【クラシル運営、dely堀江CEO】料理メディア戦争の勝因/ヤフーの傘下に入った理由/15兆円の販促市場/テレビCM以後のマーケ/未来の小売企業/テクノロジーだけの勝負は難しい/グローバル勢との戦い方

PIVOT 公式チャンネル
29 Jun 202437:02

Summary

TLDR堀江裕介CEOがデリーのビジネス戦略と成長を語るインタビュー。大学在学中に設立し、クラシルアプリを通じて5000万人のユーザー獲得。ビデオメディア戦争での勝利秘訣や、グローバル技術に挑む日本企業の課題。新サービス展開や人材事業の狙い、データ活用によるターゲティング広告の効果。テクノロジーだけでなく、営業力やローカル営業の重要性を強調した、日本企業の将来性と課題についての洞察。

Takeaways

  • 🍲カレーレシピの持続可能性:10年後のカレーレシピも残り続けるというストック性とアプリとの相性が重要。
  • 📈市場での成功:数千億の時価総額を持つ企業が存在する市場で、特定のジャンルに絞って料理に特化した戦略が成功を収めた。
  • 💡新規事業の開始:レシートアップロードでポイントを獲得できるサービスを始め、既存の5000万ユーザーのデータを活用してターゲティングやダイナミックプライシングを実現。
  • 🔍事業の多様性:料理メディアだけではなく、ECやオフライン市場にまでビジネスを拡大し、新しい市場でのビジネスモデルを模索している。
  • 🏆過去の成功と挑戦:クラシルの成功を認めつつ、事業の途中で直面した困難や失敗を克服して成長した過程が印象的。
  • 🤝資本との出会い:Yahoo!との資本関係が重要な成功要因であり、その出会いは資金以上の価値があった。
  • 🛒失敗からの学び:クラシルマートというサービスの失敗から、ユーザーのペインポイントの重要性を学び、より適切なビジネスモデルを構築。
  • 📊データの活用:既存のユーザーデータとマーケティングデータを活用し、効果的なターゲティング広告を実現。
  • 📈ハイパー成長の戦略:事業の継続可能性と長期の成長戦略を常に念頭に置いて、メディアサービスを通じてユーザー数を増やし続ける。
  • 🌐グローバルプラットフォームとの戦い:テクノロジーだけで勝てないと気づき、国内の営業力やローカルに根差したビジネスモデルを強化。
  • 📊人材事業の開始:年収や家族構成、位置情報を含むデータを活用し、人材事業を開始して新たな市場でのビジネス展開を目指す。

Q & A

  • デリー株式会社の創業時期と現在の事業内容は何ですか?

    -デリー株式会社は2011年に創業され、事業転換を経て、2016年にはレシピ動画サービス「クラシル」を運営しています。現在は月刊で5000万人以上のユーザーを抱え、さらにSNSで1300万人のフォロワーがあります。

  • クラシルの成功の鍵は何ですか?

    -クラシルの成功の鍵は、ジャンル選定の的確さと、メディアサービスとしてのストック性、アプリとの相性、そして市場ニーズに合わせたターゲティングとダイナミックプライシングの実現です。

  • 堀江裕介さんはどのようにして事業を成長させてきたのですか?

    -堀江裕介さんはM&Aを繰り返し、事業をグロースさせ、新しいサービスを開始することで事業を成長させてきたそうです。また、ユーザーのデータを元にターゲティング広告を打つことで、より効果的なマーケティングを実現しています。

  • デリー株式会社はどのようにして新規事業をスタートさせたのですか?

    -デリー株式会社は既存のサービスであるクラシルのユーザーデータを元に、新しい市場を探求し始めました。レシートをアップロードするサービスや生鮮ECビジネスなど、既存の資産を活かした新規事業を開始しています。

  • クラシルマートというサービスはどのようなものか説明してください。

    -クラシルマートは、クラシルが運営するサービスで、ユーザーが料理を学ぶ際に必要な食材を30分以内にスーパーから届けますというコンビニエンスを提供しています。

  • デリー株式会社の今後の展望や戦略はどのようなものですか?

    -デリー株式会社は、今後もバーティカルメディアとしての強みを生かして、国内外のプラットフォームと戦う戦略を展開しています。また、データの活用を通じて、より効果的な広告やマーケティングを行っていく予定です。

  • クラシルの成功がもたらした影響はどのようなものですか?

    -クラシルの成功は、デリー株式会社のブランド力を高めるだけでなく、ユーザー数を劇的に増やし、ビッグデータを獲得する機会をもたらしました。これにより、より正確なターゲティングが実現され、広告主への魅力が高まりました。

  • デリー株式会社はどのようにして競合他社と差別化を図ったのですか?

    -デリー株式会社は、クラシルを通じて得たユーザーデータとSNSでのフォロワーを活用し、パーソナライズされた広告やターゲティングを行っています。これにより、競合他社と明確な差別化を図り、独自の市場を確保しています。

  • デリー株式会社の過去の失敗から学んだことは何ですか?

    -デリー株式会社は、過去の失敗を通じて、ユーザーの真のニーズを理解し、それに応じたサービスを提供することが最も重要であることを学びました。また、データの活用とマーケティング戦略の重要性を認識しています。

  • デリー株式会社はグローバル企業とどう戦うつもりですか?

    -デリー株式会社は、グローバル企業との戦いにおいて、技術力だけでなく、営業力やローカルに根差したビジネスモデルを活用して、差別化を図るつもりです。また、データの収集と分析を通じて、ユーザーのニーズに応じたサービスを提供し、競争力を高めることを目指しています。

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