(漫画)スクエニがオワコン。388億円の大損失でドラクエ12の開発もヤバい件を漫画にしてみた(マンガで分かる)

アシタノワダイ

8 Jun 202413:47

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、有名ゲームクリエイターがスクエアエニックスの開発中止とその影響について語ります。220億円の特損と減損損失、売上高の悪化を背景に、タイトル数の多さによるリソース分散や大型タイトルの開発遅れが指摘されています。また、FF16やFF7リバースの販売不振とPS5の普及率の問題も分析。さらに、スマホゲームが売上の中心となっている現状と、新タイトルの創出不足が批判的視点として示されています。

Takeaways

😔 スクエアエニックスは過去最大の220億円のコンテンツ廃棄特損を計上し、減損損失は388億円に達したと報道されている。
📅 2027年以降発売予定だったHDゲームタイトルの開発が複数中止された。
🕹️ ゲーム開発業界ではリソース分散が原因で人気タイトルの開発が遅れ、収益性が悪化している。
📉 スクエアエニックスの2024年3月期の売上高は3.8％増の3563億円だったが、営業利益は26.6％減の325億円と大幅な減少。
💡 大手ゲーム会社は中堅タイトル開発を縮小し、自社開発のクオリティ向上に注力することで安定的な利益を目指している。
📊 他のゲーム会社と比較すると、スクエアエニックスの営業利益率は9.13％と他社に比べて低い。
🎮 「ファイナルファンタジー16」（FF16）の開発費は80億円で、宣伝広告費や物流コストも含めた総費用は110億円に上る。
📈 FF16の発売当初の世界累計販売本数は300万本を超え、しかしその後の販売は伸び悩んでおり、400万本の達成が遅れている。
🔄 リニア式のゲームはトレンドと逆行しているが、それでも「ゴッド・オブ・ウォー」や「アスト・オブ・アセンロ」のようにヒットすることもある。
🎶 スクエアエニックスの人気タイトルは音楽やキャラクターデザインが人気で、音楽担当の杉山光一さんやキャラクターデザインの鳥山明さんの没は開発に影響を与えた。
📱 スクエアエニックスの売上を支えているのはスマホゲームで、特に「ドラクエウォーク」などが累計収益3095億円を上げている。

Q & A

スクウェアエニックスが開発を中止したゲームタイトルの数とそれに伴う損失額はどれくらいですか？
-スクウェアエニックスは過去最大となる220億円のコンテンツ廃棄特損を計上し、減損損失は計388億円に及んだとされています。
スクウェアエニックスの2024年3月期の売上高と営業利益はそれぞれどのくらいでしたか？
-2024年3月期の売上高は3.8％増の3563億円でしたが、営業利益は26.6％減の325億円でした。
スクウェアエニックスが今後の戦略としてどのような変更を打ち出していますか？
-今後は中堅タイトル開発をやめて、人気のある大型タイトルを中心に数を絞り、自社の開発クオリティを上げることでHDゲーム単独でも安定的に利益を確保したいとしています。
FF16の開発費と宣伝広告費の総額はどれくらいになりましたか？
-FF16の推定開発費は80億円で、宣伝広告費や物流コストも含めた総費用は110億円になりました。
FF16の発売当初の世界での累計販売本数はどうでしたか？
-FF16の発売当初の世界での累計販売本数は300万本を超え、国内では33万本を超えました。
FF16のリニア式のゲーム性にどのような問題があると指摘されていますか？
-リニア式のゲーム性は最近のオープンワールド方式と比べて没入度や自由度の高さが不足していると指摘されています。
FF16のコマンドバトルの廃止はどのように古参ファンに影響を与えましたか？
-コマンドバトルの廃止により、従来のコマンド式のFFファン層がついていけなかった可能性があります。
PS5の販売状況はどのようになっていますか？
-PS5の累計販売台数は5921万台とPS4と並ぶ売上に達しましたが、日本国内では売上があまり良くない状況が続いています。
ドラクエの新作12作目の発売予定日はいつですか？
-ドラクエの新作12作目の発売予定日は現在発表されておらず、3年以上経過しても発売情報はまだありません。
スクウェアエニックスのスマホゲームの売上はどうなっていますか？
-スクウェアエニックスのスマホゲーム「ドラクエウォーク」の累計収益は3095億円で、年間700億円の金が湧いてきています。
スクウェアエニックスの時価総額と他のゲーム会社と比較するとどうですか？
-スクウェアエニックスの時価総額は約6500億円で、カプコンの約1兆4600億円やコナミの約1兆5500億円に比べて半分ほどになっています。

Outlines

00:00

😔 大手ゲーム会社の開発中止と業績悪化

ビデオクリエイターは、京都でのデバック作業中にスクエアエニックスが開発を中止し、過去最大の220億円の損失を出したと知らされる。その背景には、新作の発売数で競争していたが、リソースが分散し、大型タイトルも完成できず、開発を外部に委託した結果、期待通りの収益を上げるのに失敗したことが考えられる。2024年3月期の売上高は3.8倍増の3563億円だったが、営業利益は26.6％減の325億円にとどまり、準利益は前年比69.7％減の149億円と大幅な減少。制作費や時間の無駄遣いが業績悪化の原因となっていた。

05:00

😓 FF16の開発費と販売状況

ビデオクリエイターは、スクエアエニックスの人気タイトル「ファイナルファンタジー16（FF16）」の開発費が80億円、総費用は110億円に上ると触れる。開発期間は2015年11月からの約8年と長く、発売当初の世界累計販売本数は300万本を超えたが、その後の販売は停滞している。特に若い世代の支持が得られず、売上が滞り、100億円近い赤字を出した可能性がある。リニア式のゲーム性やコマンドバトルの廃止などが、古参ファンからの非難の原因となっている。

10:02

😡 PS5の販売状況とゲーム業界の課題

ビデオクリエイターは、PS5の販売状況が低迷不振となっていると指摘。PS5は高額な開発費と販売価格の影響で、売上が伸び悩んでいる。ソニーの社長であるジムライアン氏によると、PS5は素晴らしいゲーム機であり、累計販売台数は6000万台を突破しているが、日本では売上が低迷している。ビデオクリエイターは、PS5の依存が原因でゲームの展開が限定され、他のプラットフォームでの展開が求められる現代のゲーム業界の課題に触れる。

😌 ドラクエとキングダムハーツの開発状況

ビデオクリエイターは、スクエアエニックスの他の人気タイトル「ドラクエ」の新作が3年経っても発売情報がなく、音楽やキャラクターの担当者が亡くなっていることが開発遅延の要因となっていると説明。しかし、開発は継続中であり、新しいバトルシステムが採用されることが発表されている。また、「キングダムハーツ4」の発売も2025年に遅れる可能性があるとの噂があり、人気タイトルが多いにも関わらず、スケジュールの厳しさと開発期間の長さが問題となっている。

Mindmap

Keywords

💡スクウェアエニックス

スクウェアエニックスは日本のビデオゲーム開発会社であり、このビデオではその企業が直面している問題に焦点が当てられています。企業は過去最大となる220億円のコンテンツ廃棄特損を計上し、開発を中止したゲームタイトルがその一因となっており、これはビデオの主題に関連しています。

💡開発中止

開発中止はビデオの重要なキーワードで、スクリプトの中でいくつかのゲームタイトルが開発を中止したと触れられています。これは企業の収益性に直接影響を与えており、ビデオのテーマであるゲーム業界の危機を象徴しています。

💡リソース分散

リソース分散はビデオ内で問題視されている概念で、タイトル数が多いと開発リソースが分散し、人気のある大型タイトルすら完成させられない状況が起こることを指しています。これはスクウェアエニックスが直面している問題と直接関係しており、ビデオの核心的な議論の一つです。

💡売上高

売上高はビデオ内で繰り返し出てくる用語で、企業の収益状況を指します。スクウェアエニックスの売上高は3.8倍増の3563と報告されており、しかし営業利益は減少している状況が示されています。これはビデオの経済的な側面を理解する上で重要なポイントです。

💡FF16

FF16とは「ファイナルファンタジー16」の略称で、ビデオ内でその開発費や販売状況について議論されています。開発期間が8年と長く、開発費が80億円と高額であることが触れられています。これはビデオのテーマであるゲーム開発の高コストとその影響を象徴する要素です。

💡オープンワールド

オープンワールドはビデオ内でゲームデザインのトレンドとして提唱されており、プレイヤーが自由に移動して遊べる世界観を持つゲーム形式を指します。これはFF16が逆行したトレンドと対比されており、ビデオのゲーム業界における変化とそれに伴う課題を説明する上で重要なキーワードです。

💡PS5

PS5とはプレイステーション5の略称で、ビデオ内で特定のゲームタイトルがPS5専用として発売されたことが問題視されています。PS5の販売台数が不足していることがゲームの販売に影響を与える要因として挙げられており、ビデオのテーマに密接に関連しています。

💡リニア式

リニア式はビデオ内でゲームの進行形式として触れられており、従来の開発者側が設定したルート通りにストーリーが進行するゲーム形式を指します。FF16がこの形式を逆行したことが議論されており、ビデオのゲーム業界におけるデザインの変化とそれに伴う影響を説明する上で重要な用語です。

💡スマホゲーム

スマホゲームはビデオ内でスクウェアエニックスの売上の大部分を占めていると報告されており、特に「ドラクエウォーク」や「ドラゴンクエストビルダーズ」が挙げられています。これはビデオのテーマであるゲーム業界の変革と、モバイルゲームの台頭を象徴するキーワードです。

💡ドラクエ

ドラクエとは「ドラゴンクエスト」の略称で、ビデオ内でその新作の開発状況や過去の人気について触れられています。音楽担当者の杉山光一さんや美術担当者の鳥山明さんの亡くなることが開発に影響を与えたとされており、ビデオのゲーム開発における人材の重要性を強調する要素です。

Highlights

スクエアエニックスが過去最大の220億円のコンテンツ廃棄特損を計上し、減損損失は388億円に達した。

ゲーム開発の中止が多発し、2027年以降発売予定のHDゲームタイトルもいくつか中止された。

開発リソースの分散が原因で、人気のある大型タイトルも開発が遅れ、期待通りの収益を得られず収益性が悪化した。

スクエアエニックスは中堅タイトル開発をやめて、自社開発クオリティを上げてHDゲームの安定的な利益を目指すことを発表。

他のゲーム会社と比較すると、スクエアエニックスの営業利益率は他社と20%以上の差がある。

FF16の開発費は80億円で、宣伝広告費や物流コストも含めた総費用は110億円に上る。

FF16の販売本数が伸び悩むことが報道され、全世界で300万本を突破したが、その後の400万本達成のアナウンスはなかった。

リニア式のゲームであるFF16はトレンドに逆行したと指摘され、コマンドバトルをやめたことで古参ファンががっかりした。

PS5の販売台数が日本ではあまり良くなく、FF16やFF7リバースがPS5限定で発売されていることが影響している。

スクエアエニックスはスマホゲームで売上を支えており、ドラクエウォークの累計収益は3095億円に上がっている。

ドラクエの新作12作目は音楽担当の杉山光一さんや美術担当の鳥山明さんが亡くなっており、開発期間が長引いている。

キングダムハーツ4の発売が2022年に発表されたが、2025年発売の噂がある。

スクエアエニックスの時価総額はカプコンやコナミと比較して半分ほどにとどまっている。

スクエアエニックスは海外市場での成功が少なく、スマホゲームが売上を支えている現状が指摘された。

ゲーム業界の制作期間が年々長くなり、新しいタイトルの開発が遅れている現状が問題視されている。

スクエアエニックスは攻めの姿勢がなさ過ぎていて、新しいタイトルの制作を中断し、規模が縮小しているとの批判がある。