2024政治経済学１第５講その１
Summary
TLDR企業の利潤増加方法とその経済への影響について解説した動画の要約です。企業は生産活動を通じて得られる利潤を最大化することを目的とし、そのためには資本の規模拡大と効率の向上が必要です。資金調達は、銀行ローンや株式発行などの間接金融、直接金融方法を通じて行われます。株式会社は株主と経営者の関係性において、株主の権利と経営者の責任を分離し、資本主義経済において重要な役割を果たします。しかし、株主の意行を尊重しすぎると、企業の売上や利益の最大化が阻害され、経済全体の効率化が犠牲になってしまう可能性があるという問題もあります。アメリカ型の経営と日本型の経営のスタイルの違いと、それが経済に与える影響についても触れています。
Takeaways
- 📈 企業は、資本を増殖させるために利潤を追求し、そのプロセスで労働者の雇用と生産活動が不可欠です。
- 💰 利潤は、販売価格から原材料費と労働者の賃金などのコストを差し引いた額であり、規模と効率の2つの要素によって決まります。
- 🔍 企業の規模拡大には資金調達が必要で、銀行ローンや株式発行などの間接金融、直接金融手段が考えられます。
- 🏢 株式会社は、株主と経営者の関係性に基づいて組織されており、株主は資本を出資し、経営者には経営を委任します。
- 🤝 株主と経営者の目的が一致すると、経営者は株主の意志を尊重し、配当や株価の最大化を目指す傾向があります。
- 🔗 株主の権利には、総会の招集要求、監査権、取締役の説明要求などがあり、株主は企業経営に一定の影響力を持ちます。
- 📉 株主の意行を尊重しない経営は、企業の売上と利益を最大化し、経済全体の効率化に寄与すると見なされます。
- 💹 アメリカ型経営では、経営者が事業選択と配当を決定し、経済規模が大きくなる傾向にありますが、配当は最大化されません。
- 🌐 日本型経営では、株主の意志を重視し、配当を最大化しますが、企業の規模は小さくなります。
- 🤔 株主と経営者の関係は、プリンシパルエージェント問題と呼ばれるもので、経営者が株主の意志を尊重するかどうかで異なる経済的影響が生じます。
- ⚖️ 制度の変化によって、経営者の報酬が株価とリンクされるようになり、経営者と株主の目的が一致するように誘導されています。
Q & A
企業が利潤を増やすためにはどのような方法がありますか？
-企業は、規模を拡大することと効率を向上させることの2つの方法で利潤を増やすことができます。規模を拡大する場合は、資金調達が必要で、効率を向上させる場合は、賃金を下げたり労働生産性を向上させるなどがあります。
資本主義において企業の目的は何ですか？
-資本主義において企業の目的は、生産活動を通じて利潤を獲得し、資本を増殖することです。
政治経済学とは何ですか？
-政治経済学は、資本主義をテーマに分析する学問で、企業資本の振る舞いが経済社会に与える影響を批判的に考察し、課題を発見し解決する方法を探求します。
株式会社とは何ですか？
-株式会社は、株主が企業の債務に対して有限責任を負い、株権が証券として売買可能である企業形態です。株主は出資額に基づく権利を持ち、経営に関与することができます。
企業が資金調達を行う際に利用できる方法として、間接金融と直接金融とは何ですか？
-間接金融は銀行を通じて個人から集めた資金を企業に貸し付けることです。直接金融は株式や債券を通じて個人から直接資金を調達する方法です。
株主と経営者の関係について説明してください。
-株主と経営者の関係は、プリンシパルエージェント問題と呼ばれるもので、株主が経営者を代理人として経営を行う構造です。株主は企業の所有者であり、経営者は株主の意旨を尊重しながら企業を経営します。
株主の意行を尊重する経営と尊重しない経営の違いは何ですか？
-株主の意行を尊重する経営では、配当を事前に決定し、その後事業選択を行うことになります。一方、尊重しない経営では、事業選択を事前に決定した後、配当を決めることになります。これにより、尊重しない経営では企業の売上と利益を最大化し、企業の規模が大きくなる傾向があります。
株主と経営者の目的が一致しない場合、どのような問題が生じますか？
-株主と経営者の目的が一致しない場合、経営者が株主の利益を最優先に考えない決定を下すことが考えられます。これにより、株主が期待する配当や企業価値の最大化が妨げられる可能性があります。
アメリカ型の経営と日本型の経営の違いは何ですか？
-アメリカ型の経営では、株主の移行を尊重し、配当を最大化することを目指しますが、企業の売上と利益は最大化しません。一方、日本型の経営では、企業の売上と利益を最大化し、配当は最大化しません。
株主の意行を尊重することの経済的な意義とは何ですか？
-株主の意行を尊重することは、経営者と株主の間でインセンティブが一致するようにすることで、経済全体の効率性を向上させることができます。ただし、株主の意行を尊重しすぎると、企業の規模が小さくなり、経済的な効率が低下する可能性があるため、バランスが重要です。
企業の規模拡大に必要な資金を調達する際に、銀行と債券のどちらを選ぶべきですか？
-銀行からの借り入れはリスクが低いが、返済義務があり、金利がかかります。債券を発行する場合は、株主に対して配当を支払う必要がありますが、返済義務は高くありません。企業の状況や将来の見通しによって適切な方法を選ぶ必要があります。
株主と経営者の関係において、経営者へのインセンティブとは何ですか？
-経営者へのインセンティブとは、株主の意行を尊重し、経営者と株主の目的が一致するように、経営者の報酬を株価や業績にリンクさせる仕組みです。これにより、経営者が株主の利益を追求する経営判断を下すことが期待されます。
Outlines
😀 企業の目的と資本主義の分析
第1段落では、企業の目的である利益の追求と、それが資本の増殖を目的とするプロセスであることが説明されています。また、政治経済学の観点から、企業を資本として捉え、それが経済社会に与える影響を批判的に考察することが求められる学問であると述べています。企業の資本とその振る舞い、そしてそれが持つ課題を発見し、解決することでより良い社会への貢献を目指すという姿勢が強調されています。
📊 利潤の生成と定義
第2段落では、企業の利益を生むプロセスとその定義について解説されています。具体的な例として、原材料を購入し、労働者を雇用して製品を作り、それを販売することで利益が生まれるプロセスが説明されています。また、利益を数学的に表す方法として、収入からコストを差し引くことで算出され、その結果として残ったものが利益であるとされています。
💰 資本の投入と利潤率の関係
第3段落では、資本の投入とその大きさ、労働、原材料コスト、そして価格に基づいて計算される利潤率について説明されています。資本の投入が増えることで、規模を拡大し、効率を向上させることが利潤を増やす方法として挙げられ、具体的な数式によってその関係が示されています。また、資本の利回りを求める方法も説明されており、それは利潤を資本の大きさで割ることで求められるとされています。
🔍 企業の規模拡大と資金調達
第4段落では、企業の規模を増やすために必要な資金調達の方法と、それが株式や債券などの直接金融、または銀行などの間接金融を通じて行われることについて解説されています。また、株式会社という形態が持つ特徴や、それが経済に与える影響についても触れられており、株主と経営者の関係、株主の権利、資本家と労働者との関係などについても議論されています。
🤔 株主と経営者の関係性
第5段落では、株主と経営者の関係性について深掘りし、経営者が株主の意行を尊重するかどうかによって、事業選択と配当の決定順序が変わるという点を説明しています。また、株主が多数に分散している場合と比較して、株主の力が弱まること、そしてそれが経営者への影響力を弱める可能性があることが議論されています。
🌐 アメリカ型経営と日本の経営の違い
第6段落では、アメリカ型経営と日本の経営の違いが説明されています。アメリカ型では、経営者が株主の移行を尊重し、配当を最大化することが求められる一方で、日本型では企業の売上と利益を最大化することが重点です。それぞれの経営スタイルが経済全体に与える影響と、それが株主と経営者の関係に与える影響についても触れられています。
🏢 株主の意行尊重と経済規模の関係
第7段落では、株主の意行を尊重するかどうかが、経済規模や企業の効率化にどのような影響を与えるかについて考察されています。株主の意行を尊重しない方が、経済全体にとって望ましいという結論に至り、株式会社化がもたらす意義と、それが社会全体に与える可能性のある影響についても述べられています。
Mindmap
Keywords
💡資本主義
💡企業
💡利潤
💡労働者
💡資本金
💡株式
💡株式会社
💡資金調達
💡配当
💡経営者
💡経済規模
Highlights
企業は資本主義において主役であり、政治経済学は企業資本の振る舞いと経済社会への影響を批判的に考察する学問です。
企業の目的は生産活動を通じて利潤を獲得し、資本を増殖することです。
労働者を雇用し、労働をさせることで物の形を変え、企業は利益を得ることができます。
利潤は収入からコストを引いたものであり、規模と効率によって決まります。
企業は資本の大小によって利益を得ることができ、利潤率は資本の大きさに対する利潤の大きさを示します。
株式会社は出資者に対する有限責任と、株権の売買が可能という特徴を持っています。
資金調達は企業の規模拡大に必要で、銀行貸し付けや株式発行などの方法があります。
株主と経営者の関係は、プリンシパルエージェント問題と呼ばれる独立した関係構造を形成します。
株主は配当や株価に重きを置いており、経営者は会社の長期的な存続を考えます。
株主が分散化されると、経営者が株主の意行を尊重しなくても解職されない状況になる可能性があります。
株主と経営者のメリットが同じになるように、経営者の報酬を株価とリンクさせる制度が導入されています。
経営者が株主の移行を尊重する場合としない場合で、企業の行動や規模に違いがあります。
アメリカ型の経営では企業の売上と利益は最大になりませんが、配当は最大になります。
株式会社化により経済全体の効率化が期待されるが、株主の意行を尊重することが経済的に望ましいとは限らない。
経済規模で言うと、株主の意行を尊重しない方が、経済全体としては望ましい結果になる可能性がある。
株式会社化は企業規模を大きくするためであり、しかしそれが常に経済全体にとって良い結果とは限らない。
Transcripts
00:11政治経済学1第5項利潤を増やす方法1
00:18です今回のテーマ
00:21は企業です企業が利潤を増やす方法それは
00:27どのようなものがあるのかということに
00:30ついて考察をしていきます特に規模を拡大
00:34するために必要な
00:37株式会社そしてその株式会社家が与える
00:41影響について考察をしていき
00:45ます政治経済学の分析資格をもう1度お
00:49話しさせてください政治経済学は資本主義
00:53をテーマに分析する学問です特にその中で
00:58企業というものま他もそうですけど抽象的
01:02に考えます企業というものをここでは資本
01:05として論じますえ政治経済学は資本主義
01:10分析数がゆえに企業というものは主役に
01:13なりますただここでは企業そのものを知る
01:17ことが目的ではありませんこの企業資本と
01:21いうものを知ることを通じて企業資本の
01:25振る舞いが経済社会に与える影響はどの
01:28ようなものがあるのかこの点を批判的に
01:31考察し課題を発見しそしてその課題を解決
01:36するすなわちより良い社会にどのように
01:40つがるかということについて考えるこの
01:43ような学問です企業を知りたいではなく
01:46企業というものはどうあるべきか今どうな
01:49のかみたいなのを批判的に考察するていう
01:52ことがこの政治経済学の大きな分析資格と
01:56なり
01:57ますそもそも資本企業の目的って何
02:01でしょうか企業の目的というものは生産
02:05活動を通じて利潤を獲得することですその
02:09利潤を獲得することで資本というものを
02:12増殖することを目的にしますえそのために
02:16必要なものとして今
02:19まで労働者というものを考えてきました
02:23労働者はなぜ企業に雇用されるのかその
02:27独特のメカニズムというものについて話を
02:30してきましたえここでは企業の目的である
02:35利潤というものをまず詳しく考察をして
02:38いき
02:39ます企業の目的である利潤はどのように
02:43生まれるのでしょうか以前お話した
02:46フレームワークでは1万円のものが3万円
02:50え4万円になりますここでプラス3万円
02:55分増えているわけですねこの3万円が利潤
02:59ですじゃあこの3万円どのように増えるか
03:02というと具体的にはまず1万円の元でをも
03:07に原材料であるここで日本書を作る場合
03:10ですので米を購入しそして労働者を雇用し
03:14ますそして労働者を雇用しその労働者に
03:19労働をさせます労働させることによってお
03:22米の物の形がえっとこのように日本酒に
03:26変わりますこれを生産活動と言いました
03:30そしてその生産活動の結果できたここで
03:33日本酒4本というものを販売することが
03:37できたならば日本主4本1本1万円だった
03:40として4万円になるなるわけですその
03:45結果えっとリジというものはえっとその
03:48結果1万円だったものが4万円にふれア
03:52上がりすなわち増殖しその3万円分生産
03:57活動によって増えた資産のことというもの
04:00をリジという風に呼びましたこれが今まで
04:04お話ししてきたえっとリジというものの
04:07説明です重要なのはここに労働というもの
04:11がいる必要であった労働がなければ物の
04:16転売であってお金を増やすことはできませ
04:18ん労働によって物の形を変えそれによって
04:22えっと企業はえっと利益というものを得る
04:25ことができるということが重要だったわけ
04:27ですでここでもう少し利潤というものを
04:31詳しく定義していき
04:33ます具体的にこの3万円っていうのはどう
04:37いう構成要素に分解できるのかっていう
04:39ものを考察していき
04:43ます利潤の定義です利潤は収入からコスト
04:49を引きます先ほどの例だったら収入は
04:524万円でしたそこからコスト1万円を引い
04:57て残ったものが利潤3万円となりますこの
05:02利潤をもう少し数式的に考察をしていき
05:05ます例えば価格をPそして相産室をラX
05:12算出1単位に必要な労働を多う算出1単位
05:17に必要な原材料をA労働1単位のコスト
05:21賃金をWと置いたとしますえこれはどの
05:25ケースかというとえこのように商品一単位
05:29を作のに労働が多うそして原材料がAだけ
05:33かかっこういうケースですえこの時投入
05:37する資本の大きさはいくらかというと賃金
05:41分そして原材料分このコストすなわちこの
05:46部分というのが資本の大きさになります
05:49資本の大きさは賃金がえっと労働一単位の
05:53コストWそれに労働あ算出量1単位に必要
05:58な労働を多うそしてそれをどれだけ作るか
06:01Xをかけたものこれが賃金コストそして
06:06えっと1部門において算数1単位に必要な
06:10原材料がAその価格がPそして何単位つう
06:14かがxこの量が資本というものになります
06:18えすなわち資本はコストですで次に収入は
06:25算数xに価格Pをかけたものが収入になり
06:28ますえこうすると収入からコスト資本を
06:33引いたその分が利潤の大きさになります
06:36えっと利潤の大きさPX-wx-apx
06:41このように書くことができますまた資本の
06:46利回りを利潤率と考えますすなわちえっと
06:49利潤っていうのはえっと利潤率Rか資本の
06:54大きさこれが理ですこのRを求めとそれは
07:01利潤を資本で割った大きさこれがこうなり
07:05ますこれが利潤率の大きさになります
07:09え図で書くとここ
07:14この原材料にあたんのがapx下WタX
07:21これの一定割合がリこの一定割合の大きさ
07:25この掛け算のここがえっとRすなわち
07:30えっと利率になり
07:32ます
07:35そして横この縦が利潤率を表す部分で横
07:40これが規模ですすなわちどれだけの生産量
07:45かXこれになるとするとえっと原材料
07:50コストがこれだけの面積面積の大きさそれ
07:55に対して収入がこの大きさとすると理の
07:59大きさはこの大きさになるこの大きさが理
08:03ですでこれは何によって決まるかっていう
08:05と規模の部分横の規模の部分とそして原
08:10材料からリジをどれだけ得られるのか
08:13コストからリジンを得られるこの効率これ
08:16によって決まってきますこうするとリジ
08:19っていうものは規模と効率によって決まる
08:23このように考えることができ
08:26ますえ要は理の要素として資本によ資本の
08:32大きさによってリジを得ることができます
08:36この大きさこの利回りをRとしてここの
08:40コストに対する利潤の大きさこれを利潤率
08:43と置き
08:45ますはいえこのようにリジの構成要素って
08:50いうものがまあの規模の部分この横の規模
08:53の部分とそしてこの原材料コスト労働を
08:58含めたコストからのえっと効率的な大きさ
09:02利潤率この2つによって考察できるという
09:05風に考える分析できますここから言える
09:10ことえっと資本は利潤を増やし資本を増大
09:14させます利潤を増加させる方法って何
09:18だろうかというと利潤を決めるのは規模と
09:23効率の部分でしたじゃあどうすればいいか
09:26利潤を増やすにはここで言う利潤のここで
09:29言うと利潤は規模と効率によって決まり
09:32ますじゃあ利潤をどうすればいいかという
09:34と規模を増やすか効率を増やすかどっちか
09:39なんですこの2つをすることによって
09:42リジンというものは増えていき
09:44ますと考える
09:46と利潤を増やす方法まず1投入資本を
09:51増やし算数量を増加させるすなわち規模を
09:54拡大させることこれがリジを増加させる
09:58方法ですもう1つ利潤率の上昇すなわち
10:02効率を上昇させることです具体的には賃金
10:06を低下させたり労働生産性の上昇や資本
10:09生産性Aやタの低下ですこの規模を増やす
10:14方法と効率を高める方法この2つの方法に
10:17よって利潤というものを増やすことができ
10:20ますしって企業というものは利潤を増やす
10:24ために規模を拡大させるか効率を上昇
10:28高めるかこの2つを考えるわけですえこの
10:32資本の目的という観点をこの第5項では
10:36考察します2回に分けます利潤を増やす
10:40方法とその影響として今回のテーマは規模
10:43の拡大ですそして次回来週は効率の追求
10:48利潤率の高め方というものを考察しますえ
10:52この利潤を増やす方法そしてそれはどの
10:55ような影響をもたらすのかについてここで
10:59は考えます規模を増やすためには資金調達
11:03が必要です企業の規模と資金調達はどう
11:07関係してくるのかまずその話をし資金調達
11:11の方法として株式会社というもののえっと
11:14特徴そしてそれが何をもたすのかについて
11:17考察を行いますそして次に規模を増やすと
11:22物をそれは物を売るっていうことです物を
11:25売り続けるっていうのは結構難しいことな
11:27んですどのようにて企業は物を売るのか
11:31そこにはどういうものがえっとあってどう
11:35いう仕掛けがあるのかということについて
11:37考察をしていきますえっと今週のテーマは
11:42リジを増やすための規模の追求というもの
11:44でこれから123と進んでいきますえっと
11:48前振りがちょっと長くなりましたがま
11:51えっとこれ次の動画で引き続きやっていき
11:58ます1企業の規模と資金調達ここでは企業
12:04の利潤を増やすために規模を拡大すると
12:08いうことに焦点を当てて分析を行っていき
12:10ます規模を拡大するためには資金が必要
12:14です資金の調達の仕方について考察を行っ
12:18ていき
12:19ます規模を拡大しさらなる利潤を獲得する
12:23ためには多大な資金が必要ですお金があれ
12:27ばいいけどお金がない場合様々な資金調達
12:31を考えなければいけませんその方法につい
12:34てまず説明していきます資金の調達の方法
12:39単純な方法としては自分で積み立てて自己
12:43資金を少しずつ増やしますただこの方法で
12:47は時間がかかってしまって特撮ではあり
12:49ませんどうしたら規模を簡単に拡大できる
12:55のかその答えとして外部からを集めて借り
13:00て大きくする方法がありますそのお金を
13:04外部から集める方法としては2つ特徴が
13:07あります1つは間接金融銀行のことです
13:12もう1つは直接金融で株式車載のことです
13:16え要は企業はお金を集める時にお金の余っ
13:21ている個人からお金を集めますお金の余っ
13:25ている人からお金を集めるわけですえどの
13:28ようにお金を集めるかというと銀行を解し
13:31て間接的にお金を集めるかもしくは余って
13:35いる人から直接お金を調達するかその2つ
13:39の方法しかありません銀行からお金を
13:43集める方法を間接金融と言いますこの場合
13:47個人無数の個人から銀行はお金を集め
13:52そしてそれを一期に資金の必要な企業に
13:55貸します企業は期日までにと元金を返済し
14:00なければいけませ
14:03んまた直接的にお金を集める方法として
14:07直接金融というものがあります方法として
14:10は株式であったり車載
14:13です株式の場合出資金の変換はありません
14:17えすなわち返さないでいいわけですただ
14:21毎年儲かった分の配当とともに経営に意見
14:25ができます要は出資書として株いうものを
14:29使ってそれによってその口を出した分だけ
14:32えっと口を出せるしそしてその分だけ
14:36儲かった分を配当として得られますでその
14:39権利は株権といいその権利の売買が証券
14:43市場においてされますえもう1つ直接金融
14:49の方法とし
14:52てあすいませんもう1つの方法として車載
14:55がありますえ車載は
14:59お金を返さないといけません記述になると
15:02銀行にお金を返すように個別にこの車載を
15:07買ってくれた人に利息分を加えて返済をし
15:10ますえ銀行に預ける場合に比べて召喚され
15:14ないリスクがあるがその分プレミアが高い
15:17すなわち個人から見るとある企業の車載を
15:20買うわけですでこの企業が潰れる可能性も
15:23あります潰れたらお金は返ってきません
15:26銀行の場合は企業が潰れても銀行が背負っ
15:30てくれてお金はちゃんと保証されますそう
15:33いう点で車載の方がリスクが高いしかし
15:36その分えっと得られるプレミアというもの
15:39は大きくなりますえこのよう
15:42にまとめますと規模を拡大するためには
15:46資金調達が必要ですその時金は返さない
15:50けど口は出すこのやり方として株式会社と
15:53いうものがありますえ出資者が債務に対し
15:57て有限責任症として株権は証券として売買
16:01が可能ですまた直接金融と間接金融の中に
16:06入りますが銀行や車載というものはお金を
16:10返してもらうから口は出さないというのが
16:12えっとこの銀行車載の特徴となり株式との
16:17大きな違いというものになりますでこの
16:21後考察するのは金は返さないけど口は出す
16:26株式会社というものこれが何をもたらし
16:29てんのかということについて考察を進めて
16:32いきます動画は続きます2株式会社所有と
16:39経営お金を出して返さないでいいけど口を
16:44出す株式会社というものは独特の特徴と
16:47いうものがありますここでは株式会社が
16:51経済に与える影響を考察しますえお金を
16:55出す以上様々な権限というものが株主に
16:59あり
16:59ますえっと具体的に見ていくと一定金額に
17:04よる出資とその出資言動内有限
17:07責任え企業活動を合議によって決定する
17:12教育権といってお金を出した人の発言権が
17:15高くお金をあまり出してない人の発言権
17:18っていうのは少ないです小さくなります
17:21また利益を配当としていることができる
17:24自衛権というものもありますでえっと教育
17:29で企業経営に口を出すんだけど基本的に
17:33教育権を経営者に委任するとともに経営者
17:37の非面権というものを持っています
17:40株式会社の場合は直接経営にタッチせず
17:44経営をする人選びます株主と経営者という
17:48ものが分かれていきます後で説明します
17:51そして株権というものは権利そのものの
17:53売買することができそして売買によって得
17:56られる利益をキャピタルゲインという風に
17:58に言い
18:00ますえ株主の権利株主総会の招集要求や
18:06総会監査薬の選任取締役監査薬の説明要求
18:11などなどえっと色々株主の権利っていう
18:14ものはあり
18:15ますはいえここでポイントになるのは株主
18:22と経営者これは一体化してないケースが
18:26あるというのが株式会社の特徴です
18:29出資者である株主は経営者に依頼します
18:35これプリンシパルエージェントなんですね
18:38依頼人そして経営者は株主の代理人として
18:43経営をお行います株主は依頼人であり経営
18:48者は代理人ですこれ何かと言うと依頼人と
18:53代人の関係ってえっと資本家と労働者この
18:59関係でも見ましたえっと依頼人である資本
19:02家はちゃんと働いてくださいって労働者に
19:05お願いしますそして労働者は働くか働か
19:09ないかっていう自由のも働く働かないを
19:13決断します依頼人である株のえ依頼人で
19:17ある新本家はちゃんと働いてほしいから
19:20えっと労働者が真面目に働くような
19:22インセンティブを与えましたでこれと一緒
19:26で株主
19:27はえっと依頼人で経営者が代理人
19:32ですまこうその関係性で言うと株主の言う
19:38ことを聞くかどうかは経営者の判断ですな
19:41ので株主は経営者の言うあ経営者株主は
19:46経営者
19:47の経営者がちゃんと株主の言うことを聞い
19:50てもらえるようにインセンティブを与え
19:52なければいけませ
19:54ん株主と経営者の目的は同じじゃありませ
19:58ん
19:59経営者は株主より会社のことを考えちゃい
20:02ます株主は要は配当や株価っていうものに
20:05重きを置きます経営者は配当や株価だけ
20:09じゃありません利益をどう出すか成長を
20:12どうするか株価をどうするか労働者を
20:15ちゃんがどうあるべきかそしてこの会社が
20:19長期的に存続するにはどうあるべきか
20:22みたいなことを色々考えます株主はどちら
20:26かというと配当株価のウトが高ですと
20:29考えると株主とえっと経営者の目的は一致
20:34するかもしんないし一致しないかもしん
20:37ないということになりますで特徴として
20:41あげられるの
20:43は51%の株主が置団結すれば経営者は
20:48株主の意行を尊重しますなぜなら尊重し
20:52なければ解職されるわけ
20:54ですしって株主は分散化するなで51%
21:00以上確保した場合株主の力が強くて経営者
21:04は株主の移行を決定あ見ないといけない
21:09そして株主の移行で配当を決定しそして
21:13経営は経営者が行う行うというこういう
21:15フレームワークになりますただ本来株主
21:20っていうものはま経営者株主の方を見るん
21:23だけど株の売買が繰り返されるとどうなる
21:26かというとこのように100%誰かが株を
21:30持ってたらいいんだけど売買を繰り返さ
21:32れると49と51%いう形でえっと細分化
21:38していきますでこれぐらいだったらまあ
21:4051%の方向いて経営者は経営すればいい
21:43か株主の移行は尊重されますしかしもっと
21:47細分化されていく
21:50とこんな状況になりますでこうなると株主
21:56が細分化されその場合経は株主の移行を
22:00尊重しなくても解職されにくい状況になっ
22:03てしまいます今までだったらこ全部が1つ
22:08の株主であったり大株主がいたりすると
22:11経営者は株主の言うことを聞きますでここ
22:15まで行くと51%集まって一致団結するっ
22:19ていうことがなかなか株主ができなくなっ
22:21てしまいますそうなると経営者は株主の
22:25移行をそこまで尊重しなくてよ良くなる
22:29わけです株主が細分化した場合株主の発言
22:33力は低下しますその場合経営者は株主を
22:37尊重しない決定をする可能性が出てき
22:41ますはいなのでこの株主と経営者で言うと
22:46経営者の力が強く
22:48なるかえっと会社を所有してんのは株主
22:52ですしかし経営してんのは株株主の意行を
22:57引かない経営者だったとするとここで所有
23:01と経営が分離している状態になり
23:05ますこういうことが起きてしまうわけ
23:08ですこうなる
23:10と会社は大のものかという視点で見ると
23:15ちょっと困るわけです近年会社は大のもの
23:19かという視点から株主の意行の尊重
23:22すなわち株主への利益還元が主張されてい
23:25ますえそのため経営者に株の移行を尊重さ
23:29せるような制度設計がなされるようになり
23:32ましたどうするかというと簡単なんです
23:35株主と経営者のメリットを同じえっとこれ
23:39を同じにすればいいわけです同じにする
23:42ように経営者の報酬を株価とリンクさせる
23:46ストックオプションの導入株主の経営参加
23:49が導入されています要
23:52は株主にとってのメリットは株価を上昇さ
23:56せることじゃあ経営のメリットも株価の
24:00上昇にしてリンクさしやったら経営者の
24:03意行と株主の意行が一致するようになるん
24:08ですこのように今までは経営者のことを
24:11考えない経営をしてたのが制度が変わる
24:15ことによって経営者の法を考える制度に
24:18変わりますま経営者にインセンティブを
24:21与えるという点ではプリンシパル
24:23エージェントなんですねでこのような制度
24:26の変更が経済全体に影響はどうなる
24:29でしょうかこの点をもう少し考えていき
24:33ますえっとサムエル坊主のえっと議論の中
24:38にえっと事業選択と配当の決定というもの
24:41があります株主を尊重する市内は配当と
24:46事業選択の選択順に影響するという議論
24:50です要は経営者が株主の移行を尊重する
24:54場合と経営者が株主の移行を尊し
24:59場合この2つによってえっとどっちどう
25:05インセンティブを与えた方がいいのかって
25:07いうのが異なるフレームワークがあります
25:10えっと経営者が株主の移行を尊重する場合
25:14このような場合株主は事前に配当を決めて
25:18事業選択を経営者が事後に決めるようにし
25:23ますで他方を経営者が株主の移行を尊重し
25:27ない場合経営者が事業選択を事前に決定し
25:31た後に配当を決め
25:34ます配当を配当と事業選択これとこれの
25:40順番を経営者が株主の移行を選択する場合
25:44はこっちを1にしてこっちを2番目に決定
25:48します逆に経営者が株主の移行尊重しない
25:54場合事業選択をまずしてそれから配当の
25:58決定をするこのように順番を変えるわけ
26:02ですでこの2つ事業選択と配当どっちを先
26:08にした方がいいのかということを考え
26:12ます考えた結果どうなるかというとえっと
26:16結論で言いますと経営者が株主の移行を
26:19尊重する場合と尊重しない場合では行動に
26:22違いが出ますはい経営者が株主の移行を
26:26尊重する場合すなわち株主のを考える場合
26:29配当を引いた残業のデジを最大するように
26:32事業選択を経営者が行う株主は経営者の
26:36行動前提に配当を決定する要は経営者が
26:42どのように行動するかを折り込んで株主は
26:46配当を事前に決めるそしてそれに基づい
26:51て経営者が事業選択を決定します
26:57他方経営者が株主の移行を尊重しない場合
27:00えこの場合は経営者が売上と利益を最大に
27:04する事業選択を行いその後配当を決定し
27:09ますこれは何をもたらすかって言うとま
27:13順番がどうっていうのはちょっと難しいん
27:15で直感的な結論だけ申し上げますとこう
27:18なり
27:19ます経営者が株主の移行を尊重せずに事業
27:25規模を決定する方が事業規模が大きくなる
27:29経営者が株主の移行を尊重する場合企業の
27:34売り上げと利益を最大にせず株主の配当
27:38のみを最大にするすなわち企業の売上と
27:41利益は最大になりません他方経営者が株主
27:46の移行を尊重しない場合自分で決定する
27:49場合企業の売上と利益を最大にして利潤を
27:53株主と経営者で分配するこのようになり
27:57ます
27:59異なってくるところはここです経営者が
28:02株主の移行を尊重するアメリカ型の
28:06場合企業の売上げと利益は最大にしません
28:11最大にするのは配当のみ
28:14です経営者が株主の移行を尊重しない場合
28:19配当を最大にしません企業は売上と利益を
28:23最大にするとすると企業の規模が異なって
28:27きます
28:29株主の移行を最大にする場合はちょっと
28:32小さいサイズ株主の移行を尊重しない場合
28:36は大きい事業規模になりますえこのよう
28:43に経営者が株主の移行を尊重する場合と
28:48尊重しない場合で企業の規模売上利益と
28:53いうものが異なってきます
28:58まとめです株式会社っていうもの
29:02は少数の株主になると株主より経営者の方
29:08が強くなり
29:10ますそして今それを株主の移行を尊重する
29:16ように戻そうという動きが出ています
29:19アメリカ型の経営っていうものはそういう
29:23経営スタイルですただそれは経済にどう
29:26いう影響を及ぼすんだろうかと言う
29:29とこの
29:32えっとアメリカ
29:35型そしてもう1つまあ旧来の日本型だいぶ
29:41日本も配当成功高くなりたんですけど
29:43アメリカ型の場合は企業の売上と利益は
29:46最大になりません日本型の場合企業の売上
29:50と利益は最最大になりますただアメリカ型
29:55は配当は最大になります日本は配当は最大
30:00になりませんとなると経済的に規模を
30:04でかくするのはどっちかって言と実は
30:07こっちなんです配当という点ではアメリカ
30:11の方が高い
30:12けど企業規模で言うならばアメリカの型の
30:17方が小さくなってしまいますこのような
30:21違いが出てくるきますまとめると経済規模
30:25で言うと株主の意行を無視する方が株主の
30:29意行を尊重するより望ましいということに
30:33なります株主の意行を尊重するより経営者
30:37が事業決定と配当を決定した方が経済全体
30:41としては望ましいという結果になります
30:45なんか株式会社化というものによって企業
30:49規模をでかくするとまより経済は効率化
30:52すると思うかもしれませんがその中で会社
30:56は株主のものであるとして株主が配当を
31:00高めるように企業に圧力をかける場合株主
31:04と経営の経営者の関係プリンシパル
31:06エージェントの特性上経済全体には
31:10望ましくないという結論になるという結論
31:14になり
31:15ます多分皆さんの中ではびっくりする結果
31:18かもしれませんがこの株式会社化という
31:22ものは実は社会全体の中でえっと株主の
31:26移行を尊重すると望ましくない結果を
31:29もたしかねないというこういう一面もあ
31:32るっていうことをここでお伝えしたいし
31:35ます
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