徹底討論『働いていると本が読めなくなる』問題はいかに「解決」されるべきか？
Summary
TLDRこのスクリプトは、現代社会において働く人々が本を読む時間が取れない問題を探求しています。作者は、歴史的な視点から日本のサラリーマンの読書習慣を振り返り、現代の読書環境と労働環境を比較検討します。また、読書に対する人々の関心と欲求、そして出版業界の変化についても触れ、読書を通じて個人が変わり、成長する喜びを語っています。読書の重要性と、それがもたらす個人の成長と変化をテーマに、文化批評的な視点が交織された興味深い議論が展開されています。
Takeaways
- 📚 現代のサラリーマンは忙しさから本を読む時間が取れないという問題があるとされている。
- 🎬 映画「花束みたいな恋をした」では、主人公が働かなければ本を読む時間がなくなってしまう様子が描かれている。
- 📖 三宅さんの書籍では、なぜ働いていると本が読めなくなるのか、歴史的にも現代的にもその理由を探っている。
- 📚 本の面白さを伝える方法について、読者を変えられることの楽しさを強調している。
- 👥 読書が減少する背景には、情報過多と劳动環境の変化が関係していると分析されている。
- 📚 本を読むことは、単なる知識の獲得ではなく、自己変化の契機となると説かれる。
- 💡 読書を促す方法として、本の魅力を直接体験してもらうことの重要性が強調されている。
- 🗣️ 対話やSNSでの議論は、個々の読書体験を豊かにする共同体の楽しさを提供している。
- 👀 現代の文化において、本を通じて自己表現や自己確認を行う傾向があると指摘されている。
- 🌐 SNSが普及する中で、個人の孤独感や退屈を解消するための新しいコミュニケーションの形が求められている。
Q & A
このトークで語られた本のタイトルは何ですか？
-「働いてると本が読めなくなる」というタイトルの本が語られています。
「働いてると本が読めなくなる」という本はどのような内容ですか？
-本は読書と労働の関係性について歴史的に紐解きながら、現代のサラリーマンがなぜ本を読む時間がなくなるのかを探求しています。
トークの中で作者はなぜ本を読む時間がなくなると感じるのですか？
-作者は働く人たちが忙しくなり、余裕がなくなることで本を読む時間がなくなってしまうと語っています。
トークの中では日本の労働環境がどのように語られていますか？
-日本の労働環境は非常に厳しいとされ、それが読書時間の減少に影響していると述べられています。
トークの中で「読書の快楽」についてどのように語られていますか？
-「読書の快楽」は読書を通じて自分を変えられることの楽しさとして語られており、読書が単なる情報を得ること以上の意味を持つとされています。
トークの中では「ノイズ」とはどのような意味ですか？
-「ノイズ」とは不要な情報や周囲からの雑音を指しており、読書時にそれらが邪魔になると語られています。
トークの中では「本が好きな人」と「私が好きな人」の違いはどのように説明されていますか？
-「本が好きな人」は単に本を楽しむ人に対し、「私が好きな人」は本を通じて自分自身を探求する人という違いが説明されています。
トークの中では「文化系」という言葉がどのような文脈で使われていますか？
-「文化系」は読書や文化的な活動を好む人々を指しており、その言葉が現代では誤解されやすいと語られています。
トークの中では現代の若者たちが直面している課題とは何ですか？
-現代の若者たちはSNSなどの影響で自己紹介や自己表現が難しくなったとされ、孤独感や自己の价值を見失う問題があると語られています。
トークの中では読書を促すためのアプローチとして何が提案されていますか？
-読書を促すため、読書の楽しさや自分を変えられることの重要性を伝えることが提案されています。
Outlines
📚 読書の難しさとその意義
第1段落では、忙しい現代人にとって読書が難しくなる背景と、読書に対する愛着が持続する理由について語られています。本の面白さだけでなく、読書が人を変える力があるという快楽についても触れられています。また、著者が読書の重要性を語る新書を出版し、日本の働き方改革と読書の関連性についても議論されています。
📚 読書の衰退と社会的背景
第2段落では、読書が減少する社会的な要因が探求されており、過去の日本人がどのように本を読んできたか歴史的に分析されています。現代のサラリーマンと過去の日本の労働士を比較し、読書と労働環境の関係について考察しています。
📚 出版業界の変化と読書文化
第3段落では、出版業界の変遷とそれに伴う読書文化の変化について語られています。戦後の円本ブームや中産階級の台頭、それに伴うインテリアとしての全集の需要など、出版業界が読者を捉えた戦略が議論されています。
🎨 芸術とビジネスの融合
第4段落では、芸術がビジネスの道具になる現代の状況について批判的に語られています。人文学の価値や批評的、文化的であるという観点がメタメッセージ化され、その危うさを指摘しています。
📚 世代間のギャップと文化へのアプローチ
第5段落では、世代間のギャップと文化へのアプローチの難しさについて話されています。前世代が抱える価値観と若い世代が直面する情報環境の変化について、文化的需要の変化とそれに伴う新しい文化の形について考察しています。
📚 読書の促進と世代間の対話
第6段落では、読書を促進するための世代間の対話の重要性が強調されています。90年代の文化とサブカルチャーの影響を受けた世代が、新しい時代の読書文化をどう形づくるのかについて語られています。
🎭 映画と本の価値の再考
第7段落では、映画や本の価値について再考し、それらが人生に与える影響について語られています。映画好きの男性が本を通して人生の価値を見つめ直す様子や、階級的な問題意識が織り交ぜられていることが議論されています。
📚 読書の個人化と社会的な役割
第8段落では、読書の個人化とそれに伴う社会的な役割についての議論がされています。SNSが普及する現代において、個人が文化的なアイテムを通して自己紹介する文化と、それと対峙する独自の価値観を持つことの重要性について考えています。
🎨 芸術作品と個人の変革
第9段落では、芸術作品が個人に与える影響と、その作品を通して引き起こされる個人の変革について話されています。作品への出会いが人生に与える変わりと、その出会いを通して生まれる自己認識の変化について考察しています。
📚 読書の復興と文化的アイデンティティ
第10段落では、読書の復興と文化的アイデンティティの重要性が語られています。孤独や退屈を取り戻し、文化的アイテムとして位置付けられた読書の価値を再評価する必要性が強調されています。
Mindmap
Keywords
💡読書
💡文化系
💡共感
💡孤独
💡評価
💡社会的なつながり
💡自己表現
💡批評
💡フィクション
💡コミュニケーション
Highlights
働いているとなぜ本が読めなくなるかという問題についての議論。
本の面白さと読んだ時に気づく自分を変えられることの楽しさ。
歴史的に日本のサラリーマンの読書について考察。
現代の読書と労働環境の問題についての分析。
読書がノイズとして感じられる現代社会の状況。
本が好きな人よりも本を読まない人が多くなる現代社会。
出版業界の変遷と現代の出版物の傾向。
読書の快楽と出版業界の関係についての考察。
現代の労働環境と読書の時間の関係についての議論。
本を読むことと自己啓発本の流行との関係についての分析。
読書と文化的形成についての歴史的な考察。
現代の社会において本を読むことの意義についての議論。
読書体験と個人の変化についての個人的な体験談。
本を読むことと文化的な自己の関係についての考察。
現代の出版業界と読者との関係についての分析。
読書と自己成長の関係についての議論。
本を読むことの楽しさと現代のメディア環境との関係についての考察。
読書と社会的な相互作用についての議論。
現代の社会において本を読むことの重要性についての強調。
Transcripts
00:00働いてるとそんなノイズの情報いらないん
00:02だけどっていう余裕のなさからは本が読み
00:04なくなる人間っていうのはそそそんなに本
00:06を読みたくない生き物である本が好きな人
00:08よりも本が好きな私が好きな方がもはや
00:11もう多くなってるとか前提に書かれてる本
00:13で本自体の面白さに実際読んだ時に気づい
00:17てもらう自分を変えられることの方が
00:20楽しいんだっていうこうそこの快楽って
00:23いうのをどうやって伝えていったらいいの
00:24かなっていうのすごく考えますね
00:28[音楽]
00:31はいえっと宇ですえっと皆さんえ今日も
00:34よろしくお願いしますでねあの今日はもう
00:36本当にあの今お時めくえっとこの方に来て
00:39いただきましたもう文芸ひの三かほさん
00:41ですよろしくお願いしますほですよろしく
00:44お願いしますよろ願あの皆さんも読みまし
00:47たかあのねえっとなぜ働いてると本が読め
00:51なくなるのか主上写真書はいもうあの気が
00:55ついたら10万部のそうなんです発酵部数
00:5710万部をはいにきましたこれはもう本当
01:01にもう三宅さんがあの宣言していた通り
01:03なんか新書対象とかもね結構射程に入って
01:06くる数だと思うんですけどうですか直に
01:08いやもう本当に私去年のあの1月から年祭
01:13が2023年の1月から年祭が始まってで
01:16それこそちょうど去年の2023年の5月
01:19ぐらいにいややっぱこの連載が新書になっ
01:22た暁月には絶対に新書対象を取って日本の
01:26働き方を変えて本が読めるような働き方が
01:29できる国にしたいみたいなことを言ってた
01:31んですけどその時はもう本当
01:33Twitterの暴言みたいな感じだった
01:35んですけど結構今なんかその話をしてた時
01:40から1年経ってなんか意外とえなんか新書
01:45大賞えちょっと本当に頑張って狙える位置
01:48に来ているのではみたいな話を担当編集者
01:51さんとしているので頑張って新相対象
01:53狙おうと思いますって感じですうんので
01:55あのね今日はねだからそのねなんかこう
01:58あのなぜ働いと本が読めなくなるか問題に
02:01ついて結構お話していただきながらですね
02:03えすごく大事なことなんですけれ宮さんの
02:06もう次の本ってすに出てるんですよそうな
02:08んですよすに出てるんですこれが本当に
02:09大事な話でじゃちょっとご紹介お願いでき
02:12ましょうできますでしょうかはいこれが
02:13一番大事な話なんですけどえっと娘が母を
02:16殺すにはっていうちょっと物騒なタイトル
02:18にはなっているんですけど実はこれえっと
02:28プラネッツダンスカンパニーまなんかあの
02:30まこのタイミングでねすごくこうあの
02:31ベストセラ出された直後だしちょうどね
02:33うちからも新刊が出るというタイミングで
02:35ね今日はね三宅さんをねなんかこうお呼び
02:37してですねまあの主に新書の話を聞こうと
02:40思ってるんだけどなんかこう見てる人には
02:42ねこう三宅加法っていうやっぱ魅力的な
02:43書き手がねまあの今こう勢力的に仕事し
02:46てるんだってことを一番覚えて帰って
02:48もらいたいなっていう風に思ってますんで
02:49よろしくお願いしますよろしくお願いし
02:50ますよろしくお願いしますじゃあもうね
02:55じゃあどっから行こうかなって話なんです
02:56けどもうまず何かこうあのはい
03:00集英者新書のねあの働くと本が読めない
03:03問題てまどういう本なのかこうざっくりと
03:05まだ読んでない人のたに説明してもらえ
03:07ますかはいえっとなぜ働いてると本が読め
03:09なくなるのかってまタイトル通りそのま
03:12働いてるとなかなか本が読めないっていう
03:14話があの実はですねえっと映画のあの花束
03:19みたいな恋をしたっていうえっと映画が
03:21あってですねまその映画の中にますごく
03:23その働いてるとこうなかなか本が読めなく
03:26なった映画が見れなくなった主人公って
03:28いうのは出てくるんですけどまそのの話が
03:30じゃあなんでこの主人公はこんなに映画が
03:33見れなくなったり本が読めなくなったりし
03:34たんだろうっていう疑問をもにまちょっと
03:36じゃあ名時代まで遡って明治から現代に
03:39至るまでこう日本のサラリーマンはどんな
03:42風に本を読んできたのかっていうのをま
03:44歴史的にちょっと紐解きながらなんか日本
03:46のこう労働士と読書子をこう並べてみる
03:49ことによってじゃ現代の私たちだけが一体
03:52本を読めていないのかそれとも歴史的に見
03:55てなんか今までの日本人はどうやって本を
03:57読んできたんだろうっていうことをま
03:58ちょっと考えながら現の私たちのま読書と
04:01労働について考えるみたいな本になって
04:03おりますうんでこうざっくりとこう三宅
04:06さんの結論としてはもちろん僕はもうゲラ
04:08の段階で読んでるんで結論してますけど
04:11どうなんですかなんでなんで本読めないん
04:14ですか僕たちはそうなんですよねま私たち
04:17はでしかできないんですかなんですよねま
04:19その花束みたいな声をしたにねもう伝説の
04:23メシであの主人公のまその菅田さんが演じ
04:27られる麦君ていう男の子があうんあのまあ
04:30今までこう大学時代は小説とかすごく映画
04:34とか舞台が好きだったのになんかこう働き
04:37始めてパズドラしかできなくなって
04:40ちょっと虚無の顔で会社でパズドラをやる
04:43シーンっていうのがあってまちょっと伝説
04:44のシーンがあるんですけどまそういう風に
04:46なるのはなんでかっていう話をま考えて
04:49いったところ結構その読書っていうのは
04:51ですねなんか私が結構色々その調べていく
04:55とこう自分の知りたい情報と共にそのその
05:01情報の周辺にあるま文脈だったりあるいは
05:04その知識だったりある意味その知りたい
05:07情報以外のまノイズになるようなこうもの
05:10がれ連れてくるのが私は読書のいいところ
05:13でありまちょっとこう読みづらさでもある
05:15のかなと思っていてま例えばなんかなぜ
05:17働いてると本が読めなくなるのかっていう
05:19タイトルに対してなんでじゃあ働いてると
05:22本が読めなくなるのかっていうこう
05:23タイトルの答えを知りたいのに明治自体の
05:26読書にまで遡るんかいっていうそこの情報
05:30いらないんだけどっていう思われた方は
05:32やっぱその名時代の読書の話とかが
05:34ちょっとノイズになるわけじゃないですか
05:36そこがなんかいらないのになんでその話を
05:39持ってくるんだろうっていうところが
05:40なんかインターネットでその情報を検索
05:42すれば一発で知りたいことにたどり着くの
05:45に本だとその周辺知識も一緒に得られ
05:48るっていうところがま逆にその働いてると
05:51そんなノイズの情報いらないんだけどって
05:54いう余裕のなさからまなかなか本がこう
05:56そこまでノイズを仕入れたくないだから本
05:59が読めなくななるっていう状況になって
06:00しまっているのかなとは思いますねうんま
06:04だからさなんかちょっと意地悪な本だよね
06:08うんまあそうですかねうんねあのいや
06:11なんかわかんない序盤からこんなこと言っ
06:13ていいのかなと思うけどもう結構ね宮さん
06:15とねまあの吉田君て集英者とさ集者僕も
06:18若い頃から彼知ってるんだけどさはいま
06:20ちょっと意地悪の本だなと思ったわけでま
06:23つまりさあのそのタイトルに書いてある
06:27ことをま新書って今本当タイトル勝負に
06:29なってるところもあってさあのタイトルに
06:32ある答えが直接書いてないとちょっと
06:33イラっとしちゃう人って現にいっぱいいる
06:35わけじゃないでそういった人たちをもう
06:37順調に罠にはめてるっていうそうなん
06:38Amazonレビューにいっぱいそういう
06:40あのコメントがありますなんで働いてるか
06:43結局本が読めなくなるのか結局よくわから
06:45ないっていうあのAmazonレビューが
06:47いっぱい書かれてありましただあれねだ
06:49からもう完璧になんかこうあの本を
06:51斜め読みして何かあの世の中にものを言い
06:54たがる人たっていうをもう完全にボケが
06:56掘るようなんかの罠込んでなってあこれ
07:00結構いわな本だなと思ったよままでも逆に
07:03それをなんかやっぱでも名時代の意外と話
07:07とかも知りたいと思ってなかったかもしれ
07:10ないけど面白くないっていうのを知って
07:13ほしいっていううんうんあの意地悪くない
07:16面を言うとそういう本でもあるなねまその
07:19意地悪さも感じたしねま意地悪っていうか
07:21これ多分戦略だと思うんだけれどさあるし
07:23のねあのさま僕この本をやっぱ読んで思っ
07:28たのはま人間ってっていうのはそもそも
07:30そんなに本を読みたくない生き物であると
07:31ああさん言ってましたよねもうもう人類
07:33全体とてそうであるとましかしあのま出版
07:38社ってのは本を売なきゃいけないからま
07:39これが新集すに役に立ちますとかねあの1
07:42家にこれがワンセットあると知的生活に
07:44近づけますとかま一言言うと嘘をついて
07:46騙していっぱい本打ってきた歴史っていう
07:48のはまあありますよねあの結構あるんだと
07:51でなんかだから読書っていうのはま本来
07:53効率がいいものでもなければねなんか必要
07:55なものでもなければもうなんでもないもの
07:57であってうんあのなんかむしろこうなんか
08:00無駄なものとかね余計なものっていうのが
08:02読者の快楽があるんだから当然それってい
08:04のはなんか実行性とかねなんかあの原生
08:07利益みたいなものに普通に考えたら還元
08:09できるもんじゃないんだっていうことを実
08:10は書いてる本うんあそうですそうですうん
08:12なんですよでだからそういった本を何か
08:15こうあのなんて言ったらかなまこの本で
08:17タイトルに引っかかる人の多分何割かって
08:19いうのはなんか実際に本読んでる人じゃ
08:21ないんだと思うんだよねうあのつまりこう
08:23あのいやまあこれちょっといきなり言っ
08:26ちゃうのどうかなと思うんだけどさあの
08:29まだから本が好きなんじゃなくて本が好き
08:32な私が好きな人の方が今も数が多いって
08:34いうことを実はこの本でま分かんない吉田
08:36君がどう宮さん吉田君がどう思ってたか
08:38わかんないけど僕が思ったのはこの本って
08:40いうのは実は本がえっと好きな人よりも本
08:44が好きな私が好きな方がもはやもう多く
08:46なってるとか前提に書かれてる本で教養本
08:49よりも教養論の本が売れるっていうことが
08:50前提に書かれてる企画であってでそのこと
08:53によって中頭になんかこうあのなんか結果
08:57的にさじゃあさなんか本が好きな私が好き
08:59なことを自己確認するためにこの本を読む
09:01となんか明治自体のなんか労働環境論とか
09:04そういったことが出版士みたいな余計な
09:06ことがわーって書いてあってあ意外と面し
09:08みたいなそういった構造になってる本な
09:09わけなんだよねだからなんかそういった
09:11なんか本が好きなあ私が好きっていう人々
09:14の本がもや多くなってるってことを前提に
09:18それを逆に取ってる本だなと思ったそうで
09:21もなんかそれって私結構今に限ったこと
09:23じゃないんだなっていうのは結構やっぱ
09:25すごく調べてて思ってまそれこそその本の
09:28中にも書いてあるとうんよりまその出版者
09:31とかがなんでじゃあ今のように大きくなっ
09:33たかって言うとまその戦後にこう円本って
09:36いうねま前週がすごく伸びたとで前週って
09:38いうのは何のためにできたかて言うとま
09:40その日本がま中産階級ができてそのま家を
09:44買うようになったとで家を買うために自分
09:47たちはこう中流階級のま行けてる
09:49サラリーマンなんだっていうことを示す
09:51ために何かインテリアが必要だったとで
09:54自分たちは貧しくないまかっこいいいけて
09:57いけてるサラマだっていうことをために
10:00そこに応接室に置くための全集が必要だっ
10:03ただからそのインテリアとしての全集を
10:06めちゃくちゃ売ることによって出版者潤っ
10:07たみたいな歴史があってそれってなんか
10:10その今なんか例えばインスタ映えのために
10:13ちょっとこう本を買いたいとかそのま本が
10:17なんだろう読んでる自分がある程度
10:19ちょっとこうかっこいいと思うから本買う
10:21みたいな欲望とほとんど変わらないと思う
10:23んですけど私は逆になんかそういう欲望を
10:26なんか出版者が今は無視しすぎてるという
10:29かなんかひげしすぎてるんじゃないかなと
10:31思っていてなんかそういう欲をずっとその
10:34利用しながら出版者大きくなってでなんか
10:37いい本を出し続けてきたのになんか今に
10:40なってそれ欲望をこうなんか無理になんか
10:43インスタ映えとかをなんか狙おうとしなさ
10:45すぎるから逆になんかあんまり売れなく
10:48なっているのではと思ってもっとその本が
10:51好きな私が好きな人に向けた本ももっと
10:54もっと出していくべきだと思ってるんです
10:56よねうんなんかあのメソッドがたっ止まっ
10:58ちゃってる感じがするんだよねなんかこう
11:00あの自己啓発本の一種としてビジネスに
11:03役立つ共とかねなんかアートのセンスを
11:05磨くと一流のビジネスマンになれます
11:07みたいな結構どうしようもない本いっぱい
11:08あるじゃないまそどうしようもある本も
11:11いっぱいあると思うんだけれどどうしよう
11:13もない本もたくさんあるんではないかと僕
11:14が一方的に想像している素晴らしいかも
11:17しれない本がくさんあると思うんだけれど
11:19なんかさあのまあれなんかあそこで結構
11:23止まっちゃっていてねだから今誰もがこう
11:25発信能力を持っていてねセルフ
11:27ブランディングてことがさ無意結に入っ
11:29ちゃうような世の中においてなんか知的な
11:31ものに対しての欲望とか本に対しての欲望
11:33は何かってことをなんかやっぱりちゃんと
11:35考えるべきなんだって話だと思うんだよだ
11:37からそん中に何かだからこの本っていうの
11:39は非常に戦略的にうまく進行してこの本
11:41こそが僕は最新の共用本なんだと思い
11:44なるほどだから昔から集に役立つとかね
11:48なんかそうそうそうあのね一家に1台ね
11:51あの日本の中流家庭のねアイコンとして
11:54全集置きましょうと思最新系がいやそう
11:57じゃない共論の本なだなるほどそうそう
12:00そう教養論の本を買うとなんか働いてると
12:03本が読めない私の人生を私は呪ってます私
12:06は文化的で敵な人間ですよスノップな
12:08気持ちと刺激することができるんだけど
12:10そうやって買ったスノップな読者に
12:12ちゃんとなんか労働者出版士の共有を与え
12:14るっていうそういう二重構想になっていて
12:16だからこの本の形式構想が僕はまさに最新
12:19系の共4ボドなんだと思ったねうんでも
12:21本当に私批評のやべきことって結構そこだ
12:24と思っていてやっぱりなんか自分が読んで
12:26きた評っていうのもなんかそれこうんその
12:29なんだろうま入口は本当に例えばまあなん
12:32だろうちょっとか批評ってかっこいい
12:34みたいなところだったかもしれないしま
12:36例えばま自分の好きなま漫画やアニメが
12:38論じられてるだったかもしれないしなんか
12:41入り口っって基本的にまあもうだいぶ
12:43なんて言うんですかねスノップだったり
12:45なんかまあんまりそのなんて言うんですか
12:48交渉の入り口ってそんなに自分の中には
12:50なかったんですよやっぱり本読む時の同期
12:52ででも入ってみたらなんかこう自分を変え
12:55られた経験とかあそういうなんだろうそう
12:58いうもの読みたいとは思ってなかったけど
13:00出会ってみたら読みたかったんだっていう
13:02のが結構やっぱ自分の読書体験としても
13:05多いのでなんか自分も本書く時にやっぱり
13:07こう入り口となんか出口をちゃんとなん
13:10だろう違うものにするみたいなのはすごく
13:13やっていきたい感じもするしなんかそれが
13:15できてるといいなとすごく思いなからね
13:17あのまじのね結構川とアコところでさこの
13:20本さまじの川の部分がねなんか働いてると
13:23本が読めない教官の輪を広げましょう
13:25みたいなねなんかこうあの目がドルマーク
13:27になってるビジネスマンをヘイトしてうん
13:29で文化的な私たちのコミュニティ作り
13:30ましょうみたいなやつがままじの川でま
13:32アコの部分がねいやそもそも共用ってね
13:35そういう形でしか産業社会の中に成立して
13:37いなかったんだよねみたいなねそん中で
13:40こうどう知的なものの継承してくのかって
13:42いう問題は出版社の人たちとかもずっと
13:44苦労してやってきたんだよとかねそん中で
13:46こう今のね労働環境のある僕たちがどう
13:48やって共用ってものに再アクセスすらいい
13:50のかってところがアコの部分なわけなんだ
13:51よねここがね非常に綺麗にはまってる
13:54ところが僕はこの本の一番美しいとこだと
13:55思ったああ嬉しいでも本当になんか
13:57やっぱりこう魚持っていくとなんかこう
14:00いかにこう労働してる人に本を読んで
14:02もらうかっていうのをどんどんどんどん
14:04こう出版社開いてきたと思うんですよ
14:06なんか今まではその名時代にはもう共用
14:08それこそ持って一部のエリート男性にしか
14:10読まれてなかったものがま階級をこう開い
14:13ていったりま女性にも読めるようにしたり
14:16とかでま漫画ができていったりとかまそう
14:18いう風にどんどん階級開いていったのに
14:20なんかそのこう今の出版者がこうやっぱ
14:24働いてる人にどうやって読んでもらえたら
14:26いいんだろうっていうのがなんかビジネス
14:28書とかそれこそ己啓発書以外の方法もま
14:31あるんじゃないかっていうのが結構この本
14:33で割と私は出版所の人に向けては結構言い
14:36たいところでもあってそういう意味でま
14:37新書っていうのは1つのあり方としてある
14:40んじゃないかと思ってるんですよねまこれ
14:42ね多分ねあのなんか分断による走行性の
14:45喪失みたいな話だと思っていて面まだから
14:48さあのなんかサラリーマンたるものさ
14:50なんか全方位的に総合的な共用を身につけ
14:52なければいけないみたいなさま幻想だと
14:54思うよ幻だと思うけどそのアジテーション
14:56がうまくいってたわけじゃないとこがさ今
14:58さうんなんかこうビジネスに役に立つアー
15:00トっていう言い方ってさなんかアートが
15:03それ自体総合性の一角をなしてるから絶対
15:06に知らなきゃいけないんだていう抑圧とは
15:08ちょっと違うじゃないそうですねファスト
15:10共用話ですそうそうそうでそれとさ全く
15:12同じような感じでさ何かこうあのうん
15:15なんて言ったらいいのかなだからこうさ
15:17批評とかね結構人文ってさやっぱりメタ
15:19建設なんだよね人文学っていうのはさでも
15:21それがさなんかこう今なから批評的である
15:25とかさなんかあ人文的であるってさ鍵格好
15:27付きうんでしか本当は言っちゃいけないん
15:30だと思うんだようんあのだから何が批評的
15:33かとか何が十分的かってことは本当は
15:35なんか問い直すことでしかその運野って
15:37いうのは成立しないはずなのに今ってさ
15:39なんかさ批評的であるとか人文的であ
15:40るってみんな多分ためらいの言っちゃうん
15:42だよね確かになるほどそうだそれって何か
15:45あのなんかこうま今すでに定義されている
15:48批評的なものとか人文的なものとかさ
15:51カルチャー的なものとかそういったもの
15:53からもうなんか外に出なくていいとかその
15:55定義を更新しなくていいっていうなすでに
15:58それが好きな人うんの共同性を確認し
16:00ようっていうなんかメタメッセージになっ
16:02てるんだと思うんだよねでそれってなんか
16:04あっちのさなんか今のなんかこうビジネス
16:07に役に立つアートとのでまアートっていう
16:10のはビジネスの一道具に貶めてしまうって
16:12ことと僕は結構コインの裏もてな気がする
16:14わけあでもそれはそうかもですね確かに
16:17なんかこの本を書いたきっかけの1つが
16:20それこそあのファスト教養っていう新書が
16:22そうですそうですあのそれこそレジーさん
16:24のあの担当編集さんも一緒なんですけど
16:26あの吉田さんていう方ででなんかうんあと
16:29やっぱりあとあの映画をあなぜえっと映画
16:32を早送りで見る人たちてあのそっちも僕の
16:35友達の書いた本あそうなんですねあの
16:37どっちも古い友人ですあそうですねあの
16:39公文写真書からなんかあれがそれこそ
16:422022年とかに結構やっぱどっちも
16:45盛り上がっていた議論でなんかやっぱその
16:47共用まだったりその映画だったりこう文化
16:50的なものをじゃ今からどうやって人が需要
16:54していったらいいのかっていう話がなんか
16:56やっぱファスト的であったり早りっていう
16:58のなんか嘆くだけに終わってるのは
17:01ちょっとどうなんだろうっていうのがああ
17:03そうねあれねま一応ねあのおじさん仲間の
17:06友達として若干庇うようなこと言とねま
17:09レジさんいやあのいい本ですよもちろん
17:11どっちもレジさんてねすごいあのあの言っ
17:13ていいのかな本エリートサリマンうんうん
17:15すごいいいとこめていて本当お子さんとか
17:18もね育てられながであのねあのすごい仕事
17:20もできる人でその方ずっと物を書いてい
17:23たっていうま人なんだけどさま彼はね本当
17:27に多分ね同世代に対してあれ回転だよねあ
17:30いやすにあのま僕のちょっとしたぐらいな
17:32んだけどまいわゆる同世代のねなんかあの
17:35氷河器を結構生き延びていた0年代を
17:39サバイブしたみたいな感じの自分たちの
17:41同士がどんどんなんかこうそれこそあのさ
17:44にさんの本的に言うとさネオリベ的なね
17:47あの論理っていうのは内在化していって
17:49内面化していてまうなんかおかしくなって
17:51いてしまったっていうのを今横目で見てい
17:54てあの本を書いてるうなるほどねそっか
17:56あれ評書世代論なんですね
18:00であの若い頃本当にさま彼ちょっと年だ
18:02から若干あのそのずれてると思うんだけど
18:05それほそなんかさ90年代のねなんか渋谷
18:08的渋谷っていうこういう名詞が象徴してた
18:10ようなものに洗礼を受けた人たちが
18:11どんどんどんどんなんか繊細さを失って
18:14いくみたいなもし繊細さを失うことが成熟
18:17の証みたいなイデオロギーに取り憑かれて
18:19いてま気がついたらなんかプロピッカーと
18:21かに成功なってしまってるみたいなまそう
18:24いう現状に対して彼はあれを書いていてで
18:27今田さんていうのはまこれ本人も公開しる
18:29プロフィールとか言っていいと思うけど
18:30元々キネジの人なねうんうんうんうんうん
18:32でキネジの編集者でなんかDVD雑誌の
18:36あの編集長をやったりとかま書籍をやって
18:38いたりとかまそういうことやっていたうん
18:40あの人なんだけれど
18:42あのだからあいてさなんかどちらかて言う
18:45となんかこうあの古きよき映画文化とか
18:4890年齢のサブカルチャーみたいなものっ
18:50ていうのをまキネ順っていうのはある対面
18:53生だわけなんだけれどだあのキジですらも
18:57なんかもう多分映画の本とかどんどんなく
18:59なっていてもう流の写真集みたいなもの
19:01しか直出なくなってるような状況に結構
19:04突入していくていうでそん中でやはり彼の
19:08周囲の人とか彼の先輩とかっていうのは
19:10映画を早送りで見るような感性でも絶対
19:12許せないわけうんうんでも許せないんだ
19:16けどここで許せないって言ってぶち切れて
19:19いるだけじゃやっぱりダメなんじゃないか
19:21みたいなあのあのやっぱり今の情報環境と
19:24かなんか人間と情報の関係とに即したよう
19:26な表現ってやっぱ探していかなきゃいけ
19:28ないんじゃないかいうことがあの本を
19:29欠かしてるわけうんだから彼自身が
19:31やっぱりそういった古いメンタリティにす
19:33に共感してるんだけどやっぱり彼はすごい
19:35賢い人だからそれだけじゃダメなんだって
19:37いう両親があの本を書かしてるっていう
19:39感じなんだよねなるほどねなんからそこ
19:40どっちもなんかこうちょっとなんだろうひ
19:43ま90年代を超えたなんだろうこう話なん
19:48ですねだからそっからじゃあ今の令和の
19:50情報韓国評論にどうするかって話でなんか
19:53でもそれで言うと私のなんか今回のその
19:55新書のやっぱ話はこううんこうそれこそ上
19:59の世代がなんか例えばその働き方改革を
20:02もうなんかするのに精一杯だった世代とか
20:05それこそそのもうなんだろうなこう
20:07ファスト共用的なものでこうある意味共用
20:10を食い止めるのにこうちょっと精一杯だっ
20:13た世代だったのに対してなんか自分たちの
20:15世代がやるべきなのってもうちょっとその
20:18働き方改革のなんか次というかなんか
20:21こうじ早く帰った先にじゃあ何何をするん
20:25だって言ったら本を読まなければいけない
20:28のうんというか働早く帰るだけでは人は
20:31ダメなのではっていう話を結構したくて
20:34この本書いたところがあってなんかそう
20:36いう意味ではこう私が今94年生まれなん
20:39ですけどなんか自分たちの世代がやっぱり
20:41そういうこうなんだろうな今のこのま色々
20:45本もあってNetflixもあって早起き
20:47で見る人もいてっていう中でどうやって
20:49その読み手なんだろう見る人読む人をこう
20:53増やしていくのかとかこうちゃんとなんか
20:56物を読みたい見たいって思うようなま環境
21:00を作ってくのかみたいなのは結構世代の話
21:03だなと思ったりもしてるんですよね私は
21:06うんまあねあのまあ三作みたいな感じが
21:10あるよねなんか稲田ボリけばみたいなそう
21:13ですね新書で文化産業三部作かもしれない
21:17うんうんまあでもなんかあのねまそん中
21:19やっぱこう三宅さんの本がさ1番後発だ
21:20からね結構その分なんか現実的な会に
21:23近づいているんだと思うんだけどね
21:24うんうん確かになんかまだしやっぱりその
21:28部屋送りで見る人たちとかあのファスト
21:31教養はちょっとこうなんだろうあの
21:34やっぱりそのひ兵書世代論というかまもう
21:37ちょっとなんだろうこう90年代からあの
21:41今の時代の流れに沿ってどう何が変わって
21:45きたのかというか平成の間に何が変わって
21:47きたのかっていう話が割とあったと思うん
21:49ですけどなんか今回なぜ働いてるとはま
21:53今後その早く帰った人たちがじゃ本当に本
21:57を読むようになるには何が必要なのかて
21:59いう話を今後していけたらいいなと思って
22:01書いたりもしたのでまちょっと今後のその
22:05読み手を増やすためにやれることをこう
22:08自分なりに考えて書いたつもりではあり
22:10ますねうんなんかねあのま稲田さんはさぱ
22:14段階ジュニア世代でさまレジさんいわゆる
22:16同然世代なんだけどさやっぱあの2人同
22:19世代につ同世代に向けて書いてんだよね
22:21うんあの映画を早送りで見るニュータイプ
22:24たがやってきたんだけど俺たちどうしたら
22:26いいんでしょうみたいな
22:28稲さんの本でさであのでレジさんの本って
22:31いうのは本当にあの生き延びた表世代にね
22:34こんなはずじゃなかっただろうっていうの
22:35がパスト今与なの僕に言わせるとうんだな
22:39ねま気持ちはすごく分かるんだけどねでさ
22:42あのイナさんの本よりもレジーさんの方が
22:44やっぱ稲田さんの本でやっぱ問題定期でさ
22:46でレジさんの方が少し歴史の者があるじゃ
22:48ないあの相対的にねで宮さんの本っては実
22:52はもう半分以上歴史の話だってさでいや
22:55そもそもね人は本なんて読んでないんだと
22:58あ
22:59がは消費してるけどなん全然読んでこ
23:01なかったんでもそれでしか文化産業っての
23:04は成立しないからそれでいいんだって言っ
23:06ちゃってる本なんだよああでもそれはそう
23:07ですねうん出版社はてかそうやって延明し
23:11てきたんだから今後もそういう努力をす
23:15べきぐらいに思ってますねうんうんあのね
23:17で僕1個だけねなんかこう三宅さんに聞い
23:19てみたいことがあってさはいあのねま花束
23:23みたいな恋がしたであってさま僕もあの
23:26あのま坂本僕大好きなでもううん面白く見
23:29ただけれどう1個だけ引っかかってること
23:31があってねこれさえこれもう有料に入る
23:34入らないかまあいいやまだ入んないけど
23:37まあでもいいよなんかうまく編集して
23:39欲しいんだけどあのま僕の友人美孝介って
23:43結構どうしようもないおじさんがいるとで
23:45ま彼から聞いた話なんだけれど
23:48あのなんかさあれ前田友二の人生の小さが
23:52すごくなんかダメなアイテムとして登場
23:54するとう象徴的なねうんで要するになんか
23:56サラリーマンになってしまったなって
23:58しまったって言っちゃだめですね
23:59サラリーマン口になった菅崎がそうですね
24:02なんかこうあの人生の賞賛という自己啓発
24:04本もね前田裕一の自転権自己も食るように
24:07読んでそれが前田裕二じゃないや菅田将の
24:10堕落の象徴と描かれてるとそれはねこうま
24:13全然そのまだ本が読めているこうきぬ
24:16ちゃんていうの彼女のね有村克さんが
24:18演じるきぬちゃんがもう本当にこう冷たい
24:22目で見るんですよねその菅田将をね人生の
24:24小さをもんでいるはいうんうんなんかね
24:27あのねあれをねあの使用許可みたいなもの
24:30が限定者に来たらしいのねへあん時あの
24:33脚本の抜き書きが送られてきてそこだけ
24:37見るとそれがネガティブなニュアンスで
24:39使われるて一切分からないように結されて
24:41いてでメールだか電話だかにもこれは本当
24:43に主人公がこれで人生が変わったと思える
24:46ような主人公の人生の画期となるような
24:50そういうアイテムとしてこの本を登場させ
24:52たいて書いてあったらしいのま嘘はついて
24:54ないよねでも明中でこれ騙しに行ってると
24:57思うんだよ僕はうんうんううんうんうんで
25:00あの真田君僕多少知ってるんだけどさま彼
25:03はさまわにいた頃ビジュアル系バドか
25:06なんかやっててねで映画とがすごく好きで
25:08さクリストファーノーランとかさフィン
25:09チャーとかすごい好きな男なんだよねで彼
25:11自身やはりなんか学生時代むに君みたいな
25:14人だったへえはずなんだよで多分傷ついた
25:19んじゃないかなと思うんだよねなんか
25:23あの僕1個だけだから結構思うのはなんか
25:27こういったねなんかこうあの本が好きな私
25:30みたいなものの欲望っていうのを肯定的に
25:32捉えてうんでそこでこの回路を使って本を
25:36読ませようと思った時にそういったなんか
25:38こう敵を殴る快楽みたいなことがそこに
25:40へばりついてこないで欲しいなと思うんだ
25:42よねああでもそれはそのすごくその本の中
25:46でも書いてるところでやっぱりそのあの
25:49人生の賞賛のシーンっていうのがあのま
25:53面白いと言ったらあれなんですけど面白い
25:55ところがその麦とキの間にはやっぱり
26:00すごく階級的なものの格さがあるところだ
26:03と思っていてそのま有村克さんがいじてる
26:06キぬっていう子はま東京生まれの広告代理
26:09店のあのお父さんがいる娘さんなんですよ
26:12ねでそれに対してそのム君ていうのはま
26:14地方出身の花火職人のお父さんがいるあの
26:17男の子でますごくそのなんだろう働かざる
26:21を得ないようなままあのこうなんだろうな
26:23こう境遇でもありっていうところもあって
26:26なんかそういう時にじゃあその人生の共産
26:29をこう読むなんだろうこう子たっていうの
26:33をこうキはすごく冷たい目で見るんだけど
26:36それはすごくその階級的なもののこう差異
26:40をなんだろうまこうある意味全然自覚せず
26:44に冷たい目で見ているだけではないの
26:47かっていう話を結構そのま新書の中でもし
26:50ててでもそういうでもこう目線っていうの
26:53は結構その夏目漱石の時代からま繰り返さ
26:56れているんですよねっていう話はあってん
26:58でそのさ本当にさ通りこう本を読む時に
27:03こうやっぱりこうある意味優越感の道具と
27:07してすごく使われてきたっていうような
27:09歴史もあるわけじゃないですかなんかその
27:11自分は共用があってあいつらとは違うって
27:14いう感覚の象徴としての本っていうのが
27:18すごく使われてきた歴史があってでじゃあ
27:21なんかそういう時にこうじゃ本が並べて
27:25あいつはとは違う自分は本を並べる家を出
27:28られたんだっていう時にじゃあこう敵を
27:31作ってないのかって言うとやっぱりこう
27:33見下してる何かがないのかって言われると
27:35ちょっと難かしい問題になってくるわけで
27:37そういう時にじゃあ今の時代にこう何かを
27:41なんだろう見下さずに本をどうやって肯定
27:44してったらいいのかっていうとやっぱり
27:46なんかこう本自体の面白さに実際読んだ時
27:51に気づいてもらうっていうことでしかない
27:53のかなと私思っていてなんかそのやっぱり
27:56その新を例えばまあなぜ働いてると本が
28:00読めなくなるのかっていうタイトルに惹か
28:01れてなんか新書っていうパッケージ自体が
28:03ちょっともしかしたら大人ま大人っぽいっ
28:06て思ってもらえるかわかんないですけどま
28:07もし大人っぽいて思ってもらって買って
28:09もらったとしてもまその内科自体がなんか
28:12すごく面白かったらなんかあんまりその
28:15何かを否定した上での優越感とかにならず
28:18に済むんじゃないかと私は思っていて
28:20なんかそういう意味ではこうすごくなん
28:23だろう中身のこう面白さっていうのがま
28:27ある意味に何かを否定せずに本の面白さと
28:31かをこう肯定できる材料かなと思いますね
28:34うんうんださあの稲田さんもねレジーさん
28:38もさやっぱり自分の本がねなんかそういっ
28:40たこう言ってしまうと文化系が
28:42ビジネスマンを殴るための道になるんじゃ
28:44ないかってことすごい心配してあの予防線
28:47貼ってるじゃないうんうんあの本の中で
28:49しっかりとねであれがさまあの2人とも
28:52すごくその辺やっぱ頭もいい人たちだし
28:54やっぱ両親的な書き定だからそれを書いた
28:56んだと思うんだけどうんあんまり伝わって
28:58ない気がするんだよねあのすごい残念
29:01ながらねえだからそれってさ何かいやあの
29:05こうあのこんな風に人を殴っちゃいけない
29:07よって言っても多分人ってその言うこと
29:09聞かなく
29:10てなんかなかなんか欲望をなんかこう人を
29:14殴る快楽ではなくてもっとなんか物事そこ
29:16で書かれてる物事そのものの快楽に端的
29:19する方がなんかこう気持ちよくなっちゃっ
29:21てそっちに関心が行くみたいなことでしか
29:23これ防御できないと思うんだよね防御と
29:25回避できないと思うんだよねうんうんなん
29:28なんかそれもあるしそのやっぱりこうなん
29:31てだろうなこうその物事自体にこう端的
29:34することの面白さってやっぱり自分自身が
29:37なんか没頭するとかこうなんだろうな
29:41やっぱりこうこうなんだろうなムギ君も
29:45きぬちゃんもなんか自分の例えば仕事なり
29:48なんかすごく趣味なりに没頭してたら
29:51なんか本当はなんだろうこう相手がどうと
29:55かではなかったんではないのかって思って
29:57いて私はやっぱりそのあの映画の面白さて
29:59やっぱり恋愛がうまくいってなくてこう
30:01やっぱりそれで趣味とかにもこう仕事にも
30:04こう没しきれなくてっていうところとなん
30:07か恋愛のうまくいかなさみたいなのが
30:09うまく噛み合っちゃって結局こうお互いが
30:11傷つくことになってしまったみたいな
30:13ところがま映画の面白さでもあると思うん
30:14ですけどそういう意味においてはなんか
30:17なんだろうなこうま自分の世界だけで
30:19楽しむことの面白さみたいなもののま読者
30:22の面白さの1つでもあるとは思うんです
30:24けどそれはうんなんか新相にしてもまあ
30:28自分の書くものを通して本当感じて欲しい
30:30ところではありますねうんそうねいやだ
30:33からねあの僕がねなんかこうまさっきの
30:36流れでさなんか宮さんに聞きたいことで
30:38協力的には1個でねその宮さんが今回言っ
30:40とった戦略っていうのはさなんか本人が
30:42読んでる私が好きっていうそのオプな気持
30:44ちってのは逆手にとって読書の面白さを
30:46思い出してもらうって戦略だったわけなん
30:47だよねでなんかさそのことがさなんかさ
30:50私たちは文化系っていう自識を持っている
30:52トライブの外にどうやって出てくのか
30:53みたいな問題が1個だけあるんだあ多分次
30:56の課題ってそれなんだよねでさ今その
30:58気持ちがさ結構さあの僕がなんでさなんか
31:02こうあの今人文系っていう言葉をさみんな
31:04食べられなく使っちゃうって問題話した
31:06のって多分それが理由なんだよねうんだ
31:08あのここなんだよ多分唯一な次に超え
31:10なきゃいけないハードルがあるとするん
31:11だったらああ確かにそこが全然そうですね
31:14あんまりカーしてないしなんか確かにそこ
31:17はなんだろうなやっぱりその文化系って
31:20いうこう知識があるとこうなんだろうまな
31:26殴りがちっていうことですかうんなんか
31:28やはりねこうなんかあの人間がさなんかさ
31:30私はこうだるみたいなとこに断わって
31:32しまうとどうしてもやっぱり最高のゲーム
31:34にこうはまっていくじゃないだからなんか
31:36こうあのなんか自分からいかに興味を
31:38引き離すかみたいなねあああのでそんな罠
31:42っっていうのががなんかもっと仕込んで
31:44あるみたいなことしかないのかなと僕思っ
31:46た三宅さんの本音でなるほどなるほどでも
31:49それって本当にある意味まもう今のSNS
31:52からどうやって引き上がっかみたいな話で
31:54もありますよねうんなんかその自分をこう
31:58まSNSだったりある意味ちょっとこう
32:02自己紹介していくような今の文化からこう
32:05自分をどうやって引き上がっかっていうの
32:07がなんかすごく今の学生さんとか若い子見
32:11てたらやっぱすっごい難しいなっていうの
32:13をなんか日々私は感じてるのでうーんでも
32:16やっぱ読む魅力とかなんだろうなこうこう
32:22その自分よりも面白いものに出会うみたい
32:27なでしかないのではて私は思っちゃうです
32:30宮さんがさこれなんかさあのあなたの推し
32:33を紹介するための書く技術を教えます
32:36みたいな本出してるねなんかあの辺ああ
32:39いった本が1つの回になるのかなと僕思っ
32:41てるんだよねおなるほどだから何かやはり
32:44こう自分の好きなものとか自分がはまっ
32:45てるものとか自分がこう正しいと思ってる
32:47ものとかそういった価値を訴える時にそう
32:50ではないものを貶めるっていうのは多分
32:52それ表現の能力の問題なんだよある程度は
32:54うんうんなるほどなるほどまそれがねあの
32:56なん比較対象を作って何かを貶めた方がま
32:59なんかあの敵味方のね境界線をはっきりし
33:01てコスパがいいわけなんだよね単純に証人
33:03が集めのおいておいとねだからコスパが
33:04いいって問題が1個あるんだけどもう1つ
33:06は多分技術の問題であのなんか具体なんか
33:09対象を具体的に分析してさここが
33:11素晴らしいとかさこういったところに快楽
33:13のメカニズムがあるんだっていうことを
33:15言葉にするのって結構ねスキルがいるわけ
33:17なんだよねだからそのスキルを与えると
33:19結構なんか人はなんかあの敵を設定しなく
33:23ても自分の好きなものとかで自己主張
33:25できるんじゃないかと思うわけうんうん
33:26うんでもそれは本当にそうそうだと思い
33:28ますだそれぐらいなんかこう好きなものに
33:30出会うとかなんかこのこの良さをなんか
33:34知ってほしいとにかくっていうような欲望
33:37に出会うみたいなことがこうやっぱり自分
33:39のこうすごく自分を変えるようなきっかけ
33:42にも私はすっごいなると思ってるので
33:45なんかそういうものと出会うことだったり
33:47それをじゃあこう技術を持って紹介する
33:49だったり発信するみたいな技術っていうの
33:52はでもそうですね自分自身もやっぱ発信し
33:54ていきたいしなんか伝えていきたいところ
33:57はありますよね本当にうんうんこれねあの
34:02まあとはあれなんだろうなあのさ
34:06こうもうあとはもうほとんどもう事故
34:08みたいなもんでねああでも本当そうなん
34:11ですよねうんなんか好きな作品との出会
34:15いってほとんど事故じゃないですかなんか
34:17うんなんかそういうそのちょっと自分が
34:22変えられちゃうとか世界が変えられちゃう
34:24みたいなのってすごい自己っぽいんだけど
34:28なんかその事故に出会うためのある意味
34:30技術もちょっとあるような気がしてなんか
34:32それはすごい評論とか読んでるとなんか
34:35こう身につくんじゃないかなと私は結構
34:38思ってるんですよねうんなんかあのいかに
34:41横から刺すかみたいな話なんだと思うんだ
34:42よねなんかさこれが欲しいと思っていた
34:45ものに人はあんまり感動しないじゃない
34:47うんうんうんうんうんなんかむしろさ思っ
34:48てたけどちょっと違うみたいなことでさ
34:51なんか岩感の方抱きがちでさむしろこう
34:54なんかたまたま出会ったものとかねなんか
34:56こうあの間違改善されたものの方が人は
34:58感動したりするじゃないうんうんうんだ
35:01からなんかそういったなんかこう事故が
35:03起こりやすい環境っていうのをどう作って
35:04いくのかってことをなんか全く別に考え
35:06なきゃいけないんじゃないかなと思ってん
35:08のねうんうんうんだしそのこう事故がなん
35:12だろう起こった時にそのこうそれが自分に
35:16とってすごくなんだろうなこう今の状況だ
35:20とこうある意味それこそ本の中で書いた
35:22ノイズになっちゃうっていう状況があると
35:24思うんですよその若特にその自分うんり下
35:28の世代を見てるとやっぱりこう例えば
35:30じゃあ推しがいてその推しによってすごく
35:34不安になることをちょっと避けたいみたい
35:36なこうなんだろうこう欲望を感じたりする
35:39のでそれはでも避けることではなくて逆に
35:42その自分を変えられることの方が楽しいん
35:45だっていうこうそこの快楽っていうのを
35:48どうやって伝えていったらいいのかなって
35:49いうのすごく考えますねうんうんま国分
35:53さんがさ昔さ暇と退屈の倫理医学でさなん
35:56か消費と老わけてってるじゃないうんあ消
35:58っのは号しか見ていないとねまつまりこう
36:00あの本そのもじゃなくて共という記をね
36:03こんな知的な本読んでる私が好きみたいな
36:04ことだってま浪費ってのはそこに書いて
36:06ある具体的なものねあ明治の労働士って
36:09こんなに面白いんだみたいなことでま浪費
36:11はその事物の内容そのものていうのをに
36:14じっくり味わうことであるっていうねで
36:16なんかさあの人がなんかね海力を覚える
36:20ことていうのはなんかこうあのなんかその
36:23浪費で結構満足しなくてむしろそのなんか
36:26うん出会った物事をずっとひたすら
36:29受け止めてる結果なんか自分が変えられて
36:31しまうというかねま決定的に傷つくとか
36:34損なわれるとか変えられてしまってもう
36:37それ抜きでは生きていけないような体に
36:39なってしまうっていうなんかちょっと
36:41なんかマゾヒスティックな快楽を覚えた時
36:43に人っていうのはなんかこうそのうんうん
36:45記号から離れてその物事を純粋に味わい
36:48出すんだと思うんだ初めてねでなそん時に
36:51僕1番邪魔なのって共同性だと思ってる
36:53わけうあの例えばさほらあの溝を飲みすぎ
36:56で病気あるじゃないあであれとかってさ水
36:59という記号を飲んでるわけなんだよね体は
37:01水を干してるって昔のポカリスエットの
37:03シームみたいなことが頭を中を駆け巡って
37:05水を永遠と飲んでないと気が済まなくなっ
37:07ちゃう病気があるわけだよねあの心の病気
37:09がねあれの治療法ってみんなでこう医者と
37:11か看護婦とかに看護師の皆さんとかにこう
37:14囲まれてみんなで水を飲んであ今から水を
37:16味わって飲みましょうって一斉に飲むわけ
37:18ふそうするとあ自分は水は飲んでるんだっ
37:21ていう風に結構思って治るらしいんだけど
37:23ただこれってさこの場合って僕ら逆のこと
37:25考えて水毒にしいそういうことですよね
37:29うんだから絶対に孤独にしなきゃいけない
37:31と思ってるああでもそれ最近のあの
37:34やっぱりこうやっぱ自分はその批評みたい
37:37なもの書いててその考察文化とすごくどう
37:41付き合っていてかまどう向き合っていくの
37:43かみたいなのすごく考えるんですけど
37:45やっぱりこう考察って要はその正解のある
37:48ものをこうみ共同体の中でこうこれが正解
37:52だっっていうのを確認し合うってのが考察
37:54じゃないですかでそのまドラマの例えば
37:57じゃあうんこういう謎をなんか監督が
37:59仕掛けているとかこういう謎を脚本が
38:02仕掛けていてそれをじゃSNSでみんなで
38:04確かめ合って楽しみ合うっていうような
38:06こととその批評の快楽っていうのがなんか
38:10自分が変えられたものに対して自分だけで
38:13向き合うっていう楽しみはやっぱ全然違う
38:16ものなんだけどその共同体の楽しさみたい
38:19なものとやっぱりすごくその批評の楽し
38:22さって全然違うところがあるからなんか
38:25こっちも楽しいんだって批評も楽しいだっ
38:27てっていうことをどうやって伝えていっ
38:29たらいいのかっていうのなんかすっごい
38:31SNS見てても考えますねやっぱりうん
38:35なんかそれをこうなんだろうな考察みたい
38:38なこうなんか共同体の中で解釈を考えて
38:41いくのがなんだろうこう読むこと見ること
38:45でしょって考えているなんかそれが
38:48当たり前になっている世代に対してどう
38:50アプローチしていくのかってのは結構自分
38:52の今からの課題だなっていうのには
38:54すっごい思いますねそれもも全然わかない
38:57全然わかんないけなんか昔ながらのね結構
39:01なんか濃密な共同体を復活しようみたいな
39:03ことは答じゃないことはよく分かって
39:04るっていううんうんうんうんま濃密な共同
39:08体もうすでにSNSできてますからねうん
39:11かだからむしろ濃密な共同体を作ると
39:13どちらかと言うとね今言ったようななんか
39:15こうあの水を飲んでしまう病気の治療法の
39:18ようなことが起こっていてなんかこう解釈
39:20の多様化とか起こらなくなってくるんだと
39:21思うだよねでむしろなんかその物事に
39:24出合ってなんかこう個人の肉体がが変して
39:28してしまうみたいなことっていうのを抑え
39:30てしまうんだと思うんだよなんからむしろ
39:32人間のね向上性の方をむしろ発揮して
39:33しまって人と繋がることによって正常な
39:35状態に戻しちゃうんだと思うんだよねだ
39:38からやっぱ共同体は人を病気にしないんだ
39:39よねああやっぱりやっぱ孤独がやっぱり病
39:43を担保病の可能性を担保するわけであって
39:46だなんかそれとはねやっぱりちょっと別の
39:48方法でどう人をなんか病気にするかとか
39:50怪我をさせるかとかまあなんかそういう
39:53ことを考えなきゃいけないと思ってるんだ
39:54ようんなんかだしこうやっぱりこう族で
39:58あることのまそれこそ国文先生もその暇と
40:00退屈みたいなことを問い直してたのもその
40:04一環だと思うんですけどやっぱ孤独みたい
40:06なものがもうあまりにもなさすぎてなんか
40:09どうやってじゃあその孤独みたいなものの
40:12価値を取り戻していくんだろうっていうの
40:14はなんかこう今すごいみんな興味あるけど
40:17やっぱり全然まだこう考えられてない
40:20ところだと思うのでなんかその孤独を
40:22取り戻すみたいなものの1つとしてま読書
40:25みたいなものは本当にあり得ると思います
40:28ねすなんかねあのねなんかこうもうね
40:33こんなこと言うとちょっとなんか
40:34恥ずかしいんだけどさなんかもうさ作品の
40:36力みたいなものしかないと思ってるわけ
40:38ああ例えばさなんかさあの吉永文とかって
40:42さあれさ三井と小暮に付き合って欲しかっ
40:45ただけだと思うんだよねうんうん最初は
40:48一番最初はでも井上武彦はさだってもうさ
40:51途中で書くのやめちゃったからさみとこの
40:53その子とかも全く書ないわけだようんふん
40:57で書くしかなかったんだと思うんだよね
40:58なんかそういうなんか圧倒的なスラムラン
41:01クっていう作品への没入とそん中の三井と
41:04小というキャラクターの関係性に燃え狂い
41:07もう2人がなんか付き合う漫画を自分で
41:09書くしかないみたいなところまでこう
41:10追い込まれるっていうその切実さみたいな
41:13ものだけがなんかこのこの問題を突破
41:17できる気がするわけあでもコミケはコミケ
41:19で共同性共同そうそうそうあの発表の場合
41:22はそうなんだけ彼女が最初にペンを取った
41:24のは別に三井小市にやるとじゃ売れる
41:27みたいなこと考えてやってと思えないわけ
41:29違ないそれはそうそうそういやもちろんミ
41:31ジャンルかもしれないしれないですよしれ
41:33ないけどなんかさ切さを感じるんだよね
41:37なんかささらに昔だとさなんだっけあの
41:39えっとアクエリアスの神とさスコーピオの
41:41ミロのとかの色々あるあるんだけどさ
41:45なんかいやだってアリアスの神と
41:47スコーピオのミロなんて大して役じゃない
41:49よ特にスコーピオのミロなんて全然脇役
41:52脇役だよなんかさでなんかあそこにさ
41:56なんか元々のオリジナルの物語がすごい
41:58気迫なのにそこに膨大な妄想を積み込まれ
42:00て
42:01るっていうなんかこれねなんかあのすごく
42:05それって個人的なものだしうんうんうん
42:07うんうんうんうんもうなんか多分そのその
42:09人の人生とかコンプレックスとかいろんな
42:11ものに起因した極めて個人的ななんかこう
42:15妄のようなものに結構近くてうんうんああ
42:18いったものが僕は結構大事なんじゃないか
42:20と思ってるあでもそれはすっごい思います
42:22私もそのやっぱその前さっきの宇野さんが
42:25おっしゃってくれたおっていう本のでこう
42:28書いたのがやっぱそのま推しがなんで
42:30じゃあその素晴らしいのかとかこの推しの
42:32どこがいいのかっていうのを語っていくと
42:34やっぱりこう自分の人生の固有性みたいな
42:37ものに行きつくと思うんですよでそれは
42:39やっぱりこう自分の人生ってのがまどこ
42:43まで言ってもやっぱ1人だけのものだから
42:45そこの1人だけのこう自分だけしかない
42:48こうまそれこそコンプレックスも好みも
42:51含めたなんか自分だけの経験っていうのが
42:55この教えの好みに繋がってい
42:57るっていうことに結局行きつくんだって
42:59いうのをまその本の中では書いたんです
43:01けどやっぱりそのま萌えとかその遠さ
43:05みたいなものを本当深かってくと結局自分
43:08の人生のなんか1つしかないままこういう
43:12性みたいなとこも本当きつくと思うんです
43:14よねだって私が持っている海野先生の本当
43:18本はなんか本当スラムダンクなんですけど
43:22あのなんかスラムダンクだけじゃないん
43:25ですよ本当そのブラックジャが組み合って
43:28いい本でそんな本にないじゃないですかで
43:30もやっぱそれは先生だから生み出せたん
43:33ですよっていうそこのその固有性みたいな
43:35ものの尊さみたいなものがなんかやっぱ
43:38物語とかまその読書なり個人が何かを
43:43生み出そうとすることのなんかうん良さで
43:46もありやっぱ孤独が生み出したものだなっ
43:49ていうのはすっごい思んですよねうんだ
43:53からさなんかこうなんか2枚押しでねにる
43:56しかないかなと思っていてさま文化産業は
43:59もちろんこんな仕事してるからさなんか
44:01こう盛になってもらわなきゃ困ります
44:03間違いないですみたいなねあの実際に僕も
44:06さ集英者新書のさ小番ざしてさ自分の会社
44:09の本売ろうとしてるわけだからねあの本当
44:11にありがたい話ですよであのでもなんかか
44:15その一方でね何かこう何かこうま批評が
44:20考察に負けてしまうというかね何かこう
44:23あの文化っていうものが何かこうこうあの
44:26自己表現いうかうんソーシャルな結構自己
44:28確認の結構アイテムとして位置付けられて
44:30しまった時にやはりそこ薄弱なものになっ
44:33てくんだと思うんだよものすごくねあの
44:35貧しいものになってくるんだと思うんだよ
44:36ねだからその時になんかこうその一方で
44:39こうどう僕たっていうのは何かこう人間が
44:42結構表現とかにね結構出会ってもう決定的
44:46に傷ついて2度と戻れなくなるような知命
44:48的な傷を追ってもにはどうしたらいい
44:50かってこと全く別に考えなきゃいけないだ
44:52と思ううんだ私は結構なんかその入り口は
44:55考察でもその共同体でもいいと思うんです
44:58よなんかやっぱ自分が最初に読んだ漫画と
45:00かも友達から進めてもらったりしたもの
45:02だったりするしそのま考察をあの気にま
45:07例えばなんかノート読み出したりとかして
45:08まうさんの評論とかに出会う人も多分いる
45:11わけじゃないですかでそういうその入り口
45:13がそうであることとじゃその入り口に入っ
45:16た人をどうやってその評論とかま孤独のな
45:19んだろう面白さにこう引きずりこむのかと
45:23いうのがなんか自分のやっぱやるべきこと
45:26だなすっごい思いますねそうでしょだから
45:28ねなんかほらあのなぜ本を働いてると本が
45:32読めなくなるのかっていう本を書いた次に
45:35はそういうことなんですよ今日僕は何か
45:37言いてもう色々言ったけれど究極的な目的
45:41はそれですよこのトークのあのなので
45:44ちょっとねこの本どういう本が若干紹介と
45:47かしていただけますかはいえっと娘が母を
45:49殺すにはっていう本になっております
45:51ちょっと物騒なタイトルではあるんです
45:52けれどもあのですねこちらはあの母と娘の
45:55関係っていうものにまちょっとフォーカス
45:57を当てた本でしてま母と娘の関係っていう
46:00のは結構複雑になりやすいっていう事情が
46:02あってでまじゃあなんでそんなに複雑に
46:04なりやすいのかっていうその複雑になり
46:06やすさの解決策はあるのかっていうことを
46:08ま小説や漫画やこうドラマや映画みたいな
46:11フィクションを通してその母問題の解決策
46:14を考えるっていうようなま批評の方になっ
46:16ておりますはいうんだからさだから結構ね
46:21なんか
46:22ほらまそれなりに結構三さんこの本血流し
46:25て書いてると思うんだよねそうですねうん
46:28まそういうことで僕は言血を流しながら
46:31本当にっていうかそうですねだしなんて
46:34いうかこう私はやっぱなんか本の1番いい
46:38ところはなんか1対1の
46:40コミュニケーションなところだなと自分の
46:42中で思っていてなんかやっぱ自分が好き
46:45だった本もなんかやっぱ作者と自分の1対
46:491のコミュニケーションのように感じてい
46:51たしま実際はその読者がたくさんい
46:54るってことは頭では分かっていてもでもや
46:56やっぱり本っていう媒体はそのなんだろう
47:00なやっぱり1人に話しかけられているよう
47:02な形がしたしそういう意味でなんか自分が
47:05今なんだろう1人に話しかけたいことは
47:08何かなっていうこと考えたらやっぱりその
47:11母と娘っていうものでま悩んだりこう
47:15苦しんだりこうなんですかねこうこう血を
47:19流したりしてる人に対してやっぱその
47:21フィクションがあるんだこの世にはって
47:23いうのが一番言いたいことなんですよね
47:25この本の中ではだからなんかそのま
47:28フィクションがまあるからなんだろうこう
47:32現実ではまあうまくいかないことも
47:35フィクションを通してならこう考えること
47:37ができるんだっていうことを結構なん
47:39だろうやっぱ批評を通しては1番言いたい
47:41ことではあるしまそういう意味で母と娘
47:44っていうテーマでかけてよかったなとは
47:46すごく思いますねうんあのさなんだっけ
47:49あのなぜ働いてるとね
47:55本JA
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