【簿記検定】収益と利益の違いを分かりやすく解説!

CPAラーニング
18 Nov 202207:35

Summary

TLDRこの動画では、簿記初心者が混乱しやすい「収益」と「利益」の違いについて解説しています。収益は獲得金額を意味し、利益は収益と費用の差額、つまり儲けの金額を表します。重要なのは、収益は財務諸表の5要素に該当するのに対して、利益は該当しないという点です。具体的な仕訳例を通じて、商品を300円で仕入れ、500円で売る場合の仕訳を説明し、費用と収益がどのように損益計算書に反映されるかを解説しました。最後に、収益と利益は仕訳書には直接出現しないが、収益と費用の差額として利益が計算され、それが損益計算書に表示されるプロセスを簡潔に説明しました。

Takeaways

  • 📝 収益とは獲得した金額を意味し、売上の例として500円獲得した場合にその金額が収益です。
  • 📊 利益とは収益と費用の差額を意味し、儲けの金額となります。500円の収益から300円の費用を差し引いた場合、200円が利益となります。
  • 🔍 収益と利益は名前が似ていますが、収益は5要素の1つであり、利益は5要素には該当しません。
  • 🧾 収益は仕訳帳に出てくる5要素に該当するため、直接仕訳帳に記載されます。一方、利益は仕訳帳には直接出現せず、損益計算書の差額として計算されます。
  • 💡 収益は資産、負債、純資産、収益、費用の5要素のうちの1つとして扱われます。
  • ⚖️ 利益は収益と費用の差額として計算され、損益計算書において利益を算出します。
  • 🛍️ 商品を300円で仕入れ、500円で売るという取引の場合、その仕訳は商品仕入れ300円と売上500円を表します。
  • 📊 費用300円と収益500円を損益計算書に記載し、その差額200円が利益となります。
  • 📋 利益は、収益と費用を比較して算出した結果であり、それが会社の儲けを表す指標となります。
  • 📈 簿記の学習者にとって、収益と利益の違いを理解することは、財務諸表の作成と経営状況の把握において非常に重要です。
  • 🎓 この動画は簿記を学ぶ人々にとって役立つ情報を提供し、収益と利益の違いをわかりやすく解説しています。
  • 🔗 CPIラーニングでは簿記の3級、2級の講座が無料で提供されており、教材も無料でダウンロード可能です。

Q & A

  • 収益と当期純利益の違いは何ですか?

    -収益は獲得した金額を意味し、当期純利益は収益と費用の差額を意味します。収益は5要素に該当するため、仕訳に出てくるのに対して、利益は5要素に該当せず、損益計算書の差額として計算されます。

  • 簿記の5要素とは何ですか?

    -簿記の5要素とは、資産、負債、純資産、収益、費用の5つのことです。収益はこの5要素に該当しますが、利益は該当しません。

  • 収益と費用の仕訳はどのように行われますか?

    -収益と費用の仕訳は、収益が500円で費用が300円の場合、収益は500円、費用は300円として仕訳されます。利益はこれらの差額として計算されます。

  • 利益がどのように計算されるか説明してください。

    -利益は収益と費用の差額として計算されます。例えば、商品を300円で仕入れ、500円で販売した場合、利益は売上の500円から費用の300円を差し引いた200円となります。

  • 収益と費用の差異が簿記上どう影響を与えますか?

    -収益は5要素に該当するため、仕訳に直接出てくる一方で、利益は5要素に該当しないため、直接仕訳に出てこないが、損益計算書の差額として計算されます。

  • 簿記の3級や2級の資格を取得するにはどうすればよいですか?

    -CPIラーニングでは簿記の3級や2級の講義が無料で提供されています。また、教材も無料でダウンロード可能です。興味がある場合は、CPIラーニングの会員登録をすることをおすすめします。

  • 商品を購入し、売却した際の仕訳例を教えてください。

    -商品を300円で購入し、500円で売却した場合の仕訳は、費用として300円、収益として500円が記録されます。

  • 簿記の基本的な原則は何ですか?

    -簿記の基本的な原則は、収益と費用を正確に把握し、それらの差異を通じて利益を計算することです。また、5要素に基づいて財務状況を整理し、経営状況を明確にすることです。

  • 売上高と収益は同じ意味ですか?

    -売上高は収益の一形態ですが、同じ意味ではありません。収益は獲得した金額を意味する広い概念であり、売上高はその中の一つの代表的な例です。

  • 簿記の学習を始めるにあたって、最も重要なポイントは何ですか?

    -簿記の学習を始めるにあたって、最も重要なのは収益と費用、そしてその差額による利益の概念を理解することです。また、5要素を理解し、それに基づいて財務諸表を作成するスキルを身につけることが重要です。

  • 損益計算書とは何ですか?

    -損益計算書は、企業の事業活動によって生じる収益と費用を整理し、その差額である利益を算出する書類です。これは企業の経営成績を把握する上で非常に重要な役割を果たします。

  • 簿記の学習をサポートするオンラインサービスとしておすすめのものはありますか?

    -CPIラーニングは簿記の学習をサポートするオンラインサービスのひとつで、簿記の3級や2級の講義が無料で提供されています。また、教材も無料でダウンロード可能です。

Outlines

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📚 収益と利益の違いを解説

森川が解説するのは簿記の基礎概念である収益と利益の違いです。収益は獲得した金額を意味し、利益は収益と費用の差額、つまり儲けの金額を表します。森川は、収益と利益の違いを理解するために、5要素(資産、負債、純資産、収益、費用)に該当するかどうかを説明します。収益は5要素の1つであり、仕訳に出ますが、利益は5要素に該当しないため、仕訳には直接出てきませんが、損益計算書の差額として計算されます。

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🔍 具体例を通じて収益と利益の関係を理解

森川は具体例を使って収益と利益の関係を説明します。商品を300円で仕入れ、500円で売り上げた場合の仕訳を通じて、収益と費用がどのように仕訳に出てくるかを解説し、その後で利益がどのように計算されるかを説明します。収益は売上の500円であり、費用は商品を仕入れた300円です。この結果、利益は収益と費用の差額として200円と計算されます。森川は、この動画を通じて視聴者が収益と利益の違いを理解できるようになることが目標です。また、CPIラーニングのサービスについても紹介しています。

Mindmap

Keywords

💡収益

収益とは、獲得した金額を意味します。これはビジネスにおいて売上の増加や利益の生成に直接関係しています。ビデオでは、商品を300円で仕入れて500円で販売した場合、その獲得した500円が収益となります。収益は5要素の一つとして、仕訳帳に直接反映されます。

💡当期純利益

当期純利益とは、収益と費用の差額を指し、実際に儲けた金額を意味します。ビデオでは、商品を500円で販売し、その費用が300円の場合、200円の差額が当期純利益となります。これは5要素に該当しないため、仕訳帳には直接出現しないが、損益計算書で計算され、利益の計算結果として出現します。

💡費用

費用とは、商品やサービスを提供するために必要なコストを意味します。ビデオでは、商品を仕入れた際のコスト300円が費用の一例です。費用は収益から差し引かれた結果として、当期純利益に反映されます。

💡5要素

5要素とは、貸借対照表と損益計算書に登場する資産、負債、純資産、収益、費用の5つの要素を指します。ビデオでは、収益が5要素の1つとして仕訳帳に登場し、当期純利益は5要素に該当しないことが説明されています。

💡仕訳帳

仕訳帳とは、企業の会計処理において、取引を記録する財務報告書です。ビデオでは、商品を仕入れたり販売したりする際の取引が仕訳帳に記録され、収益や費用を示すことができます。

💡損益計算書

損益計算書とは、企業の収益と費用を比較し、利益や損失を算出する財務報告書です。ビデオでは、収益と費用の差額が損益計算書で計算され、当期純利益が算出されるプロセスが説明されています。

💡簿記

簿記とは、企業の財務状況を記録し、整理するプロセスを指します。ビデオの主題は簿記に関する知識を解説し、特に収益と当期純利益の違いについて説明しています。

💡売上

売上とは、商品やサービスを販売することで獲得した金額を意味します。ビデオでは、売上が収益の一形態として挙げられており、商品を500円で販売した際の売上が収益の例として用いられています。

💡差額

差額とは、2つの数量や金額の間の差を指します。ビデオでは、収益と費用の差額が当期純利益となり、それが企業の儲けを表す重要な指標となります。

💡貸借対照表

貸借対照表とは、企業の資産、負債、純資産を示す財務報告書です。ビデオでは、収益が5要素の一つとして貸借対照表に登場する要素として触れられています。

💡CPIラーニング

CPIラーニングは、ビデオの講師が所属する学習プラットフォームであり、簿記の3級や2級の資格取得支援や無料教材提供が行われている団体です。ビデオの最後で、視聴者がチャンネル登録やCPIラーニングへの会員登録を促されています。

Highlights

収益と当期純利益の違いについて説明します。

収益は獲得した金額を意味し、利益は収益と費用の差額、つまり儲けの金額を意味します。

収益と利益は名前が似ていますが、重要な違いがあります。

収益は5要素の一つですが、利益は5要素には該当しません。

5要素とは資産、負債、純資産、収益、費用の5つのことです。

収益は仕訳帳に出てくるのに対して、利益は直接仕訳帳には出てこない。

具体例として、300円で商品を仕入れ、500円で売る場合の仕訳を説明します。

売上は収益に該当し、商品を仕入れた費用は収益に該当します。

利益は、収益と費用の差額として損益計算書で計算されます。

収益は5要素に該当するため仕訳帳に登場し、利益は差額として損益計算書に登場します。

収益と利益の違いを理解することで、簿記を勉強する際の混乱を避けることができます。

CPIラーニングでは簿記の3級2級の講義が無料で受け入れられ、教材も無料でダウンロード可能です。

講義は実際に講師が行っているため、質の高い学習が可能です。

チャンネル登録を通じて、簿記を勉強する方に役立つ情報を随時発信していきます。

収益と利益の違いを理解し、簿記の基礎をしっかりと身につけることが重要です。

収益は売上の獲得金額を意味し、利益は収益から費用を差し引いた儲けの金額です。

簿記の基礎を理解することで、ビジネスの世界で成功するための鍵を握ることができます。

Transcripts

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皆さんこんにちはシンデランニングの森川

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です今回も

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簿記を勉強する方にとって役に立つことを

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ですね

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解説していこうと思います早速なんです

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けれども今回のテーマはこちら

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収益と当期純利益の違いについて説明をし

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ます今回このホワイトボードにおいては

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利益と略してしまいましたが

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収益と当期純利益名前が非常に似ています

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違うのは

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漢字の1文字目だけですので

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初めて簿記を勉強する方からすると

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収益と利益どう違うんですかということが

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なかなか

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理解がしづらいかなと思いますそこで今回

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はこの点についてわかりやすく説明をして

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いこうと思いますでまず早速なんです

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けれども

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結論から言っちゃいます

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収益と利益この2つは何ですか」って言う

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収益っていうのは

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獲得した金額

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利益っていうのは

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収益と費用の

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差額そしてその意味は

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儲けの金額になりますでこの点は非常に

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大切なので1回ここに書いてしまいます

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[音楽]

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はい今こちらに書き終わりました

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収益は

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獲得した金額のこと

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利益っていうのは

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差額の概念でその意味合いは

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儲けの金額のことという風になりますで

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まずこの点なんですが確かにそうだなと

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いうことはわかるかなって思います

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収益

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代表例は売上ですよね500円売上増し

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たって言った場合には500円

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獲得したを意味しますので

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収益っていうのは獲得した金額を意味する

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なと一方で

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利益っていうのは収益と費用の差額もし仮

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に300円の費用をかけて500円獲得し

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た場合300と500の差額で利益が

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200という風になりますでだとすると

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利益は差額だなとでこの

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収益と利益の違いというのは説明受けた

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場合には確かになということがわかると

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思うんですねなんですけれどもここで

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ちょっと理解を止めてしまうと結構簿記を

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勉強する上で

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混乱する画面が出てきてしまいますなので

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今回はもう一歩踏み込んでいきましょう

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じゃあどう踏み込んでいくかっていうと

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この2つの決定的な違いは

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五要素かどうかです

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結論言っちゃいます

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収益は5要素の1つなんですね一方で

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利益は

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誤要素には

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該当しませんでそもそも5要素って何で

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したっけ」って言うと

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貸借対照表と

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損益計算書に乗っかる5個の要素のこと

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具体的には資産

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負債純資産そして

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収益費用これはご要素なんですね今言った

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資産負債純資産収益費用の中には

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収益はありますけれども

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利益についてはありませんですので

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収益はご要素に該当して

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利益についたご要素には該当しないでこの

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ご要素に該当するかどうかっていうのが

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この2つの決定的な違いと思ってください

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じゃあ5要素に該当するかどうかで何が

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どう変わるかっていうとそれは一つ仕分け

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に出てくるかどうかです言ってしまうと

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誤要素の収益は仕分けで出てきます一方で

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5要素に該当しない利益についた仕訳とし

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ては出てこないんですねでこの点について

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具体例使って解説をしますで今回は簡単な

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具体例を用意しました300円で商品を

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仕入れましたでその商品を500円で

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売り上げましたとじゃあ一旦とりあえず

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この2つの取引について仕訳を書いていき

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ましょうこれについては1回勉強した方に

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とってはそんなに難しくない仕訳かなと

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思いますで先にパート書いてしまいます

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はいかけました今回はちょっとですね代金

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を現金で払ったのか

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賭けなのかっていうのはちょっと曖昧です

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のでまるまると相手勘定してしまったん

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ですけれども一応大事なポイントだけ見て

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いただくと商品買った場合には仕入れ

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300で商品売った場合には売上500

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このような仕訳になりますでこの時に5

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要素に注目しましょうCAは何ですかと

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言うと

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費用ですよね一方で売上は何ですかって

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いうと

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収益ですでここからわかる通り

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収益と費用っていうご要素に該当するもの

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は仕訳に出てきていますけれども

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利益については仕訳には出てきませんで

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確かになということを納得していただいた

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上でじゃあ利益はどこで出てくるんです

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かっていうとそれは仕分けの先です

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具体的には

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財務諸表を作った時に出てくるものなん

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ですねで今回はこの仕訳しか行われなかっ

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たっていうことを仮定して

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損益計算書を作ってしまいます今回

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費用は300収益は500ですので金額

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だけちょっと書いてみると

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費用の方には300が乗っかってきます

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一方で収益の方は500という風に

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乗っかってきますこういった形で

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費用と収益は仕分けの通りに

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損益計算書に出てきますで利益はどう

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なるかっていうとその差額として

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計算されるんですね今回は300と500

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の差額300かけて500獲得しましただ

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から利益は200だよと

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このようにして

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利益は登場します

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利益の200円はどう出てきたかというと

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仕訳には直接出てきませんその駅計算書を

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作ってみた時に

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収益と費用の

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差額として出てくるものこれが利益なん

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ですねですのでもう1回こちら見てみて

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ください

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利益って何ですかっていうと確かに儲けの

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金額なんですがもっと大きな視点で見て

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みると

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差額の概念になります何の差額かっていう

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収益と費用の

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差額ですで繰り返しになってしまいますが

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利益はご要素ではないでその結果として

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仕訳に出てくるのか出てこないのかこの点

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が違うよという風になりますはい今回の

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動画はここまでという風になります最後に

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今日のまとめだけ簡単に説明しておき

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ましょう

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収益と当期純利益何が違うかっていうと

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収益は5要素に該当するだから仕分けとし

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て出てくるよ一方で利益についてはご要素

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には該当しないなので仕分けでは直接出て

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こずに

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損益計算書の差額として

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計算されるものこういう違いになります

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もし今回のこの動画を見ていただいた方の

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中で

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収益と利益の違いわからなかったけど見る

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ことによって

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理解できたという風になっていただければ

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幸いですでこのチャンネルにおいてはこう

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いった形で

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簿記を勉強する方にとって役に立つことを

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ですね随時発信していきますのでぜひ

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チャンネル登録をお願いいたしますまた

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CPIラーニングでは簿記の3級2級の

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工事が無料で受け入れて教材も全て無料で

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ダウンロード可能という風になっており

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ますその講義は私が実際にやっております

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ですのでもしその辺も興味があるなという

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方についたらぜひcpringへの会員

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登録もお願いいたします

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じゃあそうしましたまた次の動画でお会い

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しましょうバイバイ

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