【REIT編 前編】その認識は大丈夫?REITの仕組みとリスクに迫る <北根 久之>|投資の基本をプロから学ぶ BASE 2023.10

ピクテ・ジャパン株式会社
16 Oct 202317:48

Summary

TLDRこの動画では、リートの仕組みと特徴について解説しています。リートは不動産投資信託で、投資家から資金を集めて不動産を購入し、そこから得られる賃料収入などを投資家に分配する商品です。レバレッジ効果がある反面、税制優遇の見返りとして分配が多くなり割高感が出やすいといった長所短所があります。リートの価格と期待利回りの関係についても説明がありました。

Takeaways

  • 😀 リートは不動産投資信託の略で、投資家から資金を集めて不動産に投資する仕組み
  • 😊 リートは株式のように取引所で売買でき、配当金も得られる
  • 🏢 リートはレバレッジを効かせることができるため、不動産価格の変動に敏感
  • 💰 リートは税制上の優遇措置がある反面、内部留保が少ない
  • 📈 リートの投資リターンには資本利得と配当収益の2つがある
  • 📉 リートの利回り要求(キャップレート)が上がると、不動産価格は下がる
  • 🔼 金利上昇はキャップレート引き上げ、不動産価格の下落圧力となる
  • 👍 リートは株式同様、エクイティに投資する仕組みである
  • 🤔 リートは業種分散が少なく、株式市場よりリスクが高い
  • 🎓 キャップレートとは、投資家のリートへの期待利回り

Q & A

  • リートとはどのような投資商品ですか?

    -リートは「リアルエステートインベストメントトラスト」の略で、不動産投資信託のことです。投資家から集めた資金と借金で、賃貸用のマンションやオフィスビルなどの不動産を購入し、そこから得た賃料収入などを投資家に分配する仕組みの金融商品です。

  • リートは株式とはどのように異なるのでしょうか?

    -リートは株式と債券の中間的な性質を持つとされますが、実際には破綻時の弁済順位が株式と同じで、債券より下位に位置します。また、業種分散が少なく市場規模も小さいため、株式市場よりリスクが高いといえます。

  • リートから得られるリターンにはどのようなものがありますか?

    -大きく分けて、リート価格の上昇によるキャピタルゲインと、賃料収入から支払われる分配金によるインカムゲインの2種類があります。

  • なぜリートは法人税が免除されるのでしょうか?

    -リートは税制上の優遇措置として、分配可能利益の90%以上を投資家に分配した場合、法人税が免除される仕組みになっています。これは投資家への還元を促すことを目的としています。

  • リートのレバレッジ効果とは何ですか?

    -リートは通常、大きな借入金を使って不動産を取得しています。このため、不動産価格の変動がそのままレバレッジ(てこの原理)となって現れ、リートの価値変動を拡大させる効果のことをレバレッジ効果といいます。

  • キャップレートとは何でしょうか?

    -投資家がリートへの投資に際し、最低限期待する利回りのことをキャップレート(投資利回り)といいます。これが高まるとリートの価格は下がり、低くなると価格が上昇しやすくなります。

  • なぜ金利上昇時にリート価格が下がりやすいのでしょうか?

    -金利上昇時には国債などの代替投資対象の利回りが上がるため、リートへの最低投資利回りであるキャップレートが上昇します。するとリートの価格は下がりやすくなるのです。

  • 分配金のうち、何%が法人税から免除されるのでしょうか?

    -リートの分配可能利益の90%以上を投資家に配当した場合に限り、法人税が免除されます。90%に満たない分配分については通常の法人税が課税されます。

  • リートは将来の備えとして内部留保をためておけないのですか?

    -はい、税制上のメリットを受けるために分配を優先するリートの性質上、内部留保をためておくことが難しくなっています。このため不況時などの対応力に乏しく、経営難に陥りやすい側面があります。

  • リートへの投資にはどのようなリスクがありますか?

    -リートはレバレッジ効果により価格変動リスクが大きいほか、分配重視の性質から内部留保が少なく経営の脆弱性が高いというリスクがあります。また市場規模や分散度が株式以下であることから、株式以上にリスクが高いといえます。

Outlines

00:00

📈リート投資の基本とマーケット現状

この段落では、物価上昇の中でインフレに強いとされる不動産投資、特にリート(不動産投資信託)への投資に焦点を当てています。リートの基本的な仕組みとして、投資家から集めた資金や借金を使って賃貸用不動産を購入し、その賃貸収益や売買収益を投資家に分配する金融商品であることが説明されています。また、リート投資のメリットとして、上場しているリートを通じて証券取引所で容易に売買できる点や、リートに投資するファンドを介しても投資が可能であることが挙げられています。さらに、リートが保有する賃貸用不動産についても触れられており、賃料収入や不動産の売却収入が投資家への分配の源泉になっていることが述べられています。

05:02

🏦リート投資のリスクと市場特性

この段落では、リート投資が持つリスクとその市場特性について詳しく説明しています。リートは株式と債券の中間的な性質を持ち、破綻時の返済順位では投資家が最後になるためリスクが伴うこと、リート市場の相対的な小ささや業種分散の少なさがリスクを高める要因となることが指摘されています。また、リート投資における収益の源泉として、キャピタルゲイン(不動産価格の上昇による利益)とインカムゲイン(賃貸収入による利益)が挙げられ、それぞれの特徴について説明されています。特に、レバレッジ(借金を使った投資)がリートの価値を大きく左右することや、法人税の免除条件についても触れられています。

10:03

💰リート投資の利回りとキャップレート

この段落では、リート投資の利回りとリターンの関係、そしてキャップレートについての説明がされています。不動産の賃料収入とその価格に基づく投資の期待利回りを示すキャップレートは、投資判断の重要な指標となります。キャップレートが投資家の期待利回りを反映しており、不動産価格と反対の動きをすること(キャップレートが上がると不動産価格が下がる)が説明されています。また、利回りの変動が不動産投資の価値にどのように影響を与えるか、具体的な例を用いて解説されています。さらに、将来に備えた貯蓄が難しいリートの特性や、経済の変動に対するリートの脆弱性についても言及されています。

15:04

📊キャップレートによる不動産評価と市場動向

最後の段落では、キャップレートを用いた不動産の評価方法と、それが如何にして不動産市場の動向に影響を与えるかについて詳しく説明されています。キャップレートの変動が不動産価格に与える影響を例示し、金利の上昇がキャップレートをどのように動かし、結果として不動産価格にどのような影響を与えるかが説明されています。この部分では、投資家がどのようにして不動産投資の価値を評価し、市場の変動に応じて投資判断を下すかについて、詳細な分析がなされています。また、将来の市場動向についての予測や検討が後編でさらに詳しく説明されることが予告されています。

Mindmap

Keywords

💡リート

リートとは不動産投資信託のことで、投資家から資金を集めて不動産に投資し、その運用益を投資家に配当する仕組みです。ビデオではリートの基本的な仕組みや特徴について解説しています。

💡レバレッジ

レバレッジとは借金を利用して資金を増幅させる手法です。ビデオではリートがレバレッジをかけることで、不動産価格の変動に対するリートの価値変動が大きくなることを説明しています。

Highlights

Transcripts

play00:10

こんにちはビテジャパンのきたですえ今回

play00:13

は投資の基本をプロから学ぶベースの

play00:15

リート編の全編ですえ物価が上がってきて

play00:20

ますえー物価も上がってるしまインフレに

play00:23

強いと言われてる不動産投資を考えようか

play00:25

なとインフレだとリートなんかいいんじゃ

play00:27

ないかなとあの考えの方もいらっしゃると

play00:29

思いますあるいはですねえリートについて

play00:32

ちょっと勉強したりえ聞いてみたりして

play00:34

リートってインフレには強いけど金利の

play00:37

上昇には弱くてじゃあ今みたいにインフレ

play00:40

が進んで金利も上がってる時って上がるの

play00:43

下がるのみたいなことも分からないなんて

play00:46

いう方もいらっしゃるんじゃないかなと

play00:47

思いますえ今回はですねそんなリートに

play00:49

ついてえ基本からですねえ現在の

play00:52

マーケット現実のマーケットまでえ詳しく

play00:55

ご説明をしたいと思いますえ早速ですけど

play00:58

も本日のポイントですまずまずはリート

play01:00

投資の仕組みについてえそれからリート

play01:02

投資で得られるリターンとリートの分配金

play01:05

についてそしてリート投資の利回りと

play01:08

リターンとの関係についてご説明をして

play01:10

いきます初めにですねえリートの基本的な

play01:13

仕組みについてお話をしたいと思います

play01:15

リートというのはですねこちらにあります

play01:18

ようにリアルエステートインベストメント

play01:20

トラストの略でリアルエステートってのが

play01:22

不動産という意味ですでインベストメント

play01:24

トラストが投資信託の意味でそのまま不

play01:27

動産投資信託を英語で言って略したのが

play01:30

リートですで投資家から集めた資金それ

play01:34

からえ銀行のローンとか債権発行による

play01:37

要するに借金ですね投資家から集めたお金

play01:39

と借金で賃貸用のマンションとか

play01:42

オフィースビルドなんか要するに診療収入

play01:44

が入ってくるような不動産を買ってその

play01:47

賃貸収益や売買収益え売って建物自体を

play01:51

売ってえ得た収益ですねこれを投資家に

play01:53

分配する仕組みの金融商品ですということ

play01:56

ですで投資家側から見ると例えばリート

play02:00

えJリートであれば東京証券取引所に上場

play02:03

してますので普通の上場株式と同様に証券

play02:06

取引所に注文出して売買しますとえ当信託

play02:10

なのでなんとなく銀行とかでも買えるのか

play02:12

なと思うかもしれませんがえリートその

play02:15

ものはですねえ上場してますので日本の

play02:18

リートであれば東京証券取引所ですね

play02:20

アメリカのリートであればアメリカの証券

play02:22

取引所に注文を出すことになります一方で

play02:25

投資信託におけるリートファンドっていう

play02:28

のはこのリートに投資をするファンドなの

play02:30

で例えば投資家の方がリートに投資する

play02:34

ファンドを買う場合にはここに1個リート

play02:36

ファンドが入るわけですね間に1個入って

play02:39

投資家はリートファンドを購入してリート

play02:42

ファンドが東京証券取引所に上場してる

play02:45

リートに投資したりアメリカに上場してる

play02:47

米国リート投投資をしたり他の国の

play02:49

シンガポールに上場してるシンガポールの

play02:51

リートン投資したりとえそれぞれの国の

play02:53

リートに投資するでリートそのものは上場

play02:56

してるとことですねでリートの中には何が

play02:58

入ってるのって言うと賃貸用不動産が入っ

play03:01

てて賃貸用不動産って何でかて言ったら

play03:03

賃貸用のマンションだったり賃貸用の

play03:05

オフィスだったりして毎月毎月賃料が入っ

play03:08

てくる賃料が入ってくる賃対応不動産から

play03:11

ま当たりますけどリートに対しては賃料

play03:14

収入がありますしこれ自体を売れば不動産

play03:16

の売却収入がありますでこれらを投資家に

play03:19

分配する仕組みということです

play03:21

ねはいえ次にですねまバランスシトって

play03:25

言うとちょっとイメージ難しいかもしれ

play03:27

ないですけどなんてことはないですえっと

play03:30

は先ほど申し上げたように借金をしてえ不

play03:33

動産を買っていますそうすると持ってる

play03:36

資産は何かって言うと持ってる資産はほぼ

play03:39

ほぼ不動産です持ってる資産はほぼほぼ不

play03:43

動産でもちろんちょっと現金も残ってたり

play03:45

しますけどもまほぼほぼ不動産で

play03:47

マンションとかオフィスを持っていますで

play03:50

一方でローンとかあ債券なんかの借金をし

play03:53

てまして例えばですけど資産500億あり

play03:56

ます500億円分の不動産持ってますさ

play04:00

借金が300億ですよって言った場合って

play04:03

差引賞味投資家のものっていくらかって

play04:05

言うと500億の資産がありますじゃこの

play04:08

リートを畳みますともう生産して投資家に

play04:10

お金返しますオーナーである投資家に残っ

play04:13

た財産全部配分しますって言った場合は

play04:16

500億の不動産を売って500億の現金

play04:19

が入ってきますそこから借金を300億円

play04:23

返しますそうすると金の切れ目が円の

play04:26

切れ目で借金貸したらこの人たちとの円は

play04:28

切れますので債権のや銀行との円は切れて

play04:31

もう残るのはこのリートのオーナーだけ

play04:34

オーナーの手元には500億から300億

play04:37

を引いた残りの200億が配分されます

play04:40

よかったねと一方でもしこの不動産が

play04:43

500億だと思ってたのが700億で売れ

play04:45

ましたって言っても借金は増えませんから

play04:47

その場合で700億で売れました300億

play04:52

の借金を変えしますって言うと残りは

play04:54

400億なのでわすごい儲かったと

play04:56

200億だと思ってたが400億儲かった

play04:58

なという風になりますし反対にこれが値段

play05:01

が下がっちゃいましたとそうすると

play05:04

300億になっちゃいました500億だと

play05:06

思ってた不動産売却してみたら300億に

play05:08

しかなりませんでしたって言った時には

play05:11

300億売って300億の借金返して投資

play05:13

家の分はなくなっちゃいますまこんなよう

play05:15

な構造にあるわけですねこれって株式と

play05:19

すごく似ている仕組みです結局株式もこの

play05:22

純資産エクイティに投資をする投資なん

play05:25

ですよく株は会社が潰れたら紙切れ紙くず

play05:29

みたいなことを言いますよねそれって何

play05:31

かって言ったら株式に投資をするっていう

play05:33

のは会社のオーナーになるま株式編でもお

play05:36

話ししましたけど会社のオーナーになるで

play05:39

オーナーになると何がいいかって言うとま

play05:41

利益をえ分配を受けたりとか利益をま株の

play05:45

場合は配当金として受けたりっていうこと

play05:47

ありますけど大きいのは会社を生産した時

play05:50

に残ったお金が全部投資家のものになる

play05:52

オーナーのものになる会社が大きくなると

play05:55

会社の成長ここに止まります山ほどお金が

play05:58

いっぱいあっていっぱい不動産ががあって

play05:59

自社ビルがあってすごい高い車があって

play06:02

みたいな資産がどんどんどんどんここに

play06:04

溜まっていきますで借金を返すと残りが

play06:06

全部投資可のものなので会社がうまくいか

play06:09

なくって資産が300億しかないのに借金

play06:12

が300億あると残りは0になっちゃい

play06:16

ますねあるいは債務釣果って言って資産

play06:18

よりも債務借金の方が多くなるとオーナー

play06:22

の分なくなっちゃいますだから会社が

play06:24

潰れる時ま大体は借金の方が多くて潰れ

play06:27

ちゃうわけですから借金が多く潰れちゃう

play06:30

とオーナーの取り分は0だから紙屑になる

play06:34

という仕組みですでくとリートも株式も

play06:36

こちらに書いてありますようにすごく似

play06:39

てるんですリートは株式と債券の中間の

play06:42

ような商品ですというような人もいます僕

play06:45

も聞いたことがありますあるいは株式より

play06:47

もリスクが低いなんて言われたりします

play06:49

けれども実際には破綻会社が潰れたり

play06:53

リートが潰れた時の返済順位ですねお金の

play06:57

返済順位はまず借金が優先されてリートの

play07:00

投資家や株式の投資家っていうのはあな

play07:02

後回しなんです残った分しかもらえないの

play07:05

で残らなかった場合には0になりますなの

play07:08

でローンや債券よりも列語すると実際には

play07:10

株式に非常に近い投資対象で株式と債権の

play07:14

中間のような商品と呼ばれるような性格は

play07:17

持ち合わせてないですあるいは株式よりも

play07:19

リスクが低いと言いますけど少なくとも

play07:21

この借金の弁済順位だけで言っても株式

play07:24

よりもリスクが高いことになりますまた

play07:26

リート市場は株式市場と比べても相対的に

play07:30

小さくて業種分散も少ないです例えば

play07:33

トピックに投資して当初の株全部に投資し

play07:36

た場合にはいろんな業種の会社が入ってき

play07:38

ますけどリートってそもそも不動産を持っ

play07:41

てる会社不動産業の会社しかないので業種

play07:44

分散も少ないため様々な業種も含み市場

play07:47

規模も大きな株式市場よりも高いリスク値

play07:50

を示す傾向にありますこれは詳しくはまた

play07:52

改めてご説明しますけどまリートって

play07:54

こんな仕組みなんだということをこちらで

play07:56

押えといていただければ大丈夫ですえ次に

play07:59

リターンの方ですねまリターンの方は割と

play08:02

簡単でリートの投資から得られるリターン

play08:04

は大きく分けてリート価格の上昇による

play08:08

キャピタル原因ですね100億で買った不

play08:10

動産が130億で売れましたって言ったら

play08:12

30億儲かりますこれキャピタル原因です

play08:14

それから毎月の賃貸収入ですね賃料が入っ

play08:18

てきてそこからもちろん管理費とが引か

play08:19

なきゃいけないので賃料収入から管理費を

play08:23

差し引いたえ儲けの分ですねえこれを分配

play08:26

金として出していく分配金の受け取りに

play08:28

よるインカム原キャピタル原因とインカム

play08:30

原因がありますよという話

play08:33

ですでこのリートで得られるリターンと

play08:37

リートの分配金について少し詳しい話をお

play08:40

話したいと思いますでキャピタルゲについ

play08:43

てはリートってのは借金を使って

play08:45

レバレッジをかけるのが通常です

play08:48

レバレッジて何かっていうとテコの意味で

play08:50

金融の世界には借金を使って自己資金より

play08:53

も大きな金額の投資を行うことを意味し

play08:55

ます例えば自己資金200億なんだけど

play08:58

借金3300億して500億の物件を買う

play09:01

こんなようなことが起こるわけですねここ

play09:04

の例で話せばよかったここの例でいきます

play09:07

と不動産価格は1000ですと借金

play09:09

500億しました自分のお金はリートのお

play09:11

金オーナーのお金は500億です500億

play09:14

しかないのに借金500億して1000億

play09:17

の不動産を買ったということもできますで

play09:20

レバレッジがかかるってどういうこと

play09:21

かって言いますと例えばこの不動産価格が

play09:24

2割上がったとします1000が1200

play09:26

になりました借金は変わりません不動産額

play09:29

が上がっても借金は増えませんので

play09:30

1200億の不動産を売却して借金

play09:34

500億引くと差引700残りますねそう

play09:37

するとリートの投資家に取ってみれば

play09:39

500億だったものが700億になるので

play09:41

40%も価値が上がります不動産の価値は

play09:45

2割しか上がってないのにリートの価値は

play09:48

4割上がるこれなんでですかていうと

play09:50

レバレッジがかかってるからです反対も

play09:52

同様です不動産価格が2割下がりました

play09:55

1000だと思ってたものが800になり

play09:57

ましたという時も借金は減りますません

play09:59

そうすると800から500を引いた

play10:02

300億が差し引きリートの投資家のもの

play10:05

オーナーのものですそうすると不動産価格

play10:07

は2割しか落ちてない1000から800

play10:09

に2割しか落ちてないのにリートの価値は

play10:12

500億から300億に4割も下がります

play10:16

上がる時も下がる時もリターンが大きく

play10:20

プラスにもマイナスにも大きくなるこれを

play10:22

レバレッジという風に言いますもう1つ

play10:24

押えておいていただきたいことがあります

play10:26

そ何かって言うとリートというのは法人税

play10:30

を免除されるという話がありますでこれ何

play10:33

かって言うとすごく簡単に言いますと普通

play10:36

の会社というのは法人税を納めた後

play10:40

100億円儲かりましたよって言ったら

play10:42

法人税をまず納めて収めた後のお金を投資

play10:47

家に配当として配ったり会社に貯めて将来

play10:51

に備えたりするわけですねところがリート

play10:54

っていうのは100億儲かりましたその

play10:56

うちの90%以上を

play10:59

投資化に返す分配金として返す場合税金が

play11:03

免除さ

play11:04

れる例えば100億儲かりました90億

play11:08

分配しましたよってこの90億は分税金が

play11:12

払われる前のお金からもう分配できるん

play11:14

ですよそのメリットですねもちろん残った

play11:17

10億円分配しなかった分には法人税

play11:20

かかりますけれども分配をした分90%

play11:23

以上の分配をした分というのは税金が

play11:25

かからないので一生懸命出そうとするん

play11:28

ですよそれはなんとなく投資家側から見る

play11:30

といいように思えるんですけど一方で

play11:33

さっき言ったように普通の会社っていうの

play11:35

は将来なんかあった時のために経済はいい

play11:38

時も悪い時もありますから悪いことが

play11:41

起こった時のために貯蓄をしとくわけです

play11:43

備えておくわけですそうするとリートって

play11:45

毎年毎年入ってきたものの90%以上を

play11:48

出してしまうわけですから将来への備えが

play11:51

溜まっていかないなので不動産価格がドン

play11:54

と下がった時に経営がうまくいかなくなっ

play11:56

たりまJリートの破綻ですねの時にも結局

play12:00

のところ手元の現金が足りなくなって

play12:02

しまったこれが起こって不動産を買う契約

play12:06

はしたんだけれどもお金が用意できなくて

play12:08

破綻してしまうこういうことが起こってい

play12:10

ますなので分配をすれば税金が免除され

play12:15

るっていうメリットと引き換えに将来に

play12:19

備えて貯金をしておくってこともできなく

play12:21

て将来の備えがないっていうのも反対の

play12:24

デメリットとしてあるってことを是非抑え

play12:26

ておいていただけたらなという風に思い

play12:28

ますはい次ですねえリート投資の利回りと

play12:31

リターンとの関係これちょっと難しいので

play12:34

簡単にご説明したと思いますけれども不

play12:37

動産

play12:38

価格毎年毎年例えば40億円の賃料収入が

play12:42

ありますこのマンションをいくらで買おう

play12:45

か入札をします40億のま毎年毎年賃料

play12:49

収入が入ってくるこのオフィスビル誰か

play12:51

買いませんかって言った時にあっちの会社

play12:53

はなんか800億出すらしいうちの会社

play12:56

どうしよう

play12:57

900億円って高くないかみたいなことを

play13:00

考えその考える時にいくらまで出せるのか

play13:03

なを考える時に役に立つのがこのキャップ

play13:06

レートという考え方ですキャップレートは

play13:09

投資家の期待利回りという風に言うことも

play13:12

できますそれって何かって言ったら

play13:14

せっかく不動産を買うんだからこのぐらい

play13:16

の2割りは期待したいよ例えば40億の

play13:20

キャシュローがあります賃料収入があり

play13:21

ます1000億で買うと40億の収入って

play13:25

いうのは4%になりますま国際乗り回り年

play13:29

国債の利回りが1%もいかないのに4%の

play13:32

診療収入か悪くないなと思ったらま買う

play13:35

そうすると1000億出してもいいと

play13:37

40億の収益が生まれるような不動産だっ

play13:40

たら1000億出してもいいこれって

play13:42

キャップレート4%で買えるということに

play13:44

なります一方で国際の利回りが6%になっ

play13:48

ちゃったらどうでしょう国債買って6%の

play13:51

利回りがもらえるのに不動産買って4%

play13:53

そんなもん買わないいう風にキャップ

play13:56

レートというのはま無リスク資産とという

play13:58

風にま投資の世界で言われますけれどもま

play14:02

リスクを大して取らなくてももらえる時国

play14:05

の国債の利回りですね為替のリスクを取る

play14:08

他国の国債じゃないですよ日本であれば

play14:10

日本国債の利回りもう日本国債にもリスク

play14:12

ないわけではないですけども安全資産とし

play14:14

てみなされる国債でも例えば1%の利回り

play14:18

がもらえるんだから不動産買うんだから

play14:21

3%ぐらいは上乗せしてよそうすると4%

play14:25

ぐらいで買いたいねという話になります

play14:27

当然だから債の2回りベース2回りが

play14:30

上がることでキャップレートが上がること

play14:32

もありますしベース2回りが下がることで

play14:34

キャップレートが下がること上の整理回り

play14:37

リスクプレミアムが上がることでキャップ

play14:39

レートが上がることもリスクプレミアムが

play14:41

下がることでキャップレートが下がること

play14:43

もありますでこれらについて少し具体例を

play14:48

用いてお話ししたいと思います先ほど

play14:50

申し上げたようにキャップレートが上がれ

play14:53

ば不動産価格は下がる関係にありますなぜ

play14:57

かと言いますと

play14:59

より高い利回りを要求するならばより低い

play15:03

価格で買う必要があるわけですその計算式

play15:06

をちょっとお示ししたいと思います例えば

play15:09

なんですけれども40億の営業

play15:13

利益賃料収入からコスト管理費とかを引い

play15:17

て40億の収益を生んでくれる不動産が

play15:19

あったとしますこれが売りに出ましたとで

play15:21

これを4%で買いたいと言った場合には不

play15:25

動産の理論価格は1000億になります

play15:27

1000億でものに40億の収益が

play15:29

生まれれば4%の2回りになりますよね

play15:33

これがキャップレートです一方でこれを

play15:37

5%の利回りじゃないと買いたくないと

play15:39

言った場合にはどうなるかって言うと4%

play15:42

ではなくて5%っていう高いより高い

play15:45

利回りを期待するキャプレートが上がって

play15:47

しまうわけですそうするとどうなるかって

play15:49

言うと40億÷0.05になるんですけど

play15:53

5%にするためには800億で買わなきゃ

play15:56

いけないです800億で買うとと800億

play15:59

で買ったものに40億の収益が入ってきて

play16:01

5%の利になりますつまり4%でいいよっ

play16:04

て我慢してる人は1000億で入札が

play16:07

できるんですけど5%なきゃ嫌って人は

play16:09

800億しか出せないのでそうするとこの

play16:11

人は入札で負けちゃうことになりますね

play16:13

一方でいやいやもうこんなにいいところの

play16:16

物件だったら3%でもいいわ国際の利回り

play16:18

1%の中3%も十分だって言った場合には

play16:22

40÷

play16:24

0.03で1333億まで出せることに

play16:28

なります1333SECで買うと40億

play16:31

ポイントは不動産が生む営業利益は変わん

play16:35

ないですよここでここでは変えてないです

play16:37

40億のまま変えてないんですけど何パー

play16:40

欲しいの何パーの利回りにしたいのによっ

play16:43

て価格は変わるだからキャップレートが

play16:46

上がれば不動産価格は下がるしキャップ

play16:49

レートが下がれば不動産価格は上がる

play16:52

じゃあ今のアメリカのようにめちゃくちゃ

play16:55

金利が上がってますちょっと前まで1%

play16:58

だった金金が4%になりましたそうすると

play17:00

どうなるでしょうキャップレートが上がっ

play17:03

て不動産価格は下がりやすくなるという

play17:06

ことになります

play17:08

ねえ次回ですねえ後編ではこの話をもう

play17:13

少し詳しくご説明していきたいと思います

play17:14

けどもまずは本日のまとめですねえリート

play17:17

投資の仕組みについてご説明をさせて

play17:20

いただきましたそれからリート投資で得

play17:22

られるリターンとリートの分配金について

play17:25

最後にリート投資から期待するりと

play17:28

リターンの関係キャップレートについても

play17:30

ご紹介させていただきましたえ是非後編も

play17:33

ご視聴

play17:47

ください

Rate This

5.0 / 5 (0 votes)

Do you need a summary in English?