【タブーなきエネルギー討論】成田悠輔が考える原発リスク/人口減少でも電力需要は減らない/10万年先の出口戦略の意味/課題先進国のエネルギー戦略/再生エネルギーで日本は勝てるか【日本再興ラストチャンス】
Summary
TLDR日本のエネルギー問題について、人口減少が持続的な電力需要に与える影響や、再生可能エネルギーの活用、原子力発電の課題などが議論されました。議論の中で、日本が持つ独自の強みを活かしたエネルギー戦略の重要性が強調されました。また、技術的な進歩や社会的な変化によって、将来のエネルギー需要や供給が変容する可能性についても触れられました。最後に、国民がエネルギー問題の複雑性と重要性を認識し、持続可能な社会を目指すための取り組みが必要であると結論づけられました。
Takeaways
- 🌟 日本のエネルギー問題には、人口減少という「強み」と「課題」が存在する。人口が減っても電力需要が減らない可能性があるため、エネルギー政策は複雑化している。
- 🔋 原子力発電の廃棄物の処理は非常に重要な問題であり、10万年後にも影響を及ぼす可能性がある。専門的な戦略が必要です。
- 💡 再生可能エネルギーの発展にも課題があり、風力発電などには天候などの自然条件による制約がある。
- 🌞 太陽光発電が日本の再生可能エネルギーの中でも発電割合が高く、注目されている。
- 🌐 日本は、エネルギーのポートフォリオを強化するために、海外の製造拠点を広げ、国際協力を重視してきた。
- 🚫 経路依存性の問題は、技術だけでなく考え方にも存在し、日本は様々な選択肢の中から最適なエネルギー戦略を見つける必要がある。
- 🏭 日本の産業界は、過去30年間で海外に拠点を広げ、国際協力を築きながら成長してきた。その経験を再生可能エネルギーにも活かす可能性がある。
- 📉 火力発電が日本の電源構成の70~80%を占めており、化石燃料からの脱却が求められている。
- 💭 将来の社会は変化し、現在の問題に対する考え方も変わる可能性がある。そのため、柔軟性のあるエネルギー戦略を構築する必要がある。
- 🏙️ 都市計画や住宅の持ち方も、エネルギー効率を向上させるために変えていく必要があると東京都は提唱している。
- 💰 経済的なインセンティブが、太陽光パネルや蓄電池の導入を促進しているが、一般市民がその利点を認識していない問題がある。
- 🤔 社会的な合意をとる必要性と、エネルギー問題に対する国民の理解を深める必要性が強調されている。
Q & A
日本が持つエネルギー面での強みは何ですか?
-日本は人口が減っていても電力需要が減らないという特徴があります。また、日本独自の産業技術や国際協力の仕組みを活用して、エネルギー問題に対処する強みを持っています。
日本の原子力発電についてどう考えられますか?
-原子力発電は、廃棄物の処理や安全問題など、深刻な課題を持っています。しかし、同時並行で使用する必要があるという意見もあれば、使わなければならないという意見もあります。
福島の廃炉現場で扱われているアルプス処理水とは何ですか?
-アルプス処理水は、トリチウムが含まれている水です。トリチウムは半減期が10万年と長い放射性物質であり、適切な処理が必要です。
日本の再生可能エネルギーの現状はどうですか?
-日本の再生可能エネルギーの中では、太陽光発電が最も発電割合が高く、次に水力発電が続きます。原子力は10%未満となっています。
日本のエネルギー問題に対する解決策として考えられるものは何ですか?
-日本の産業界が海外に製造拠点を広げた経験を生かし、国際協力を通じて共に成長し、エネルギー問題に対処する方法が考えられます。また、日本の技術力を活用してスマートグリッドのような高度な制御技術を導入するなど、多岐にわたる選択肢があります。
日本の風力発電の現状はどうですか?
-日本は風力発電に向いていないとされており、かつては世界トップのメーカーがいたにもかかわらず、現在はヨーロッパや中国のメーカーが主流を占めています。
日本のエネルギー消費量を減らすために必要なことは何ですか?
-日本のエネルギー消費量を減らすためには、生活スタイルの見直しや、効率的な技術の導入が必要です。例えば、共有型の冷蔵庫や熱源、蓄電池の活用などが考えられます。
日本の電力需要が減らない理由は何ですか?
-日本の電力需要が減らない理由として、高齢化が進むことで自宅で過ごす時間が増える傾向があります。また、EVの普及など、新たな電力需要が生まれています。
日本の原子力発電所の設置について考えられる方向性はありますか?
-原子力発電所の設置については、国土の中で専用のエリアを作る方向性などが考えられますが、その良いことかどうかは議論の余地があります。
日本のエネルギー問題に対する国民の意識はどのようになっていますか?
-日本のエネルギー問題に対する国民の意識は、減少傾向にあるとされています。供給が安定しているため、意識を減らしているとされています。
日本のエネルギー問題に対する今後の展望はどうですか?
-日本のエネルギー問題に対する今後の展望は、脱原発や再稼働など、様々な選択肢があるものの、社会的な合意をとることが難しく、選択肢を決定することが重要です。
Outlines
😀 日本のエネルギー政策と原子力発電の課題
第1段落では、日本のエネルギー状況と原子力発電についての議論がされています。人口減少が進む中、電力需要が減らないという懸念があり、原子力発電の課題である放射性廃棄物の処理方法や、将来の社会への影響について語られています。また、原子力発電を抜きにして議論を進めることの難しさにも触れています。
😉 日本のエネルギー事情と再生可能エネルギーの強化
第2段落では、日本のエネルギー事情や再生可能エネルギーの強化が話し及ばれています。日本は風力や太陽光などの持続可能なエネルギー源に恵まれておらず、海外から輸入しないといけないという問題があります。さらに、日本の産業界が海外に製造拠点を広げた経験から、国際協力を通じて成長し、エネルギー問題にも同じアプローチを用いていくべきだと提案されています。
😢 原子力発電所の設置と社会的な合意の難しさ
第3段落では、原子力発電所の設置とそれに伴う社会的な合意の難しさが議論されています。日本は限られた土地面积であり、原発の設置場所が問題となることから、将来の変化に柔軟に対応できる考え方が必要だと指摘されています。また、人口減少が進む中で、電力需要が減らない可能性があることも述べられており、その理由として高齢化が進むことで自宅で過ごす時間が増加し、電力消費量が減らない理由が説明されています。
🤔 再生可能エネルギーの活用と日本の企業の役割
第4段落では、再生可能エネルギーの活用と日本の企業が果たす可能性について語られています。日本の企業はコントロールやエンジニアリングの強みを持っており、再生可能エネルギーを活用する際にもそのスキルが活かせる可能性があるとされています。また、スマートグリッドのような技術を用いて、電力の供給と需要を細かく制御し、効率的に利用することができると提案されています。
😃 エネルギー問題への国民の理解と生活スタイルの変革
第5段落では、エネルギー問題への国民の理解と生活スタイルの変革が話し及ばれています。生活スタイルの見直しや、エネルギー消費量の削減が求められており、マンションでの共有生活スタイルの提案など、新しい生活様式の考え方も紹介されています。さらに、東京都が推進する太陽光パネルや蓄電池の補助金制度についても触れ、エネルギー効率の向上を目指す取り組みが行われていることが述べられています。
Mindmap
Keywords
💡エネルギー
💡原子力発電
💡再生可能エネルギー
💡廃棄物処理
💡経路依存性
💡人口減少
💡スマートグリッド
💡経済社会
💡インフレ
💡脱炭素社会
💡デジタルクローン
Highlights
日本のエネルギー政策に関する議論で、人口減少がエネルギー需要の変動に与える影響について述べています。
電力需要が減少しない場合でも、日本の電力自由度が高いという特徴があると指摘。
原子力発電の課題として、処理しなければならない廃棄物の問題が挙げられています。
原子力発電を使わない選択肢についても議論し、社会が直面する現実問題への対処方法が重要だと述べています。
福島の廃炉現場で放出されるトリチウムの問題とその半減期が10万年と長く、重大な問題であることが強調されています。
将来の社会が変わると予想され、現在の問題が解決される可能性があるとの見方が示されています。
化石燃料が思った以上に減少しないという現実と、それに対処するための日本の取り組みが語られています。
日本の産業界が海外に製造拠点を広げ、国際協力を築くことでエネルギー問題に対処してきた経験が評価されています。
日本の電源構成の70~80%が火力発電であり、原子力は10%未満となっている現状が紹介されています。
日本の再生可能エネルギーの将来性と、風力発電の進展について語られ、日本のメーカーが世界市場から撤退した背景が説明されています。
日本の社会が持つ「持たざる国」という特徴と、これからのエネルギー戦略について議論されています。
日本のエネルギー問題に対する解決策を見つける必要性と、その選択肢が多数ある中で最適解を見つける難しさが述べられています。
日本のエネルギー消費量の減少と、生活スタイルの変化が密接に関係しているという視点が提示されています。
東京都が推進している太陽光パネルと蓄電池の組み合わせによる補助金制度が紹介され、その効果が語られています。
国民がエネルギー問題の複雑性について理解し、社会的な合意をとる必要性が強調されています。
生活スタイルの変革と、それに伴うエネルギー消費の削減が、日本の将来のエネルギー問題解決に向けた重要なステップであることが示されています。
Transcripts
エネルギーに関する日本の強みがあるとし
たら人口が減ってるっていうことは強みな
んじゃないこれ強みですねいやただ人口が
減ってもですね意外と電力自由って減らな
いっていう場合もあってもたざる国日本
っていう特徴があるんですよそうすると
日本ならではの強みはないっていうことに
なるエネルギーに関しエネルギー権はあり
ませんまよく言われる日本は課題先進国
[音楽]
出口戦略がないのにまだ続けちゃっていい
のかしらっていうのが素朴な疑問として
あるんですねそこはあの非常に重要な
ポイントで出口戦略は
必ず持たなきゃいけないはいで原子力発電
症で出た廃棄物これはちゃんと処理し
なきゃいけばないそれを抜きにして勝つ
原子力っていうのもありえないと思うん
ですよねそれやるのが当然だけど原発も
使ってかなきゃいけない並行してえですね
原子力は使わなければならないっていう
ところから議論始めると議論がちょっと
おかしくなってしまうので原子力を使っ
たらこういう問題が起こりますよね現実の
問題として社会としてそれに直面していか
なきゃいないのでじゃそれに対してどう
対処すべきなのかっていうことも含めてで
取り組んでいかなければならない課題だと
こういう風に思いますただ出口は10万年
後とかなわけですよねはいえっとその
10万年かけて処分しなければいけない
ものとはい原子炉の中にある対処しなけれ
ばならないものと中身が全然違いますので
これはしっかり分けてえ議論すべきだと
思うんですね例えば今福島の廃炉現場で
アルプス処理水っていうものが放出を定期
的に日本を始めましたあそこであのトリチ
ウムっていうのがよくあのお報道されます
けどもトリチムって皆さんよくご存知の
あの水素の30水素なん同意体のものなん
ですねでこの半減期っていうのが10万年
かからないですね2サイクルすると1/2
か1/2なんで1/4になっていくそう
いったあの比較的い
期間の短い放射性物質なんですねでそれと
廃物処理をしなければならない放射性物質
を感動すると話がおかしくなってしまう
ですねそれはやっぱり分けて考えないけ
ないそれ分けてというところで言うと出口
戦略に関してまさに専門化だとも思います
がこの原子力ってどどうなっていくんです
かま難しいとこですよねどうなっていくの
かっていうのはやっぱり結局今のお話も
みんなこの将来の社会は変わるっていう
ところだと思うんですよねだから今我々が
これこんなに大変じゃないかって思ってる
のはそうでもなくなるかもしれないし逆に
今そこまでまずいと思ってないものが大
問題になることもあってまそもそも原子力
っていうのはもう今日2020何年ぐらい
にはとくに化石燃料はなくなっているだろ
うっていう風に考えた人たちが一生懸命
開発したっていうところがあるわけなん
ですよねなるほどでむしろ化石燃料って
いうのは思った以上になくならなかった
ために今日こうやって我々はあでもない
こうでもないっていう風に言っている
ところがあってあの70年80年前の人が
思ったようにその時から20年30年で
なくなってしまっていればうんもう嫌を
なくサイエネか原子か多分そういうことに
なってただと思うんですよねでその今の
廃棄物のリスクとかそういうことも仮に
例えば皆さんがよくご心配になるような
被爆して発音するとかっていうのも何か癌
の画期的な治療法が発明されて癌というの
は今の我々が思っているよりはそんなに
怖い病気ではないとかっていう風になると
皆さんのそのリスクの受け止めだって
変わってしまうかもしれないですしでも
そんな希望的観測でいいんですかだ逆も
ありますよね実はもっとこの細かく細胞
レベルとかで見ると思っていた以上に複雑
に色々人体に影響してるっていうことが
科学研究で将来分かってしまうかもしれ
ないですし気候変動がもっとすごく急思っ
た以上に急激に進んで背腹は変えられな
いっていう風になるかもしれないですし
どうなるか分からないののでだからま今
まで原子で難しいのは非常に小回りが効か
ないというかま今ですと大体海外でも1期
立てると1兆円はま必ずかそれを回収する
のにやっぱり30年とかのこう期間を考え
ないと投資を取り戻せないしかしこの非常
に変化の早い世の中で今みたいに将来どう
なるか分からないっていう風になってくる
とぱ難しい部分も出てきますし廃棄物の
問題も今の我々のそういう価値観でこう
するのが一番だって決め肩をつけようとし
ないことの方が道徳的倫理的にも正しいっ
ていう倫理学者の意見なんかもあったり
するんですねむしろずっともうしょうが
ないから引き継いで面倒を見ていってま
もっといい解決方法が出るまで待つことの
方が倫理的だという意見の人もいたりとか
して何度も言いますけどどの道も居の道
ですしかつ将来のことはそうやって変化し
て我々が思ってると全く違う考え方を20
年50年先の人はするかもしれないてそう
いう時になるべくそのさっきの経路依存性
が聞きすぎないように小回りが効くように
しておくにはどうしたらいいかっていう
そういう観点でやっぱこの原子力の問題も
考える必要があるかなて思いますね日本の
エネルギーのそのポートフォリオの中で
言うとま再生エネルギーに今後注力して
いこうという流れもあると思うんです質問
もいいてますあの勝者なども再エネ事業に
積極的ですがえ日本ならではの強みって
あるんですかということなんですよねま
日本だからできることってあるんですかて
ことだと思うんですがヒさんいかがですか
いろんな表現の仕方があるんですけど
あえてちょっと使わしてもらうと持たざる
国日本っていう特徴があるんですよ風力
あるじゃないかあるいは太陽あるじゃない
かご指摘その通りなんですけど常に貿易風
が吹いてるヨーロッパと日本必ず毎年
2030の台風が来る国とうん全然
やっぱり資源の質と量が違うんですねそう
いう意味では非常にエネルギーに関しては
コストの高い国外から持ってこなきゃない
自国にあるいわゆる再生艦のエネルギーも
非常にコスが高いこれを逆手にとって過去
30年日本の産業界がやってきたことと
いうのは海外に製造拠点を広げていったん
ですねこれはあの1つの生きる道としてえ
生み出した知恵で国際協力をしっかり築き
ながらあ共に一緒に成長していこうって
いうこの
あの仕組みを日本は作ってきたこれすごく
あの日本の特徴だと思うんですねじゃ今後
さらにこれを進めていこうとした時に
エネルギーと産業のあり方社会のあり方を
作れる国としてはすごく力のある国だと私
は思うんですその力やっぱり発揮しなきゃ
いけないんじゃないかと思うんですよねも
そうすると日本ならではの強みはないって
いうことになるんですかねエネルギーに
関して残念だけでも日本の国にはあの米国
のようなエネルギー源はありません
ヨーロッパのようなエネルギー源もないし
システムもないまこの現実に基づいて我々
自身で解決策を見出すしかないですねその
中で選択肢がいっぱいある中で茨の道の
この道がやっぱりベストではないけども
ONEオザベターソリューションの1つだ
なとこれを見つけていくしかないんじゃ
ないでしょうね一応整理しておくと今の
日本の電源構成はえ70から80%ぐらい
が火力発電いわゆる化石燃料なわけですよ
ね再生可能エネルギーのうち最も発電割合
が高いのがえ太陽高発電えそして次に高い
のが水力発電となってるわけなんですよね
でそこについて原子力今10%未満という
ことなんですジュラさんはこのデータを
見るとどうですかま原子力かつては30%
とか言ってたわけですから随分それは
やっぱり貢献がて代わりにサエは相当増え
てきたなっていう印象ですねで今のお話で
さっき経路依存性ってお話しましたけど気
をつけなきゃいけないのは経路依存性は
そういう技術のシステムの経路依存性だけ
じゃなくて我々の考え方っていうのも経路
依存性だってですね例えばその日本は再生
エネルギーが向いてない例えば風力発電を
するのに日本は台風とかすごい強風が吹く
か全然風吹かなくなっちゃったりするので
ヨーロッパと違って向いてないんだだと
かっていうのは結構一時期こうルフしたん
ですけどまその結果どうなったかって言と
例えば2000年代のデータ見ますと世界
の風力発電トップメーカー10社っていう
のに日本の企業入ってたんですね日本の
メーカーがで今もうヨーロッパと中国の
メーカーでまかなり占められていてで日本
のメーカーもみんな撤退してしまって国産
の風力発電設備っていうのはもう新しい
ものは作ってないですよねあそうなんです
かでそれはやっぱりそ向いてないっていう
風にみんなで思い家も一般の人も政治家も
みんなそういう風に思い込んでしまっ
たっていうところがあるんですよねで1回
そうなっちゃってそうやって産業基盤
なくなるとこれをさらに増やす時に
せっかくなら国産とかさっきやった日本の
強みを生かして世界にも使ってもらえる
ような技術をって言っても一旦その技術者
ももういない工場の作るラインもないとか
ていう風になってしまうと立ち上げるの
すごく大変になりますよねただエネは
2010年度では4.4
まで増えじゃないですか40%増やそうと
してるっていうことはそれだけのこう余力
みたいなのは日本にまだあ
るってことですよねあると思いますただ
これが10年早くこのトレンドが来てれば
せっかくなので国産の日本のメーカーの
ものを使ってでそれをさらに改良し世界の
他の国の人にも使ってもらえるよう
にっていう風になったかもしれないなって
いう風に思うとまちょっと残念だなって
いうと次はそういうに何かの術について
これは日本は向いてないとかこれはこう
いうもんだからってい風に思い込まない
ように一旦さっきのそのどの居の道にする
かを決めてもすぐにまた次本当にそれで
いいのかなっていう風にいい意味で疑って
また見直しをかけるっていうこういう
やっぱり姿勢をみんなで忘れないようにし
ないといけないなって思いますよねでも
その点原発の再稼働の話はあったんですが
原発の親切みたいな話はどう考えてまし
たいえ今回の提言の中では安全を確保した
原子力再稼働だけではなくて将来の電力
消費需要予測はいこれを賄うと
すると同時に世界における日本の経済社会
のコスト競争力をちゃんと維持して
インフレに合わせて上昇していけるような
仕組みにしようとすると原子力の親切抜き
ではそれが手に入らないのでやっぱり親切
を考えていかなきゃだめだよねとその点
エネルギーに関する日本の強みがあるとし
たら人口が減ってるっていことは強みなん
じゃないこれ強みですねつまりその国とし
て持っているそエネルギーの総量と比較し
た時に必要となる国としてのエネルギー総
需要みたいなものがま抑える力が働くわけ
ですよねはいそういう国を我々がゼとする
んであればそれを前提にしたエネルギー
システムをやっぱり考えて構築していくっ
ていうのが選択肢の1つだと思うんです
いやでも少なくとも人口がもう減っていっ
てしまうことはほぼ確実なわけですよね
いやただ人口が減ってもですね意外と電力
需って減らないっていう場合もあってはい
例えばですねよく言われるのが冷蔵庫はい
冷蔵庫皆さんご自宅に1台はお持ちだと
思うんですけど小さい冷蔵庫と大きい冷蔵
庫を比べると実は電力消費量はそんなに
違わなかったりするんですねでそうすると
実はです人口は減っても世数意外とって
なかったりするんですねでお1人で住まれ
てる方でも小型の冷蔵庫1台はやっぱり
大体皆さん住まれてるとこにお持ちだと
するとそれ2台になっちゃうとですね2人
や3人で1つの家庭で中型大型の冷蔵庫1
台持ってるのに比べて電力消費量は多く
なってしまったりとかするんですよねそれ
からこう労働人口で昼間こうやって
オフィスに皆さん来られたり工場へ行かれ
たりとかして自宅は留守にされていて電力
時はあんまりないとでも例えば高齢化して
皆さん自宅とか施設とかで日中も過ごさ
れる人が増えるっていう風になると昼間
やっぱそういうところでの暖房照明あとま
さっきのそのおモビリティの方ですね運輸
部門がEVでシフトしてきたりとかすると
まさもっとすごく大きなポーションがごい
乗っかってきますので人口減っても意外と
電力の需要は減らない可能性もありますで
も思ったのはその単純に1800ある実体
のうちま半分ぐらいは向こう数十年で
限界集落化していって多くは消滅していく
わけじゃないですかその時に原発のその
新設みたいな可能性を考えた時に国土の中
にその原発専用エリアみたいなものをうん
作るみたいな方向性とかったのありえるの
かなっていうのを素として思ったんですが
まそれがいいことかどうかっていう議論は
また色々あるんでしょうけどただ1つ
言えるのは元々やっぱり原職発電所の技術
っていうのは大陸のその未開発の土地が
たくさんあるようなアメリカとかソビト
連邦とかで開発されていてま彼らの中には
最悪大事故があればそこの土地は諦めて
もっていうような発想があったことは否め
ないですただ日本はこれまではその今のお
話と客でどこへ行ってもどなったか住んで
いて街があって広いそういうこうどうなっ
てもいいっていうようなま極端そういう風
に思える場所は1か所もないと大事項を
起こしてはいけないということ起こさない
ように他の国以上に全力でやるんだという
ことでやってきたのがいつの間にかうちの
は起きないからってなっちゃったのがい
安全心はっていう話ですよねですから将来
おっしゃるような変化が日本の中で起きる
と発想がむしろかつてのその米国とかソ連
とかのように近づいてま最後はそこをま
諦めるのもやなしってもしその時点の日本
の人たちがある種の割り切りができるんで
あればまそういう発想にもなるかもしれ
ないですしそれはやっぱりこう国土を汚し
てしまうのはけしからんって思うんであれ
ばやっぱりつなってなるのかもしれない
ですしそこも考え方次第ですよねえでも
それで言うとこちがもし余るのであれば
じゃ原子力は難しいかもしれないけど再演
をそこでもっとやっていくっていうです
当然そういう意見だって出てくるでしょう
ね原発でそんな汚す前提にするぐらいだっ
たら自然とより強制しやすそうなあ再生
エネルギーをっていうこともあると思い
ます質問でこんな質問もあるんですサエの
分野で日本企業がイニシアを取れる可能性
のあるものはあるかというものなんです
難しいところですよねやっぱ日本企業も
そうです日本社会得意なのは非常にこの
決め細かにいろんなことをこう
コントロールしてうまく動くようにする
みたいなエンジニアリングっていうのは
非常に重要だと思うんですよね再エネを
活用しようとすると電力を供給する仕組み
をその大きな発電所からどんどんどんどん
送ってきてあのなんとなく配っておしま
いっていうんじゃなくて相当決め細かく
出入りを制御するっていう風になっていく
と思うんですね例えばよく言われるのは
電気自動車を使わない時間帯みたいなを
学習してその時間はあ大きな蓄電池として
え使ってもし急に授業が増えたりしたから
そこから戻してもらうでその時はもちろん
ただで持ってっちゃうんじゃなくてお金を
戻してもらえてその出し入れで差し引き
いくら分になったのかみたいなのをもきめ
細かくこう世の中中で制御するみたいな
ことっていうのはよく言われスマート
グリッドみたいな話ですけれどもうんで
そういうのはかなりそのま日本が従来得意
としてきたようなすごくそういうこう生活
とか実際の使われ方に密着したようなあの
ものにすればするほど効率も使い勝手も
良くなる可能性とかはあると思うんですよ
ね今は発電側でのチャンスの話だったと
思うんですがその電気の利用の側も気に
なるんですよねていうのはさっき
おっしゃった通りその人口が減っていった
としてそれに比例的に電力重が減ってくと
限らないっていう話あったじゃないですか
で逆に言うとじゃあ人口が減っていって
人間の密度が落ちていくような局面で電力
の利用をこう効率的に落としていくような
生活の仕方っていうのはどういうものなん
だろうあのまよく言われる日本は課題先進
国他の国に先にじてその人口が急激に減る
とか投資への集中があのさらに進むかも
しれないとかてそういう状況があるので
おっしゃるように今まであんまりそれが
便利だとか必要だとか思われてこなかった
ような種類の技術とかそれを使ったそう
いうライフスタイルの提案みたいなのが
できるし実際実験っていうかこうみんなで
やってみてそのための技術を改良してい
うんでそうすると後からよその国もそう
いう状況になってきた時にそれ発す
るっていうことあるかもしれないですよね
ださっきの冷蔵庫だって結局その冷やす
装置をですね1台1台持ってるから
あんまり効率が実は上がらないですよね
ですからそれをアパートとかマンションと
かだったらま今一部そういうところもあり
ますけどそう熱源とかあの冷やす装置とか
を共有できるようなものとかに例えばする
とエネルギー効率は上げられて利便は下げ
ずにえその電池を使ってしまう分は減らす
ことだってできるかもしれないですよねだ
まそういうものをもし日本発で暮らし方
みたいなものと合わせて提案できて
フィールドテストもできるみたいなことは
チャンスあるかもしれないですよねでも
みんなで共有して公共施設だけで生活を
送りましょうっていうのも考え方ですけど
そうですね非常にストレスのかかるですね
状況ですよねはいはいですからそのま
やっぱりで共有の冷蔵庫に取りに行くって
いうとそういうお話になりますよね個人で
は持てるんだけれどもそのエネルギーは
集中した効率のいいところでやれるみたい
なものがもしできるんであればまいいかも
しれないですしちょっと現実的なあの
ところで具的なあの事例としてですね今
東京都があの推進している補助金制度に
太陽光パネルとえ蓄電池と
ええEVこれを組みたらいくらいくらまで
補助金出しますっていうこういう制度が
ございますよねはいでそこにあのうんネ
ファームというトヨタの未来のあの低地板
あフィエルセルを使って組み合わせてやる
と家庭の熱効率が8割以上にこう高まって
いくとこれってすごいあのことだと思うん
ですねだから東京都が推進されてるんだと
思うんですけどもこういったあの街が持っ
ているエネルギー効率をずっとやっぱり
高めていくそうすると経済活動単位あたり
のエネルギー消費量が減っていくのでこう
いったことを地道にやっぱり積み重ねてい
くっていうのも1つの方法としては真剣に
やっていかなきゃない方策なんでしょうね
その点と太陽光パネルと蓄電池がついた
オフグリッド住宅とか補助金であっという
間に元取れるような値段で変えたりします
よねあそうなんだ多分10年ぐらいかかる
んじゃないですかちょっと分かりません
けどももなんかそうそう意外にお得な
オプションが色々あるにも関わらず普通の
人は全然それを知らないっていう問題が
あるそうですねでも多分予算限りがあるの
で一気にあの申請が来るとあっという間に
なくなってしまうっていうのが現実だと
思うまそそもそもその国側もあるいはその
自治体側もあんまり来て欲しくない過ぎて
欲しくないって部分もあるってことです
それそうですねまあ級バランスの問題です
よねそれも現実問題でしょあるでしょうね
なのでまエネルギーをモアアモアで
作り出していくっていう議論の一歩手前で
我々の生活スタイルも変えていくべきって
ことなんですかね例えばマンション子の家
の持ち方立て方も変えていかなきゃいけ
ないし生活のスタイルも変えていかなきゃ
いけないしそうすることでできるだけ
エネルギー消費量全消費量をこう減らし
ながら必要とするエネルギーをどう賄って
いくかっていうことを組み合わせで常に
こう検討していくどの茨の道を選択するの
かっていうのをみんなで決めていくとこれ
すごく大事なテーマだと思います居の道と
いう言葉ありましたが原発していくにしろ
脱原発に行くにしろ社会的な合意を取るの
がすごく難しくそして大事なんだという
ことを改めて分かったんですがどうして
いったらいいんですかそうですねその
難しいのはだから居の道だということを
程よく皆さんがこうそうだなと思うと進む
と思うんですですよね料金の話も再稼働が
進んで電力料金が下がることはもちろん
足元いいこと生活にも産業にもいいことな
んですけどエネルギーについて考える機会
はかってこうなくなってしまうというか
日々の生活の中であんまり意識に登らなく
なるかもしれないですよね今我々が議論し
てたなエネルギーのあの授業を減らすって
いう話も供給が大丈夫なんだったらみんな
そんなに減らそうとはしなくなっちゃうか
もしれないのでそこのこうバランスが
難しいというかまで今結局この2年ぐらい
はかなり皆さん意識するタイミングだった
のでま是非このタイミングであのこれから
どうするのどの居の道を行かざるを得ない
のかっていうのをちょっとちゃんと考えて
おくっていうのがいいんじゃないかなって
いう風に思いますよね成田さんはい私は
今日の議論を聞いてますます正解が分から
なくなりました本日の総括をお願いし
ます僕も辛くなる一方だったので未来は脱
エネルギーかなと思いましたまですので
あの早め
にデジタルクローンかなんかになってです
ね衛星にそのチップでも乗っけてもらって
衛星が太陽光で自発電してあの永久期間と
してぐるぐる地球の周りを回るっていう
生活をしたいなと思いました次回機会が
あればあのいかに人類が地球から消滅する
かという話について次の熱するしたいなと
思ったとこですそうですねと言いづらいん
ですがでもこういうその居の道さ加減正解
の分からなさ加減をちゃんと分か
るってことが大事なのかなとその複雑さを
図した謎のマンダラとかを作っていかに
エネルギー問題が誰にも理解できない複雑
系かということを国民に知らしめるのが
大事なんじゃないかなと思いましたそう
ですね成田さんひさんそしてジラさん
ありがとうございましたありがとうござい
ました
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学べるバックグラウンド再生が可能です
通勤中や仕事の途中家事の途中いつでも
どこでも学べますさらに様々な特典と交換
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