の財務状況を正確に反映することができます。
試算表とは何ですか?また、なぜ重要なのですか?
-試算表は、全ての勘定科目の残高を集計し、左右のバランスを確認するための会計書類です。重要性は、会計上の誤りを発見し、修正する機会を提供し、会社の財務状況を正確に把握できるようにする点にあります。
この講義を聴いた後に、簿記の理解が深まったと感じた場合、何をすべきですか?
-この講義を聴いた後に簿記の理解が深まったと感じたら、チャンネル登録をして、さらに学ぶ機会を確保し、CPIラーニングで提供されている簿記32級の講義にも参加することをお勧めします。
簿記の学習で、最も初心者におすすめするアドバイスは何ですか?
-簿記の学習で初心者におすすめのアドバイスは、基本的な概念をしっかりと把握することです。特に、左右に分ける考え方や、取引の二面性を理解することが、簿記を効果的に学ぶ上で非常に重要です。
このビデオで説明された簿記の考え方を使って、実際のビジネス状況を分析するにはどうすればよいですか?
-実際のビジネス状況を分析するには、まず全ての取引を簿記の観点から見直し、適切な勘定科目に記録します。次に、試算表や貸借対照表、損益計算書を利用して、資産・負債のバランスや、費用対収益の関係を分析します。これにより、ビジネスの財務状況を客観的に把握し、改善点を見つけることができます。
Outlines
📚 簿記の特徴と左右の意味
登川さんが、簿記の基本的な考え方を解説しています。簿記は、会社の取引を仕分けし、記録していくプロセスです。特に、簿記において特徴的なのは「左右に分ける」考え方で、日常生活では考えることが少ない対称的な考え方です。ホワイトボードを使って、仕訳帳、試算表、貸借対照表、損益計算書のイメージを説明し、簿記の流れを理解する手助けをしてくれます。重要なポイントとして、簿記においては「左右」が持つ意味が場面によって異なることを注意するようにアドバイスしています。
📊 試算表と損益計算書の左右の意味
登川さんは、試算表と損益計算書における「左右」の意味を詳しく説明しています。試算表では、勘定科目の残高を左右に分けて記録し、左側が資産と費用、右側が負債と純資産、収益を意味するという対称的な関係があります。一方、貸借対照表では、左側が資産を意味し、右側が負債と純資産を意味するので、資金の調達源泉とその運用形態を表しています。損益計算書は、左側が費用、右側が収益とされ、利益を計算する際に用いられます。これらの説明を通じて、簿記の記入ルールを理解することができ、簿記を効果的に活用できるようになります。
Mindmap
Keywords
💡簿記
💡左右に分ける
💡勘定科目
💡仕訳
💡試算表
💡貸借対照表
💡損益計算書
💡資産
💡費用
💡収益
💡純資産
Highlights
皆さんに語気を得意にするための思考法を紹介します
簿記の特徴として「左右に分ける」という考え方を意識することが重要だと述べています
簿記は、会社の取引を仕分けし、記録していくプロセスだと説明しています
1年間を通じて、勘定残高を試算表に移し、ミスがないかチェックするプロセスが説明されています
仕訳、勘定試算表、貸借対照表、損益計算書の関係が紹介されています
簿記のイメージを理解するために、T字型のイメージを用いて説明しています
試算表は、勘定科目の残高を左右に分けて集計する表として紹介されています
貸借対照表と損益計算書は、資金の調達源泉と運用形態、かかった金額と獲得した金額の関係を表すと説明しています
簿記の学習で、左右の意味合いを理解することが大切だと強調しています
仕訳における左右は取引の二面性を意識し、増減を分左右に分ける必要があると説明しています
感情は、増加と減少を分左右に分けて記録していくという考え方が紹介されています
試算表の左右は、資産と費用、負債と純資産収益の合計額を表すと説明しています
貸借対照表の左右は、資金の調達源泉と運用形態を意味するというポイントが強調されています
損益計算書は、費用と収益の差額から利益を計算するという考え方が説明されています
簿記を理解するために、左右に分けることとその意味合いを理解することが重要だと結論づけています
CPIラーニングで簿記32級の講義を行っていることが告知されています
チャンネル登録やCPIラーニングへのアクセスを呼びかけています
Transcripts
はいみなさんこんにちは
シンデレラーニングの登川と申します今回
は皆さんに語気を得意にするための思考法
これをお伝えしていこうと思いますぜひ
最後までご覧くださいところで皆さん
簿記の一番の特徴的な部分って何だと思い
ますか
簿記って勉強してみるとかなり特殊なこと
をですねいろいろやっていきますので全部
特徴的だなみたいな風に思われるかもしれ
ませんただその中でも私個人的に一番特徴
的だなと思うのが左右に分けるこの部分か
なと思っていますなぜかというと日常生活
では左右に分けて考える場面だって
ほとんどないんですねで一方で
簿記では左右に分けて考えるっていう場面
が
めちゃくちゃよく出てきますということは
簿記を得意にするためにはその左右に
分けるこの点を意識する必要があるという
ことなんですねで今日はその点について
このホワイトボードを使いながら皆さんに
お伝えをしていきますまずこちらを見て
いただくと仕訳
勘定試算表bspl
貸借対照表と損益計算書これを書かせて
いただきましたでまずこの1行が何かって
いうと僕の全体像を意味しています
簿記っていうのは会社が行った取引を
仕分けしていくそしてそれを感情に転記し
ていく基本的には1年間これをずっとやっ
ていくわけですねで1年間終わったらこの
勘定残高を試算表に移してミスがないか
どうかをチェックしていくでチェックが
できたらじゃあ貸借対照表と損益計算書を
作っていこうとこれが1年間の流れですの
で
簿記はこういう流れで進んでいくよとこれ
を意味してると思ってくださいでこの時に
すぐしたい簡単な図を作ってみました仕訳
のイメージはこんなイメージ感情はこう
いうT感情試算表っていうのは真ん中に
勘定科目が並んで左右に金額を書いていく
BSはこういうイメージPLはこういう
イメージ1回勉強していただくとこの
イメージについた簡単につかめるかなと
思いますでこの時に今日のテーマ
簿記の特徴は左右に分けるこの部分にある
よとで具体的には何かっていうと仕訳見て
いただくと左右に分かれています感情も
左右に分かれている試算表についても金額
を左右に書いていく
貸借対照表も中心線境目にして左右に
分かれている
損益計算書を左右に分かれているという
ことで全てに共通しているのが左右に分け
て考えていくというところこれがですね1
個分かったかなと思いますだとすると
簿記をしっかり理解するためには左右に
分けて考えることが大事なんだなという
ことがなんとなくつかめると思うんですが
ここで一つ注意点がありますそれは確かに
全ての場面で左右に分けていくんですが
粗熱の場面において左右の意味合いが
ちょっと
異なるこの点が1個ポイントなんですねで
具体的にはどういうことかというと仕訳に
おける左右これ何を意味してるかそれは
取引も2年生です例えば物を売りまし
たって言った場合
物を売って現金入ってきた場合には現金が
増えたっていう一面とその結果儲かった
売上っていう収益が発生したっていう側面
この二面性に注目して左右に分けていこう
これが仕分けなんですねですので仕分けに
おける左右は取引も二面性を意識する必要
があります一方でこの感情感情の場合は
どうかというと二面性ではなくて増減です
例えば現金勘定の場合には左画像が右が
現象という風になるわけですが感情って
いうのは左右を増加と減少に分けて記録し
ていこうというものになりますので感情の
左右が増加と減少を意味しております
で3つ目試算表試算表の左右は何を意味
するか試算表っていうのは全ての勘定科目
を集めてきて左右にその残高を書いていく
そういう表でしたでその結果として左側に
乗っかってくるのは資産と費用ですで一方
で右側に乗っかってくるのは
負債
純資産収益この要素たちですねですので
試算表の左右っていうのは資産と費用の
合計額右側っていうのは負債と純資産と
収益の合計額このようになりますで最後に
psplいきましょうまずBS
貸借対照表においては中心線境目にして左
が資産右が負債と純資産このように分かれ
ていますじゃあこの意味合いは何ですかと
いうと中心線の右側っていうのは資金の
調達源泉どういう風にお金を集めてきまし
たかを意味しています一方で左側というの
はそれをどういう風に運用しているのか
運用形態を意味しています
貸借対照表の左右は資金の調達源泉と運用
形態こういう意味合いを持っています一方
で損益計算書はどうでしょうと言うと左が
費用右が収益ですこれはざっくり言うと
左側がかかった金額右側が獲得した金額
つまり損益計算書はかかった金額と獲得し
た金額の差額で利益を計算していくそれを
意味しているんですねこういった形で
簿記っていうのは全ての場面で左右に分け
て考えていくという話が出てきますので
そこをまず意識することが非常に大切一方
で左右に分けるんだなだけで終わらせて
しまうと1個1個でちょっとその左右の
意味合いが異なってくるんで
理解が若干不足してしまう何をやってるか
よくわからなくなってしまうそういう風に
なってしまいますですので今回の動画を
聞いていただいてその左右に分けている
なっていうこととそれぞれの場面における
左右の意味合いこれを分かっていただけれ
ば今日の講義はOKですもしこの動画が役
に立ったなと感じてくれた場合にはぜひ
チャンネル登録をお願いいたします
また私はCPIラーニングで
簿記32級の講義をやっておりますので
ぜひそちらについてもアクセスをして
いただければなと思いますじゃあそうし
ましたまた次の動画でお会いしましょう
バイバイ
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