「国の借金が財政破綻を招く」はなぜ間違いか/日銀と政府の連携が過去最悪/財務省が目指すプライマリーバランスの黒字化とは?(森永康平:真の金融論)【NewSchool】

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30 Sept 202413:21

Summary

TLDRこのビデオでは、日本の債務残高がGDPに対する比率を示すグラフをもとに、緊縮財政と増税について議論しています。森永は国の借金を返す必要がないと主張し、国の財政破綻の可能性を否定しています。特にギリシャやアルゼンチンなどの例を用いて、日本の財政状況が異なることを指摘。さらに、プライマリーバランス黒字化の目標に疑問を投げかけ、緊縮財政が将来的にバブルを引き起こす可能性があると警告しています。

Takeaways

  • 💰 財務省は日本の債務残高がGDPの約2倍であることを強調しており、これが国の借金が大きいと主張する根拠になっている。
  • 📉 日本は172カ国中、最も国の借金が多いとされ、これを理由に減税ではなく増税が必要だとする意見がある。
  • 💡 森永は『国の借金』という概念そのものを疑問視しており、企業や個人とは異なるマクロ経済の視点を持つべきだと主張している。
  • 🏦 日本は国債を発行し続け、借り換えによって債務を維持しており、企業のように返済の義務があるわけではないという点が重要視されている。
  • 🇬🇷 ギリシャやアルゼンチンが破綻した例は、日本と比較するのは適切でなく、彼らの国債は外貨建てであったことが主な理由とされている。
  • 📊 G7各国の借金の増加を見ると、イギリスやアメリカは日本よりも借金が多く、倍以上に増えている。
  • 💸 日本の円安の原因として、国の借金が影響しているとの見解に対して、アメリカの借金が増えているにもかかわらずドル高になっている点から疑問が呈されている。
  • 🔄 プライマリーバランスを黒字化するという目標が設定されつつあり、これが少子化対策や経済成長に逆行する可能性があると懸念されている。
  • 💵 日銀が金融緩和政策を変更し、金利上昇が財務省の増税圧力と組み合わさり、国民負担が増える危険性が指摘されている。
  • 📈 緊縮財政が実行されると、政府部門の赤字が減少し、民間部門が赤字になることでバブルが発生するリスクがあると森永は主張している。

Q & A

  • 日本の国の借金がGDPに対してどのくらい積み上がっているのか?

    -日本の債務残高はGDPの約2倍で、GDPが約550兆円、国の借金が約1100兆円あります。

  • 日本が他国と比較して債務残高が高い理由は何か?

    -日本は国の借金が他国よりも非常に高く、ギリシャを超えて172カ国中最下位に位置しています。財政破綻を避けるため、増税が必要だという主張が多いです。

  • 森永が考える「国の借金」という概念の問題点は何か?

    -森永は、国の借金という概念自体が誤解を招いていると指摘します。国が自国の通貨を発行できる限り、借金を返さなければならないという考えは適切でないとしています。

  • 国家の借金と企業や個人の借金の違いは何か?

    -個人や企業の借金は返済が必要で、返せないと倒産します。しかし、国家の場合は通貨を発行する力があり、必ずしも借金を返済する必要はないという点で異なります。

  • ギリシャやアルゼンチンが財政破綻した理由は何か?

    -ギリシャやアルゼンチンは自国通貨ではなく、外貨建ての国債を発行していたため、ドルなどの外貨を集められず、財政破綻に至りました。

  • 日本の債務残高が増加していることと円安の関係はあるのか?

    -森永は、日本の債務残高が増加していることと円安は直接的な関係はないと指摘します。円安はドル高が主な要因であり、他国も債務を増やしているが通貨が安くなるとは限らないとしています。

  • プライマリーバランスを黒字化するという政策の目的は何か?

    -プライマリーバランスを黒字化する政策は、社会保障や公共事業を税収で賄い、国の借金を減らすことを目的としています。

  • 緊縮財政の目的とその結果生じるリスクは何か?

    -緊縮財政の目的は、政府の支出を抑え、国の借金を減らすことですが、結果として民間部門が赤字になり、バブルの発生や経済の悪化を招くリスクがあるとされています。

  • 森永が懸念する、政府と日銀の現状の政策の問題点は何か?

    -日銀が金融緩和をやめたことで金利が上昇し、その結果、利払いが増え、さらに税金を上げる必要が出てくるという悪循環が生まれることを森永は懸念しています。

  • 森永が指摘する「国の借金を返した先に待っている未来」とは何か?

    -森永は、国の借金を返済していくと、民間部門が借金を増やしバブルが起きる可能性があると警告しています。

Outlines

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💸 国の借金と緊縮財政の誤解

この段落では、日本の債務残高がGDPに対してどれくらい積まれているかという話が中心です。財務省が出すデータでは、日本の借金がGDPの約2倍に達し、ギリシャを超えていると説明されています。政府はこれを理由に増税が必要と主張しますが、森永氏は『国の借金』という概念そのものを疑問視します。通常の家計や企業の借金とは異なり、国家は自身でお金を創造できるため、必ずしも借金を返す必要がないと論じます。また、他国と比較した際、ギリシャはユーロ圏内で自国通貨を持たないため破綻したことを挙げ、国家の財政問題をマクロ視点で捉える必要性を強調しています。

05:02

💰 外貨建て国債のリスクと日本の現状

この段落では、国家が外貨建ての国債を発行することのリスクについて説明されています。ロシアやアルゼンチンの財政破綻は、外貨建ての国債を発行したため、自国通貨ではなく外貨で借金を返済する必要があったことが原因だと指摘しています。そのため、自国通貨を持つ日本のような国が財政破綻する可能性は低いと述べられています。森永氏は、日本と他国の状況を比較して財政破綻論に反論し、政府の借金が外貨ではなく自国通貨であることが重要な違いであると説明しています。

10:03

📈 プライマリーバランス黒字化とその問題点

ここでは、プライマリーバランスの黒字化が財務省の目標であり、それを達成するための施策が問題視されています。政府は、税収だけで利払いも含めた国の支出を賄うという政策を推進しようとしていますが、それが結果的に少子化対策や経済の悪化を招く可能性を指摘しています。特に、若者の経済力低下が少子化の原因であるのに、さらに税金を増やして経済力を削る政策は矛盾していると批判しています。また、日銀と財務省の政策が組み合わさり、金利の上昇に伴う税負担の増加という悪循環が発生しつつある現状についても警告を発しています。

Mindmap

Keywords

💡債務残高

債務残高とは、ある時点で未返済の借金の総額を指します。ビデオでは、日本のGDPに対する債務残高の比率が非常に高く、国が積み上げている借金がGDPをはるかに超えていると説明されています。これは、日本の財政状況が非常に厳しく、借金の返済が難しくなっていることを示しています。

💡GDP

GDP(国内総生産)は、一定の期間内に国内で生産されたすべての財とサービスの市場価値の合計を示します。ビデオでは、日本のGDPが550兆円とされ、これが国の借金1100兆円と比較されることで、日本の借金がどれほどの規模かが明らかになります。

💡財政破綻

財政破綻とは、政府が支出を財政収入で完済できなくなった状態を指します。ビデオではギリシャやロシア、アルゼンチンなどの国が財政破綻した例として挙げられており、これは政府が借金を返済できなくなった結果として起きた経済的な混乱を意味しています。

💡緊縮財政

緊縮財政とは、政府が支出を抑制し、税金を増やすなどして財政赤字を削減することを指します。ビデオでは、緊縮財政が持続する中で、借金の返済が難しくなり、国民の負担が増えるという問題が指摘されています。

💡プライマリーバランス

プライマリーバランスとは、社会保障や公共事業などの行政サービスを税収で賄えるかどうかを示す指標です。ビデオでは、日本の財務省がプライマリーバランスを黒字化させる目標を掲げているとされており、これは政府が借金を減らすための政策の一環とされています。

💡金融緩和

金融緩和とは、中央銀行が金利を下げたり、市場に資金を供給することで、経済活動を活性化させる政策を指します。ビデオでは、日銀の金融緩和政策が金利を下げ、経済を刺激しようと試みているが、金利が上がるという反発があると指摘されています。

💡通貨

通貨とは、売買の媒介としての一般的な使用が認められた貨幣を指します。ビデオでは、ギリシャがユーロ圏に属しているため、独自の通貨を発行できない状況が説明されており、これはギリシャが財政破綻した背景の1つとなっています。

💡円安

円安とは、外国貨での価値が下がることを指します。ビデオでは、日本の政府債務残高が倍になったにも関わらず、円安が進む理由が説明されていますが、これはドル高が進んでいるため、円安が見られるという視点から分析されています。

💡借金

借金とは、金銭を借りることを指し、ビデオでは、個人、企業、政府が借金を抱える視点から話が進んでいます。特に政府の借金が焦点となっており、それが国民の負担になる懸念や、経済全体への影響が議論されています。

💡バブル

バブルとは、特定の市場の価格が現実的な価値をはるかに超えて膨張する経済の現象を指します。ビデオでは、緊縮財政が進めば進むほど、民間が借金を積み増やし、バブルが起こり得るとの懸念が述べられています。

Highlights

日本の国債がGDPの2倍近くあることから、緊縮財政派は増税して借金を返済すべきだと主張している。

森永は、国家の借金を返すという考え方そのものに疑問を呈している。

国家の借金は、家計や企業の借金とは違い、返済を必要としない。

Transcripts

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財務省が出してるグラフこれよく彼ら使い

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ますこれは何かって言うと債務残高つまり

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彼らの言うとこの国の借金がGDPに対し

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てどれぐらい積まれてるかっていう比率に

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なっていますえ日本の場合はめちゃくちゃ

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ざっくり言いますけどGDPが大体550

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兆ぐらいだとして国の借金って言われてる

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のが1100兆ぐらいあるからま倍ぐらい

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あるでしょって話だから日本の場合は

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これ最下のま25%ぐらいになっている逆

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にアメリカとかでさえ

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126まつまりGDPよりも23割

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いわゆるその国の借金って呼ばれてるもの

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がちょっと出てるぐらいですよと倍なのは

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財政破綻とか言われるギリシャとか日本

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ぐらいでしかもそのギリシを超えてしまっ

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て172カ国中ビリだって言ってるわけ

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ですつまり彼らが言いたいのはこんなに

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日本は国の借金が積み上がっているんだ

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から私のような人間が言う減税しろとかっ

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て言うけどそんな余裕あるわけねえだろう

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とむしろやらなきゃいけないことは

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バンバン増税してこの借金を返さなきゃ

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いけないじゃないかっていうのが彼らの

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言いたい話なんですしかし森永この国の

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借金という考え方そのものを疑う借金って

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聞いちゃうと普通の人間は返さなきゃいけ

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ないって思っちゃうんですよこれがもう彼

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これれやっぱ何十年も緊縮財政という考え

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方を不興したい人たちがずっと考えてきた

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技なんでよくできてるんです緊縮財政とは

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政府支出を抑制し増税といった手段で財政

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赤字の削減をしようとする

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ことして森がする極は

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や社会資本の整備のために積極的に質を

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増やそうとする財政のことそれでは緊縮

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財政派が訴える国の借金を返すべきという

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一見当たり前に思える政策に意義を唱える

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森永の考え方とはこれ何がうまいかって

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いうとですね国内経済ってプレイヤーが3

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ついるんですね1つは家計です個人でもう

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1つは企業で最後のプレイヤーっていうの

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が政府日銀ですでこの個人と企業の目線

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っっていうのをいわゆる経済の世界で言う

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とミクロと言いますこれ企業がお金を有子

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受けてて返さないとどうなるか倒産する

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わけですよねつまり僕らがナチュラルに身

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につけてるミクロの観点で言うと借金と

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いうのは返さなきゃいけないですしかし

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国家側のマクロの視点に立つと借金の意味

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が変わってくるというマクロの観点で言っ

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た時にそもそも借金っていう概念ってあん

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のかちゅう話ですだって自分でそもそも金

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を生み出してるわけだし国家っていうのは

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基本的に影響に続く前提で運営されていき

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ますよねで実際日本だって国際を発行して

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まお金を供給するって一応言手前言って

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ますけど60年後に召喚しなきゃいけな

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いっていう謎のルールを日本は持ってます

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が60年後どうやって召喚してるかって

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いうと単純にもう1回そのタイミングで

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国際発行して借り換えてるだけですにお金

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出し続けてるだけ

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ですつまり国家は企業のように借りれたお

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金を返さなくても財政破綻することはない

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というのが森永の

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主張しかしそれに関してはこんな反論が

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いやいや君そういうこと言う

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けどギリシャは破綻したじゃないかと君の

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言ってること間違ってるじゃんってよく

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言われますでもいやちゃんと見てみろて話

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なんです例えばギリシャが破綻したって

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いうけもギリシャの通貨って何なのって話

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ですギリシャは今ユロ圏内にいますから

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通貨はユーロ

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ですつまりギリシャ自国の通貨を持って

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ないんですユーロなんで共通通貨だから

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そうするとギリシャは自分たちの通貨じゃ

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ないからユロって好き勝手にバシバシす

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するってできないです

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よそうするとギリシャの国際ってユロ建て

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の国際ですですよね召喚しなきゃいけない

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ってなった時にいや自分たちですれるん

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だったらいくらでもすれますけどすれない

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から破綻するんですえ例えばロシアとか

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アルゼンチンだとかも破綻してんじゃない

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かって言ってくくれる人いますけどえ

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ちゃんとよく見て

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くださいロシアは1998年に債務振子要

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は借金の踏み倒しをして金融危機を招いた

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アルゼンチンでは2000年代初めに政府

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人の低下から海外への預金入出外貨準備高

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の低下が起こり通過機器を招いている

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例えばロシアにはルーブルがあるし

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アルゼンチンにはペソがあるじゃんと自国

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通貨があっても潰れてんじゃねえかって

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言ってきますがいやもうちょっとちゃんと

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勉強しましょう彼らが出してた国債は外貨

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建ての国債ですつまりドル建ての国債です

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ロシアもアルゼンチンもドルはすれません

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なぜなら自国の通貨じゃないからってこと

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はドル建ての国債で資金調達しちゃうと

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召喚金満期になったらドルで変換しなきゃ

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いけないってことは自分たちドルを集めて

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からそれで返さなきゃいけないわけですな

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ので逆に言うと集めらんなかったらそれは

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潰れますわねとつまり国際を外貨建てで

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発行したにも関わらず経済や政治の悪化で

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その外貨が留出してしまったため財政破綻

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を招いたという

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ことなのでもう言ってることが

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めちゃくちゃなんですよそもそも日本が

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財政破断しないみたい話をした時に

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ギリシャだとかアルゼンチンとかだっての

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出してくる時点でお前何も分かってない

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じゃんっていう話になりますでさらにです

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ね日本は借金をどんどん増やしていって

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やばいやばいて騒いてますけどじゃ実際に

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そうなのっていうのちょっと見てみ

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ましょうこちらは2001年を軸にG7

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各国がどのくらい国の借金を増やしてきた

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かを表したグラフえイギリスは

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もう直近で2001年から比べて7倍以上

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増やしてます

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アメリカ6倍ぐらい増やしてますでそっ

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から下に行ってえフランスカナダがこの

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辺りですねま3倍ぐらいでドイツイタリア

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日本はまちょうど23年かかって倍にした

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ぐらいですつまり日本は借金が倍になっ

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てるじゃないかってさっき言ってたけど

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いや別にまそれそうかもしれないそこは嘘

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じゃない倍になってますねでって話なん

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ですイギリスとかアメリカどうなってんす

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かちゅう

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話でよく円安が進んでる理由にこれを

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あげる人っているんすよまつまり何が言い

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たいかって言と日本は国の借金を増やし

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すぎてる国の借金を増やしすぎて返せるか

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わかんないって世界中の投資家が不安に

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思ってるから縁が売られて縁安になって

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るって解説をするんです

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しかしその理屈が噛み合わない理由を森永

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がグラフから読み解く円安って裏側で同時

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に何が起きてるかって言とドル高なんです

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よねだって円安って何に対して円安なのっ

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てドルに対してですよね1ドル100円が

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1ドル150円になったっていう話です

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から円安が進んでるっちことは言い方を

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変えれゃどれ高が進んでるんですいいです

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か政府債務残高が倍になったから円安に

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なったって言ってるんですよねアメリカ6

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倍です

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けどだったらどれ安になってないと

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おかしいですよねなんでなってないんすか

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っていう話つまり政府サム残高が積まれ

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たらその国の通貨は安くなるっていうのは

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意味がわかんないも日本だけ見て都合よく

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解釈してるという風にしか僕には思えませ

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んでこの国の借金がなんちゃらかんちゃら

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とか言ってる連中がこの6月にやろうとし

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てることがあります

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それは何かって言うとプライマリー

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バランスを黒字化させるっていう目標を

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政府の方針に絶対に書こうとしてますで

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しかももっとやばいのが新しい

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プライマリーバランスの考え方っていうの

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を彼らは導入しようとしてます

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プライマリーバランスとは社会保障や公共

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事業などの行政サービスを国が税収などで

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賄えているのかを示す

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指標現在日本の財政は赤字であり政策的

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経費を国際などの借入れで賄っている

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状況これをじかせるというのが財務省の

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目標となっているこれ日本の収入側の方

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ですね税金で集めてそれで足りない分は

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国際発行で埋めてますっていうこの収入の

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分でこっちの支出の分見ていきますまず

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最低でもプライマリーバランスっていうの

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は均衡させなきゃいけないっていう風に彼

play09:27

らは考えていますで

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もっとやばいのは何かって言うといや

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ちょっと待てと利払いもしなきゃいけねえ

play09:36

じゃんとてことはリバブまで

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も税収でカバーしないと国の借金って減っ

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てかないんじゃないのっていうのが彼らの

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発想ですこれがいわゆるプライマリー

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バランスを黒字させるという発想ですで

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こういうことやり出すと何が起きる

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か少子化対策をしなきゃいけないって言う

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んだけどじゃあそのためには少子化対策を

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するための財源を取らなきゃいけないて

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やる

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わけでも少子化の理由の1つは若年その

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経済力が落ちてるからなん

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でしょなんでさらに経済力落とそうとし

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てんのって話です理屈で考えてお前バカ

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だろっていうの平気でやってるわけですで

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も彼らマジでこれを今やろうとしてますで

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しかも僕はもう前から言ってますけど日銀

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と政府のコンビネーションが最悪なんです

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今それどういうことかって言うと上田総裁

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になってから金融緩和維持元の金融緩和の

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この維持限のの部分を彼はやめましたで

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その結果何が起きてるかって言うと金利は

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じわじわ上がってってるわけですつい

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この間まで長期金利10年もの国債の金利

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は0.5ぐらいだったのがこの間つ子1%

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超えたわけですよ金利上がってるわけで

play10:53

これが財務省とミックスすると完全に悪魔

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合体みたいになりますそれ何が起きるか

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金利上がってますよねこの利払い費の

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利払いが増えるわけですよそうすると

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もっと税金取らなきゃっていうなんか最悪

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組み合わせ金利上げなきゃからのじゃあ俺

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も頑張って税金上げなきゃっていうなんか

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お前ら国民に恨みでもあんのかっていう

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ミックスが今起きてますでこういう制作を

play11:26

この30年間ずっとやってきました

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では緊縮財政で国の借金を返した先には何

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が待っているのか森永が意外な自論を

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展開緊縮派がやろうとしてることって

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バブルを起こすことにつがるよっていう

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あんま言われてないメカニズムをちょっと

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知っておいていただきたいなと思います

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これ何かって言うと民間と海外部門と政府

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部門それぞれのお金のプラスマイナスを

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グラフ確認したものです要は2008年

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以降政府はずっと借金を抱え民間都海外が

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資産を増やしている状況大体これ見ると

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分かると思いますが今民間と海外部門が

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黒字の状態なん

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ですでそれと同額ぐらいに政府の赤字が

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あるの分かりますよねでこれってなんか

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難しく聞こえるかもしれないですけど

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めちゃくちゃ当たり前なこと言ってます

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つまり誰かが金出してるってことはは金を

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受け取ってるんです絶対そこはバランス

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するってこはもう世の中の心理じゃない

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ですかバランスしないわけがないんだから

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今民間部門ま海外も含めて黒字ですよね

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ってことは誰かが赤字を引き受けて

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るってことになりますよね今その赤字部門

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は政府が引き受けてるってことなんです

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緊縮派っていうのは何をやろうとしてる

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かって言とこの政府部門の赤字を消そうと

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してるんです政府部門を黒人したいって

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ことは言い方を変えましょう民間部門赤字

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にしたいってことです民間部門を赤字に

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する民間が赤字になってるってどんな時か

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分かります借り入れしまくってる時って

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ことです借入れしまくってる時って何が

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起きるかバブルが起きるんですよ

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