【タブーなきエネルギー討論】成田悠輔が考える原発リスク／人口減少でも電力需要は減らない／10万年先の出口戦略の意味／課題先進国のエネルギー戦略／再生エネルギーで日本は勝てるか【日本再興ラストチャンス】
Summary
TLDR日本のエネルギー問題について、人口減少が持続的な電力需要に与える影響や、再生可能エネルギーの活用、原子力発電の課題などが議論されました。議論の中で、日本が持つ独自の強みを活かしたエネルギー戦略の重要性が強調されました。また、技術的な進歩や社会的な変化によって、将来のエネルギー需要や供給が変容する可能性についても触れられました。最後に、国民がエネルギー問題の複雑性と重要性を認識し、持続可能な社会を目指すための取り組みが必要であると結論づけられました。
Takeaways
- 🌟 日本のエネルギー問題には、人口減少という「強み」と「課題」が存在する。人口が減っても電力需要が減らない可能性があるため、エネルギー政策は複雑化している。
- 🔋 原子力発電の廃棄物の処理は非常に重要な問題であり、10万年後にも影響を及ぼす可能性がある。専門的な戦略が必要です。
- 💡 再生可能エネルギーの発展にも課題があり、風力発電などには天候などの自然条件による制約がある。
- 🌞 太陽光発電が日本の再生可能エネルギーの中でも発電割合が高く、注目されている。
- 🌐 日本は、エネルギーのポートフォリオを強化するために、海外の製造拠点を広げ、国際協力を重視してきた。
- 🚫 経路依存性の問題は、技術だけでなく考え方にも存在し、日本は様々な選択肢の中から最適なエネルギー戦略を見つける必要がある。
- 🏭 日本の産業界は、過去30年間で海外に拠点を広げ、国際協力を築きながら成長してきた。その経験を再生可能エネルギーにも活かす可能性がある。
- 📉 火力発電が日本の電源構成の70～80%を占めており、化石燃料からの脱却が求められている。
- 💭 将来の社会は変化し、現在の問題に対する考え方も変わる可能性がある。そのため、柔軟性のあるエネルギー戦略を構築する必要がある。
- 🏙️ 都市計画や住宅の持ち方も、エネルギー効率を向上させるために変えていく必要があると東京都は提唱している。
- 💰 経済的なインセンティブが、太陽光パネルや蓄電池の導入を促進しているが、一般市民がその利点を認識していない問題がある。
- 🤔 社会的な合意をとる必要性と、エネルギー問題に対する国民の理解を深める必要性が強調されている。
Q & A
日本が持つエネルギー面での強みは何ですか？
-日本は人口が減っていても電力需要が減らないという特徴があります。また、日本独自の産業技術や国際協力の仕組みを活用して、エネルギー問題に対処する強みを持っています。
日本の原子力発電についてどう考えられますか？
-原子力発電は、廃棄物の処理や安全問題など、深刻な課題を持っています。しかし、同時並行で使用する必要があるという意見もあれば、使わなければならないという意見もあります。
福島の廃炉現場で扱われているアルプス処理水とは何ですか？
-アルプス処理水は、トリチウムが含まれている水です。トリチウムは半減期が10万年と長い放射性物質であり、適切な処理が必要です。
日本の再生可能エネルギーの現状はどうですか？
-日本の再生可能エネルギーの中では、太陽光発電が最も発電割合が高く、次に水力発電が続きます。原子力は10%未満となっています。
日本のエネルギー問題に対する解決策として考えられるものは何ですか？
-日本の産業界が海外に製造拠点を広げた経験を生かし、国際協力を通じて共に成長し、エネルギー問題に対処する方法が考えられます。また、日本の技術力を活用してスマートグリッドのような高度な制御技術を導入するなど、多岐にわたる選択肢があります。
日本の風力発電の現状はどうですか？
-日本は風力発電に向いていないとされており、かつては世界トップのメーカーがいたにもかかわらず、現在はヨーロッパや中国のメーカーが主流を占めています。
日本のエネルギー消費量を減らすために必要なことは何ですか？
-日本のエネルギー消費量を減らすためには、生活スタイルの見直しや、効率的な技術の導入が必要です。例えば、共有型の冷蔵庫や熱源、蓄電池の活用などが考えられます。
日本の電力需要が減らない理由は何ですか？
-日本の電力需要が減らない理由として、高齢化が進むことで自宅で過ごす時間が増える傾向があります。また、EVの普及など、新たな電力需要が生まれています。
日本の原子力発電所の設置について考えられる方向性はありますか？
-原子力発電所の設置については、国土の中で専用のエリアを作る方向性などが考えられますが、その良いことかどうかは議論の余地があります。
日本のエネルギー問題に対する国民の意識はどのようになっていますか？
-日本のエネルギー問題に対する国民の意識は、減少傾向にあるとされています。供給が安定しているため、意識を減らしているとされています。
日本のエネルギー問題に対する今後の展望はどうですか？
-日本のエネルギー問題に対する今後の展望は、脱原発や再稼働など、様々な選択肢があるものの、社会的な合意をとることが難しく、選択肢を決定することが重要です。
Outlines
😀 日本のエネルギー政策と原子力発電の課題
第1段落では、日本のエネルギー状況と原子力発電についての議論がされています。人口減少が進む中、電力需要が減らないという懸念があり、原子力発電の課題である放射性廃棄物の処理方法や、将来の社会への影響について語られています。また、原子力発電を抜きにして議論を進めることの難しさにも触れています。
😉 日本のエネルギー事情と再生可能エネルギーの強化
第2段落では、日本のエネルギー事情や再生可能エネルギーの強化が話し及ばれています。日本は風力や太陽光などの持続可能なエネルギー源に恵まれておらず、海外から輸入しないといけないという問題があります。さらに、日本の産業界が海外に製造拠点を広げた経験から、国際協力を通じて成長し、エネルギー問題にも同じアプローチを用いていくべきだと提案されています。
😢 原子力発電所の設置と社会的な合意の難しさ
第3段落では、原子力発電所の設置とそれに伴う社会的な合意の難しさが議論されています。日本は限られた土地面积であり、原発の設置場所が問題となることから、将来の変化に柔軟に対応できる考え方が必要だと指摘されています。また、人口減少が進む中で、電力需要が減らない可能性があることも述べられており、その理由として高齢化が進むことで自宅で過ごす時間が増加し、電力消費量が減らない理由が説明されています。
🤔 再生可能エネルギーの活用と日本の企業の役割
第4段落では、再生可能エネルギーの活用と日本の企業が果たす可能性について語られています。日本の企業はコントロールやエンジニアリングの強みを持っており、再生可能エネルギーを活用する際にもそのスキルが活かせる可能性があるとされています。また、スマートグリッドのような技術を用いて、電力の供給と需要を細かく制御し、効率的に利用することができると提案されています。
😃 エネルギー問題への国民の理解と生活スタイルの変革
第5段落では、エネルギー問題への国民の理解と生活スタイルの変革が話し及ばれています。生活スタイルの見直しや、エネルギー消費量の削減が求められており、マンションでの共有生活スタイルの提案など、新しい生活様式の考え方も紹介されています。さらに、東京都が推進する太陽光パネルや蓄電池の補助金制度についても触れ、エネルギー効率の向上を目指す取り組みが行われていることが述べられています。
Mindmap
Keywords
💡エネルギー
💡原子力発電
💡再生可能エネルギー
💡廃棄物処理
💡経路依存性
💡人口減少
💡スマートグリッド
💡経済社会
💡インフレ
💡脱炭素社会
💡デジタルクローン
Highlights
日本のエネルギー政策に関する議論で、人口減少がエネルギー需要の変動に与える影響について述べています。
電力需要が減少しない場合でも、日本の電力自由度が高いという特徴があると指摘。
原子力発電の課題として、処理しなければならない廃棄物の問題が挙げられています。
原子力発電を使わない選択肢についても議論し、社会が直面する現実問題への対処方法が重要だと述べています。
福島の廃炉現場で放出されるトリチウムの問題とその半減期が10万年と長く、重大な問題であることが強調されています。
将来の社会が変わると予想され、現在の問題が解決される可能性があるとの見方が示されています。
化石燃料が思った以上に減少しないという現実と、それに対処するための日本の取り組みが語られています。
日本の産業界が海外に製造拠点を広げ、国際協力を築くことでエネルギー問題に対処してきた経験が評価されています。
日本の電源構成の70～80%が火力発電であり、原子力は10%未満となっている現状が紹介されています。
日本の再生可能エネルギーの将来性と、風力発電の進展について語られ、日本のメーカーが世界市場から撤退した背景が説明されています。
日本の社会が持つ「持たざる国」という特徴と、これからのエネルギー戦略について議論されています。
日本のエネルギー問題に対する解決策を見つける必要性と、その選択肢が多数ある中で最適解を見つける難しさが述べられています。
日本のエネルギー消費量の減少と、生活スタイルの変化が密接に関係しているという視点が提示されています。
東京都が推進している太陽光パネルと蓄電池の組み合わせによる補助金制度が紹介され、その効果が語られています。
国民がエネルギー問題の複雑性について理解し、社会的な合意をとる必要性が強調されています。
生活スタイルの変革と、それに伴うエネルギー消費の削減が、日本の将来のエネルギー問題解決に向けた重要なステップであることが示されています。
Transcripts
00:00エネルギーに関する日本の強みがあるとし
00:02たら人口が減ってるっていうことは強みな
00:04んじゃないこれ強みですねいやただ人口が
00:07減ってもですね意外と電力自由って減らな
00:09いっていう場合もあってもたざる国日本
00:11っていう特徴があるんですよそうすると
00:14日本ならではの強みはないっていうことに
00:17なるエネルギーに関しエネルギー権はあり
00:19ませんまよく言われる日本は課題先進国
00:36[音楽]
00:42出口戦略がないのにまだ続けちゃっていい
00:45のかしらっていうのが素朴な疑問として
00:48あるんですねそこはあの非常に重要な
00:49ポイントで出口戦略は
00:53必ず持たなきゃいけないはいで原子力発電
00:57症で出た廃棄物これはちゃんと処理し
01:01なきゃいけばないそれを抜きにして勝つ
01:03原子力っていうのもありえないと思うん
01:05ですよねそれやるのが当然だけど原発も
01:08使ってかなきゃいけない並行してえですね
01:11原子力は使わなければならないっていう
01:13ところから議論始めると議論がちょっと
01:17おかしくなってしまうので原子力を使っ
01:20たらこういう問題が起こりますよね現実の
01:22問題として社会としてそれに直面していか
01:25なきゃいないのでじゃそれに対してどう
01:27対処すべきなのかっていうことも含めてで
01:30取り組んでいかなければならない課題だと
01:32こういう風に思いますただ出口は10万年
01:36後とかなわけですよねはいえっとその
01:4010万年かけて処分しなければいけない
01:44ものとはい原子炉の中にある対処しなけれ
01:48ばならないものと中身が全然違いますので
01:51これはしっかり分けてえ議論すべきだと
01:54思うんですね例えば今福島の廃炉現場で
01:59アルプス処理水っていうものが放出を定期
02:03的に日本を始めましたあそこであのトリチ
02:06ウムっていうのがよくあのお報道されます
02:10けどもトリチムって皆さんよくご存知の
02:12あの水素の30水素なん同意体のものなん
02:17ですねでこの半減期っていうのが10万年
02:20かからないですね2サイクルすると1/2
02:24か1/2なんで1/4になっていくそう
02:27いったあの比較的い
02:30期間の短い放射性物質なんですねでそれと
02:34廃物処理をしなければならない放射性物質
02:37を感動すると話がおかしくなってしまう
02:41ですねそれはやっぱり分けて考えないけ
02:42ないそれ分けてというところで言うと出口
02:44戦略に関してまさに専門化だとも思います
02:46がこの原子力ってどどうなっていくんです
02:49かま難しいとこですよねどうなっていくの
02:52かっていうのはやっぱり結局今のお話も
02:55みんなこの将来の社会は変わるっていう
02:59ところだと思うんですよねだから今我々が
03:01これこんなに大変じゃないかって思ってる
03:03のはそうでもなくなるかもしれないし逆に
03:06今そこまでまずいと思ってないものが大
03:09問題になることもあってまそもそも原子力
03:11っていうのはもう今日2020何年ぐらい
03:15にはとくに化石燃料はなくなっているだろ
03:17うっていう風に考えた人たちが一生懸命
03:20開発したっていうところがあるわけなん
03:22ですよねなるほどでむしろ化石燃料って
03:24いうのは思った以上になくならなかった
03:27ために今日こうやって我々はあでもない
03:29こうでもないっていう風に言っている
03:30ところがあってあの70年80年前の人が
03:33思ったようにその時から20年30年で
03:36なくなってしまっていればうんもう嫌を
03:38なくサイエネか原子か多分そういうことに
03:41なってただと思うんですよねでその今の
03:44廃棄物のリスクとかそういうことも仮に
03:46例えば皆さんがよくご心配になるような
03:49被爆して発音するとかっていうのも何か癌
03:52の画期的な治療法が発明されて癌というの
03:56は今の我々が思っているよりはそんなに
03:58怖い病気ではないとかっていう風になると
04:01皆さんのそのリスクの受け止めだって
04:03変わってしまうかもしれないですしでも
04:06そんな希望的観測でいいんですかだ逆も
04:09ありますよね実はもっとこの細かく細胞
04:12レベルとかで見ると思っていた以上に複雑
04:15に色々人体に影響してるっていうことが
04:18科学研究で将来分かってしまうかもしれ
04:20ないですし気候変動がもっとすごく急思っ
04:23た以上に急激に進んで背腹は変えられな
04:26いっていう風になるかもしれないですし
04:28どうなるか分からないののでだからま今
04:30まで原子で難しいのは非常に小回りが効か
04:33ないというかま今ですと大体海外でも1期
04:36立てると1兆円はま必ずかそれを回収する
04:40のにやっぱり30年とかのこう期間を考え
04:43ないと投資を取り戻せないしかしこの非常
04:46に変化の早い世の中で今みたいに将来どう
04:49なるか分からないっていう風になってくる
04:50とぱ難しい部分も出てきますし廃棄物の
04:55問題も今の我々のそういう価値観でこう
04:58するのが一番だって決め肩をつけようとし
05:01ないことの方が道徳的倫理的にも正しいっ
05:04ていう倫理学者の意見なんかもあったり
05:06するんですねむしろずっともうしょうが
05:08ないから引き継いで面倒を見ていってま
05:12もっといい解決方法が出るまで待つことの
05:15方が倫理的だという意見の人もいたりとか
05:18して何度も言いますけどどの道も居の道
05:20ですしかつ将来のことはそうやって変化し
05:23て我々が思ってると全く違う考え方を20
05:27年50年先の人はするかもしれないてそう
05:30いう時になるべくそのさっきの経路依存性
05:33が聞きすぎないように小回りが効くように
05:36しておくにはどうしたらいいかっていう
05:38そういう観点でやっぱこの原子力の問題も
05:40考える必要があるかなて思いますね日本の
05:43エネルギーのそのポートフォリオの中で
05:45言うとま再生エネルギーに今後注力して
05:47いこうという流れもあると思うんです質問
05:49もいいてますあの勝者なども再エネ事業に
05:52積極的ですがえ日本ならではの強みって
05:55あるんですかということなんですよねま
05:57日本だからできることってあるんですかて
05:59ことだと思うんですがヒさんいかがですか
06:01いろんな表現の仕方があるんですけど
06:04あえてちょっと使わしてもらうと持たざる
06:06国日本っていう特徴があるんですよ風力
06:10あるじゃないかあるいは太陽あるじゃない
06:12かご指摘その通りなんですけど常に貿易風
06:15が吹いてるヨーロッパと日本必ず毎年
06:202030の台風が来る国とうん全然
06:24やっぱり資源の質と量が違うんですねそう
06:27いう意味では非常にエネルギーに関しては
06:32コストの高い国外から持ってこなきゃない
06:35自国にあるいわゆる再生艦のエネルギーも
06:37非常にコスが高いこれを逆手にとって過去
06:4130年日本の産業界がやってきたことと
06:44いうのは海外に製造拠点を広げていったん
06:48ですねこれはあの1つの生きる道としてえ
06:52生み出した知恵で国際協力をしっかり築き
06:56ながらあ共に一緒に成長していこうって
06:59いうこの
07:00あの仕組みを日本は作ってきたこれすごく
07:03あの日本の特徴だと思うんですねじゃ今後
07:08さらにこれを進めていこうとした時に
07:11エネルギーと産業のあり方社会のあり方を
07:14作れる国としてはすごく力のある国だと私
07:17は思うんですその力やっぱり発揮しなきゃ
07:20いけないんじゃないかと思うんですよねも
07:22そうすると日本ならではの強みはないって
07:26いうことになるんですかねエネルギーに
07:28関して残念だけでも日本の国にはあの米国
07:32のようなエネルギー源はありません
07:35ヨーロッパのようなエネルギー源もないし
07:38システムもないまこの現実に基づいて我々
07:41自身で解決策を見出すしかないですねその
07:44中で選択肢がいっぱいある中で茨の道の
07:48この道がやっぱりベストではないけども
07:52ONEオザベターソリューションの1つだ
07:54なとこれを見つけていくしかないんじゃ
07:56ないでしょうね一応整理しておくと今の
07:58日本の電源構成はえ70から80%ぐらい
08:03が火力発電いわゆる化石燃料なわけですよ
08:05ね再生可能エネルギーのうち最も発電割合
08:08が高いのがえ太陽高発電えそして次に高い
08:12のが水力発電となってるわけなんですよね
08:15でそこについて原子力今10%未満という
08:19ことなんですジュラさんはこのデータを
08:22見るとどうですかま原子力かつては30%
08:25とか言ってたわけですから随分それは
08:28やっぱり貢献がて代わりにサエは相当増え
08:32てきたなっていう印象ですねで今のお話で
08:34さっき経路依存性ってお話しましたけど気
08:37をつけなきゃいけないのは経路依存性は
08:39そういう技術のシステムの経路依存性だけ
08:41じゃなくて我々の考え方っていうのも経路
08:44依存性だってですね例えばその日本は再生
08:47エネルギーが向いてない例えば風力発電を
08:51するのに日本は台風とかすごい強風が吹く
08:54か全然風吹かなくなっちゃったりするので
08:57ヨーロッパと違って向いてないんだだと
08:59かっていうのは結構一時期こうルフしたん
09:02ですけどまその結果どうなったかって言と
09:04例えば2000年代のデータ見ますと世界
09:07の風力発電トップメーカー10社っていう
09:09のに日本の企業入ってたんですね日本の
09:11メーカーがで今もうヨーロッパと中国の
09:14メーカーでまかなり占められていてで日本
09:18のメーカーもみんな撤退してしまって国産
09:20の風力発電設備っていうのはもう新しい
09:23ものは作ってないですよねあそうなんです
09:26かでそれはやっぱりそ向いてないっていう
09:28風にみんなで思い家も一般の人も政治家も
09:32みんなそういう風に思い込んでしまっ
09:34たっていうところがあるんですよねで1回
09:37そうなっちゃってそうやって産業基盤
09:38なくなるとこれをさらに増やす時に
09:40せっかくなら国産とかさっきやった日本の
09:43強みを生かして世界にも使ってもらえる
09:45ような技術をって言っても一旦その技術者
09:48ももういない工場の作るラインもないとか
09:51ていう風になってしまうと立ち上げるの
09:54すごく大変になりますよねただエネは
09:572010年度では4.4
10:01まで増えじゃないですか40%増やそうと
10:06してるっていうことはそれだけのこう余力
10:09みたいなのは日本にまだあ
10:10るってことですよねあると思いますただ
10:11これが10年早くこのトレンドが来てれば
10:14せっかくなので国産の日本のメーカーの
10:17ものを使ってでそれをさらに改良し世界の
10:20他の国の人にも使ってもらえるよう
10:22にっていう風になったかもしれないなって
10:24いう風に思うとまちょっと残念だなって
10:27いうと次はそういうに何かの術について
10:30これは日本は向いてないとかこれはこう
10:31いうもんだからってい風に思い込まない
10:34ように一旦さっきのそのどの居の道にする
10:36かを決めてもすぐにまた次本当にそれで
10:39いいのかなっていう風にいい意味で疑って
10:42また見直しをかけるっていうこういう
10:45やっぱり姿勢をみんなで忘れないようにし
10:47ないといけないなって思いますよねでも
10:49その点原発の再稼働の話はあったんですが
10:53原発の親切みたいな話はどう考えてまし
10:56たいえ今回の提言の中では安全を確保した
11:00原子力再稼働だけではなくて将来の電力
11:05消費需要予測はいこれを賄うと
11:11すると同時に世界における日本の経済社会
11:16のコスト競争力をちゃんと維持して
11:19インフレに合わせて上昇していけるような
11:22仕組みにしようとすると原子力の親切抜き
11:25ではそれが手に入らないのでやっぱり親切
11:29を考えていかなきゃだめだよねとその点
11:32エネルギーに関する日本の強みがあるとし
11:34たら人口が減ってるっていことは強みなん
11:37じゃないこれ強みですねつまりその国とし
11:40て持っているそエネルギーの総量と比較し
11:42た時に必要となる国としてのエネルギー総
11:46需要みたいなものがま抑える力が働くわけ
11:48ですよねはいそういう国を我々がゼとする
11:52んであればそれを前提にしたエネルギー
11:55システムをやっぱり考えて構築していくっ
11:57ていうのが選択肢の1つだと思うんです
12:00いやでも少なくとも人口がもう減っていっ
12:02てしまうことはほぼ確実なわけですよね
12:04いやただ人口が減ってもですね意外と電力
12:07需って減らないっていう場合もあってはい
12:10例えばですねよく言われるのが冷蔵庫はい
12:13冷蔵庫皆さんご自宅に1台はお持ちだと
12:16思うんですけど小さい冷蔵庫と大きい冷蔵
12:21庫を比べると実は電力消費量はそんなに
12:24違わなかったりするんですねでそうすると
12:26実はです人口は減っても世数意外とって
12:29なかったりするんですねでお1人で住まれ
12:31てる方でも小型の冷蔵庫1台はやっぱり
12:33大体皆さん住まれてるとこにお持ちだと
12:35するとそれ2台になっちゃうとですね2人
12:38や3人で1つの家庭で中型大型の冷蔵庫1
12:41台持ってるのに比べて電力消費量は多く
12:44なってしまったりとかするんですよねそれ
12:47からこう労働人口で昼間こうやって
12:50オフィスに皆さん来られたり工場へ行かれ
12:52たりとかして自宅は留守にされていて電力
12:55時はあんまりないとでも例えば高齢化して
12:58皆さん自宅とか施設とかで日中も過ごさ
13:01れる人が増えるっていう風になると昼間
13:03やっぱそういうところでの暖房照明あとま
13:06さっきのそのおモビリティの方ですね運輸
13:09部門がEVでシフトしてきたりとかすると
13:12まさもっとすごく大きなポーションがごい
13:15乗っかってきますので人口減っても意外と
13:18電力の需要は減らない可能性もありますで
13:21も思ったのはその単純に1800ある実体
13:25のうちま半分ぐらいは向こう数十年で
13:29限界集落化していって多くは消滅していく
13:32わけじゃないですかその時に原発のその
13:35新設みたいな可能性を考えた時に国土の中
13:38にその原発専用エリアみたいなものをうん
13:41作るみたいな方向性とかったのありえるの
13:43かなっていうのを素として思ったんですが
13:46まそれがいいことかどうかっていう議論は
13:48また色々あるんでしょうけどただ1つ
13:50言えるのは元々やっぱり原職発電所の技術
13:53っていうのは大陸のその未開発の土地が
13:55たくさんあるようなアメリカとかソビト
13:58連邦とかで開発されていてま彼らの中には
14:01最悪大事故があればそこの土地は諦めて
14:05もっていうような発想があったことは否め
14:07ないですただ日本はこれまではその今のお
14:09話と客でどこへ行ってもどなったか住んで
14:12いて街があって広いそういうこうどうなっ
14:15てもいいっていうようなま極端そういう風
14:17に思える場所は1か所もないと大事項を
14:20起こしてはいけないということ起こさない
14:22ように他の国以上に全力でやるんだという
14:24ことでやってきたのがいつの間にかうちの
14:27は起きないからってなっちゃったのがい
14:29安全心はっていう話ですよねですから将来
14:32おっしゃるような変化が日本の中で起きる
14:34と発想がむしろかつてのその米国とかソ連
14:37とかのように近づいてま最後はそこをま
14:41諦めるのもやなしってもしその時点の日本
14:44の人たちがある種の割り切りができるんで
14:47あればまそういう発想にもなるかもしれ
14:50ないですしそれはやっぱりこう国土を汚し
14:53てしまうのはけしからんって思うんであれ
14:55ばやっぱりつなってなるのかもしれない
14:57ですしそこも考え方次第ですよねえでも
15:00それで言うとこちがもし余るのであれば
15:02じゃ原子力は難しいかもしれないけど再演
15:05をそこでもっとやっていくっていうです
15:08当然そういう意見だって出てくるでしょう
15:10ね原発でそんな汚す前提にするぐらいだっ
15:12たら自然とより強制しやすそうなあ再生
15:16エネルギーをっていうこともあると思い
15:17ます質問でこんな質問もあるんですサエの
15:20分野で日本企業がイニシアを取れる可能性
15:24のあるものはあるかというものなんです
15:26難しいところですよねやっぱ日本企業も
15:28そうです日本社会得意なのは非常にこの
15:31決め細かにいろんなことをこう
15:33コントロールしてうまく動くようにする
15:35みたいなエンジニアリングっていうのは
15:36非常に重要だと思うんですよね再エネを
15:39活用しようとすると電力を供給する仕組み
15:42をその大きな発電所からどんどんどんどん
15:45送ってきてあのなんとなく配っておしま
15:48いっていうんじゃなくて相当決め細かく
15:50出入りを制御するっていう風になっていく
15:52と思うんですね例えばよく言われるのは
15:54電気自動車を使わない時間帯みたいなを
15:57学習してその時間はあ大きな蓄電池として
16:01え使ってもし急に授業が増えたりしたから
16:03そこから戻してもらうでその時はもちろん
16:05ただで持ってっちゃうんじゃなくてお金を
16:07戻してもらえてその出し入れで差し引き
16:10いくら分になったのかみたいなのをもきめ
16:12細かくこう世の中中で制御するみたいな
16:15ことっていうのはよく言われスマート
16:17グリッドみたいな話ですけれどもうんで
16:19そういうのはかなりそのま日本が従来得意
16:23としてきたようなすごくそういうこう生活
16:25とか実際の使われ方に密着したようなあの
16:29ものにすればするほど効率も使い勝手も
16:32良くなる可能性とかはあると思うんですよ
16:34ね今は発電側でのチャンスの話だったと
16:38思うんですがその電気の利用の側も気に
16:41なるんですよねていうのはさっき
16:42おっしゃった通りその人口が減っていった
16:44としてそれに比例的に電力重が減ってくと
16:47限らないっていう話あったじゃないですか
16:48で逆に言うとじゃあ人口が減っていって
16:52人間の密度が落ちていくような局面で電力
16:55の利用をこう効率的に落としていくような
17:00生活の仕方っていうのはどういうものなん
17:02だろうあのまよく言われる日本は課題先進
17:06国他の国に先にじてその人口が急激に減る
17:09とか投資への集中があのさらに進むかも
17:12しれないとかてそういう状況があるので
17:14おっしゃるように今まであんまりそれが
17:15便利だとか必要だとか思われてこなかった
17:18ような種類の技術とかそれを使ったそう
17:20いうライフスタイルの提案みたいなのが
17:23できるし実際実験っていうかこうみんなで
17:26やってみてそのための技術を改良してい
17:28うんでそうすると後からよその国もそう
17:31いう状況になってきた時にそれ発す
17:33るっていうことあるかもしれないですよね
17:34ださっきの冷蔵庫だって結局その冷やす
17:37装置をですね1台1台持ってるから
17:40あんまり効率が実は上がらないですよね
17:43ですからそれをアパートとかマンションと
17:45かだったらま今一部そういうところもあり
17:47ますけどそう熱源とかあの冷やす装置とか
17:50を共有できるようなものとかに例えばする
17:53とエネルギー効率は上げられて利便は下げ
17:57ずにえその電池を使ってしまう分は減らす
18:00ことだってできるかもしれないですよねだ
18:04まそういうものをもし日本発で暮らし方
18:07みたいなものと合わせて提案できて
18:10フィールドテストもできるみたいなことは
18:12チャンスあるかもしれないですよねでも
18:15みんなで共有して公共施設だけで生活を
18:18送りましょうっていうのも考え方ですけど
18:22そうですね非常にストレスのかかるですね
18:25状況ですよねはいはいですからそのま
18:27やっぱりで共有の冷蔵庫に取りに行くって
18:30いうとそういうお話になりますよね個人で
18:32は持てるんだけれどもそのエネルギーは
18:35集中した効率のいいところでやれるみたい
18:37なものがもしできるんであればまいいかも
18:40しれないですしちょっと現実的なあの
18:43ところで具的なあの事例としてですね今
18:47東京都があの推進している補助金制度に
18:52太陽光パネルとえ蓄電池と
18:55ええEVこれを組みたらいくらいくらまで
19:00補助金出しますっていうこういう制度が
19:02ございますよねはいでそこにあのうんネ
19:05ファームというトヨタの未来のあの低地板
19:10あフィエルセルを使って組み合わせてやる
19:12と家庭の熱効率が8割以上にこう高まって
19:16いくとこれってすごいあのことだと思うん
19:21ですねだから東京都が推進されてるんだと
19:24思うんですけどもこういったあの街が持っ
19:27ているエネルギー効率をずっとやっぱり
19:31高めていくそうすると経済活動単位あたり
19:34のエネルギー消費量が減っていくのでこう
19:36いったことを地道にやっぱり積み重ねてい
19:39くっていうのも1つの方法としては真剣に
19:41やっていかなきゃない方策なんでしょうね
19:44その点と太陽光パネルと蓄電池がついた
19:46オフグリッド住宅とか補助金であっという
19:49間に元取れるような値段で変えたりします
19:52よねあそうなんだ多分10年ぐらいかかる
19:55んじゃないですかちょっと分かりません
19:56けどももなんかそうそう意外にお得な
19:59オプションが色々あるにも関わらず普通の
20:02人は全然それを知らないっていう問題が
20:04あるそうですねでも多分予算限りがあるの
20:08で一気にあの申請が来るとあっという間に
20:12なくなってしまうっていうのが現実だと
20:14思うまそそもそもその国側もあるいはその
20:17自治体側もあんまり来て欲しくない過ぎて
20:20欲しくないって部分もあるってことです
20:21それそうですねまあ級バランスの問題です
20:25よねそれも現実問題でしょあるでしょうね
20:27なのでまエネルギーをモアアモアで
20:31作り出していくっていう議論の一歩手前で
20:34我々の生活スタイルも変えていくべきって
20:37ことなんですかね例えばマンション子の家
20:43の持ち方立て方も変えていかなきゃいけ
20:45ないし生活のスタイルも変えていかなきゃ
20:48いけないしそうすることでできるだけ
20:50エネルギー消費量全消費量をこう減らし
20:53ながら必要とするエネルギーをどう賄って
20:56いくかっていうことを組み合わせで常に
20:58こう検討していくどの茨の道を選択するの
21:02かっていうのをみんなで決めていくとこれ
21:05すごく大事なテーマだと思います居の道と
21:07いう言葉ありましたが原発していくにしろ
21:10脱原発に行くにしろ社会的な合意を取るの
21:13がすごく難しくそして大事なんだという
21:16ことを改めて分かったんですがどうして
21:18いったらいいんですかそうですねその
21:20難しいのはだから居の道だということを
21:23程よく皆さんがこうそうだなと思うと進む
21:27と思うんですですよね料金の話も再稼働が
21:31進んで電力料金が下がることはもちろん
21:34足元いいこと生活にも産業にもいいことな
21:37んですけどエネルギーについて考える機会
21:40はかってこうなくなってしまうというか
21:43日々の生活の中であんまり意識に登らなく
21:46なるかもしれないですよね今我々が議論し
21:48てたなエネルギーのあの授業を減らすって
21:51いう話も供給が大丈夫なんだったらみんな
21:54そんなに減らそうとはしなくなっちゃうか
21:55もしれないのでそこのこうバランスが
21:59難しいというかまで今結局この2年ぐらい
22:03はかなり皆さん意識するタイミングだった
22:06のでま是非このタイミングであのこれから
22:09どうするのどの居の道を行かざるを得ない
22:12のかっていうのをちょっとちゃんと考えて
22:14おくっていうのがいいんじゃないかなって
22:16いう風に思いますよね成田さんはい私は
22:20今日の議論を聞いてますます正解が分から
22:23なくなりました本日の総括をお願いし
22:27ます僕も辛くなる一方だったので未来は脱
22:31エネルギーかなと思いましたまですので
22:34あの早め
22:35にデジタルクローンかなんかになってです
22:39ね衛星にそのチップでも乗っけてもらって
22:42衛星が太陽光で自発電してあの永久期間と
22:46してぐるぐる地球の周りを回るっていう
22:48生活をしたいなと思いました次回機会が
22:51あればあのいかに人類が地球から消滅する
22:54かという話について次の熱するしたいなと
22:59思ったとこですそうですねと言いづらいん
23:01ですがでもこういうその居の道さ加減正解
23:05の分からなさ加減をちゃんと分か
23:07るってことが大事なのかなとその複雑さを
23:10図した謎のマンダラとかを作っていかに
23:13エネルギー問題が誰にも理解できない複雑
23:16系かということを国民に知らしめるのが
23:19大事なんじゃないかなと思いましたそう
23:21ですね成田さんひさんそしてジラさん
23:24ありがとうございましたありがとうござい
23:25ました
23:32PIVOTアプリでは料理をしながら
23:34学べるバックグラウンド再生が可能です
23:37通勤中や仕事の途中家事の途中いつでも
23:39どこでも学べますさらに様々な特典と交換
23:42できるピボットマイルもありますのでぜひ
23:44使ってみて
23:46くださいならで学ぼピボット詳細は概要欄
23:50のリンクをチェック
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