教育相談:第8回

サイトウケイコ
2 Jun 202433:12

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、アサーション行動療法と認知行動療法の紹介がされています。アサーションは、自己表現を通じて自分と他人を尊重し、感情や思考を必要以上に阻止することなく自己主張する行為です。ジョセフ・ウォルピによって提唱されたアサーショントレーニングは、自己主張が苦手な人を支援するカウンセリング技法として広まりました。一方、行動療法は、不適切な行動を適切な行動に変えることを目的としており、学習理論に基づいています。認知療法は、物事の捉え方や考え方を改善することで、適切な行動への変容を促します。これらの療法は、人間関係の維持や問題解決に役立つと示されています。

Takeaways

  • 😀 アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現のこと。
  • 🙂 アサーションの基本は、自分の感情や思考を正直に表現すること。
  • 😌 アメリカの心理学者サルタがアサーションを提唱し、ジョセフウォルピがアサーショントレーニングとして広めた。
  • 🗣️ アサーションには自分も相手も尊重する自己表現が含まれる。
  • 🤔 非主張的自己表現と攻撃的自己表現はアサーティブな自己表現とは異なる。
  • 📘 行動療法の目的は具体的な行動を変えること。
  • 🔍 古典的条件付けとオペラント条件付けは行動療法の主要な学習方法。
  • 👀 認知療法は認知の歪みを修正して適応的な考え方や行動を促す。
  • 🧠 認知行動療法は行動と認知を変えることを目的とした療法の総称。
  • 📄 課題は自分の言葉でまとめ直すことと、教科書175ページのトピックをやること。

Q & A

  • アサーションとはどのような行為を指しますか?

    -アサーションとは、自分の感情、思考、行動、基本的人権を必要以上に阻止することなく、自己表現する行動を通じて、自分も相手も大切にする自己表現のことです。

  • アサーティブな態度はどのように作られますか?

    -アサーティブな態度は、自分のことを考え、他者にも配慮した自己表現や自己主張の仕方を学ぶことで作られます。自分も大切にして、相手も大切にすることが重要です。

  • ジョセフ・ウォルピはアサーションについてどう提唱しましたか?

    -ジョセフ・ウォルピは、クライアントの自己表現力を高めて不安を軽減させるためのカウンセリング方法としてアサーションを提唱しました。

  • アサーショントレーニングの目的は何ですか?

    -アサーショントレーニングの目的は、自己主張が苦手な人を対象としたカウンセリングの技法として、適切に自己の望みを表現し、他者を傷つけない限り自分らしく表現する権利があることを学ぶことです。

  • アルバート・エリスの理論とアサーションはどのように関連していますか?

    -アルバート・エリスの理論は、出来事の受け止め方、つまりその出来事の意味付けが感情や悩みに影響すると考えるというもので、アサーションが行いやすくなるという観点から関連しています。

  • アサーティブになれない原因として挙げられたものは何ですか?

    -アサーティブになれない原因として挙げられたものは、自分の気持ちが把握できていない、自己表現の権利を忘れていて結果や周囲を気にしすぎること、アサーティブに表現する技術を身につけていないことなどです。

  • アサーティブな自己表現とは何ですか?

    -アサーティブな自己表現とは、非主張的自己表現と攻撃的自己表現のバランスをとった表現で、自分の気持ちを大切にすることと相手の気持ちにも配慮することのバランスが取れている状態です。

  • 行動療法の目的は何ですか?

    -行動療法の目的は、具体的に行動を変えることで、不適切な行動を消去し、適切な行動を学習し直すことを目指します。

  • 認知行動療法とはどのような治療法ですか?

    -認知行動療法は、行動療法と認知療法を組み合わせた治療法で、行動と認知を変えていくことを目的としています。代表的な技法としてはセルフモニタリングや認知的最大性化などがあります。

  • アサーショントレーニングで使用される質問の種類には何がありますか?

    -アサーショントレーニングで使用される質問の種類には、オープンクエストションとクローズドクエストションがあります。前者は答える側の関与を促し、話が発展しやすい一方、後者は答えやすいが、話の展開が限定される傾向があります。

  • アサーティブな自己表現の例を教えてください。

    -アサーティブな自己表現の例としては、「一緒に遊びたいけど、月曜締め切りの課題があって、課題をしなきゃいけないから今週末はちょっと難しいな。来週とかはどう?また今度誘ってほしいな」という表現が挙げられます。

Outlines

00:00

😀 アサーションとは何か

第1段落ではアサーションの概念が紹介されており、自己表現の権利を尊重しながら、自分と相手の感情や思考を適切に表現する行動療法として位置づけられています。アメリカの心理学者であるサルタによって提唱されたアサーションは、クライアントの自己表現力を高めることで不安を軽減するカウンセリング技法として広まりました。アサーションの基本的な考え方は、自己主張をしながらも相手を尊重し、事実を伝える際には相手の立場を考慮して表現を選ぶことです。

05:03

😇 アサーティブな態度を持つことの重要性

第2段落では、論理情動療法のアルバートエリスの考え方とアサーションの関連性について説明されています。アサーションは、出来事に対する受け止め方や意味付けが重要で、アサーティブな態度を持つことで、思い込みにとらわれず自己表現を妨げることなく、適切な自己主張ができるようになります。また、アサーティブにならない原因として、自己表現の権利を忘れていることや、周りのことを過剰に気にしていることが挙げられます。

10:12

🤔 自己理解と自己表現の重要性

第3段落では、自己理解と自己表現、他者理解がアサーションに必要な要素として強調されています。自己理解は、自分の感情や欲求を理解することであり、自己表現は非主張的、攻撃的、そしてアサーティブな3つのタイプに分けられています。アサーティブな自己表現は、率直で肯定的であり、他者の権利を尊重しながら自分の感情を正直に表現するものです。

15:12

🗣️ 他者理解を通じたアサーションの実施

第4段落では、アサーションの実施方法について説明しており、オープンクエンやYesNoで答えられるクローズクエスチョンを活用することで、相手のことをより深く理解できるとされています。また、アサーションは相手を動かすことを目的としていないため、落ち着いて自己表現を続ける準備をすることが重要です。

20:14

🔧 行動療法の目的と方法

第5段落では、行動療法の目的が具体的に行動を変えることにあり、人間活動全体を含む広い範囲の行動を改善することを目指していることが説明されています。学習方法として、古典的条件付け、オペラント条件付け、観察学習などが挙げられ、それぞれが特定の状況や問題に対する行動の改善に役立つ方法です。

25:16

🧠 認知療法の基礎とアプローチ

第6段落では、認知療法の基礎が説明されており、物見方や考え方、判断、解釈するプロセスを指す「認知」に焦点が当てられています。自動的に行われることが多い認知に気づき、その歪みを修正することで適切な考え方や行動を促進するアプローチが取り上げられています。また、エリスの理論情動療法も認知療法に関連しています。

30:16

📊 認知行動療法の手法

第7段落では、認知行動療法の代表的な手法であるセルフモニタリングや認知的最大性化が紹介されています。セルフモニタリングは自己の行動を客観的に観察し、記録することで自己理解を深める方法であり、認知的最大性化は適切な自己分析と行動の習得を促進する手法です。これらの手法を用いて、認知の変容を促進し、適切な行動や思考パターンを身につけることが目的です。

Mindmap

Keywords

💡アサーション

アサーションとは、自己表現する行動を通して、自分も相手も大切にすることです。これは、必要以上に阻止することなく、自己主張を行う方法を指します。ビデオではアサーションが自己表現力を高めるために提唱されたカウンセリング技法として紹介され、自己も大切にしながら相手も尊重するアサーティブな態度を築くことが重要であると強調されています。

💡アサーティブ

アサーティブは、自己表現する際に自分を大切にしつつ、相手を尊重するバランスのとれた態度を指します。ビデオではアサーティブな自己表現が、非主張的自己表現や攻撃的自己表現と対比され、適切な自己表現の方法として位置づけられています。例えば、週末の誘いに対してアサーティブな返答は、自分の立場をはっきりと伝えつつ、相手の気持ちにも配慮する表現方法です。

💡行動療法

行動療法は、人間の活動全体を対象に、不適切な行動を適切なものに変えることを目的とした心理療法です。ビデオでは、行動療法が古典的条件付け、オペラント条件付け、観察学習などの学習理論をベースにしていることが説明されており、不安や恐怖を治療する系統脱系統的脱監査法など、具体的な技法が紹介されています。

💡認知行動療法

認知行動療法は、行動療法と認知療法を組み合わせたアプローチで、患者の行動や思考パターンを変えることにより、心理的な問題を改善することを目的としています。ビデオでは、この療法が自己理解と自己表現、他者理解を通じて、適切な認知を促進し、適応的な行動を学ぶ方法として紹介されています。

💡自己表現

自己表現は、個人が自分の感情、思考、行動を外部に示すことを指します。ビデオでは、アサーションを通じて自己表現の権利を尊重し、自己主張を行うことが重要であると説明されています。また、自己表現が適切に行われるよう、アサーティブな態度を養うことが求められます。

💡自己理解

自己理解は、自分自身を深く知ることを意味し、自己表現の基礎となります。ビデオでは、自己理解が自分の感情や欲求を理解し、アサーティブな自己表現を行う上で必要不可欠であることが強調されています。

💡他者理解

他者理解とは、他人の立場や感情を理解することです。ビデオでは、アサーションやアサーティブな自己表現を行う際に、相手の立場を考慮することが重要であると説明されています。これにより、人間関係を円滑に進めることができます。

💡非主張的自己表現

非主張的自己表現は、相手が優先され、自分の気持ちや欲求が抑え込まれた表現のことを指します。ビデオでは、アサーティブな自己表現と対比され、バランスのとれた自己表現の重要性が示されています。

💡攻撃的自己表現

攻撃的自己表現は、自分の欲求が優先され、相手の気持ちを無視する表現方法です。ビデオでは、アサーティブな自己表現と比較され、適切な自己表現とは異なるアプローチであることが説明されています。

💡メンテナンスのためのアサーション

メンテナンスのためのアサーションは、人間関係を維持するために行われるアサーションのことを指します。ビデオでは、日常の挨拶や感謝の言葉、慰めなど、相手に気をかけることで関係を安定させる方法として紹介されています。

💡問題解決のためのアサーション

問題解決のためのアサーションは、具体的な問題に対するアプローチを意味し、D-E-S-C法など具体的な手順を用いて問題を解決することを目的としています。ビデオでは、この方法がどのように問題解決に役立つかが解説されており、人間関係の改善につながることも説明されています。

Highlights

アサーション行動療法と認知行動療法の紹介。

アサーションの定義と重要性。

自己表現と他人への配慮をバランスしたアサーティブな態度。

ジョセフ・ウォルピによるアサーショントレーニングの提唱。

アサーションの基本的考え方と自立性。

アルバート・エリスの認知療法とアサーションの関連性。

アサーティブな自己表現の3つのタイプ。

アサーショントレーニングの具体例と実践方法。

アサーティブになれない原因と自己理解の重要性。

行動療法の目的と学習理論の基礎。

古典的条件付けとオペラント条件付けの説明。

観察学習とアサーティブな自己表現の関係。

認知療法の基本原則と自動思考の修正。

ABC理論と感情の変化の関係。

認知行動療法の方法と自己モニタリングの重要性。

自己モニタリングの実施方法と注意点。

認知的最高性化と問題解決への適用。

Transcripts

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皆さんこんにちはえ今日は教育相談で活用

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できる義法としてアサーションえ行動療法

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認知行動療法こちらを紹介していきたいと

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思います教科書は169ページから186

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ページになり

play00:21

ますえまずアサーションについてですが

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教科書の170ページを開いてみて

play00:30

くださいこちらえ170ページの1234

play00:35

play00:37

目にあるんですけれどもアサーションと

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いうのは自分の感情思考行動及び基本的

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人権を必要以上に阻止することなく自己

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表現する行動を通した自分も相手も大切に

play00:53

する自己表現のこと

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ですもう少し噛み砕いて言うとまずは自分

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のことを考えるそれと同時に他社への配慮

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他者へも配慮した自己表現や自己主張の

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仕方をしていくその方法を言い

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ます自分

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も大切にして相手も大切に

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するこういったアサーティブな態度を作っ

play01:30

ていくことになり

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ます自分もオッケー相手もオッケーこう

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いった状況を作り出すためには自分にも

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相手にも嘘をつかないということつまり

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自分が感じている気持ちをごまかさないと

play01:45

いうことがあげられますそして相手が嫌だ

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なと思うような事実を伝えなければいけ

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ない時には相手の立場を考えて表現を選ぶ

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ということが重要になっていきます

play02:01

えアメリカの心理学者サルタは

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クライエントの自己表現力を高めて不安を

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軽減させるためのカウンセリング方法とし

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てアサーションを提唱しましたその後え

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こちらスライドに出ていますウォルピ彼の

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名前ジョセフウォルピと言いますが

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ジョセフウォルピがえアサーション

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トレーニングという風に名付けて行動療法

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の技法の1つとしてこれが広まっいきまし

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たそして社会の中で自己表現をするための

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訓練方法として作られていきました自己

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主張が苦手な人を対象とした

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カウンセリングの義法と言えますウォルピ

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はえ自分の望みを知って適切に表現して

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いくことの大切さというのを提唱しまし

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た他者を傷つけない限り自分らしくいる

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表現するそうすることを清々しく感じる

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権利があるひは謝人は誤ちや間違いをして

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それに責任を取っていいそういったことを

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唱えていますこれがアサーションの基本的

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な考え方となり

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ますアサーションの基本的な考え方をもう

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少し詳しく言うと基本的人権特に自己表現

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の権利を自分にも他者にも認めるという

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こと

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ですどのように考える

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かえどのような気持ちを抱くのかどのよう

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に行動するのかそういっ

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た自分の思考

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感情

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行動これは誰かに決めてもらうのではなく

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自分で決めて良いという風に考え

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ます自分で決められないから誰かに任せる

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という行動

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は自分でえ自分の自由を放棄して相手に

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責任

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を与える違う言い方をすると相手に決める

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権利を与えるというていうことになって

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しまい

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ます自分の行動考え感情は自分で決める

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こういった自立性がなければ対人関係は不

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必要に複雑になってしまいますただ忘れて

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はいけないのは自己表現自己主張する権利

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これは全ての人にあるのですが主張した

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通りに物事がば運ばなくてはならないと

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いうことではないそこを理解していなけれ

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ばいけませ

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え論理情動療法で有名なアメリカの心理学

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者アルバートエリスこちらに写真出てい

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ますけれども彼はどのように出来事を

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捉えるかこれによって生じる感情や悩みが

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変わっくるという風に考えました出来事の

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受け止め方つまりその出来事の意味付け

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ですねこの癖が分かってくると

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アサーションが行いやすくなるそういう

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ことを見出しましたそれによってどのよう

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に外の世界を捉えるのかと言った捉え方の

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トレーニングこれもアサーションの

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トレーニングの一環となっていきました

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例えばAさんから嫌われていると知って

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悲しくなったとし

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ますこの間に

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はaさんから好れているはずとかみんな

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からすらなければならないそういった

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思い込みが入ってい

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ますですが冷静に考えてみましょう全ての

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人に愛されるということは不可能なのでA

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さんに嫌われていたとしても不思議なこと

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ではないはず

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ですこのように自分の意識には登らない

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思い込みが影響を与えていき

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ますだからこの思い込みっていうのが

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キーワードになっていくわけですけれども

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どんな風に出来事を受け止めやすいかの

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癖思い込みの癖これを分かっていくことが

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鍵になっていき

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ますアサーティブを妨害しやすい思い込み

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とし

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て危険や恐怖に出会うと

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心配になって何もできなくなってしまうと

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いうことや誤ちや失敗をしたら責められて

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当然だという

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思い込み物事が思い思い通りにならない時

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苛立つのは

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当然人を傷つけてはいけないそういった

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ことがあげられます

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これ最後の人を傷つけてはいけないという

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ことです

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が人を傷つけないようにしなければなら

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ないというのは当たり前ですよねですがし

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ないように注意をすることとしてはいけ

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ないと自分を縛ることは異なり

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ます失敗を認めて責任を取る中で相手との

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交流を深めて粘りく継続して改善していく

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これが可能となっていきます教科書の

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171ページの方にも出ていますので

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こちら目を通しておいて

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くださいその他アサーティブになれない

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原因として自分の気持ちが把握できてい

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ない

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とはえー自己表現の権利を忘れて

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いる結果や周囲を気にすしすぎて

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いる考え方がアサーティブでは

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ないアサーティブに表現する技術を身に

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つけていないそういったことが考えられ

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ますこの中でも結果や周囲を気にしすぎて

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しまうことによってアサーティブになれ

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ないことはよく起こるかなと思います結果

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を考えてできるけどしないという選択を

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することも

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できるやりたいけど結果や周囲を気にして

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できないということとは

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違う自分に選択の自由が

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あるこういったところ抑えておきましょう

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自分について知り他者との交流を深め

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ながら自分に対する責任は自分で取るそう

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いう生き方を選んでいくそのためには自己

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理解と自己表現

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そして他者

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理解というのが必要となります自己理解

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こちらはありのままの自分を知ることです

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自分はどう感じているのか何をしたいのか

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わかりますか気持ちや思いはコントロール

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コントロールしにくいです矛盾していたり

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自分で自分の気持ちを理解できないことも

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あるかと思い

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ます気持ちを抑制すると正直に自分を

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感じることができなくなってしまい

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ますそんな時は率直に自分の気持ちを

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見つめることから始めます具体的に言うと

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私はから始まる表現を作ると気持ちがえ

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分かりやすくなり

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ます自己表現についてウォルピは非主張的

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自己表現攻撃的自己表現アサーティブな

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自己表現この3つのタイプを上げてい

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ます非主張的自己表現これは相手が優先さ

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れて自分の気持ちや欲求が抑え込まれた

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表現です攻撃的自己表現これは自分のみが

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優先されて相手の気持ちを考えない表現

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ですこれら2つの自己表現は自分の気持ち

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を大切にすることと相手の

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気持ちこれに配慮することのバランスが

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崩れていてどちらかに偏っているという

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状況ですこの両方が行われているのが

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アサーティブな自己表現ですアサーティブ

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な自己表現はアサーションが実現している

play12:22

もの

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ですアサーションが実現しているというの

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は率直で肯定的平等を促すもので他者の

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権利を否定せずに事故の権利を行使して

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自分の感情を正直に気楽に表現するという

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ことを意味し

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ますではえ具体的な例で考えてみ

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ましょう友達

play12:50

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週末遊びに行こうそんな風に誘ってきまし

play12:56

play13:01

締め切りが迫っている課題が複数あって

play13:04

課題をやりたいとし

play13:07

ますえ非主張的自己表現攻撃的自己表現せ

play13:14

アサーティブな自己表現それぞれの自己

play13:17

表現ではどのような回答となるでしょうか

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さあ皆さんえ動画を止めて考えてみ

play13:26

ましょうそしてノートにそれぞれの表現

play13:30

書いてみ

play13:34

ましょう書けました

play13:36

か非主張的自己

play13:40

表現これ

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はうんいいね行こうというような表現に

play13:48

なるかと思い

play13:49

ます攻撃的自己表現これだとえ例えば遊び

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になんて行けない

play13:57

よというような表現になるかなあと

play14:03

アサーティブな自己表現だとえうん一緒に

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遊びたいけど月曜締め切りの課題があって

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課題をしなきゃいけないから今週末は

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ちょっと難しいな来週とかはどうまた今度

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誘ってほしいなそんな風なことを

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アサーティブな自己表現では言うかなと

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思いますさあ皆さんどんなことを書いた

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でしょう

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か確認しておいてください

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ねアサーションを実行するためのポイント

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3つ目の打者理解これ

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はあすみません

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え打者理解こちらは

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えっと前回の授業でお話しした定長なんか

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がアサーションにおいても有効になります

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以前えっと他者理解のところ共感的理解と

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してお話しした内容のものになりますその

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中でyesノーって答えることが難しい

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オープンクエンやYesNoで答えられる

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クローズクエスチョンなんかをえ意図的に

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活用していくと

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こと相手のことをより深く理解できる情報

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を得ることができますこれをえうまく使っ

play15:32

ていくとそういうことが

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できるオープンクションの方はSのでは

play15:37

答えられないので話が発展しやすいです

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ですがえ答える側の関与言語表現の力と

play15:45

いうのが必要になってきますそれに対して

play15:47

クローズドクエンは答えやすいですがえ

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範囲が限定されて話の展開は望めないと

play15:55

いうことになります様々な義法を

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使い分けることができるようになっておく

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といいですよ

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ねこんな風にえ色々な技法を使い分けてい

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くていうところができるように工夫して

play16:17

いけると良いかなと思い

play16:19

ます

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えアサーションの実施方法として

play16:26

メンテナンスのためのアサー

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と問題解決のためのアサーションがあり

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ますメンテナンスというのは人間関係を

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維持していくという意味です何か結論を

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出したりえ解決したりするためのものでは

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なくて人間関係がうまくいくようにその準

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活用として行うのがメンテナンスのための

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アサーションです具体的には日常の挨拶と

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かちょっとした感謝褒め言葉

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疲れた様子の時の慰めとか至りそういった

play17:05

ものがここれに当たり

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ますお疲れ様とかありがとうこういったこ

play17:12

か声がけによって相手に気にかけていると

play17:17

いうことが伝わり

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ますこれが伝わることで人間関係を維持し

play17:24

たり安定させたりすることに役立ちます

play17:28

普段からメンテナンスのための

play17:30

アサーションを実施されているとお互いの

play17:33

存在を認め合う関係ができやすくなります

play17:37

よねそしてこれらはもう1つの

play17:40

アサーション問題解決のアサーションの

play17:43

土台にもなっていき

play17:46

ます問題解決のアサーションはえスライド

play17:51

の4つの手順今から示す4つの手順で考え

play17:55

ていきますそれぞれの頭文字を取ってD

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ESC法という風に呼ばれますまずDこれ

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はdescなんですけれども英語では記述

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するとか描写する説明するそういった意味

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がありますよねここでは状況や相手を観察

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して客観的事実を把握することを意味して

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います次はEEはExpressとかエイ

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とかエスで単語としては表す表現する説明

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する共感するそういった意味がありますね

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ここでは自分の気持ちや考えを適切に

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捕まえるということを意味しています自分

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の感情を素直に表現していくということ

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ですえSSPYこれはえ明確に述べると

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いった意味ですここでは欲求や希望これを

play18:57

具体的な提案とて言葉にするといった段階

play19:00

になります最後のしchoseこれは選ぶ

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という意味がありますよねここでは相手が

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自分の提案にYesまたはNoといった

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場合のそれぞれの対応を考えておく段階に

play19:19

なりますえ教科書の

play19:24

174

play19:27

ページこちらの例

play19:32

を見ておき

play19:36

ましょうえ非言語的表現が伝える内容と

play19:42

一致しているということも大切ですいい

play19:46

言語要素ね例えばえ教科書の例だ

play19:54

と穏やかな音声引っ張りと言い切るこう

play20:00

いったところがこれに当たり

play20:09

ます気をつけなければならないのはえ

play20:13

アサーション

play20:14

は相手を思うままに動かすことを目的とし

play20:19

ていないということです相手にものという

play20:23

権利があるのでその場合の提案も作って

play20:28

落ち着いて自己表現が続けられるように

play20:31

準備をしましょうまた相手を責めたり

play20:35

見下したりするような言い方は避けます

play20:38

なぜどうして当たり前こういうはずだ当然

play20:43

こういった表現は自分が絶対に正しいと

play20:47

感じて主張している時に出てくる言葉なの

play20:49

で注意が必要となり

play20:55

ますでは次

play20:59

行動療法に移っていきますえ行動療法の

play21:04

目的は具体的に行動を変えることですここ

play21:08

での行動というのは反応や反射なども含め

play21:11

て人間の活動全てを指しますえうまくいか

play21:16

ないのはうまくいかなかったのは間違って

play21:19

学習してしまったまたは適切な学習をし

play21:22

なかったためだという風に考えます不適切

play21:26

な行動を消去しで適切な行動を学習し直す

play21:31

ということをし

play21:33

ます主な学習方法として古典的条件付けと

play21:39

オペラント条件付け観察学習などがあげ

play21:43

られ

play21:44

ます古典的条件付けはレスポンデント条件

play21:49

付けとも呼ばれてパブロフの犬の実験で

play21:52

有名です皆さんパブロフの犬という

play21:55

フレーズ聞いたことある人たくさんいるん

play21:57

じゃないかなと思い

play22:00

ますパブロフはロシアの生理学者ですえ犬

play22:04

を対象にして大気の分泌の実験をしていた

play22:09

研究していたその時

play22:12

に犬本来餌を食べる時によだれを出すわけ

play22:17

です唾液を出すわけですけれどもパブロフ

play22:20

の足音を聞くだけで唾液を出していると

play22:23

いうことに気づきますそこからこの古典的

play22:26

条件付けの研究が始まる

play22:29

ます先ほど言ったように犬は本来餌を

play22:32

食べる時に唾液を出すけどベルの音を聞か

play22:37

せた直後に餌を与えるということを

play22:40

繰り返すとベルの音を聞くだけで大育分泌

play22:44

が生じるようになるということを示しまし

play22:48

たつまり犬はベルが聞こえたら次に餌が

play22:53

もらえるこういったことを学習したわけ

play22:55

ですこのように

play22:59

提示された刺激の次に何が起きるのかこれ

play23:02

を学習する過程を古典的条件付けと言い

play23:08

ますオペラント条件付けは道具的条件付け

play23:12

とも呼ばれてスキナーの実験で有名です

play23:15

スキナーは墓の箱の中にえ鳩やラットを

play23:19

入れて箱の中にあるレバーをその動物たち

play23:23

play23:24

押すというような学習をさせました場を

play23:28

押すと餌皿に餌が出てくるという仕組みに

play23:31

なっています自発的な行動に対してご褒美

play23:35

を与えてその行動を学習させましたこのご

play23:38

褒美のことを強化と言いますこんな風に

play23:42

自発的な学習自発的な行動によって外の

play23:46

世界がどんな風に変化するのかこれを学習

play23:49

する過程がオペラント条件付けと言い

play23:53

ますえ観察学習これは相手を観察して真似

play23:58

をして学習するということですよねえ

play24:02

それぞれ古典的条件付けの応用とし応用と

play24:06

してはウォルピが提案した系統脱系統的脱

play24:10

監査法という治療法があります不安や恐怖

play24:15

を治療する

play24:17

方法として有名ですえ不安や恐怖を感じる

play24:21

対象や状況を回避するのではなくて徐々に

play24:25

鳴らしていくという方法になります不安や

play24:29

緊張を感じたら体の力を抜いてリラックス

play24:32

するといった訓練を繰り返していって慣れ

play24:36

ていくというのがその方法

play24:40

ですえオペラント条件付けの応用としては

play24:45

トクエコノミー法がありますこれは

play24:48

望ましい行動をした時にご褒美例えば

play24:52

シールとかをもらえて望ましくない行動を

play24:56

した時にはそのご褒美が集されますそして

play25:01

えご褒美がいくつか溜まるともっと豪華な

play25:04

ご褒美本人にとって価値の高いものです

play25:06

例えばお菓子とかですねそういったものが

play25:09

もらえるといった方法

play25:13

ですえこんな風

play25:16

に行動療法は学習理論をベースにしている

play25:21

というのが特徴として上げられ

play25:26

ます次認知療法ななんですけれども認知

play25:29

療法はベッによって提案されましたここに

play25:33

出ている人ベッですアメリカの心理学者

play25:35

です最初はうつ病の治療として考えられて

play25:39

きたものなんですけれども不安障害や脅迫

play25:42

性障害などの治療にも用いられるように

play25:45

なっていきましたえ認知認知療法の認知

play25:49

これは物見方や考え方判断や解釈する過程

play25:55

のことです簡単に言えばどんな風に物事を

play25:58

捉えるのかになります自分の物事の捉え方

play26:02

が妥当なのかを考えるということは大変

play26:05

少なく自動的にこれは行われるので自動

play26:09

思考という風に言い

play26:11

ます認知療法は自動思考で行われてる認知

play26:15

に気づいて認知の歪みを修正してより適切

play26:20

な適応的なえ考え方や行動を身につけて

play26:26

いこうという風にするものです

play26:28

えよくポジティブな思考を目指している

play26:32

ように勘違いされがちですがそうではあり

play26:35

ませ

play26:39

ん自動思考

play26:42

をどんな風に自動思考してるのか気づくで

play26:45

そこの歪みがあれば修正するそういった

play26:49

ところがポイントになっていき

play26:54

ます認知を重視した治療方法にえ

play26:59

アサーティブのところで出てきたエリスの

play27:01

動あ論理上等療法がありますどのように

play27:07

出来事を捉えるのかつまり認知ですよね

play27:10

これによって生じる感情や悩みが変わって

play27:13

くるということを重視していますABC

play27:17

シェマとかABC理論という風にも呼ばれ

play27:21

ていますAは

play27:24

えっとアクティベートイベントで出来事

play27:28

っっていうことです

play27:30

ねBはビリーフえ信念ですCは

play27:36

コンスクエンスで結果ということですねA

play27:41

の出来事があってCの結果があるのでは

play27:45

なくってその間にBという信念による解釈

play27:50

があっ

play27:51

てCという結果があるそんな風に考えます

play27:58

例えば失恋したとしますあ違います例えば

play28:03

えっと失恋じゃ難しいな仕事でミスをした

play28:06

としますえ仕事でをミスをしたという

play28:10

出来事がaですよねBはミスをどのように

play28:15

捉えるかということになりますCはミスの

play28:20

結果ですのでえ無き力になるとかそういっ

play28:23

たことになりますねBここが

play28:29

非合理的な信念であれば適用行動や上等

play28:34

反応が生じ

play28:35

ますその

play28:38

場合Bをロパし

play28:42

て水論の誤り不適切な評価これを修正し

play28:49

ます例えばえその

play28:54

考えはえこうしなければならないという

play28:58

考えであればそこからこういう面があるよ

play29:02

ねという風な考え方に変えていくという

play29:05

ことになります思い込みではないか事実に

play29:08

即しているのかこういったことを考えて

play29:10

いくということになり

play29:13

ますえさっきの仕事のミスの話であれば

play29:17

仕事では少しもミスをしてはいけない完璧

play29:20

でなければならないこういったものでは

play29:23

なくて完璧だったら嬉しいけど完璧でなく

play29:27

ても大丈夫

play29:29

えミスは気づいて修正すれば大丈夫

play29:33

人間はミスをすることもあるこんな風に

play29:37

合理的信念に修正していきますそうすれば

play29:41

Cの結果は無気力絶望そういったものでは

play29:44

なくてミスして残念だ次はミスを少なく

play29:48

しようこういった健全な感情へと変わって

play29:50

いき

play29:51

ますアサーショントレーニングでもお話し

play29:55

しましたがどのように出来事を捉えるか

play29:59

ここで生じてくる感情や波が変わってくる

play30:02

というのがポイントになり

play30:07

ますえ認知行動療法これは行動と認知を

play30:13

変えていくことを目的とした様々な両法の

play30:16

総称です代表的な義法としてはえセリフ

play30:21

セルフモニタリングや認知的最大性化これ

play30:25

があげられますセルフタリングというのは

play30:29

自分の行動を客観的に見るという義法です

play30:34

自分の行動認知感情状況これを観察して

play30:40

記録して評価していきます認知というのは

play30:43

考えてことですね感情はその気持ちです

play30:46

これによって自分自身の状態を客観的な

play30:50

事実として理解することができるように

play30:52

働きかけますこの方法を実施する際の注意

play30:56

点はめから多くの情報を記録させようとせ

play31:01

ずに簡単な記録を取るところから始めて

play31:04

記録を取る習慣これを身につけさせてから

play31:08

少しずつ記録内容を増やしていくという

play31:11

ような点がありますえっとその下の認知的

play31:17

最体性化これは認知療法で出てきたベック

play31:21

ですねこれがこの方が開発しています認知

play31:25

最高性法コラム法DTRえ非機能的思考

play31:31

記録表そんな風にも呼ばれていますうつ病

play31:35

などの気分障害パニック障害えあとは社交

play31:40

不安障害そういった不安障害だけでなく

play31:43

現在は脅迫性障害とかえ統合出張症

play31:47

ADHDなどの大人の発達障害にも用いら

play31:51

れて広く使われてい

play31:54

ます環境や状況に不適切な意味好きを行っ

play31:58

ていることを理解して問題を合わせて自己

play32:03

分析自己業ラクゼーションの習得そういっ

play32:07

たそういったことをしていくことで認知の

play32:11

変容を促していくという方法になり

play32:16

ますはい今日お伝えしたい内容は以上に

play32:20

なり

play32:21

ます

play32:23

え課題はいつもと同じ自分の言葉で

play32:28

まとめ直すというものと教科書175

play32:32

ページのトピックこちらをやってみると

play32:35

いうことです175ページ

play32:40

play32:42

175ページありますね175ページの

play32:45

トピック日頃の考え方かこ常識チェックと

play32:50

いうのがありますどの項目が一致したのか

play32:54

またまた各項目どのように考えれば

play32:57

バーションを実行しやすくなるのかまとめ

play33:00

てみてください全部で10項目あります

play33:04

ねはいでは以上ですお疲れ様でした

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自己表現アサーション行動療法認知療法心理学教育相談人権尊重自己主張コミュニケーションストレス管理
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