2 パニック症とは

異常心理学者の杉浦義典です
15 Jun 202112:48

Summary

TLDRこのビデオスクリプトは認知行動療法の臨床ワークショップに関する教科書を紹介しており、特に不安障害、パニック障害、強迫性障害などの心理疾患に焦点を当てています。DSM-IVの基準に基づいて診断され、これらの疾患の理解と治療方法が解説されています。スクリプトでは、精神分裂病の名称変更や不安障害の現在の呼称についても触れており、臨床心理学の専門用語とその重要性について説明しています。

Takeaways

  • 📚 このワークショップは認知行動療法の臨床実践に重点を置いており、主に不安障害、パニック障害、強迫性障害などを扱っています。
  • 🗺️ 教科書は6章から構成されており、2章と3章は不安障害に、4章と5章は精神分裂病(統合失調症)に重点を置いています。
  • 🔍 精神分裂病の名称は2002年に統合失調症に変更されましたが、その変更は誤解や悪印象を解消するためではなく、議論と研究の進展によるものです。
  • 📈 現在では「精神分裂病」と呼ぶことは少なくなり、「統合失調症」という用語が使われていますが、両者は入れ替え可能であると認識することが重要です。
  • 📚 教科書の2章と3章は不安障害についての基本的な知識を提供し、3章では治療に焦点を当てて解説されています。
  • 🌟 認知行動療法は多数の心理的治療方法の中でも特に重要な位置を占めており、効果が高いことがデータから示されています。
  • 🔬 診断は主に患者の話を聞くことによって行われ、面接はその重要な手段の一つです。
  • 📈 パニック障害の診断には、特定の症状が10分以内に現れることが必要で、DSM-IV(ダイアグノスティック・スタティスティカル・マニュアル)に基づいています。
  • 📘 DSM-IVは精神障害の診断基準を提供し、パニック障害の患者が人口の何パーセントに占するかなどの統計にも利用されています。
  • 📚 教科書の22ページには、パニック発作の診断基準が示されており、これらの基準を満たす症状が出現することでパニック発作と診断されます。

Q & A

  • 認知行動療法の教科書は何章で構成されていますか?

    -この教科書は6章で構成されています。

  • 第2章と第3章ではどのような疾患に重点を置いていますか?

    -第2章と第3章では、不安障害の中でも特にパニック障害と強迫性障害に重点を置いています。

  • 精神分裂病という用語は現在どう変更されていますか?

    -精神分裂病という用語は2002年に統合失調症に変更されました。

  • 不安障害は現在どのように呼ばれることが多いですか?

    -現在では不安障害は不安症と呼ばれることが多いです。

  • 第2章と第3章の内容の違いは何ですか?

    -第2章ではより理論的に書かれており、第3章では治療を通してより親しみやすく解説されています。

  • 認知行動療法とは何ですか?

    -認知行動療法は心理療法の一つで、薬を使わない精神的な方法で治療する方法です。

  • パニック障害の診断にはどのような方法が用いられますか?

    -パニック障害の診断には面接を通じて行われ、特定の症状が明確に定義されています。

  • 教科書の22ページの表2-4には何が記載されていますか?

    -教科書の22ページの表2-4にはパニック発作の診断基準が記載されています。

  • DSM-4とは何ですか?

    -DSM-4は精神疾患の診断と統計マニュアルで、パニック障害の診断基準や統計を含むものです。

  • 不安障害の診断において重要なことは何ですか?

    -不安障害の診断においては、症状が明確に定義されており、患者の話を聞いて正確に診断を行うことが重要です。

Outlines

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📚 認知行動療法の教科書紹介

この段落では、認知行動療法に関する臨床ワークショップの教科書を紹介しています。本書は6章から構成されており、特に不安障害、パニック障害、強迫性障害に焦点を当てています。また、精神分裂病という言葉が統合失調症に変更された経緯についても触れています。教科書は、不安障害に関する2章と3章、統合失調症に関する4章、5章、6章の順に進んでおり、これらの章は内容が重なっている部分もあります。

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🤔 認知行動療法の概要と治療方法

第2段落では、認知行動療法がどのような治療法であるかについて説明しています。これは薬物治療を使わない精神療法であり、多くのデータが蓄積されており、効果が高いとされています。教科書では、その中から特に重要なものを抜粋して紹介する予定です。また、不安障害についても触れており、診断は患者との面接に基づいて行われます。

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😨 パニック障害の症状と診断基準

第3段落では、パニック障害の症状とその診断基準について説明しています。パニック発作は、10分以内に4つ以上の症状が現れるという条件で定義されており、教科書にはその症状のリストが示されています。また、診断にはDSM-IVという診断手引きが用いられており、これは統計や患者の実際の話をもとに作成されています。

Mindmap

Keywords

💡認知行動療法

認知行動療法は、患者の思考パターンや行動パターンを改善することで精神症状を軽減する心理療法の一つです。このビデオでは、認知行動療法が臨床での適用にどのように役立つかを説明しており、特に不安障害や強迫性障害などの治療に重点を置いています。

💡不安障害

不安障害は、日常生活に支障をきたすほどの不安感や緊張感を抱える精神障害です。ビデオでは、不安障害の中でもパニック障害や強迫性障害に重点を置いて説明しており、これらの障害の治療に認知行動療法がどのように役立つかを解説しています。

💡パニック障害

パニック障害は、突然の恐慌感や不安感を伴う精神障害で、患者は予測不可能なパニック発作を経験します。ビデオでは、パニック障害の症状や診断基準について説明しており、これらの症状がどのように認知行動療法の治療対象になるかを説明しています。

💡強迫性障害

強迫性障害は、患者が自発的に持つ強い不安感や強迫的な思考や行動を示す精神障害です。ビデオでは、強迫性障害の特徴や治療方法について触れており、認知行動療法がこれらの症状を改善する手段として紹介されています。

💡統合失調症

統合失調症は、かつては精神分裂病と呼ばれていた精神障害で、幻覚や妄想などの症状を持ちます。ビデオでは、統合失調症の名称の変更やその治療方法について触れており、認知行動療法がこの病気の治療にどのように役立つかを説明しています。

💡DSM-IV

DSM-IVは、Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fourth Editionの略称で、精神障害の診断基準を定めた国際的に広く使用される手引きです。ビデオでは、DSM-IVの基準に基づいてパニック障害や不安障害の診断が行われることについて説明しています。

💡パニック発作

パニック発作は、パニック障害の患者が経験する突然の恐慌感や不安感を伴う症状です。ビデオでは、パニック発作の症状やその発生条件について説明しており、これらの症状が認知行動療法の治療対象になる理由についても触れています。

💡面接

面接は、医師や臨床心理学者が患者との対話を通じて症状や病歴を把握する手法です。ビデオでは、不安障害や統合失調症の診断に面接がどのように役立つかを説明しており、面接の重要性についても強調しています。

💡臨床ワークショップ

臨床ワークショップは、医療従事者が実際の臨床現場でのスキルや知識を向上させるための教育プログラムです。ビデオでは、認知行動療法の臨床ワークショップというテキストを通じて、医療従事者がこれらの療法を実践する方法について学ぶことができると説明しています。

💡診断基準

診断基準は、特定の精神障害を正確に診断するために必要な症状や条件のリストです。ビデオでは、DSM-IVに基づく診断基準に従って、パニック障害や不安障害を診断する方法について説明しており、これらの基準が治療計画の立案にどのように役立つかを解説しています。

Highlights

認知行動療法の臨床ワークショップという教科書の内容を紹介。

本書は6章から構成されており、特に不安障害、パニック障害、強迫性障害に重点を置いている。

精神分裂病の名称が統合失調症に変更された背景とその理由を説明。

統合失調症という言葉の普及と、現在の使用状況について触れる。

不安障害とパニック障害の区別と、それぞれの特徴を説明。

不安障害の診断方法と、その過程における面接の重要性を強調。

パニック発作の症状と、DSM-IVの基準を紹介。

DSM-IVの使用目的と、その在り方を解説。

認知行動療法の種類と、その治療効果について触れる。

教科書の2章と3章の内容とその関連性を説明。

2章では理論的なアプローチ、3章では治療のプロセスをより親しみやすく解説している。

不安障害の実際の診療のプロセスと、その中での面接の役割を紹介。

不安障害の診断基準と、その具体的な症状を説明。

DSM-IVのパニック障害の診断基準を詳細に解説。

教科書の表22ページの表4を用いて、パニック発作の症状を具体例として紹介。

DSM-IVのパニック障害の統計的データと、その診療における役割を解説。

認知行動療法の臨床的な応用と、その効果の評価について触れる。

教科書の内容を通じて、認知行動療法の理論と実践を深める。

Transcripts

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はいそれではですね皆さんこの認知行動療法の臨床ワークショップという教科書の

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まず目視を見ててください

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でも苦笑見てもらうとこの本はね

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6章からなっていることが分かります

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でこの6勝のうちは世話というとですねええええと2章と3章が a 地図でもその

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不安障害は不安が強いというね心の病でその中でもとりわけパニック障害と

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強迫性障害というものに重点を置いて扱っています

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でまず事業はここから始めますねえ

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水冷提訴4章5章6章がですね

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精神分裂病と抱えていますが目視の一番最後の父者が二の柱を見てもらうとね s 木戸

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プレミアの訳語が曳船分裂病から統合失調症に

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変更された

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これがね2002年のことだ

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というふうに書かれていねっ

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うん

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そんなあの

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なので8現在ではですね精神分裂病という言葉が聞くことが非常に

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まあ少なくなっていると思いますがあの

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俺はどっちあの統合失調症と言う猫とかの方がちょっとした来たことがあるという人も

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いるかもしれませんが

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俺が姉ああ後どちらもあの英語でパス木戸触れミアという言葉なんですね

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だからその病気脳その中身であるとか

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あり月に対する機械の仕方が変わったから名前が変わったというのではなくてまあ精神

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分裂病という言葉がねまぁ誤解を受けたりとかまぁあるいは長い間ね使われている中で

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ちょっと

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方良くないイメージがねまあまとわりついてしまったというのがで言うでですね

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あの105が変更されていますが

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あのそれは英祖の議論とかね研究が入っ

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の変化によるものでもないという点はねちょっと押さえておいてください

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まだが要するにあの精神分裂病とで

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a 投手としょっちゅう言葉もうあの入れ替え可能だという風にとらえずおいてもらえ

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ばいいと思います

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でおのれように言うとあの

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今不安障害という言葉で説明をしていますがこれも夜行がねえええ

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今では不安症というふうにましょう場の紹介で障害という字の代わりに不安症という

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ことがで呼ぶことが多いのですが

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あのこれもねえ

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あの

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略語は a

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安西 t でいそうだもままなので英語

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もっと交わしていませんのでこれもね薬が変わっただけである

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いうことでちょっとねだからあの私も自由している中で不安症といったら不安障害と

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いったりするかもしれませんがあのその言い回しの違いは年前あの気にする必要がない

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と思っておいてください

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もちろんねあの試験とかでポートの時もねあのその違いがあの

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評価に狂気の違いがな教科に反したりするようなことも全くありませんのでそこあまり

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気にせずに聞いてもらったらいいからと

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ということでが3章と4章との間で4章以降が統合失調症であると

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いうことになります

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で最初の議長と多少はねまああの事業の入門ということもあるのでへ特に丁寧にねえ

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ええ

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ぴったり t 2教科書に息せながらやっていきたいというふうに思います

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でただちょっとこれに2章と3章との関係なんですが

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hey 3勝の続きが参照になっている

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というよりはあの無償では同じ内容を2章ではよりにドン的にそして第3章ではねまぁ

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よりそも治療を通してて売価ても子より親しみやすく解説してある

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まああのページ中身てもらうとあのう

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印象の方がに百貫その言葉なんかもちょっとも火災ような感じがするかもしれませんが

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に白のほうがね理論軸に書かれていなのでへ3章と3章は

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会実際にはちょっと行ったり来たりしながらねえ

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まああの

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説明をしていくというのがそんな感じになるのではないかなというふうに思います

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で一生はねえええまあ認知行動療法という

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まあ実は心理を追ってるねそう

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まあお薬を使わない精神的な方法で治療する方法って

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まあ数だけで言えばものすごい数ある

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わかる数え方にもよるんでしょうがええええ

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まあ一説によると縦200とか300とかねえ au パズがある暮らしというね

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でエポの中でもま特にねやっぱりこう

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いろんなデータが蓄積されて実際にその治療効果が高いとされているものってとても

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少なくて

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まあその中の一度だねこれ認知行動療法なので

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まあその意味ではねあの

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まあ数ある中からまあ特に重要なものを抜粋してに授業では紹介するということになり

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ますがそれに関数あの概説

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here のでちょっとあの日あの中でそこに戻ることはあるかと思いますがまあにょ

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見て ja 女性はみー章3章から

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始めていくという形になる

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いうふうに思いますよね

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でさてではですね早速

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あの不安障害というものについて扱っていきたいとおもいます

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で a ソース摘心ラウというあの用語ですね

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a それについてちょっと解説の動画が上がっていたと思うのですが

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あの兄はずはあの不安障害の中でもパニック障害という aa ものについて

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て扱っていきます

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であの

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出場にあの進退疾患やの場合はですね確定診断そういうとまああご

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例えばレントゲンの写真の底でアウトかね

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あれはあ何かけて検査をして

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あれを抗体検査してなどというものがねあの多いのではないかなと思いますが

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あの

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aa 4巻心の病という場合にはですね

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基本的にはあの

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その少女に基づいて診断を受けていきます

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でまぁそうするとねえその身竿をするためには面接というね

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a

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まああの

play08:20

ええ

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まあこう患者さんとこ花とゆめ2章あのそれはあの病院なんかでねよく問診と言います

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があの

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まあ晴天イラクあるいはあの濃い心理学の分野であって特に面接という呼び方をします

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英語で言えばインターフということになりますね

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でまぁなんていうかなもう説という言葉もねインテルっていうことか言葉もあの日頃

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ねえ一条的に使っている用語の五感とは

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根津の小鉢がいますけどねっ

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大外後面接というとねこう入手とかですねえプレッシャーがあるようなイメージです

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けどまぁあの猛進と言う音もの末女は名ずつというふうに読んでるわけ

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であもう患者さんのお話を聞いて診断をつけるわけですよね

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で喫緊ちょっとすごく好頼りになるように見えるかもしれませんがそれがあの主観的な

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ものであったりあるいはねその叡智を年があったりとかそういうその不安英傑からね

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安定しないものにならないようにやっぱりきちっと明確にその

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これこれの少々があった場合に

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a

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診断をつけるんだというね詩人と魚がとても明確に提示されているわけですよね

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でまぁそういった貴女の一例がですねえ教科書を開いてもらうと22ページ

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a 22ページの表のにの4を見てもらうとここにはかにっこフォスターとありますね

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腕 a

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まあ1から13までへ項目ありスタートされていてまあそれがその4つ以上が突然に出

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てきて10分以内に朝廷に達するものをパニック発作と呼ぶんだね

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でこの表はあのまあこれ教科書でねえパニック発作ってこういうもんなんだよという

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混ぜて目2マソまま着替えるわけなんですが

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a を問われたら幸いッ教科書民掲載取るだけではなく実際の診療の画面でねえ患者

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さんに

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こういったお話を聞いていくというね

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あのまあそれをしてねあの

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ちゃんとこれらの症状がある

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ちゃんと声で言うとがあることによってその聞き漏らしとかそういうのがないように

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するわけなんですね

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でそういったが定義がねあの

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他あのが公に刊行されていてそれがねあのえーっと22ページの4羽パニック障害の

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研究の44 adsm -4

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まあこれ dsm 弱小なんですが英語でダイアグノスティック&スターティピカル

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マニュアル

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4 mental disorder

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a ダイアグノスティックの t そしてサティからが統計

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まあその例えばパニック障害の患者さんが人口中何パーセントくらいいるのかところ

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まあそう言う統計を取ったりすることにもまあ使われますので

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a

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まあダイアグノスティック&きたてつじかるマニュアル4

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mental ray そうだね20

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この dsn っていうね言葉寝てこうネットで検索してもいいですかなるいっぱいい

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てできます

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padi 我々と知られているんじゃないかなと思いますがあのもちろんねこれとても

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大事なことはその中身あっちゃんとえええええっは取っちゃっで a

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で a 8これから8が組んで抵当

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一番最初のビデオねえ見てもらおうと思うんですが

play12:41

あの

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